JP3297651B2 - 既製コンクリート杭の中掘り施工方法 - Google Patents

既製コンクリート杭の中掘り施工方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は既製コンクリート
杭の中掘り施工方法に関し、特にアースオーガにて中掘
り掘削中の反力の効果的な取り方と、現場への資材搬送
及び現場組立の軽便容易な中掘り施工方法を開発したも
のである。
【0002】
【従来の技術】既製コンクリート杭の中掘り施工法で
は、従来より図12に示すように、クローラクレーン車
40にリーダーマスト41の下端部を連結して該マスト
41の中間部付近とクローラクレーン車40間にステイ
42を設け、リーダーマスト41の上端部に支持したシ
ーブ43,44を介しワイヤ45にて油圧シリンダ等の
杭圧入機46を吊支し、この杭圧入機46と結合したオ
ーガ駆動機47とをリーダーマスト42に鉛直に設けた
ガイドレール48を昇降可能となし、オーガ駆動機47
にアースオーガ49を連結し、アースオーガ49を既製
コンクリート杭P内に挿通してアースオーガ49の下端
部に連結した掘削ヘッド50にて地中を掘削し、地中孔
51の掘削が所定寸法で行われると、杭圧入機46で既
製コンクリート杭Pを地中孔51内に押し込むことを繰
り返して所定長さの既製コンクリート杭Pを建て込んで
いた。なお、既製コンクリート杭Pは支持地盤に達する
まで、さらに継ぎ足して必要な長さを得ることもある。
【0003】このような従来の中掘り施工方法では、ア
ースオーガ49の掘削回転時に取るべき反力は、クロー
ラクレーン車40及びリーダーマスト41の重量とリー
ダーマスト41が吊支する杭圧入機46とオーガ駆動機
47及び既製コンクリート杭Pの重量を掛けることで生
じさせるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の中掘り施工方法では、アースオーガに掛かるべき重
量で掘削時の反力を取ることとしているために、クロー
ラクレーン車等の大型重量級の車両を用い、リーダーマ
スト等をそのクローラクレーン車で支える構造であるか
ら、例えば、施工現場までの搬送には、クローラクレー
ン車とリーダーマスト及び杭圧入機6とオーガ駆動機7
を分解して載せるトレーラー車等の大型運搬車両を用い
なければならないから、その大型運搬車両が進入できな
いような場所では既製コンクリート杭の中掘り施工方法
を採用することはできなかった。
【0005】そこで、この発明はアースオーガにて中掘
り掘削中の反力の効果的な取り方を開発するとともに、
現場への資材搬送及び現場組立の軽便容易な中掘り施工
方法を目的として構成した。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載のように、既製コンクリート杭内にア
ースオーガを回転自在に挿入して該アースオーガの下端
部に結合した掘削ヘッドで地中孔を掘削するとともに、
該地中孔内に既製コンクリート杭を建て込むに当たり
前記アースオーガ及び既製コンクリート杭を吊支するリ
ーダーマストを地上に立設し、該リーダーマストをトラ
ッククレーン車等のクレーンで吊り支持し、前記リーダ
ーマストの少なくとも一側部には鉛直方向のガイドレー
ルを設けてそれに副オーガ駆動機を昇降可能に配設し、
該副オーガ駆動機に拡径掘削ヘッドを下端部に有する副
アースオーガを接続して回転駆動することにより地中に
拡径刃を固定してアンカーとなし、前記リーダーマスト
に昇降可能に配設した主オーガ駆動機にて前記既製コン
クリート杭内で掘削回転するアースオーガの反力を取
製コンクリート杭の中掘り施方法において前記
径掘削ヘッドは、前記駆動シャフトの下端部に直接又は
間接に連結固定する外筒体と、該外筒体内に同軸嵌合し
て所定角度内を回動可能な内筒体と、該内筒体に前記外
筒体の下端部付近で上下に離間し固定されて欠円部を有
する一対のフランジ部からなるガイド体と、該フランジ
部間において前記内筒体に回動可能に遊嵌して前記拡径
刃を上下方向へ回動可能に軸着したカラー体と、前記フ
ランジ部と接触して前記外筒体の下端部に連結固定され
たカム板と、該カム板に形成したカム部を摺接してその
端部に形成した突起部と当接可能な前記拡径刃の回動基
部と、該回動基部に当接して前記駆動シャフトの正回転
を前記カラー体に伝達するために前記ガイド体に設けた
スイベルストッパーと、前記拡径刃の起立位置決め手段
と、及び、前記外筒体と内筒体にそれぞれ巻き付け固定
された螺旋状羽根とからなることを特徴とする既製コン
クリート杭の中掘り施工方法を開発した。
【0007】
【0008】
【0009】また、請求項記載のように、拡径刃の起
立位置決め手段は、前記拡径刃の回動基部を回動可能に
軸支する拡径刃ブラケットを前記カラー体に設け、前記
拡径刃が前記筒体とほぼ平行に起立した状態で、前記回
動基部と前記拡径刃ブラケットとを連通して穿設された
透孔と、その透孔に予め挿通されて所定荷重の負荷で変
形可能な針金とからなることを特徴とする請求項記載
の既製コンクリート杭の中掘り施工方法を開発した。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に基づき説明する。図1に示すように、施工現場に自走
して進入可能なトラッククレーン車60は、例えば伸縮
式のクレーン61を有してその先端から垂下するワイヤ
62にてリーダーマスト63を吊り支持し、リーダーマ
スト63は下端部を地上Eに載置して立設されている。
リーダーマスト63には油圧シリンダ等の杭圧入機64
と油圧駆動モータ等の主オーガ駆動機65が昇降可能に
配設されている。
【0011】主オーガ駆動機65にはスパイラルスクリ
ューを軸棒に巻き付けたアースオーガ66が結合し、こ
のアースオーガ66は既製コンクリート杭P内に挿通さ
れている。アースオーガ66の下端部には掘削ヘッド6
7が接続されている。掘削ヘッド67は既製コンクリー
ト杭Pの内径範囲内を掘削するもの、若しくは、既製コ
ンクリート杭Pの下端部から拡径刃が半径方向へ展開し
て既製コンクリート杭Pの外径範囲内を掘削できる拡径
掘削ヘッド、のいずれでもよい。
【0012】図2に示すように、リーダーマスト63の
一側部に副オーガ駆動機68が昇降可能に配設され、こ
の副オーガ駆動機68には副アースオーガ69が接続さ
れている。副アースオーガ69はその下端部の拡径掘削
ヘッド1にて所要深さの地中孔70を掘削した後、拡径
刃7を地中孔70の外径方向へ展開することによりアン
カーとして地中に固定している。主アースオーガ66と
副アースオーガ69は、図3に示すように、リーダーマ
スト63を中心として略90度離間した配置のガイドレ
ール71,71に昇降可能に配設してあり、この副アー
スオーガ69は必ずしも一側のみに配設することなく、
リーダーマスト63の両側に同様のガイドレール71,
71を配設して相対向配設(仮想線図示参照)してもよ
い。
【0013】このように、拡径掘削ヘッド1を有する副
アースオーガ69をリーダーマスト63に連結すること
により、主アースオーガ66で掘削する際の十分な反力
を取ることができるから、リーダーマスト63を地上に
立設してトラッククレーン車63から吊支するだけで
も、既製コンクリート杭Pの中掘り施工を完遂すること
が可能となる。
【0014】ここで拡径掘削ヘッド1について説明する
と、図4から図6に示すように、副アースオーガ69等
の駆動シャフト2の下端部を取付け取り外し可能に上端
部に結合する外筒体3と、外筒体3内に同軸嵌合して回
動可能な内筒体4と、外筒体3の下端部付近の内筒体4
に固定したガイド体5と、該ガイド体5内で内筒体4に
遊嵌して回動可能なカラー体6と、カラー体6に上下方
向へ回動可能に軸着した拡径刃7と、外筒体3と内筒体
4の外周部にそれぞれ一連となるように軸方向へ巻き付
けられた螺旋状羽根8a,8bとを有する。この螺旋状
羽根8a,8bは、拡径刃7,7が外筒体3及び内筒体
4とほぼ平行な上方及び下方へ回動する場合に支障を生
じないように配設されている。
【0015】外筒体3は、上端部に連結用フランジ部1
0を結合してその連結用フランジ部10に駆動シャフト
2を嵌合する連結用ブロック11をボルトナット(図示
略)にて結合し、外周部に螺旋状羽根8aを巻付けて固
定し、下端部にカム板12を結合してある。カム板12
は、図6に示すように、外筒体3を中心として直径方向
で相対向する部位に突起部14,14を半径方向へ突設
し、その突起部14から左回りの方向へ円弧状張出部1
5と回動基部押圧部13を形成した一枚の板体である。
【0016】内筒体4は、上端部に少なくとも直径方向
で相対向する一対のアウタースプライン16,16を設
け、これらを外筒体3の上端部内周面に嵌着固定した管
体18の上端部に直径方向で相対向して形成したインナ
ースプライン17,17間に形成される管体18の凹部
19,19に係合させ、アウタースプライン16,16
とインナースプライン17,17とが当接するまで所定
角度(90度)内の回動が相互に可能に挿入され、か
つ、外筒体3の回転を内筒体4に伝達する。また、アウ
タースプライン16,16が凹部19,19に摺接して
内筒体4の抜け止めがなされる。また、内筒体4にはガ
イド体6が結合され、ガイド体6の下部の外周部には螺
旋状羽根8bが巻き付け固定されている。螺旋状羽根8
bの下端部には先端掘削ビット9が結合されている。
【0017】ガイド体は、欠円部を有する一対のフラ
ンジ部からなる上板22aと下板22bを所定距離にて
上下で離間してなり、これらの上・下板22a,22b
間に円環状のカラー体6が挟まれて内筒体4に同軸で遊
嵌し、カラー体6は外筒体3と内筒体4の両方からフリ
ーで回動可能に係合している。なお、上板22aと下板
22bは内筒体4の直径方向で相対向して一対のスイベ
ルストッパー23,23で結合され一体化している。
【0018】カラー体6は、直径方向で相対向する拡径
刃7,7にそれぞれ回動基部25を結合し、該回動基部
25を拡径刃ブラケット26に軸27で回動可能に軸着
し、この拡径刃ブラケット26,26には拡径刃72を
上方へ回動させた状態(図中仮想線図示参照)で拡径刃
ブラケット26と回動基部25とを貫通して一連となる
透孔28をそれぞれ穿設してある。拡径刃72は両側部
に鋸歯状の凹凸部を形成し、それらには上下いずれかに
向けたテーパー面7aが形成してあって、その先端部の
断面は鋭角状になっている。そして、前記回動基部25
は回転して前記カム板12の突起部14と当接可能であ
り、また、カム板12すなわち外筒体3の回転時に、前
記カム板12の円弧部14が回動基部25を起立位から
倒伏位に変化させるとともに、回動基部押圧部13で押
圧して規制するために、カム板12側に向けて傾斜する
レバー部29を有する。
【0019】次に上記構成の拡径掘削ヘッド1の作用に
つき説明する。地中孔の掘削を開始する前に、拡径刃
7,7は起立状態にしておく。これは、図4中の上方側
の仮想線図示の状態にすることで、拡径刃ブラケット2
6と回動基部25に穿設した透孔28に針金を挿通する
ことによって達成される。針金は所定の荷重を受けて容
易に変形するものを用いる。この状態にあっては、図7
に示すように、ガイド体5は回動基部25の位置と略9
0度変位してスイベルストッパー23,23が回動基部
25,25の一側部に当接しており、また、図8に示す
ように、カム板12の突起部14,14が回動基部2
5,25に当接している。
【0020】そこで、図11(A)に示すように、掘削
ヘッド1の連結用ブロック11にアースオーガ30のシ
ャフト2を結合するとともに、内筒体4の下端部に適宜
の掘削ビット9を結合し、アースオーガ30のシャフト
2を正回転(右回り)駆動することにより所要深さの地
中孔31を掘削する。このとき、外筒体3の回転はイン
ナースプライン17とアウタースプライン16との接触
により内筒体4に伝達される一方、図8に示すように、
外筒体3の下端部のカム板12の突起部14が回動基部
25に当接するとともに、図7に示すように、スイベル
ストッパー23が回動して拡径刃ブラケット26、26
の他側部に当接することにより、カラー体6は外筒体
3、内筒体4と一体となって回転する。
【0021】所要深さの地中孔31を掘削した後球根部
を形成するときは、図11(B)に示すように、駆動シ
ャフト2を約90度逆回転(左回り)させながら上方へ
若干引き上げると、インナースプライン17,17が離
間しているアウタースプライン16,16に当接して内
筒体4を回転させるとともに、カム板12が回転してそ
の張出部14,14がレバー部19,19を半径方向へ
押し出し、これにより回動基部25,25が内筒体4の
半径方向外側へ回動し、かつ、透孔28,28に挿通さ
れた針金を変形させながら、拡径刃7,7を半径方向の
外方へ押し出す作用を生じる。
【0022】これにより拡径刃7,7は地中孔42の内
壁に食い込んで抵抗を生じ、図11(C)及び図4及び
図5に示すように、なおもシャフト2が上方へ引き上げ
られることにより拡径刃7,7が略水平位置になり、カ
ム板12の回動基部押圧部13,13が回動基部25,
25を下方へ押圧し、回動基部25,25はガイド体5
の下板22bにて回動を停止する。拡径刃7,7が内筒
体4と略直交する状態になった状態で、駆動シャフト2
の回転を停止するとともに若干引き上げて拡径刃7,7
が拡径孔32の天井部付近に食い込ませて地中アンカー
とする。
【0023】なお、シャフト2を逆回転させながら掘削
ヘッド1を上昇させ拡径孔32内に戻すと、図10に示
すようにカム板12の回動基部押圧部13及び張出部1
5が回動基部25から離れるとともに、図9に示すよう
に、ガイド体5が略90度回転して下板22bが拡径刃
7,7の下部から離脱する。そこで、拡径刃7,7は下
方のストッパーがなく、しかも、スイパイラルスクリュ
ー8bに当たるようなこともないので、軸27を中心と
して下方へ回動して垂下し内筒体4とほぼ平行した姿勢
となる。かくして、拡径刃7,7が垂下した状態では螺
旋状羽根8a,8bの半径内に収納されることとなるの
で、駆動シャフト2を上方へ引き上げると、掘削ヘッド
1は正回転により拡径孔32から地中孔31内へと引き
上げることが可能となり、そのまま地上に引き出すこと
ができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、拡径掘
削ヘッドを有する副アースオーガをリーダーマストに連
結することにより、主アースオーガで掘削する際の十分
な反力を取ることができるから、リーダーマストを地上
に立設してトラッククレーン車から吊支するだけでも、
既製コンクリート杭の中掘り施工を完遂することが可能
となる。また、トラッククレーン車を用いることができ
るために、施工の軽便性・容易性が備わり、従来ではク
ローラクレーン車の進入できなかった現場でも既製コン
クリート杭の中掘り施工が可能となる。所要深さの地中
孔31を掘削した後球根部を形成するときは、図11
(B)に示すように、駆動シャフト2を約90度逆回転
(左回り)させながら上方へ若干引き上げると、インナ
ースプライン17,17が離間しているアウタースプラ
イン16,16に当接して内筒体4を回転させるととも
に、カム板12が回転してその張出部1515がレバ
ー部19,19を半径方向へ押し出し、これにより回動
基部25,25が内筒体4の半径方向外側へ回動し、か
つ、透孔28,28に挿通された針金を変形させなが
ら、拡径刃7,7を半径方向の外方へ押し出す作用を生
じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す説明図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図1のB−B断面概略図である。
【図4】この発明の実施に用いる拡径掘削刃を示す正面
図である。
【図5】図4に示すカラー体6以下の一部断面要部平面
図である。
【図6】図4に示すカム板12の一部断面平面図であ
る。
【図7】拡径刃72を上方へ回動させた状態のカラー体
6の作用説明図である。
【図8】図7の場合におけるカム板12の作用説明図で
ある。
【図9】拡径刃72を下方へ回動させた状態のカラー体
6の作用説明図である。
【図10】図9の場合におけるカム板12の作用説明図
である。
【図11】(A)〜(C)はこの発明による掘削ヘッド
1を用いたアンカーの取り方の説明図である。
【図12】従来における既製コンクリート杭の中掘り工
法の説明図である。
【符号の説明】
1…拡径掘削ヘッド 2…駆動シャフト 3…外筒体 4…内筒体 5…ガイド体 6…カラー体 7…拡径刃 8a,8b…螺旋状羽根 11…連結用ブロック 12…カム板 13…回動基部押圧部 14…突起部 15…張出部 16…アウタースプライン 17…インナースプライン 18…管体 19…凹部 21…ガイド体 22b…下板 23…スイベルストッパー 25…回動基部 26…拡径刃ブラケット 27…軸 28…透孔 29…レバー部 31…地中孔 32…拡径孔 60…トラッククレーン車 61…クレーン 62…ワイヤ 63…リーダーマスト 64…杭圧入機 65…主オーガ駆動機 66…主アースオーガ 67…掘削ヘッド 68…副オーガ駆動機 69…副アースオーガ 70…地中孔 71…ガイドレール P…既製コンクリート杭
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−91904(JP,A) 特開 平8−3996(JP,A) 特開 平9−296446(JP,A) 特開 昭63−161217(JP,A) 特開 平11−62452(JP,A) 特開 昭51−111707(JP,A) 実開 昭56−138949(JP,U) 実開 昭63−5090(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 7/00 E21B 7/00 E21B 10/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既製コンクリート杭内にアースオーガを
    回転自在に挿入して該アースオーガの下端部に結合した
    掘削ヘッドで地中孔を掘削するとともに、該地中孔内に
    既製コンクリート杭を建て込むに当たり、前記アースオ
    ーガ及び既製コンクリート杭を吊支するリーダーマスト
    を地上に立設し、該リーダーマストをトラッククレーン
    車等のクレーンで吊り支持し、前記リーダーマストの少
    なくとも一側部には鉛直方向のガイドレールを設けてそ
    れに副オーガ駆動機を昇降可能に配設し、該副オーガ駆
    動機に拡径掘削ヘッドを下端部に有する副アースオーガ
    を接続して回転駆動することにより地中に拡径刃を固定
    してアンカーとなし、前記リーダーマストに昇降可能に
    配設した主オーガ駆動機にて前記既製コンクリート杭内
    で掘削回転する主アースオーガの反力を取る既製コンク
    リート杭の中掘り施工方法において、 前記 拡径掘削ヘッドは、前記駆動シャフトの下端部に直
    接又は間接に連結固定する外筒体と、該外筒体内に同軸
    嵌合して所定角度内を回動可能な内筒体と、該内筒体に
    前記外筒体の下端部付近で上下に離間し固定されて欠円
    部を有する一対のフランジ部からなるガイド体と、該フ
    ランジ部間において前記内筒体に回動可能に遊嵌して前
    記拡径刃を上下方向へ回動可能に軸着したカラー体と、
    前記フランジ部と接触して前記外筒体の下端部に連結固
    定されたカム板と、該カム板に形成したカム部を摺接し
    てその端部に形成した突起部と当接可能な前記拡径刃の
    回動基部と、該回動基部に当接して前記駆動シャフトの
    正回転を前記カラー体に伝達するために前記ガイド体に
    設けたスイベルストッパーと、前記拡径刃の起立位置決
    め手段と、及び、前記外筒体と内筒体にそれぞれ巻き付
    け固定された螺旋状羽根とからなることを特徴とする既
    製コンクリート杭の中掘り施工方法。
  2. 【請求項2】 拡径刃の起立位置決め手段は、前記拡径
    刃の回動基部を回動可能に軸支する拡径刃ブラケットを
    前記カラー体に設け、前記拡径刃が前記筒体とほぼ平行
    に起立した状態で、前記回動基部と前記拡径刃ブラケッ
    トとを連通して穿設された透孔と、その透孔に予め挿通
    されて所定荷重の負荷で変形可能な針金とからなること
    を特徴とする請求項1記載の既製コンクリート杭の中掘
    り施工方法。
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