JP3301746B2 - 横引きシャッター - Google Patents

横引きシャッター

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JP3301746B2
JP3301746B2 JP2000000498A JP2000000498A JP3301746B2 JP 3301746 B2 JP3301746 B2 JP 3301746B2 JP 2000000498 A JP2000000498 A JP 2000000498A JP 2000000498 A JP2000000498 A JP 2000000498A JP 3301746 B2 JP3301746 B2 JP 3301746B2
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昭 山田
利弘 東野
敬二 島川
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株式会社クラコ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横引きシャッター
に関し、詳しくは例えば都市型一般住宅のガレージの出
入口に取り付けられる、ガレージ用横引きシャッターに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般住宅用のガレージ用シャッターとし
て、両開き戸、観音開き戸、折戸等が知られているが、
都市型住宅では、土地の問題から横引きシャッターや引
き上げシャッターのような省スペースの軽量シャッター
が普及している。ところが、引き上げシャッターは上下
の開閉動作に困難を伴い、開閉頻度が多い場合には横引
きシャッターの方が利便性に富んでいる。
【0003】従来の横引きシャッターとして、特開平8
−284557号公報には、図13に示すように、複数
の単位パネル2を前後方向(図13の紙面に対して垂直
方向)に回動自在に接続し、各単位パネル2の上ガイド
ローラ6を上ガイドレール5にガイドし、下走行ローラ
8を下走行レール7に沿って走行させるものが開示され
ている。
【0004】ところで、店舗などのガレージ20では、
床50に水を流して掃除をする際に水が溜まらないよう
にするために、ガレージ20の奥から出入口に向かう水
勾配(図13のEで示す)が形成されていることが一般
的であり、そのためガレージ20の床50に設置されて
いる下走行レール7も水勾配に沿って下り傾斜してい
る。また、床50が水平に形成されている場合であって
も、床50のコンクリート施工のばらつき等により床5
0に多少の凹凸が形成されていることが多い。そのた
め、このような下走行レール7の勾配が変化する箇所に
おいて、下走行ロール8が下走行レール7から脱線した
り、単位パネル2の下端が床50と接触したりして、横
引きシャッターのスムーズな開閉ができなくなり、特に
下走行レール7の勾配が変化するコーナー部10におい
て、このような問題が発生しやすいものであった。
【0005】このような下走行レール7の勾配や凹凸に
対応するために、上記特開平8−284557号公報で
は、図13のように横方向に隣り合う一方の単位パネル
2の一側部の上下2箇所から上下方向に短ピン70を突
出させ、他方の単位パネル2の他側部の上下2箇所に設
けたピン孔に短ピン70をスライド挿入することによっ
て、複数の単位パネル2を上下方向Bに階段状にスライ
ド可能とし、下走行レール7の傾斜方向Eに沿って走行
できるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
では、下走行レール7の勾配が比較的急勾配であっても
対応することができるが、単位パネル2同士をスライド
自在に連結する連結部において、単位パネル2同士をス
ムーズにスライドさせることが困難であり、またこの連
結部にて単位パネル2同士をスライドさせる場合には軋
み音が発生しやすく、そのため単位パネル2を実際にス
ムーズに走行させることが困難であった。特にコーナー
部1おいては、軋みやがたつきが発生して、横引きシャ
ッターをスムーズに開閉することは困難であった。ま
た、実際に床50に水勾配を形成する場合には、ガレー
ジ20の奥行きを500cmとした場合に、高低差を2
〜3cm程度にすれば充分であり、この程度の高低差に
おける勾配の変化に追随できれば充分であって、急激な
勾配に対応できる構成は不要のものであった。
【0007】一方、コーナー部を曲がり走行するための
構造として、特開平8−326444号公報に示される
ものが提案されている。ここでは図14に示すように、
上下のガイドレール80のレール幅dを広くしてコーナ
ー部10に沿って単位パネル2を曲がり走行可能として
いるが、コーナー部10を曲がる際に幅広レール部80
a内部でガイドローラ6,8がそれぞれ横滑りしてしま
い、上ガイドローラ6の走行軌跡と下ガイドローラ8の
走行軌跡とが一致しなくなり、そのため、単位パネル2
が傾き、無理な滑りが生じるという問題がある。しかも
この従来例では単位パネル2がコーナー部10を曲がる
際に、単位パネル2の前後両端部がコーナー部10の外
側にはみ出る形となり、コーナー部10に単位パネル2
のはみ出るスペースを確保しなければならないという問
題もある。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、コーナー部においても
単位パネルの軽快で滑らかな曲がり走行を実現できると
共にコーナー部で単位パネルが外側にはみ出るのを防止
することができ、更には下走行レールの勾配の変化に追
随して単位パネルを滑らかに走行させることができるガ
レージ用横引きシャッターを提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明にあっては、横方向に隣り合う単位パネル2
が回動自在に連結され、単位パネル2の上端部には単位
パネル2の上方に設置した上ガイドレール5にガイドさ
れる上ガイドローラ6が設けられ、単位パネル2の下端
部には単位パネル2の下方に設置した下走行レール7に
沿って走行する下走行ローラ8が設けられた横引きシャ
ッター1であって、隣り合う単位パネル2同士を蝶番3
にて、蝶番3の回動軸4が単位パネル2の背面側に配置
されるように回動自在に連結し、この蝶番3の回動軸4
を下方に延設し、この回動軸4の下端に下走行ローラ8
を回動軸を中心に回転自在に設けると共に下走行ローラ
8の上端が単位パネル2の下端よりも上方に配置される
ように配設し、単位パネル2の背面と回転軸4との間の
寸法が、回動軸4を中心とした走行ローラ8の回転半径
よりも大きくなるように形成して成ることを特徴として
おり、このように構成することで、単位パネル2が下走
行レール7のコーナー部を通過する際に、隣合う単位パ
ネル2同士を回動させると共に下走行ローラ8を下走行
レール7に容易に追随させて、単位パネル2を滑らかに
走行させることができ、また走行時において単位パネル
が下走行レール7の外側にはみ出すようなことがなく、
しかも単位パネル2の下端と床面との間の寸法を最小限
に小さく形成することができる。
【0010】また、下走行ローラ8を単位パネル2に対
して上下動自在に形成すると共にばね部材12にて下方
に付勢して設けることも好ましく、この場合、単位パネ
ル2が下走行レール7における勾配が変化する部分を通
過する際に、この勾配の変化が下走行ローラ8の上下動
によって吸収され、更に滑らかな走行が実現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0012】図11は、車60や自転車61等を収納す
るガレージ20の扉に本発明の横引きシャッター1を用
いた場合を示している。ガレージ20の床50には水勾
配が設けられている。この水勾配として、例えば図12
の矢印ホに示すように、床50の奥側Cから入り口Dに
向かって下り傾斜し且つ同図の矢印ヘに示すように、入
り口側Dの右隅部から左隅部(又は左隅部から右隅部)
に向かって下り傾斜させる場合、あるいは、図12
(b)の矢印トに示すように、床50の中央部を奥側C
の左隅部から入り口側Dの右隅部(又は)奥側Cの右隅
部から入り口D側の左隅部)に向かって下り傾斜させる
場合、あるいは、入り口側Dの両隅部間では勾配を設け
ない場合などがある。本例では、図8に示すように、床
50の奥側の端部から入り口Dに向かって角度αで下り
傾斜している場合を例示しているが、勿論、勾配の様態
はこれに限定されるものではない。
【0013】本実施形態の横引きシャッター1は、図
1,2に示すように、縦向けに配置された矩形状の単位
パネル2が、側端部同士を突き合わせながら横方向に複
数枚配置され、横方向に隣り合う単位パネル2,2同士
が回動自在に連結されている。
【0014】単位パネル2,2同士の連結は、蝶番3に
よってなされており、一対の分割部材13a,13bを
鉛直方向の回動軸4にて回動自在に連結してなる蝶番3
を、一方の分割部材13aを一方の単位パネル2の背面
の一側端部に、他方の分割部材13bを他方の単位パネ
ル2の背面の他側端部に取り付けることにより、隣合う
単位パネル2,2同士が連結されている。蝶番3は、単
位パネル2の背面の上部及び下部に取り付けられてお
り、以下、上下の各蝶番3をそれぞれ上部蝶番3b、下
部蝶番3aと呼称する。単位パネル2,2同士を連結し
た状態においては、各蝶番3の回動軸4は、単位パネル
2の背面側に鉛直方向に配置され、隣合う単位パネル
2,2はこの回動軸4を中心に回動自在に連結されてい
る。単位パネル2の背面と各蝶番3の回動軸4との間の
寸法は全て同一であり、この寸法をaとする。
【0015】下部蝶番3aの回動軸4aは、下方に向け
て延設されており、この回動軸4aの下端には、キャス
ター受け30が上下動自在に取り付けられている。この
キャスター受け30は、ばね部材12にて下方に向けて
付勢されている。キャスター受け30には、下走行ロー
ラ8が、水平方向の回転軸29を中心に回転自在に取り
付けられている。また、キャスター受け30は鉛直方向
の回動軸4aを中心に回転自在に取り付けられると共
に、下走行ローラ8の中心はこの回動軸4aの延長線上
に配置されており、そのため、下走行ローラ8は回動軸
4aを中心に回転自在となっている。下走行ローラ8
の、回動軸4aを中心とした回転半径bは、単位パネル
2の背面と下部蝶番3aの回動軸4aとの間の寸法aよ
りも小さく形成されている。
【0016】一方、上部蝶番3bの回動軸4bは、上方
に向けて延設されており、この回動軸4bの上端には、
上ガイドローラ6が、回動軸4bを中心に回転自在に設
けられている。
【0017】下部蝶番3aと下走行ローラ8の構成を、
図3,4,6,7を示して詳述する。下部蝶番3bを構
成する各分割部材13a(13b)は、連結片18a
(18b)の一側端縁から固着片14a(14b)を連
結片18a(18b)に対して垂直に延設すると共に、
連結片18a(18b)の他側端部に上下方向に間隔を
あけて複数個(図中では二個)の肘坪部15a(15
b)を設けて構成されている。固着片14a(14b)
には複数個の固着孔17が穿設されており、この固着孔
14a(14b)に螺子等の固着具44を挿通すると共
に単位パネル2の背面に固着することにより、分割部材
13a(13b)は単位パネル2に取り付けられる。ま
た、各肘坪部15a(15b)には上下に貫通する通孔
16a(16b)が形成されており、各通孔16a(1
6b)は同一の鉛直方向の直線に沿って配置されてい
る。このような一対の分割部材13a,13bは、連結
片18a,18b同士を、固着片14a,14b側同士
と肘坪部15a,15b側同士とをそれぞれ対向させて
重ね合わせると共に、一方の分割部材13aに設けられ
ている肘坪部15aと、他方の分割部材13bに設けら
れている肘坪部15bを上下方向に交互に配列し、この
とき各肘坪部15a,15bに形成されている各通孔1
6a,16bが上下方向に連通して形成される一つの鉛
直方向の連通孔16に回動軸4aを挿通することによ
り、下部蝶番3aが構成される。この回動軸4aは、上
下に開口する中空部43を有する上下方向の円棒状に形
成されており、この回動軸4aを連通孔16に挿通した
状態で、一方の分割部材13aに形成された各肘坪部1
5aをかしめてカシメ部41を形成し、このカシメ部4
1にて回動軸4aを肘坪部15aに固定することによ
り、回動軸4aを一方の分割部材13aに固定するもの
である。このとき、他方の分割部材13bは、回動軸4
aを中心にして、一方の分割部材13aに対して回動自
在となる。
【0018】上記の回動軸4aは、その下端が、下部蝶
番3aから下方に向けて突出するように形成されてお
り、その下端部には外周方向に向けて突出する抜け止め
フランジ19が設けられている。この抜け止めフランジ
19には外周面に雄螺子溝が形成された螺子棒42が上
方に延設されており、回動軸4aの中空部43の下部に
雌ねじ溝を形成すると共に、螺子棒42をこの中空部4
3の下部に螺合することにより、抜け止めフランジ19
が回動軸4aに取り付けられている。
【0019】キャスター受け30は、上下に貫通する軸
受孔35を有する軸受部31と、軸受部31の下端に設
けられたキャスター受部32とから構成されており、キ
ャスター受部32には、下方に向けて延出された一対の
受片33が設けられている。ここで軸受孔35の上部は
内径が回動軸4aの軸径と同一又はそれよりやや大き
く、かつ抜け止めフランジ19の外形よりも小さい径小
部35a、下部は内径が抜け止めフランジ19の外径と
同一又はそれよりやや大きい径大部35bとして形成さ
れており、径大部35bと径小部35aとの接合部分に
は、内周全周にわたって段差36が形成されている。こ
のキャスター受け30は、軸受孔35に回動軸4aを挿
通することにより回動軸4aに対して上下摺動自在かつ
回動軸4aを中心に回転自在に取り付けられており、軸
受孔35内に形成された段差36によって抜け止めフラ
ンジ19が係止されることにより、回動軸4aから下方
への抜け止めがなされている。またこのときばね部材1
2としてコイルばね12aを、軸受部31の周囲を囲む
ように配置すると共に、コイルばね12aの上端を下部
蝶番3bの下端に、コイルばね12aの下端をキャスタ
ー受部30の上端にそれぞれ弾接することにより、キャ
スター受け30は下部蝶番3aに対して下方に向けて付
勢されている。
【0020】キャスター受部32の一対の受片33,3
3間には、受片33に穿設した受孔34に保持された回
転軸29が水平方向に、かつ、回動軸4aから下方への
延長線上を横切るように配設されており、縦向けの円盤
状に形成された下走行ローラ8の中心を貫通するように
形成された通孔37に回転軸29が挿通されることによ
り、下走行ローラ8が水平方向の回転軸29を中心に回
転自在に設けられている。回転軸29の外周と通孔37
の内周との間にはベアリング44が配設され、下走行ロ
ーラ8の円滑な回転が確保されている。下走行ローラ8
の外周面には、全周に亘って凹溝28が形成されてい
る。
【0021】ここで、コイルばね12aの弾性力は、単
位パネル2が下走行レール7の水平な部分又は傾斜が一
定な部分に配置されている通常状態においては、単位パ
ネル2から下走行ローラ8にかかる荷重よりもやや小さ
くなるように設計されているものであり、そのため、通
常状態においてはキャスター受け30及び下走行ローラ
8は、キャスター受け30の軸受部31の上端が下部蝶
番3aの下端に当接するまで、単位パネル2に対して上
動するものである。一方、このような下部蝶番3a及び
下走行ローラ8を単位パネル2に取り付けるに当たって
は、下走行ローラ8をコイルばね12aの弾性力に抗し
て上限位置まで上動させた場合に、下走行ローラ8の上
端位置が単位パネル2の下端よりも上方に配置されると
共に、下走行ローラ8の下端位置が単位パネル2の下端
よりも下方に配置されるようにするものであり、そのた
め、通常状態においては、下走行ローラ8の上端が単位
パネル2の下端よりも上方に配置されると共に下走行ロ
ーラ8の下端が単位パネル2の下端よりも下方に配置さ
れている。
【0022】上部蝶番3bと上ガイドローラ6の構成
を、図5を示して詳述する。上部蝶番3bを構成する各
分割部材13a(13b)は、下部蝶番3aの場合と同
様に連結片18a(18b)、固着片14a(14b)
及び肘坪部15a(15b)にて構成されており、この
一対の分割部材13a,13bを組み合わせた際に形成
される鉛直方向の連通孔16に回動軸4bを挿通するこ
とにより、上部蝶番3bが構成される。この回動軸4b
は、上下に開口する中空部43を有する上下方向の円棒
状に形成されており、この回動軸4aを連通孔16に挿
通した状態で、一方の分割部材13aに形成された各肘
坪部15aをかしめてカシメ部を形成し、このカシメ部
にて回動軸4bを肘坪部15aに固定することにより、
回動軸4aを一方の分割部材13aに固定するものであ
る。このとき、他方の分割部材13bは、回動軸4bを
中心にして、一方の分割部材13aに対して回動自在と
なる。
【0023】上記の回動軸4bは、その上端が、上部蝶
番3bから上方に向けて突出するように形成されてお
り、その上端部には外周方向に向けて突出する抜け止め
フランジ19が設けられている。この抜け止めフランジ
19には外周面に雄螺子溝が形成された螺子棒42が下
方に延設されており、回動軸4bの中空部43の上部に
雌ねじ溝を形成すると共に、螺子棒42をこの中空部4
3の上部に螺合することにより、抜け止めフランジ19
が回動軸4bに取り付けられている。
【0024】上部蝶番3bの上方における回動軸4bの
突出部分には、円筒状のカラー40がカラー40の中空
部に回動軸4bが挿通されることにより挿着されてい
る。更にカラー40の上方において、横向けの円盤状に
形成された上ガイドローラ6が、上ガイドローラ6の中
心を貫通するように形成された通孔39に回動軸4bが
挿通されることにより、回動軸4bを中心に回転自在に
配設されており、ガイドローラ6の上面には抜け止めフ
ランジ19が当接して上方への抜け止めがなされてい
る。
【0025】一方、下走行レール7は、長尺かつ平板状
の座板23の上面に、その長手方向に沿って上方に突出
する一条のレール条24を形成したものであり、ガレー
ジ20の床面50に座板23を載置すると共に座板23
に設けられている固着孔27を通じて床面50に螺子等
の固着具26を固着することにより床面50に配設され
る。ここで、コンクリート製の床面に50に、雌ねじ溝
を形成した鉛製の埋め込み具25を埋め込み、この埋め
込み具25に螺子等の固着具26を螺着することによ
り、固着具26を床面50に固着することができる。
【0026】この下走行レール7は、図11に示すよう
に、ガレージ20の左側壁22(或いは右側壁)に沿っ
て設置される壁沿い直線部11と、ガレージ20の出入
り口21側の一隅部に設置されるR形状のコーナー部1
0と、出入り口21に沿って設置される入り口側直線部
9とが連続形成されている。本例では、下走行レール7
の壁沿い直線部11が、図8,9に示すように、床50
の勾配Eに沿って下り傾斜し、入り口直線部9は水平と
なっている。
【0027】また、上ガイドレール5は、長尺かつ断面
コ字状に形成されており、下方に開口する凹溝5aが形
成されている。図2では、上ガイドレール5がガレージ
20の出入り口に設置されている様子が示されており、
上ガイドレール5は、ガレージ20の入り口の上縁部を
構成する壁材45の下端面に取り付けられ、上ガイドレ
ール5に穿設された固着孔38に螺子等の固着具を挿通
すると共に壁材45の下端面に固着することにより配設
されている。尚、図中46は、壁材45の外面に添着さ
れている外装材を示す。この上ガイドレール5は、下走
行レール7と上方位置に、下走行レール7と平行に対向
配置されている。
【0028】そして、蝶番3が取り付けられている単位
パネル2の背面側がガレージ20の内側に配置されるよ
うに、下走行ローラ8の凹溝28と下走行レール7のレ
ール条24と嵌合させることにより、下走行ローラ8を
下走行レール7に沿って走行自在に取り付け、また上ガ
イドローラ6を上ガイドレール5の凹溝5a内に配置す
ることにより上ガイドローラ6を上ガイドレール5に沿
って摺動自在に配置するものであり、このようにして、
ガレージ用横引きシャッター1が構成される。このとき
下走行ローラ8は水平方向の回転軸29を中心に回転す
ることにより下走行レール7上を走行する。
【0029】このようにして構成されているガレージ用
横引きシャッター1は、下走行レール7上における入り
口直線部9のような水平な部分や、傾斜していてもその
傾斜が変化せずに一定の勾配を有する部分に配置されて
いるときには、単位パネル2の荷重によりコイルばね1
2aが収縮し、そのため下走行ローラ8が単位パネルに
対して上限位置まで上動した状態となる。このとき下走
行ローラ8の上端が単位パネル2の下端よりも上方に配
置されると共に下走行ローラ8の下端が単位パネル2の
下端よりも下方に配置されるので、単位パネル2と床面
50との間には隙間が形成され、単位パネル2の走行が
床面50との摩擦により阻害されることがないものであ
り、また、この隙間の間隔を小さく形成して、この隙間
からのガレージ20内への風雨や埃の吹き込みを最小限
に抑制することができるものである。
【0030】また、単位パネル2がコーナー部10を走
行する際には、隣合う単位パネル2同士が上部蝶番3b
及び下部蝶番3aにより、鉛直方向の回動軸4(4a,
4b)を中心にガレージ20の内側に向けて回動すると
共に、下走行ローラ8が回動軸4aを中心に回転するこ
とにより、下走行ローラ8が下走行レール7から外れる
ことなく単位パネル2がスムーズに走行することとな
る。ここで、回動軸4aと単位パネル2の背面との間の
寸法aは、下走行ローラ8の回転半径bよりも大きいた
め、隣合う単位パネル2同士が回動して単位パネル2同
士がいかなる角度で配置されても、あるいは下走行ロー
ラ8が回動軸4aを中心にいかなる回転角で回転して
も、下走行ローラ8は単位パネル2と摩擦を起こしたり
衝突したりすることがない。そのため下走行ローラ8の
回転軸29を中心とした回転が阻害されることがなく、
単位パネル2のスムーズな走行が確保されるものであ
る。
【0031】また、単位パネル2が、入り口側直線部9
からコーナー部10を通って壁沿い直線部11に向かう
場合のように、傾斜が変化する部分を通過する場合は、
単位パネル2の下端と下走行レール7との間隔が大きく
なる部分においては、コイルばね12aによって下方に
付勢されている下走行ローラ8が下動することにより、
下走行ローラ8が下走行レール7の傾斜の変化に追随
し、下走行ローラ8が下走行レール7から外れることな
く、単位パネル2のスムーズな走行が確保されるもので
ある。例えば、図9に示すように、互いに連結された複
数枚の単位パネル2のうち、一方側が、入り口直線部9
に配置され、他方側が壁沿い直線部11に配置され、そ
の間がコーナー部10に配置されている場合は、入り口
直線部9からコーナー部10側にいくに従って、あるい
は壁沿い直線部11からコーナー部10にいくに従っ
て、単位パネル2の下端と下走行レール7との間隔が大
きくなるものであり、下走行ローラ8はこの間隔の変化
に追随して下動し、下走行ローラ8が下走行レール7か
ら外れることなく、単位パネル2のスムーズな走行が確
保されるものである。
【0032】従って、横引きシャッター1を閉じる際に
は、壁沿い直線部11に配置されている単位パネル2を
コーナー部10で滑らかに曲がり走行させて入り口側直
線部9に導くことができるようになり、横引きシャッタ
ー1をスムーズに閉じることができる。また、横引きシ
ャッター1を開く際には、入り口側直線部9に配置され
ている単位パネル2をコーナー部10を滑らかに曲がり
走行させて壁沿い直線部11に収納することができるよ
うになり、横引きシャッター1をスムーズに開くことが
できる。
【0033】尚、下走行レール7の傾斜は上記のような
場合に限られるものではなく、いかなる傾斜の様式にお
いても、単位パネル2と下走行レール7との間隔が大き
くなる箇所において、下走行ローラ8が下動することに
より、下走行ローラ8が下走行レール7に追随すること
となり、横引きシャッター1のスムーズな開閉が可能と
なる。また下走行レール7に波打ちや変形等のレベル変
化がある場合においても同様に下走行ローラ8が下走行
レール7に追随することとなり、横引きシャッター1の
スムーズな開閉が可能となる。
【0034】また、単位パネル2自体には何ら特別な加
工を施すことなく、単位パネル2同士を接続する蝶番3
に、上記のように下走行ローラ8や上ガイドローラ6を
一体に設けているので、既製の建築用のパネル体等をそ
のまま単位パネル2として用いることができ、製造コス
トが低減できるものである。また、施工現場において単
位パネル2同士を下走行ローラ8や上ガイドローラ6が
一体に設けられている蝶番3にて連結することにより、
施工現場における単位パネル2の連結及び下走行ローラ
8や上ガイドローラ6の取り付けが容易であり、しかも
蝶番3や下走行ローラ8、上ガイドローラ6のメンテナ
ンスや取り替えも容易なものである。また上記のように
単位パネル2同士を蝶番3にて回動自在に連結すること
により、単位パネル2同士の高い連結強度が確保される
ものである。
【0035】また、各単位パネル2が回動自在に連結さ
れている連結部分の上下両端に、上ガイドローラ6と下
走行ローラ8とをそれぞれ配設しているので、単位パネ
ル2がコーナー部10を通過する際に、単位パネル2全
体がコーナー部10の外側にはみ出ることなく、コーナ
ー部10を通過することができる。従って、ガレージ2
0におけるコーナー部10の外側に単位パネル2のはみ
出るスペースを確保する必要がなくなり、ガレージ20
内の有効使用スペースが狭くなることを防止することが
できる。ここで、図10における2A及び2Bは、それ
ぞれ一つの単位パネル2の両側に配置されている下走行
ローラ8同士を結ぶ線分を示し、7Aは、下走行レール
7の軌道を示す。図示のように、単位パネル2がコーナ
ー部10を通過する際に、下走行ローラ8同士を結ぶ線
分2A,2Bは、下走行レール7の軌道7Aの内側に配
置されるものであり、このとき単位パネル2は下走行ロ
ーラ8同士を結ぶ線分2A,2Bに沿って下走行ローラ
8の間に配置されるため、単位パネル2はコーナー部1
0の外側にはみ出ることがないものである。また図10
(a)に示すように単位パネル2の幅が大きいために下
走行ローラ8同士を結ぶ線分2Aが大きくなる場合(例
えば単位パネル2の幅が90cmの場合)は、ガレージ
20内におけるコーナー部10の内側における単位パネ
ル2の軌道の突出が大きくなるが、単位パネル2の枚数
は少なくてすみ、製造コストが低減できる。一方、図1
0(b)に示すように、単位パネル2の幅が小さいため
に下走行ローラ8同士を結ぶ線分2Bが小さくなる場合
(例えば単位パネル2の幅が30cmの場合)は、ガレ
ージ20内におけるコーナー部10の内側における単位
パネルの軌道の突出が小さくなり、ガレージ20内の有
効使用面積が大きくなる。
【0036】本発明の横引きシャッター1は、車庫等の
ガレージの扉に限らず、店舗の出入り口等の扉にも広く
応用できるものである。
【0037】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に係る横
引きシャッターは、横方向に隣り合う単位パネルが回動
自在に連結され、単位パネルの上端部には単位パネルの
上方に設置した上ガイドレールにガイドされる上ガイド
ローラが設けられ、単位パネルの下端部には単位パネル
の下方に設置した下走行レールに沿って走行する下走行
ローラが設けられた横引きシャッターであって、隣り合
う単位パネル同士を蝶番にて、蝶番の回動軸が単位パネ
ルの背面側に配置されるように回動自在に連結し、この
蝶番の回動軸を下方に延設し、この回動軸の下端に下走
行ローラを回動軸を中心に回転自在に設けると共に下走
行ローラの上端が単位パネルの下端よりも上方に配置さ
れるように配設し、単位パネルの背面と回転軸との間の
寸法が、回動軸を中心とした走行ローラの回転半径より
も大きくなるように形成したため、単位パネル同士が蝶
番によって強固に連結される共に、単位パネルが下走行
レールのコーナー部を通過する際に、隣合う単位パネル
同士が蝶番にて回動し、かつ下走行ローラが下走行レー
ルの形状に沿って回動軸を中心に回転することにより、
下走行ローラを下走行レールに容易に追随させることが
できて、単位パネルをスムーズに走行させることができ
るものであり、しかも下走行ローラが回動軸を中心に回
転する際には下走行ローラが単位パネルと接触するよう
なことがなく、単位パネルの走行が更にスムーズとなる
ものである。また、下走行ローラが単位パネルの連結部
分の下方に配置されることとなり、単位パネルがコーナ
ー部を通過する際に単位パネルが下走行レールの外方に
はみ出すことがなく、コーナー部の外方に単位パネルが
はみ出すスペースを確保する必要がなくなるものであ
る。また、単位パネルと床面との間の寸法は、単位パネ
ルと床面との間に摩擦が発生しない程度にできるだけ小
さく形成することができ、この点においても単位パネル
の走行を更にスムーズにすることができるものであり、
しかも、単位パネルと床面との隙間からの風雨や埃等の
吹き込みを最小限に抑制することができるものである。
【0038】また、請求項2に記載の発明は、下走行ロ
ーラを単位パネルに対して上下動自在に形成すると共に
ばね部材にて下方に付勢して設けるため、単位パネルが
下走行レールにおける勾配が変化する部分を通過する際
に、単位パネルと下走行レールとの間の隙間が大きくな
る部分において、下走行ローラが単位パネルに対して下
動して、下走行ローラが下走行レールの勾配の変化に追
随するものであり、勾配の変化を下走行ローラの上下動
によって吸収し、単位パネルを更に滑らかに走行させる
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す一部の斜視図
である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】同上の一部を示す分解斜視図である。
【図4】同上の一部を示す平面図である。
【図5】同上の他の一部を示す分解斜視図である。
【図6】同上の一部を示すものであり、(a)(b)は
背面から視た断面図、(c)は平面から視た断面図であ
る。
【図7】図6に示す本発明の実施の形態の一部の、側面
から視た断面図である。
【図8】同上の実施の形態の動作を示す斜視図である。
【図9】同上の実施の形態の動作を示すガレージ内から
視た正面図である。
【図10】(a)(b)はそれぞれ走行ローラを結ぶ線
分の軌道を示す概念図である。
【図11】ガレージの平面図である。
【図12】(a)(b)は同上のガレージの床面の勾配
の説明図である。
【図13】一従来例の側面図である。
【図14】他の従来例の平面図である。
【符号の説明】
1 横引きシャッター 2 単位パネル 3 蝶番 4 回動軸 5 上ガイドレール 6 上ガイドロール 7 下走行レール 8 下走行ローラ 12 ばね部材 a 単位パネルの背面と回転軸との間の寸法 b 回動軸を中心とした走行ローラの回転半径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−212876(JP,A) 特開 平11−173031(JP,A) 特開 平8−42240(JP,A) 実開 昭60−19691(JP,U) 実開 昭62−166999(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 9/02 E05F 1/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横方向に隣り合う単位パネルが回動自在
    に連結され、単位パネルの上端部には単位パネルの上方
    に設置した上ガイドレールにガイドされる上ガイドロー
    ラが設けられ、単位パネルの下端部には単位パネルの下
    方に設置した下走行レールに沿って走行する下走行ロー
    ラが設けられた横引きシャッターであって、隣り合う単
    位パネル同士を蝶番にて、蝶番の回動軸が単位パネルの
    背面側に配置されるように回動自在に連結し、この蝶番
    の回動軸を下方に延設し、この回動軸の下端に下走行ロ
    ーラを回動軸を中心に回転自在に設けると共に下走行ロ
    ーラの上端が単位パネルの下端よりも上方に配置される
    ように配設し、単位パネルの背面と回転軸との間の寸法
    が、回動軸を中心とした走行ローラの回転半径よりも大
    きくなるように形成して成ることを特徴とする横引きシ
    ャッター。
  2. 【請求項2】 下走行ローラを単位パネルに対して上下
    動自在に形成すると共にばね部材にて下方に付勢して設
    けて成ることを特徴とする請求項1に記載の横引きシャ
    ッター。
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