JP3297729B2 - コイルばねの第1脚部起こし加工方法 - Google Patents

コイルばねの第1脚部起こし加工方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコイルばねの第1脚
部の起こし加工方法に関するもので、さらに詳しくは引
張りコイルばねの第1フック(第1ばね掛け)、または
捩じりコイルばねの第1ばね掛けの脚部を起こし加工す
る方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術には例えば特公昭62−22
698号が知られている。このものは図1〜図5の行程
図に示すようにクイル1の前面に進出した成形工具2に
よりクイル1より送り出された線材に第1フック(a)
が形成され(図1)、成形工具が後退して直線脚部
(b)が形成される(図2)。次いで再び成形工具2が
進出してボディコイル部(c)の最初の1巻が1/4円
成形されて直線脚部bを90°下に向ける(図3)。こ
の下を向いた線材に上曲げ工具3・成形補助工具4・下
曲げ工具5が進出して、上曲げ工具3の先端の鉛直面と
形成補助工具4の先端との間で1/4円湾曲したボディ
コイル部cを挟み下曲げ工具5の先端で直線脚部(b)
を右側に90°折り曲げる(図4)。上曲げ工具3・成
形補助工具4・下曲げ工具5が後退して第1フックの起
こしが終わる(図5)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような引張りコ
イルばねの第1フックの起こし方法は、ボディコイルの
最初の1巻の1/4円を成形して第1フック(a),直
線脚部(b)を下に向けるので、第1フックの起こし位
置は成形工具の線材進出方向の直角となり、起こされた
線材を横切る付近の起こしRが大きい場合、概ね、コイ
ル内径/2×0.8以上において図6に示すように、起
こし加工後にコイル成形で進出する成形工具2の先端角
部2aが起こしR部と干渉し、線材に傷(イ)が生じて
成品品質を劣化させるという問題があった。またボディ
コイルの内径が小さいと上曲げ工具・下曲げ工具の強
度,干渉面から設計に工夫が必要であり、取り付け時の
進出位置の正確な調整が必要であった。本発明は従来の
技術の有するこのような問題に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、引張りばねの第1フック(第1
ばね掛け)又は捩じりコイルばねの第1ばね掛けの脚部
の起こし折り曲げ半径が大きい場合においても、ボディ
コイル成形に入る成形工具先端角部との干渉による線材
に傷が生じることを回避して、ボディコイル内径の大小
に関係なく単純な工具の取り替えで容易に第1脚部の起
こし加工ができる方法を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに請求項1の本発明のコイルばねの第1脚部起こし加
工方法は、クイルから送り出線材を成形工具に衝合さ
せて成形る引張りコイルばね又は捩じりコイルばねの
コイル始端部に、第1ばね掛けの第1脚部を立設するよ
うに起こし加工する方法であって、第1ばね掛けの所定
形状加工後にボディコイルの最初の1巻をほぼ半巻き
して約180°方向変換し、前記第1脚部を線材送り
方向に略平行となした後、固定側の折り曲げ芯金と該
折り曲げ芯金に沿って回動可能な折り曲げ工具とを一対
とする起こし工具を線材送り出し方向に直角方向から前
記折り曲げ芯金を前記ボディコイルの半巻部に連なる前
記第1脚部の内折れ側に、前記折り曲げ工具を前記第1
脚部の裏側の外折れ側にそれぞれ進出させて、第1脚部
を横方向両側より挟持し、前記折り曲げ工具を回動
て、前記第1脚部を前記折り曲げ芯金に沿って90°
り曲げるように起こし加工するものである。
【0005】この方法によればクイルの線材送り出し口
直前に進出せず側方に進出する起こし工具を用いて進出
位置で脚部と係合して回動することにより脚部の起こし
加工ができるため、ボディコイル部の最初の半巻き成形
で第1ばね掛け(第1フック)の脚部を180°方向変
換して脚部の起こし加工部位を成形工具の進出領域外に
位置せしめることができ、脚部の起こし完了後のボディ
コイル部のつづく成形で進出する工具角端による傷が生
じない。また、固定の折り曲げ芯金及び折り曲げ工具は
それぞれ第1脚部の側面を挟持するため、線材と係合し
て回動すればよくコイルばねのコイル径の変化に対して
起こし工具の進出位置を厳密に調整する必要なくまた調
整回数を減らすことができる。
【0006】また、請求項2の方法は、前記起こし工具
の進出で前記折り曲げ芯金先端の前記成形工具の進出方
向に形成された溝に前記ボディコイル部の半巻き部の一
部を挿入し前記第1脚部起こし基点に前記溝の角を位置
させて前記折り曲げ工具の回動で前記第1脚部を前記溝
の角に沿って折り曲げるようになしたものである。
【0007】この方法によれば、線材が入る溝とするこ
とによって、線材の折り曲げ方向と反対側のふくらみを
阻止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】クイル,成形工具,起こし工具等
の配置を示すばね成形機のパネル正面図を示す図7、起
こし工具の構成を断面で示す図8、クイル,成形工具,
起こし工具の加工位置の関係を示す拡大断面図を示す図
9にもとづき説明する。
【0009】機台上に鉛直方向に設立した正面基板11
の中心孔と同心にクイル12が取り付けられている。線
材は図示しないNC制御の線材送り出し装置によりクイ
ル12の中心穴より間欠又は連続して送り出される。正
面基板11の後側にはクイル12と同心に並列した第1
大歯車13,第2大歯車14が回動可能に軸承せられ、
図示しないNC制御のサーボモータにより別々に回動制
御される。正面基板11の前面には工具担持装置の摺動
案内用のスライド溝15aを形成した案内板15が、ク
イル12を中心として所要角度位置に放射状に配設され
ている。この案内板15には、フック,ボディの湾曲加
工をする成形工具担持装置20,脚部の折り曲げ加工を
する起こし工具担持装置30,線材切断工具の担持装置
又は必要によりその他の工具担持装置等が摺動可能に装
着されるものである。特に本発明の説明に必要な成形工
具担持装置,脚部起こし工具担持装置の関係について詳
述する。
【0010】クイル12より上位置に成形工具担持装置
20が配設される。案内板15のスライド溝15aに成
形工具担持装置20のスライダ21が摺動可能に装着さ
れている。そしてスライダ21のクイル12側先端には
フック,ボディ成形用の成形工具22が成形面22aを
クイル12に対面する如く取り替え自在に締着されてい
る。正面基板11には円板カム23が回転可能に軸承さ
れており、第1大歯車13に噛み合う図示しない小従動
歯車で回動される。この円板カム23によって所定のタ
イミングで摺動されるレバー24の揺動でスライダ21
はリンク25を介して進退される。従って成形工具22
がフック,ボディコイル部の円弧部成形時にクイル12
の前面に進出して送り出される線材を衝合させることが
できる。
【0011】クイル12より下位置にコイル始端部に立
設する第1フックの脚部を起こす起こし工具担持装置3
0が配設される。案内板15のスライド溝15aには起
こし工具担持装置30のスライダ31が摺動可能に装着
されている。このスライダ31にはクイル12側に線材
送り出し方向と平行な案内板32aを有するブラケット
32が固定されている。そしてスライダ31の移動方向
と平行な中心穴を有する起こし工具支持筒33がブラケ
ット32の案内板32aに摺動可能で且つ調整ボルト3
4により位置調整可能に取り付けられている。起こし工
具支持筒33には起こし工具回動軸35が線材送り出し
方向と直角で、成形工具22に対向する位置で軸受によ
り回動可能に設けられている。そして起こし工具回動軸
35には先端に線材の外折れ側で当接する当接面36a
を有し、回動側となる起こし工具の折り曲げ工具36が
コイルばねの種類に対応して取り替え可能に締着されて
いる。
【0012】また起こし工具支持筒33先端に起こし工
具の固定側となる内折れ側の折り曲げ芯金37が取り替
え可能に固定されている。この折り曲げ芯金37の先端
に図13に示すような成形工具22の進出方向の溝37
aがコイルばねの線径に対応して形成されており、脚部
の起こしの内折れ側の溝角37bは線材の湾曲Rを決め
るR面に形成されている。起こされた脚部の立ち上がり
の延長線は起こし工具回動軸35の軸心にほぼ一致する
関係位置とされることが望ましい。なお本実施例ではば
ねの線材が入る溝とすることによって、線材の折り曲げ
方向と反対側のふくらみを阻止できるものであるが、必
ずしも溝である必要はなく内折れ側の壁面,及び溝角3
7bのR面での加工も可能である。
【0013】起こし基点にこの折り曲げ芯金37の溝角
37bのR面が位置するように調整ボルト34により起
こし工具支持筒33の位置が調整される。起こし工具回
動軸35は案内板15に固定されたブラケット41に軸
受によって、起こし工具回動軸35と同方向で回転可能
に軸承された傘歯車42中心のスプライン穴に嵌装され
たスプライン軸43とユニバーサルジョイント44で回
動可能に連結されている。第2大歯車14には、案内板
15に固定したブラケットの軸受によりクイル12と平
行に回動可能に軸承され傘歯車42と噛み合う傘歯車1
6を固着した回動軸17に固定の小従動歯車18が噛合
されている。従って第2大歯車14の回動によって起こ
し工具回動軸35が回動され起こし工具の回動側の折り
曲げ工具36が回動されて、固定側の折り曲げ芯金37
とで第1フックの脚部を挟むことにより折り曲げ芯金3
7の溝角37bを基点として90°起こすことができ
る。
【0014】さらに正面基板11の前面に設けたカム支
持板50に回動可能に回動軸が支持されており、回動軸
後端に第1大歯車13と噛み合う図示しない小従動歯車
前端に円板カム51が取り付けられている。またカム
支持板50に設立した支軸52にレバー53が揺動可能
に枢支されている。このレバー53の中央部はカムフオ
ロア54を介して円板カム51と当接し、端はブラケ
ット32に支持軸55で正面基板11と平行な面で揺動
可能に枢支されたリンク56端にピン57によって回動
可能に枢支されている。従って第1大歯車13のNC制
御の回動によってレバー53が揺動され、ブラケット3
2即ち起こし工具は所定のタイミングで脚部起こし位置
に進出及び退避することができる。
【0015】次に引張りコイルばねの第1フックの脚部
の起こし動作を、工程順を示す図10〜図15にもとづ
き説明する。ばね成形に際し先ず引張りばねの線径,ボ
ディ部のコイル径等のばね形状が決定されると線径に対
応した溝37aの溝巾を有する折り曲げ芯金37並びに
脚部の長さに対応した位置に当接面を有する折り曲げ工
具36の取り付け、成形工具22,起こし工具の進出タ
イミング又は必要により進出位置が決定されているもの
とする。
【0016】図10において、クイル12より送り出さ
れた線材は、第1大歯車13,円板カム23の回転でレ
バー24が回動し上方よりクイル前面の前進位置に進出
した成形工具22の成形面22aに衝合して半円に湾曲
した第1フックのフック部Saが下方に向けて成形され
る。
【0017】図11において成形工具22が上方へ後退
し、線材が所定量送り出され第1フックの直線の脚部S
bが作られる。図12において、成形工具22が再び上
方よりクイル12前面に進出し、成形面22aがクイル
12から送り出される線材と衝合して、ボディコイル部
の最初の半巻き部Scを下方に向けて成形する。この成
形によりフック部Saはボディコイルの半巻き部Scと
対向する後ろ向き位置となり、フック部Saと連なる脚
部Sbは送り出される線材と略平行位置となる。
【0018】図13において、成形工具22が上方へ後
退され、替わりに第1大歯車13,円板カム51の回動
でレバー53が回動してブラケット32がクイル12側
に移動され起こし工具担持装置30の固定側の折り曲げ
芯金37の溝37aが脚部Sbにつづくボディコイルの
半巻き部Scの一部に挿入される。また同時に起こし工
具回動軸35の折り曲げ工具36の当接面36aが脚部
Sbの外折れ側で脚部Sbの裏側に進出して、脚部Sb
を横方向両側より挟持する状態となる。
【0019】図14において、第2大歯車14,小従動
歯車18,傘歯車16・42,スプライン軸43の回動
で、起こし工具回動軸35が反時計矢印方向に回動さ
れ、折り曲げ工具36が回動されて、その当接面36a
は第1フックの脚部Sbを固定の折り曲げ芯金37の溝
角37bR面に沿って90°折り曲げる。このとき線材
のスプリングバックを考慮して回動角度は90°より僅
かに大きな角度となる。
【0020】図15において起こし工具担持装置30は
後退し、替わって成形工具22がクイル12前面に進出
してばねのボディコイル部Sdの所定巻数を形成する。
ボディコイル部が成形されたあと第2フックの脚部・第
2フックが形成されて切断され、搬送後、第2フックが
起こされるものである。
【0021】なお本実施例では引張りコイルばねについ
て説明したが、先端に鉤状フックを有しない直線の第1
ばね掛けを有する捩じりコイルばねにおいても同様に実
施できる。先端の鉤状フックの有無には関係ない。
【0022】また、折り曲げ芯金は、折り曲げ工具の回
動軸芯に円柱状の折り曲げ芯金を設けて折り曲げ工具と
一体的に回動させ、第1脚部に対して相対移動しない構
成も本発明によって実施できる。
【0023】
【発明の効果】本発明はボディコイルの最初の1巻きの
1/2を成形して、第1フック又は第1ばね掛けの直線
脚部を180°方向変換して線材送り方向と略平行とな
し、ボディの成形工具の進出領域からはずれた位置にお
いて、起こし工具の折り曲げ工具と折り曲げ芯金が脚部
を挟み折り曲げ工具の回動によって脚部の起こし加工を
行うように構成したので、コイル始端部の起こしの折り
曲げ半径の大きい場合においても、起こし加工後の成形
工具のボディ成形のための進出に際して工具角と線材の
起こしR部とが干渉する恐れは全くなくなり、ワークに
傷が生じて品質を劣化させることが皆無となった。また
折り曲げ工具,折り曲げ芯金は側面で線材と当接するの
でコイルばねのボディコイル部の直径の変化に対しても
起こし工具の対応範囲が広くなり進出位置の調整が少な
くてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の起こし加工工程の第1フック成形を
示す図である。
【図2】同じく第1フック脚部を送り出した状態を示す
図である。
【図3】同じくボディコイル部の最初の1巻の1/4円
成形で第1フックの方向を変換を示す図である。
【図4】同じく上曲げ工具と下曲げ工具による第1フッ
クを起こす状態を示す図である。
【図5】同じく第1フックの起こし完了を示す図であ
る。
【図6】図5の状態から再度成形工具進出時の起こしR
部との干渉による傷発生位置を示す図で、aは側面図、
bは正面図、cは下面図である。
【図7】本発明を実施するコイルばね形成機の正面基板
の形成工具,起こし工具,切断工具等の配置を示す図で
ある。
【図8】本発明の実施に使用する起こし工具の機構を示
す断面図である。
【図9】本発明を実施するクイル,成形工具,起こし工
具の配置関係を示す拡大断面図である。
【図10】本発明のコイルばねのコイル始端部の第1フ
ック成形工程を示す説明図である。
【図11】同じく第1フックの脚部形成工程を示す説明
図である。
【図12】同じくボディコイルの最初の半巻きの成形工
程を示す説明図である。
【図13】同じく起こし加工に入るための起こし工具の
進出した状態を示す図で、aは側面図、bはAA線視図
である。
【図14】同じく起こし加工完了状態を示す図で、aは
側面図、bは正面図、cはBB線視図である。
【図15】同じくボディコイル部の成形を示す図で、a
は側面図、bは正面図、cは成形工具を省略したCC線
視図である。
【符号の説明】
11 正面基板 12 クイル 13 第1大歯車 14 第2大歯車 15 案内板 18 小従動歯車 20 成形工具担持装置 22 成形工具 23,51 円板カム 30 起こし工具担持装置 21,31 スライダ 33 起こし工具支持筒 35 起こし工具回動軸 36 折り曲げ工具 37 折り曲げ芯金
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21F 35/00 - 35/02 B21F 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クイルから送り出線材を成形工具に衝
    合させて成形る引張りコイルばね又は捩じりコイルば
    ねのコイル始端部に、第1ばね掛けの第1脚部を立設す
    るように起こし加工する方法であって、第1ばね掛けの
    所定形状加工後にボディコイルの最初の1巻をほぼ半
    巻きして約180°方向変換し、前記第1脚部を線材送
    出し方向に略平行となした後、固定側の折り曲げ芯金
    と該折り曲げ芯金に沿って回動可能な折り曲げ工具とを
    一対とする起こし工具を線材送り出し方向に直角方向か
    ら前記折り曲げ芯金を前記ボディコイルの半巻部に連な
    る前記第1脚部の内折れ側に、前記折り曲げ工具を前記
    第1脚部の裏側の外折れ側にそれぞれ進出させて、第1
    脚部を横方向両側より挟持し、前記折り曲げ工具を回動
    して、前記第1脚部を前記折り曲げ芯金に沿って90°
    折り曲げるように起こし加工することを特徴とするコイ
    ルばねの第1脚部起こし加工方法。
  2. 【請求項2】 前記起こし工具の進出で前記折り曲げ芯
    金先端の前記成形工具の進出方向に形成された溝に前記
    ボディコイル部の半巻き部の一部を挿入し前記第1脚部
    起こし基点に前記溝の角を位置させて前記折り曲げ工具
    の回動で前記第1脚部を前記溝の角に沿って折り曲げる
    ようになしたことを特徴とする請求項1に記載のコイル
    ばねの第1脚部起こし加工方法。
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