JP3298969B2 - 入出力装置間の色コード変換方法 - Google Patents

入出力装置間の色コード変換方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入出力装置間の色コー
ド変換方法に関し、特に変換処理に於ける記憶容量の経
済性を高めることが可能な色コード変換方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】CPUの色出力は、CRTディスプレー
を駆動する都合上、3原色がR・G・Bで表現されるこ
とが一般的である。一方、トナーやインクを用いるカラ
ープリンタの色表現は、一般にY(イエロー=黄)・M
(マゼンタ=赤)・C(シアン=青)・K(黒)の濃度
設定によって行われる。従って、CPUからの入力デー
タをカラープリンタに出力するには、出力装置固有の表
現データに変換する必要がある。
【0003】この固有表現の変換方法として、マトリッ
クス演算などの変換式を用いる方法が知られているが、
特に一回転写型のレーザービームプリンタの場合は、固
有表現が不規則かつ複雑なため、演算式による変換が困
難である。
【0004】そこで複雑な色変換に対応し得る変換方法
として、全ての色の対応を記述したテーブルを用いる方
法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、R・G・B
の各色について8ビットのコードを用いるフルカラーの
場合、総計で約1670万色となるので、Y・M・C・
Kへの変換テーブルを格納するには、64MB以上の記
憶容量が必要となる。これは余りにも膨大な量であり、
コスト面から見ても現実的とは言い難い。
【0006】そこで現実的な対応としては、各色につい
て一律に小さい方から2〜3ビットを切り捨てて有効入
力データを上位5〜6ビットに制限することが考えられ
る。
【0007】ところが実際には、人間の視覚は指数関数
的な応答特性を持っているため、この下位2〜3ビット
を切り捨てたことにより、元のデータの色調と大幅に異
なるものとなってしまうことがある。具体的には、例え
ば各色8ビットデータとして表されているとして、8ビ
ット全て使用している高濃度の場合には下位2ビットを
切り捨てても元のデータの色調と大幅に異なることはな
いが、下位4ビットしか使用していない場合には、下位
2ビットを切り捨てると元のデータの色調と大幅に異な
るようになる。従って、特に各色が低濃度の色調の場
合、下位2〜3ビットを切り捨てたことにより、元のデ
ータの色調と大幅に異なるようになる。また、低濃度の
色調の場合、上位数ビットが0であるにも関わらず下位
2〜3ビットを切り捨てることから色調が大幅に異なる
割にメモリの利用効率も低くなる。一方、8ビット全て
使用している高濃度の色と、下位4ビットしか使用して
いない低濃度の色とを合成した場合には高濃度の色の影
響が指数関数的に大きくなり、下位4ビットしか使用し
ていない低濃度の色の変化の影響はあまり受けない。
【0008】本発明は、このような従来技術の不都合を
解消すべく案出されたものであり、その主な目的は、人
間の視覚に不自然さを感じさせないような入出力装置間
の色コードの変換を、比較的低コストで実現することの
できる色コード変換方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、正規化した複数の入力データを出力装置
の固有表現データに変換するための色コード変換方法で
あって、前記入力色データ中の最大値を有する色データ
から0でない最高位ビットを求め、前記各入力色データ
から、その中の前記最高位ビットから予め設定した桁数
のビットだけ抽出し、前記各入力色データのビット内に
占める前記抽出ビットの位置に対応して予め設定された
データテーブルを検索することにより、前記入力デー
タを前記固有表現データに変換することを特徴とする入
出力装置間の色コード変換方法を提供することによって
達成される。
【0010】
【作用】このような構成によれば、入力装置側の色コー
ドの有効ビット数を少なくしても、色調の大幅な変化を
招かずに済む。従って、出力装置の固有表現に変換する
テーブルのための記憶容量を大幅に削減し得る。
【0011】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明が適用されるCADシステ
ムの概略構成図を示している。このシステムは、CPU
1と、これを操作するためのキーボード2と、操作状況
の視覚的表示を行うためのCRTディスプレー3と、C
PU1からの入力データをプリント出力するためのプリ
ンタ4と、CPU1のR・G・Bデータをプリンタ4の
Y・M・C・Kデータに変換するための変換装置5とか
らなっている。
【0013】次にR・G・BデータのY・M・C・Kデ
ータへの変換フローについて図2を参照して説明する。
【0014】先ず、ステップ1にて入力されたR・G・
Bデータのうちの最大値データを検出する(ステップ
2)。ここで例えば以下のようなデータが得られたとす
ると、 ビット 76543210 R 00100000 G 00001001 B 00000011 Rは5ビットが0でないビットの位、Gは3ビット
0でないビットの位、Bは1ビットが0でないビ
ットの位となり、この例では、Rが最大値データを
有している。
【0015】次に、最大値データ(R)の最位ビット
以下、所定数(例えば5)のビットを抽出し(ステップ
3)、かつ最位ビット位置を記憶する(ステップ
4)。この場合、ビット5を最位としてビット5〜ビ
ット1の範囲が有効データとなる。
【0016】次に、他の色データ(G及びB)につい
て、ステップ4で記憶した最位ビット以下に対応する
所定数(5)のビットを抽出する(ステップ5)。これ
を各色について揃えると、以下のような5ビットのコー
ドが得られる。 R −−10000− G −−00100− B −−00001−
【0017】次に、最上位ビットに応じて変換テーブル
のシフト量を設定する(ステップ6)。この場合、デー
タシフト量は1である。
【0018】このようにして選択された変換テーブルに
て有効ビットのコードに対応したY・M・C・Kコード
を検索し(ステップ7)、これにより得られた色コード
をプリンタに出力する(ステップ8)。
【0019】さて、元のデータが8ビットなので、この
内の5ビット分を抽出した場合、この5ビットのデータ
グループは、8ビットデータの中では4段階にシフトす
ることとなる。
【0020】一方、R・G・Bの各色を5ビットで表現
すると、合計約3万2000色となるが、これに抽出し
たデータグループの元のデータ内に於けるシフト量を加
味すると、総計で約12万8千色をテーブルに設定すれ
ば、8ビットのデータの諧調を損なわずに済むこととな
る。また、かなり訓練された人間の識別可能な色が約3
万色と言われているので、実用範囲の色は概ね網羅する
ことができる。
【0021】なお、色数の大きいCPUの信号を色分解
能が低いディスプレーに出力するような場合に本発明の
基本概念を適用すれば、飽和しない範囲での表現が比較
的不自然でないようにできるので、Y・M・C・Kへの
変換を含まないコード変換装置にも適用できる。
【0022】また、音をディジタル化するシンセサイザ
などに適用すれば、周波数帯域と音色との関係の設定に
要する記憶容量を削減することが可能である。
【0023】
【発明の効果】このように本発明によれば、色コードの
変換時に有効とするビットの桁数及び抽出位置を適切に
設定することにより、変換テーブルの規模を削減したう
えで変換誤差を目立たなくすることができる。従って、
記憶容量を低減して経済的なコード変換システムを構築
するうえに多大な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図。
【図2】変換に関わるフロー図。
【符号の説明】
1 CPU 2 キーボード 3 CRTディスプレー 4 プリンタ 5 変換装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 - 1/64 H04N 9/79 - 9/898 G06T 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正規化した複数の入力データを出力装
    置の固有表現データに変換するための色コード変換方法
    であって、前記入力色データ中の最大値を有する色データから0で
    ない最高位ビットを求め、 前記各入力色データから、その中の前記最高位ビットか
    予め設定した桁数のビットだけ抽出し、 前記各入力色データのビット内に占める前記抽出ビット
    の位置に対応して予め設定されたデータテーブルを検索
    することにより、前記入力データを前記固有表現デー
    タに変換することを特徴とする入出力装置間の色コード
    変換方法。
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