JP3296480B2 - シーケンス制御装置 - Google Patents

シーケンス制御装置

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JP3296480B2
JP3296480B2 JP27416797A JP27416797A JP3296480B2 JP 3296480 B2 JP3296480 B2 JP 3296480B2 JP 27416797 A JP27416797 A JP 27416797A JP 27416797 A JP27416797 A JP 27416797A JP 3296480 B2 JP3296480 B2 JP 3296480B2
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尚彦 小田桐
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械等の制御
に用いられるシーケンス制御装置に掛り、特にシーケン
サ間の通信機能の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の局と通信回線の構成図
で、(A)は各局と通信回線の接続図、(B)は通信回
線上に流れる通信フレームを示している。通信回線の通
信権を有する局1から局2〜局4の全局に対して、ブロ
ーキャスト通信を行う。通信回線の通信権は、各局1〜
局4間で順次持回りされるので、各局の通信フレームが
順次通信回線上に現れる。これにより、各局間でのデー
タ授受がなされる。
【0003】図3は、各局の詳細を示す構成ブロック図
である。図において、通信装置10は通信回線に対する
受信や送信を行う。受信バッファ20は二組(Rx buf1,
2)のバッファ回路を有し、通信装置10が受信した受信
データを交互に記憶する、所謂交換バッファリングを行
う。中間バッファ30は、3組のバッファ回路(buf1,2,
3)で構成されるもので、下位から上位へのデータフロー
に対応する他局分と、上位から下位へのデータフローに
対応する自局分のそれぞれを記憶する。バッファ切換装
置40は、3組のバッファ回路を切換制御する。下位バ
ス50は、受信データについては受信バッファ20から
中間バッファ30へのデータ転送が行われ、送信データ
については中間バッファ30から通信装置10へのデー
タ転送が行われる。上位バス60は、シーケンス制御機
器側の上位機器と中間バッファ30とを接続するバスで
ある。
【0004】このように構成された装置において、3組
の中間バッファ30についてある時点では上位側が書き
込んでいるバッファと、下位側が読みだしているバッフ
ァと、空いているバッファがある。自局分の送信の場
合、上位側の処理が早ければ空いているバッファに書き
込み、下位側が未だバッファを離さなければ、また元の
バッファに書き込む。ここでは、上位側と下位側は3組
の中間バッファ30に任意のタイミングで書込み/読み
だしでき、前回または前々回に書き込まれたデータを読
みだす。
【0005】受信バッファ20のバッファ回路Rx buf1,
2の容量は、通信回線に接続された局数分だけある。先
ず、1巡回分の受信データを一方のバッファ回路に貯
め、次の巡回が始まるとき他方のバッファ回路に切り換
えて1巡回分の受信データを貯める。このとき、一方の
バッファ回路に貯められた前回の受信データの内容は、
中間バッファ30に書き込まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来装置にお
いては1巡回分の受信データを単位として受信バッファ
20に貯める構成としているので、途中の局のデータを
正しく受信できなかった場合には、中間バッファ30に
書き込めないため正常に受信できた局のデータも捨てら
れてしまうという課題があった。これは、受信バッファ
20に正しく受信できたものだけ書いて切り換えても、
受信に失敗した局のデータは受信バッファ20に残存し
ているゴミが見えるため、中間バッファ30側の対応が
困難になるためである。また、局間のデータの伝達時間
からみると、1巡回分の時間が無駄になると共に、一旦
受信バッファ20に貯めて、次の回に転送しているの
で、ここでも1巡回分の時間が無駄になるという課題が
あった。
【0007】本発明はこのような課題を解決したもの
で、一部の局からの受信データが正常に受信できない場
合でも、正常に受信できた局からの受信データを生かす
シーケンス制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するため手段】上記の問題を達成するため
に、発明の請求項1記載のシーケンス制御装置は、通信
回線を通じて各局から送信されたデータを受信したり、
各局にデータを送信する通信装置(10)と、この通信
装置で送受信するデータを格納する第1、第2、及び第
3のバッファ回路を有する中間バッファ(70)と、こ
の送信装置で送受信するデータを当該中間バッファの何
れのバッファ回路を格納するか指定するバッファ制御装
置(40)を有するシーケンス制御装置において、前記
中間バッファは前記通信回線に接続された各局に見合う
容量を有し、前記バッファ制御装置が各局毎に独立して
3組の前記バッファ回路を切換えることから今回どの前
記バッファ回路が何れの局を担当しているかを管理する
局別バッファ回路管理部と、前記通信装置がある局から
受信したデータが正常でないときは同一の前記バッファ
回路に次回の正常なデータを書き込むと共に今回が正常
でない受信データは上位側への伝達を抑止する受信エラ
ー局管理部とを備えることを特徴としている。
【0009】本発明の請求項1によれば、通信装置があ
る局からデータを正常に受信したときは、バッファ制御
装置が指定するバッファ回路に書き込むと共に、今回の
受信データが正常でないときは、同一のバッファ回路に
次回の正常に受信したデータを書き込むので、今回の一
巡回分のデータの中で正常なものは受信データとしてバ
ッファ回路に格納されると共に、正常でないものも次回
正常に受信できれば同一のバッファ回路に格納されるか
ら、一巡回分のデータの中に瑕疵があっても正常なもの
は生きる。
【0010】ここで、請求項2のように、中間バッファ
に格納された1巡回分の受信データのうち、今回が正常
である局からの受信データは上位側に伝達され、今回が
正常でない局からの受信データは上位側への伝達が抑止
されるように構成すると、上位側では一巡回分のデータ
の中に瑕疵があっても正常なもののみを受信できる。
【0011】次に、請求項3のように、バッファ制御装
置は、前記中間バッファの何れのバッファ回路を格納す
るか指定するについて、局毎に独立して扱うように構成
すると、中間バッファにおける第1、第2、及び第3の
バッファ回路の指定がきめ細かくなされるので、中間バ
ッファに格納された1巡回分の受信データのうち正常と
瑕疵ありの管理が容易になる。ここで、請求項4のよう
に、中間バッファに格納された1巡回分の受信データに
対して、上位側は局毎に独立して受信データを読みだす
ように構成すると、上位側では一巡回分のデータの中に
瑕疵があっても正常なもののみを受信する構成が簡単に
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて、本発明を説明
する。図1は本発明の一実施例を示す構成ブロック図で
ある。尚、図1において前記図3と同一作用をするもの
には同一符号を付して説明を省略する。ここでは、中間
バッファ70は3組のバッファ回路buf1,2,3で構成され
るもので、各バッファ回路は通信回線に接続された局1
〜局5に見合う容量がある。バッファ切換装置40は、
局単位で3組のバッファ回路を切換制御する。局別バッ
ファ管理部42は、バッファ切換装置40が各局毎に独
立して3組のバッファ回路を切換えることから、今回ど
のバッファ回路buf1,2,3が何れの局を担当しているか管
理している。受信エラー局管理部44は、通信装置10
がある局から受信したデータが正常でないときは、同一
のバッファ回路に次回の正常に受信したデータを書き込
むと共に、今回が正常でない受信データは上位側への伝
達が抑止される。
【0013】このように構成された装置の動作を次に説
明する。通信装置10は、ある局のデータを受信した
ら、バッファ切換装置40は局別バッファ管理部42を
参照して、バッファ回路内のその局の位置に書き込む。
このとき、通信エラー等が発生して、通信装置10で受
信したデータが正しくない場合には、受信エラー局管理
部44により今回と同一のバッファ回路に次回の正常に
受信したデータを書き込む。即ち、従来1巡回分の受信
データは他局分として一塊りで管理していたが、局別バ
ッファ管理部42により局別に独立して管理する。
【0014】上位側がバッファ回路内の受信データを読
みだす際には、中間バッファに格納された1巡回分の受
信データのうち、今回が正常である局からの受信データ
は上位側に伝達され、今回が正常でない局からの受信デ
ータは上位側への伝達が抑止される。
【0015】尚、上記実施例においては、通信装置10
がある局のデータを受信した場合の中間バッファへの書
込みを説明したが、中間バッファ70から通信装置10
により通信回線を介して他局に送信する場合に、通信エ
ラー等を発生を自局で関知したときは、1巡回分のあと
自局についてだけ再送するように構成してもよいし、ま
た通常の順序で巡回通信するものであってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明によれば、通信装置がある局からデータを正常に受
信したときは、バッファ制御装置が指定するバッファ回
路に書き込むと共に、今回の受信データが正常でないと
きは、同一のバッファ回路に次回の正常に受信したデー
タを書き込むので、今回の一巡回分のデータの中で正常
なものは受信データとしてバッファ回路に格納されると
共に、正常でないものも次回正常に受信できれば同一の
バッファ回路に格納されるから、一巡回分のデータの中
に瑕疵があっても正常なものは生きる。そこで、通信エ
ラーがあっても、正常なものについては受信データが保
存されるので、通信効率が高まる。また、従来のように
受信バッファ20と中間バッファ30の二段構成ではな
く、中間バッファ70の一段構成なので、通信装置10
から上位側への受信データが1巡回分だけ早くなり、通
信が迅速に行える。
【0017】請求項2記載の本発明によれば、中間バッ
ファに格納された1巡回分の受信データのうち、今回が
正常である局からの受信データは上位側に伝達され、今
回が正常でない局からの受信データは上位側への伝達が
抑止されるように構成すると、上位側では一巡回分のデ
ータの中に瑕疵があっても正常なもののみを受信でき
る。
【0018】次に、請求項3のように、バッファ制御装
置は、前記中間バッファの何れのバッファ回路を格納す
るか指定するについて、局毎に独立して扱うように構成
すると、中間バッファにおける第1、第2、及び第3の
バッファ回路の指定がきめ細かくなされるので、中間バ
ッファに格納された1巡回分の受信データのうち正常と
瑕疵ありの管理が容易になる。ここで、請求項4のよう
に、中間バッファに格納された1巡回分の受信データに
対して、上位側は局毎に独立して受信データを読みだす
ように構成すると、上位側では一巡回分のデータの中に
瑕疵があっても正常なもののみを受信する構成が簡単に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図2】従来の局と通信回線の構成図である。
【図3】各局の詳細を示す構成ブロック図である。
【符号の説明】
10 通信装置 40 バッファ切換装置 42 局別バッファ管理部 44 受信エラー局管理部 70 中間バッファ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線を通じて各局から送信されたデー
    タを受信したり、各局にデータを送信する通信装置(1
    0)と、この通信装置で送受信するデータを格納する第
    1、第2、及び第3のバッファ回路を有する中間バッフ
    ァ(70)と、この送信装置で送受信するデータを当該
    中間バッファの何れのバッファ回路を格納するか指定す
    るバッファ制御装置(40)を有するシーケンス制御装
    置において、前記中間バッファは前記通信回線に接続さ
    れた各局に見合う容量を有し、前記バッファ制御装置が
    各局毎に独立して3組の前記バッファ回路を切換えるこ
    とから今回どの前記バッファ回路が何れの局を担当して
    いるかを管理する局別バッファ回路管理部と、前記通信
    装置がある局から受信したデータが正常でないときは同
    一の前記バッファ回路に次回の正常なデータを書き込む
    と共に今回が正常でない受信データは上位側への伝達を
    抑止する受信エラー局管理部とを備えることを特徴とす
    るシーケンス制御装置。
  2. 【請求項2】前記中間バッファに格納された1巡回分の
    受信データのうち、今回が正常である局からの受信デー
    タは上位側に伝達され、今回が正常でない局からの受信
    データは上位側への伝達が抑止されることを特徴とする
    請求項1記載のシーケンス制御装置。
  3. 【請求項3】前記バッファ制御装置は、前記中間バッフ
    ァの何れのバッファ回路を格納するか指定するについ
    て、局毎に独立して扱うことを特徴とする請求項1、及
    び請求項2記載のシーケンス制御装置。
  4. 【請求項4】前記中間バッファに格納された1巡回分の
    受信データに対して、上位側は局毎に独立して受信デー
    タを読みだすことを特徴とする請求項2記載のシーケン
    ス制御装置。
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