JPH08332829A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH08332829A
JPH08332829A JP7139704A JP13970495A JPH08332829A JP H08332829 A JPH08332829 A JP H08332829A JP 7139704 A JP7139704 A JP 7139704A JP 13970495 A JP13970495 A JP 13970495A JP H08332829 A JPH08332829 A JP H08332829A
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outside air
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heat exchanger
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Kunio Iritani
邦夫 入谷
Takahisa Suzuki
隆久 鈴木
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00821Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
    • B60H1/00828Ventilators, e.g. speed control

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内外気切換モードに応じて熱交換器に流れる
風量を制御することによって、この熱交換器の熱交換能
力を調節するための電力を抑える。 【構成】 ステップ130にて内気循環モードと判定さ
れたら、ステップ180にて通常ブロワ電圧で制御し、
ステップ130にて外気導入モードと判定されたら、さ
らにステップ140〜160にてYESと判定されれ
ば、上記通常ブロワ電圧よりも低い電圧で制御する。こ
れによって外気導入モード時における圧縮機消費電力が
抑えられるとともに、内気循環モード時における冷凍サ
イクルの効率悪化を抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内気吸入口または外気
吸入口から吸入された内気または外気を、熱交換器にて
熱交換させた後に車室内に吹き出し、かつこの熱交換器
における熱交換能力を電力で調節するように構成された
車両用空調装置に関し、特には電気自動車用空調装置に
適している。
【0002】
【従来の技術】例えば電気自動車は、ガソリンエンジン
車のように温水熱源を持っていない。そのため、電気自
動車ではヒートポンプ式冷凍サイクルを用い、このヒー
トポンプサイクルの一部をなす熱交換器を空調ダクト内
に設け、この冷凍サイクルの圧縮機を電動モータで駆動
する構成としている。そして車室内暖房を行うときに
は、この空調ダクト内の熱交換器が凝縮器として機能す
るようにヒートポンプサイクルを切り換え、この凝縮器
の凝縮熱で車室内へ吹き出す風を加熱するようにしてい
る。
【0003】このようなヒートポンプサイクルを利用し
た車両用空調装置の従来技術として、例えば特開昭52
−25341号公報に開示されたものがある。これは具
体的には、上記空調ダクト内熱交換器の吸込側空気温度
が設定値よりも高いとき(冷房時)または低いとき(暖
房時)に、この熱交換器を通過する風量を低下させるこ
とによって、圧縮機の負荷を低減させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの従来技術で
は、上記風量低下の制御を行うにあたって内外気切換モ
ードのことを何ら考慮していない。従ってこの従来技術
では、内気循環モードであろうが外気導入モードであろ
うが、上記熱交換器の吸込側空気温度が設定値よりも高
いとき(冷房時)または低いとき(暖房時)に上記風量
低下の制御を行うことになる。
【0005】ところで、内気循環モードのときに比べて
外気導入モードのときでは、冬場においては低温の外気
が空調ダクト内に吸い込まれ、また夏場においては高温
の外気が空調ダクト内に吸い込まれるので、上記熱交換
器における空調負荷が増大して、圧縮機の負荷が増大す
る。その結果、圧縮機を駆動する電動モータの消費電力
が増大する。
【0006】従って、上記従来技術における風量低下
は、外気導入モードのときに行われる場合には、空調負
荷が低減できるため、電動モータの消費電力増大を抑え
ることができて有効である。しかし、内気循環モードの
ときに行われる場合は、空調負荷は低減されないため、
かえって冷凍サイクルの効率が悪くなってしまう。ま
た、車室内暖房を上記ヒートポンプサイクルではなく、
電気ヒータで行う場合においても、外気導入モードのと
きに上記風量低下を行えば、この電気ヒータが消費する
電力を低減できる一方で、また内気循環モードのときに
上記風量低下を行うことは意味を持たない。
【0007】そこで本発明は上記問題に鑑み、内気吸入
口または外気吸入口から吸入された内気または外気を、
熱交換器にて熱交換させた後に車室内に吹き出し、かつ
この熱交換器における熱交換能力が電力で調節されるよ
うに構成された車両用空調装置において、内外気切換モ
ードに応じて熱交換器に流れる風量を制御することによ
って、この熱交換器の熱交換能力を調節するための電力
を抑えるとともに、システム効率を良好にすることを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、一端側に、内気を吸入す
る内気吸入口(5)および外気を吸入する外気吸入口
(6)が形成され、他端側に、車室内に通ずる吹出口
(14〜16)が形成された空気通路(2)と、前記内
気吸入口(5)および外気吸入口(6)を選択的に開閉
する吸入口開閉手段(7)と、前記内気吸入口(5)ま
たは外気吸入口(6)から前記吹出口(14〜16)に
向かって、前記空気通路(2)内に空気流を発生する送
風手段(4)と、前記空気通路(2)内に設けられ、こ
の空気通路(2)内の空気との間で熱交換を行う熱交換
器(11、12)とを備え、この熱交換器(11、1
2)における熱交換能力が電力で調節されるように構成
された車両用空調装置において、前記吸入口開閉手段
(7)が前記内気吸入口(5)を開いて前記外気導入口
を閉じる内気循環モードか、あるいは前記内気吸入口
(5)を閉じて前記外気吸入口(6)を開く外気導入モ
ードかを判定する内外気切換モード判定手段(ステップ
130)と、この内外気切換モード判定手段(ステップ
130)によって前記内気循環モードであると判定され
たとき、前記送風手段(4)における送風量が第1の送
風量となるように前記送風手段(4)を制御する第1の
送風制御手段(ステップ180、190)と、前記内外
気切換モード判定手段(ステップ130)によって前記
外気導入モードであると判定されたとき、前記送風手段
(4)における送風量が、前記第1の送風量よりも小さ
な第2の送風量となるように前記送風手段(4)を制御
する第2の送風制御手段(ステップ170、190)と
を備えることを特徴とする。
【0009】また請求項2記載の発明では、請求項1記
載の車両用空調装置において、前記第1の送風量は、通
常の空調用に設定された風量であることを特徴とする。
また請求項3記載の発明では、請求項2記載の車両用空
調装置において、前記第1の送風制御手段(ステップ1
80、190)は、前記内外気切換モード判定手段(ス
テップ130)によって前記内気循環モードと判定され
たとき、前記送風手段(4)における送風量を前記第1
の送風量として決定する第1の送風量決定手段(ステッ
プ180)を有し、前記送風手段(4)における送風量
が前記第1の送風量となるように前記送風手段(4)を
制御するように構成され、前記第2の送風制御手段(ス
テップ170、190)は、前記内外気切換モード判定
手段(ステップ130)によって前記外気導入モードと
判定されたとき、前記送風手段(4)における送風量を
前記第2の送風量として決定する第2の送風量決定手段
(ステップ170)を有し、前記送風手段(4)におけ
る送風量が前記第2の送風量となるように前記送風手段
(4)を制御するように構成されたことを特徴とする。
【0010】また請求項4記載の発明では、請求項3記
載の車両用空調装置において、前記第2の送風量決定手
段(ステップ170)は、少なくとも前記第2の送風量
のうちの最大送風量が、前記第1の送風量のうちの最大
送風量よりも小さくなるように、前記第2の送風量を決
定するように構成されたことを特徴とする。
【0011】また請求項5記載の発明では、請求項1な
いし4いずれか1つ記載の車両用空調装置において、前
記熱交換器(11、12)の熱交換能力を調節するため
の電力を低減させる必要がある条件か否かを判定する他
の電力低減条件判定手段(ステップ140〜160)を
備え、前記内外気切換モード判定手段(ステップ13
0)によって前記外気導入モードであると判定され、か
つ前記他の電力低減条件判定手段(ステップ140〜1
60)によって前記電力を低減させる必要がある条件と
判定されたとき、前記第2の送風制御手段(ステップ1
70、190)によって前記送風手段(4)を制御する
ように構成されたことを特徴とする。
【0012】また請求項6記載の発明では、請求項5記
載の車両用空調装置において、前記他の電力低減条件判
定手段(ステップ140〜160)は、前記熱交換器
(11、12)が前記空気通路(2)内の空気を加熱す
る暖房運転モードか否かを判定する運転モード判定手段
(ステップ140)を有し、この運転モード判定手段
(ステップ140)によって前記暖房運転モードである
と判定されたときが、前記電力を低減させる必要がある
条件であるように構成されたことを特徴とする。
【0013】また請求項7記載の発明では、請求項5ま
たは6記載の車両用空調装置において、外気温度を検出
する外気温度検出手段(41)を備え、前記他の電力低
減条件判定手段(ステップ140〜160)は、前記外
気温度検出手段(41)が検出した外気温度が所定の低
外気温度以下か否かを判定する外気温度判定手段(ステ
ップ150)を有し、この外気温度判定手段(ステップ
150)によって前記検出外気温度が前記所定の低外気
温度以下であると判定されたときが、前記電力を低減さ
せる必要がある条件であるように構成されたことを特徴
とする。
【0014】また請求項8記載の発明では、請求項5な
いし7いずれか1つ記載の車両用空調装置において、前
記熱交換器(11、12)における熱交換能力を調節す
るための電力を節約する指示を入力する節電指示入力手
段(57)を備え、前記他の電力低減条件判定手段(ス
テップ140〜160)は、前記節電指示入力手段(5
7)に前記節電指示が入力されているか否かを判定する
節電指示判定手段(ステップ160)を有し、この節電
指示判定手段(ステップ160)によって前記節電指示
が入力されていると判定されたときが、前記電力を低減
させる必要がある条件であるように構成されたことを特
徴とする。
【0015】また請求項9記載の発明では、請求項1な
いし8いずれか1つ記載の車両用空調装置において、前
記熱交換器(11、12)は、冷凍サイクル(20)の
一部を構成する熱交換器(11、12)であり、前記冷
凍サイクル(20)の一部をなす圧縮機(21)は、電
動モータ(30)によって駆動されることを特徴とす
る。
【0016】また請求項10記載の発明では、請求項1
ないし9いずれか1つ記載の車両用空調装置において、
前記冷凍サイクル(20)はヒートポンプ式冷凍サイク
ルであることを特徴とする。また請求項11記載の発明
では、請求項1ないし10いずれか1つ記載の車両用空
調装置が電気自動車用である電気自動車用空調装置を特
徴とする。
【0017】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施例の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0018】
【発明の作用効果】請求項1ないし10記載の発明によ
ると、送風手段が駆動することによって、内気循環モー
ドのときには内気が、また外気導入モードのときには外
気がそれぞれ空気通路内に吸入される。そしてこの内気
または外気が、電力で熱交換能力が調節される熱交換器
によって熱交換された後、吹出口から車室内に向かって
吹き出される。
【0019】ここで、外気導入モードのときには、送風
手段における送風量が、内気循環モードのときの送風量
(第1の送風量)よりも小さい送風量(第2の送風量)
となるので、外気導入モードという、空調負荷が増大す
る条件のときに、必要熱量が小さくなり、その結果、熱
交換器の熱交換能力を調節するための電力の消費量を抑
えることができる。
【0020】また内気循環モードのときには、送風手段
における送風量が前記第1の送風量となるので、冷凍サ
イクルの効率が悪化することを避けることができる。特
に請求項5ないし8記載の発明では、外気導入モードで
あっても、他の電力低減条件判定手段によって電力を低
減させる必要がある条件と判定されたときのみ、送風手
段における送風量を第2の送風量(<第1の送風量)と
し、前記条件でないと判定されたときは第1の送風量と
するので、よりきめ細かい電力消費量の抑制効果を得る
ことができる。
【0021】また請求項10記載の発明のように電気自
動車用空調装置においては、上記のように電力消費量を
抑制することによって、車両走行距離を少しでも伸ばす
ことができる。
【0022】
【実施例】次に、本発明を電気自動車用空調装置として
用いた第1実施例を図1〜7に基づいて説明する。図1
の空調ユニット1における空調ダクト2は、車室内に空
気を導く空気通路を構成するもので、一端側に内外気切
換手段3および送風手段4が設けられ、他端側に車室内
へ通ずる複数の吹出口14〜16が形成されている。
【0023】上記内外気切換手段3は、車室内の空気
(内気)を吸入する内気吸入口5と、車室外の空気(外
気)を吸入する外気吸入口6とが形成された内外気切換
箱内に、各吸入口5、6を選択的に開閉する内外気切換
ドア7が設けられ、この内外気切換ドア7がその駆動手
段(図示しない、例えばサーボモータ)によって駆動さ
れる構成である。またこの駆動手段には、内外気切換ド
ア7の位置を検出する手段42(具体的にはポテンショ
メータ、図2参照)が接続されている。
【0024】上記送風手段4は、上記内気吸入口5また
は外気吸入口6から上記各吹出口14〜16に向かっ
て、空調ダクト2内に空気流を発生させるもので、具体
的には、スクロールケーシング8内に多翼ファン9が設
けられ、このファン9がその駆動手段であるブロワモー
タ10によって駆動される構成である。また、ファン9
よりも空気下流側における空調ダクト2内には冷房用室
内熱交換器11が設けられている。この冷房用室内熱交
換器11は、後述する冷凍サイクル20の一部を構成す
る熱交換器であり、後述する冷房運転モード時に、内部
を流れる冷媒の吸熱作用によって、空調ダクト2内の空
気を除湿、冷却する蒸発器として機能する。なお、後述
する暖房運転モード時にはこの冷房用室内熱交換器11
内には冷媒は流れない。
【0025】また、冷房用室内熱交換器11よりも空気
下流側における空調ダクト2内には暖房用室内熱交換器
12が設けられている。この暖房用室内熱交換器12
は、冷凍サイクル20の一部を構成する熱交換器であ
り、後述する暖房運転モード時に、内部を流れる冷媒の
放熱作用によって、空調ダクト2内の空気を加熱する凝
縮器として機能する。なお、後述する冷房運転モード時
にはこの暖房用室内熱交換器12内には冷媒は流れな
い。
【0026】また空調ダクト2内のうち、暖房用室内熱
交換器12と隣接した位置には、ファン9から圧送され
てくる空気のうち、暖房用室内熱交換器12を流れる量
とこれをバイパスする量とを調節するエアミックスドア
13が設けられている。また上記各吹出口14〜16
は、具体的には、車両フロントガラスの内面に空調空気
を吹き出すデフロスタ吹出口14と、車室内乗員の上半
身に向かって空調空気を吹き出すフェイス吹出口15
と、車室内乗員の下半身に向かって空調空気を吹き出す
フット吹出口16である。またこれらの吹出口の空気上
流側部位には、これらの吹出口を開閉するドア17〜1
9が設けられている。
【0027】ところで上記冷凍サイクル20は、上記冷
房用室内熱交換器11と暖房用室内熱交換器12とで車
室内の冷房および暖房を行うヒートポンプ式冷凍サイク
ルで、これらの熱交換器11、12の他に、冷媒圧縮機
21、室外熱交換器22、冷房用減圧装置23、暖房用
減圧装置24、アキュムレータ25、および冷媒の流れ
を切り換える四方弁26を備え、これらが冷媒配管27
で接続された構成となっている。また、図中28は電磁
弁、29は室外ファンである。
【0028】ところで冷媒圧縮機21は、電動モータ3
0によって駆動されたときに冷媒の吸入、圧縮、吐出を
行う。この電動モータ30は、冷媒圧縮機21と一体的
に密封ケース内に配置されており、インバータ31に制
御されることによって回転速度が連続的に可変する。ま
たこのインバータ31は、制御装置40(図2)によっ
て通電制御される。
【0029】この制御装置40には、図2に示すよう
に、外気温度を検出する外気温センサ41、および上記
ポテンショメータ42からの各信号が入力されるととも
に、車室内前面に設けられたコントロールパネル51の
各レバー、スイッチからの信号も入力される。このコン
トロールパネル51は図3に示すように、各吹出モード
の設定を行う吹出モード設定スイッチ52、車室内へ吹
き出される風量を設定する風量設定スイッチ53、内外
気切換モードを設定する内外気切換スイッチ54、冷凍
サイクル20の運転モードを設定する運転モード設定ス
イッチ55、車室内への吹出風温度を設定する温度設定
レバー56、電動モータ30での消費電力を節電するモ
ードを設定する節電スイッチ57、およびファン9と冷
凍サイクル20の運転をオート制御させるオートスイッ
チ58が設けられている。
【0030】このうち、上記風量設定スイッチ53にて
設定できる風量のモードは、LO 、Me1、Me2、Hi の
4つであり、このスイッチ53を押す度に、前記設定風
量がLO →Me1→Me2→Hi のように1ランクずつアッ
プする。そして、Hi になっている状態で風量設定スイ
ッチ53を押すと、設定風量はLO となる。また、上記
内外気切換スイッチ54にて設定できる内外気切換モー
ドは、内外気切換ドア7が内気吸入口5を開けて外気吸
入口6を閉じる内気循環モードと、内外気切換ドア7が
内気吸入口5を閉じて外気吸入口6を開ける外気導入モ
ードとがある。
【0031】また上記運転モード設定スイッチ55は、
ファン9の運転/停止を切り換える送風スイッチ55
a、冷凍サイクル20の運転モードを冷房運転モード/
オフで切り換える冷房スイッチ55b、および冷凍サイ
クル20の運転モードを暖房運転モード/オフで切り換
える暖房スイッチ55c等から成る。また上記温度設定
レバー56は、その設定位置に応じて、冷房運転モード
時には、冷房用室内熱交換器11における空気冷却度合
い(具体的にはこの熱交換器11を通過した直後の空気
温度)の目標値を制御装置40に指令し、暖房運転モー
ド時には、暖房用室内熱交換器12における空気冷却度
合い(具体的にはこの熱交換器12内を流れる冷媒圧
力)の目標値を制御装置40に指令するものである。
【0032】なお、この制御装置40は、冷房運転モー
ド時には、冷房用室内熱交換器11を通過した直後の実
際の空気温度が上記目標値となるようにインバータ31
を制御し、暖房運転モード時には、暖房用室内熱交換器
12内を流れる実際の冷媒圧力が上記目標値となるよう
にインバータ31を制御する。また、図2の制御装置4
0の内部には、図示しないCPU、ROM、RAM等か
らなる周知のマイクロコンピュータが設けられ、外気温
センサ41およびポテンショメータ42からの信号、お
よびコントロールパネル51からの各信号は、ECU内
の図示しない入力回路を経て、上記マイクロコンピュー
タへ入力される。
【0033】そしてこのマイクロコンピュータが後述す
る所定の処理を実行し、その処理結果に基づいてインバ
ータ31等の上記各駆動手段を制御する。なお、制御装
置40は、図示しないバッテリーから電源が供給され
る。ところで、車室内乗員が上記冷房スイッチ55bを
オンしたときは、上記マイクロコンピュータが圧縮機2
1を運転させるとともに四方弁26、電磁弁28を制御
することによって、冷凍サイクル20は冷房運転モード
となる。このモードのときの冷媒の流れは、圧縮機21
→室外熱交換器22→冷房用減圧装置23→冷房用室内
熱交換器11→アキュムレータ25→圧縮機21の順で
ある。
【0034】また、車室内乗員が上記暖房スイッチ55
cをオンしたときは、上記マイクロコンピュータが圧縮
機21を運転させるとともに四方弁26、電磁弁28を
制御することによって、冷凍サイクル20は暖房運転モ
ードとなる。このモードのときの冷媒の流れは、圧縮機
21→暖房用室内熱交換器12→暖房用減圧装置24→
室外熱交換器22→電磁弁28→アキュムレータ25→
圧縮機21の順である。
【0035】次に、上記マイクロコンピュータが行う送
風制御処理について、図4を用いて説明する。まず、キ
ースイッチがオンされて制御装置40にメイン電源が供
給されると図4のルーチンが起動され、ステップ110
にて、上記外気温センサ41、ポテンショメータ42、
およびコントロールパネル51の各レバー、スイッチか
らの信号を読み込む。
【0036】そして次のステップ120にて、運転モー
ド設定スイッチ55のうちの送風スイッチ55a以外の
スイッチがオンされているか否かを判定する。ここでY
ESと判定されたときはステップ130に進み、NOと
判定されたときはそのままこのルーチンを抜ける。ステ
ップ130〜160では、ブロワモータ10に印加する
ブロワ電圧を、通常の空調用に設定された電圧に決定す
るか、あるいはこれよりも低い電圧に決定するかを判定
する。そして、ステップ130〜160のいずれか1つ
でNOと判定されたときは、ステップ180にて上記通
常通りのブロワ電圧に決定し、ステップ130〜160
の全てでYESと判定されたときは、ステップ170に
て上記低いブロワ電圧に決定する。
【0037】すなわち、まずステップ130にて、ポテ
ンショメータ42からの信号に基づいて外気導入モード
か否かを判定する。そしてステップ140〜160に
て、電動モータ30の消費電力を低減させる必要がある
条件か否かを判定する。具体的には、ステップ140に
て、暖房スイッチ55cがオンされているか否かを判定
することによって、暖房運転モードであるか否かを判定
する。またステップ150にて、外気温センサ41から
の信号に基づいて外気温が所定の低外気温度(本実施例
では5℃)以下か否かを判定する。またステップ160
にて、節電スイッチ57がオンされているか否かを判定
する。
【0038】そして、これらステップ130〜160の
いずれか1つでNOと判定されたときに行われるステッ
プ180では、ROMに記憶された図5のマップを参照
しながら、実際に風量設定スイッチ53で設定されたモ
ードに対応するブロワ電圧を決定する。例えば、そのと
き風量設定スイッチ53でLo モードに設定されていた
なら、ブロワ電圧はV1 に決定される。
【0039】また、上記ステップ130〜160の全て
でYESと判定されたときに行われるステップ170で
は、ROMに記憶された図6のマップを参照しながら、
実際に風量設定スイッチ53で設定されたモードに対応
するブロワ電圧を決定する。例えば、そのとき風量設定
スイッチ53でLo モードに設定されていたなら、ブロ
ワ電圧は上記V1 よりも低い値であるV5 に決定され
る。なお、図6中の一点鎖線は図5で示したものを示し
ている。
【0040】そしてこのステップ170またステップ1
80の処理を終えたら、次のステップ190にて、上記
ステップ170またはステップ180で決定されたブロ
ワ電圧をブロワモータ10に印加しその後このルーチン
を抜ける。また、上記ステップ120にてNOと判定さ
れたとき、すなわち冷房や暖房が設定されていないとき
も、このルーチンを抜ける。
【0041】なお、上記各ステップは、それぞれの機能
を実現する手段を構成する。このように本実施例では、
ステップ130〜160の全てでYESと判定されたと
きに、ステップ170、190の制御を行うので、以下
のような効果を奏する。すなわち、暖房運転モードのと
きにおける暖房用室内熱交換器12の暖房負荷Q、およ
び電動モータ30の消費動力Lは、図7に示すように外
気温が低くなる程大きくなる。また、この暖房負荷Qお
よび消費動力Lは、暖房用室内熱交換器12を流れる風
量が多い場合は図中破線のように大きくなり、熱交換器
12を流れる風量が少ない場合は図中実線のように小さ
くなる。
【0042】そこで本実施例では、ステップ130〜1
60の全てでYESと判定されたときにはステップ17
0、190の制御を行うようにすることによって、暖房
負荷Qおよび消費動力Lを図7の実線のようにすること
ができる。その結果、室内熱交換器12における暖房負
荷を低減でき、電動モータ30の消費電力を低減するこ
とができる。
【0043】さらに、ステップ130でNOと判定され
たとき、すなわち内気循環モードのときには、ステップ
180、190の制御を行うようにしたので、内気循環
モード時には通常通りの風量で吹き出され、冷凍サイク
ル20の効率悪化を避けることができる。また本実施例
では、上記のように電動モータ30の消費電力を低減で
きるので、この電動モータ30の消費電力に伴う車両走
行距離の低下量も低減できる。
【0044】また本実施例は、暖房時は高圧を温度設定
レバー56で設定するものであり、この場合、外気導入
モードに切り換えたときに低温の外気が暖房用室内熱交
換器12の吸込側に導かれて、車室内への吹出風温度が
多少低下するが、このときには風量を低減しているの
で、この吹出風温度の低下幅を小さく、あるいは無くす
ことができる。
【0045】次に本発明の第2実施例を説明する。上記
実施例のステップ170では、図6のマップを用いてブ
ロワ電圧を決定したが、図8の実線で示されるマップを
用いてブロワ電圧を決定しても良い。本実施例では、最
も強風であるHi モードに設定されたときのみブロワ電
圧を低下させるが、このHi モードのときとは、空調負
荷が最も大きいときであるので、少なくともこのような
負荷が最も大きいときにブロワ電圧を低下させることに
よって、電動モータ30の省電力効果は高くなる。
【0046】次に本発明の第3実施例を説明する。上記
各実施例では、風量設定スイッチ53をプッシュ式スイ
ッチとしたが、温度設定レバー56のようにスライド式
のレバーとしても良い。この場合、ステップ170では
例えば図9の実線に示すマップに基づいてブロワ電圧を
決定し、ステップ180では図9の一点鎖線に示すマッ
プに基づいてブロワ電圧を決定すれば良い。
【0047】次に本発明の第4実施例を説明する。上記
各実施例では、ブロワ電圧は風量設定スイッチ53にて
マニュアルで設定したが、オートで設定するようにして
も良い。この場合、例えば車室内の設定温度、車室内温
度、外気温度、日射量等に基づいて車室内へ吹き出す目
標吹出温度(TAO)を算出し、図10に示すようなT
AOとブロワ電圧との関係をマップとしてROMに記憶
させておき、TAOに応じたブロワ電圧をこの図10の
マップからサーチして決定するようにすれば良い。
【0048】なお、図10の実線はステップ170、1
90で制御したときのブロワ電圧、一点鎖線はステップ
180、190で制御したときのブロワ電圧である。図
11に、車室内の急速暖房を行ったときにおけるブロワ
電圧の時間的変化を示す。ここで、図中実線はステップ
170、190で制御したときのブロワ電圧、図中一点
鎖線はステップ180、190で制御したときのブロワ
電圧、および図中二点鎖線はマニュアルでLo モードに
固定して制御した場合のブロワ電圧をそれぞれ示す。
【0049】(変形例)ステップ140ないしステップ
160のいずれか1つ以上を無くしても良い。要は、外
気導入モードのときにステップ170、190の制御を
行い、内気循環モードのときにステップ180、190
の制御を行うことによって、電動モータ30の消費電力
を抑えることができるとともに、冷凍サイクル20の効
率を悪化させないようにすることもできる。
【0050】また、上記各実施例では、暖房時は高圧を
温度設定レバー56で設定するものであったが、圧縮機
の回転数を温度設定レバー56で設定し、圧縮機回転数
を固定するものとしても良い。この場合も、外気導入モ
ードに切り換えたときに低温の外気が暖房用室内熱交換
器12の吸込側に導かれて、車室内への吹出風温度が多
少低下するが、このときには風量を低減しているので、
この吹出風温度の低下幅を小さく、あるいは無くすこと
ができる。
【0051】また、上記各実施例では全て、請求項1記
載の発明でいう熱交換器を冷凍サイクル20の熱交換器
11、12で構成したが、電気ヒータで構成しても良
い。また、上記各実施例は全て電気自動車用空調装置で
あったが、例えば室内用空調装置としても適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例の全体構成図である。
【図2】上記第1実施例の制御系のブロック図である。
【図3】上記第1実施例のコントロールパネルの正面図
である。
【図4】上記第1実施例の送風制御処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図5】上記第1実施例の風量設定スイッチで設定され
るモードとブロワ電圧との関係を示すマップである。
【図6】上記第1実施例の風量設定スイッチで設定され
るモードとブロワ電圧との関係を示すマップである。
【図7】上記第1実施例の暖房負荷Qおよび消費動力L
の、外気温度および風量に対する関係を示す図である。
【図8】本発明第2実施例の風量設定スイッチで設定さ
れるモードとブロワ電圧との関係を示すマップである。
【図9】本発明第3実施例の風量設定レバーで設定され
るモードとブロワ電圧との関係を示すマップである。
【図10】本発明第4実施例の目標吹出温度(TAO)
とブロワ電圧との関係を示すマップである。
【図11】上記第4実施例の急速暖房時におけるブロワ
電圧の変化を示す図である。
【符号の説明】
1…空調ユニット、2…空調ダクト(空気通路)、4…
送風手段、5…内気吸入口、6…外気吸入口、7…内外
気切換ドア(吸入口開閉手段)、11…冷房用室内熱交
換器(熱交換器)、12…暖房用室内熱交換器(熱交換
器)、14〜16…吹出口、20…冷凍サイクル、21
…圧縮機、30…電動モータ、40…制御装置、41…
外気温センサ(外気温度検出手段)、57…節電スイッ
チ(節電指示入力手段)。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側に、内気を吸入する内気吸入口お
    よび外気を吸入する外気吸入口が形成され、他端側に、
    車室内に通ずる吹出口が形成された空気通路と、 前記内気吸入口および外気吸入口を選択的に開閉する吸
    入口開閉手段と、 前記内気吸入口または外気吸入口から前記吹出口に向か
    って、前記空気通路内に空気流を発生する送風手段と、 前記空気通路内に設けられ、この空気通路内の空気との
    間で熱交換を行う熱交換器とを備え、 この熱交換器における熱交換能力が電力で調節されるよ
    うに構成された車両用空調装置において、 前記吸入口開閉手段が前記内気吸入口を開いて前記外気
    導入口を閉じる内気循環モードか、あるいは前記内気吸
    入口を閉じて前記外気吸入口を開く外気導入モードかを
    判定する内外気切換モード判定手段と、 この内外気切換モード判定手段によって前記内気循環モ
    ードであると判定されたとき、前記送風手段における送
    風量が第1の送風量となるように前記送風手段を制御す
    る第1の送風制御手段と、 前記内外気切換モード判定手段によって前記外気導入モ
    ードであると判定されたとき、前記送風手段における送
    風量が、前記第1の送風量よりも小さな第2の送風量と
    なるように前記送風手段を制御する第2の送風制御手段
    とを備えることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の送風量は、通常の空調用に設
    定された風量であることを特徴とする請求項1記載の車
    両用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の送風制御手段は、 前記内外気切換モード判定手段によって前記内気循環モ
    ードと判定されたとき、前記送風手段における送風量を
    前記第1の送風量として決定する第1の送風量決定手段
    を有し、 前記送風手段における送風量が前記第1の送風量となる
    ように前記送風手段を制御するように構成され、 前記第2の送風制御手段は、 前記内外気切換モード判定手段によって前記外気導入モ
    ードと判定されたとき、前記送風手段における送風量を
    前記第2の送風量として決定する第2の送風量決定手段
    を有し、 前記送風手段における送風量が前記第2の送風量となる
    ように前記送風手段を制御するように構成されたことを
    特徴とする請求項1または2記載の車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の送風量決定手段は、 少なくとも前記第2の送風量のうちの最大送風量が、前
    記第1の送風量のうちの最大送風量よりも小さくなるよ
    うに、前記第2の送風量を決定するように構成されたこ
    とを特徴とする請求項3記載の車両用空調装置。
  5. 【請求項5】 前記熱交換器の熱交換能力を調節するた
    めの電力を低減させる必要がある条件か否かを判定する
    他の電力低減条件判定手段を備え、 前記内外気切換モード判定手段によって前記外気導入モ
    ードであると判定され、かつ前記他の電力低減条件判定
    手段によって前記電力を低減させる必要がある条件と判
    定されたとき、前記第2の送風制御手段によって前記送
    風手段を制御するように構成されたことを特徴とする請
    求項1ないし4いずれか1つ記載の車両用空調装置。
  6. 【請求項6】 前記他の電力低減条件判定手段は、 前記熱交換器が前記空気通路内の空気を加熱する暖房運
    転モードか否かを判定する運転モード判定手段を有し、 この運転モード判定手段によって前記暖房運転モードで
    あると判定されたときが、前記電力を低減させる必要が
    ある条件であるように構成されたことを特徴とする請求
    項5記載の車両用空調装置。
  7. 【請求項7】 外気温度を検出する外気温度検出手段を
    備え、 前記他の電力低減条件判定手段は、 前記外気温度検出手段が検出した外気温度が所定の低外
    気温度以下か否かを判定する外気温度判定手段を有し、 この外気温度判定手段によって前記検出外気温度が前記
    所定の低外気温度以下であると判定されたときが、前記
    電力を低減させる必要がある条件であるように構成され
    たことを特徴とする請求項5または6記載の車両用空調
    装置。
  8. 【請求項8】 前記熱交換器における熱交換能力を調節
    するための電力を節約する指示を入力する節電指示入力
    手段を備え、 前記他の電力低減条件判定手段は、 前記節電指示入力手段に前記節電指示が入力されている
    か否かを判定する節電指示判定手段を有し、 この節電指示判定手段によって前記節電指示が入力され
    ていると判定されたときが、前記電力を低減させる必要
    がある条件であるように構成されたことを特徴とする請
    求項5ないし7いずれか1つ記載の車両用空調装置。
  9. 【請求項9】 前記熱交換器は、冷凍サイクルの一部を
    構成する熱交換器であり、 前記冷凍サイクルの一部をなす圧縮機は、電動モータに
    よって駆動されることを特徴とする請求項1ないし8い
    ずれか1つ記載の車両用空調装置。
  10. 【請求項10】 前記冷凍サイクルはヒートポンプ式冷
    凍サイクルであることを特徴とする請求項1ないし9い
    ずれか1つ記載の車両用空調装置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10いずれか1つ記載
    の車両用空調装置が電気自動車用であることを特徴とす
    る電気自動車用空調装置。
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