JPH06197221A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH06197221A JPH06197221A JP4357802A JP35780292A JPH06197221A JP H06197221 A JPH06197221 A JP H06197221A JP 4357802 A JP4357802 A JP 4357802A JP 35780292 A JP35780292 A JP 35780292A JP H06197221 A JPH06197221 A JP H06197221A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カット紙の無駄な消費をより効果的に防止し
うるファクシミリ装置を得る。 【構成】 変化画素カウンタ6は、受信した画像情報の
うち、カット紙の有効記録長を越える部分の黒白画素変
化点の数を計数する。また、その部分の画像情報は、フ
レームメモリ3に記憶されている。制御部5は、1ペー
ジの受信が終了したときに、変化画素カウンタ6の計数
値が基準値以上であれば、記録部4に、フレームメモリ
3内にあるカット紙の有効記録長を越える部分の画像情
報の記録をさせる。
うるファクシミリ装置を得る。 【構成】 変化画素カウンタ6は、受信した画像情報の
うち、カット紙の有効記録長を越える部分の黒白画素変
化点の数を計数する。また、その部分の画像情報は、フ
レームメモリ3に記憶されている。制御部5は、1ペー
ジの受信が終了したときに、変化画素カウンタ6の計数
値が基準値以上であれば、記録部4に、フレームメモリ
3内にあるカット紙の有効記録長を越える部分の画像情
報の記録をさせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、符号化された画像情
報を送受信するファクシミリ装置に関するものである。
報を送受信するファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば特開平1−235477号
公報に示された従来のファクシミリ装置の受信部の概略
構成を示すブロック図である。図において、12は回線
を介して相手装置との間の通信手順制御を行うととも
に、符号化された画像情報の復号を行う通信制御部、3
は通信制御部12に接続され通信制御部12から渡され
た画像情報を格納するフレームメモリ、4はフレームメ
モリ3に接続され速度調整された画像情報を定形サイズ
の記録紙(カット紙)に記録する記録部、13は通信制
御部12からフレームメモリ3に渡される画像情報中の
黒画素を計数する黒画素カウンタ、14は通信制御部1
2、フレームメモリ3、記録部4、および黒画素カウン
タ13に接続されマイクロプロセッサと内部メモリとで
構成される制御部である。
公報に示された従来のファクシミリ装置の受信部の概略
構成を示すブロック図である。図において、12は回線
を介して相手装置との間の通信手順制御を行うととも
に、符号化された画像情報の復号を行う通信制御部、3
は通信制御部12に接続され通信制御部12から渡され
た画像情報を格納するフレームメモリ、4はフレームメ
モリ3に接続され速度調整された画像情報を定形サイズ
の記録紙(カット紙)に記録する記録部、13は通信制
御部12からフレームメモリ3に渡される画像情報中の
黒画素を計数する黒画素カウンタ、14は通信制御部1
2、フレームメモリ3、記録部4、および黒画素カウン
タ13に接続されマイクロプロセッサと内部メモリとで
構成される制御部である。
【0003】次に動作について説明する。通信制御部1
2は、回線を介して相手装置と通信制御手順のやり取り
を実行し、受信した符号化された画像信号を所定の符号
化方式に従って復号する。復号された画像情報は、制御
部14の制御によってフレームメモリ3に渡される。フ
レームメモリ3内の画像情報の副走査長がカット紙の有
効記録長分になったら、制御部14の制御により、その
画像情報がフレームメモリ3から記録部4に渡される。
そして、記録部4は、その画像情報に従ってカット紙に
記録を行う。
2は、回線を介して相手装置と通信制御手順のやり取り
を実行し、受信した符号化された画像信号を所定の符号
化方式に従って復号する。復号された画像情報は、制御
部14の制御によってフレームメモリ3に渡される。フ
レームメモリ3内の画像情報の副走査長がカット紙の有
効記録長分になったら、制御部14の制御により、その
画像情報がフレームメモリ3から記録部4に渡される。
そして、記録部4は、その画像情報に従ってカット紙に
記録を行う。
【0004】カット紙の有効記録長を越える分の画像情
報は、フレームメモリ3に渡されるとともに、黒画素カ
ウンタ13にも渡される。そして、黒画素カウンタ13
は、渡された画像情報中の黒画素の数を計数する。制御
部14は、黒画素カウンタ13の計数値が内部メモリに
記憶されている基準値を越えたら、その画像情報をフレ
ームメモリ3から記録部4に送る制御を行う。よって、
その画像情報についても記録部4で記録される。
報は、フレームメモリ3に渡されるとともに、黒画素カ
ウンタ13にも渡される。そして、黒画素カウンタ13
は、渡された画像情報中の黒画素の数を計数する。制御
部14は、黒画素カウンタ13の計数値が内部メモリに
記憶されている基準値を越えたら、その画像情報をフレ
ームメモリ3から記録部4に送る制御を行う。よって、
その画像情報についても記録部4で記録される。
【0005】黒画素カウンタ13の計数値が基準値に達
しないうちにそのページの画像情報の受信が終了した場
合には、制御部14は、その画像情報をフレームメモリ
3から廃棄する制御を行う。このようにして、カット紙
の有効記録長を越えるページを受信した場合に、有効記
録長を越える分の情報量が少ないときには、その越える
分の記録を行わずカット紙の無駄な消費を防止してい
る。
しないうちにそのページの画像情報の受信が終了した場
合には、制御部14は、その画像情報をフレームメモリ
3から廃棄する制御を行う。このようにして、カット紙
の有効記録長を越えるページを受信した場合に、有効記
録長を越える分の情報量が少ないときには、その越える
分の記録を行わずカット紙の無駄な消費を防止してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリ装
置は以上のように構成されているので、黒部分の多い原
稿を受信した場合、受信した画像情報のうちカット紙の
有効記録長を越える部分について記録がなされる。その
際、その部分が汚れ等による場合など有意な情報がない
場合であっても記録がなされ、カット紙の無駄な消費が
生ずる場合があるという問題点があった。
置は以上のように構成されているので、黒部分の多い原
稿を受信した場合、受信した画像情報のうちカット紙の
有効記録長を越える部分について記録がなされる。その
際、その部分が汚れ等による場合など有意な情報がない
場合であっても記録がなされ、カット紙の無駄な消費が
生ずる場合があるという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、カット紙の無駄な消費をより効
果的に防止し、長手方向が非定形のロール紙等に記録す
る場合にも無駄な消費を防止しうるファクシミリ装置を
得ることと共に、無駄な原稿を送信することを防止しう
るファクシミリ装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、カット紙の無駄な消費をより効
果的に防止し、長手方向が非定形のロール紙等に記録す
る場合にも無駄な消費を防止しうるファクシミリ装置を
得ることと共に、無駄な原稿を送信することを防止しう
るファクシミリ装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るファクシミリ装置は、符号化された画像情報を復号す
る画像情報復号部と、この画像情報復号部で復号された
画像情報を記憶する記憶部と、この記憶部内の画像情報
についてカット紙の記録紙に記録を行う記録部とを備え
たファクシミリ装置であって、記憶部に記憶された画像
情報中の画素変化点の数を検出する検出部と、この検出
部が検出した変化点数が基準値以上である場合に記憶部
に記憶されている画像情報を前記記録部に引き渡し、そ
の変化点数が基準値未満である場合にはその画像情報を
前記記録部に引き渡すことを止めるように制御する制御
部とを備えたものである。
るファクシミリ装置は、符号化された画像情報を復号す
る画像情報復号部と、この画像情報復号部で復号された
画像情報を記憶する記憶部と、この記憶部内の画像情報
についてカット紙の記録紙に記録を行う記録部とを備え
たファクシミリ装置であって、記憶部に記憶された画像
情報中の画素変化点の数を検出する検出部と、この検出
部が検出した変化点数が基準値以上である場合に記憶部
に記憶されている画像情報を前記記録部に引き渡し、そ
の変化点数が基準値未満である場合にはその画像情報を
前記記録部に引き渡すことを止めるように制御する制御
部とを備えたものである。
【0009】また、請求項2記載の発明に係るファクシ
ミリ装置は、符号化された画像情報を復号する画像情報
復号部と、この画像情報復号部で復号された画像情報を
記憶する記憶部と、この記憶部内の画像情報について長
手方向に長さの制限のない記録紙に記録を行う記録部と
を備えたファクシミリ装置であって、記憶部に記憶され
た画像情報中の画素変化点の数を検出する検出部と、こ
の検出部が検出した変化点数が基準値以上である場合に
記憶部に記憶されている画像情報を記録部に引き渡し、
その変化点数が基準値未満である場合にはその画像情報
を前記記録部に引き渡すことを止めるように制御する制
御部とを備えたものである。
ミリ装置は、符号化された画像情報を復号する画像情報
復号部と、この画像情報復号部で復号された画像情報を
記憶する記憶部と、この記憶部内の画像情報について長
手方向に長さの制限のない記録紙に記録を行う記録部と
を備えたファクシミリ装置であって、記憶部に記憶され
た画像情報中の画素変化点の数を検出する検出部と、こ
の検出部が検出した変化点数が基準値以上である場合に
記憶部に記憶されている画像情報を記録部に引き渡し、
その変化点数が基準値未満である場合にはその画像情報
を前記記録部に引き渡すことを止めるように制御する制
御部とを備えたものである。
【0010】そして、請求項3記載の発明に係るファク
シミリ装置は、原稿内容を読み取ってそれを画像情報に
変換する原稿読取制御部と、この原稿読取制御部が出力
した画像情報を符号化する符号化部と、この符号化部が
符号化した符号化画像情報を蓄積する蓄積部とを備えた
ファクシミリ装置であって、原稿読取制御部による画像
情報中の画素変化点の数を検出する検出部と、この検出
部が検出した変化点数が基準値以上である場合に蓄積部
に蓄積されている画像情報を送信する制御を行う制御部
とを備えたものである。
シミリ装置は、原稿内容を読み取ってそれを画像情報に
変換する原稿読取制御部と、この原稿読取制御部が出力
した画像情報を符号化する符号化部と、この符号化部が
符号化した符号化画像情報を蓄積する蓄積部とを備えた
ファクシミリ装置であって、原稿読取制御部による画像
情報中の画素変化点の数を検出する検出部と、この検出
部が検出した変化点数が基準値以上である場合に蓄積部
に蓄積されている画像情報を送信する制御を行う制御部
とを備えたものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明における制御部は、黒画素
と白画素とが接している点である画素変化点の数に応じ
て画像情報の有意、無意を判定する。すなわち、変化点
数が基準値に満たない時に画像情報を無意と判定しその
画像情報についてカット紙への記録を行わないように制
御する。
と白画素とが接している点である画素変化点の数に応じ
て画像情報の有意、無意を判定する。すなわち、変化点
数が基準値に満たない時に画像情報を無意と判定しその
画像情報についてカット紙への記録を行わないように制
御する。
【0012】また、請求項2記載の発明における制御部
は、画素変化点の数に応じて画像情報の有意、無意を判
定する。すなわち、変化点数が基準値に満たない時に画
像情報を無意と判定しその画像情報について長手方向に
長さの制限のない記録紙への記録を行わないように制御
する。
は、画素変化点の数に応じて画像情報の有意、無意を判
定する。すなわち、変化点数が基準値に満たない時に画
像情報を無意と判定しその画像情報について長手方向に
長さの制限のない記録紙への記録を行わないように制御
する。
【0013】そして、請求項3の発明における制御部
は、画素変化点の数に応じて送信原稿による画像情報の
有意、無意を判定する。すなわち、変化点数が基準値以
上の時に画像情報を有意と判定しその画像情報について
送信を行う。よって、変化点数が基準値未満で画像情報
を無意と判定した場合に、送信を取り止めたり操作者の
介在による送信を行うように制御することを可能にす
る。
は、画素変化点の数に応じて送信原稿による画像情報の
有意、無意を判定する。すなわち、変化点数が基準値以
上の時に画像情報を有意と判定しその画像情報について
送信を行う。よって、変化点数が基準値未満で画像情報
を無意と判定した場合に、送信を取り止めたり操作者の
介在による送信を行うように制御することを可能にす
る。
【0014】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の第1の実施例に
よるファクシミリ装置の受信部の構成を示すブロック図
である。図において、1は回線制御を行うとともに回線
を介して相手装置との間の通信手順制御を行う通信手順
制御部、2は通信手順制御部1で設定された符号化方式
に従って符号化された画像情報の復号を行う画像情報復
号部、3は画像情報復号部2に接続され画像情報復号部
2から渡された画像情報を格納するフレームメモリ(記
憶部)、4はフレームメモリ3に接続され速度調整され
た画像情報をカット紙に記録するレーザプリンタなどに
よる記録部、5は通信手順制御部1、画像情報復号部
2、フレームメモリ3、記録部4、および変化画素カウ
ンタ6に接続されマイクロプロセッサと内部メモリとで
構成される制御部、6は画像情報復号部2に接続され変
化画素の量を計数する変化画素カウンタ(検出部)であ
る。
よるファクシミリ装置の受信部の構成を示すブロック図
である。図において、1は回線制御を行うとともに回線
を介して相手装置との間の通信手順制御を行う通信手順
制御部、2は通信手順制御部1で設定された符号化方式
に従って符号化された画像情報の復号を行う画像情報復
号部、3は画像情報復号部2に接続され画像情報復号部
2から渡された画像情報を格納するフレームメモリ(記
憶部)、4はフレームメモリ3に接続され速度調整され
た画像情報をカット紙に記録するレーザプリンタなどに
よる記録部、5は通信手順制御部1、画像情報復号部
2、フレームメモリ3、記録部4、および変化画素カウ
ンタ6に接続されマイクロプロセッサと内部メモリとで
構成される制御部、6は画像情報復号部2に接続され変
化画素の量を計数する変化画素カウンタ(検出部)であ
る。
【0015】図2は国際電信電話諮問委員会(CCIT
T)勧告T.30に準拠した通信制御手順を示すシーケ
ンス図である。図において、CNGは発呼局が非音声端
末であることを示すトーン信号である伝送制御手順信号
(以下、信号という。)、CEDは被呼局がファクシミ
リ端末であることを示すトーンによる信号である。
T)勧告T.30に準拠した通信制御手順を示すシーケ
ンス図である。図において、CNGは発呼局が非音声端
末であることを示すトーン信号である伝送制御手順信号
(以下、信号という。)、CEDは被呼局がファクシミ
リ端末であることを示すトーンによる信号である。
【0016】また、(NSF)(CSI)DIS(かっ
こはオプション信号を示す。)は被呼局の能力を示す信
号、(TSI)DCSは原稿サイズや符号化方式などの
送信パラメータの設定信号である。TCFは、回線状態
のチェックのための特定パターンの信号であり、CFR
は、TCFの正常受信を示す信号である。PIXは符号
化された画像情報であり、EOPは、直前のPIXが最
終ページのものであることを示す信号である。そして、
MCFはPIX受信が正常の場合のEOPに対する応答
信号であり、DCNは、受信側に対する回線切断要求信
号である。
こはオプション信号を示す。)は被呼局の能力を示す信
号、(TSI)DCSは原稿サイズや符号化方式などの
送信パラメータの設定信号である。TCFは、回線状態
のチェックのための特定パターンの信号であり、CFR
は、TCFの正常受信を示す信号である。PIXは符号
化された画像情報であり、EOPは、直前のPIXが最
終ページのものであることを示す信号である。そして、
MCFはPIX受信が正常の場合のEOPに対する応答
信号であり、DCNは、受信側に対する回線切断要求信
号である。
【0017】次に動作について説明する。ここでは、図
2に示すようなT.30に準拠した通信を例とする。回
線から着呼があると、通信手順制御部1は、CEDと
(NSF)(CSI)DISを回線側に送出する。そし
て、送信端末(相手装置)から(TSI)DCSを受信
し、そのDCSで符号化方式としてCCITT勧告T.
4によるMH符号が指定されたとする。続いて、TC
F、CFRによって回線速度が確定し、相手装置からP
IXが送信される。
2に示すようなT.30に準拠した通信を例とする。回
線から着呼があると、通信手順制御部1は、CEDと
(NSF)(CSI)DISを回線側に送出する。そし
て、送信端末(相手装置)から(TSI)DCSを受信
し、そのDCSで符号化方式としてCCITT勧告T.
4によるMH符号が指定されたとする。続いて、TC
F、CFRによって回線速度が確定し、相手装置からP
IXが送信される。
【0018】通信手順制御部1がPIXを受信すると、
通信手順制御部1は、受信したMH符号化された画像情
報を画像情報復号部2に渡す。画像情報復号部2は、通
信手順制御部1から指定された符号化方式、この場合に
はMH符号化方式に従って画像情報の復号を行う。そし
て、復号された画像情報をフレームメモリ3に渡す。
通信手順制御部1は、受信したMH符号化された画像情
報を画像情報復号部2に渡す。画像情報復号部2は、通
信手順制御部1から指定された符号化方式、この場合に
はMH符号化方式に従って画像情報の復号を行う。そし
て、復号された画像情報をフレームメモリ3に渡す。
【0019】フレームメモリ3内の画像情報の副走査長
がカット紙の有効記録長分になったら、制御部5の制御
により、その画像情報がフレームメモリ3から記録部4
に渡される。そして、記録部4は、その画像情報に従っ
てカット紙に記録を行う。
がカット紙の有効記録長分になったら、制御部5の制御
により、その画像情報がフレームメモリ3から記録部4
に渡される。そして、記録部4は、その画像情報に従っ
てカット紙に記録を行う。
【0020】記録部4に画像情報が渡ったときにまだE
OPが受信されない場合、すなわち、カット紙の有効記
録長を越える分の画像情報が受信される場合には、画像
情報復号部2は、その後EOPが受信されるまでに受信
し復号した画像情報について、その画像情報をフレーム
メモリ3に渡すとともに、変化画素情報を変化画素カウ
ンタ6に通知する。変化画素は、図3に示すように、白
画素から黒画素へ変化する点の画素、または黒画素から
白画素へ変化する点の画素である。よって、変化画素の
量は、MH符号のターミネイティング符号の数に一致す
る。そこで、具体的には、画像情報復号部2は、ターミ
ネイティング符号の発生時点や1ライン中のターミネイ
ティング符号の数を変化画素カウンタ6に通知する。そ
して、変化画素カウンタ6は、それを計数する。同時
に、画像情報復号部2はEOLの数を計数している。
OPが受信されない場合、すなわち、カット紙の有効記
録長を越える分の画像情報が受信される場合には、画像
情報復号部2は、その後EOPが受信されるまでに受信
し復号した画像情報について、その画像情報をフレーム
メモリ3に渡すとともに、変化画素情報を変化画素カウ
ンタ6に通知する。変化画素は、図3に示すように、白
画素から黒画素へ変化する点の画素、または黒画素から
白画素へ変化する点の画素である。よって、変化画素の
量は、MH符号のターミネイティング符号の数に一致す
る。そこで、具体的には、画像情報復号部2は、ターミ
ネイティング符号の発生時点や1ライン中のターミネイ
ティング符号の数を変化画素カウンタ6に通知する。そ
して、変化画素カウンタ6は、それを計数する。同時
に、画像情報復号部2はEOLの数を計数している。
【0021】通信手順制御部1は、EOPを受信すると
MCFを送出し、DCNを受信すると回線を開放する。
このとき、制御部5は、画像情報復号部2から、カット
紙の有効記録長を越える分の画像情報についてのEOL
数を受け取り、図4のフローチャートに示す処理を行
う。
MCFを送出し、DCNを受信すると回線を開放する。
このとき、制御部5は、画像情報復号部2から、カット
紙の有効記録長を越える分の画像情報についてのEOL
数を受け取り、図4のフローチャートに示す処理を行
う。
【0022】すなわち、そのEOLの数が、制御部5が
あらかじめ持っている記録開始ライン数以上であれば、
カット紙の有効記録長を越える分の画像情報について記
録を行うことにする(ステップST1、ST4)。な
お、記録開始ライン数とは、記録を行うか行わないかの
しきい値であり、実験や経験則等によって、例えば10
0ラインとかに設定される。
あらかじめ持っている記録開始ライン数以上であれば、
カット紙の有効記録長を越える分の画像情報について記
録を行うことにする(ステップST1、ST4)。な
お、記録開始ライン数とは、記録を行うか行わないかの
しきい値であり、実験や経験則等によって、例えば10
0ラインとかに設定される。
【0023】EOLの数が記録開始ライン数未満の場合
には、制御部5は、変化画素カウンタ6の計数値を引き
取る。そして、計数値が規定値以上である場合には、カ
ット紙の有効記録長を越える分の画像情報に有意な情報
が含まれると判断し、その画像情報について記録を行う
ことにする(ステップST2、ST4)。なお、規定値
とは、画像情報が有意か否かを判定するための基準とな
る変化画素数であり、経験則や実験によって決定され
る。
には、制御部5は、変化画素カウンタ6の計数値を引き
取る。そして、計数値が規定値以上である場合には、カ
ット紙の有効記録長を越える分の画像情報に有意な情報
が含まれると判断し、その画像情報について記録を行う
ことにする(ステップST2、ST4)。なお、規定値
とは、画像情報が有意か否かを判定するための基準とな
る変化画素数であり、経験則や実験によって決定され
る。
【0024】EOL数が記録開始ライン数未満であっ
て、かつ、変化画素カウンタ6の計数値が規定値未満で
ある場合には、制御部5は、カット紙の有効記録長を越
える分の画像情報について記録を行わないことにする
(ステップST3)。制御部5は、記録を行うことにし
た場合には、フレームメモリ3内のカット紙の有効記録
長を越える分の画像情報を記録部4が引き取るように指
示する。また、記録を行わないことにした場合には、フ
レームメモリ3内のその画像情報を廃棄する制御を行
う。
て、かつ、変化画素カウンタ6の計数値が規定値未満で
ある場合には、制御部5は、カット紙の有効記録長を越
える分の画像情報について記録を行わないことにする
(ステップST3)。制御部5は、記録を行うことにし
た場合には、フレームメモリ3内のカット紙の有効記録
長を越える分の画像情報を記録部4が引き取るように指
示する。また、記録を行わないことにした場合には、フ
レームメモリ3内のその画像情報を廃棄する制御を行
う。
【0025】実施例2.図5はこの発明の第2の実施例
によるファクシミリ装置の受信部の構成を示すブロック
図である。図において、7はフレームメモリ3内の画像
情報について長手方向が定形でないロール紙に記録を行
う感熱ヘッドなどによるロール紙記録部(記録部)、5
1は通信手順制御部1、画像情報復号部2、フレームメ
モリ3、ロール紙記録部7、および変化画素カウンタ6
に接続されそれらを制御する制御部である。
によるファクシミリ装置の受信部の構成を示すブロック
図である。図において、7はフレームメモリ3内の画像
情報について長手方向が定形でないロール紙に記録を行
う感熱ヘッドなどによるロール紙記録部(記録部)、5
1は通信手順制御部1、画像情報復号部2、フレームメ
モリ3、ロール紙記録部7、および変化画素カウンタ6
に接続されそれらを制御する制御部である。
【0026】次に動作について図2のシーケンス図およ
び図6のフローチャートを参照して説明する。ここで
も、図2に示すようなCCITT勧告T.30に準拠し
た通信を例とする。回線から着呼があると、通信手順制
御部1は、CEDと(NSF)(CSI)DISを回線
側に送出する。そして、送信端末(相手装置)から(T
SI)DCSを受信し、そのDCSで符号化方式として
CCITT勧告T.4によるMH符号が指定されたとす
る。続いて、TCF、CFRによって回線速度が確定
し、相手装置からPIXが送信される。
び図6のフローチャートを参照して説明する。ここで
も、図2に示すようなCCITT勧告T.30に準拠し
た通信を例とする。回線から着呼があると、通信手順制
御部1は、CEDと(NSF)(CSI)DISを回線
側に送出する。そして、送信端末(相手装置)から(T
SI)DCSを受信し、そのDCSで符号化方式として
CCITT勧告T.4によるMH符号が指定されたとす
る。続いて、TCF、CFRによって回線速度が確定
し、相手装置からPIXが送信される。
【0027】通信手順制御部1がPIXを受信すると、
通信手順制御部1は、受信したMH符号化された画像情
報を画像情報復号部2に渡す。画像情報復号部2は、通
信手順制御部1から指定された符号化方式、この場合に
はMH符号化方式に従って画像情報の復号を行う。そし
て、復号された画像情報をフレームメモリ3に渡す。
通信手順制御部1は、受信したMH符号化された画像情
報を画像情報復号部2に渡す。画像情報復号部2は、通
信手順制御部1から指定された符号化方式、この場合に
はMH符号化方式に従って画像情報の復号を行う。そし
て、復号された画像情報をフレームメモリ3に渡す。
【0028】同時に、画像情報復号部2は、ターミネイ
ティング符号の発生時点や1ライン中のターミネイティ
ング符号の数を変化画素カウンタ6に通知する。そし
て、変化画素カウンタ6は、それを計数する。また、画
像情報復号部2はEOLの数を制御部51に通知してい
る。
ティング符号の発生時点や1ライン中のターミネイティ
ング符号の数を変化画素カウンタ6に通知する。そし
て、変化画素カウンタ6は、それを計数する。また、画
像情報復号部2はEOLの数を制御部51に通知してい
る。
【0029】ここで、通信手順制御部1がEOPを受信
すると、または、制御部51がEOL数が記録開始ライ
ン数以上になったことを検出すると(ステップST
4)、制御部51は、変化画素カウンタ6の計数値を引
き取る。そして、その計数値と規定値とを比較する。計
数値が規定値以上である場合には、画像情報に有意な情
報が含まれると判断し、その画像情報について記録を行
うことにする(ステップST5、ST6)。すなわち、
フレームメモリ3内の画像情報はロール紙記録部7に渡
され、ロール紙記録部7で記録がなされる。
すると、または、制御部51がEOL数が記録開始ライ
ン数以上になったことを検出すると(ステップST
4)、制御部51は、変化画素カウンタ6の計数値を引
き取る。そして、その計数値と規定値とを比較する。計
数値が規定値以上である場合には、画像情報に有意な情
報が含まれると判断し、その画像情報について記録を行
うことにする(ステップST5、ST6)。すなわち、
フレームメモリ3内の画像情報はロール紙記録部7に渡
され、ロール紙記録部7で記録がなされる。
【0030】また、変化画素カウンタ6の計数値が規定
値未満である場合には、制御部51は、フレームメモリ
3内の画像情報について記録を行わないことにする。す
なわち、フレームメモリ3内のその画像情報を廃棄する
制御を行う(ステップST7)。なお、通信手順制御部
1は、EOPを受信するとMCFを送出し、DCNを受
信すると回線を開放する。
値未満である場合には、制御部51は、フレームメモリ
3内の画像情報について記録を行わないことにする。す
なわち、フレームメモリ3内のその画像情報を廃棄する
制御を行う(ステップST7)。なお、通信手順制御部
1は、EOPを受信するとMCFを送出し、DCNを受
信すると回線を開放する。
【0031】実施例3.図7はこの発明の第3の実施例
によるファクシミリ装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、8は送信原稿を1ラインごとに読み取
り画像情報に変換する原稿読取制御部、9は原稿読取制
御部8に接続され原稿読取制御部2からの画像情報の符
号化を行うとともに符号化情報の一時蓄積を行う画像情
報符号化部(符号化部、蓄積部)、10はファクシミリ
の動作として不適当な状態が発生したときのアラームを
音や光で通知することなどを行う表示部、11は操作者
の意志を制御部52に伝える操作部、52は通信手順制
御部1、画像情報復号部2、フレームメモリ3、記録部
4、変化画素カウンタ6、画像情報符号化部9、表示部
10および操作部11に接続され装置全体の制御を行う
制御部である。
によるファクシミリ装置の構成を示すブロック図であ
る。図において、8は送信原稿を1ラインごとに読み取
り画像情報に変換する原稿読取制御部、9は原稿読取制
御部8に接続され原稿読取制御部2からの画像情報の符
号化を行うとともに符号化情報の一時蓄積を行う画像情
報符号化部(符号化部、蓄積部)、10はファクシミリ
の動作として不適当な状態が発生したときのアラームを
音や光で通知することなどを行う表示部、11は操作者
の意志を制御部52に伝える操作部、52は通信手順制
御部1、画像情報復号部2、フレームメモリ3、記録部
4、変化画素カウンタ6、画像情報符号化部9、表示部
10および操作部11に接続され装置全体の制御を行う
制御部である。
【0032】次に送信時の動作について図8のフローチ
ャートを参照して説明する。送信原稿が原稿読取制御部
8に設定され操作部11に送信指示が入力されると、制
御部52の制御によって、原稿読取制御部8は原稿の読
み取りを開始する。すなわち、原稿の内容を1ライン毎
に読み取り、読み取った内容を画像情報に変換する。変
換された画像情報は、画像情報符号化部9において例え
ばCCITT勧告T.4によるMH符号に変換される。
ャートを参照して説明する。送信原稿が原稿読取制御部
8に設定され操作部11に送信指示が入力されると、制
御部52の制御によって、原稿読取制御部8は原稿の読
み取りを開始する。すなわち、原稿の内容を1ライン毎
に読み取り、読み取った内容を画像情報に変換する。変
換された画像情報は、画像情報符号化部9において例え
ばCCITT勧告T.4によるMH符号に変換される。
【0033】このとき、画像情報符号化部9は、画素変
化点の発生を変化画素カウンタ6に通知する。例えば、
MH符号のターミネイティング符号の発生時を通知す
る。変化画素カウンタ6は、変化画素の数を計数する。
化点の発生を変化画素カウンタ6に通知する。例えば、
MH符号のターミネイティング符号の発生時を通知す
る。変化画素カウンタ6は、変化画素の数を計数する。
【0034】原稿読取制御部8が1ラインの走査を終了
すると、画像情報符号化部9は、それまでに生成した符
号にEOLを付加するとともに、制御部52に1ライン
の読み取り終了を通知する。そして、原稿読取制御部8
は、次のラインの読み取りを開始する。
すると、画像情報符号化部9は、それまでに生成した符
号にEOLを付加するとともに、制御部52に1ライン
の読み取り終了を通知する。そして、原稿読取制御部8
は、次のラインの読み取りを開始する。
【0035】制御部52は、通知されたEOLの数を計
数している。なお、計数は画像情報符号化部9でなされ
るようにしてもよい。そして、EOL数があらかじめ決
められている送信開始ライン数に達したら、または、1
ページの読み取りが完了したことを知らされたら(ステ
ップST7)、制御部52は、変化画素カウンタ6から
その計数値を引き取る。そして、その計数値とEOL数
から1ラインあたりの変化画素数を算出する。
数している。なお、計数は画像情報符号化部9でなされ
るようにしてもよい。そして、EOL数があらかじめ決
められている送信開始ライン数に達したら、または、1
ページの読み取りが完了したことを知らされたら(ステ
ップST7)、制御部52は、変化画素カウンタ6から
その計数値を引き取る。そして、その計数値とEOL数
から1ラインあたりの変化画素数を算出する。
【0036】1ラインあたりの変化画素数があらかじめ
設定されている規定値以上であれば、制御部52は、読
み取り済みの画像情報を送信することにする(ステップ
ST8,ST9)。すなわち、制御部52は、画像情報
符号化部9に対して画像情報を通信手順制御部1に渡す
よう指示し、通信手順制御部1に送信指示を与える。す
ると、通信手順制御部1は、送信を開始する。
設定されている規定値以上であれば、制御部52は、読
み取り済みの画像情報を送信することにする(ステップ
ST8,ST9)。すなわち、制御部52は、画像情報
符号化部9に対して画像情報を通信手順制御部1に渡す
よう指示し、通信手順制御部1に送信指示を与える。す
ると、通信手順制御部1は、送信を開始する。
【0037】一方、1ラインあたりの変化画素数が規定
値未満であれば、制御部52は、表示部10に画像情報
が少ない旨を表示し操作者に通知する(ステップST1
0)。操作者は、操作部11により、その通知に対して
送信指示を行うことができる。操作部11から送信指示
があると、制御部52は、画像情報を送信することにす
る(ステップST11,ST9)。送信指示がなかった
場合には、制御部52は、画像情報符号化部9に画像情
報の廃棄を指示し、送信動作を中止する(ステップST
12)。このようにして、無駄な送信による通信料金の
増加を防止し、原稿の誤挿入等を素早く操作者に通知す
ることができる。受信動作については、実施例1の場合
と同様である。また、記録部がロール紙記録部7である
場合には、実施例2の場合と同様にすることができる。
値未満であれば、制御部52は、表示部10に画像情報
が少ない旨を表示し操作者に通知する(ステップST1
0)。操作者は、操作部11により、その通知に対して
送信指示を行うことができる。操作部11から送信指示
があると、制御部52は、画像情報を送信することにす
る(ステップST11,ST9)。送信指示がなかった
場合には、制御部52は、画像情報符号化部9に画像情
報の廃棄を指示し、送信動作を中止する(ステップST
12)。このようにして、無駄な送信による通信料金の
増加を防止し、原稿の誤挿入等を素早く操作者に通知す
ることができる。受信動作については、実施例1の場合
と同様である。また、記録部がロール紙記録部7である
場合には、実施例2の場合と同様にすることができる。
【0038】なお、上記各実施例では符号化方式として
MH符号化を例にとったので、変化画素の抽出方式とし
てターミネイティング符号の数を計数する方式を採用
し、ライン数の抽出方式としてEOL数を計数する方式
を採用したが、他の方式によってもよい。例えば、符号
化方式がCCITT勧告T.4によるMR符号化やT.
6によるMMR符号化の場合に、復号時には、復号して
生成されたライン上の変化点の数を計数し、生成された
ライン数を計数すればよい。また、符号化時には、符号
化前のライン上の変化点の数を計数し、符号化されるラ
イン数を計数すればよい。
MH符号化を例にとったので、変化画素の抽出方式とし
てターミネイティング符号の数を計数する方式を採用
し、ライン数の抽出方式としてEOL数を計数する方式
を採用したが、他の方式によってもよい。例えば、符号
化方式がCCITT勧告T.4によるMR符号化やT.
6によるMMR符号化の場合に、復号時には、復号して
生成されたライン上の変化点の数を計数し、生成された
ライン数を計数すればよい。また、符号化時には、符号
化前のライン上の変化点の数を計数し、符号化されるラ
イン数を計数すればよい。
【0039】また、いずれの符号化方式が採用されて
も、その符号化および復号の過程で黒画素と白画素の境
である変化点を抽出する必要がある。よって、変化点抽
出のためのハードウェアやソフトウェアを別に設ける必
要はなく、部品点数の増加を抑えつつ上記各実施例によ
るファクシミリ装置を実現することができる。
も、その符号化および復号の過程で黒画素と白画素の境
である変化点を抽出する必要がある。よって、変化点抽
出のためのハードウェアやソフトウェアを別に設ける必
要はなく、部品点数の増加を抑えつつ上記各実施例によ
るファクシミリ装置を実現することができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、ファクシミリ装置を、画像情報における変化点数
と基準値との比較によってカット紙に記録を行うか行わ
ないかを判定する構成としたので、送信側の原稿の長さ
が受信側のカット紙の有効記録長より若干長い場合や、
送信側の機構系の誤差によって画像情報の長さが原稿の
実際の長さより長くなってカット紙の有効記録長を越え
た場合に、無意な情報を廃棄して記録紙の無駄を防止で
きるものが得られる効果がある。しかも、全体的に黒い
画像情報を受信した場合にも、有効に記録紙の無駄を防
止できる効果がある。
れば、ファクシミリ装置を、画像情報における変化点数
と基準値との比較によってカット紙に記録を行うか行わ
ないかを判定する構成としたので、送信側の原稿の長さ
が受信側のカット紙の有効記録長より若干長い場合や、
送信側の機構系の誤差によって画像情報の長さが原稿の
実際の長さより長くなってカット紙の有効記録長を越え
た場合に、無意な情報を廃棄して記録紙の無駄を防止で
きるものが得られる効果がある。しかも、全体的に黒い
画像情報を受信した場合にも、有効に記録紙の無駄を防
止できる効果がある。
【0041】また、請求項2記載の発明によれば、ファ
クシミリ装置を、画像情報における変化点数と基準値と
の比較によって記録紙に記録を行うか行わないかを判定
する構成としたので、送信側でセットされた原稿が裏返
しであったり送信側で給紙不良が生じたりすることに起
因する白紙記録や全黒記録を防止しうるものが得られる
効果がある。
クシミリ装置を、画像情報における変化点数と基準値と
の比較によって記録紙に記録を行うか行わないかを判定
する構成としたので、送信側でセットされた原稿が裏返
しであったり送信側で給紙不良が生じたりすることに起
因する白紙記録や全黒記録を防止しうるものが得られる
効果がある。
【0042】そして、請求項3記載の発明によれば、フ
ァクシミリ装置を、送信画像情報における変化点数と基
準値との比較結果に従って送信を行う構成としたので、
セットされた原稿が裏返しであったり給紙不良が生じた
りすることに起因する白紙情報送信や全黒情報送信を防
止し、通信料金を節約しうるものが得られる効果があ
る。
ァクシミリ装置を、送信画像情報における変化点数と基
準値との比較結果に従って送信を行う構成としたので、
セットされた原稿が裏返しであったり給紙不良が生じた
りすることに起因する白紙情報送信や全黒情報送信を防
止し、通信料金を節約しうるものが得られる効果があ
る。
【図1】この発明の第1の実施例によるファクシミリ装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図2】CCITT勧告T.30に準拠した通信制御手
順を示すシーケンス図である。
順を示すシーケンス図である。
【図3】変化画素を説明するための説明図である。
【図4】第1の実施例によるファクシミリ装置の動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図5】この発明の第2の実施例によるファクシミリ装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図6】第2の実施例によるファクシミリ装置の動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図7】この発明の第3の実施例によるファクシミリ装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図8】第3の実施例によるファクシミリ装置の動作を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図9】従来のファクシミリ装置の構成を示すブロック
図である。
図である。
2 画像情報復号部 3 フレームメモリ(記憶部) 4 記録部 5,51,52 制御部 6 変化画素カウンタ(検出部) 7 ロール紙記録部(記録部) 8 原稿読取制御部 9 画像情報符号化部(符号化部,蓄積部)
Claims (3)
- 【請求項1】 符号化された画像情報を復号する画像情
報復号部と、この画像情報復号部で復号された画像情報
を記憶する記憶部と、この記憶部内の画像情報について
定形サイズの記録紙に記録を行う記録部とを備えたファ
クシミリ装置において、前記記憶部に記憶された画像情
報中の黒画素と白画素の境である変化点の数を検出する
検出部と、この検出部が検出した変化点数が基準値以上
である場合に前記記憶部に記憶されている画像情報を前
記記録部に引き渡し、その変化点数が基準値未満である
場合にはその画像情報を前記記録部に引き渡すことを止
める制御を行う制御部とを備えたことを特徴とするファ
クシミリ装置。 - 【請求項2】 符号化された画像情報を復号する画像情
報復号部と、この画像情報復号部で復号された画像情報
を記憶する記憶部と、この記憶部内の画像情報について
副走査方向に長さの制限のない記録紙に記録を行う記録
部とを備えたファクシミリ装置において、前記記憶部に
記憶された画像情報中の黒画素と白画素の境である変化
点の数を検出する検出部と、この検出部が検出した変化
点数が基準値以上である場合に前記記憶部に記憶されて
いる画像情報を前記記録部に引き渡し、その変化点数が
基準値未満である場合にはその画像情報を前記記録部に
引き渡すことを止める制御を行う制御部とを備えたこと
を特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項3】 原稿内容を読み取ってそれを画像情報に
変換する原稿読取制御部と、この原稿読取制御部が出力
した画像情報を符号化する符号化部と、この符号化部が
符号化した符号化画像情報を蓄積する蓄積部とを備えた
ファクシミリ装置において、前記原稿読取制御部による
画像情報中の黒画素と白画素の境である変化点の数を検
出する検出部と、この検出部が検出した変化点数が基準
値以上である場合に前記蓄積部に蓄積されている画像情
報を送信する制御を行う制御部とを備えたことを特徴と
するファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4357802A JPH06197221A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4357802A JPH06197221A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06197221A true JPH06197221A (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=18456001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4357802A Pending JPH06197221A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06197221A (ja) |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP4357802A patent/JPH06197221A/ja active Pending
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