JP3305382B2 - 動き検出用垂直ローパスフィルタ回路 - Google Patents

動き検出用垂直ローパスフィルタ回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハイビジョン放送方式で
使用されるMUSEエンコーダやMUSEデコーダなど
の動き検出回路で使用される動き検出用垂直ローパスフ
ィルタ回路に関する。
【0002】[発明の概要]本発明は入力された動き検
出信号を遅延部によって取り込んでフィールド単位で複
数段遅延させるとともに、フィルタリング用信号生成部
によってフィールド単位で前記遅延部で2フィールド遅
延された動き検出信号、または入力された現フィールド
の動き検出信号の一方を選択して垂直フィルタリング用
の信号を生成し、フレーム内垂直フィルタ処理部によっ
て前記フィルタリング用信号生成部から出力される垂直
フィルタリング用の信号に基づいて前記遅延部によって
1フィールド遅延された動き検出信号にフレーム内垂直
フィルタ処理を行なうことより、動き検出回路における
折り返しを効率良く低減させ、これによって動き検出精
度を向上させて画質を大幅に向上させるものである。
【0003】
【従来の技術】ハイビジョン放送方式で使用されるMU
SEエンコーダやMUSEデコーダなどの動き検出回路
で使用される動き検出用垂直ローパスフィルタ回路とし
て、従来、図5に示す回路が知られている。
【0004】この図に示す動き検出用垂直ローパスフィ
ルタ回路は2つの1H遅延線101、102と、2つの
加算器103、104と、2つの係数器105、106
とを備えており、入力端子107に入力される各ライン
毎の動き検出信号を取り込むとともに、これらの各動き
検出信号に対して垂直方向のローパスフィルタリングを
行なってフィルタリング済みの動き検出信号を出力す
る。
【0005】1H遅延線101は入力端子107から入
力された動き検出信号を取り込んでこれを1ライン分だ
け遅延させ、この遅延処理によって得られた動き検出信
号を1ライン前の動き検出信号として1H遅延線102
と、係数器106とに供給する。
【0006】1H遅延線102は前記1H遅延線101
から出力される1ライン前の動き検出信号を取り込ん
で、これを1ライン分だけ遅延させ、この遅延処理によ
って得られた動き検出信号を1ライン前(トータルで2
ライン前)の動き検出信号として加算器103に供給す
る。
【0007】加算器103は前記1H遅延線102から
出力される2ライン前の動き検出信号と、前記入力端子
107に入力される現ラインの動き検出信号とを加算
し、この加算処理によって得られた動き検出信号を前後
ラインの動き検出信号として係数器105に供給する。
【0008】係数器105は前記加算器103から出力
される前後ラインの動き検出信号を取り込むとともに、
この前後ラインの動き検出信号に対して予め設定されて
いる係数値α1 を掛けて重み付けを行ない、この重み付
け処理によって得られた前後ラインの動き検出信号を加
算器104に供給する。
【0009】また、係数器106は前記1H遅延線10
1から出力される1ライン前の動き検出信号を取り込む
とともに、この1ライン前の動き検出信号に対して予め
設定されている係数値α0 を掛けて重み付けを行ない、
この重み付け処理によって得られたローパス処理対象と
なるラインの動き検出信号を加算器104に供給する。
【0010】加算器104は前記係数器105から出力
される前後ラインの動き検出信号と、前記係数器106
から出力されるローパスフィルタ処理対象となるライン
の動き検出信号とを取り込むとともに、これら前後ライ
ンの動き検出信号とローパス処理対象となるラインの動
き検出信号とを加算してローパスフィルタ処理対象とな
るラインの動き検出信号に対してローパスフィルタリン
グ処理を行ない、このローパスフィルタリング処理済み
の動き検出信号を垂直方向に対するローパスフィルタリ
ング済みの動き検出信号として出力する。
【0011】この場合、この動き検出用垂直ローパスフ
ィルタ回路では、垂直方向のサンプリング周期が112
5TV本となり、垂直フィルタの周期が1125TV本
となるので、図6に示す如く1125TV本から所定の
周波数だけ下側にある周波数範囲と、1125TV本か
ら所定の周波数だけ上側にある周波数範囲とが遮断帯域
となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
動き検出用垂直ローパスフィルタ回路で処理されるMU
SE方式の静止画領域や動画領域では、縦軸を垂直周波
数、横軸を水平周波数としたとき、図7(a)、(b)
に示すスペクトラム特性を持っている。
【0013】この場合、図7(b)から明らかなように
動画のスペクトラムにおける折り返しは垂直周波数(1
6MHz、1125/2TV本)のサブサンプリングキ
ャリアによって生じるので、図6に示す遮断特性を持つ
図5に示す動き検出用垂直ローパスフィルタ回路でも効
率良くノイズを抑制することができる。
【0014】しかしながら、図7(a)に示す如く静止
画では、垂直周波数1125TV本の近傍にフィールド
オフセットサブサンプリングによる折り返しが存在する
ため、図6に示す遮断特性を持つ図5に示す動き検出用
垂直ローパスフィルタ回路では、これを抑圧することが
できない。
【0015】このため、図5に示す動き検出用垂直ロー
パスフィルタ回路を搭載しているMUSEエンコーダや
MUSEデコーダでは、動きが小さいとき、静止画処理
によって生じた折り返しを除去することができず、静止
画処理した画素と、動画処理した画素とが混在してデコ
ード画像が劣化してしまうという問題があった。
【0016】本発明は上記の事情に鑑み、動き検出回路
における折り返しを効率良く低減させることができ、こ
れによって動き検出精度を向上させて画質を大幅に向上
させることができる動き検出用垂直ローパスフィルタ回
路を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、MUSEエンコーダまたはMUSEデコ
ーダの動き検出回路に設けられる動き検出用垂直ローパ
スフィルタ回路において、入力された動き検出信号を取
り込んでフィールド単位で複数段遅延させる遅延部と、
フレーム間処理をするために前記遅延部によって2フィ
ールド遅延された動き検出信号または入力された現フィ
ールドの動き検出信号の何れか一方をフィールド単位で
選択し、選択された動き検出信号とこの動き検出信号を
1ライン遅延させた信号とを加算し、この加算信号に所
定の係数を積算して垂直フィルタリング用の信号を生成
するフィルタリング用信号生成部と、このフィルタリン
グ用信号生成部から出力される垂直フィルタリング用の
信号と、前記遅延部によって1フィールド遅延された動
き検出信号に所定の係数を積算した信号とを加算するこ
とにより、前記1フィールド遅延された動き検出信号に
対して垂直方向のローパスフィルタリング処理を行なう
フレーム内垂直フィルタ処理部とを備えたことを特徴と
している。
【0018】
【作用】上記の構成において、入力された動き検出信号
が遅延部によって取り込まれてフィールド単位で複数段
遅延されるとともに、フィルタリング用信号生成部によ
って前記遅延部で2フィールド遅延された動き検出信
号、入力された現フィールドの動き検出信号の何れか一
方がフィールド単位で選択され、選択された動き検出信
号とこの動き検出信号を1ライン遅延させた信号とが加
算され、この加算信号に所定の係数を積算して垂直フィ
ルタリング用の信号が生成される。フレーム内垂直フィ
ルタ処理部では、フィルタリング用信号生成部から出力
される垂直フィルタリング用の信号と、前記遅延部によ
って1フィールド遅延された動き検出信号に所定の係数
を積算した信号とが加算され、これにより、前記1フィ
ールド遅延された動き検出信号に対するフレーム単位で
の垂直方向のローパスフィルタリング処理が実行され
る。
【0019】
【実施例】図1は本発明による動き検出用垂直ローパス
フィルタ回路の一実施例を示すブロック図である。
【0020】この図に示す動き検出用垂直ローパスフィ
ルタ回路は2つのフィールドメモリ回路1、2と、2つ
の動き補正回路3、4と、スイッチ5と、1H遅延線6
と、2つの加算器7、8と、2つの係数器9、10とを
備えており、入力端子11に入力される各フィールド毎
の動き検出信号を取り込んで、これをフィールド毎に記
憶しながら、フィールド毎にスイッチ5を切り替えて各
動き検出信号に対して垂直方向のローパスフィルタリン
グを行なってフィルタリング済みの動き検出信号を出力
する。
【0021】動き補正回路3は入力端子11を介して入
力された動き検出信号を取り込んでこの動き検出信号に
対して動き補正を行なって、補正済みの動き検出信号を
スイッチ5を構成する一方の端子に供給する。なお、こ
こでいう「動き検出信号に対する動き補正」とは、フレ
ーム間処理のために、フィールドメモリ1の出力である
1フィールド前の信号と現信号とを一致させる補正をい
う。
【0022】また、フィールドメモリ回路1は前記入力
端子11を介して入力された動き検出信号を取り込み、
これを1フィールド単位で記憶しながら、1フィールド
前の動き検出信号を読出してこれをフィールドメモリ回
路2と、係数器10とに供給する。
【0023】フィールドメモリ回路2は前記フィールド
メモリ回路1から出力される1フィールド前の動き検出
信号を取り込み、これを1フィールド単位で記憶しなが
ら、1フィールド前の動き検出信号(トータルで2フィ
ールド前の動き検出信号)を読出してこれを動き補正回
路4に供給する。
【0024】動き補正回路4は前記フィールドメモリ回
路2から出力される2フィールド前の動き検出信号を取
り込んでこの動き検出信号に対して動き補正を行なっ
て、補正済みの動き検出信号をスイッチ5を構成する他
方の端子に供給する。お、ここでいう「動き検出信号に
対する動き補正」とは、フレーム間処理のために、フィ
ールドメモリ1の出力である1フィールド前の信号とフ
ィールドメモリ2の出力である2フィールド前の信号と
を一致させる補正をいう。
【0025】スイッチ5はフィールド毎に切り替えられ
るスイッチであり、一方の端子に供給されている前記動
き補正回路3からの現フィールドの動き検出信号と、他
方の端子に供給されている動き補正回路4からの2フィ
ールド前の動き検出信号とをフィールド毎に選択して1
H遅延線6と、加算器7とに供給する。
【0026】1H遅延線6は前記スイッチ5から出力さ
れる2フィールド前または現フィールドの動き検出信号
を取り込んでこれを1ライン分だけ遅延させ、この遅延
処理によって得られた動き検出信号を1ライン前の動き
検出信号として加算器7に供給する。
【0027】加算器7は前記1H遅延線6から出力され
る2フィールド前または現フィールドの1ライン前の動
き検出信号と、前記スイッチ5から出力される2フィー
ルド前または現フィールドの現ラインの動き検出信号と
を加算して前後フィールドの動き検出信号として係数器
9に供給する。
【0028】係数器9は前記加算器7から出力される前
後フィールドの動き検出信号を取り込むとともに、この
前後フィールドの動き検出信号に対して予め設定されて
いる係数値α1 を掛けて重み付けを行ない、この重み付
け処理によって得られた前後フィールドの動き検出信号
を加算器8に供給する。
【0029】また、係数器10は前記フィールドメモリ
回路1から出力される1フィールド前の動き検出信号を
取り込むとともに、この1フィールド前の動き検出信号
に対して予め設定されている係数値α0 を掛けて重み付
けを行ない、この重み付け処理によって得られた動き検
出信号をローパス処理対象となるフィールド・ラインの
動き検出信号として加算器8に供給する。
【0030】加算器8は前記係数器9から出力される前
後フィールドの動き検出信号と、前記係数器10から出
力されるローパス処理対象となるフィールド・ラインの
動き検出信号とを取り込むとともに、これら前後フィー
ルドの動き検出信号とローパス処理対象となるフィール
ド・ラインの動き検出信号とを加算してローパスフィル
タ処理対象となるフィールドおよびラインの動き検出信
号に対して図2に示す如く1125TV本を中心に、所
定周波数範囲を遮断するローパスフィルタリング処理を
行ない、このローパスフィルタリング処理済みの動き検
出信号を垂直方向に対するローパスフィルタリング済み
の動き検出信号として出力する。
【0031】このように、この実施例においては、入力
端子11に入力される各フィールド毎の動き検出信号を
取り込んで、これをフィールド毎に記憶しながら、フィ
ールド毎にスイッチ5を切り替えて各動き検出信号に対
して垂直方向のローパスフィルタリングを行なってフィ
ルタリング済みの動き検出信号を出力するようにしたの
で、垂直フィルタの周期を1125TV本にすることが
でき、これによって図3に示すようなMUSE方式の静
止画に対しても、垂直周波数1125TV本近傍にある
折り返しを効率良く抑制することができ、これによって
動き検出精度を向上させて画質を大幅に向上させること
ができる。
【0032】図4は本発明による動き検出用垂直ローパ
スフィルタ回路の他の実施例を示すブロック図である。
【0033】この図に示す動き検出用垂直ローパスフィ
ルタ回路は1H遅延線15と、2つの加算器16、17
と、フィールドメモリ回路18と、2つの係数器19、
20とを備えており、各フィールド毎に入力される動き
検出信号を取り込んで、これを1フィールド分だけ記憶
しながら、1フィールド前の各動き検出信号に対して垂
直方向のローパスフィルタリングを行なってフィルタリ
ング済みの動き検出信号を出力する。
【0034】1H遅延線15は前記入力端子21を介し
て入力された現フィールドの動き検出信号を取り込んで
これを1ライン分だけ遅延させ、この遅延処理によって
得られた動き検出信号を1ライン前の動き検出信号とし
て加算器16に供給する。
【0035】加算器16は前記1H遅延線15から出力
される現フィールドの1ライン前の動き検出信号と、前
記入力端子21を介して入力される現フィールドの現ラ
インの動き検出信号とを加算して前後ラインの動き検出
信号を生成し、これを係数器19に供給する。
【0036】係数器19は前記加算器16から出力され
る前後フィールドの動き検出信号を取り込むとともに、
この前後フィールドの動き検出信号に対して予め設定さ
れている係数値α1 を掛けて重み付けを行ない、この重
み付け処理によって得られた前後ラインの動き検出信号
を加算器17に供給する。
【0037】また、フィールドメモリ回路18は前記入
力端子21を介して入力された動き検出信号を取り込
み、これを1フィールド単位で記憶しながら、1フィー
ルド前の動き検出信号を読出してこれを係数器20に供
給する。
【0038】係数器20は前記フィールドメモリ回路1
8から出力される1フィールド前の動き検出信号を取り
込むとともに、この1フィールド前の動き検出信号に対
して予め設定されている係数値α0 を掛けて重み付けを
行ない、この重み付け処理によって得られた動き検出信
号をローパス処理対象となるフィールド・ラインの動き
検出信号として加算器17に供給する。
【0039】加算器17は前記係数器19から出力され
る前後ラインの動き検出信号と、前記係数器20から出
力されるローパス処理対象となるフィールド・ラインの
動き検出信号とを取り込むとともに、これら前後ライン
の動き検出信号とローパス処理対象となるフィールド・
ラインの動き検出信号とを加算してローパスフィルタ処
理対象となるフィールドおよびラインの動き検出信号に
対してローパスフィルタリング処理を行ない、このロー
パスフィルタリング処理済みの動き検出信号を垂直方向
に対するローパスフィルタリング済みの動き検出信号と
して出力する。
【0040】このようにこの実施例においては、各フィ
ールド毎に入力される動き検出信号を取り込んで、これ
を1フィールド分だけ記憶し、1フィールド前の各動き
検出信号と現フィールドに対してフィールド内フィルタ
処理を施した信号を多重加算することにより、1フィー
ルド前の動き検出信号に垂直方向のローパスフィルタリ
ングを行なってフィルタリング済みの動き検出信号を出
力するようにしたので、上述した実施例と同様に動き検
出回路における折り返しを効率良く低減させることがで
き、これによって動き検出精度を向上させて画質を大幅
に向上させることができる。
【0041】但し、この実施例においては、垂直方向の
サンプリング周波数を単に1125TV本にしているだ
けの構成にしているので、信号の周期が60Hzにな
る。
【0042】そして、特願平3−334942号の「動
画像信号標本化伝送方法」に示す如くMUSE方式では
フレーム内処理の方が有利になるので、画像信号をフレ
ーム内で処理する場合、動き検出においても、フレーム
内処理を行なった方が動画信号、動き検出信号ととも
に、繰り返し周波数を30Hzにすることができ、これ
によって信号の性質を同一にすることができるので、図
1に示す動き検出用垂直ローパスフィルタ回路の方が有
利になる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、動
き検出回路における折り返しを効率良く低減させること
ができ、これによって動き検出精度を向上させて画質を
大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による動き検出用垂直ローパスフィルタ
回路の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示す動き検出用垂直ローパスフィルタ回
路の周波数特性例を示す特性図である。
【図3】図1に示す動き検出用垂直ローパスフィルタ回
路で処理される静止画のスペクトラム例を示す特性図で
ある。
【図4】本発明による動き検出用垂直ローパスフィルタ
回路の他の実施例を示すブロック図である。
【図5】従来から知られている動き検出用垂直ローパス
フィルタ回路の一例を示すブロック図である。
【図6】図5に示す動き検出用垂直ローパスフィルタ回
路の周波数特性例を示す特性図である。
【図7】図5に示す動き検出用垂直ローパスフィルタ回
路で処理される静止画および動画のスペクトラム例を示
す特性図である。
【符号の説明】
1、2 フィールドメモリ回路(遅延部) 3、4 動き補正回路(フィルタリング用信号生成部) 5 スイッチ(フィルタリング用信号生成部) 6 1H遅延線(フィルタリング用信号生成部) 7 加算器(フィルタリング用信号生成部) 8 加算器(フレーム内垂直フィルタ処理部) 9 係数器(フィルタリング用信号生成部) 10 係数器(フレーム内垂直フィルタ処理部) 11 入力端子 15 1H遅延線(フィルタリング用信号生成部) 16 加算器(フィルタリング用信号生成部) 17 加算器(フィールド内垂直フィルタ処理部) 18 フィールドメモリ回路(遅延部) 19 係数器(フィルタリング用信号生成部) 20 係数器(フィールド内垂直フィルタ処理部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 淳 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本 放送協会放送技術研究所内 (72)発明者 二宮 佑一 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本 放送協会放送技術研究所内 (56)参考文献 特開 平1−231487(JP,A) 特開 昭62−237879(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/015

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MUSEエンコーダまたはMUSEデコ
    ーダの動き検出回路に設けられる動き検出用垂直ローパ
    スフィルタ回路において、 入力された動き検出信号を取り込んでフィールド単位で
    複数段遅延させる遅延部と、 フレーム間処理をするために前記遅延部によって2フィ
    ールド遅延された動き検出信号または入力された現フィ
    ールドの動き検出信号の何れか一方をフィールド単位で
    選択し、選択された動き検出信号とこの動き検出信号を
    1ライン遅延させた信号とを加算し、この加算信号に所
    定の係数を積算して垂直フィルタリング用の信号を生成
    するフィルタリング用信号生成部と、 このフィルタリング用信号生成部から出力される垂直フ
    ィルタリング用の信号と、前記遅延部によって1フィー
    ルド遅延された動き検出信号に所定の係数を積算した信
    号とを加算することにより、前記1フィールド遅延され
    た動き検出信号に対して垂直方向のローパスフィルタリ
    ング処理を行なうフレーム内垂直フィルタ処理部と、 を備えたことを特徴とする動き検出用垂直ローパスフィ
    ルタ回路。
  2. 【請求項2】 前記フィルタリング用信号生成部は前記
    遅延部によって2フィールド遅延された動き検出信号に
    対してフレーム間処理をするための動き補正を行なうと
    とも、入力された現フィールドの動き検出信号に対して
    フレーム間処理をするための動き補正を行ない、動き補
    正済みの2フィールド遅延された動き検出信号、動き補
    正済みの現フィールドの動き検出信号の一方をフィール
    ド単位で選択して垂直フィルタリング用の信号を生成す
    る請求項1記載の動き検出用垂直ローパスフィルタ回
    路。
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