JPH0712674A - ハウジングの水密性の試験方法およびその装置 - Google Patents
ハウジングの水密性の試験方法およびその装置Info
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- JPH0712674A JPH0712674A JP10054994A JP10054994A JPH0712674A JP H0712674 A JPH0712674 A JP H0712674A JP 10054994 A JP10054994 A JP 10054994A JP 10054994 A JP10054994 A JP 10054994A JP H0712674 A JPH0712674 A JP H0712674A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- measurement
- pressure
- control valve
- test
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M3/00—Investigating fluid-tightness of structures
- G01M3/02—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum
- G01M3/36—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting change in dimensions of the structure being tested
- G01M3/363—Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting change in dimensions of the structure being tested the structure being removably mounted in a test cell
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04D—APPARATUS OR TOOLS SPECIALLY DESIGNED FOR MAKING OR MAINTAINING CLOCKS OR WATCHES
- G04D7/00—Measuring, counting, calibrating, testing or regulating apparatus
- G04D7/006—Testing apparatus for complete clockworks with regard to external influences or general good working
- G04D7/007—Testing apparatus for complete clockworks with regard to external influences or general good working with regard to the sealing of the case
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ハウジングの水密性を試験するための従来の方
法および装置を改良して、より正確でしかも迅速な試験
が可能であるようにする。 【構成】ハウジング1に変位センサ2を取付けて測定室
3内に収容の後、空気圧縮機5を駆動して上記測定室3
内に所定の負圧および正圧を順次与える。次に各圧下に
おいて上記ハウジング1の変形が安定するまでの時間を
測定し、必要な処理を施した後に許容限界値と比較し、
ハウジング1の水密性の良否を判定する。
法および装置を改良して、より正確でしかも迅速な試験
が可能であるようにする。 【構成】ハウジング1に変位センサ2を取付けて測定室
3内に収容の後、空気圧縮機5を駆動して上記測定室3
内に所定の負圧および正圧を順次与える。次に各圧下に
おいて上記ハウジング1の変形が安定するまでの時間を
測定し、必要な処理を施した後に許容限界値と比較し、
ハウジング1の水密性の良否を判定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハウジングが加圧され
て生じる変形とその回復とが測定時間内に測定されかつ
解析されるハウジングの水密性の試験方法およびその装
置に関し、特に時計のケースに適用して最適である。
て生じる変形とその回復とが測定時間内に測定されかつ
解析されるハウジングの水密性の試験方法およびその装
置に関し、特に時計のケースに適用して最適である。
【0002】
【従来の技術】被検体である時計のケースが加圧されて
生じるケース底部およびケースのガラス部分の変形を測
定することにより、時計のケースの水密性を試験する方
法はDE−A−3312963号明細書により既に公知
である。
生じるケース底部およびケースのガラス部分の変形を測
定することにより、時計のケースの水密性を試験する方
法はDE−A−3312963号明細書により既に公知
である。
【0003】浸水率を一定とする場合、上記ケースの変
形と、その回復に至る間の時間が、「水密」なる表示に
適合する値を越えてはならないことになるが、この方法
では、上記ケースの底部とガラス部分とは両者間に介在
するパッキン類に圧し付けられるから、浸水箇所は閉じ
られることになる。
形と、その回復に至る間の時間が、「水密」なる表示に
適合する値を越えてはならないことになるが、この方法
では、上記ケースの底部とガラス部分とは両者間に介在
するパッキン類に圧し付けられるから、浸水箇所は閉じ
られることになる。
【0004】これに対してUS−A−3,837,21
5号の明細書に提案される方法は、被検体である時計の
ケースをコンテナ内に収容した後、このコンテナ内を負
圧または正圧にして、発生する上記ケースの変形を次々
と測定し、この変形の大きさと速度とをコンピュータ
で、誤差率の補正を行った上で算出し、この算出結果に
基いて上記ケースを良品と不良品とに分別している。
5号の明細書に提案される方法は、被検体である時計の
ケースをコンテナ内に収容した後、このコンテナ内を負
圧または正圧にして、発生する上記ケースの変形を次々
と測定し、この変形の大きさと速度とをコンピュータ
で、誤差率の補正を行った上で算出し、この算出結果に
基いて上記ケースを良品と不良品とに分別している。
【0005】ここでは、コンピュータが個々の情報を次
々と捕捉するので、複数個の上記ケースを複数個のセン
サを使用して同時に測定することが意図されているが、
このような装置には、前記の方法および装置と同様な欠
点が存在する。
々と捕捉するので、複数個の上記ケースを複数個のセン
サを使用して同時に測定することが意図されているが、
このような装置には、前記の方法および装置と同様な欠
点が存在する。
【0006】即ち加圧下あるいは負圧下の変形測定の際
に、時計のケースが誤って水密と判断されるかも知れな
い危険性及び、これらの個別の圧力環境下で浸水箇所が
認識されないかも知れないという不安が付きまとう。
に、時計のケースが誤って水密と判断されるかも知れな
い危険性及び、これらの個別の圧力環境下で浸水箇所が
認識されないかも知れないという不安が付きまとう。
【0007】時計のケースの浸水性には次の3種の発生
原因がある: a)密封面の加工欠陥によって生じる浸水性、 b)水密性を付与するための素子が、圧力負荷状態の下
で変形して生じる浸水性、 c)時計ケース素子のパッキング素子に向けての押圧が
不充分なことによって生じる浸水性。
原因がある: a)密封面の加工欠陥によって生じる浸水性、 b)水密性を付与するための素子が、圧力負荷状態の下
で変形して生じる浸水性、 c)時計ケース素子のパッキング素子に向けての押圧が
不充分なことによって生じる浸水性。
【0008】ところで上記a)およびb)の浸水性は、
加圧試験によって確認できるが、これに対して上記c)
の浸水性は、時計ケース素子がパッキング素子に向けて
押圧されるために、加圧試験では検出することができな
い。他方減圧試験では、上記a)およびc)の浸水性が
検出できるのに対して、上記b)の浸水性は検出できな
い。
加圧試験によって確認できるが、これに対して上記c)
の浸水性は、時計ケース素子がパッキング素子に向けて
押圧されるために、加圧試験では検出することができな
い。他方減圧試験では、上記a)およびc)の浸水性が
検出できるのに対して、上記b)の浸水性は検出できな
い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な公知の試験方法およびその装置の欠点を持つことな
く、上記ハウジングを次々と迅速にかつ正確に試験する
ことが可能なハウジングの水密性の試験方法およびその
装置を提供するものである。
な公知の試験方法およびその装置の欠点を持つことな
く、上記ハウジングを次々と迅速にかつ正確に試験する
ことが可能なハウジングの水密性の試験方法およびその
装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハウジングが
加圧されて生じる変形とその回復とが測定時間内に測定
されかつ解析されるハウジングの水密性の試験方法にお
いて、上記ハウジングに変位センサを取り付ける工程
と、上記ハウジングが密封可能な測定室内に収容され
て、負圧下における変形とその回復とが測定時間内に測
定かつ解析されると共に、所定の許容限界値と比較され
る第1試験の工程と、上記ハウジングが同じく上記測定
室内に収容されて、正圧下における変形とその回復とが
測定時間内に測定されかつ解析されると共に、所定の許
容限界値と比較される第2試験の工程と、上記両測定結
果が表示される工程とを有するようにハウジングの水密
性の試験方法を構成した。
加圧されて生じる変形とその回復とが測定時間内に測定
されかつ解析されるハウジングの水密性の試験方法にお
いて、上記ハウジングに変位センサを取り付ける工程
と、上記ハウジングが密封可能な測定室内に収容され
て、負圧下における変形とその回復とが測定時間内に測
定かつ解析されると共に、所定の許容限界値と比較され
る第1試験の工程と、上記ハウジングが同じく上記測定
室内に収容されて、正圧下における変形とその回復とが
測定時間内に測定されかつ解析されると共に、所定の許
容限界値と比較される第2試験の工程と、上記両測定結
果が表示される工程とを有するようにハウジングの水密
性の試験方法を構成した。
【0011】なお上記試験方法は上記負圧および正圧の
作用時間を調整したプログラム値に従って調節されるこ
とができる。また上記測定に要する時間が、上記変位セ
ンサからの提供情報に基いて計算されて、制御装置に記
憶されることができる。さらに上記両測定結果がコンピ
ュータに伝送されて評価されることができる。
作用時間を調整したプログラム値に従って調節されるこ
とができる。また上記測定に要する時間が、上記変位セ
ンサからの提供情報に基いて計算されて、制御装置に記
憶されることができる。さらに上記両測定結果がコンピ
ュータに伝送されて評価されることができる。
【0012】また本発明は、請求項1の試験方法に使用
される装置において、圧縮機からの圧縮空気を第1制御
弁および絞り弁を経て、変位センサを取付けたハウジン
グが収容される測定室の空気流入口に供給する手段と、
上記測定室の空気流出口を第2制御弁を経て真空発生器
の接続部に接続する手段と、上記真空発生器を駆動する
ために、上記圧縮機からの圧縮空気を第3制御弁を経て
この真空発生器に供給する手段とを有するように装置を
構成した。
される装置において、圧縮機からの圧縮空気を第1制御
弁および絞り弁を経て、変位センサを取付けたハウジン
グが収容される測定室の空気流入口に供給する手段と、
上記測定室の空気流出口を第2制御弁を経て真空発生器
の接続部に接続する手段と、上記真空発生器を駆動する
ために、上記圧縮機からの圧縮空気を第3制御弁を経て
この真空発生器に供給する手段とを有するように装置を
構成した。
【0013】なお上記真空発生器はベンチュリ管である
ことができる。また電気的に作動する圧力センサを測定
室に接続することができる。
ことができる。また電気的に作動する圧力センサを測定
室に接続することができる。
【0014】
【実施例】以下本発明を時計のケースに適用した実施例
につき、図1を参照しながら説明する。図1は本発明の
方法に使用される装置の概略図である。測定室3内に
は、被検体である時計ケース1を載置する台と、この時
計ケースの変形を測定する変位センサ2とがある。なお
この変位センサ自体は周知であり、本発明を構成する部
分ではないので、その説明は省略する。なお電子式圧力
センサ4が、上記測定室には接続されている。
につき、図1を参照しながら説明する。図1は本発明の
方法に使用される装置の概略図である。測定室3内に
は、被検体である時計ケース1を載置する台と、この時
計ケースの変形を測定する変位センサ2とがある。なお
この変位センサ自体は周知であり、本発明を構成する部
分ではないので、その説明は省略する。なお電子式圧力
センサ4が、上記測定室には接続されている。
【0015】上記測定室の空気流入口3aは、圧縮空気
の流量を低減させる絞り弁7と、電気的に作動する第1
制御弁6とを経由して、圧縮空気を発生する空気圧縮機
5に接続されている。なお上記測定室内は測定時に、上
記圧縮空気で充満されて加圧される。
の流量を低減させる絞り弁7と、電気的に作動する第1
制御弁6とを経由して、圧縮空気を発生する空気圧縮機
5に接続されている。なお上記測定室内は測定時に、上
記圧縮空気で充満されて加圧される。
【0016】次に上記測定室の空気流出口3bは、電気
的に作動する第2制御弁8を経由して、ベンチュリ管で
ある真空発生器10の接続部に接続されており、この経
路を経由して負圧下の測定時に、測定室3内は減圧され
る。
的に作動する第2制御弁8を経由して、ベンチュリ管で
ある真空発生器10の接続部に接続されており、この経
路を経由して負圧下の測定時に、測定室3内は減圧され
る。
【0017】真空発生器10は、電気的に作動する第3
制御弁9を経て圧縮空気の供給を受け、これにより空気
流出口3bを通して、測定室3から空気を吸引する。圧
縮空気が測定室3から排出される時は、真空発生器10
は単に出口として働く。
制御弁9を経て圧縮空気の供給を受け、これにより空気
流出口3bを通して、測定室3から空気を吸引する。圧
縮空気が測定室3から排出される時は、真空発生器10
は単に出口として働く。
【0018】変位センサ2からの信号及び圧力センサ4
からの信号は、コンピュータ(図示せず)に伝達されて
情報処理される。なお制御弁6、8および9並びにアル
ファベット・数値表示器(alphanumerische Anzeige;図
示せず)は、このコンピュータにて制御することができ
る。
からの信号は、コンピュータ(図示せず)に伝達されて
情報処理される。なお制御弁6、8および9並びにアル
ファベット・数値表示器(alphanumerische Anzeige;図
示せず)は、このコンピュータにて制御することができ
る。
【0019】測定過程は、利用者により決められた試験
プログラムまたは記憶されたプログラムによって進行す
る。標準化されたプログラムを使用し、−0.5bar
の負圧下での試験および2barの加圧下での試験例を
次に述べる。
プログラムまたは記憶されたプログラムによって進行す
る。標準化されたプログラムを使用し、−0.5bar
の負圧下での試験および2barの加圧下での試験例を
次に述べる。
【0020】上記試験装置の運転方法は次のとおりであ
る。すなわち測定室3は、変位センサ2を取付けた時計
ケース1が収容された後に、自動的に閉鎖される。
る。すなわち測定室3は、変位センサ2を取付けた時計
ケース1が収容された後に、自動的に閉鎖される。
【0021】次いで第3経路内の第3制御弁9と、測定
室3の空気流出口3bを含む第2経路内の第2制御弁8
とが開けられる。測定室3はこうして真空発生器10に
向って開かれるから、圧縮機5からの圧縮空気により空
気がこの測定室3から吸引される。またその結果、測定
室3内に負圧を生じる。
室3の空気流出口3bを含む第2経路内の第2制御弁8
とが開けられる。測定室3はこうして真空発生器10に
向って開かれるから、圧縮機5からの圧縮空気により空
気がこの測定室3から吸引される。またその結果、測定
室3内に負圧を生じる。
【0022】上記測定室3内の負圧は、測定室3の内部
空間に接続されている圧力センサ4により絶えず監視さ
れ、しかもこの圧力センサ4は、制御回路(図示せず)
を通じて上記両制御弁8、9が共に閉じられるように作
用する。こうして測定室3内には−0.5barの所定
負圧が生じる。
空間に接続されている圧力センサ4により絶えず監視さ
れ、しかもこの圧力センサ4は、制御回路(図示せず)
を通じて上記両制御弁8、9が共に閉じられるように作
用する。こうして測定室3内には−0.5barの所定
負圧が生じる。
【0023】時計ケース1の変形が安定化するや、本来
の試験が開始される。即ちそれまでに要した測定時間
が、コンピュータ(図示せず)により算出される。また
この測定時間の算出に続いて、負圧下の変形の測定結果
が算出され、所定の許容限界値と比較され、次いでスク
リーン上に表示されるかまたはプリンタに伝送される。
の試験が開始される。即ちそれまでに要した測定時間
が、コンピュータ(図示せず)により算出される。また
この測定時間の算出に続いて、負圧下の変形の測定結果
が算出され、所定の許容限界値と比較され、次いでスク
リーン上に表示されるかまたはプリンタに伝送される。
【0024】次に、圧縮機5と測定室3とを結ぶ第1経
路の第1制御弁6が開かれ、圧縮機5で発生された圧縮
空気は、絞り弁7を経て測定室3内に導かれる。そして
第2制御弁8が閉じられている間に、測定室3内は予め
プログラミングされ、しかも圧力センサ4で測定される
圧力、例えば2barに昇圧される。
路の第1制御弁6が開かれ、圧縮機5で発生された圧縮
空気は、絞り弁7を経て測定室3内に導かれる。そして
第2制御弁8が閉じられている間に、測定室3内は予め
プログラミングされ、しかも圧力センサ4で測定される
圧力、例えば2barに昇圧される。
【0025】ここで被検体である時計ケース1は加圧に
より変形する。またこの変形が安定化したかどうかは変
位センサ2によって検知される。そして上記変形が安定
化するや、再び本来の試験が開始される。即ちそれまで
に要した測定時間が上記コンピュータにより自動的に算
出される。またこの測定時間の算出に続いて、正圧下に
おける変形の測定結果が算出される。次いで予めプログ
ラミングされた許容限界値と比較されて、上述の負圧下
における変形の測定結果と並んで表示される。
より変形する。またこの変形が安定化したかどうかは変
位センサ2によって検知される。そして上記変形が安定
化するや、再び本来の試験が開始される。即ちそれまで
に要した測定時間が上記コンピュータにより自動的に算
出される。またこの測定時間の算出に続いて、正圧下に
おける変形の測定結果が算出される。次いで予めプログ
ラミングされた許容限界値と比較されて、上述の負圧下
における変形の測定結果と並んで表示される。
【0026】その後、第2制御弁8が開かれ、測定室3
内の圧縮空気は真空発生器10と排気管とを経由して大
気中に放出される。そして上記正圧が解消した後、測定
室3が開扉されて、上記時計ケース1が取り出される。
内の圧縮空気は真空発生器10と排気管とを経由して大
気中に放出される。そして上記正圧が解消した後、測定
室3が開扉されて、上記時計ケース1が取り出される。
【0027】上述のような試験装置の利点は、1基の試
験器を必要とするのみであること及び、負圧形成用のポ
ンプが不要であることである。また測定過程は自動化さ
れ、試験結果の評価は正圧下と負圧下との両測定結果を
考慮した上で良・不良の判定により択一的に行われるか
ら、測定時間が著しく短縮される。
験器を必要とするのみであること及び、負圧形成用のポ
ンプが不要であることである。また測定過程は自動化さ
れ、試験結果の評価は正圧下と負圧下との両測定結果を
考慮した上で良・不良の判定により択一的に行われるか
ら、測定時間が著しく短縮される。
【0028】ここまでは上述のように、直接測定の実施
例が述べられたが、上述の試験原理は差圧プロセス(Di
fferenz-Druckverfahren)による測定にも応用できる。
この差圧プロセスでは、被検体時計の圧力依存差値(Dr
uck-Differenzwert )と、同時同一試験下の基準時計の
圧力依存差値とが比較される。
例が述べられたが、上述の試験原理は差圧プロセス(Di
fferenz-Druckverfahren)による測定にも応用できる。
この差圧プロセスでは、被検体時計の圧力依存差値(Dr
uck-Differenzwert )と、同時同一試験下の基準時計の
圧力依存差値とが比較される。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述のような構成であるから、
公知の方法および装置の欠点を排除して、ハウジングた
とえば時計ケースの水密性を次々と正確かつ迅速に試験
することが可能となる。
公知の方法および装置の欠点を排除して、ハウジングた
とえば時計ケースの水密性を次々と正確かつ迅速に試験
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】時計ハウジングの水密性の試験装置の概略図
1 時計ケース(ハウジング) 2 変位センサ 3 測定室 3a 空気流入口 3b 空気流出口 4 圧力センサ 5 空気圧縮機 6 第1制御弁 7 絞り弁 8 第2制御弁 9 第3制御弁 10 真空発生器
Claims (7)
- 【請求項1】ハウジングが加圧されて生じる変形とその
回復とが測定時間内に測定されかつ解析されるハウジン
グの水密性の試験方法において、 上記ハウジングに変位センサを取り付ける工程と、 上記ハウジングが密封可能な測定室内に収容されて、負
圧下における変形とその回復とが測定時間内に測定され
かつ解析されると共に、所定の許容限界値と比較される
第1試験の工程と、 上記ハウジングが同じく上記測定室内に収容されて、正
圧下における変形とその回復とが測定時間内に測定され
かつ解析されると共に、所定の許容限界値と比較される
第2試験の工程と、 上記両測定結果が表示される工程とを有することを特徴
とするハウジングの水密性の試験方法。 - 【請求項2】負圧および正圧の作用時間を調整したプロ
グラム値に従って調節される請求項1記載の試験方法。 - 【請求項3】上記測定に要する時間が、上記変位センサ
からの提供情報に基いて計算されて、制御装置に記憶さ
れる請求項1または2記載の試験方法。 - 【請求項4】上記両測定結果がコンピュータに伝送され
て評価される請求項3の試験方法。 - 【請求項5】請求項1の試験方法に使用される装置にお
いて、 圧縮機5からの圧縮空気を第1制御弁6および絞り弁7
を経て、変位センサ2を取付けたハウジングが収容され
る測定室3の空気流入口3aに供給する手段と、 上記測定室3の空気流出口3bを第2制御弁8を経て真
空発生器10の接続部に接続する手段と、 上記真空発生器10を駆動するために、上記圧縮機5か
らの圧縮空気を第3制御弁9を経てこの真空発生器10
に供給する手段とを有することを特徴とする装置。 - 【請求項6】上記真空発生器10がベンチュリ管である
請求項5記載の装置。 - 【請求項7】電気的に作動する圧力センサ4が上記測定
室に接続されている請求項5または6記載の装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH01127/93-2 | 1993-04-14 | ||
CH112793A CH684863B5 (de) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | Verfahren und Einrichtung zur Prüfung der Wasserdichtigkeit von Gehäusen. |
CH1127/93-2 | 1993-04-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0712674A true JPH0712674A (ja) | 1995-01-17 |
JP2649490B2 JP2649490B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=4203125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6100549A Expired - Fee Related JP2649490B2 (ja) | 1993-04-14 | 1994-04-14 | ハウジング水密試験装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2649490B2 (ja) |
CH (1) | CH684863B5 (ja) |
DE (1) | DE4412762C2 (ja) |
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JP2020008564A (ja) * | 2018-05-09 | 2020-01-16 | アテック | 漏れ検出のための装置、方法、使用及び対応するコンピュータプログラム記憶手段 |
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