JP3295796B2 - 椅子の肘掛け装置及びそれを備える椅子 - Google Patents
椅子の肘掛け装置及びそれを備える椅子Info
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
- A47C1/02—Reclining or easy chairs
- A47C1/022—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts
- A47C1/03—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts being arm-rests
- A47C1/0307—Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts being arm-rests adjustable rectilinearly in horizontal direction
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Dentistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
内容にあわせて、座体に対して肘当ての左右方向の位置
を調整し得る、椅子の肘掛け装置、及びそれを備える椅
子に関する。
ソコンのキーボードやマウスを操作する場合の腕の支え
位置の調整のために、肘当ての左右方向の位置を調整し
得る椅子は、例えば実公平4-751号公報及び実開平3-109
556号公報に開示されている。
は、左右の肘当てを左右方向に移動するばかりで、その
角度を変更することができず、後者の考案では、逆に、
角度を変更するばかりで、肘当て全体を左右方向に移動
することができず、いずれも、肘当ての前後部で左右方
向に移動距離を異ならせて移動させて、使用者に最適の
腕の支え位置を与えることができない。
め、椅子の使用者が替わったり、作業内容が変わった場
合の肘当ての左右方向の位置調整が簡単に行え、かつ肘
当ての前後部で左右方向に移動距離を異ならして移動さ
せ、これにより、使用者に最適の腕の支え位置を与える
椅子の肘掛け装置、及びそれを備える椅子を提供するこ
とを目的とする。
題は、次のようにして解決される。 (1) 座体の左右両側に立設した肘掛け支柱の頂部に、
前後方向を向く肘当て支持部材を取付け、この肘当て支
持部材に、前後の弾性変形可能な部材を取り付け、前記
肘当て支持部材に取り付ける肘当ての裏面に、前記肘当
て支持部材の左右幅より広い左右幅を有する嵌合溝を凹
設し、前記弾性変形可能な部材を前記嵌合溝の前後内壁
に弾性的に係合させるようにして、前記肘当てを、前記
肘当て支持部材に上方から被嵌して取り付ける。
変形可能な部材の上面に突起を形成し、肘当ての前後部
の裏面に、下向きにばね付勢した操作手段を設け、この
操作手段の下面に、前記突起と係脱できる左右方向の波
形面を形成する。
その下面に設けた肘当て下部カバーと、弾性変形可能な
部材との摺接面のいずれか一方に左右方向の波形面を有
し、同じく他方に、この波形面に嵌合する突起を有する
係止手段を形成し、前記肘当ての前後部を左右方向に押
すことにより、前後部の前記係止手段が係脱できるよう
にする。
の肘掛け装置を椅子に設ける。
1の実施例を備えた椅子(A)の正面図で、座体(1)の左
右両脇には、肘掛け支柱(2)が立設されている。この肘
掛け支柱(2)の頂部に肘当て(3)が取り付けられてい
る。
細に示す図で、図2は、図1のII-II線に沿う断面図、
図3は、図2のIII-III線に沿う断面図、図4は、図2
のIV-IV線に沿う断面図である。これらの図から明らか
なように、肘掛け支柱(2)の水平の頂部には、板状の肘
当て支持部材(4)がその前後両端部(4a)(4b)が肘掛け支
柱(2)の前後両端部から突出するようにして取り付けら
れている。
示す合成樹脂製の弾性変形可能な部材(6)が挿入されて
いる。
部が真ん中で隙間を残して半円状に合わさる四半円形に
延びる弾性部分(6a)(6b)を有しているとともに、上部に
丸い突起(7)を有している。弾性変形可能な部材(6)
は、その後面(後方のものは前面)に形成した溝穴(図2
参照)に、前述の支持部材(4)の端部(4a)または(4b)が
挿入される。
すように、肘掛け支柱(2)の幅と同じ程度の比較的幅の
狭いものである。この肘当て支持部材(4)の上方から肘
当て(3)が被嵌され、下方からは、肘当て下部カバー
(5)が挿入されて、肘当て(3)の前端部において引っか
けられ、後端部において垂直ピン(8)により肘当て(3)
に取り付けられている。
当て支持部材(4)の上面に対して、滑動的に当接する面
部分(9)を残して、左右幅が肘当て支持部材(4)の左右
幅よりもかなり広い嵌合溝(10)が形成されている。図3
に示すように、この嵌合溝(10)は、平面視において、細
長いロ字状の形をなしている。
2及び図3に示すように、コイルばね(11)により付勢さ
れた操作手段(12)が設けられている。操作手段(12)は、
肘当て下部カバー(5)を貫いて下方に露出する操作ボタ
ン(12a)と、弾性変形可能な部材(6)の上方に延び下面
に突起(7)と係合できる左右方向の波形面(13)(図4参
照)とを備えている。突起(7)と波形面(13)とが係止手
段を構成している。
3)とが係合して、肘当て(3)は、肘当て支持部材(4)に
係止されている。図5に示すように、操作ボタン(12a)
を押して、突起(7)と波形面(13)との係合を外すと(図
7も参照)、肘当て(3)は、弾性変形可能な部材(6)の
弾性部分(6a)(6b)の力に抗して左右方向の任意の位置に
持ち来たらすことができる。この限度は、当然に肘当て
支持部材の端部の角または弾性変形可能な部材(6)が肘
当て(3)の嵌合溝(10)の側部の内壁に当接するまでであ
る。
に移動させた状態を示しているが、同様にして、肘当て
(3)の後端部も左右方向に移動させることができる。い
ずれの場合にも、操作ボタン(12)の押圧を止めれば、再
び係止手段によりその左右位置で係止される。
例を示すもので、第1の実施例と同じまたは類似の部分
については、同一の符号を付して、その詳細な説明を省
略する。
b)を備えた合成樹脂製の弾性変形可能な部材(14)は、図
12に示すように、その下部の後部から前部に向けて、
2本の前後方向の切れ込み部(15)を備え、その真ん中に
下方を向いた突起(7)を備えている。
カバー(5)が、肘当て支持部材(4)の端部(4a)または(4
b)に対面する部分の上面には、図11に示すように、左
右方向に延びる波形面(13)が形成されている。
部材(14)の下部の突起(7)は、肘当て下部カバー(5)の
波形面(13)に係合し、肘当て(3)は係止されている。
を左右方向に押すと、弾性部材(14)の突起(7)は、前述
の切れ込み部(15)の存在に助成されて、屈従して引っ込
み、図13に示すように波形面(13)の凹凸を乗り越し
て、肘当て(3)を左右方向に移動させることができる。
このようにして、図14に示すように、肘当て(3)は、
任意の左右位置へと移動させることができる。
を、その前後部で左右方向の移動距離を異ならした任意
の左右位置に移動させることができ、したがって、左右
の肘当ての間隔と角度を変更して使用することができ、
座者の体形による腕の位置の違いや、パソコンのキーボ
ードやマウスを操作する場合の腕の支え位置の調整を精
密に行うことができる。
被嵌され、肘当ての左右方向の極限位置での停止が、肘
当て支持部材の両側面と、肘当ての嵌合溝の内側両壁面
により行われるから、肘当ての左右方向の極限位置で、
その位置を越えようとする左右方向の負荷が加わった場
合でも、各部材が破損することがなく、肘当ての左右位
置の調整に支障をきたすことがない。さらに、係止手段
が大きく露呈せずに体裁がよいばかりか、係止手段に座
者の衣服が触れて汚染することもない。
性変形可能な部材の上面に突起を形成し、肘当ての前後
部の裏面に、下向きにばね付勢した操作手段を設け、こ
の操作手段の下面に、前記突起と係脱できる左右方向の
波形面を形成すると、座者が椅子に着座したままで、移
動すべき肘当て前部または後部を手で掴みながら容易に
操作手段を操作して、突起と波形面とからなる係止手段
を係脱させることができ、肘当てを左右方向の移動距離
を異ならした任意位置に移動させることができる。さら
に、突起と波形面との係合により、作業中に肘当てが不
用意に左右方向に移動することもない。
はその下面に設けた肘当て下部カバーと弾性変形可能な
部材との摺接面のいずれか一方に、左右方向の波形面、
他方にこの波形面に嵌合する突起からなる係止手段を形
成し、前記肘当ての前後部を左右方向に押すことによ
り、前後部の前記係止手段が係脱できるようにすると、
移動すべき肘当ての前部または後部を手で掴み、これを
左右方向に押すだけで、容易に肘当てを左右方向の任意
位置に移動させることができる。
の正面図である。
ある。
る。
る。
図である。
る。
ある。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 座体の左右両側に立設した肘掛け支柱の
頂部に、前後方向を向く肘当て支持部材を取付け、この
肘当て支持部材に、前後の弾性変形可能な部材を取り付
け、前記肘当て支持部材に取り付ける肘当ての裏面に、
前記肘当て支持部材の左右幅より広い左右幅を有する嵌
合溝を凹設し、前記弾性変形可能な部材を前記嵌合溝の
前後内壁に弾性的に係合させるようにして、前記肘当て
を、前記肘当て支持部材に上方から被嵌して取り付けた
ことを特徴とする椅子の肘掛け装置。 - 【請求項2】 前後部の弾性変形可能な部材の上面に突
起を形成し、肘当ての前後部の裏面に、下向きにばね付
勢した操作手段を設け、この操作手段の下面に、前記突
起と係脱できる左右方向の波形面を形成したことを特徴
とする請求項1記載の椅子の肘掛け装置。 - 【請求項3】 肘当てまたはその下面に設けた肘当て下
部カバーと、弾性変形可能な部材との摺接面のいずれか
一方に左右方向の波形面を有し、同じく他方に、この波
形面に嵌合する突起を有する係止手段を形成し、前記肘
当ての前後部を左右方向に押すことにより、前後部の前
記係止手段が係脱できるようにしたことを特徴とする請
求項1記載の椅子の肘掛け装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の肘掛け
装置を備える椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28147495A JP3295796B2 (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 椅子の肘掛け装置及びそれを備える椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28147495A JP3295796B2 (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 椅子の肘掛け装置及びそれを備える椅子 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10205366A Division JP2973112B2 (ja) | 1998-07-21 | 1998-07-21 | 椅子の肘掛け装置及びそれを備える椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09121977A JPH09121977A (ja) | 1997-05-13 |
JP3295796B2 true JP3295796B2 (ja) | 2002-06-24 |
Family
ID=17639691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28147495A Expired - Fee Related JP3295796B2 (ja) | 1995-10-30 | 1995-10-30 | 椅子の肘掛け装置及びそれを備える椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3295796B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9169005B2 (en) | 2010-04-28 | 2015-10-27 | L-3 Communications Magnet-Motor Gmbh | Drive unit for aircraft running gear |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113273833B (zh) * | 2021-05-25 | 2022-03-11 | 安吉海龙家具有限公司 | 一种椅背可调节的办公椅 |
-
1995
- 1995-10-30 JP JP28147495A patent/JP3295796B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9169005B2 (en) | 2010-04-28 | 2015-10-27 | L-3 Communications Magnet-Motor Gmbh | Drive unit for aircraft running gear |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH09121977A (ja) | 1997-05-13 |
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