JPH0577636A - ヒートポンプ式自動車用空調装置 - Google Patents

ヒートポンプ式自動車用空調装置

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JPH0577636A
JPH0577636A JP3268401A JP26840191A JPH0577636A JP H0577636 A JPH0577636 A JP H0577636A JP 3268401 A JP3268401 A JP 3268401A JP 26840191 A JP26840191 A JP 26840191A JP H0577636 A JPH0577636 A JP H0577636A
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JP
Japan
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outside air
mode
defrosting operation
air intake
signal
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Withdrawn
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JP3268401A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Suzuki
木 伸 彦 鈴
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
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Publication of JPH0577636A publication Critical patent/JPH0577636A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

(57)【要約】 【目的】 室外側熱交換器の除霜運転時における車室温
度の低下を防止するとともに、除霜効果を向上する。 【構成】 暖房運転時の室外側熱交換器10の除霜に高
温高圧冷媒の一部を供給するようにしたヒートポンプ式
自動車用空調装置であり、前記除霜運転時の空気導入モ
ードが外気導入の際、内外気切換ドア4の開度を調整
し、外気導入量を減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は室外側熱交換器の除霜運
転時における車室温度の低下を防止し、しかも除霜効果
を向上できるようにしたヒートポンプ式自動車用空調装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ヒートポンプ式空調装置は、暖房運転時
に室外側熱交換器に霜が付着し、熱交換効率が低下する
ことがあるため、その除霜手段として例えば高温高圧冷
媒の一部を室外側熱交換器へ導き、霜を溶解させる除霜
運転が行なわれている。
【0003】このような、いわゆるホットガスバイパス
による除霜運転においては、一般に外気温度が低く、室
内側熱交換器周辺を移動する風量が多く、しかもその空
気温度が低い場合には、除霜に要する冷媒の熱量が不足
がちになって、除霜が不十分になったり、ホットガスの
バイパス分、室温が低くなったりする問題があった。
【0004】このため、例えば特開昭56ー18241
号公報では、デアイサによる除霜動作時にファンモータ
の回転速度を低速に切換え、室内への風量を最小量に設
定するとともに、ヒーターを強制的にONして、除霜運
転時における室温低下を防止するようにした家電用ヒー
トポンプ式空調装置が示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この装置は電
力の確保が容易な家電用向けに構成されているため、こ
れを将来需要増が予想される電気自動車にそのまま適用
するには、種々の問題があって具合悪い。本発明は上記
の問題を自動車向けに改善し、いわゆるホットガスバイ
パスによる除霜運転時の車室温度の低下を防止し、しか
も除霜効果の向上を図るようにした、ヒートポンプ式自
動車用空調装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のヒー
トポンプ式自動車用空調装置は、暖房運転時の室外側熱
交換器の除霜に高温高圧冷媒の一部を供給するようにし
たヒートポンプ式自動車用空調装置であって、前記除霜
運転時の空気導入モードが外気導入の際、内外気切換ド
アの開度を調整し、外気導入量を減少させるようにし
て、いわゆるホットガスバイパスによる除霜運転時の車
室温度の低下を防止し、しかも除霜効果を向上できるよ
うにしたことを特徴としている。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
ると、図1乃至図4において1は車両の適所に配設され
た送風ダクトで、その上流側に内外気取入口2,3と、
内外気切換ドア4が設けられ、これらの下流側にブロワ
5と室内側熱交換器6が配設されている。
【0008】切換ドア4は駆動用アクチュエータ(図示
略)を介して、開閉角度調整可能に設けられ、該アクチ
ュエータは車室内に設けた内外気切換スイッチ(図示
略)によって、ON・OFF作動可能にされていて、そ
の作動時には上記スイッチを介し、内外気導入モード信
号を後述の制御装置へ入力可能にしている。図中、7は
ブロワモータである。
【0009】室内側熱交換器6は図2で概略的に示す冷
凍サイクルに介挿され、該サイクルに配管した冷媒導管
8に、コンプレッサ9と室外側熱交換器10、膨張弁1
1またはオリフィスと、アキュムレータ12が接続され
ている。そして、これら室内外側熱交換器6,10と、
コンプレッサ9と、アキュムレータ12との間に、四方
弁等の切換弁13が介挿され、コンプレッサ9から上記
熱交換器6,10への吐出冷媒経路を切換え可能にして
いる。
【0010】コンプレッサ9と室外側熱交換器10との
間にはバイパス管14が接続され、該管14に電磁弁1
5が介挿されている。電磁弁15は暖房運転時の室外側
熱交換器10のフロスト時に、除霜運転を制御するデア
イサ(図示略)によって、所定時間開弁可能にされてい
る。
【0011】室内側熱交換器6の下流側には、補助熱源
として電気ヒーター16が設けられ、該ヒーター16は
デアイサの動作に連動してON・OFF作動可能に設け
られ、この下流側に温度センサ17が設置されている。
【0012】制御装置18には、内外気導入モード信
号、冷暖房運転モード信号、温度センサ17による送風
温度信号、温度センサ19による外気温度信号およびデ
アイサによる除霜運転信号等が入力され、これらの入力
を条件に予め記憶した記憶情報に基いて、制御動作を実
行可能にされている。
【0013】制御装置18には図4に示す制御ルーチン
が記憶され、該ルーチンに基いて空気導入モード、つま
りインテークモードを制御可能にしている。すなわち、
制御装置18は先ず冷暖房運転モード信号によって暖房
運転の有無を判断し、暖房運転の場合にはデアイサによ
る除霜運転信号に基いて、除霜運転の有無を判断し、除
霜運転の場合は内外気導入モード信号によってインテー
クモードを検出し、外気導入モード、つまりフレッシュ
モードの場合に、切換ドア4の駆動用アクチュエータに
制御信号を出力して、インテークモードを内外気混合モ
ード、実施例では内外気の導入比率を2:1、つまり切
換ドア4を外気取入口3側へ1/3開度調整し、1/3
フレッシュモードに設定可能にしている。
【0014】この場合、上記内外気混合モードの代わり
に、リサークルモード、つまり内気導入モードに設定し
ても良く、更にはこれらインテークモードの設定を、外
気温度或いは車室への吹出温度を条件に実行させるよう
にしても良い。例えば外気温度または吹出温度が所定温
度以下の場合に、上記インテークモードの設定を実行さ
せるようにしても良く、また外気温度或いは吹出温度に
応じて、混合モードの比率を可変調整させても良い。
【0015】
【作用】このように構成したヒートポンプ式電気自動車
用空調装置において、これを冷房運転する場合は、冷房
スイッチをONするとともに、切換弁13を図2のよう
に切換える。このようにすると、冷凍サイクルの冷媒は
図2の矢視のように循環し、例えば外気取入口3から送
風ダクト1へ取り入れられた空気が、室内側熱交換器6
で冷やされ、その冷風が送風ダクト1に導かれて、車室
へ吹き出される。
【0016】次に上記空調装置を暖房運転する場合は、
暖房スイッチをONし、その信号を制御装置18へ入力
するとともに、切換弁13を図3のように切換える。こ
のようにすると、冷凍サイクルの冷媒は図3の矢視のよ
うに循環し、例えば外気取入口3から送風ダクト1へ取
り入れられた空気は、室内側熱交換器6で暖められ、そ
の温風が送風ダクト1に導かれて、車室へ吹き出され
る。
【0017】こうして暖房運転が開始されると、冷媒導
管8に霜が付着するにしたがって、室外側熱交換器10
側の冷媒温度が次第に低下し、これが所定温度以下にな
ると、デアイサがONして、その信号を制御装置18へ
入力するとともに、電磁弁15を開弁させて除霜運転を
実行する。
【0018】すなわち、除霜運転時にはコンプレッサ9
から吐出した高温高圧冷媒の一部を、図3の仮想線の矢
視のようにバイパス管14へ導き、これを室外熱交換器
10側の冷媒導管8へ移動することで、該管8に付着し
た霜を溶解する。したがって、この場合には上記冷媒の
バイパス分、室内側熱交換器6への冷媒量が不足し、暖
房不足の状態に陥るため、デアイサの作動に連動して電
気ヒーター17をONし、その発熱量を加え合わせるこ
とで、暖房不足を補う。
【0019】このような一連の暖房運転時には、前述の
ように暖房スイッチを介して、当該運転モードが制御装
置18へ入力され、またデアイサからは除霜運転信号が
入力可能になり、更に切換ドア4の駆動用アクチュエー
タからは、当該インテークモード信号が入力可能にな
る。
【0020】このため、これらの入力情報を条件に制御
装置18の制御動作が実行される。すなわち、制御装置
18は、先ず暖房スイッチからの入力信号で空調装置の
暖房運転を確認すると、デアイサによる除霜運転の有無
を判断し、上記のように除霜運転の信号が入力される
と、今度はインテークモードを検出し、該モードがフレ
ッシュモードの場合に、切換ドア4の駆動用アクチュエ
ータに制御信号を出力して、切換ドア4を外気取入口3
側へ回動させ、該取入口3に対する開度を1/3に調整
する。
【0021】このようにすることで、外気取入口3から
導入される空気量が略1/3に減量し、これに所定温度
に加温された内気を混合させることで、当初のフレッシ
ュモードによる暖房に比べて、高温の調和空気を車室へ
送り込め、この時期における車室温度の低下を防止でき
る。
【0022】しかも、上記のようにすることで、室内側
熱交換器6による導入空気の加温に要する熱量の消費が
抑制され、その分上記熱交換器6から室外側熱交換器1
0へ移動する冷媒の温度を高温に維持できるから、上記
霜の溶解が増進され、除霜を確実かつ効率良く行なえ
る。
【0023】
【発明の効果】本発明のヒートポンプ式自動車用空調装
置は以上のように、暖房運転時の室外側熱交換器の除霜
に高温高圧冷媒の一部を供給するようにしたヒートポン
プ式自動車用空調装置であって、前記除霜運転時の空気
導入モードが外気導入の際、内外気切換ドアの開度を調
整し、外気導入量を減少させるようにしたから、いわゆ
るホットガスバイパスによる除霜運転時の車室温度の低
下を防止できるとともに、室内側熱交換器側の冷媒熱量
の消費を抑制し、室内側熱交換器から室外側熱交換器へ
比較的高温の冷媒を送り込むようにしたから、前記除霜
効果を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す説明図である。
【図2】本発明の冷房運転時における冷凍サイクルの概
略図である。
【図3】本発明の暖房運転時における冷凍サイクルの概
略図である。
【図4】本発明の制御系を示す流れ図である。
【符号の説明】
4 内外気切換ドア 10 室外側熱交換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暖房運転時の室外側熱交換器の除霜に高
    温高圧冷媒の一部を供給するようにしたヒートポンプ式
    自動車用空調装置であって、前記除霜運転時の空気導入
    モードが外気導入の際、内外気切換ドアの開度を調整
    し、外気導入量を減少させるようにしたことを特徴とす
    るヒートポンプ式自動車用空調装置。
JP3268401A 1991-09-19 1991-09-19 ヒートポンプ式自動車用空調装置 Withdrawn JPH0577636A (ja)

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ID=17457968

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5704217A (en) * 1995-09-22 1998-01-06 Nippondenso Co., Ltd. Air conditioner for vehicle, improved for frost deposition
US6105666A (en) * 1997-10-30 2000-08-22 Calsonic Corporation Vehicular air conditioning apparatus
US6604576B2 (en) 1996-11-15 2003-08-12 Calsonic Kansei Corporation Automotive air conditioning system
US7003975B2 (en) 2002-01-14 2006-02-28 Behr Gmbh & Co. Heating/cooling circuit for an air-conditioning system of a motor vehicle, air-conditioning system and a method for controlling the same
KR101221518B1 (ko) * 2006-07-21 2013-01-15 한라공조주식회사 히트 펌프 시스템
DE10145951B4 (de) 2000-09-27 2018-07-26 Denso Corporation Fahrzeugklimaanlage mit Entfrosterbetrieb durch externen Wärmetauscher

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981203