JP3299293B2 - 半合成のジアステレオマー的に純粋なn−グリシジルアントラサイクリンの立体選択的な製造方法 - Google Patents

半合成のジアステレオマー的に純粋なn−グリシジルアントラサイクリンの立体選択的な製造方法

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JP3299293B2
JP3299293B2 JP32404891A JP32404891A JP3299293B2 JP 3299293 B2 JP3299293 B2 JP 3299293B2 JP 32404891 A JP32404891 A JP 32404891A JP 32404891 A JP32404891 A JP 32404891A JP 3299293 B2 JP3299293 B2 JP 3299293B2
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    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
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    • C07H15/20Carbocyclic rings
    • C07H15/24Condensed ring systems having three or more rings
    • C07H15/252Naphthacene radicals, e.g. daunomycins, adriamycins

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、細胞増殖抑制活性を有する式I
【化8】 のN−(R)−グリシジルアントラサイクリンおよびN
−(S)−グリシジルアントラサイクリンおよびジアス
テレオマー的に純粋なN−グリシジルアントラサイクリ
ン誘導体、特に7−O−(3−N−メチル−3−N−
(R)−グリシジル−α−L−ダウノサミニル)−β−
ロードマイシノンおよび7−O−(3−N−メチル−3
−N−(S)−グリシジル−α−L−ダウノサミニル)
−β−ロードマイシノンの立体選択的な製法に関するも
のであって、これらの化合物は、その細胞増殖抑制活性
のために、癌の治療に適している。
【0002】上記式において、R1は、水素またはヒド
ロキシル基であり、R2は、水素、ヒドロキシル基また
はアルキルオキシ基(C1〜C4)であり、R3は、水
素、ヒドロキシル基または式II
【化9】 の構造の基であり、R4は、CH2CH3、COCH3、C
OCH2OH、CHOHCH3またはCHOHCH2OH
であり、R5は、水素、ヒドロキシル基、メトキシカル
ボニル基または式IIの構造の基であり(R3もしくはR5
のどちらか一方またはこれらの両方は式IIの構造の基で
あらねばならない)、R6は、水素、アルキル基(C1
4)、アリル基、ベンジル基またはモノ−もしくはジ
−メチルオキシ置換ベンジル基、テトラヒドロピラニル
基であり、R7は、水素、アルキル基(Cl〜C4)、ア
リル基、ベンジル基またはモノ−もしくはジ−メチルオ
キシ置換ベンジル基であり、そしてR8は式IIIまたはIV
【化10】 の構造の基である。
【0003】7−O−(3−N−メチル−3−N−(R
/S)−グリシジル−α−L−ダウノサミニル)−β−
ロードマイシノンの製造およびその細胞毒活性は、立体
非特異的合成法として特許出願DE 3,819,092
A1に記載されている。この方法は、ラセミエピブロモ
ヒドリンから出発し、これをアントラサイクリン上のダ
ウノサミンのN−メチルアミノ基上に付加させる。この
方法は、ジアステレオマーの混合物として本発明による
化合物を与え、このジアステレオマーの混合物は、多数
の錯雑なクロマトグラフィーを使用して多量の損失をも
って分離することができるにすぎない。このことから、
化合物の大なる不安定性のために、R/Sジアステレオ
マーの混合物のクロマトグラフィー処理は、必要な純度
の純粋なジアステレオマーを与えることができないこと
および分離中に大なる物質の量がシリカゲル支持体に非
可逆的に結合するために、必要な量を与えることができ
ないという事実が明らかである。
【0004】US 4,408,063、J. Org. Chem.
43、4876〜4878(1978)およびJ. Org.
Chem. 47、3581〜3585(1982)は、R−
およびS−エピブロモヒドリンの製造を開示している。
これらの方法は、多工程の錯雑な合成法であって、この
方法は、再生産において、不十分な光学的純度のR−お
よびS−エピブロモヒドリンの不十分な収量を与えるに
すぎない。
【0005】完全に驚くべきことには、エピブロモヒド
リン合成からの中間体、すなわち3−ブロモ−1−トシ
ルオキシ−2−(R)−プロパノール〔J. Org. Chem.
47、3581〜3585(1982)〕と7−O−
(3−N−メチル−α−L−ダウノサミニル)−β−ロ
ードマイシノン(DE3,641,833 A1)との反
応によって、直接、7−O−(3−N−メチル−3−N
−(S)−グリシジル−α−L−ダウノサミニル)−β
−ロードマイシノンが得られるということが見出され
た。
【0006】さらに、驚くべきことには、アリルアルコ
ールからシャープレスエポキシ化および次のトシル化に
より容易に且つ非常にエナンチオマー的に純粋に製造す
ることのできる(R)−グリシジルトシレートおよび
(S)−グリシジルトシレート〔J. Org. Chem. 51、
3710〜3712(1986)〕は、同様に、7−O
−(3−N−メチル−α−L−ダウノサミニル)−β−
ロードマイシノンと反応させて7−O−(3−N−メチ
ル−3−N−(S)−グリシジル−α−L−ダウノサミ
ニル)−β−ロードマイシノンを得ることができるとい
うことが見出された。
【0007】驚くべきことには、大なる物質の量がシリ
カゲルに非可逆的に結合することなしに、酸性の水性緩
衝液で予備処理しそして不活性化したシリカゲル上のク
ロマトグラフィー処理によって反応生成物を精製するこ
とができる。
【0008】本発明の目的は、この従来の技術から出発
して、良好な収量で且つ96%以上の純度で立体選択的
合成法でN−(R)−グリシジルアントラサイクリンお
よびN−(S)−グリシジルアントラサイクリンを与え
ることができそして既知の方法に比較して簡単である新
規な方法を開発せんとするものである。
【0009】この目的は式I
【化11】 〔式中、R1は、水素またはヒドロキシル基であり、R2
は、水素、ヒドロキシル基またはアルキルオキシ基(C
1〜C4)であり、R3は、水素、ヒドロキシル基または
式II
【0010】
【化12】 の構造の基であり、R4は、CH2CH3、COCH3、C
OCH2OH、CHOHCH3またはCHOHCH2OH
であり、R5は、水素、ヒドロキシル基、メトキシカル
ボニル基または式IIの構造の基であり(R3もしくはR5
のどちらか一方またはこれら両方は式IIの構造の基であ
らねばならない)、R6は、水素、アルキル基(C1〜C
4)、アリル基、ベンジル基またはモノ−もしくはジ−
メチルオキシ置換ベンジル基、テトラヒドロピラニル基
であり、R7は、水素、アルキル基(Cl〜C4)、アリ
ル基、ベンジル基またはモノ−もしくはジ−メチルオキ
シ置換ベンジル基であり、そしてR8は、式IIIまたはIV
【0011】
【化13】 の構造の基である〕のN−(R)−グリシジルアントラ
サイクリンまたはN−(S)−グリシジルアントラサイ
クリンの製法によって本発明により達成され、そしてこ
の目的は、構造I〔式中、R1、R2およびR4は上記定
義の通りであり、R3は水素、ヒドロキシル基または式
【0012】
【化14】 の構造の基であり、R5は水素、ヒドロキシル基、メト
キシカルボニル基または式Vの構造の基であり(R3
しくはR5のどちらか一方またはこれらの両方は式Vの
構造の基であらねばならない)、そしてR6およびR7
上記定義の通りである〕のアントラサイクリン誘導体を
(R)−または(S)−グリシジルスルホネート、例え
ば(R)−または(S)−グリシジルトシレート、
(R)−または(S)−グリシジルメシレート、(R)
−または(S)−グリシジルブロシレートまたは(R)
−または(S)−グリシジルトリフルオロメタンスルホ
ネートと反応させそして次に生成物を単離することから
なる。
【0013】この目的のために、反応混合物を塩基、例
えば炭酸カリウム、トリエチルアミンまたはピリジンの
存在下そして適当な有機溶剤または溶剤の混合物、例え
ばN,N−ジメチルホルムアミドまたはアセトニトリル
中で、20℃〜溶剤の還流温度で1〜48時間撹拌しそ
して次に反応溶液を処理することができる。必要に応じ
中和後濃縮または抽出により溶液から粗製生成物を単離
し、そして必要に応じ好ましくは緩衝剤水溶液で不活性
化したシリカゲル上のクロマトグラフィーによりそれを
精製することによって処理して96%より大なる純度で
式Iの生成物を得ることができる。
【0014】好ましくは、本発明による方法によって製
造される式Iの化合物は、R1が、ヒドロキシル基であ
り、R2が、ヒドロキシル基またはメチルオキシ基であ
り、R3が、式II
【0015】
【化15】 の構造の基であり、R4が、CH2CH3、COCH3、C
OCH2OHであり、R5が、水素、ヒドロキシル基また
はメトキシカルボニル基であり、R6が、水素またはテ
トラヒドロピラニル基であり、R7が、水素またはメチ
ルであり、R8が、式IIIまたはIV
【0016】
【化16】 の構造の基である化合物である。
【0017】本発明は、またR1が、水素またはヒドロ
キシル基であり、R2が、水素、ヒドロキシル基または
アルキルオキシ基(C1〜C4)であり、R3が、水素、
ヒドロキシル基または式IIの構造の基であり、R4が、
CH2CH3、COCH3、COCH2OH、CHOHCH
3またはCHOHCH2OHであり、R5が、水素、ヒド
ロキシル基、メトキシカルボニル基または式IIの構造の
基であり(R3もしくはR5のどちらか一方またはこれら
の両方は式IIの構造の基であらねばならない)、R
6が、水素、アルキル基(C1〜C4)、アリル基、ベン
ジル基またはモノ−もしくはジ−メチルオキシ置換ベン
ジル基、テトラヒドロピラニル基であり、R7が、水
素、アルキル基(C1〜C4)、アリル基、ベンジル基ま
たはモノ−もしくはジ−メチルオキシ置換ベンジル基で
あり、そしてR8が、式IIIまたはIVの構造の基である式
Iに相当するN−グリシジルアントラサイクリン誘導体
および無機または有機酸とのその塩に関するものであ
る。
【0018】次の化合物が好ましい。R1が、水素また
はヒドロキシル基であり、R2が、水素、ヒドロキシル
基またはメトキシ基であり、R3が、式IIの構造の基で
あり、R4が、CH2CH3、COCH3、COCH2
H、CHOHCH3またはCHOHCH2OHであり、R
5が、水素、ヒドロキシル基、メトキシカルボニル基ま
たは式IIの構造の基であり、R6が、水素、アルキル基
(C1〜C4)、アリル基、ベンジル基またはモノ−もし
くはジ−メチルオキシ置換ベンジル基、テトラヒドロピ
ラニル基であり、R7が、水素、アルキル基(C1
4)、アリル基、ベンジル基またはモノ−またはジ−
メチルオキシ置換ベンジル基であり、そしてR8が、式I
IIまたはIVの構造の基である式IのN−グリシジルアン
トラサイクリン誘導体。
【0019】R1が、水素またはヒドロキシル基であ
り、R2が、水素、ヒドロキシル基またはメトキシ基で
あり、R3が、式IIの構造の基であり、R4が、CH2
3、COCH3、COCH2OH、CHOHCH3または
CHOHCH2OHであり、R5が、水素、ヒドロキシル
基、メトキシカルボニル基であり、R6が、水素、アル
キル基(C1〜C4)、アリル基、ベンジル基またはモノ
−もしくはジ−メチルオキシ置換ベンジル基、テトラヒ
ドロピラニル基であり、R7が、水素、アルキル基(Cl
〜C4)、アリル基、ベンジル基またはモノ−もしくは
ジ−メチルオキシ置換ベンジル基であり、そしてR
8が、式IIIまたはIVの構造の基である式IのN−グリシ
ジルアントラサイクリン誘導体。
【0020】R1が、水素であり、R2が、水素、ヒドロ
キシル基またはメトキシ基であり、R3が、式IIの構造
の基であり、R4が、CH2CH3、COCH3、COCH
2OH、CHOHCH3またはCHOHCH2OHであ
り、R5が、水素、ヒドロキシル基、メトキシカルボニ
ル基であり、R6が、水素、テトラヒドロピラニル基で
あり、R7が、水素、アルキル基(Cl〜C4)、アリル
基、ベンジル基またはモノ−もしくはジ−メチルオキシ
置換ベンジル基であり、そしてR8が、式IIIまたはIVの
構造の基である式IのN−グリシジルアントラサイクリ
ン誘導体。
【0021】R1が、水素であり、R2が、水素、ヒドロ
キシル基またはメトキシ基であり、R3が、式IIの構造
の基であり、R4が、CH2CH3、COCH3、COCH
2OH、CHOHCH3またはCHOHCH2OHであ
り、R5が、水素、ヒドロキシル基、メトキシカルボニ
ル基であり、R6が、水素、テトラヒドロピラニル基で
あり、R7が、水素、アルキル基(Cl〜C4)、アリル
基であり、そしてR8が、式IIIまたはIVの構造の基であ
る式IのN−グリシジルアントラサイクリン誘導体。
【0022】R1が、水素であり、R2が、ヒドロキシル
基またはメトキシ基であり、R3が、式IIの構造の基で
あり、R4が、CH2CH3、COCH3またはCOCH2
OHであり、R5が、水素、ヒドロキシル基であり、R6
が、水素であり、R7が、水素、アルキル基(Cl
4)、アリル基であり、そしてR8が、式IIIまたはIV
の構造の基である式IのN−グリシジルアントラサイク
リン誘導体。
【0023】R1が、水素であり、R2が、ヒドロキシル
基であり、R3が、式IIの構造の基であり、R4が、CH
2CH3であり、R5が、ヒドロキシル基であり、R6が、
水素であり、R7が、メチル基であり、そしてR8が、式
IIIまたはIVの構造の基である式IのN−グリシジルア
ントラサイクリン誘導体。
【0024】R1が、水素であり、R2が、ヒドロキシル
基であり、R3が、式IIの構造の基であり、R4が、CH
2CH3であり、R5が、ヒドロキシル基であり、R6が、
水素であり、R7が、メチル基であり、そしてR8が、式
IIIの構造の基である式IのN−グリシジルアントラサ
イクリン誘導体。
【0025】以下の実施例は、本発明を限定することな
しに、本発明をより詳細に説明するものである。
【0026】実施例1 7−O−(3−N−メチル−3−N−(R)−グリシジ
ル−α−L−ダウノサミニル)−β−ロードマイシノン
【化17】 (R)−グリシジルトシレート(2.7g、11.83ミ
リモル)および炭酸カリウム(3.2g、23.9ミリモ
ル)を、順次乾燥N,N−ジメチルホルムアミド(20m
l)中の7−O−(3−N−メチル−α−L−ダウノサ
ミニル)−β−ロードマイシノン(1.25g、2.36
ミリモル)の溶液に加えそしてこの懸濁液を85℃で
2.5時間撹拌する。室温に冷却した後反応溶液を水
(300ml)に注加し、濃酢酸で中和しそしてクロロホ
ルム(5×50ml)で抽出する。合した有機抽出液を再
び水(100ml)で洗浄しそして高真空下低温度で濃縮
する。この物質を、カラムクロマトグラフィー(水性ト
リエチルアミン/ホスフェート緩衝液(pH3)とともに
撹拌することにより不活性化しそして次に吸引乾燥し
た、シリカゲル60、0.040〜0.063mm、Merck
No.9385)(移動相:ジクロロメタン/イソプロパノ
ール/アセトニトリル 80/12/8)により予備精
製する。最終精製は、中圧クロマトグラフィー(水性ト
リエチルアミン/ホスフェート緩衝液(pH3)とともに
撹拌することにより不活性化しそして次に吸引乾燥し
た、シリカゲルMacherey & Nagel Nucleosil 100〜
1525)(移動相:ジクロロメタン/イソプロパノー
ル/アセトニトリル 80/12/8)により実施す
る。収量:150mg(11%)。純度 >98%。
【0027】物理的データ: Rf:0.30(移動相:ジクロロメタン/イソプロパノール
/アセトニトリル 80/12/8)。 融点:120℃(分解)。 〔α〕D 20=+335°(CHCl3中 c=0.02)。
【0028】1H-NMR(200MHz、 CDCl3中):δ13.61(s,
1H, OH-11)、 12.83(s, 1H, OH-6)、 12.15(s, 1H, OH-
4)、 7.88(dd, 1H, J1,2=7.5Hz, J1,3=1.1Hz, H-1)、 7.7
2(t, 1H, J1,2=J2,3=7.5Hz, H-2)、 7.32(dd, 1H, J1,3=
1.1Hz, J2,3=7.5Hz, H-3)、 5.52(bs, 1H, H-1′)、 5.30
(dd,1H, J7,8a=1.4Hz, J7,8b=4.1Hz, H-7)、 4.90(s, 1
H, H-10)、 4.09(q, 1H, J5′,6′=6.5Hz, H-5′)、 4.02
(s, 1H, OH)、 3.72(bs, 1H, H-4)、 2.99(m, 1H, H-
2″)、 2.79(dd, 1H, J1a″,1b″=-11.6Hz, J1a″,2″=
3.4Hz, H-1a″)、 2.75(t, J3a″,3b″=J2″,3a″=4.3H
z, 1H, H-3a″)、 2.55(m, 1H, H-3′)、 2.45(dd, 1H,
J2″,3b″=2.7Hz, J3a″,3b″=4.9Hz, H-3b″)、 2.37(d
d, 1H, J1a″,1b″=-11.6Hz, J1b″,2″=3.1Hz, H-1
b″)、 2.36(s, 3H, NCH3)、 2.25(dd, 1H, J7,8a=1.4Hz,
J8a,8b=-11.0Hz, H-8a)、 2.15(dd, 1H, J7,8b=4.1Hz,
J8a,8b=-11.1Hz, H-8b)、 1.82(m, 4H, H-13a, H-13b, H
-2a′, H-2e′)、 1.41(d, 3H, J5′,6′=6.5Hz, H-
6′)、 1.12(t, 3H, J13,14=7.5Hz, H-14) ppm。
【0029】13C-NMR(50MHz, CDCl3中) δ190.6(C-5)、 186.1(C-12)、 162.6(C-4)、 157.2(C-1
1)、 156.7(C-6)、 138.6(C-10a)、 137.1(C-2)、 134.9(C-
6a)、 133.2(C-12a)、 124.9(C-3)、 119.7(C-1)、 115.9(C
-4a)、 112.0(C-5a)、 111.4(C-11a)、101.3(C-1′)、 71.8
(C-9)、 70.8(C-7)、 66.7(C-5′)、 66.5(C-10)、 66.3(C-
4′)、 57.9(C-3′)、 54.9(C-1″)、 50.3(C-2″)、 45.3
(C-3″)、 39.1(C-NCH3)、 32.8(C-8)、 30.3(C-13)、 28.5
(C-2′)、 17.0(C-6′)、 6.6(C-14) ppm。
【0030】 質量スペクトル:FAB−MS m/z 586(M+)。 UVスペクトル:λmax MeOH nm(ε)230(25,200)、 29
2(10,000)、 494(17,200)、 528(13,500)、 587(4,400)。
【0031】IRスペクトル:(KBr)cm-1 3440(νmax)、 2
964、 1600、 1460、 1437、 1405、 1291、 1237、 1198、 116
5、 1130、 1067、 1022、 983。
【0032】グリシジル基における配置は、次のように
して決定された。実施例1の化合物のエポキシドを、文
献〔例えば、Parker等:Chem.Rev. 59、737(19
59)〕に記載されているように水性酸媒質中において
開裂すると、それによって、開裂がほとんどの置換され
たC−O結合において行われそしてジオールが遷移状
を経て得られる。実施例1からこの化合物を製造す
る塩基性反応条件下においては、文献〔例えば、Parker
等:Chem. Rev. 59、737(1959)〕に記載さ
れているように最小の置換されたC−O結合の開裂を伴
う塩基性エポキシド開裂により生成される小量の副生物
が得られる。この環状カーボネートは、ナトリウムメ
タノレートで処理することによりジオールに変化する
ことができる。
【0033】このジオールおよびを、光学的に純粋
なグリセルアルデヒドから特許DE3,641,833
A1に記載されているような異なる方法により製造しそ
してHPLC分析によってエポキシド開裂から得られた
生成物と比較する。生成物およびの形成から、実施
例1からの生成物はグリシジル基においてR配置を有す
るものであると結論される。
【0034】
【化18】
【0035】実施例2 7−O−(3−N−メチル−3−N−(S)−グリシジ
ル−α−L−ダウノサミニル)−β−ロードマイシノン
【0036】
【化19】 実施例1にしたがって、7−O−(3−N−メチル−α
−L−ダウノサミニル)−β−ロードマイシノンを
(S)−グリシジルトシレートと反応させ、処理しそし
て精製する。
【0037】物理的データ: Rf:0.35(移動相:ジクロロメタン/イソプロパノール
/アセトニトリル 80/12/8)。 融点:212〜215℃。 〔α〕D 20=+187°(CHCl3中 c=0.075)。
【0038】1H-NMR(400MHz、 CDCl3中):δ13.58(s,
1H, OH-11)、 12.81(s, 1H, OH-6)、 12.11(s, 1H, OH-
4)、 7.87(dd, 1H, J1,2=7.5Hz, J1,3=1.1Hz, H-1)、 7.7
1(t, 1H, J1,2=J2,3=7.5Hz, H-2)、 7.31(dd, 1H, J1,3=
1.1Hz, J2,3=7.5Hz, H-3)、 5.51(bs, 1H, H-1′)、 5.14
(dd,1H, J7,8a=1.8Hz, J7,8b=4.0Hz, H-7)、 4.90(s, 1
H, H-10)、 4.08(q, 1H, J5′,6′=6.6Hz, H-5′)、 4.03
(s, 1H, OH)、 3.69(bs, 1H, H-4)、 2.99(m, 1H, H-
2″)、 2.95(dd, 1H, J1a″,1b″=-14.4Hz, J1a″,2″=
2.8Hz, H-1a″)、 2.72(dd, J3a″,3b″=-4.8Hz, J2″,
3a″=4.1Hz, 1H, H-3a″)、 2.54(m, 1H, H-3′)、 2.49
(dd, 1H, J2″,3b″=2.3Hz, J3a″,3b″=4.8Hz, H-3
b″)、 2.32(dd, 1H, J1a″,1b″=-14.4Hz, J1b″,2″=
5.7Hz, H-1b″)、 2.31(s, 3H,NCH3)、 2.24(dd, 1H,J7,
8a=1.8Hz, J8a,8b=-14.0Hz, H-8a)、 2.11(dd, 1H, J7,
8b=4.0Hz, J8a,8b=-14.0Hz, H-8b)、 1.82(m, 4H, H-13
a, H-13b, H-2a′, H-2e′)、 1.41(d, 3H, J5′,6′=6.
6Hz, H-6′)、 1.12(t, 3H, J13,14=7.5Hz, H-14) ppm。
【0039】13C-NMR(100MHz, CDCl3中) δ190.5(C-5)、 186.0(C-12)、 162.5(C-4)、 157.0(C-1
1)、 156.6(C-6)、 138.4(C-10a)、 136.9(C-2)、 134.7(C-
6a)、 133.0(C-12a)、 124.8(C-3)、 119.5(C-1)、 115.7(C
-4a)、 111.9(C-5a)、 111.2(C-11a)、101.1(C-1′)、 71.7
(C-9)、 70.6(C-7)、 66.5(C-5′)、 66.4(C-10)、 66.0(C-
4′)、 57.6(C-3′)、 54.4(C-1″)、 50.4(C-2″)、 44.5
(C-3″)、 39.1(C-NCH3)、 32.6(C-8)、 30.2(C-13)、 28.4
(C-2′)、 16.8(C-6′)、 6.4(C-14) ppm。
【0040】 質量スペクトル:FAB−MS m/z 586(M+)。 UVスペクトル:λmax MeOH nm(ε)235(62,800)、 29
5(13,900)、 512(18,500)、 541(21,700)、 586(17,400)。
【0041】IRスペクトル:(KBr)cm-1 3446(νmax)、 2
928、 1602、 1460、 1437、 1404、 1290、 1236、 1198、 11
66、 1130、 1067、 1024、 982。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイーター・ホフマン ドイツ連邦共和国デー−3550マルブル ク.フオイエルドルンヴエーク12 (72)発明者 ライナー・シユトラウプ ドイツ連邦共和国デー−3550マルブル ク.インデアヴアン60 (56)参考文献 特開 平2−25497(JP,A) 特開 平1−279887(JP,A) 特開 昭52−133983(JP,A) Tetrahedron,1988,Vo l.44,No.11,P3289−3294 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07H 15/252 C07B 53/00 A61K 31/704 C07M 7:0 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I 【化1】 〔式中 R1は、水素またはヒドロキシル基であり、 R2は、水素、ヒドロキシル基またはアルキルオキシ基
    (C1〜C4)であり、 R3は、水素、ヒドロキシル基または式II 【化2】 の構造の基であり、 R4は、CH2CH3、COCH3、COCH2OH、CH
    OHCH3またはCHOHCH2OHであり、 R5は、水素、ヒドロキシル基、メトキシカルボニル基
    または式IIの構造の基であり(R3またはR5または両方
    は式IIの構造の基であらねばならない)、 R6は、水素、アルキル基(C1〜C4)、アリル基、ベ
    ンジル基またはモノ−もしくはジ−メチルオキシ置換ベ
    ンジル基、テトラヒドロピラニル基であり、 R7は、水素、アルキル基(Cl〜C4)、アリル基、ベ
    ンジル基またはモノ−もしくはジ−メチルオキシ置換ベ
    ンジル基であり、そして R8は、式IIIまたはIV 【化3】 の構造の基である〕のN−(R)−グリシジルアントラ
    サイクリンおよびN−(S)−グリシジルアントラサイ
    クリンの製造において、 構造I〔式中、R1、R2およびR4は上記定義の通りで
    あり、R3は水素、ヒドロキシル基または式V 【化4】 の構造の基であり、R5は水素、ヒドロキシル基、メト
    キシカルボニル基または式Vの構造の基であり(R3
    しくはR5のどちらか一方または両方は、式Vの構造の
    基であらねばならない)そしてR6およびR7は上記定義
    の通りである〕のアントラサイクリン誘導体を(R)−
    または(S)−グリシジルスルホネートと反応させそし
    て次に生成物を単離することからなるN−(R)−グリ
    シジルアントラサイクリンまたはN−(S)−グリシジ
    ルアントラサイクリンの製法。
  2. 【請求項2】 (R)−もしくは(S)−グリシジルト
    シレート、(R)−もしくは(S)−グリシジルメシレ
    ート、(R)−もしくは(S)−グリシジルブロシレー
    トまたは(R)−もしくは(S)−グリシジルトリフル
    オロメタンスルホネートをグリシジルスルホネートとし
    て使用する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 反応に際して、グリシジルスルホネート
    を、塩基の存在下、適当な有機溶剤または溶剤の混合物
    中において20℃〜溶剤の還流温度で1〜48時間撹拌
    しそして次に反応溶液を処理する請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 反応溶液を水と混合し、必要に応じ有機
    カルボン酸で中和しそして例えばクロロホルム、ジクロ
    ロメタンまたはジクロロエタンのようなハロゲン−含有
    溶剤で抽出し、その後溶液を高真空下低温度で濃縮しそ
    して生成物をクロマトグラフィー分離により得ることに
    よって、処理を行う請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 シリカゲルを緩衝剤水溶液による処理に
    より不活性化した予備処理したシリカゲル上でクロマト
    グラフィー分離を行うことによって精製を行う請求項1
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 予備的クロマトグラフィー分離を、予備
    処理したシリカゲル(水性トリエチルアミン/ホスフェ
    ート緩衝液(pH3)とともに撹拌することにより不活
    性化しそして次に吸引乾燥した)上で実施し、その後、
    中圧クロマトグラフィーによる最終分離を同様に予備処
    理したシリカゲル(水性トリエチルアミン/ホスフェー
    ト緩衝液(pH3)とともに撹拌することにより不活性
    化しそして次に吸引乾燥した)上で行うような方法で、
    精製を実施する請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 反応溶液を水と混合し、必要に応じ有機
    カルボン酸で中和しそして例えばクロロホルム、ジクロ
    ロメタンまたはジクロロエタンのようなハロゲン−含有
    溶剤で抽出し、その後溶液を高真空下低温度で濃縮し、
    そして例えばトルエン、イソプロパノール、アセトニト
    リルまたはジクロロメタンを含有する移動相混合物を使
    用して、予備的クロマトグラフィー分離を予備処理した
    シリカゲル(水性トリエチルアミン/ホスフェート緩衝
    液(pH3)とともに撹拌することにより不活性化しそ
    して次に吸引乾燥した)上で実施し、その後中圧クロマ
    トグラフィーによる1回または2回以上の最終分離を同
    様に予備処理したシリカゲル(水性トリエチルアミン/
    ホスフェート緩衝液(pH3)とともに撹拌することに
    より不活性化しそしてその後吸引乾燥した)上で実施す
    るような方法で、処理および精製を実施する請求項1記
    載の方法。
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PT99492B (pt) 1999-04-30
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