JP3296768B2 - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JP3296768B2
JP3296768B2 JP31372797A JP31372797A JP3296768B2 JP 3296768 B2 JP3296768 B2 JP 3296768B2 JP 31372797 A JP31372797 A JP 31372797A JP 31372797 A JP31372797 A JP 31372797A JP 3296768 B2 JP3296768 B2 JP 3296768B2
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telephone
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茂幸 田中
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】発呼者番号を受信する電話装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、発呼者の電話装置(情報受信端
末)の電話番号(発呼者番号)を電話局(加入者線交換
機)が被呼者の電話装置に知らせる発信電話番号表示サ
ービス(通信前情報通知サービス)が平成9年11月1
日より実施された。
【0003】これは、このサービスに加入した回線に接
続され且つ電話番号の受信機能を備えた被呼者の電話機
に対して可能なサービスであって、IR(呼出信号)を
送出する前に、電話番号送出処理を追加するものであ
る。
【0004】この電話番号送出処理を図2のタイムチャ
ートに基づき説明する。発呼者の電話機の発呼により、
電話局は2本の電話回線L1とL2の極性を反転させ
る。そして、電話局はCAR(情報受信端末起動信号)
(図4参照)を被呼者の電話機に送出する。このCAR
を受信した被呼者の電話機は直流ループを形成すること
により一次応答信号を電話局に送出する。
【0005】一次応答信号を電話局が検出すると、被呼
者の電話機に発呼者の電話機の電話番号の情報信号(発
呼者番号)(モデム信号)を送出する。このモデム信号
を受信した被呼者の電話機は直流ループを遮断すること
により受信完了信号を電話局に送出する。受信完了信号
を電話局が検出すると、電話番号送出処理が終了したも
のとして、通常の呼出信号(IR)(図5参照)を送出
する。
【0006】このようにして、鳴動する前に発呼者の電
話番号を被呼者に報知させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のCA
Rの検出は第1回目と第2回目の立ち下がりを検出する
ことにより行われていた。その理由は、最初のHigh
時間(最初の立ち上がりから最初の立ち下がりまでの時
間)は電話局の都合により短いことがありこれを無視す
るためである。また、もし、立ち上がりで判定すると、
立ち上がりを検出するために要するHighの時間が統
一されていないために、一つの電話回線に複数の電話装
置を複数接続したときに、立ち上がりを早く検出した電
話装置の一次応答信号により他の電話装置が立ち上がり
を検出することができなくて、発呼者番号を表示するこ
とができないという問題を生じる。
【0008】このように、従来のCARの判定は最初の
Highを無視していたために、その分、発呼者番号の
検出が遅れ、発呼者番号の表示や鳴動が遅れた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電話装置はかか
る点に鑑みてなされたもので、最初はA+a秒以下のH
ighで始まり以降はB±b秒のLowとA±a秒のH
ighを繰り返すパルス信号をサービス情報の送出開始
を示す開始信号として送出する電話局と通信を行う電話
装置であって、受信した開始信号の最初のHigh時間
がA−a秒より短ければ第1回目の立ち下がりから第2
回目の立ち下がりまでのパルス波形に基づいて前記開始
信号を検出し、受信した開始信号の最初のHigh時間
がA±a秒内であれば第1回目の立ち上がりから第2回
目の立ち上がりまでのパルス波形に基づいて前記開始信
号を検出する制御手段を備える。
【0010】また、最初はA+a秒以下のHighで始
まり以降はB±b秒のLowとA±a秒のHighを繰
り返すパルス信号をサービス情報の送出開始を示す開始
信号として送出し該開始信号を受信したことを示す応答
信号を受信すると前記開始信号の送出を停止する電話局
と通信を行う電話装置であって、受信した開始信号の最
初のHigh時間がA−a秒より短ければ第1回目の立
ち下がりから第2回目の立ち下がりまでのパルス波形に
基づいて前記開始信号を検出すると前記応答信号を送出
し、受信した開始信号の最初のHigh時間がA±a秒
内であれば第1回目の立ち上がりから第2回目の立ち上
がりまでのパルス波形に基づいて前記開始信号を検出す
ると他の電話装置の開始信号検出遅れを待つための所定
時間後に前記応答信号を送出する制御手段を備える。
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づき説
明する。図1は本発明の要部の構成を示すブロック図で
ある。
【0013】(1)は着信検出回路であり、電話回線に
接続され着信を検出する。(2)は発呼者番号検出回路
であり、電話局より送出される発信電話番号表示サービ
スのモデム信号より発呼者の電話番号(発呼者番号)を
検出する。
【0014】(3)はネットワーク回路であり、電話回
線に接続され回線の解放(オンフック)・閉結(オフフ
ック,直流ループの形成)を行う。(4)はダイヤル発
信回路であり、後述の制御回路(8)が指定するダイヤ
ル番号を発信する。(5)はハンドセットであり、スピ
ーカ(6)とマイクロホン(7)を有し、ネットワーク
回路(3)に接続される。
【0015】(8)はマイクロプロセッサからなる制御
回路であり、動作のプログラムを記憶したROM(9)
に基づき各部を制御する。(10)はRAMであり、制
御回路(8)の動作に必要な情報を記憶する。
【0016】(11)はベルであり、着信時に呼出音を
出力する。(12)は液晶の表示手段であり、電話番号
や名前などを表示する。(13)は入力手段であり、電
話番号等を入力する。
【0017】次に、本発明に於ける発信電話番号表示サ
ービスの動作を説明する。図2はこの動作を示すタイム
チャートである。そして、図3は制御回路(8)の動作
を示すフローチャートである。
【0018】発呼者の電話機より発呼があると、電話局
は電話回線の極性を反転させ、制御回路(8)は着信検
出回路(1)より極性の反転を検出する(S1)。次い
で、電話局は発信電話番号表示サービスの開始を示すC
AR(情報受信端末起動信号)を送出する。このCAR
は、図4に示す如く、0.5秒±0.15秒のHigh
(ON)と0.5秒±0.15秒のLow(OFF)か
らなるパルス信号である。但し、最初のHighは0.
35秒より小さいことがある。尚、被呼者を呼び出すた
めの通常の呼出信号(IR)は、図5に示す如く、1秒
のHighと2秒のLowからなるパルス信号であり、
CARとIRを区別することができる。
【0019】制御回路(8)はこのCARの受信を開始
すると(S2)、最初のHighの時間を計り、これが
0.35秒より短いか(S3)、短くなければ0.65
秒以内か(即ち、0.5秒±0.15秒の範囲にある
か)を調べる(S4)。0.65秒より長い場合は、例
えばIR信号ではないかの判定等の処理を行う(S
5)。
【0020】図6の如く、ステップS3で最初のHig
h時間が0.35秒より短いと、次の立ち下がりまでの
波形を調べてCARであるか否かを判定する(S6,S
7)。この方法は、最初のLow時間と次のHigh時
間を調べて夫々の時間が0.5秒±0.15秒の範囲に
あるか否かを調べることにより、第1回目の立ち下がり
と第2回目の立ち下がり間のパルスの波形がCARの規
定に合っているか否かを調べる。CARと判定すれば、
直線ループを形成することにより一次応答信号を送出す
る(S12)。
【0021】図7に示すごとく、ステップS4で最初の
High時間が0.65秒より短いと、即ち、最初のH
igh時間が0.5秒±0.15秒の範囲にあると、次
の立ち上がりまでの波形を調べてCARであるか否かを
判定する(S9,S10)。この方法は、最初のLow
時間が0.5秒±0.15秒の範囲にあるか否かを調べ
ることにより、第1回目の立ち上がりと第2回目の立ち
上がり間のパルスの波形がCARの規定に合っているか
否かを調べる。
【0022】これにより、最初のHigh時間が2回目
以降のHigh時間と同様の長さであった場合、1回目
の立ち上がりから2回目の立ち上がりまでのCARを基
準と比較するために、即ち、最初のHigh時間を無視
しないために早くCARの検出を行うことができる。
【0023】ステップS10でCARと判定すれば、所
定時間(図7のt2)経過後に(S11)、直線ループ
を形成することにより一次応答信号を送出する(S1
2)。
【0024】ステップS11で所定時間経過させる理由
について説明する。制御手段(8)がパルスの立ち上が
りを検出するには、Highの時間が所定(t1)以上
必要である。この時間は規定されておらず電話装置によ
って異なる。このために、同じ電話回線に立ち上がりの
検出時間が異なる電話装置を複数接続すると、早く立ち
上がりを検出した電話装置が直線ループを形成するため
に信号がHighからLowになる。このために、立ち
上がりの検出が遅い電話装置はCARを検出することが
できず、発呼者番号を受信することができない。
【0025】この問題を解決するために、直線ループの
形成をt2だけ遅らせて、立ち上がりの検出が遅い電話
装置もCARを検出できるようにしている。
【0026】ステップS2で一次応答信号を送出する
と、発呼者番号検出回路(2)により発呼者番号を検出
し(S13)、表示手段(12)に発呼者番号を表示さ
せる(S14)。そして、制御回路(8)は着信検出回
路よりIR(呼出信号)を受信すると(S15)、ベル
(11)を鳴動させる(S16)。このようにして、発
呼者番号の表示と着信の報知が行われる。
【0027】
【発明の効果】以上の如く、最初のHigh時間が2回
目以降のHigh時間と同様の長さであった場合、最初
のHigh時間を無視せずに、1回目の立ち上がりから
2回目の立ち上がりまでのCARを基準と比較するため
に、早くCARの検出を行うことができる。
【0028】同じ電話回線に立ち上がりの検出時間が異
なる電話装置を複数接続しても、早く立ち上がりを検出
した電話装置により立ち上がりの検出が遅い電話装置が
発呼者番号を受信することができないという問題を解決
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の要部の構成を示すブロック図
である。
【図2】実施例の発信電話番号表示サービスの送信動作
を示すタイムチャートである。
【図3】実施例の制御回路の動作を示すフローチャート
である。
【図4】発信電話番号表示サービスにおけるCARの信
号波形を示す図である。
【図5】発信電話番号表示サービスにおけるIRの信号
波形を示す図である。
【図6】立ち下がり間の1周期でCARの検出を行う時
のパルス波形を示す図である。
【図7】立ち上がり間の1周期でCARの検出を行う時
のパルス波形を示す図である。
【符号の説明】
1 着信検出回路 2 発呼者番号検出回路 3 ネットワーク回路 8 制御回路 12 表示手段 13 入力手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最初はA+a秒以下のHighで始まり
    以降はB±b秒のLowとA±a秒のHighを繰り返
    すパルス信号をサービス情報の送出開始を示す開始信号
    として送出する電話局と通信を行う電話装置であって、 受信した開始信号の最初のHigh時間がA−a秒より
    短ければ第1回目の立ち下がりから第2回目の立ち下が
    りまでのパルス波形に基づいて前記開始信号を検出し、
    受信した開始信号の最初のHigh時間がA±a秒内で
    あれば第1回目の立ち上がりから第2回目の立ち上がり
    までのパルス波形に基づいて前記開始信号を検出する制
    御手段を備えたことを特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 最初はA+a秒以下のHighで始まり
    以降はB±b秒のLowとA±a秒のHighを繰り返
    すパルス信号をサービス情報の送出開始を示す開始信号
    として送出し該開始信号を受信したことを示す応答信号
    を受信すると前記開始信号の送出を停止する電話局と通
    信を行う電話装置であって、 受信した開始信号の最初のHigh時間がA−a秒より
    短ければ第1回目の立ち下がりから第2回目の立ち下が
    りまでのパルス波形に基づいて前記開始信号を検出する
    と前記応答信号を送出し、受信した開始信号の最初のH
    igh時間がA±a秒内であれば第1回目の立ち上がり
    から第2回目の立ち上がりまでのパルス波形に基づいて
    前記開始信号を検出すると他の電話装置の開始信号検出
    遅れを待つための所定時間後に前記応答信号を送出する
    制御手段を備えたことを特徴とする電話装置。
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