JP3297626B2 - 自動販売機の商品昇降装置 - Google Patents

自動販売機の商品昇降装置

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JP3297626B2
JP3297626B2 JP12194997A JP12194997A JP3297626B2 JP 3297626 B2 JP3297626 B2 JP 3297626B2 JP 12194997 A JP12194997 A JP 12194997A JP 12194997 A JP12194997 A JP 12194997A JP 3297626 B2 JP3297626 B2 JP 3297626B2
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球平 望月
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下多段に収納さ
れた商品(原料)を販売する自動販売機の商品昇降装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、飲料,たばこ等を販売する自動販
売機において、商品購入者の中身商品の取出し性を向上
するため、商品取出し高さを上部(商品購入者の腰高さ
近辺)まで上昇させる自動販売機が要求されている。そ
こで、従来の自動販売機の商品昇降装置として特開昭6
3−298687号公報のごとく提案されている。
【0003】以下、図面を参照しながら、上述した従来
の自動販売機の商品搬出装置について説明する。
【0004】図10は従来の自動販売機の商品昇降装置
の側面断面図である。同図において、1は自動販売機の
本体である。2は前記本体1の前面に位置する前扉であ
る。3は前記前扉2に設けられた商品取出口である。4
は本体1内に多段多列に設けられた商品収納室で、それ
ぞれの収納室には異種の商品5を収納してある。6は前
記商品収納室4の商品5を1個ずつ、もしくは所定の個
数ずつ押出して搬出する商品搬出装置で、それぞれの商
品収納室4に配設されている。7は前記商品搬出装置6
より押出された商品5を、前下がり傾斜面にて前方に誘
導する商品誘導板であり、前方に設けた商品搬出通路8
を通過して落下する。9は商品バケットであり、商品搬
出通路8の下方に位置し、上下方向の移動が自在なよう
に設けられていて、販売待機時は商品搬出通路8よりも
下方にて停止している。また10はモータを駆動源とし
た昇降機構であり、従動して商品バケット9が商品取出
口3と対向する高さまで上昇する。11は、商品バケッ
ト9の低部に前下がり傾斜面を形成する低部傾斜部であ
る。12は商品バケット前扉で商品バケット9の前面の
位置するものであり通常は閉じているが商品バケット9
が商品取出口3と対向する高さに位置する時は、商品バ
ケット9に対して下方に開く構造となっている。
【0005】以上のように構成された自動販売機の商品
昇降装置について、以下その動作について説明する。
【0006】まず、商品収納室4に積み重ねられた商品
5は商品搬出装置6の駆動により押出されて、商品誘導
板7を滑走し、さらに商品搬出通路8を通過して、下方
で待機している商品バケット9内へと飛込む。商品バケ
ット前扉12はその時点では閉じており、商品5が外へ
飛出したり落下するのを防止する。商品5が商品バケッ
ト9内に入ると昇降機構10が動作し、従動して商品バ
ケット9が上昇を始め、商品取出口3と対向する高さま
で上昇して停止する。その時、商品バケット前扉12が
開放され、商品5は商品バケット9の低部傾斜部11の
傾斜により、商品取出口3へと滑落する。その後、商品
バケット前扉12が閉じられると共に商品バケット9が
下降を行い、最下点にて停止して1回の搬出動作は終了
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、商品収納室4より商品搬出装置6にて押出
された商品5は、商品搬出通路8を経て商品バケット9
内へと搬出される際、又は商品バケット9内では自由に
姿勢が変化するため、商品購入者が商品5を手にする商
品取出口3では、商品5の姿勢が一定方向を向かず場合
によっては商品デザインとは反対方向で取出され商品イ
メージダウンとなる。また、商品バケット9内に落下す
る際、衝撃により商品5が変形する課題を有していた。
近年では、設置環境調和の重要度が高まり、小型化によ
り商品取出口3を水平面(天面)に設けた自販機におい
ては、商品の取出し姿勢から発生する上記課題は重要で
あり、販売低下を招く恐れがあった。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、商品収納室より搬出された商品を、上昇動作途中で
の姿勢変化を防ぎ、商品デザイン本来の姿勢にて商品取
出口まで搬送する自動販売機の商品昇降装置を提供する
ことを第一の目的とする。
【0009】さらに、第一の目的に加え、各段の商品搬
出装置から商品バケットへの受取り動作時での姿勢変化
を防止する自動販売機の商品昇降装置を提供することを
第二の目的とする。
【0010】さらに、第一,第二の目的に加え、多列か
ら搬出される商品を一箇所に集めて取出せる自動販売機
の商品昇降装置を提供することを第三の目的とする。
【0011】さらに、第一,第二,第三の目的に加え、
商品取出口からの商品出代を大きくして、商品購入者の
取り出し性を向上する自動販売機の商品昇降装置を提供
することを第四の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、商品バケット内に搬出された商品を挟み込
むように構成したものである。
【0013】この発明によれば、商品姿勢が一定方向と
なるため、中身商品のイメージの向上と共に、商品購入
者の取出し性が向上する効果が得られる。
【0014】さらに本発明は、多段に設けた商品収納室
の各段の商品搬出口まで商品バケットを移動して商品を
受取るように構成したものである。
【0015】この発明によれば、どの段の商品搬出装置
においても商品搬出口と対向した位置で商品バケットへ
の受取りが可能となり、商品搬出口から商品バケット迄
の間、及び商品バケット受取時の商品の姿勢変化がしな
い効果が得られる。
【0016】さらに本発明は、商品バケットの上昇動作
と追従して左右に移動する押し板にて商品を集めるよう
に構成したものである。
【0017】この発明によれば、商品購入者は商品出口
に戸惑うことなく商品を取り出せる効果が得られる。
【0018】さらに本発明は、商品バケットの上昇動作
の際、取出口付近になると、商品バケットの底面が隆起
するように構成したものである。
【0019】この発明によれば、商品購入者は商品の掴
み代ろが大きくなり、容易に商品を取り出せる効果が得
られる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、自動販売機の本体内に設けられ、各商品品種別に設
けた上下に複数の商品収納室より商品を1個ずつ搬出す
る商品搬出装置と、自動販売機の外郭の上部に設けられ
た商品取出口と、前記商品搬出装置より下方に待機して
搬出された商品を受取る商品バケットと、前記商品バケ
ットの両端に回動自在に軸支し、商品バケットの上昇動
作と追従して商品バケット内に受取った商品を挟み込む
商品押え板と、前記商品取出口まで商品バケットを上昇
させる昇降機構と、前記商品バケットが、商品搬出装置
の上下各段の商品出口に対向する位置まで上昇して商品
を受取る商品押え板を商品受取り状態と、商品を挟み込
んだ状態で上昇する商品上昇状態とに切換える制御部材
とから成り、前記商品バケットは前記商品搬出装置の上
下各段の商品出口では商品受取状態、その他の動作時は
商品を挟み込んだ状態で前記商品取出口まで上昇するこ
とを特徴としたものであり、商品搬送途中での商品の姿
勢変化がしない作用を有する。
【0021】請求項2に記載の発明は、自動販売機の本
体内に設けられ、各商品品種別に設けた上下に複数の商
品収納室より商品を1個ずつ搬出する商品搬出装置と、
自動販売機の外郭の上部に設けられた商品取出口と、前
記商品搬出装置より下方に待機して搬出された商品を受
取る商品バケットと、前記商品取出口まで商品バケット
を上昇させる昇降機構と、前記商品バケット内を左右に
移動可能な移動ローラを備えた集合部材と前記商品バケ
ットの待機位置から商品取出口付近までの間、本体ケー
スに固着され、途中に折曲部を設けた集合案内板と前記
集合部材は前記集合案内板に沿って移動する集合ローラ
が設けられ、前記昇降機構による前記商品バケットの上
昇動作に伴って、前記集合部材は前記集合案内板に沿っ
て前記移動ローラが垂直に移動し、前記集合案内板の折
曲部を通過したところから集合ローラが移動し始め、
記商品バケット内の商品を前記商品取出口の位置へ移動
させることにより、一箇所に集合した商品に、商品購入
者は容易に商品を取り出せる作用を有する。
【0022】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明にさらに、商品バケットは中間部で折曲可能に2
分割され、集合部材には当接ローラを、商品バケットに
は当接部を設け、前記商品バケットの上昇に伴って前記
集合部材が移動し、前記商品バケットが最上位置近くま
で上昇した時、前記と当接ローラが当接部に当たること
により、前記商品バケットは中間部から折れ曲り、商品
を載せた商品バケット部が隆起することで商品取出口よ
り商品の一部が突出することにより、商品購入者は商品
の掴み代が大きくなり、容易に商品を取り出せる作用を
有する。
【0023】
【0024】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を用いて説明する。 (実施の形態1)以下本発明の第1の実施の形態の自動
販売機の商品昇降装置について、図1から図3を参照し
ながら説明するが、従来例と同一構成,同一動作につい
ては同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0025】13は略U字形状に4辺を形成した第2商
品バケットであり、機内1に設けた商品誘導板7の商品
出口の幅寸法とほぼ同寸法を構成する。また、左右に設
けた2辺には軸穴13aが形成されている。
【0026】14は商品押え板であり、前記第2商品バ
ケット13の幅寸法に内設する寸法で構成し、両端の2
辺には軸14aが形成され、第2商品バケット13の軸
穴13aに挿通されて回動自在に軸支される。
【0027】さらに、前記軸14aの一端には商品5の
姿勢を制御するガイド板15を設けて、スプリング16
にて常に一方向に引張られて、前記ガイド板15の先端
に設けたローラ15aと、略く字形状をした制御板17
が当設しているため、制御板17の形状に追従してガイ
ド板15が軸14aを中心に回動し、同様に商品押え板
14も回動する。
【0028】18は前記第2商品バケット13の最下位
置である待機位置を検知する下部スイッチである。19
は前記第2商品バケット13が商品取出口3の高さまで
上昇したことを検知する上部スイッチである。20は前
記全ての部材を収納するケースであり、商品収納室4と
対向して庫内に収納されている。
【0029】以上のように構成された自動販売機の商品
昇降装置について、以下その動作を説明する。
【0030】まず、商品収納室4に積み重ねられた商品
5は商品搬出装置6の駆動により押出されて、商品誘導
板7を滑走して商品搬出通路8を経て下方で待機してい
る第2商品バケット13内へと飛込む。商品5が第2商
品バケット13に入ると昇降機構10が動作して商品バ
ケット13が上昇を始め、商品取出口3と対向する高さ
まで上昇して上部スイッチ19の検知で停止する。
【0031】その際、ローラ15aは、制御板17の形
状に追従してガイド板15が回動を行い、同様に軸14
aを中心に商品押え板14も回動し、搬出された商品5
の一端を押さえて起立させ、第2商品バケット13の一
辺とにより挟み込み、上昇動作時での商品5の姿勢変化
がなく商品取出口3へと移動できる。
【0032】その後、商品上昇動作完了の信号を検知す
ると第2商品バケット13が下降を行い、下部スイッチ
18が最下点であることを検知して停止し、1回の搬出
動作は終了する。
【0033】以上のように本実施の形態の自動販売機の
商品昇降装置は、商品搬出装置より搬出された商品を、
上昇動作途中での姿勢変化を防ぎ、一定方向に向けた商
品の搬出が行える。
【0034】(実施の形態2)以下本発明の第2の実施
の形態の自動販売機の商品昇降装置について、図4を参
照しながら説明するが、従来例、及び第1の実施の形態
と同一構成,同一動作については同一符号を付してその
詳細な説明を省略する。
【0035】21は前記制御板17と同様の機能を有す
る第2制御板であり、各段に設けた商品誘導板7の商品
出口と対応した位置に、商品押え板14が商品5を受取
る状態になるように略く字部を形成する。
【0036】22は商品収納室4の各段に設け、第2商
品バケット13を商品誘導板7の商品出口の対向した位
置で停止させる停止スイッチである。
【0037】以上のように構成された自動販売機の商品
昇降装置について、以下その動作を説明する。
【0038】まず、最下段の商品収納室4の商品の販売
動作について説明するが、第2商品バケット13の下降
動作については第1の実施の形態と同動作により説明を
省略する。
【0039】商品収納室4から搬出された商品5は商品
誘導板7を滑走して第2商品バケット13内へと飛込
む。商品5が第2商品バケット13に入ると昇降機構1
0が動作して商品バケット13が上昇を始め、商品取出
口3と対向する高さまで上昇して停止する。その際、ガ
イド板15は、第1の実施の形態と同様に商品5の一端
を押さえて起立させ、第2商品バケット13の一辺とに
より挟み込み、商品5の姿勢変化がなく商品取出口3へ
と移動できる。
【0040】次に、上,中段の商品収納室4の商品の販
売動作について説明する。販売指令を受けた商品収納室
4の商品出口まで第2商品バケット13が停止スイッチ
22の検知で上昇する。その際、商品収納室4の各段に
設けられた制御板21の略く字形状部とローラ15aが
当設して押え板14は商品受取状態となり、商品5の搬
出を待機する。
【0041】やがて商品5が搬出されると、第1の実施
の形態と同様に商品5の一端を押さえて起立させ、商品
取出口3と対向する高さまで上昇して停止する。
【0042】以上のように本実施の形態の自動販売機の
商品昇降装置は、各段の商品収納室4から商品バケット
への受取動作時での姿勢変化、及び商品の変形を防止す
る。
【0043】(実施の形態3)以下本発明の第3の実施
の形態の自動販売機の商品昇降装置について、図5から
図7を参照しながら説明するが、従来例、及び第1、第
2の実施の形態と同一構成、同一動作については同一符
号を付してその詳細な説明を省略する。
【0044】23は前記第2商品バケット13と同機能
を有する第3商品バケットであり、左右に設けた2辺に
は軸穴23aが形成され、また機体1に対向する前面側
の一辺には突出した略C字形状をしたローラ受け部23
bを形成している。24は略コ字形状をした集合部材で
ある。この集合部材24には、第3商品バケット22に
設けたローラ受け部23bに挿通して左右に移動する移
動ローラ25と、前記集合部材24を上昇動作と追従し
て左右に移動制御する集合ローラ26を設けられてある
ことにより、第3商品バケット22に搬出された商品5
を一箇所に集めることが可能になる。27は本体ケース
20に固着され、前記移動ローラ25と修動する略コ字
形状の断面を形成して、さらに商品取出口3付近で折曲
した形状の集合案内板である。
【0045】以上のように構成された自動販売機の商品
昇降装置について、以下その動作を説明する。
【0046】商品収納室4から搬出された商品5が第3
商品バケット23内へと落下する動作については前記実
施の形態2と同様であるため省略する。
【0047】商品5を受取った第3商品バケット23が
上昇動作をする際、集合ローラ26が集合案内板27に
設けた折曲部と追従すると、同様に集合部材24も集合
案内板27の折曲方向へと移動を開始する。
【0048】さらに集合部材24の先端が商品5との当
設により商品5も同方向へ移動する。やがて、最上位置
では集合案内板27の折曲寸法と同様に商品5も移動し
て、商品収納室4のどの列から落下した商品5も一箇所
に集約した商品取出口3まで集められる。
【0049】その後、商品上昇動作完了の信号を検知す
ると第3商品バケット23が下降を行うと、上昇時とは
逆方向に集合部材24も移動してスイッチ18が最下点
であることを検知して停止し、1回の搬出動作は終了す
る。
【0050】以上のように本実施の形態の自動販売機の
商品昇降装置は、商品バケットの上昇動作と追随して左
右に移動する押し板にて多列から搬出される商品を集め
一箇所で取出せる。
【0051】(実施の形態4)以下本発明の第4の実施
の形態の自動販売機の商品昇降装置について、図8から
図9を参照しながら説明するが、従来例、及び第1,第
2,第3の実施の形態と同一構成、同一動作については
同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0052】28は前記第3商品バケット23と同機能
を有する第4商品バケットであり、左右に設けた2辺に
は軸穴28aが形成され、機体1に対向する前面側の一
辺には突出した略コ字形状をしたローラ受け部28b
を、さらに商品5集合方向の底面には一辺を傾斜させ逆
台形形状をした当設部28cを形成している。さらに、
商品5受け部の全長を2分割し、そのほぼ中間位置を折
曲可能とするためヒンジ28dを、また、同様に商品5
受け部と昇降機構10を折曲可能とするためヒンジ28
eが設けられている。29は略コ字形状をして第3商品
バケット28に搬出された商品5を一箇所に集める第2
集合部材である。この第2集合部材29には前記移動ロ
ーラ25と、集合ローラ26と、さらに第4商品バケッ
ト28の上昇動作の際に当設部28cを押す当設ローラ
30を設ける。31は前記第4商品バケット28天面に
設けた天面商品取出口である。
【0053】以上のように構成された自動販売機の商品
昇降装置について、以下その動作を説明する。
【0054】商品収納室4から搬出された商品5が第4
商品バケット28内へと落下する動作については前記実
施の形態2と同様であるため省略する。
【0055】商品5を受取った第4商品バケット28が
上昇動作をする際、制御ローラ26が集合案内板27に
設けた折曲部と追従すると、同様に第2集合部材29も
集合案内板27の折曲方向へと移動を開始する。
【0056】さらに第2集合部材29の先端が商品5と
の当設により商品5も同方向へ移動する。
【0057】やがて、最上位置近くになると移動してき
た当設ローラ30が当設部28cと当たり、さらに、当
設ローラ30の移動が続くとヒンジ28d,28e部よ
り第4商品バケット28が折曲り、商品5が乗ったバケ
ット部が隆起し、一箇所に集約した商品5が天面商品取
出口31に上部に搬出される。
【0058】その後、商品上昇動作完了の信号を検知す
ると第4商品バケット28が下降を行うと、上昇時とは
逆方向に集合部材29も移動してスイッチ18が最下点
であることを検知して停止し、1回の搬出動作は終了す
る。
【0059】以上のように本実施の形態の自動販売機の
商品昇降装置は、商品取出口からの商品出代を大きくし
て、商品購入者の取り出し性を向上する行える。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、商品収納
室より搬出された商品を、商品バケットと押え板で挟み
込むことにより、商品姿勢が一定方向となるため中身商
品のイメージが向上し、売上も増加する効果が得られ
る。
【0061】また、多段に設けた商品収納室の各段の商
品搬出口まで商品バケットを移動して商品を受取るた
め、受取り動作時での姿勢変化を防止できる。
【0062】また、商品バケットの上昇動作と追従して
左右に移動する押し板にて商品を集めるため、商品出口
が明確になり商品購入者の商品の取出し操作性が向上す
る。
【0063】また、上昇動作の際、取出口付近になる
と、商品バケットの底面が隆起して商品取出口から商品
の出代が大きくなり、商品購入者は容易に商品を取出す
ことができる。
【0064】上記効果の他に、商品の姿勢が一定方向に
なることから、安定した商品搬出動作が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における自動販売機の商
品昇降装置の商品受取り時を示す側面断面図
【図2】図1の自動販売機の上昇動作時を示す側面断面
【図3】図1の自動販売機の正面断面図
【図4】本発明の第2の実施例における自動販売機の商
品昇降装置の上段での商品受取り時を示す側面断面図
【図5】本発明の第3の実施例における自動販売機の商
品昇降装置の上昇動作時を示す側面断面図
【図6】図5の自動販売機の商品受取位置と商品取出し
位置を示す正面断面図
【図7】図5の自動販売機の商品受取位置と商品取出し
位置を示す平面断面図
【図8】本発明の第4の実施例における自動販売機の商
品昇降装置の上昇動作時を示す側面断面図
【図9】図8の自動販売機の商品受取位置と商品取出し
位置を示す正面断面図
【図10】従来例の自動販売機の商品昇降装置の側面断
面図
【符号の説明】
3 商品取出口 4 商品収納室 5 商品搬出装置 10 商品昇降機構 13 第2商品バケット 14 商品押え板 15 ガイド材 15a ローラ 17 制御板 21 第2制御板 22 停止スイッチ 23 第3商品バケット 24 集合部材 25 移動ローラ 26 集合ローラ 27 集合案内板 28 第4商品バケット 28c 当設部 29 第2集合部材 30 当設ローラ 31 天面取出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−52794(JP,A) 特開 平2−132591(JP,A) 特開 平8−202935(JP,A) 実開 平3−93987(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 11/58

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機の本体内に設けられ、各商品
    品種別に設けた上下に複数の商品収納室より商品を1個
    ずつ搬出する商品搬出装置と、自動販売機の外郭の上部
    に設けられた商品取出口と、前記商品搬出装置より下方
    に待機して搬出された商品を受取る商品バケットと、前
    記商品バケットの両端に回動自在に軸支し、商品バケッ
    トの上昇動作と追従して商品バケット内に受取った商品
    を挟み込む商品押え板と、前記商品取出口まで商品バケ
    ットを上昇させる昇降機構と、前記商品バケットが、商
    品搬出装置の上下各段の商品出口に対向する位置まで上
    昇して商品を受取る商品押え板を商品受取り状態と、商
    品を挟み込んだ状態で上昇する商品上昇状態とに切換え
    る制御部材とから成り、前記商品バケットは前記商品搬
    出装置の上下各段の商品出口では商品受取状態、その他
    の動作時は商品を挟み込んだ状態で前記商品取出口まで
    上昇することを特徴とした自動販売機の商品昇降装置。
  2. 【請求項2】 自動販売機の本体内に設けられ、各商品
    品種別に設けた上下に複数の商品収納室より商品を1個
    ずつ搬出する商品搬出装置と、自動販売機の外郭の上部
    に設けられた商品取出口と、前記商品搬出装置より下方
    に待機して搬出された商品を受取る商品バケットと、前
    記商品取出口まで商品バケットを上昇させる昇降機構
    と、前記商品バケット内を左右に移動可能な移動ローラ
    を備えた集合部材と前記商品バケットの待機位置から商
    品取出口付近までの間、本体ケースに固着され、途中に
    折曲部を設けた集合案内板と前記集合部材は前記集合案
    内板に沿って移動する集合ローラが設けられ、前記昇降
    機構による前記商品バケットの上昇動作に伴って、前記
    集合部材は前記集合案内板に沿って前記移動ローラが垂
    直に移動し、前記集合案内板の折曲部を通過したところ
    から集合ローラが移動し始め、前記商品バケット内の商
    品を前記商品取出口の位置へ移動させることを特徴とし
    た自動販売機の商品昇降装置。
  3. 【請求項3】 商品バケットは中間部で折曲可能に2分
    割され、集合部材には当接ローラを、商品バケットには
    当接部を設け、前記商品バケットの上昇に伴って前記集
    合部材が移動し、前記商品バケットが最上位置近くまで
    上昇した時、前記と当接ローラが当接部に当たることに
    より、前記商品バケットは中間部から折れ曲り、商品を
    載せた商品バケット部が隆起することで商品取出口より
    商品の一部が突出することを特徴とする請求項2に記載
    の自動販売機の商品昇降装置。
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