JP3299828B2 - 感熱記録装置 - Google Patents

感熱記録装置

Info

Publication number
JP3299828B2
JP3299828B2 JP30799493A JP30799493A JP3299828B2 JP 3299828 B2 JP3299828 B2 JP 3299828B2 JP 30799493 A JP30799493 A JP 30799493A JP 30799493 A JP30799493 A JP 30799493A JP 3299828 B2 JP3299828 B2 JP 3299828B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
thermal head
printing
data
thermal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30799493A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06227019A (ja
Inventor
威夫 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP30799493A priority Critical patent/JP3299828B2/ja
Publication of JPH06227019A publication Critical patent/JPH06227019A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3299828B2 publication Critical patent/JP3299828B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ伝送装置な
どの感熱記録装置に係り、特にプロッタ中のサーマルヘ
ッドの昇温防止と、印字データの欠落防止技術に特徴の
ある感熱記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリにおいては、サーマ
ルヘッドの温度検知用のサーミスタを設け、サーミスタ
によるサーマルヘッドの検知温度が所定値以上となった
場合、サーマルヘッドの保護のために、印字ストローブ
をオフしてサーマルヘッドが高温になるのを阻止してい
た。
【0003】また、サーマルヘッドでの印字濃度が一定
になるようにストローブを出力するため、サーミスタ等
でサーマルヘッドの温度を測定し、ストローブを決定し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来、
サーマルヘッドの保護のためにサーマルヘッドがある一
定以上の温度になった場合、印字ストローブをオフして
サーマルヘッドが熱くなり過ぎるのを回避したりしてい
たが、記録途中でそのようなことが起きると、印字デー
タラインが印字されずにデータが欠落してしまうという
不具合があった。
【0005】また、ストローブを制御せずにサーマルヘ
ッドにストローブを出力し続けてもサーマルヘッドの熱
負荷が掛からないようにしているため、そのような場
合、通常温度時の印字品質が良くない等の不具合があっ
た。なお、熱負荷が掛らないようにする一般的な手段と
しては、サーマルヘッドの抵抗、電流を変えたり、サー
マルヘッドに放熱板を追加して熱が蓄積しないようにす
るものがある。さらに、サーマルヘッドの温度に対応し
てストローブを決定してもポータブル電源のように電源
電圧・電流等が変動する場合、温度補正だけでは記録印
字濃度が適切に出力されないという不具合があった。
【0006】本発明は上記従来装置の欠点を解消し、サ
ーマルヘッドの保護と印字データの欠落防止を図ること
ができる感熱記録装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、サーマルヘ
ッドおよびこのサーマルヘッドの温度検知手段を有する
プロッタ部、データを蓄積するメモリ部を有する感熱記
録装置において、印字ラインごとに前記温度検知手段の
値を読み取り、サーマルヘッドの温度が規定温度以上に
なった時点から、印字を中断してそれ以後のデータを
メモリに蓄積し、サーマルヘッドの温度が規定温度
より下がると前記蓄積データの印字を開始する制御を行
なう制御手段を備えた第1の手段により達成される。
【0008】また上記目的は、サーマルヘッドおよびこ
のサーマルヘッドの温度検知手段を有するプロッタ部、
データを蓄積するメモリ部を有する感熱記録装置におい
て、信前に前記温度検知手段でサーマルヘッドの温度
測定を行い、規定温度に近ければその信データは印字
せずに前記メモリに蓄積し、サーマルヘッドの温度が
規定温度より下がると前記蓄積データの印字を開始する
制御を行なう制御手段を備えた第2の手段により達成さ
れる。
【0009】また上記目的は、サーマルヘッドおよびこ
のサーマルヘッドの温度検知手段を有するプロッタ部、
データを蓄積するメモリ部を有する感熱記録装置におい
て、信開始からデータを前記メモリに蓄積するとと
もに印字を行い、前記温度検知手段による温度測定で
ーマルヘッドの温度が規定値以上になったら、その時点
で印字を停止し、サーマルヘッドの温度が規定温度より
下がると再度そのページを印字し直す制御を行う制御手
段を備えた第3の手段により達成される。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【作用】第1の手段においては、サーマルヘッドの温度
を認識することにより、ヘッドが規定温度以上になった
時点から、それ以後の画データはメモリに一旦蓄積し、
温度が下がりしだい印字を行う。
【0017】第2の手段においては、受信前にサーマル
ヘッドの温度測定を行い、規定温度に近ければ、その交
信データは全てメモリに蓄積した後、交信終了後、ヘッ
ドの温度が下がりしだい印字を行う。
【0018】第3の手段においては、受信開始からデー
タをメモリに蓄積すると同時に印字を行い、ページ途中
でサーマルヘッドの温度が規定値以上になったら、その
時点で印字動作を停止し、サーマルヘッドの温度が下が
った時点で再度そのページを記録し直す。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0026】図1は実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック図である。なお、この図1は後述する第1〜第4
の実施例に共通する。
【0027】この実施例のファクシミリ装置は、制御プ
ログラムを内蔵したROMおよび制御用に使用するRA
Mを有したシステム制御部(中央制御部)1と、記録紙
の状態を検出するセンサ部、記録を行うサーマルヘッ
ド、その温度を検知するサーミスタ、及び記録紙送りを
行うモータ等を有する受信画像を記録するプロッタ部2
と、画像を読み取るスキャナ部3と、その読み取った情
報、送られて来た情報を蓄積するメモリ部4と、送受信
データを変復調するモデム5と、網制御装置である回線
制御回路部6、およびファクシミリの制御情報をユーザ
に表示し、また制御情報を取り込む表示部7、操作部8
から構成される。
【0028】図3は第1の実施例に係る印字制御方式の
フローチャートである。
【0029】受信蓄積データがある場合(S1でYES
)、サーマルヘッドの温度が規定値以上でない時(S
2でNO)、蓄積(読み取り画)データの1ライン分の印
字を行い(S3)、受信が終了し(S4でYES )、受信
蓄積データがなければ(S5でNO)、フローは終了とな
る。S1でNOの場合、S2でYES の場合、S4に進む。
また、S5でYES の場合S2に戻る。
【0030】一方、受信が終了しておらず(S4でN
O)、1ラインデータ受信がない時(S6でNO)、S1
に戻る。1ラインデータ受信があった時(S6でYES
)、プロッタ部2のサーミスタにより検出されたサー
マルヘッドの温度の値が規定値以上の温度になった場合
(S7でYES )、その時点より受信データをメモリ部4
に一旦蓄積して(S8)、温度が下がりしだい随時印字
する(S9)。なお、その間に受信したデータはメモリ
部4に蓄積され、同時に印字速度を制御する。これによ
ってサーマルヘッドの温度上昇を抑えながら記録印字が
実行される。
【0031】このように、受信データ記録印字時、サー
マルヘッドが規定温度に達した場合、ストローブをオフ
してサーマルヘッドの温度上昇を抑える代わりに記録を
途中で中断し、サーマルヘッドの温度上昇を抑えてい
る。
【0032】図4は第2の実施例に係る印字制御方式の
要部のフローチャートである。
【0033】上記と同様、サーマルヘッドの温度が規定
温度にあった場合(S11でYES )、そのまま記録した
らデータ間引き動作をさせなければならないような時、
受信動作で印字をせずにメモリ部4にその交信の受信デ
ータを蓄積して(S12)、ヘッドの温度が下がりしだ
い印字動作を行う(S13)。なお、この処理は所定の
タイミングで行なわれる。
【0034】ここで、印字動作を開始する温度は、蓄積
データの黒字率(単位面積中の塗り潰された面積のその
他の面積に対する比)を以て行ってもよい。即ち、印字
動作の開始は黒字率の値が所定の値となったら行う。な
お、この所定の値は、オペレータによって設定変更可能
である。
【0035】図5は第3の実施例に係る印字制御方式の
フローチャートである。
【0036】この実施例は第1の実施例と近似するが、
間欠動作が余りにも多発すると印字品質が劣化するの
で、規定以上の温度になった時点でそのページを印字す
る動作を一旦停止して、再度そのページを記録し直して
印字品質をより良くするものである。
【0037】図5にて、受信データの1ライン、メモリ
部4に蓄積し(S21)、サーマルヘッドの温度が規定
値以上でない時(S22でNO)、受信データの1ライン
印字を行い(S23)、1ページ終了したら(S24で
YES )、先1ページ蓄積データをクリアし(S25)、
交信が終了し、次ページがなければフローは終了となる
(S26でYES )。
【0038】サーマルヘッドの温度が規定値以上である
時(S22でYES )、受信データをメモリ部4に蓄積し
て(S27)、1ページ終了し(S28でYES )、交信
が終了し、次ページがなければ(S29でYES )、新た
な交信、すなわち次交信要求があるかどうか判断する
(S30)。次交信要求あれば(S30でYES )、サー
マルヘッドの温度が規定値未満の時(S31でYES )、
受信蓄積データ印字を行う(S32)。
【0039】次ページがあり(S29でNO)、サーマル
ヘッドの温度が規定値未満である時(S33でYES )、
印字が終了していなければ(S34でNO)、受信蓄積済
みデータを印字する(S35)。そして、受信データを
1ライン、メモリ部4に蓄積し(S36)、1ページ終
了したかどうか判断する。この判断で1ページ終了して
いれば(S37でYES )、さらに、次ページの有無を判
断する。もし、交信が終了して次ページがなければ(S
38でYES )S30に進んで、それ以降の処理を実行
し、交信が終了しておらず、次ページがあればS34に
戻って、それ以降の処理を繰り返す。
【0040】図6は第4の実施例に係る印字制御方式の
フローチャートである。
【0041】この実施例に示す処理において、プロッタ
部2の温度上昇を抑えて記録するために、受信動作に入
る時に交信モデムレートをその時のプロッタ部2の温度
に対応して送信側に知らせ、送信速度を遅らせて受信側
の印字時間を制御する。
【0042】図6にて、サーマルヘッドの温度が規定値
以上でない時(S41でNO)、モデムレート9600bp
s に設定してフローは終了となる(S42)。サーマル
ヘッドの温度が規定値以上であり(S41でYES )、そ
のレベルがレベル1以上であれば(S43でYES )、モ
デムレート2400bps に設定してフローは終了となる
(S46)。また、レベルがレベル1未満で(S43で
NO)、かつレベル2以上であれば(S44でYES )、モ
デムレート4800bps に設定してフローは終了となる
(S47)。また、そのレベルがレベル2未満であれば
(S44でNO)、モデムレート7200bps に設定して
フローは終了となる(S45)。なお、レベル1及びレ
ベル2は仕様に応じて任意に設定される。
【0043】図2はファクシミリのプロトコール手順を
示す説明図である。図2において、10はCNG(Calli
ng tone )、11はNSS(Non-standardset-up、12
はTSI(Transmltting subscriber identification
)、13はDCS(Digital command signal )、14
はTCF(Training check )、15,16はPPS−E
OP( Partial Page Signal End of Point )、17は
DCN(disconnect 、18はCED(Called station id
entification)、19はNSF(Non-standard faciliti
es)、20はCSI、21はDIS(Digital identific
ation signal)、22はCFR(Confirmation to recei
ve)、23はPPR、24はMCF(Message confirmat
ion )である。
【0044】上記同様、記録時間を遅らせるための本例
は、ECM(Error Correction Mode)モードを持つファ
クシミリの場合で、サーマルヘッドの温度の印字状態に
より1回のデータフレーム(frame )中の送信側へ知ら
せる再送フレーム個所を実際にエラーが発生した場所と
は別に再送要求して印字動作制御の遅れを制御する。な
お、1回のデータフレームについて説明すると、ここで
ECMモードの時送信側は、受信側の画データを受ける
バッファの大きさに対応して、相手(受信側)の印字速
度に関係なくデータを送信するが、相手のバッファの大
きさにより画データを送れる量が規定され、この規定さ
れる量が1回のデータフレームである。
【0045】例えば、ECMモードで、1回の通信接続
中に複数枚の原稿の画データを受け取るマルチ受信した
場合を例に取ると、ページ印刷の終わりで規定温度にサ
ーマルヘッドが達した場合は、そのサーマルヘッドの温
度を無視してデータの間引きをせずに印字を継続し、次
ページを受けずにサーマルヘッドの温度が下がる時間を
稼ぐために、先のページの最終フレーム群、すなわち最
終ブロックを再送させる。
【0046】ここでまた、データの間引き規定温度では
なく、データの間引き規定温度より低いある定められた
温度になった場合、次のページを直ぐ受けずに(エラー
が存在しなかったとしても)、サーマルヘッドの温度が
下がる時間を稼ぐために温度に対応して再送フレーム数
を制御し、サーマルヘッドの負荷を軽減する。このこと
はまた、ページ印刷の途中で上記規定温度以上の状態が
発生してもページの印刷が終わるまではそのまま間引き
せずに印字を続けることを意味している。ここでいうブ
ロックは、図2に示すframe 0からNまでの1組のフレ
ームのかたまりである。ここで再送されたフレームは、
エラーがなかったのであれば再送されても無視し、エラ
ーがあった場合は、印字はその時点で停止しているの
で、送られ直したデータでエラーがあった場所から印字
動作を続行する。
【0047】すなわち、図2においてframe 0からNま
で送られたデータのframe 1,3,Nにエラーがあった
とすると、データの送信が終了した後、受信側からPP
R信号が発信されて再送要求が行なわれる。これに応じ
て送信側からエラーであったframe 1,3,Nのみが再
送され、その受信が確認されるとMCF信号を出力し、
送信側からはDCN信号が出力され、交信が終了する。
なお、サーマルヘッドの温度を制御するために、例えば
上述のframe 1,frame 3及びframe Nのエラーのう
ち、frame 3及びframe Nを擬似的にエラー(NG)と
することもできる。また、図2には、エラーかどうかを
示すフラグビット列において、エラーに対応するframe
のフラグを立てた例が示されている。
【0048】上記例の説明ではフレーム数の制御で記し
たが、同時に1フレームの大きさもその受信開始時のサ
ーマルヘッドの温度により、より小さくすることも可能
である(256バイト→64バイト)。このような大き
さを変えて再送されたフレームは、上述と同様に、エラ
ーがなかったのであれば再送されても無視し、エラーが
あった場合は、印字はその時点で停止しているので、送
られ直したデータでエラーがあった場所から印字動作を
続行する。
【0049】次にポータブル電源を使用するような感熱
記録装置において、その制御例を以に記載する。このポ
ータブル電源とは、現在普及しているノート型パソコン
等の電源として使用されているもので、家庭で使用され
ている交流を直流に変換し、携帯用にできている。
【0050】ポータブル電源の特性として図7に示すよ
うなI−V特性を有している。このような特性は、電源
が何らかの要因でシヨート状態になった場合(V≒0)
等に電流を減らして(理想的には完全に0にして)電源
の供給をオフし、電源を保護するために設計されてい
る。
【0051】このような特性を顕著に持つポータブル電
源を利用した感熱記録装置では、同じ印字パルス幅を与
えたとしても、つまり、その幅の間、サーマルヘッドに
電流を流したとしても、図7に示すような特性を持って
いる(ポータブル電源の端子電圧Vと供給電流Iが斜線
部(α部)内の値を採りうる)と、その時データ印字に
要するエネルギ(P=IV=I 2 R、I:電流、V:電
圧、R:サーマルヘッドの抵抗値)は、実際には電流値
により変化し、これによって印字濃度が左右されること
になる。
【0052】そこで、印字しようとする時のサーマルヘ
ッドの温度のみでパルス幅を考慮するのではなく、併せ
てその時の印字しようとするラインデータの黒字率また
は実際の電流値を考慮してパルス幅を決定する。
【0053】ここで黒字率の場合は、実際に印字をする
サーマルヘッドのブロックに対して行う。例えば、1度
に1ライン全てを印字できるのであれば1ライン全ての
黒字率で、2ブロックに分けて印字するのであれば1ラ
インを2分割した、それぞれの黒字率を意味している。
【0054】上記制御により、データ間引きする場合
も、サーマルヘッドの温度だけではなく、その時のデー
タの黒字率、所要電流値を考慮して間引きを行うことに
より、より不用意にデータを欠落させることがなくなる
制御ができる。
【0055】本実施例では、サーマルヘッドの温度に加
え、電源電圧・電流を考慮することにより、一定時間内
のストローブエネルギ変動を考慮して、それに基づき適
切な印字パルス制御を行える。なお、ストローブ幅とは
パルス幅(サーマルヘッドに印加エネルギを与えている
時間)のことである。
【0056】また、印字しようとするラインデータの黒
字率により、電源電圧・電流変動を考慮して、それに基
づき適切な印字パルス制御を行える。
【0057】また、電源電圧・電流変動を考慮し、電源
電圧・電流値が一定値以下の場合には、サーマルヘッド
の温度が規定値以上でも印字データの間引きは行なわれ
ないので、不必要な印字データの間引きを回避すること
ができる。
【0058】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、サーマル
ヘッドの温度を認識することにより、ヘッドが規定温度
以上になった時点から、それ以後の画データはメモリに
一旦蓄積し、温度が下がりしだい印字を行うようにした
から、データラインの欠落を回避し、より良好な印字記
録を行うことができる。
【0059】請求項2記載の発明によれば、受信前にサ
ーマルヘッドの温度測定を行い、規定温度に近ければ、
その交信データは全てメモリに蓄積した後、交信終了
後、ヘッドの温度が下がりしだい印字を行うようにした
から、データラインの欠落を回避し、より良好な印字記
録を行うことができる。
【0060】請求項3記載の発明によれば、受信開始か
らデータをメモリに蓄積すると同時に印字を行い、ペー
ジ途中でサーマルヘッドの温度が規定値以上になった
ら、その時点で印字動作を停止し、サーマルヘッドの温
度が下がった時点で再度そのページを記録し直すように
したから、データラインの欠落を回避し、より良好な印
字記録を行うことができる。
【0061】
【0062】
【0063】
【0064】
【0065】
【0066】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るファクシミリ装置のブロ
ック図である。
【図2】ファクシミリ装置のプロトコール手順を示す説
明図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る印字制御方式のフ
ローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例に係る印字制御方式の要
部のフローチャートである。
【図5】本発明の第3の実施例に係る印字制御方式のフ
ローチャートである。
【図6】本発明の第4の実施例に係る印字制御方式のフ
ローチャートである。
【図7】データ印字に要するエネルギの特性図である。
【符号の説明】
1 システム制御部 2 プロッタ部 3 スキャナ部 4 メモリ部 5 モデム 6 回線制御回路部 7 表示部 8 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−238045(JP,A) 特開 昭58−219072(JP,A) 特開 昭59−57570(JP,A) 特開 平3−13170(JP,A) 特開 平2−279353(JP,A) 特開 昭63−270161(JP,A) 特開 平4−320856(JP,A) 特開 平3−71860(JP,A) 実開 昭62−161463(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/375 B41J 2/36 B41J 2/365 H04N 1/23

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドおよびこのサーマルヘッ
    ドの温度検知手段を有するプロッタ部、データを蓄積す
    るメモリ部を有する感熱記録装置において、印字ライン
    ごとに前記温度検知手段の値を読み取り、サーマルヘッ
    ドの温度が規定温度以上になった時点から、印字を中断
    してそれ以後のデータを前記メモリに蓄積し、サーマ
    ルヘッドの温度が規定温度より下がると前記蓄積データ
    の印字を開始する制御を行なう制御手段を備えたことを
    特徴とする感熱記録装置。
  2. 【請求項2】 サーマルヘッドおよびこのサーマルヘッ
    ドの温度検知手段を有するプロッタ部、データを蓄積す
    るメモリ部を有する感熱記録装置において、信前に前
    記温度検知手段でサーマルヘッドの温度測定を行い、規
    定温度に近ければその信データは印字せずに前記メモ
    に蓄積し、サーマルヘッドの温度が規定温度より下
    がると前記蓄積データの印字を開始する制御を行なう制
    御手段を備えたことを特徴とする感熱記録装置。
  3. 【請求項3】 サーマルヘッドおよびこのサーマルヘッ
    ドの温度検知手段を有するプロッタ部、データを蓄積す
    るメモリ部を有する感熱記録装置において、信開始か
    らデータを前記メモリに蓄積するとともに印字を行
    い、前記温度検知手段による温度測定でサーマルヘッド
    の温度が規定値以上になったら、その時点で印字を停止
    し、サーマルヘッドの温度が規定温度より下がると再度
    そのページを印字し直す制御を行う制御手段を備えた
    とを特徴とする感熱記録装置。
JP30799493A 1992-12-08 1993-12-08 感熱記録装置 Expired - Fee Related JP3299828B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30799493A JP3299828B2 (ja) 1992-12-08 1993-12-08 感熱記録装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-328064 1992-12-08
JP32806492 1992-12-08
JP30799493A JP3299828B2 (ja) 1992-12-08 1993-12-08 感熱記録装置

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002017183A Division JP3372947B2 (ja) 1992-12-08 2002-01-25 感熱記録装置およびそれを用いたファクシミリ装置
JP2002017168A Division JP3479526B2 (ja) 1992-12-08 2002-01-25 感熱記録装置およびそれを用いたファクシミリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06227019A JPH06227019A (ja) 1994-08-16
JP3299828B2 true JP3299828B2 (ja) 2002-07-08

Family

ID=26565365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30799493A Expired - Fee Related JP3299828B2 (ja) 1992-12-08 1993-12-08 感熱記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3299828B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06227019A (ja) 1994-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6172699B1 (en) Thermal printing system having function for preventing over heating of thermal head
US4839737A (en) Facsimile machine with a recording paper information memory
US5196947A (en) Image communication apparatus
US20010030762A1 (en) Communication system and method, and storage medium for the system
JP3299828B2 (ja) 感熱記録装置
JP3372947B2 (ja) 感熱記録装置およびそれを用いたファクシミリ装置
JP3479526B2 (ja) 感熱記録装置およびそれを用いたファクシミリ装置
US5513208A (en) Facsimile apparatus and training sequence changeover method
JP3214112B2 (ja) ファクシミリの伝送制御方式
JP3690284B2 (ja) 通信端末装置
JP2002204345A (ja) 通信装置、通信方法および記憶媒体
JP2599321B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2986741B2 (ja) 画像通信装置
US7312904B2 (en) Apparatus, method and program for communication
JPH08289076A (ja) 通信装置
JPH0522553A (ja) フアクシミリ交信方法
JP3533720B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2925258B2 (ja) データ通信装置
JPH07123233A (ja) ファクシミリ装置
JPH04369169A (ja) 画像通信装置
JP2000318193A (ja) 画像記録装置
JPH0787292A (ja) ファクシミリ装置
JPH07143313A (ja) ファクシミリ装置
JPH06197221A (ja) ファクシミリ装置
JPH05328084A (ja) ファクシミリの最適速度通知方式

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees