JP2973089B2 - 椅子の肘掛け等の高さ調節装置 - Google Patents

椅子の肘掛け等の高さ調節装置

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JP2973089B2
JP2973089B2 JP7336566A JP33656695A JP2973089B2 JP 2973089 B2 JP2973089 B2 JP 2973089B2 JP 7336566 A JP7336566 A JP 7336566A JP 33656695 A JP33656695 A JP 33656695A JP 2973089 B2 JP2973089 B2 JP 2973089B2
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哲也 成田
永祐 原
浩 益永
直樹 沼
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Okamura Manufacturing Co Ltd
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Okamura Manufacturing Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/022Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts
    • A47C1/03Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts being arm-rests
    • A47C1/0307Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts being arm-rests adjustable rectilinearly in horizontal direction

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Special Chairs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、椅子の肘掛け等の
高さを、着座者の体型や作業内容にあわせて、簡単な操
作により、段階的に調節し得るようにした椅子の肘掛け
等の高さ調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】人の体形による腕の位置の違いや、コン
ピュータのキーボードやマウスを操作する場合の腕の支
え位置の調整のために、肘当ての高さを調整し得るよう
にした椅子は、実公昭63-130号公報、実公平4-46607号
公報等に開示され、公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の考案で
は、操作部であるノブが支持杆の側方に突出しているの
で、着座者または第三者が不用意にこのノブに触れて、
ロックが解除され肘掛けの高さが変化するという問題が
ある。後者においては、ほぼ水平な肘掛け部の下面に、
操作レバーの操作部を臨ませたので、前者の問題点は解
決されているものの、操作レバーと係止杆とが、連結杆
によりリンク連結されているため、装置の組立に時間が
かかるとともに、係止杆が案内杆に中間部を枢支され、
かつ係止杆の下端に形成した爪片が、下部支杆に形成さ
れた係止孔に係合するため、肘掛けに大きな負荷が加わ
ると、係止杆の下部と爪片とが、変形または破損して作
動不良を起こすおそれがある。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めに、椅子の使用者が変わったり、作業内容が変わった
りした場合の肘当ての高さ調節を、着座状態のまま簡単
に行えるとともに、不用意に操作部に触れて、ロックが
解除され、肘掛けの高さが変化するといったおそれが
く、しかも、構造が簡単で組立を容易に行え、強度的に
も優れた椅子の肘掛け等の高さ調節装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 椅子の肘掛け等を支持する上下方向を向く支持杆
を上部支杆と下部支杆とからなるものとし、上部支杆に
は、下部が開口するとともに上下方向を向き、下部支杆
を摺動可能に内嵌させうる案内孔を設け、下部支杆に
は、間隔を隔ててほぼ上下方向に並ぶ左右方向の複数の
係合孔と、これら係合孔の脇で、これら係合孔と連通
し、ほぼ上下方向に延びる連絡孔とからなる調節孔を穿
設し、前記上部支杆の前部に配設した操作レバーの上端
を、前記上部支杆の上部に前後方向に回動可能に枢着
し、かつその下端部を、前記下部支杆を両側から挟む二
股とするとともに、その二股部分により、前記調節孔を
挿通し、かつ各係合孔に係合しうる係合軸を両側から保
持するようにする。
【0006】(2) 上記(1)項において、上部支杆の両
側の内壁に穿設した前後方向に延びるスロットに、係合
軸を係合させる。
【0007】(3) 上記(1)または(2)項において、
部支杆の前部に開口部を穿設し、この開口部から、前方
に操作レバーの操作部を突出させる。
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を実施した椅子
(A)の正面図であり、両側部に高さ調節式の肘掛け(1)
が立設されている。図2は、肘掛け(1)を分解した状態
で示し、図3は、肘掛け(1)を拡大して縦断面により示
す。
【0010】肘掛け(1)は、支持杆(2)により肘当て
(3)を支持してなるものであるが、本発明によれば、こ
の支持杆(2)は、座部の下から立ち上がる下部支杆(4)
と、この下部支杆(4)に長手方向に摺動可能に外嵌する
筒状の上部支杆(5)とからなっている。
【0011】下部支杆(4)は、ほぼ上下方向に延び、そ
の中空の上部(4a)には、所定間隔を隔てて、ほぼ上下方
向に並びかつ左右方向に延びる複数個(図示の場合5
個)の係合孔(6a)と、これら係合孔(6a)の脇(この実施
例の場合後方すなわち図3において右側)において各係
合孔(6a)と連通する、ほぼ上下方向に延びる連絡孔(6b)
とからなる調節孔(6)が、左右方向に穿設されている。
【0012】上部支杆(5)は、図2に示すように、半部
(5a)(5b)を組み合わせてなり、ほぼ上下方向に延びかつ
下部が開口する案内孔(7)が設けらている。この案内孔
(7)内に、下部支杆(4)の上部部分(4a)が摺動可能に内
嵌されている。上部支杆(5)の頂部には、肘当て下半部
(3a)がねじ(8)により固定され、肘当て下半部(3a)の上
には、肘当て上半部(3b)が、ねじ(9)により固定されて
いる。
【0013】上部支杆(5)の前上部(図2及び図3の左
側)には開口部(10)が設けられ、この開口部(10)に操作
レバー(11)が設けられている。操作レバー(11)の上端
は、ピン(12)により上部支杆(5)に、前後方向に回動可
能に枢着されている。操作レバー(11)の二股とした下端
部は、下部支杆(4)の上部(4a)を挟んで、係合孔(6a)に
挿通した係合軸(13)の端部付近を枢支している。
【0014】係合軸(13)は、図2に示すように、上部支
杆(5)の内壁に形成した前後方向のスロット(14)内に、
両端を前後動可能に嵌合されている。このスロット(14)
は、係合軸(13)を上述の係合孔(6a)から連絡孔(6b)へ、
またはその逆へと移動させるに充分な前後方向の長さを
有している。
【0015】操作レバー(11)は、その内部と下部支杆
(4)の上部部分(4a)の前面との間に張設された板ばね(1
5)により、前方に弾性付勢されている。
【0016】このような構成であるので、図3に示す状
態から、操作レバー(11)の露出している操作部を、板ば
ね(15)の力に抗して押すと、操作レバー(11)は、ピン(1
2)を中心として回動し、二股になった下端に挾まれた係
合軸(13)は、上部支杆(5)の内壁に形成されたスロット
(14)内を移動し、係合孔(6a)から連絡孔(6b)に移され
る。
【0017】この状態において、肘当て(3)を下方から
持ち上げれば、上部支杆(5)は、係合軸(13)とともに摺
動して下部支杆(4)から持ち上げられる。この時、操作
レバー(11)から手を離して、上部支杆(5)を若干上下方
向に動かすと、板ばね(15)の力により係合軸(13)は、最
寄りの係合孔(6a)に係合するに至る。このようにして、
肘当て(3)すなわち肘掛け(1)は、任意所望の高さ位置
に調節することができる。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、常時は係
合軸が係合孔に係合して、肘掛けは、設定された高さの
ひとつに保持されているが、肘掛けの高さを変更させた
い場合には、操作レバーを、その弾性付勢に逆らって操
作すると、係合孔と係合している係合軸が、係合孔との
係合方向とは逆に摺動して、上下方向に延びる連絡孔に
至り、係合軸は、この連絡孔内で移動可能となり、その
ため、肘掛けの高さ変更が可能となる。
【0019】調整したい高さに肘掛けを移動させた後
に、操作レバーの操作をやめると、操作レバーは、弾性
付勢により係合軸を、最寄りの係合孔に係合させる。こ
のように、操作レバーの簡単な操作により、椅子の使用
者が変わったり、作業内容が変わった場合の肘当ての高
さ調節を、着座状態のままで、上部支杆を手で掴みなが
ら容易に操作レバーを操作して行うことができる。ま
た、不用意に操作レバーに手を触れて、ロックが解除さ
れ、肘掛けの高さが変化するといったおそれがなく、し
かも構造が簡単で、組立が容易に行える。
【0020】さらに、操作レバーの二股になった下端部
により、下部支杆を左右両側から挟んだ状態で、係合軸
を両側から保持することができ、係合軸及び操作レバー
の変形や破損を防止できる。
【0021】請求項2記載の発明のような構成とすれ
ば、肘掛けに加わる上方からの負荷は、上部支杆の内壁
のスロットに支持された係合軸を介して下部支杆に直接
伝達されるので、肘掛けに大きな負荷が加わった場合で
も、操作レバーに変形や破損が生じて作動不良を起こす
ことがない。
【0022】請求項記載の発明のように、上部支杆の
前部に開口部を穿設し、この開口部から前方に操作レバ
ーの操作部を突出させると、操作部の外観を良好にする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を備えた椅子の正面図であ
る。
【図2】図1に示した椅子の肘掛けの分解斜視図であ
る。
【図3】図1のIII-III線に沿う拡大断面図である。
【図4】図3のIV-IV線に沿う断面図である。
【符号の説明】
(A)椅子 (1)肘掛け (2)支持杆 (3)肘当て (3a)肘当て下半部 (3b)肘当て上半部 (4)下部支杆 (4a)上部 (5)上部支杆 (5a)(5b)半部 (6)調節孔 (6a)係合孔 (6b)連絡孔 (7)案内孔 (8)(9)ねじ (10)開口部 (11)操作レバー (12)ピン (13)係合軸 (14)スロット (15)板ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沼 直樹 横浜市西区北幸二丁目7番18号 株式会 社岡村製作所内 (56)参考文献 特開 平7−327775(JP,A) 欧州特許出願公開587537(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47C 7/54

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 椅子の肘掛け等を支持する上下方向を向
    く支持杆を上部支杆と下部支杆とからなるものとし、上
    部支杆には、下部が開口するとともに上下方向を向き、
    下部支杆を摺動可能に内嵌させうる案内孔を設け、下部
    支杆には、間隔を隔ててほぼ上下方向に並ぶ左右方向の
    複数の係合孔と、これら係合孔の脇で、これら係合孔と
    連通し、ほぼ上下方向に延びる連絡孔とからなる調節孔
    を穿設し、前記上部支杆の前部に配設した操作レバーの
    上端を、前記上部支杆の上部に前後方向に回動可能に枢
    着し、かつその下端部を、前記下部支杆を両側から挟む
    二股とするとともに、その二股部分により、前記調節孔
    を挿通し、かつ各係合孔に係合しうる係合軸を両側から
    保持するようにしたことを特徴とする椅子の肘掛け等の
    高さ調節装置。
  2. 【請求項2】 上部支杆の両側の内壁に穿設した前後方
    向に延びるスロットに、係合軸を係合させたことを特徴
    とする請求項1記載の椅子の肘掛け等の高さ調節装置。
  3. 【請求項3】 上部支杆の前部に開口部を穿設し、この
    開口部から、前方に操作レバーの操作部を突出させた
    とを特徴とする請求項1または2に記載の椅子の肘掛け
    等の高さ調節装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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