JP2015055303A - 樹脂製カバーの組み付け方法 - Google Patents

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直広 長谷川
Naohiro Hasegawa
直広 長谷川
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Abstract

【課題】アルミ鋳物に対して樹脂製カバーを組み付けるとき、このアルミ鋳物側の組付部位に露出する鋳巣のサイズが大きくても、組み付けた樹脂製カバーのシール性が悪化することを防止できる樹脂製カバーの組み付け方法を提供する。
【解決手段】アルミ鋳物10に対する樹脂製カバー20の組み付けにおいて、アルミ鋳物10側の組付部位14を切削加工する第1の工程と、樹脂製カバー20側の組付部位22に対してゴム製ガスケット30を組み付ける第2の工程と、これら2つの工程が完了した後に、両組付部位14、22を接合させる第3の工程と、を備えている。第1の工程には、アルミ鋳物10側の組付部位14を切削加工する工程と、この工程の後にアルミ鋳物10側の組付部位14に対して液状ガスケット40を塗布する工程とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、アルミ鋳物に対して樹脂製カバーを組み付ける方法に関する。
従来、アルミ鋳物に対して樹脂製カバーを組み付けるとき、アルミ鋳物側の組付部位には切削加工を施しておき、一方、樹脂製カバー側の組付部位にはゴム製ガスケットを組み付けておき、これら切削加工と組み付けとが完了した後に、ボルト等で両組付部位を接合させる組み付け方法が既に知られている。この方法によれば、両組付部位の間にゴム製ガスケットが介在するため、樹脂製カバーを組み付けたときのシール性を高めることができる。また、アルミ鋳物側の組付部位において、鋳物特有の凹凸を無くすことができるため、樹脂製カバーを組み付けたときのシール性をさらに高めることができる。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2013−61006号公報
しかしながら、上述した従来技術では、アルミ鋳物側の組付部位に対して切削加工を施すと、この切削加工を施した組付部位の表面にアルミ鋳物の内部に存在している鋳巣が露出してしまう状態となる。このとき、図2(A)に示すように、アルミ鋳物110において露出する鋳巣112のサイズが小さければ(例えば、露出する鋳巣112の直径が1mm程度であれば)、介在させるゴム製ガスケット130が露出する鋳巣112の内部の全てに追従することができる。したがって、この鋳巣112の内部に隙間が残ることがないため、組み付けた樹脂製カバー120のシール性が悪化することはない(図2(B)、図2(C)参照)。一方、図3(A)に示すように、アルミ鋳物110において露出する鋳巣112のサイズが大きければ(例えば、露出する鋳巣112の直径が3mm程度であれば)、介在させるゴム製ガスケット130が露出する鋳巣112の内部の全てに追従することができない。したがって、この鋳巣112の内部に隙間sが残ることがあるため、組み付けた樹脂製カバー120のシール性が悪化することとなっていた(図3(B)、図3(C)参照)。なお、この図2〜3では、アルミ鋳物110、樹脂製カバー120およびゴム製ガスケット130はそれぞれ一方側の縁のみを示している。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、アルミ鋳物に対して樹脂製カバーを組み付けるとき、このアルミ鋳物側の組付部位に露出する鋳巣のサイズが大きくても、組み付けた樹脂製カバーのシール性が悪化することを防止できる樹脂製カバーの組み付け方法を提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、アルミ鋳物に対する樹脂製カバーの組み付けにおいて、アルミ鋳物側の組付部位を切削加工する第1の工程と、樹脂製カバー側の組付部位に対してゴム製ガスケットを組み付ける第2の工程と、これら2つの工程が完了した後に、両組付部位を接合させる第3の工程と、を備えている組み付け方法であって、第1の工程には、アルミ鋳物側の組付部位を切削加工する工程と、この工程の後にアルミ鋳物側の組付部位に対して液状ガスケットを塗布する工程とを備えていることを特徴とする組み付け方法である。
この方法によれば、第3の工程において、アルミ鋳物の組付部位と樹脂製カバーの組付部位とを接合させると、塗布した液状ガスケットが鋳巣に入り込む。そのため、従来技術で説明したように、露出する鋳巣のサイズが大きいために、介在させるゴム製ガスケットが露出する鋳巣の内部の全てに追従することができない場合でも、この鋳巣の内部に隙間が残ることなく液状ガスケットを満たすことができる。したがって、組み付けた樹脂製カバーのシール性が悪化することを防止できる。
本発明の実施例に係る樹脂製カバーの組み付け方法を説明する模式図であり、(A)は組み付け前の状態を示しており、(B)は組み付け途中の状態を示しており、(C)は組み付け後の状態を示している。 従来技術に係る樹脂製カバーの組み付け方法を説明する模式図であり、(A)は組み付け前の状態を示しており、(B)は組み付け途中の状態を示しており、(C)は組み付け後の状態を示している。 従来技術に係る樹脂製カバーの組み付け方法の問題点を説明する模式図であり、(A)は組み付け前の状態を示しており、(B)は組み付け途中の状態を示しており、(C)は組み付け後の状態を示している。
以下、本発明を実施するための形態を、図1を用いて説明する。なお、以下の説明にあたって、「アルミ鋳物」が「シリンダーヘッド10」である例を説明する。なお、この図1では、シリンダーヘッド10、樹脂製カバー20およびゴム製ガスケット30はそれぞれ一方側の縁のみを示している。はじめに、本発明の実施例に係るシリンダーヘッド10と、樹脂製カバー20と、ゴム製ガスケット30の構成を個別に説明していく。
まず、シリンダーヘッド10から説明していく。シリンダーヘッド10は、アルミの鋳物から一体的に成形されている。そのため、このシリンダーヘッド10の内部には、複数の鋳巣12、・・・12が存在している。また、このシリンダーヘッド10の縁には、後述する樹脂製カバー20を組み付けるための組付部位(組付面)14が形成されている。
また、このシリンダーヘッド10の縁には、後述する樹脂製カバー20を組み付けるためにボルト(図示しない)を螺合可能なボルト孔(図示しない)が形成されている。なお、図1(A)におけるシリンダーヘッド10の想像線は、後述する切削加工が施される前の状態を示している。
次に、樹脂製カバー20を説明する。樹脂製カバー20は、剛性を有する合成樹脂から一体的に成形されている。また、この樹脂製カバー20の縁には、上述したシリンダーヘッド10を組み付けるための組付部位(組付面)22が形成されている。この組付部位22には、後述するゴム製ガスケット30の組付部32を挿し込み可能な組付溝24が形成されている。
また、この樹脂製カバー20の縁には、シリンダーヘッド10のボルト孔(図示しない)に対応するようにボルト(図示しない)を挿し込み可能なボルト穴(図示しない)が形成されている。
最後に、ゴム製ガスケット30を説明する。ゴム製ガスケット30は、軟性を有する合成樹脂から成形されている。また、このゴム製ガスケット30には、樹脂製カバー20の組付溝24に挿し込み可能な組付部32が形成されている。
次に、これらシリンダーヘッド10と、樹脂製カバー20と、ゴム製ガスケット30とによって、シリンダーヘッド10に樹脂製カバー20を組み付ける方法を説明する。まず、図1(A)に示すように、シリンダーヘッド10の組付部位14に対して、鋳物特有の表面の凹凸を無くすための切削加工を施す作業を行う。次に、切削加工を施したシリンダーヘッド10の組付部位14に対して液状ガスケット40を塗布する作業を行う。この液状ガスケット40は、例えば、FIPGであり、半固形の形状を成している。これら2つの作業が、特許請求の範囲に記載の「第1の工程」に相当する。
次に、樹脂製カバー20の組付溝24にゴム製ガスケット30の組付部32を挿し込んで組み付ける作業を行う(図1(B)参照)。この作業が、特許請求の範囲に記載の「第2の工程」に相当する。
最後に、図1(C)に示すように、シリンダーヘッド10の組付部位14と樹脂製カバー20の組付部位22とを接合させて、樹脂製カバー20のボルト穴(図示しない)とシリンダーヘッド10のボルト孔(図示しない)とにボルト(図示しない)を挿し込んで、この挿し込んだボルト(図示しない)とナット(図示しない)を螺合する作業を行う。この作業が、特許請求の範囲に記載の「第3の工程」に相当する。このようにして、シリンダーヘッド10に対して樹脂製カバー20が組み付けられる。
本発明の実施例に係る樹脂製カバー20の組み付け方法は、上述したように構成されている。この方法によれば、第1の工程において、切削加工を施したシリンダーヘッド10の組付部位14に対して液状ガスケット40を塗布する作業が含まれている。そのため、第3の工程において、シリンダーヘッド10の組付部位14と樹脂製カバー20の組付部位22とを接合させると、塗布した液状ガスケット40が鋳巣12に入り込む。そのため、従来技術で説明したように、露出する鋳巣12のサイズが大きいために、介在させるゴム製ガスケット30が露出する鋳巣12の内部の全てに追従することができない場合でも、この鋳巣12の内部に隙間が残ることなく液状ガスケット40を満たすことができる。したがって、組み付けた樹脂製カバー20のシール性が悪化することを防止できる。なお、液状ガスケット40は接着効力を有していることから、組み付けた樹脂製カバー20において、良好なシール性を確保できる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、「アルミ鋳物」が「シリンダーヘッド10」である例を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、アルミの鋳物であれば、各種の鋳造品であっても構わない。
10 シリンダーヘッド(アルミ鋳物)
14 組付部位
20 樹脂製カバー
22 組付部位
30 ゴム製ガスケット
40 液状ガスケット


Claims (1)

  1. アルミ鋳物に対する樹脂製カバーの組み付けにおいて、
    アルミ鋳物側の組付部位を切削加工する第1の工程と、
    樹脂製カバー側の組付部位に対してゴム製ガスケットを組み付ける第2の工程と、
    これら2つの工程が完了した後に、両組付部位を接合させる第3の工程と、を備えている組み付け方法であって、
    第1の工程には、アルミ鋳物側の組付部位を切削加工する工程と、この工程の後にアルミ鋳物側の組付部位に対して液状ガスケットを塗布する工程とを備えていることを特徴とする樹脂製カバーの組み付け方法。



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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019183693A (ja) * 2018-04-04 2019-10-24 トヨタ自動車株式会社 ダクト

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