JP3297314B2 - ラジエータの漏れ検査装置の制御盤 - Google Patents

ラジエータの漏れ検査装置の制御盤

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幹夫 梅岡
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株式会社ウメオカ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラジエータの漏れ検
査装置の制御盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来ラジエータの漏れ検査は、通常、次
のような方法で行われている。即ち、ラジエータの組付
け治具(以下、治具とする。)で組付けられたラジエー
タを、当該治具より取外す。この取外されたラジエータ
を水槽内に挿入して気泡の発生有無を検知し、その有無
により漏れを検査する。そして、当該検査で良と判定さ
れたラジエータは、その後、乾燥する。尚、乾燥は自然
乾燥と、乾燥装置等による強制乾燥とが適宜選択され
る。
【0003】次に本発明と目的が類似する発明として、
(1)特開平6−50837号の空気漏れ検査装置、
(2)特開平7−43240号のリーク検査装置、等が
ある。先ず、前記(1)は被検査物をいかに確実かつ固
定的に保持し、精度のよい空気漏れ検査を行うことにあ
る。又前記(2)はヘリウムガスを利用するリーク検査
方式であり、ヘリウムガスによる汚染防止及び同ガスの
確実な排出をすることにある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の人的手段による
漏れ検査方式は、労力、時間又は広い作業面積を要し、
非能率であること、及び重労働であること、等の問題が
あり、検査作業環境・検査労働環境改善が強く要望され
ており、かつ工場床面積の有効利用が要望されている。
【0005】そして、前記(1)、(2)の発明は、漏
れ検査に利用する物体が、気体である点は共通する。し
かし、検査に対して特別な機器又は工程を要し、簡便な
検査及び在来機器(従来機器)を利用しての検査には問
題を残すこと、又は(2)の発明ではヘリウムガスであ
り使用後の処理にいささか問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記に鑑み、本発明は、
在来機器を有効利用して、かつ簡便・迅速な漏れ検査が
図れることを目的とする。
【0007】
【0008】またラジエータの漏れ検査装置に使用でき
るエアの給排気を司る制御装置は、ラジエータの組付け
治具に設けられた検査対象ラジエータに接続されたエア
給気用の給気ホース、又はコンプレッサー等のエア供給
源に接続されたエア導入ホース、検査対象ラジエータの
エアの排気を司る排気ホースとがそれぞれ接続される前
記エア導入ホースへのエア供給、停止又は前記検査対象
ラジエータのエアの排気を司るラジエータの漏れ検査装
置に設置される制御盤であって、当該制御盤は、対象ラ
ジエータの寸法、必要給圧量、検査時間等の必要事項を
選択する、動作表示欄と、給圧完了・検査完了・排圧完
了等を表示する表示欄と、運転開始・同停止を司る開始
・停止ボタンと、電源の入切を司る電源入切ボタンと、
を有することを特徴とするラジエータの漏れ検査装置の
制御盤である。
【0009】
【発明の実施の形態】治具には検査対象のラジエータ
(対象ラジエータ)が架承されており、しかもこの対象
ラジエータにはエア給排用の給気・排気ホース(一例で
ある。)が接続されている。この給気・排気ホースは制
御盤に接続されるとともに、当該制御盤はエア導入ホー
スを介してコンプレッサー(エア供給源の一例)に接続
されている。この状況において、先ず、制御盤をコント
ロールするに必要な要件、例えば、前記対象ラジエータ
の形状、構造、容量等に対応する寸法、エア圧力、又は
検査ステップ等の要件を選択し、この選択に基づく指令
を当該制御盤に付与する。この指令により前記制御盤に
対するコントロールが終了するので、続いて対象ラジエ
ータの検査にかかる。即ち、制御盤の電源入切ボタンを
入れ、当該制御盤の各動作が正常に作動するか否かを確
認する。例えば、図5の各動作表示欄を確認し、この各
動作が正常に作動する場合は次の動作に移る(勿論、正
常でない場合は停止する。)。即ち、前記対象ラジエー
タの寸法、必要給圧量、検査時間等の必要事項を選択す
る。例えば、図6の如く、検査対象物設定画面を利用し
て、前記必要事項を入力する。
【0010】その後、開始ボタンをONすると、コンプ
レッサーのエアがエア導入ホース及び制御盤のゲージを
備えた配管並びに給気ホースを経由して順次対象ラジエ
ータに供給される。そして、当該対象ラジエータに所定
量供給された段階で給圧完了が表示される。その後、所
定時間給圧状態が確保され、この対象ラジエータからエ
ア漏れがない場合は、検査完了が表示される(図4参
照)。この検査完了の表示がされた場合は、停止ボタン
をONすると制御盤を経由して排気ホースからエアが大
気中に排気される。一方、前記給圧状態で当該対象ラジ
エータからのエア漏れが発生した場合は、図7(イ)、
(ロ)の如く、図2の表示欄には異常発生(供給圧力低
下又は圧力センサー故障)等が表示され、かつ望ましく
はその後処理の指令が表示される。又図8の如く、単な
るNG文字の場合も有り得る。
【0011】以上の操作及び手順により検査(良、不良
含めて)が終了した段階で、当該対象ラジエータの取外
しと、次の対象ラジエータが架承される。その後の操作
及び処理は、前述した例と同様である。
【0012】
【実施例】1は対象ラジエータAを架承する組付け治具
で、この組付け治具1には制御盤2が設けられている。
当該制御盤2にはエア導入ホース3、給気ホース4が設
けられており、当該エア導入ホース3はコンプレッサー
5、給気ホース4は対象ラジエータAにそれぞれ接続さ
れている。尚、対象ラジエータAには当該対象ラジエー
タAに供給されたエアを排気する排気ホース6が接続さ
れている(一例である。)。また前記制御盤2には電源
入切ボタン2a、開始ボタン2b、停止ボタン2c、各
種表示又は指令表示等の各表示をする表示欄2d、及び
エア導入ホース3・給気ホース4を接続する接続口3
a、4a並びにエアの供給、排出を計測するゲージ7が
それぞれ設けられている。尚、図4〜図7(イ)、
(ロ)は表示欄2dに表示される一例を示しており、図
4は給圧、検査、排圧等の完了を表示する図、図5は制
御盤内の機器配置を表示する図、図6は検査対象物(対
象ラジエータA)の検査設定条件を表示する図、図7
(イ)、(ロ)又は図8は装置の一部又は全部の所定箇
所が異常であることを表示する図、である。前述の如
く、図4〜図7(イ)、(ロ)は一例であり、この例に
限定されない。
【0013】図9〜図15は検査状況を示すシーケンス
図であり、図9の0001、0002は検査開始の状況
を示し、図9の0003〜0006は対象ラジエータA
の大きさ、形状等の種類に対応する各設定条件を選択す
る状況を示し、また図9の0007〜0010は対象ラ
ジエータA及び各設定条件に対応して給圧条件の設定又
は異常の状況をそれぞれ示している。次に図10の00
12〜0021は前記図9の夫々の設定条件に対応して
実際に給圧開始を行い、それに基づいてそれぞれのシフ
ト状況又は異常等の状況を示している。更に図11の0
022〜0033は、前記図10の給圧開始後の給圧条
件の実行に伴う選択事項、実行状況及び給圧シフト又は
給圧カウンター状況等を示している。次に図12の00
34〜0043は前記図9〜図11に基づいて対象ラジ
エータAの漏れ検査の実行した後にエア漏れが発生した
場合の対応であり、いわゆる不良品の発生を示してい
る。この図12はその一部を次の図13の0044〜0
047に亘って継続されているとともに、同図0048
〜0053は前記図9〜図11に基づいて対象ラジエー
タAの漏れ検査の実行した後の良品の状況を示してい
る。更に図14の0054〜0058は良品、不良品を
判定し、検査が終了した状況を示し、同図0059、0
060は排圧完了の状況を示し、同図0061〜006
4はセンサー異常と、それに伴なう給圧停止の状況を示
している。次に図15の0065〜0070は全工程が
終了し、次の検査に対応できる状況を示している。
【0014】
【発明の効果】
【0015】対象ラジエータの空気漏れに検査に装置で
きる制御盤であるので、エアの給排コントロール及びエ
ア漏れの状況を確実に把握できること、及び視覚的に確
認できること、等の効果が有する。また治具に架承され
た対象ラジエータを制御盤等の機器及び空気圧(エア)
を利用して漏れを検査する構成であるので、在来機器の
利用により、簡易かつ確実に検査できること、極めて能
率的で、かつ省人化等に役立ち実用的な発明であるこ
と、又は検査の迅速化、容易化に貢献できること、等の
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本検査装置の全体構成を示す模式図である。
【図2】本検査装置に使用する制御盤(以下、制御盤と
する。)の正面図である。
【図3】制御盤の側面図である。
【図4】制御盤に設けられた表示欄(以下、表示欄とす
る。)の給圧、検査、排圧完了の状況を示す模式図であ
る。
【図5】表示欄の各動作の内容を示す模式図である。
【図6】表示欄の検査対象物(対象ラジエータ)の設定
画面の内容を示す模式図である。
【図7】表示欄の異常発生の各状況を示す模式図で
(イ)は圧力センサー故障を示し、(ロ)は供給圧力低
下を示している。
【図8】表示欄のNGを示す模式図である。
【図9】検査状況を示すシーケンス図である。
【図10】図10は前記図9の夫々の設定条件に対応し
て実際に給圧開始を行い、それに基づいてそれぞれのシ
フト状況又は異常等の状況を示すシーケンス図である。
【図11】図10の給圧開始後の給圧条件の実行に伴う
選択事項、実行状況及び給圧シフト又は給圧カウンター
状況等を示すシーケンス図である。
【図12】図9〜図11に基づいて対象ラジエータの漏
れ検査を実行した後にエア漏れが発生した場合の対応で
あり、いわゆる不良品の発生を示すシーケンス図であ
る。
【図13】図12の一部を継続して示すとともに、図9
〜図11に基づいて対象ラジエータの漏れ検査を実行し
た後の良品の状況を示すシーケンス図である。
【図14】良品、不良品を判定し、検査が終了した状
況、また排圧完了の状況、更にはセンサー異常とそれに
伴なう給圧停止の状況を示すシーケンス図である。
【図15】全工程が終了し、次の検査に対応できる状況
を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1 組付け治具 2 制御盤 2a 電源入切ボタン 2b 開始ボタン 2c 停止ボタン 2d 表示欄 3 エア導入ホース 3a 接続口 4 給気ホース 4a 接続口 5 コンプレッサー 6 排気ホース 7 ゲージ A 対象ラジエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 3/04 G01M 3/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジエータの組付け治具に設けられた検
    査対象ラジエータに接続されたエア給気用の給気ホー
    ス、又はコンプレッサー等のエア供給源に接続されたエ
    ア導入ホース、検査対象ラジエータのエアの排気を司る
    排気ホースとがそれぞれ接続される前記エア導入ホース
    へのエア供給、停止又は前記検査対象ラジエータのエア
    の排気を司るラジエータの漏れ検査装置に設置される制
    御盤であって、 当該制御盤は、対象ラジエータの寸法、必要給圧量、検
    査時間等の必要事項を選択する、動作表示欄と、給圧完
    了・検査完了・排圧完了等を表示する表示欄と、運転開
    始・同停止を司る開始・停止ボタンと、電源の入切を司
    る電源入切ボタンと、を有することを特徴とするラジエ
    ータの漏れ検査装置の制御盤。
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