JP3295467B2 - 内燃機関の燃焼ガスシール構造 - Google Patents

内燃機関の燃焼ガスシール構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の燃焼ガスシ
ール部の構成に関する技術である。
【0002】
【従来の技術】従来から、シリンダライナの上端に内嵌
円周突起を設け、該内嵌円周突起の基部であって、円周
鍔の上面の円周シール面の内周側に、加工をする為のバ
イトの逃し溝として円周溝が穿設されていたのである。
しかし、該円周溝はそのまま空間として残存されてお
り、該部分をシールの為に使用するという技術は無かっ
たのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】内燃機関一般の中で
も、特に硫黄分の多い燃料を使用する低負荷仕様の直噴
式ディーゼル機関に関する技術である。従来から、冷却
方式を海水直接冷却機構としたディーゼル機関において
は、予備燃焼室を具備したものが多かったのである。し
かし、最近は直噴式ディーゼル機関が増加してきたので
ある。この場合に、海水直接冷却方式であると燃焼室の
温度が低くなり、燃焼ガス中の亜硫酸ガスが露点以下と
なると硫酸成分に変化し、該硫酸成分が燃焼ガスシール
部を構成する、内嵌円周突起の周囲の円周溝の部分に溜
まり、徐々に周囲のガスケットパッキンの接触面の腐食
を促進し、最終的にはガスケットパッキンや相手部品の
シール面の腐食により、ガス漏れが発生していたのであ
る。本発明は、この不具合を解消するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1においては、内燃機関のシ
リンダ上部であって、シリンダライナ1とガスケットパ
ッキン2とシリンダヘッド3によりガスシール部を構成
し、シリンダライナ1の上端に内嵌円周突起1bを構成
し、シリンダヘッド3の側の外嵌円周突起3aの内部
に、内嵌円周突起1bをインロー嵌合し、該シリンダラ
イナ1の外周に突出した円周鍔1cの上面を、ガスケッ
トパッキン2を載置する円周シール面1dに構成し、該
円周シール面1dの上にガスケットパッキン2を載置
し、更に前記外嵌円周突起3aを載置する構成におい
て、円周シール面1dの内周側で、内嵌円周突起1bの
立ち上がり部の基部に、加工をする際のバイトの逃し溝
としての円周溝1aを構成し、該円周溝1aとガスケッ
トパッキン2の内周と、外嵌円周突起3aの内周と、内
嵌円周突起1bの外周面が構成する空間に、液状ガスケ
ット剤5を充填したものである。
【0005】請求項2においては、内燃機関のシリンダ
上部であって、シリンダライナ1とガスケットパッキン
2とシリンダヘッド3によりガスシール部を構成し、シ
リンダライナ1の上端に内嵌円周突起1bを構成し、該
内嵌円周突起1bの外周に、円周鍔1cの上面に構成し
た円周シール面1dの上に載置したガスケットパッキン
2を嵌合し、該ガスケットパッキン2の上面にシリンダ
ヘッド3を載置締結した構成において、円周シール面1
dの内周側で、内嵌円周突起1bの立ち上がり部の基部
に、加工をする際のバイトの逃し溝としての円周溝1a
を構成し、該円周溝1aとガスケットパッキン2の内周
と、シリンダヘッド3の下面と、内嵌円周突起1bの外
周面が構成する空間に、液状ガスケット剤5を充填した
ものである。
【0006】
【作用】次に作用を説明する。該内嵌円周突起1bの外
周の基部で、ガスケットパッキン2とシリンダヘッド3
とシリンダライナ1との間で構成する、円周溝1aの部
分の空間に、液状ガスケット剤5を充填して、空隙を無
くすことにより、燃焼ガス中の亜硫酸ガスが露点以下と
なることにより発生した硫酸成分の滞留部分を無くすの
である。これにより、従来発生していた、円周溝1aの
部分に溜まった硫酸成分が、燃焼ガスシール部を構成す
る内嵌円周突起の周囲の円周溝の部分に溜まり、徐々に
周囲のガスケットパッキンの接触面の腐食を促進し、最
終的にはガスケットパッキンや相手部品のシール面の腐
食により、ガス漏れが発生するという不具合を解消する
ことが出来るのである。
【0007】
【実施例】次に実施例を説明する。図1はシリンダライ
ナ1の円周鍔1cの部分の内周に出来る円周溝1aの部
分に液状ガスケット剤5を充填している状態の斜視図、
図2はシリンダライナ1とガスケットパッキン2とシリ
ンダヘッド3とシリンダブロック4の組立状態に於ける
液状ガスケット剤5の位置を示す側面断面図、図3はシ
リンダライナ1とガスケットパッキン2とシリンダヘッ
ド3とシリンダブロック4を組み立てる前の状態を示す
側面断面図、図4はシリンダヘッド3の下面を平面に構
成した構成の側面断面図、図5は図4の構成の組立前の
状態を示す側面断面図である。
【0008】図1・図2・図3において請求項1の発明
を説明する。ディーゼル機関のシリンダ及び燃焼室は、
シリンダブロック4の内部にシリンダライナ1を嵌入
し、該シリンダライナ1の上部に、ガスケットパッキン
2を載置した上に、シリンダヘッド3を載置し、シリン
ダヘッドボルトにより締結し、シリンダ及び燃焼室を構
成し、シリンダライナ1の内部にクランクロッドにより
上下するピストンを嵌装して密閉状態を構成している。
【0009】そして、シリンダライナ1の上部と、シリ
ンダヘッド3の下面との間の内燃機関の燃焼ガスシール
構造は、シリンダヘッド3の側から外嵌円周突起3aを
下方に突出し、シリンダライナ1の側から内嵌円周突起
1bを上方へ突出し、その間にガスケットパッキン2を
介装して、インロー嵌合している。故に円周鍔1cの上
面に構成した円周シール面1dと、外嵌円周突起3aの
下面との間に介装したガスケットパッキン2が、燃焼ガ
スを封鎖するのである。
【0010】硫黄分の少ない燃料を使用する場合や、予
備燃焼室式や、海水間接冷却方式の場合には、燃焼室の
温度が高く、硫酸成分が発生し難いので、内嵌円周突起
1bと外嵌円周突起3aの間に侵入した硫酸ガスが露点
以下となって、円周溝1aの部分に溜まるという危惧は
少ないのである。
【0011】しかし、前述の如く、硫黄分の多い燃料を
使用し、直噴式であり、海水直接冷却方式の場合には、
内嵌円周突起1bと外嵌円周突起3aの間に侵入した硫
酸ガスが、低温で露点以下となり、硫酸となって円周溝
1aの部分に長期間滞留するのである。該滞留した硫酸
成分が、徐々にガスケットパッキン2や円周シール面1
dや外嵌円周突起3aの下面の部分を腐食し、該腐食部
分により密閉度が低下し、燃焼ガスが漏れるという不具
合が発生するのである。
【0012】本発明は、このような不具合を出来るだけ
簡単に解消しようとするものであり、従来の構造をその
まま使用して、ガスシール部の完全化を図らんとするも
のである。即ち、円周溝1aの円周シール面1dの部分
を加工する際において、バイトの逃がし用に出来る円周
溝1aに、液状ガスケット剤5を注入して、この部分の
空間を閉鎖したものである。該円周溝1aとその上方
の、内嵌円周突起1bとガスケットパッキン2と外嵌円
周突起3aにより出来る空間を、液状ガスケット剤5に
より閉鎖することにより、燃焼室の亜硫酸ガスが該空間
に侵入出来なくなり、該部分の亜硫酸ガスが低温により
露点以下となって、硫酸となることが無いのである。
【0013】図4と図5により請求項2の発明を説明す
る。該構成においては、シリンダヘッド3の下面に外嵌
円周突起3aが構成されていない。故に、シリンダヘッ
ド3の下面が直接にガスケットパッキン2の上面に載置
されており、シリンダライナ1の上面とシリンダヘッド
3との間には間隙が発生すべく構成している。この構成
の場合には、シリンダヘッド3の下面とシリンダライナ
1の上面との間の間隙から亜硫酸ガスが円周溝1aの部
分に侵入しやすいのである。このような場合には、特
に、円周シール面1dとガスケットパッキン2とシリン
ダヘッド3と内嵌円周突起1bの外周にできる空隙に、
液状ガスケット剤が効果を発揮するのである。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。請求項1の如く構成した
ので、内嵌円周突起1bの立ち上がり部の基部に、加工
をする際のバイトの逃し溝としての円周溝1aと、ガス
ケットパッキン2と外嵌円周突起3aと内嵌円周突起1
bにより構成される空隙が、液状ガスケット剤5により
閉鎖されるので、この部分に燃焼室内の亜硫酸ガスが侵
入することが不可能となるのである。このように亜硫酸
ガスが、該部分に侵入しないことにより、該部分におい
て低温により亜硫酸ガスが露点以下となり、硫酸に変化
するということが無くなったのである。ゆえに、該硫酸
成分が、燃焼ガスシール部を構成する内嵌円周突起の周
囲の円周溝の部分に溜まり、徐々に周囲のガスケットパ
ッキンの接触面の腐食を促進し、最終的にはガスケット
パッキンや相手部品のシール面の腐食により、ガス漏れ
が発生するという不具合が無くなったのである。
【0015】請求項2の如く構成したので、シリンダヘ
ッド3の下面に外嵌円周突起3aを構成しないで、平面
とした場合に、シリンダヘッド3の下面とシリンダライ
ナ1の上面との間には、どうしても、間隙が構成され、
この間隙から亜硫酸ガスが円周溝1aの方向に流れ易い
のである。故に、内嵌円周突起1bの立ち上がり部の基
部に、加工をする際のバイトの逃し溝としての円周溝1
aの部分に液状ガスケット剤5を注入することにより、
より効果的にガスケットパッキン2の接触面の腐食を防
止することが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】シリンダライナ1の円周鍔1cの部分の内周に
出来る円周溝1aの部分に液状ガスケット剤5を充填し
ている状態の斜視図。
【図2】シリンダライナ1とガスケットパッキン2とシ
リンダヘッド3とシリンダブロック4の組立状態に於け
る液状ガスケット剤5の位置を示す側面断面図。
【図3】シリンダライナ1とガスケットパッキン2とシ
リンダヘッド3とシリンダブロック4を組み立てる前の
状態を示す側面断面図。
【図4】シリンダヘッド3の下面を平面に構成した構成
の側面断面図。
【図5】図4の構成の組立前の状態を示す側面断面図。
【符号の説明】
1 シリンダライナ 1a 円周溝 1b 内嵌円周突起 1c 円周鍔 1d 円周シール面 2 ガスケットパッキン 3 シリンダヘッド 3a 外嵌円周突起 4 シリンダブロック 5 液状ガスケット剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−121156(JP,A) 特開 昭60−67751(JP,A) 実開 昭57−92042(JP,U) 実開 昭59−556(JP,U) 実開 昭61−148962(JP,U) 実開 昭63−73555(JP,U) 実開 昭63−198866(JP,U) 実開 昭63−40561(JP,U) 実開 昭57−61144(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16J 15/14 F02F 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のシリンダ上部であって、シリ
    ンダライナ1とガスケットパッキン2とシリンダヘッド
    3によりガスシール部を構成し、シリンダライナ1の上
    端に内嵌円周突起1bを構成し、シリンダヘッド3の側
    の外嵌円周突起3aの内部に、内嵌円周突起1bをイン
    ロー嵌合し、該シリンダライナ1の外周に突出した円周
    鍔1cの上面を、ガスケットパッキン2を載置する円周
    シール面1dに構成し、該円周シール面1dの上にガス
    ケットパッキン2を載置し、更に前記外嵌円周突起3a
    を載置する構成において、円周シール面1dの内周側
    で、内嵌円周突起1bの立ち上がり部の基部に、加工を
    する際のバイトの逃し溝としての円周溝1aを構成し、
    該円周溝1aとガスケットパッキン2の内周と、外嵌円
    周突起3aの内周と、内嵌円周突起1bの外周面が構成
    する空間に、液状ガスケット剤5を充填したことを特徴
    とする内燃機関の燃焼ガスシール構造。
  2. 【請求項2】 内燃機関のシリンダ上部であって、シリ
    ンダライナ1とガスケットパッキン2とシリンダヘッド
    3によりガスシール部を構成し、シリンダライナ1の上
    端に内嵌円周突起1bを構成し、該内嵌円周突起1bの
    外周に、円周鍔1cの上面に構成した円周シール面1d
    の上に載置したガスケットパッキン2を嵌合し、該ガス
    ケットパッキン2の上面にシリンダヘッド3を載置締結
    した構成において、円周シール面1dの内周側で、内嵌
    円周突起1bの立ち上がり部の基部に、加工をする際の
    バイトの逃し溝としての円周溝1aを構成し、該円周溝
    1aとガスケットパッキン2の内周と、シリンダヘッド
    3の下面と、内嵌円周突起1bの外周面が構成する空間
    に、液状ガスケット剤5を充填したことを特徴とする内
    燃機関の燃焼ガスシール構造。
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