JP3298388B2 - 車の移送設備 - Google Patents
車の移送設備Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車を出し入れする
移載装置を可動台に備えたエレベータ装置、トラバー
サ、クレーン装置、旋回テーブル装置などの車の移送設
備に関する。
移載装置を可動台に備えたエレベータ装置、トラバー
サ、クレーン装置、旋回テーブル装置などの車の移送設
備に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、たとえば組立ラインなどで車輪が
装着された車を、搬送ライン間で移送設備に乗り移らせ
る場合、通常作業員が車に乗り込んで自走させ、可動台
に乗り移らせている。またパレット等を利用して移載す
ることも考えられるが、パレットへの移載装置も必要
で、循環使用されるパレットの戻し装置も必要になる。
装着された車を、搬送ライン間で移送設備に乗り移らせ
る場合、通常作業員が車に乗り込んで自走させ、可動台
に乗り移らせている。またパレット等を利用して移載す
ることも考えられるが、パレットへの移載装置も必要
で、循環使用されるパレットの戻し装置も必要になる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様な移送
設備の移載部で作業員を配置するのはコストが嵩むた
め、自動化が要望されており、またパレットの使用も新
たな設備が必要になるという問題があった。
設備の移載部で作業員を配置するのはコストが嵩むた
め、自動化が要望されており、またパレットの使用も新
たな設備が必要になるという問題があった。
【０００４】本発明は、遊転状態の車輪を装備した車を
可動台に対して容易かつ正確に出し入れできる車の移送
設備を提供することを目的とする。
可動台に対して容易かつ正確に出し入れできる車の移送
設備を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、搬送ラインを接続するエレベータ装置の昇
降台、トラバーサのシフトテーブル、クレーン装置の可
動受台、旋回テーブル装置のターンテーブルに、車を出
し入れ自在な移載装置を設け、この移載装置に移載ライ
ンに沿って移動自在な搬送台車を設け、この搬送台車
に、前部左右の車輪の両内側面に押し付けられて前部車
輪の進行方向を規制する振れ防止ローラと、前部車輪の
前部に配置されて前部車輪の前方への移動を規制する前
部ホールドローラと、前部車輪の後部に配置されて前部
車輪を推進する後部ホールドローラと、搬送台車を移載
ラインに沿って駆動する搬送駆動装置とを設けたもので
ある。
に本発明は、搬送ラインを接続するエレベータ装置の昇
降台、トラバーサのシフトテーブル、クレーン装置の可
動受台、旋回テーブル装置のターンテーブルに、車を出
し入れ自在な移載装置を設け、この移載装置に移載ライ
ンに沿って移動自在な搬送台車を設け、この搬送台車
に、前部左右の車輪の両内側面に押し付けられて前部車
輪の進行方向を規制する振れ防止ローラと、前部車輪の
前部に配置されて前部車輪の前方への移動を規制する前
部ホールドローラと、前部車輪の後部に配置されて前部
車輪を推進する後部ホールドローラと、搬送台車を移載
ラインに沿って駆動する搬送駆動装置とを設けたもので
ある。
【０００６】上記構成によれば、遊転状態の前部車輪を
前部および後部のホールドローラで保持するとともに、
前部車輪の内側面に押し付けた振れ防止ローラにより、
前部車輪の操向方向を規制してたとえば直進方向に向
け、搬送台車を移載ラインに沿って移動させ、その走行
駆動力＝推進力を後部ホールドローラから前部車輪に伝
達して車を前方に推進させる。これにより、車を移載ラ
インに沿って走行させ、移載ラインに沿って昇降台やシ
フトテーブル、可動受台、ターンテーブにそれぞれ乗り
移らせることができる。
前部および後部のホールドローラで保持するとともに、
前部車輪の内側面に押し付けた振れ防止ローラにより、
前部車輪の操向方向を規制してたとえば直進方向に向
け、搬送台車を移載ラインに沿って移動させ、その走行
駆動力＝推進力を後部ホールドローラから前部車輪に伝
達して車を前方に推進させる。これにより、車を移載ラ
インに沿って走行させ、移載ラインに沿って昇降台やシ
フトテーブル、可動受台、ターンテーブにそれぞれ乗り
移らせることができる。
【０００７】したがって、作業員を配置することなく、
車を自動的に移載することができる。また移送中も前部
車輪が保持されることにより、車を安定して移送するこ
とができる。
車を自動的に移載することができる。また移送中も前部
車輪が保持されることにより、車を安定して移送するこ
とができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係る車の移送設
備の実施の形態を図面に基づいて説明する。まず、図１
〜図７を参照してエレベータ装置１１を説明する。図１
に示すように、このエレベータ装置１１は、複数階に配
設された作業階、たとえば１階フロアＦ１に形成された
第１搬送ラインＲ１から２階フロアＦ２に形成された第
２搬送ラインＲ２に車Ｍを移送ラインＬに沿って移送す
るものである。
備の実施の形態を図面に基づいて説明する。まず、図１
〜図７を参照してエレベータ装置１１を説明する。図１
に示すように、このエレベータ装置１１は、複数階に配
設された作業階、たとえば１階フロアＦ１に形成された
第１搬送ラインＲ１から２階フロアＦ２に形成された第
２搬送ラインＲ２に車Ｍを移送ラインＬに沿って移送す
るものである。
【０００９】このエレベータ装置１１には、昇降レール
に案内されて昇降自在な昇降台１２が配置され、たとえ
ば昇降索やウインチドラムドラムを具備した公知の昇降
駆動装置（図示せず）により、昇降台１２が１階フロア
Ｆ１と２階フロアＦ２の間を昇降される。前記昇降台１
２には、第１搬送ラインＲ１上を搬送された車Ｍを昇降
台１２に載り移らせるとともに、昇降台１２上の車Ｍを
第２搬送ラインＲ２に送り移載装置１３が配置されてい
る。
に案内されて昇降自在な昇降台１２が配置され、たとえ
ば昇降索やウインチドラムドラムを具備した公知の昇降
駆動装置（図示せず）により、昇降台１２が１階フロア
Ｆ１と２階フロアＦ２の間を昇降される。前記昇降台１
２には、第１搬送ラインＲ１上を搬送された車Ｍを昇降
台１２に載り移らせるとともに、昇降台１２上の車Ｍを
第２搬送ラインＲ２に送り移載装置１３が配置されてい
る。
【００１０】昇降台１２と，１階フロアＦ１の第１搬送
ラインＲ１の終端部と、２階フロアＦ２の第２搬送ライ
ンＲ２の始端部に互いに連続する位置に形成された搬送
溝１４Ａ、１４Ｂ，１４Ｃがそれぞれ移載ラインＳに沿
って形成され、これら搬送溝１４Ａ、１４Ｂ，１４Ｃに
は、互いに連続可能な一対の平板状の走行レール１５
Ａ、１５Ｂ，１５Ｃが配設されている。また昇降台１２
の搬送溝１４Ａ両側には、車Ｍの前輪１Ｒ，１Ｌおよび
後輪２Ｒ，２Ｌが走行する走行床１６が配置される。ま
た第１搬送ラインＲ１の終端部と第２搬送ラインＲ２の
始端部で搬送溝１４Ｂ，１４Ｃの両側には、たとえば走
行用の床や、車輪またはパレットを介して車Ｍを搬送す
る搬送用のコンベヤ装置が配置される。とくに、第１搬
送ラインＲ１の終端部出口には、左右方向に移動自在な
センタリングテーブル１７Ｒ，１７Ｌが配置されてい
る。
ラインＲ１の終端部と、２階フロアＦ２の第２搬送ライ
ンＲ２の始端部に互いに連続する位置に形成された搬送
溝１４Ａ、１４Ｂ，１４Ｃがそれぞれ移載ラインＳに沿
って形成され、これら搬送溝１４Ａ、１４Ｂ，１４Ｃに
は、互いに連続可能な一対の平板状の走行レール１５
Ａ、１５Ｂ，１５Ｃが配設されている。また昇降台１２
の搬送溝１４Ａ両側には、車Ｍの前輪１Ｒ，１Ｌおよび
後輪２Ｒ，２Ｌが走行する走行床１６が配置される。ま
た第１搬送ラインＲ１の終端部と第２搬送ラインＲ２の
始端部で搬送溝１４Ｂ，１４Ｃの両側には、たとえば走
行用の床や、車輪またはパレットを介して車Ｍを搬送す
る搬送用のコンベヤ装置が配置される。とくに、第１搬
送ラインＲ１の終端部出口には、左右方向に移動自在な
センタリングテーブル１７Ｒ，１７Ｌが配置されてい
る。
【００１１】前記移載装置１３は、図２〜図４に示すよ
うに、走行レール１５Ａ、１５Ｂ，１５Ｃを移動自在な
搬送台車２１に、左右の前輪１Ｒ，１Ｌの両内側面に振
れ防止ローラ２２Ｒ，２２Ｌを押し付けて前輪１Ｒ，１
Ｌを進行方向に向ける振れ防止装置２３と、搬送台車２
１に搭載され前輪１Ｒ，１Ｌの前部に突出されて前輪１
Ｒ，１Ｌ前方への移動を規制する前部ホールドローラ２
４Ｒ，２４Ｌ、および前輪１Ｒ，１Ｌの後部に配置され
て前輪１Ｒ，１Ｌを前方に推進する後部ホールドローラ
２５Ｒ，２５Ｌを有する推進装置２６とが設けられてい
る。
うに、走行レール１５Ａ、１５Ｂ，１５Ｃを移動自在な
搬送台車２１に、左右の前輪１Ｒ，１Ｌの両内側面に振
れ防止ローラ２２Ｒ，２２Ｌを押し付けて前輪１Ｒ，１
Ｌを進行方向に向ける振れ防止装置２３と、搬送台車２
１に搭載され前輪１Ｒ，１Ｌの前部に突出されて前輪１
Ｒ，１Ｌ前方への移動を規制する前部ホールドローラ２
４Ｒ，２４Ｌ、および前輪１Ｒ，１Ｌの後部に配置され
て前輪１Ｒ，１Ｌを前方に推進する後部ホールドローラ
２５Ｒ，２５Ｌを有する推進装置２６とが設けられてい
る。
【００１２】前記搬送台車２１は、台車部２１ａと駆動
部２１ｂからなり、台車部２１ａには走行レール１５Ａ
〜１５Ｃに案内される複数のガイドローラ２７が設けら
れている。また駆動部２１ｂには、付勢装置により、反
力受けローラ２８を挟んで右走行レール１５Ａ〜１５Ｃ
の内面に押圧されて走行モータ３０により回転駆動され
る走行駆動ローラ２９が設けられている。またこの搬送
台車２１には、昇降台１２の電源装置から搬送台車２１
およびその付帯装置への動力源を供給するケーブルベヤ
（図示せず）が接続されている。
部２１ｂからなり、台車部２１ａには走行レール１５Ａ
〜１５Ｃに案内される複数のガイドローラ２７が設けら
れている。また駆動部２１ｂには、付勢装置により、反
力受けローラ２８を挟んで右走行レール１５Ａ〜１５Ｃ
の内面に押圧されて走行モータ３０により回転駆動され
る走行駆動ローラ２９が設けられている。またこの搬送
台車２１には、昇降台１２の電源装置から搬送台車２１
およびその付帯装置への動力源を供給するケーブルベヤ
（図示せず）が接続されている。
【００１３】振れ防止装置２３は、図５に示すように、
たとえば出退シリンダ装置３１により駆動されるラック
・ピニオンを有する出退機構３２によりローラ支持ブロ
ック３３Ｒ，３３Ｌが同期して出退され、ローラ支持ブ
ロック３３Ｒ，３３Ｌに回転自在に設けられた振れ防止
ローラ２２Ｒ，２２Ｌが前輪１Ｒ，１Ｌの下部で内側面
にそれぞれ圧接される。これら振れ防止ローラ２２Ｒ，
２２Ｌは、ホイールとの接触を回避してタイヤに当接さ
せるとともに、前輪１Ｒ，１Ｌの下部内面の周速に対応
させるために、上部ほど小径となるテーパーローラが採
用され、それぞれの振れ防止ローラ２２Ｒ，２２Ｌの回
転軸心が略車輪軸方向に向くように設定されている。
たとえば出退シリンダ装置３１により駆動されるラック
・ピニオンを有する出退機構３２によりローラ支持ブロ
ック３３Ｒ，３３Ｌが同期して出退され、ローラ支持ブ
ロック３３Ｒ，３３Ｌに回転自在に設けられた振れ防止
ローラ２２Ｒ，２２Ｌが前輪１Ｒ，１Ｌの下部で内側面
にそれぞれ圧接される。これら振れ防止ローラ２２Ｒ，
２２Ｌは、ホイールとの接触を回避してタイヤに当接さ
せるとともに、前輪１Ｒ，１Ｌの下部内面の周速に対応
させるために、上部ほど小径となるテーパーローラが採
用され、それぞれの振れ防止ローラ２２Ｒ，２２Ｌの回
転軸心が略車輪軸方向に向くように設定されている。
【００１４】推進装置２６は、図６，図７に示すよう
に、回動シリンダ装置３４Ａ，３４ＢによりＬ形リンク
を介して垂直ピン３５Ｒ，３５Ｌ，３６Ｒ，３６Ｌを中
心に前部ホールドローラ２４Ｒ，２４Ｌと後部ホールド
ローラ２５Ｒ，２５Ｌをそれぞれ９０°回動して出退自
在な回動装置３７Ａ，３７Ｂを備えている。また、後部
ホールドローラ２５Ｒ，２５Ｌは先端部から基端側に縮
径されたテーパ状に形成され、前輪１Ｒ，１Ｌに付加さ
れる推進力を前方でかつ中心側に向けることにより、車
Ｍを安定して直進方向に前進させることができる。さら
に後部ホールドローラ２５Ｒ，２５Ｌの基端部は、水平
ピン３９Ａ，３９Ｂを介して上下方向に揺動自在に支持
され、搬送される走行床１６などにある障害物に対して
上方へ逃げることができる。さらに、後部ホールドロー
ラ２５Ｒ，２５Ｌの先端部には、さらに大径の受けロー
ラ３８Ｒ，３８Ｌが回転自在に取り付けられており、こ
の受けローラ３８Ｒ，３８Ｌにより、後部ホールドロー
ラ２５Ｒ，２５Ｌが前輪１Ｒ，１Ｌに当接して加圧推進
する時にその反力で押し下げられるのを受けて走行床１
６などに当接され、その反力を効果的に支持することが
できる。
に、回動シリンダ装置３４Ａ，３４ＢによりＬ形リンク
を介して垂直ピン３５Ｒ，３５Ｌ，３６Ｒ，３６Ｌを中
心に前部ホールドローラ２４Ｒ，２４Ｌと後部ホールド
ローラ２５Ｒ，２５Ｌをそれぞれ９０°回動して出退自
在な回動装置３７Ａ，３７Ｂを備えている。また、後部
ホールドローラ２５Ｒ，２５Ｌは先端部から基端側に縮
径されたテーパ状に形成され、前輪１Ｒ，１Ｌに付加さ
れる推進力を前方でかつ中心側に向けることにより、車
Ｍを安定して直進方向に前進させることができる。さら
に後部ホールドローラ２５Ｒ，２５Ｌの基端部は、水平
ピン３９Ａ，３９Ｂを介して上下方向に揺動自在に支持
され、搬送される走行床１６などにある障害物に対して
上方へ逃げることができる。さらに、後部ホールドロー
ラ２５Ｒ，２５Ｌの先端部には、さらに大径の受けロー
ラ３８Ｒ，３８Ｌが回転自在に取り付けられており、こ
の受けローラ３８Ｒ，３８Ｌにより、後部ホールドロー
ラ２５Ｒ，２５Ｌが前輪１Ｒ，１Ｌに当接して加圧推進
する時にその反力で押し下げられるのを受けて走行床１
６などに当接され、その反力を効果的に支持することが
できる。
【００１５】上記構成において、第１搬送ラインＲ１の
終端部に、たとえばコンベヤ装置により車Ｍが搬入され
ると、待機されていた搬送台車２１が車Ｍと同期移動さ
れ、回動シリンダ装置３４Ａ，３４Ｂが駆動され回動装
置３７Ａ，３７Ｂを介して前部ホールドローラ２４Ｒ，
２４Ｌおよび後部ホールドローラ２５Ｒ，２５Ｌが回動
されて前輪１Ｒ，１Ｌの前後にそれぞれ突出される。出
退シリンダ装置３１が駆動され出退機構３２を介して振
れ防止ローラ２２Ｒ，２２Ｌが突出され、前輪１Ｒ，１
Ｌの内面に圧接される。そして前輪１Ｒ，１Ｌがコンベ
ヤ装置から送り出されると、搬送台車２１の駆動力が後
部ホールドローラ２５Ｒ，２５Ｌから前輪１Ｒ，１Ｌを
介して車Ｍに伝達されて移載ラインＳに沿って前方に移
動され、センタリンクテーブル３８Ｒ，３８Ｌ上に移動
される。すると、振れ防止ローラ２２Ｒ，２２Ｌの押圧
力により前輪１Ｒ，１Ｌを介してセンタリングテーブル
３８Ｒ，３８Ｌが左右にスライドされて前輪１Ｒ，１Ｌ
がセンタリングされる。そしてこの状態で車Ｍが１階フ
ロアＦ１から昇降台１２の走行床１６上に移動されるこ
とにより、車Ｍの全体がセンタリングされて昇降台１２
に移動される。そして搬送台車２１が所定位置に停止さ
れて車Ｍも停止されると、この移載装置１３により前輪
１Ｒ，１Ｌを介して車Ｍが保持された状態で昇降台１２
が１階フロアＦ１から２階フロアＦ２まで上昇される。
終端部に、たとえばコンベヤ装置により車Ｍが搬入され
ると、待機されていた搬送台車２１が車Ｍと同期移動さ
れ、回動シリンダ装置３４Ａ，３４Ｂが駆動され回動装
置３７Ａ，３７Ｂを介して前部ホールドローラ２４Ｒ，
２４Ｌおよび後部ホールドローラ２５Ｒ，２５Ｌが回動
されて前輪１Ｒ，１Ｌの前後にそれぞれ突出される。出
退シリンダ装置３１が駆動され出退機構３２を介して振
れ防止ローラ２２Ｒ，２２Ｌが突出され、前輪１Ｒ，１
Ｌの内面に圧接される。そして前輪１Ｒ，１Ｌがコンベ
ヤ装置から送り出されると、搬送台車２１の駆動力が後
部ホールドローラ２５Ｒ，２５Ｌから前輪１Ｒ，１Ｌを
介して車Ｍに伝達されて移載ラインＳに沿って前方に移
動され、センタリンクテーブル３８Ｒ，３８Ｌ上に移動
される。すると、振れ防止ローラ２２Ｒ，２２Ｌの押圧
力により前輪１Ｒ，１Ｌを介してセンタリングテーブル
３８Ｒ，３８Ｌが左右にスライドされて前輪１Ｒ，１Ｌ
がセンタリングされる。そしてこの状態で車Ｍが１階フ
ロアＦ１から昇降台１２の走行床１６上に移動されるこ
とにより、車Ｍの全体がセンタリングされて昇降台１２
に移動される。そして搬送台車２１が所定位置に停止さ
れて車Ｍも停止されると、この移載装置１３により前輪
１Ｒ，１Ｌを介して車Ｍが保持された状態で昇降台１２
が１階フロアＦ１から２階フロアＦ２まで上昇される。
【００１６】２階フロアＦ２に昇降台１２が停止れる
と、搬送台車２１が昇降台１２の走行レール１５Ａから
２階フロアＦ２の走行レール１５Ｃに移動されることに
より、車Ｍが昇降台１２の走行床１６から２階フロアＦ
１に移動される。２階フロアＦ１の所定位置または第２
搬送ラインＲ２のコンベヤ装置上に車Ｍを停止させた
後、前部ホールドローラ２４Ｒ，２４Ｌおよび後部ホー
ルドローラ２５Ｒ，２５Ｌが回動されて後退されるとと
もに、振れ防止ローラ２２Ｒ，２２Ｌが後退され、次い
で搬送台車２１が移載ラインＳに沿って昇降台１２まで
後退される。
と、搬送台車２１が昇降台１２の走行レール１５Ａから
２階フロアＦ２の走行レール１５Ｃに移動されることに
より、車Ｍが昇降台１２の走行床１６から２階フロアＦ
１に移動される。２階フロアＦ１の所定位置または第２
搬送ラインＲ２のコンベヤ装置上に車Ｍを停止させた
後、前部ホールドローラ２４Ｒ，２４Ｌおよび後部ホー
ルドローラ２５Ｒ，２５Ｌが回動されて後退されるとと
もに、振れ防止ローラ２２Ｒ，２２Ｌが後退され、次い
で搬送台車２１が移載ラインＳに沿って昇降台１２まで
後退される。
【００１７】上記実施の形態によれば、 １．昇降台１２に移載装置１３を備え、この移載装置１
３の振れ防止ローラ２２Ｒ，２２Ｌにより左右の前輪１
Ｒ，１Ｌの下部側面で前後位置に押し付けて前輪１Ｒ，
１Ｌを直進方向に向けるとともに、後部ホールドローラ
２５Ｒ，２５Ｌにより後方から前輪１Ｒ，１Ｌを前方に
押すことにより、前輪１Ｒ，１Ｌを転動させて車Ｍを発
進させ、移載ラインＬに沿って前進させることができ
る。また減速または停止による車Ｍの前方への転がり出
しを前部ホールドローラ２４Ｒ，２４Ｌにより規制する
ことができ、移載ラインＳに沿って車Ｍをスムーズに移
送することができる。また、後部ホールドローラ２５
Ｒ，２５Ｌにより車Ｍの基準となる前輪１Ｒ，１Ｌを係
止して車Ｍを移動させるので、車Ｍに傷が付くことがな
く、車種や車体の大きさが異なる車Ｍでも、容易に移載
することができ、自動化することができる。
３の振れ防止ローラ２２Ｒ，２２Ｌにより左右の前輪１
Ｒ，１Ｌの下部側面で前後位置に押し付けて前輪１Ｒ，
１Ｌを直進方向に向けるとともに、後部ホールドローラ
２５Ｒ，２５Ｌにより後方から前輪１Ｒ，１Ｌを前方に
押すことにより、前輪１Ｒ，１Ｌを転動させて車Ｍを発
進させ、移載ラインＬに沿って前進させることができ
る。また減速または停止による車Ｍの前方への転がり出
しを前部ホールドローラ２４Ｒ，２４Ｌにより規制する
ことができ、移載ラインＳに沿って車Ｍをスムーズに移
送することができる。また、後部ホールドローラ２５
Ｒ，２５Ｌにより車Ｍの基準となる前輪１Ｒ，１Ｌを係
止して車Ｍを移動させるので、車Ｍに傷が付くことがな
く、車種や車体の大きさが異なる車Ｍでも、容易に移載
することができ、自動化することができる。
【００１８】２．振れ防止装置２３および推進装置２６
を備えた搬送台車２１を、左右の前輪１Ｒ，１Ｌの走行
路間に形成した搬送溝１４Ａ，１４Ｂ，１４Ｄに配置し
たので、搬送駆動部を車の両外側部に設けるのに比べ
て、移載装置を小型化することができ、前輪１Ｒ，１Ｌ
の同期駆動も容易に行うことができる。
を備えた搬送台車２１を、左右の前輪１Ｒ，１Ｌの走行
路間に形成した搬送溝１４Ａ，１４Ｂ，１４Ｄに配置し
たので、搬送駆動部を車の両外側部に設けるのに比べ
て、移載装置を小型化することができ、前輪１Ｒ，１Ｌ
の同期駆動も容易に行うことができる。
【００１９】３．振れ防止ローラ２２Ｒ，２２Ｌを前輪
１Ｒ，１Ｌに押し付けた付勢状態で、前輪１Ｒ，１Ｌを
昇降台１２の入口でセンタリングテーブル１７Ｒ，１７
Ｌ上に載せることにより、小さい押し付け力でしかも前
輪ＦＷに無理な力を負荷することなく前輪１Ｒ，１Ｌを
容易にセンタリングすることができ、さらに前輪１Ｒ，
１Ｌのみのセンタリング状態でさらに昇降台１２側に前
進させることにより、車Ｍ全体をセンタリングすること
ができ、昇降台１２に正確に移載することができる。
１Ｒ，１Ｌに押し付けた付勢状態で、前輪１Ｒ，１Ｌを
昇降台１２の入口でセンタリングテーブル１７Ｒ，１７
Ｌ上に載せることにより、小さい押し付け力でしかも前
輪ＦＷに無理な力を負荷することなく前輪１Ｒ，１Ｌを
容易にセンタリングすることができ、さらに前輪１Ｒ，
１Ｌのみのセンタリング状態でさらに昇降台１２側に前
進させることにより、車Ｍ全体をセンタリングすること
ができ、昇降台１２に正確に移載することができる。
【００２０】４．移載装置１３は、振れ防止装置２３の
出退ブロック３３Ｒ，３３Ｌに前後一対の振れ防止ロー
ラ２２Ｒ，２２Ｌを設けて、前輪１Ｒ，１Ｌの内側面の
下部で前後位置に圧接させるのて、摩擦抵抗も少なく前
輪１Ｒ，１Ｌの進行方向を直進方向に保持することがで
きる。またこれら振れ防止ローラ２２Ｒ，２２Ｌを上部
ほど小径のテーパローラとし、さらに振れ防止ローラ２
２Ｒ，２２Ｌの回転軸心が略車輪軸方向に向くように設
定されるので、振れ防止ローラ２２Ｒ，２２Ｌは前輪１
Ｒ，１Ｌの内面の周速と対応させることができて摩擦抵
抗を少なくすることができ、前輪１Ｒ，１Ｌの回転を損
なうこともない。また前輪１Ｒ，１Ｌのホイールとの接
触を避けることもできる。
出退ブロック３３Ｒ，３３Ｌに前後一対の振れ防止ロー
ラ２２Ｒ，２２Ｌを設けて、前輪１Ｒ，１Ｌの内側面の
下部で前後位置に圧接させるのて、摩擦抵抗も少なく前
輪１Ｒ，１Ｌの進行方向を直進方向に保持することがで
きる。またこれら振れ防止ローラ２２Ｒ，２２Ｌを上部
ほど小径のテーパローラとし、さらに振れ防止ローラ２
２Ｒ，２２Ｌの回転軸心が略車輪軸方向に向くように設
定されるので、振れ防止ローラ２２Ｒ，２２Ｌは前輪１
Ｒ，１Ｌの内面の周速と対応させることができて摩擦抵
抗を少なくすることができ、前輪１Ｒ，１Ｌの回転を損
なうこともない。また前輪１Ｒ，１Ｌのホイールとの接
触を避けることもできる。
【００２１】５．移載装置１３は、推進装置２６に軸心
回りに回転自在な前部ホールドローラ２４Ｒ，２４Ｌお
よび後部ホールドローラ２５Ｒ，２５Ｌを設けたので、
前輪１Ｒ，１Ｌとの接触による摩擦抵抗を出来るだけ少
なくすることができる。また後部ホールドローラ２５
Ｒ，２５Ｌを基端側ほど小径のテーパ形に形成すること
により、前輪１Ｒ，１Ｌに負荷される推進力を車Ｍの中
心前方に向けることができ、安定して車Ｍを前進させる
ことができる。さらに、受けローラ３８Ｒ，３８Ｌによ
り、前輪１Ｒ，１Ｌの推進反力を床面で支持させること
ができ、良好に推進することができる。
回りに回転自在な前部ホールドローラ２４Ｒ，２４Ｌお
よび後部ホールドローラ２５Ｒ，２５Ｌを設けたので、
前輪１Ｒ，１Ｌとの接触による摩擦抵抗を出来るだけ少
なくすることができる。また後部ホールドローラ２５
Ｒ，２５Ｌを基端側ほど小径のテーパ形に形成すること
により、前輪１Ｒ，１Ｌに負荷される推進力を車Ｍの中
心前方に向けることができ、安定して車Ｍを前進させる
ことができる。さらに、受けローラ３８Ｒ，３８Ｌによ
り、前輪１Ｒ，１Ｌの推進反力を床面で支持させること
ができ、良好に推進することができる。
【００２２】図８は、同一フロア上で平行に設けられた
搬送ライン間を接続するトラバーサ４１を示す。すなわ
ち、床面Ｆ上に互いに平行に設けられた第３搬送ライン
Ｒ３の終端部と、第４搬送ラインＲ４の始端部の間に設
けられた移送ラインＬに沿って、車Ｍを横送りするトラ
バーサ４１が配設されている。
搬送ライン間を接続するトラバーサ４１を示す。すなわ
ち、床面Ｆ上に互いに平行に設けられた第３搬送ライン
Ｒ３の終端部と、第４搬送ラインＲ４の始端部の間に設
けられた移送ラインＬに沿って、車Ｍを横送りするトラ
バーサ４１が配設されている。
【００２３】このトラバーサ４１には、ピット４２内に
敷設されたシフトレール４３に車輪４４ａが案内されて
公知の走行装置により移動自在なシフトテーブル４４が
配置されている。このシフトテーブル４４には移載装置
４５が配設され、第３搬送ラインＲ３の終端部に搬送さ
れた車Ｍをシフトテーブル４４に移載するとともに、シ
フトテーブル４４上の車Ｍを第４搬送ラインＲ４の始端
部に移載することができる。
敷設されたシフトレール４３に車輪４４ａが案内されて
公知の走行装置により移動自在なシフトテーブル４４が
配置されている。このシフトテーブル４４には移載装置
４５が配設され、第３搬送ラインＲ３の終端部に搬送さ
れた車Ｍをシフトテーブル４４に移載するとともに、シ
フトテーブル４４上の車Ｍを第４搬送ラインＲ４の始端
部に移載することができる。
【００２４】なおこの移載装置４５は、先の実施の形態
に記載されたエレベータ装置１１の昇降台１２に配設さ
れた移載装置１３と同一構造であるため、同一部材には
同一符号を付して説明を省略する。
に記載されたエレベータ装置１１の昇降台１２に配設さ
れた移載装置１３と同一構造であるため、同一部材には
同一符号を付して説明を省略する。
【００２５】上記構成によれば、移載装置４５により第
３搬送ラインＲ３の終端部とシフトテーブル４４の間、
第４搬送ラインＲ４の始端部とシフトテーブル４４の間
で、車を容易かつ正確に移載することができ、この移載
装置４５により先の実施の形態と同様の作用効果を奏す
ることができる。
３搬送ラインＲ３の終端部とシフトテーブル４４の間、
第４搬送ラインＲ４の始端部とシフトテーブル４４の間
で、車を容易かつ正確に移載することができ、この移載
装置４５により先の実施の形態と同様の作用効果を奏す
ることができる。
【００２６】図９は、異なる複数の階層で搬送ラインを
接続するためのクレーン装置５１を示す。すなわち、１
階フロアＦ１に設けられた第５，第６搬送ラインＲ５，
Ｒ６の終端部と、２階フロアＦ２に設けられた第６，第
７搬送ラインＲ６，Ｒ７の始端部および３階フロアＦ３
に設けられた第８，第９搬送ラインＲ８，Ｒ９始端部の
間にこのクレーン装置５１が配設されている。
接続するためのクレーン装置５１を示す。すなわち、１
階フロアＦ１に設けられた第５，第６搬送ラインＲ５，
Ｒ６の終端部と、２階フロアＦ２に設けられた第６，第
７搬送ラインＲ６，Ｒ７の始端部および３階フロアＦ３
に設けられた第８，第９搬送ラインＲ８，Ｒ９始端部の
間にこのクレーン装置５１が配設されている。
【００２７】このクレーン装置５１には、１階フロアＦ
１に設けられたピット５２内に敷設された床レール５３
Ａと天井レール５３Ｂに案内されて公知の走行装置によ
り移動自在なクレーン台車５４が配置されている。この
クレーン台車５４には、公知の昇降駆動装置により１階
フロアＦ１と３階フロアＦ３との間を昇降自在な可動受
台５５が配設される。そしてこの可動受台５５には移載
装置５６が配設される。この移載装置５６は、先の実施
の形態に記載されたエレベータ装置１１の昇降台１２に
配設された移載装置１３と同一構造であるため説明を省
略する。
１に設けられたピット５２内に敷設された床レール５３
Ａと天井レール５３Ｂに案内されて公知の走行装置によ
り移動自在なクレーン台車５４が配置されている。この
クレーン台車５４には、公知の昇降駆動装置により１階
フロアＦ１と３階フロアＦ３との間を昇降自在な可動受
台５５が配設される。そしてこの可動受台５５には移載
装置５６が配設される。この移載装置５６は、先の実施
の形態に記載されたエレベータ装置１１の昇降台１２に
配設された移載装置１３と同一構造であるため説明を省
略する。
【００２８】上記構成によれば、移載装置５６により、
第５搬送ラインＲ５〜第９搬送ラインＲ９と可動受台５
５との間で、車を容易かつ正確に移載することができ、
この移載装置５６により先の実施の形態と同様の作用効
果を奏することができる。
第５搬送ラインＲ５〜第９搬送ラインＲ９と可動受台５
５との間で、車を容易かつ正確に移載することができ、
この移載装置５６により先の実施の形態と同様の作用効
果を奏することができる。
【００２９】図１０は、同一のフロアＦ上で複数の搬送
ラインが交差する位置に配置される旋回テーブル装置６
１を示す。すなわち、第１１搬送ラインＲ１１と、第１
２搬送ラインＲ１２の交差位置に旋回テーブル装置６１
が配設されている。
ラインが交差する位置に配置される旋回テーブル装置６
１を示す。すなわち、第１１搬送ラインＲ１１と、第１
２搬送ラインＲ１２の交差位置に旋回テーブル装置６１
が配設されている。
【００３０】この旋回テーブル装置６１は、フロアＦに
形成されたピット６２内に、リングギヤやこれに噛合す
るピニオンなどから構成される旋回駆動装置（図示せ
ず）により旋回自在なターンテーブル６３が配置され、
このターンテーブル６３に移載装置６４が配設される。
この移載装置６４は、先の実施の形態に記載されたエレ
ベータ装置１１の昇降台１２に配設された移載装置１３
と同一構造であるため、同一部材には同一符号を付して
説明を省略する。
形成されたピット６２内に、リングギヤやこれに噛合す
るピニオンなどから構成される旋回駆動装置（図示せ
ず）により旋回自在なターンテーブル６３が配置され、
このターンテーブル６３に移載装置６４が配設される。
この移載装置６４は、先の実施の形態に記載されたエレ
ベータ装置１１の昇降台１２に配設された移載装置１３
と同一構造であるため、同一部材には同一符号を付して
説明を省略する。
【００３１】上記構成によれば、移載装置６４により、
第１１搬送ラインＲ１１とターンテーブル６３の間、お
よび第１２搬送ラインＲ１２とターンテーブル６３の間
で、車Ｍを容易かつ正確に移載することができ、この移
載装置６４により先の実施の形態と同様の作用効果を奏
することができる。
第１１搬送ラインＲ１１とターンテーブル６３の間、お
よび第１２搬送ラインＲ１２とターンテーブル６３の間
で、車Ｍを容易かつ正確に移載することができ、この移
載装置６４により先の実施の形態と同様の作用効果を奏
することができる。
【００３２】なお、上記エレベータ装置１１の昇降台１
２、トラバーサ４１のシフトテーブル４３、クレーン台
車５４の可動受台５５にも、ターンテーブル６３に移載
装置６４を有する旋回テーブル装置６１をそれぞれ配設
することもできる。
２、トラバーサ４１のシフトテーブル４３、クレーン台
車５４の可動受台５５にも、ターンテーブル６３に移載
装置６４を有する旋回テーブル装置６１をそれぞれ配設
することもできる。
【００３３】
【発明の効果】以上に述べたごとく、本発明によれば、
移載装置を使用して、遊転状態の前部車輪を前部および
後部のホールドローラで保持するとともに、前部車輪の
内側面に押し付けた振れ防止ローラにより、前部車輪の
進行方向を規制し、搬送台車の推進力を後部ホールドロ
ーラから前部車輪に伝達して車を前方に推進させること
で床面上を走行させ、搬送ライン側と昇降台、シフトテ
ーブル、可動受台、ターンテーブるなどの可動台の間を
移動させて容易かつ正確に移載することができる。した
がって、作業員を配置することなく、車を自動的に移載
することができる。また搬送台車の推進力を伝達する部
分を前部車輪としたので、車に傷を付けることなく移載
することができ、また車の基準となる車輪を使用するこ
とで、車体の大きさが異なる車種であっても、同様に搬
送することができ、車種の異なる車に容易に対応するこ
とができる。さらに搬送台車を車輪間で移動自在に配置
することで、移載装置を小形化することができ、移送設
備全体をコンパクトに構成することができる。
移載装置を使用して、遊転状態の前部車輪を前部および
後部のホールドローラで保持するとともに、前部車輪の
内側面に押し付けた振れ防止ローラにより、前部車輪の
進行方向を規制し、搬送台車の推進力を後部ホールドロ
ーラから前部車輪に伝達して車を前方に推進させること
で床面上を走行させ、搬送ライン側と昇降台、シフトテ
ーブル、可動受台、ターンテーブるなどの可動台の間を
移動させて容易かつ正確に移載することができる。した
がって、作業員を配置することなく、車を自動的に移載
することができる。また搬送台車の推進力を伝達する部
分を前部車輪としたので、車に傷を付けることなく移載
することができ、また車の基準となる車輪を使用するこ
とで、車体の大きさが異なる車種であっても、同様に搬
送することができ、車種の異なる車に容易に対応するこ
とができる。さらに搬送台車を車輪間で移動自在に配置
することで、移載装置を小形化することができ、移送設
備全体をコンパクトに構成することができる。
【図１】本発明に係るエレベータ装置の実施の形態を示
す全体斜視図である。
す全体斜視図である。
【図２】同エレベータ装置の昇降台に設けた移載装置の
基本構成図である。
基本構成図である。
【図３】同移載装置の平面図である。
【図４】同移載装置の側面図である。
【図５】同移載装置の振れ防止装置の平面図である。
【図６】同移載装置の推進装置の平面図である。
【図７】同移載装置の推進装置の側面図である。
【図８】本発明に係るトラバーサの実施の形態を示す全
体斜視図である。
体斜視図である。
【図９】本発明に係るクレーン装置の実施の形態を示す
全体斜視図である。
全体斜視図である。
【図１０】本発明に係る旋回テーブル装置の実施の形態
を示す全体斜視図である。
を示す全体斜視図である。
Ｆ，Ｆ１，Ｆ２ フロア Ｒ１〜Ｒ１２ 搬送ライン Ｓ 移載ライン Ｌ 移送ライン Ｍ 車 １Ｒ，１Ｌ 前輪 １１ エレベータ装置 １２ 昇降台 １３ 移載装置 １４Ａ〜１４Ｃ 搬送溝 １５Ａ〜１５Ｃ 走行レール １７Ｒ，１７Ｌ センタリングテーブル ２１ 搬送台車 ２２Ｒ，２２Ｌ 振れ防止ローラ ２３ 振れ防止装置 ２４Ｒ，２４Ｌ 前部ホールドローラ ２５Ｒ，２５Ｌ 後部ホールドローラ ２６ 推進装置 ４１ トラバーサ ４４ シフトテーブル ４５ 移載装置 ５１ クレーン装置 ５５ 可動受台 ５６ 移載装置 ６１ 旋回テーブル装置 ６３ ターンテーブル ６４ 移載装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65G 47/52 101 B62D 65/00 B62D 65/18
Claims (7)
- 【請求項１】車体に遊転状態の左右の前部車輪と遊転状
態の左右の後部車輪を有する車を、移送ラインに沿って
搬送する車の移送設備であって、 上層階のフロアと下層階のフロアと間を昇降自在なエレ
ベータ装置の昇降台に、車を出し入れ自在な移載装置を
設け、 この移載装置に移載ラインに沿って移動自在な搬送台車
を設け、 この搬送台車に、前部左右の車輪の両内側面に押し付け
られて前部車輪の進行方向を規制する振れ防止ローラ
と、前部車輪の前部に配置されて前部車輪の前方への移
動を規制する前部ホールドローラと、前部車輪の後部に
配置されて前部車輪を推進する後部ホールドローラと、
搬送台車を移載ラインに沿って駆動する搬送駆動装置と
を設けたことを特徴とする車の移送設備。 - 【請求項２】昇降台に鉛直軸心回りに旋回可能なターン
テーブルを配置し、このターンテーブルに移載装置を配
置したことを特徴とする請求項１記載の車の移送設備。 - 【請求項３】車体に遊転状態の左右の前部車輪と遊転状
態の左右の後部車輪を有する車を、移送ラインに沿って
搬送する車の移送設備であって、 搬送ラインと他の搬送ラインとの間をシフト自在なトラ
バーサのシフトテーブルに、車を出し入れ自在な移載装
置を設け、 この移載装置に移載ラインに沿って移動自在な搬送台車
を設け、 この搬送台車に、前部左右の車輪の両内側面に押し付け
られて前部車輪の進行方向を規制する振れ防止ローラ
と、前部車輪の前部に配置されて前部車輪の前方への移
動を規制する前部ホールドローラと、前部車輪の後部に
配置されて前部車輪を推進する後部ホールドローラと、
搬送台車を移載ラインに沿って駆動する搬送駆動装置と
を設けたことを特徴とする車の移送設備。 - 【請求項４】シフトテーブルに鉛直軸心回りに旋回可能
なターンテーブルを配置し、このターンテーブルに移載
装置を配置したことを特徴とする請求項３記載の車の移
送設備。 - 【請求項５】車体に遊転状態の左右の前部車輪と遊転状
態の左右の後部車輪を有する車を、移送ラインに沿って
搬送する車の移送設備であって、 一定経路上を移動自在なクレーン装置のクレーン台車
に、上層階のフロアと下層階のフロアの間を昇降自在な
可動受台を設け、この可動受台に、各フロアとの間で車
を出し入れ自在な移載装置を設け、 この移載装置に移載ラインに沿って移動自在な搬送台車
を設け、 この搬送台車に、前部左右の車輪の両内側面に押し付け
られて前部車輪の進行方向を規制する振れ防止ローラ
と、前部車輪の前部に配置されて前部車輪の前方への移
動を規制する前部ホールドローラと、前部車輪の後部に
配置されて前部車輪を推進する後部ホールドローラと、
搬送台車を移載ラインに沿って駆動する搬送駆動装置と
を設けたことを特徴とする車の移送設備。 - 【請求項６】昇降受台に鉛直軸心回りに旋回可能なター
ンテーブルを配置し、このターンテーブルに移載装置を
配置したことを特徴とする請求項３記載の車の移送設
備。 - 【請求項７】車体に遊転状態の左右の前部車輪と遊転状
態の左右の後部車輪を有する車を、移送ラインに沿って
搬送する車の移送設備であって、 搬送ラインとこの搬送ラインに交差する他の搬送ライン
との接続部に配置されて鉛直軸心回りに旋回可能な旋回
テーブル装置のターンテーブルに、車を出し入れ自在な
移載装置を設け、 この移載装置に移載ラインに沿って
移動自在な搬送台車を設け、 この搬送台車に、前部左右の車輪の両内側面に押し付け
られて前部車輪の進行方向を規制する振れ防止ローラ
と、前部車輪の前部に配置されて前部車輪の前方への移
動を規制する前部ホールドローラと、前部車輪の後部に
配置されて前部車輪を推進する後部ホールドローラと、
搬送台車を移載ラインに沿って駆動する搬送駆動装置と
を設けたことを特徴とする車の移送設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30490195A JP3298388B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 車の移送設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30490195A JP3298388B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 車の移送設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09142644A JPH09142644A (ja) | 1997-06-03 |
| JP3298388B2 true JP3298388B2 (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=17938660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30490195A Expired - Fee Related JP3298388B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 車の移送設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3298388B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4910385B2 (ja) * | 2005-12-16 | 2012-04-04 | ムラテックオートメーション株式会社 | 垂直搬送装置 |
| JP6674055B1 (ja) * | 2019-01-17 | 2020-04-01 | 有限会社小田切車体 | 鶏ケージリフター |
-
1995
- 1995-11-24 JP JP30490195A patent/JP3298388B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09142644A (ja) | 1997-06-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |