JP3296122B2 - 短絡内容検出方法 - Google Patents

短絡内容検出方法

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JP3296122B2
JP3296122B2 JP02355195A JP2355195A JP3296122B2 JP 3296122 B2 JP3296122 B2 JP 3296122B2 JP 02355195 A JP02355195 A JP 02355195A JP 2355195 A JP2355195 A JP 2355195A JP 3296122 B2 JP3296122 B2 JP 3296122B2
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啓四郎 田中
正信 小川
靖久 井平
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、親機と端末器との間で
相互に信号伝送を行う多重伝送システムにおいて、複数
の親機を相互に接続したことを検出する短絡内容検出方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の多重伝送システムにおいては、伝
送線が何らかの原因で短絡した状態になり、誤動作を引
き起こしてしまうという問題があった。そこで、短絡し
た状態になったことを検出するために、図3に示すよう
な短絡検出部が親機に具備されたものがある。
【0003】図3は、従来例に係る親機1の概略構成図
である。親機1は、MPU1aと、ドライバ制御部1b
と、ドライバ部1cと、短絡検出部1dとで構成されて
いる。ここで、MPU1aは、ドライバ制御部1bを動
作させるための入力信号を出力するものであり、ドライ
バ制御部1bは、ドライバ部1cを制御するための制御
信号を出力するものである。ドライバ制御部1bは、オ
ペアンプOP1と、オペアンプOP2とで構成されてお
り、オペアンプOP1,OP2の入力側の一方の端子に
は基準電圧VBBが印加され、他方の端子にはMPU1a
からの入力信号が入力され、オペアンプOP1,OP2
には電源Vccが印加されている。ドライバ部1cは、ド
ライバ制御部1bからの制御信号により端末器に電源と
信号を供給するものであり、NPNトランジスタTr1
とPNPトランジスタTr2から成る第1の回路と、N
PNトランジスタTr3とPNPトランジスタTr4か
ら成り第1の回路とは逆極性の信号を出力する第2の回
路とで構成され、トランジスタTr1,Tr3のコレク
タには電源Vc が接続され、トランジスタTr2,Tr
4のコレクタとアースとの間には電流を制限するための
抵抗R1 が接続されている。また、第1の回路は、オペ
アンプOP1の出力により制御され、第2の回路は、オ
ペアンプOP2の出力により制御される。短絡検出部1
dは、伝送線3a,3b間の短絡を検出するものであ
り、抵抗R1 とコンパレータCP1とで構成されてお
り、コンパレータCP1の入力側の一方の端子には基準
電圧V1 が印加され、他方の端子は抵抗R1 とトランジ
スタTr2,Tr4との接続点に接続されている。
【0004】なお、ドライバ制御部1cにオペアンプO
P1,OP2を用いることにより、そのスルーレートを
利用して矩形波の入力信号を台形波信号に変換している
ので、端末器に供給される電源や信号にノイズがのるこ
とを防ぐことができる。
【0005】図3に示す親機1において、伝送線3a,
3bが短絡した状態になると、ドライバ部1cのTr1
〜Tr4に通常動作時の電流値よりも大きい短絡電流が
流れ、これにより抵抗R1 の両端に生じた電圧が基準電
圧V1 よりも大きくなって、コンパレータCP1から短
絡信号が出力され、MPU1aにおいて、コンパレータ
CP1からの短絡信号が入力されることにより伝送線3
a,3bが短絡したと判断していた。
【0006】
【発明の解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な従来例においては、図4に示すように、親機1αに親
機1βが接続されたときに、親機1α,1βの送信信号
の位相のずれにより伝送線3a,3bが断続的に短絡し
た場合における短絡信号をも検出してしまうという問題
があった。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、伝送線の完全な短絡
と、複数の親機の相互接続による断続的な短絡との区別
ができる短絡内容検出方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
端末器を駆動するトランジスタで構成されるドライバ部
と、前記ドライバ部を制御するドライバ制御部と、前記
ドライバ部に正常動作時の電流値よりも大きい短絡電流
が流れたことを検出すると短絡信号を出力する短絡検出
部とを有して成る親機と、前記親機からの伝送信号によ
り動作する複数の端末器とを伝送線を介して接続した多
重伝送システムであって、前記親機が、前記短絡信号の
パルス幅と、予め定められたパルス幅とを比較すること
により、前記短絡信号が複数の親機の相互接続により発
生した信号であるか否かを判断するようにしたことを特
徴とするものである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の短
絡内容検出方法において、前記親機は、前記短絡検出部
から出力された短絡信号の反転した信号と、前記ドライ
バ制御部に入力される入力信号との論理積をとった信号
を積分回路を介してコンパレータに入力するようにした
ことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明は、短絡検出部から出力さ
れる短絡信号のパルス幅と、予め定められたパルス幅と
を比較することにより、短絡検出部から出力される短絡
信号が複数の親機の相互接続により発生した信号である
か否かを判断することができる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の短
絡内容検出方法において、短絡検出部から出力された短
絡信号の反転した信号と、ドライバ制御部に入力される
入力信号との論理積をとった信号を積分回路を介してコ
ンパレータに入力しており、コンパレータからの出力信
号により短絡検出部から出力される短絡信号が複数の親
機の相互接続により発生した信号であるか否かを判断す
ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に基づ
き説明する。図1は、本発明の一実施例に係る親機1
α,1βの一例を示す概略構成図であり、図2は、親機
1α1βからの送信信号及び短絡信号の一例を示す信号
波形図である。本実施例の短絡検出の基本構成は、従来
例として図3に示したものと同等であるので、同一箇所
には同一符号を付して説明を省略する。
【0013】本発明は、図3で示した構成に、更に、信
号処理部1eを設けたものである。信号処理部1eは、
短絡検出部1dのコンパレータCP1から出力された短
絡信号に基づいて、伝送線3a,3bの短絡と、2つの
親機1α,1βを相互に接続したことによる断続的な短
絡とを判断するものであり、AND回路Andと、抵抗
2 とコンデンサCとから成る時定数CR2 を有する積
分回路と、コンパレータCP2と、カウンタCoとを有
して成る。ここで、AND回路Andの入力側の一方の
端子には、MPU1aからの入力信号が入力され、他方
の端子には、コンパレータCP1からの短絡信号Bを反
転した信号が入力され、出力側は、前記積分回路に接続
されている。コンパレータCP2の入力側の一方の端子
には、基準電圧V2 が印加されており、他方の端子に
は、AND回路Andからの出力が積分回路を介して入
力されている。カウンタCoは、コンパレータCP2か
らの信号の出力回数をカウントし、所定回数になるとM
PU1aに対して親機1α,1βが相互に接続されてい
ることを知らせるものである。また、短絡信号Bは、親
機1α,1βが相互接続された場合に、図2(a)に示
すような送信信号A1,A2,A1’,A2’の位相の
ずれにより伝送線3a,3bが断続的に短絡した状態と
なったときに、コンパレータCP1から出力される信号
であり、短絡信号Cは、伝送線3a,3b間が完全に短
絡した状態になったときにコンパレータCP1から出力
される信号である。
【0014】以下、本実施例の動作について説明する。
短絡検出部1dのコンパレータCP1から短絡信号Bが
出力されるまでの動作は、従来例において示した動作と
同様であるので、ここでは短絡信号Bが出力されてから
の動作について説明する。なお、本実施例においては、
カウンタCoのカウント値が「3」になると、親機1
α,1βが相互に接続されていると判断するように設定
されているものとする。
【0015】短絡検出部1dから短絡信号B,Cが出力
されると、AND回路Andにおいて、MPU1aから
の入力信号と、短絡信号B,Cの反転した信号との論理
積がとられ、図2(c)に示すような信号D,Eが出力
される。なお、信号Dは、親機1α,1βが相互に接続
された場合の出力であり、信号Eは、伝送線3a,3b
が短絡している場合の出力である。本実施例では、図2
(c)に示すように、信号Dのパルス幅が、信号Eのパ
ルス幅よりも長い点に着目し、信号Eのパルス幅よりも
長パルスになると親機1α,1βが相互に接続されてい
ると判断する。即ち、本実施例においては、AND回路
Andからの信号Dを時定数CR2 を有する積分回路を
介してコンパレータCP2に入力し、この入力電圧が所
定時間の後、基準電圧V2 よりも大きくなる(信号Dの
パルス幅は信号Eのパルス幅よりも長い)と、コンパレ
ータCP2は、カウンタCoに対して信号を出力する。
そして、カウンタCoは、コンパレータCP2から出力
された信号が3回入力されると、親機1α,1βが相互
に接続されていると判断し、MPU1aに対して親機1
α,1βが相互に接続されていることを知らせ、伝送線
3a,3bの完全な短絡と、親機1α,1βの相互接続
による断続的な短絡とを区別する。
【0016】従って、以上の実施例により、短絡信号の
反転した信号と入力信号との論理積をとり、伝送線3
a,3bが短絡している場合の短絡信号の反転した信号
と入力信号との論理積の信号のパルス幅と比較すること
により、親機1α,1βが相互に接続されているか否か
を判断することができる。
【0017】なお、本実施例においては、2つの親機1
α,1βが相互に接続されていることを判断するとして
いるが、2つだけに限定されるものではなく、3つ以上
の親機が接続されている場合においても複数の親機の接
続による短絡と判断することができる。また、本実施例
においては、カウンタCoのカウント値が「3」になる
と親機1α,1βが相互に接続されていると判断するよ
うに設定されているが、これに限定される必要はなく、
カウンタCoの設定値を任意に設定してよい。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、短絡検出部から
出力される短絡信号のパルス幅と、予め定められたパル
ス幅とを比較することにより、短絡検出部から出力され
る短絡信号が複数の親機の相互接続により発生した信号
であるか否かを判断することができ、伝送線の短絡と、
複数の親機を相互に接続したことによる断続的な短絡と
の区別ができる短絡内容検出方法を提供することができ
た。
【0019】請求項2記載の発明は、請求項1記載の短
絡内容検出方法において、短絡検出部から出力された短
絡信号の反転した信号と、ドライバ制御部に入力される
入力信号との論理積をとった信号を積分回路を介してコ
ンパレータに入力しており、コンパレータからの出力信
号により短絡検出部から出力される短絡信号が複数の親
機の相互接続により発生した信号であるか否かを判断す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る親機の概略構成図であ
る。
【図2】多重伝送システムにおける送信信号及び短絡信
号の一例を示す信号波形図である。
【図3】従来例に係る親機の概略構成図である。
【図4】2つの親機を接続した場合の多重伝送システム
の一例を示す全体構成図である。
【符号の説明】
1,1α,1β 親機 1a MPU 1b ドライバ制御部 1c ドライバ部 1d 短絡検出部 1e 信号処理部 2 端末器 3a,3b 伝送線 Co カウンタ And AND回路 Tr1〜Tr4 トランジスタ OP1,OP2 オペアンプ CP1,CP2 コンパレータ R1 ,R2 抵抗 C コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−46644(JP,A) 特開 平8−97864(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/14 H04L 12/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末器を駆動するトランジスタで構成さ
    れるドライバ部と、前記ドライバ部を制御するドライバ
    制御部と、前記ドライバ部に正常動作時の電流値よりも
    大きい短絡電流が流れたことを検出すると短絡信号を出
    力する短絡検出部とを有して成る親機と、前記親機から
    の伝送信号により動作する複数の端末器とを伝送線を介
    して接続した多重伝送システムであって、前記親機が、
    前記短絡信号のパルス幅と、予め定められたパルス幅と
    を比較することにより、前記短絡信号が複数の親機の相
    互接続により発生した信号であるか否かを判断するよう
    にしたことを特徴とする短絡内容検出方法。
  2. 【請求項2】 前記親機は、前記短絡検出部から出力さ
    れた短絡信号の反転した信号と、前記ドライバ制御部に
    入力される入力信号との論理積をとった信号を積分回路
    を介してコンパレータに入力するようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の短絡内容検出方法。
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