JP3295318B2 - 車両用シート装置 - Google Patents

車両用シート装置

Info

Publication number
JP3295318B2
JP3295318B2 JP30027896A JP30027896A JP3295318B2 JP 3295318 B2 JP3295318 B2 JP 3295318B2 JP 30027896 A JP30027896 A JP 30027896A JP 30027896 A JP30027896 A JP 30027896A JP 3295318 B2 JP3295318 B2 JP 3295318B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
vehicle
shaft
axis
seat back
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30027896A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10138801A (ja
Inventor
智 土屋
修敬 上北
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP30027896A priority Critical patent/JP3295318B2/ja
Priority to CA002220717A priority patent/CA2220717C/en
Priority to US08/966,859 priority patent/US5951104A/en
Priority to EP97309082A priority patent/EP0841210B1/en
Priority to DE69727532T priority patent/DE69727532T2/de
Publication of JPH10138801A publication Critical patent/JPH10138801A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3295318B2 publication Critical patent/JP3295318B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/24—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • B60N2/30—Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats
    • B60N2/3088—Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats characterised by the mechanical link
    • B60N2/309—Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats characterised by the mechanical link rods
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/0292—Multiple configuration seats, e.g. for spacious vehicles or mini-buses
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/04—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
    • B60N2/06—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/20—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being tiltable, e.g. to permit easy access
    • B60N2/206—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being tiltable, e.g. to permit easy access to a position in which it can be used as a support for objects, e.g. as a tray
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/24—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • B60N2/32—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles convertible for other use

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，シートクッション
およびシートバックを備えるシートが，車室内に配設さ
れる車両用シート装置に関し，特に，シートを多目的に
使用し得るようにした車両用シート装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来，シートを多目的に使用可能とした
ものが，たとえば特開平７−１７２２２３号公報等によ
り既に知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで，上記従来の
ものでは，車室内の床面に設けられたガイドレールに沿
ってスライド可能なシートレッグ上に，シートクッショ
ンおよびシートバックがそれぞれ個別に傾動可能に支持
されており，このような構成では，シートの姿勢を対座
状態，折畳み状態およびフルフラット状態に選択的に切
換えて，シートを多目的に使用することが可能ではある
ものの，より多目的な使用を図る上からは次のような不
具合がある。
【０００４】すなわち（１）シートを折畳むとシートク
ッションおよびシートバックが相互に対向する姿勢とな
り，対向状態のシートクッションおよびシートバックの
全体厚みが比較的大きくなることから，車室内に空きス
ペースを最大限確保できるとは言えない。（２）フルフ
ラット状態としても，フルフラット状態のシートの下方
にシートレッグが存在することから，床面に極力近接し
たフルフラット状態を実現することが困難である。
（３）シートの高さを調整できないことから，乗員の体
格に合わせた着座姿勢をとることができない。（４）シ
ートの裏面側を有効に活用することができない。
【０００５】本発明は，かかる事情に鑑みてなされたも
のであり，上記各不具合を解消した上で，シートをより
多目的に使用可能とした車両用シート装置を提供するこ
とを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に，請求項１記載の発明によれば，シートクッションお
よびシートバックを備えるシートが，車室内に配設され
る車両用シート装置において，車室内には一対のシート
支持フレームがシートの幅方向両側方に配置され，前記
両シート支持フレームの上端部に第１軸を介してシート
クッションおよびシートバックが相対回動可能に且つ相
対回動位置を固定可能として支持され，前記シートクッ
ションおよびシートバックは，ほぼ同一の構造および形
状を有していると共に，それらの各前面と各後面とが相
互に異なる材質でそれぞれ形成されており，前記相対回
動位置の固定により，前記シートクッションおよびシー
トバックを，それらの各前面が上方を向いたフルフラッ
ト状態とすることが可能であり，またそれらの各後面が
上方を向いたフルフラット状態とすることも可能であ
る。
【０００７】このような請求項１記載の発明の上記構成
によれば，シートクッションおよびシートバックの各後
面が上方を向いたフルフラット状態では，その各後面を
着座目的以外のたとえばテーブル等に有効に活用するこ
とができ，一方，シートクッションおよびシートバック
の各前面が上方を向いたフルフラット状態では，その各
前面をフルフラットのベッドとしても有効に利用するこ
とができる。
【０００８】また請求項２記載の発明によれば，前記一
対のシート支持フレームの下端部が，車両の幅方向に沿
う第２軸の軸線まわりに傾動可能であり且つその傾動位
置を固定可能である。
【０００９】また請求項３記載の発明によれば，車両の
前後方向に延びるガイドレールが車室内の床面に設けら
れ，前記一対のシート支持フレームの下端部が，前記ガ
イドレールに沿う移動ならびに該ガイドレールに沿う任
意位置での固定を可能とした一対のスライド部材に，車
両の幅方向に沿う第２軸をそれぞれ介して傾動可能に且
つ傾動位置を固定可能として連結される。
【００１０】このような請求項３記載の発明の構成によ
れば，ガイドレールに沿ってスライド部材を移動せしめ
ることにより車室内でのシートの前後位置を任意に定め
ることが可能であり，またシート支持フレームを第２軸
の軸線まわりに傾動させることでシートの高さ位置を調
整するようにして乗員の体格に合わせた着座姿勢をとる
ことが可能である。さらにシートクッションおよびシー
トバックを第１軸の軸線まわりに相対回動せしめること
により，シートクッションおよびシートバックを着座姿
勢となるように連結した姿勢としたり，シートクッショ
ンおよびシートバックを同一平面上に連ねた姿勢とした
りすることが可能であり，シートクッションおよびシー
トバックの前後二面を有効利用したり，車室内に比較的
広い空きスペースを確保するようにシートを動かしたり
することができるとともに，シート支持フレームの傾動
と合わせて床面に極力近接したフルフラット状態とする
等の使用目的に合わせた任意の高さに調整することがで
きる。
【００１１】また請求項４記載の発明によれば，前記両
シート支持フレームの一方の下端部および両スライド部
材の一方間に，該シート支持フレームの第２軸の軸線ま
わりの傾動位置を調整可能として固定する支持フレーム
傾動位置調整手段が設けられ，前記一方のシート支持フ
レームの上端部に，シートクッションおよびシートバッ
クの相対位置を一定とした状態にあるシートの第１軸の
軸線まわりの回動位置を調整可能に固定するシート回動
位置調整手段が設けられる。これにより，支持フレーム
傾動位置調整手段によりシート支持フレームの傾動によ
るシートの高さ位置調整を容易に行なうことができ，ま
たシート回動位置調整手段により，シートクッションお
よびシートバックの相対位置を一定としたままシートの
姿勢を変化させることができ，たとえば前向きの状態か
ら対座姿勢へとシートの姿勢を容易に変化させることが
できる。
【００１２】請求項５記載の発明によれば，一対のスラ
イド部材が連結部を介して一体に連結され，これによ
り，両スライド部材すなわち両シート支持フレームをガ
イドレールに沿って円滑に作動させることが可能であ
る。
【００１３】さらに請求項６記載の発明によれば，シー
トクッションおよびシートバックを備えるシートが，車
室内に配設される車両用シート装置において，車両の前
後方向に延びるガイドレールが車室内の床面に設けら
れ，シートの幅方向両側方に配置された一対のシート支
持フレームの一端部が，前記ガイドレールに沿う移動な
らびに該ガイドレールに沿う任意位置での固定を可能と
した一対のスライド部材に，車両の幅方向に沿う第２軸
をそれぞれ介して傾動可能にかつ傾動位置を固定可能と
して連結され，前記両シート支持フレームの他端部に，
第２軸と平行な第１軸を介して，シートクッションおよ
びシートバックが相対回動可能に支持され，第２軸の軸
線まわりの回動ならびに両スライド部材の一方への固定
を切換可能な第１回転輪と，シートクッションおよびシ
ートバックを係合させて第１軸の軸線まわりに回動する
ことを可能として両シート支持フレームの一方に支持さ
れる第２回転輪とが，前記一方のスライド部材に前記第
１回転輪が固定された状態にあるときの前記一方のシー
ト支持フレームの傾動に伴って，前記床面に対するシー
トクッションおよびシートバックの姿勢を一定に保持し
たまま前記第２回転輪を回動せしめることを可能とした
無端状の伝動帯を介して連結される。
【００１４】このような請求項６記載の発明の構成によ
れば，ガイドレールに沿ってスライド部材を移動せしめ
ることにより車室内でのシートの前後位置を任意に定め
ることが可能であり，またシート支持フレームを第２軸
の軸線まわりに傾動させることでシートの高さ位置を調
整するようにして乗員の体格に合わせた着座姿勢をとる
ことが可能である。さらにシートクッションおよびシー
トバックを第１軸の軸線まわりに相対回動せしめること
により，シートクッションおよびシートバック を着座姿
勢となるように連結した姿勢としたり，シートクッショ
ンおよびシートバックを同一平面上に連ねた姿勢とした
りすることが可能であり，シートクッションおよびシー
トバックの前後二面を有効利用したり，車室内に比較的
広い空きスペースを確保するようにシートを動かしたり
することができるとともに，シート支持フレームの傾動
と合わせて床面に極力近接したフルフラット状態とする
等の使用目的に合わせた任意の高さに調整することがで
きる。その上，シート支持フレームの傾動時にシートの
床面に対する姿勢を一定に保持することが可能であり，
床面に対するシートの姿勢を保ちながらシートの高さ調
整を行なうことができ，高さ調整の際の操作が容易とな
る。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下，本発明の実施の形態を，添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【００１６】図１ないし図７は本発明の第１実施例を示
すものであり，図１は車両用シート装置の斜視図，図２
は図１の２−２線に沿う断面図，図３はシートのリクラ
イニング，回転，高さ調整および平行移動を説明するた
めの図，図４はワンボックス車両に適用したときのシー
トの使用例を示す図，図５はワンボックス車両に適用し
たときのシートの他の使用例を示す図，図６はワンボッ
クス車両に適用したときのシートの他の使用例を示す
図，図７はワンボックス車両に適用したときのシートの
他の使用例を示す図である。
【００１７】先ず図１および図２において，シートＳ
は，シートクッション１１およびシートバック１２を備
えるものであり，シートクッション１１およびシートバ
ック１２は，ほぼ同一の構造および形状を有する。しか
もシートクッション１１およびシートバック１２の前面
１１ａ，１２ａおよび後面１１ｂ，１２ｂは相互に異な
る材質でそれぞれ形成されるものであり，前面１１ａ，
１２ａがクッション材から成るのに対し，後面１１ｂ，
１２ｂは平板状の板材により形成される。
【００１８】このようなシートＳが配設される車室１３
内の床面１４には，シートＳの両側部にほぼ対応する位
置で車両の前後方向に延びる一対のガイドレール１
５1 ，１５2 が，たとえば床面１４と面一となるように
して設けられており，シートＳは，それらのガイドレー
ル１５1 ，１５2 に沿って車両の前後方向に移動可能で
ある。
【００１９】シートＳの幅方向両側方には一対のシート
支持フレーム１６1 ，１６2 が配置されており，それら
のシート支持フレーム１６1 ，１６2 の一端部（図１お
よび図２の下端部）は，車両の幅方向に沿う軸線を有す
る第２軸１８…を介してスライド部材１７1 ，１７2 に
前後方向への傾動を可能として連結される。スライド部
材１７1 ，１７2 は，たとえばシート支持フレーム１６
1 ，１６2 の一端部を両側から挟むようにして上方に開
いた略Ｕ字状に形成されるものであり，第２軸１８…
は，シート支持フレーム１６1 ，１６2 の一端部を貫通
するようにしてスライド部材１７1 ，１７2 に一体に設
けられる。またガイドレール１５1 ，１５2 にはあり溝
１９1 ，１９2 が設けられており，スライド部材１
７1 ，１７2 の底部に一体に設けられた略Ｔ字状の嵌合
部２０1 ，２０2 が，前記あり溝１９1，１９2 に摺動
自在に嵌合する。したがって両スライド部材１７1 ，１
７2 すなわち両シート支持フレーム１６1 ，１６2 は，
ガイドレール１５1 ，１５2 に沿ってスライド可能であ
る。しかも両スライド部材１７1 ，１７2 は，床面１４
よりもわずかに上方に配置される連結部２１を介して一
体に連結されており，両スライド部材１７1 ，１７2 す
なわち両シート支持フレーム１６1 ，１６2 はガイドレ
ール１５1 ，１５2 に沿って同時に移動することにな
る。なお，前記連結部２１を床面１４よりも下方位置に
配置することも可能である。
【００２０】両シート支持フレーム１６1 ，１６2 の他
端部（図１および図２の上端部）には，第２軸１８…と
平行な軸線を有する第１軸２２…を介して，シートクッ
ション１１およびシートバック１２が相対回動可能に支
持される。
【００２１】第１軸２２…は，たとえばシートバック１
２のフレーム２３に一体に設けられるものであり，シー
ト支持フレーム１６1 ，１６2 の他端部に軸線まわりの
回動を可能として支持される。したがってシートバック
１２は第１軸２２…の軸線まわりに回動可能にして両シ
ート支持フレーム１６1 ，１６2 の他端部に回動可能に
支持されることになる。またシートクッション１１のフ
レーム２４に一体に設けられた支持板部２５…が第１軸
２２…に相対回動可能に支持されており，シートクッシ
ョン１１は，第１軸２２…の軸線まわりのシートバック
１１との相対回動を可能として，両シート支持フレーム
１６1 ，１６2 の他端部に支持されることになる。
【００２２】両シート支持フレーム１６1 ，１６2 の一
方１６1 の一端部と，両スライド部材１７1 ，１７2 の
一方１７1 との間には，第２軸１８の軸線まわりのシー
ト支持フレーム１６1 の傾動位置を調整可能として固定
する支持フレーム傾動位置調整手段２６が設けられる。
この支持フレーム傾動位置調整手段２６は，第２軸１８
と同軸にしてシート支持フレーム１６1 に固着される固
定ギヤ２７と，固定ギヤ２７への噛合および噛合解除を
切換可能としてスライド部材１７1 に設けられる第１ロ
ック機構２８とを含む。第１ロック機構２８は，回動操
作を可能としてスライド部材１７1 の外側方に配置され
る操作レバー２９と，該操作レバー２９の回動操作に応
じて固定ギヤ２７に噛合する位置および該噛合を解除す
る位置間で作動する係合爪３０とを備えるものであり，
係合爪３０が固定ギヤ２７に噛合した状態でシート支持
フレーム１６1 の傾動位置が固定的に保持され，，係合
爪３０の固定ギヤ２７への噛合状態が解除されるのに応
じてシート支持フレーム１６1 が第２軸１８のまわりに
傾動可能となる。
【００２３】またスライド部材１７1 とガイドレール１
５1 との間には，該ガイドレール１５1 に沿う任意の位
置でスライド部材１７1 を固定するための固定手段（図
示せず）が設けられており，その固定手段によるスライ
ド部材１７1 の固定および固定解除を切換えるための操
作レバー３１，３１がスライド部材１７1 の外側方に配
置される。
【００２４】前記一方のシート支持フレーム１６1 の他
端部には，シートクッション１１およびシートバック１
２の相対位置を一定とした状態でのシートＳの第１軸２
２の軸線まわりの回動位置を調整可能に固定するシート
回動位置調整手段３４が設けられる。このシート回動位
置調整手段３４は，シートクッション１１およびシート
バック１２の係合，固定を可能として第１軸２２の軸線
まわりに回動可能にシート支持フレーム１６1 に支持さ
れる上部ギヤ３５と，上部ギヤ３５への噛合および噛合
解除を切換可能としてシート支持フレーム１６1 に設け
られる第２ロック機構３６とを含む。第２ロック機構３
６は，回動操作を可能としてシート支持フレーム１６1
の外側方に配置される操作レバー３７と，該操作レバー
３７の回動操作に応じて上部ギヤ３５に噛合する位置お
よび該噛合を解除する位置間で作動する係合爪３８とを
備えるものであり，シートクッション１１およびシート
バック１２が係合，固定されている上部ギヤ３５に係合
爪３８が噛合した状態ではシートクッション１１および
シートバック１２の相対位置が固定状態に在るシートＳ
の第１軸２２…まわりの回動位置が固定的に保持され，
シートクッション１１およびシートバック１２が係合，
固定されている上部ギヤ３５への係合爪３８の噛合状態
が解除されるのに応じて，シートＳがそのシートクッシ
ョン１１およびシートバック１２の相対位置を一定とし
たまま第１軸２２…の軸線まわりに回動可能となる。
【００２５】上部ギヤ３５にシートクッション１１を係
合，固定させるために，シートクッション１１のフレー
ム２４には，上部ギヤ３５に噛合する位置および該噛合
を解除する位置間で作動する係合爪４１を有する第３ロ
ック機構４０が設けられており，この第３ロック機構４
０を作動せしめるレバー４２と，該レバー４２に連結さ
れたベルト４３の大部分とがシートクッション１１に内
蔵され，シートクッション１１の前面１１ａから突出し
たベルト４３の端部に操作環４４が固着される。しかも
前記第３ロック機構４０において，係合爪４１は上部ギ
ヤ３５に噛合する方向にばね付勢されており，操作環４
４によるベルト４３の牽引操作によりレバー４２を介し
て第３ロック機構４０が駆動せしめられたときに，係合
爪４１がばね付勢力に抗して上部ギヤ３５との噛合を解
除する方向に作動し，この状態でシートクッション１１
を第１軸２２の軸線まわりに回動することができる。ま
た操作環４４から手を放したときには，係合爪４１は前
記ばね付勢力により上部ギヤ３５に噛合する方向に作動
し，これによりシートクッション１１が上部ギヤ３５に
係合，固定されることになる。
【００２６】また上部ギヤ３５にシートバック１２を係
合，固定させるために，シートバック１２のフレーム２
３には，上部ギヤ３５に噛合する位置および該噛合を解
除する位置間で作動する係合爪４６を有する第４ロック
機構４５が設けられており，この第４ロック機構４５を
作動せしめるレバー４７と，該レバー４７に連結された
ベルト４８の大部分とがシートバック１２に内蔵され，
シートバック１２の前面１２ａから突出したベルト４８
の端部に操作環４９が固着される。しかも前記第４ロッ
ク機構４５において，係合爪４６は上部ギヤ３５に噛合
する方向にばね付勢されており，操作環４９によるベル
ト４８の牽引操作によりレバー４７を介して第４ロック
機構４５が駆動せしめられたときに，係合爪４６がばね
付勢力に抗して上部ギヤ３５との噛合を解除する方向に
作動し，この状態でシートバック１２を第１軸２２の軸
線まわりに回動することができる。また操作環４９から
手を放したときには，係合爪４６は前記ばね付勢力によ
り上部ギヤ３５に噛合する方向に作動し，これによりシ
ートバック１２が上部ギヤ３５に係合，固定されること
になる。
【００２７】このようなシート装置によれば，図３で示
すように，シートＳのリクライニング，回転，高さ調整
および平行移動を容易に行なうことができる。すなわち
操作環４４，４９の操作により，シートクッション１１
およびシートバック１２を第１軸２２の軸線まわりに相
互に独立して回動せしめることができ，図３（ａ）で示
すように，シートクッション１１およびシートバック１
２を着座姿勢となるように連結した姿勢としたり，シー
トクッション１１およびシートバック１２を同一平面上
に連ねたリクライニング姿勢としたりすることが可能で
ある。また図３（ｂ）で示すように，同一平面上に連ね
たリクライニング姿勢にあるシートクッション１１およ
びシートバック１２を第１軸２２の軸線まわりに回動せ
しめることにより，シートクッション１１およびシート
バック１２の前後二面１１ａ，１２ａ；１１ｂ，１２ｂ
を有効利用することが可能であり，しかもシートクッシ
ョン１１およびシートバック１２を第１軸２２の軸線ま
わりに同時に回動せしめて姿勢変化操作を容易とするこ
ともできる。また図３（ｃ）で示すように，シート支持
フレーム１６1 を第２軸１８の軸線まわりに傾動させる
ことでシートＳの高さ位置を調整することができ，シー
トＳを床面１４に極力近接したフルフラット状態を実現
したり，乗員の体格に合わせた着座姿勢をとることも可
能である。さらに図３（ｄ）で示すように，スライド部
材１７1 ，１７2 を前後に移動せしめることにより車両
の前後方向に沿うシートＳの位置を任意に定めることが
可能であり，車室１３内に比較的広い空きスペースを確
保するようにシートＳを動かしたりすることができる。
【００２８】ところで，このようなシートＳをワンボッ
クス車両に適用したときの使用例について図４ないし図
７を参照しながら説明すると，先ず図４において，ワン
ボックス車両Ｖの車室１３内に，第１，第２および第３
列のシートＳ1 ，Ｓ2 ，Ｓ3が配設されている場合，図
４（ａ）で示すように，シートバック１２をほぼ鉛直姿
勢とするとともにシートクッション１１をほぼ水平姿勢
で後方側に延びるようにした第２列のシートＳ2 を前方
側に移動させ，シートクッション１１をほぼ鉛直姿勢と
するとともにシートバック１２をほぼ水平姿勢で前方側
に延びるようにした第３列のシートＳ3 を前方側に移動
させたときには，第２および第３列のシートＳ2 ，Ｓ3
で囲まれるようにして床面１４上に生じたスペースに荷
物５０を搭載し，第２列のシートＳ2 におけるシートク
ッション１１の後面１１ｂならびに第３列のシートＳ3
におけるシートバック１２の後面１２ｂ上に荷物５１を
搭載し，第３列のシートＳ3 の後方側で床面１４上に生
じたスペースに荷物５２を搭載することができる。この
際，荷物５１が搭載されるシートクッション１１の後面
１１ｂならびにシートバック１２の後面１２ｂは平板状
の板材によりそれぞれ形成されているので，荷物５１を
安定的に搭載することが可能であり，また荷物５０が搭
載されるスペースはシートＳ2 ，Ｓ3 で覆われるので，
壊れ易い荷物５０を搭載するのに適した場所となる。
【００２９】また図４（ｂ）で示すように，第２列のシ
ートＳ2 を第３列のシートＳ3 側への対座姿勢に定め，
第３列のシートＳ3 を第２列のシートＳ2 に接触するま
で前方に移動させたときには，第２および第３列のシー
トＳ2 ，Ｓ3 上で子供を遊ばせたり，両シートＳ2 ，Ｓ
3 を子供用のベッドとして使用することが可能であり，
この際，両シートＳ2 ，Ｓ3 の下方で床面１４上に生じ
たスペースに荷物５３を載せ，前方への移動により第３
列のシートＳ3 の後方で床面１４上に生じたスペースに
荷物５４を載せることができる。
【００３０】さらに図４（ｃ）で示すように，第１列の
シートＳ1 を後方側に向けた着座姿勢とし，シートクッ
ション１１およびシートバック１２の後面１１ｂ，１２
ｂが上方に向いてほぼ水平となるように第２列のシート
Ｓ2 の姿勢を定めたときには，第１および第３列のシー
トＳ1 ，Ｓ3 に着座した乗員のテーブルとして第２列の
シートＳ2 の後面１１ｂ，１２ｂを用いることができ，
この際，後面１１ｂ，１２ｂが平板状の板材によりそれ
ぞれ形成されていることにより，飲料用のカップ５５…
等をテーブル上に安定的に載せることができる。
【００３１】次に各列のシートＳ1 ，Ｓ2 ，Ｓ3 を選択
的にフルフラット状態とするときの例について図５を参
照しながら説明すると，図５（ａ）で示すように，シー
トクッション１１およびシートバック１２の後面１１
ｂ，１２ｂが比較的高い位置で上方に向いてほぼ水平と
なるようにして第２および第３列のシートＳ2 ，Ｓ3 の
姿勢を定めたときには，第２および第３列のシート
Ｓ2 ，Ｓ3 の下方で床面１４上に生じたスペースに荷物
５６を搭載し，第２および第３列のシートＳ2 ，Ｓ3に
おけるシートクッション１１およびシートバック１２の
後面１１ｂ，１２ｂが相互に連なってできた比較的広い
デッキ上に荷物５７を安定的に搭載することができる。
【００３２】また図５（ｂ）で示すように，全ての列の
シートＳ1 〜Ｓ3 を，それらの前面１１ａ…，１２ａ…
を上方に向けたフルフラット姿勢とするとともに，各シ
ートＳ1 〜Ｓ3 の高さを床面１４に近接するまで降下さ
せたときには，床面１４に極力近接して比較的広い範囲
にわたるベッドを得ることが可能である。
【００３３】さらに図５（ｃ）で示すように，全ての列
のシートＳ1 〜Ｓ3 を，それらの前面１１ａ…，１２ａ
…を上方に向けたフルフラット姿勢とするとともに，各
シートＳ1 〜Ｓ3 の高さを床面１４から離反させて比較
的高い位置に保持したときには，比較的広い範囲にわた
るベッドを得ることが可能であるとともに，各シートＳ
1 〜Ｓ3 の下方で床面１４上に生じたスペースに荷物５
８を搭載することができる。
【００３４】図６は各種の荷物を搭載するために第２お
よび第３列のシートＳ2 ，Ｓ3 を有効に利用した場合を
示すものであり，図６（ａ）で示すように，シートクッ
ション１１およびシートバック１２が上方に開いた略Ｖ
字状となるように，第２および第３列のシートＳ2 ，Ｓ
3 の姿勢を定め，しかも両シートＳ2 ，Ｓ3 の位置を比
較的高い位置に保持した場合には，両シートＳ2 ，Ｓ3
の下方で床面１４上に生じたスペースに比較的長い荷物
を搭載し，両シートＳ2 ，Ｓ3 上には，平面上では転り
易い荷物６０，６０を安定的に搭載することができる。
【００３５】また図６（ｂ）で示すように，シートクッ
ション１１およびシートバック１２の後面１１ｂ，１２
ｂが上方に向いてほぼ水平となるようにして第２列のシ
ートＳ2 の姿勢を定め，シートクッション１１およびシ
ートバック１２がほぼ鉛直方向に連なる姿勢とした第３
列のシートＳ3 を前方に移動させたときには，第２列の
シートＳ2 の下方で床面１４上に生じたスペースに荷物
６１を搭載し，第２列のシートＳ2 の後面１１ｂ，１２
ｂ上に荷物６２を安定的に搭載し，しかも前方に移動し
たことにより第３列のシートＳ3 の後方側で床面１４上
に生じたスペースに荷物６３を搭載することができる。
【００３６】さらに図６（ｃ）で示すように，シートク
ッション１１およびシートバック１２がほぼ鉛直方向に
連なる姿勢とした第２および第３列のシートＳ2 ，Ｓ3
を相互間に間隔があくようにしてそれぞれ前方側に移動
させたときには，第２および第３列のシートＳ2 ，Ｓ3
間で床面１４上に生じたスペースに荷物６４を搭載し，
第３列のシートＳ3 の後方で床面１４上に生じたスペー
スに荷物６５を搭載することができる。
【００３７】図７は車室１３内に比較的広い空きスペー
スを確保するために各シートＳ1 〜Ｓ3 を有効に利用し
た場合を示すものであり，図７（ａ）で示すように，第
１列のシートＳ1 をシートクッション１１およびシート
バック１２が対向するように折り畳んで床面１４に近接
する位置まで降下せしめ，第２および第３列のシートＳ
2 ，Ｓ3 をシートクッション１１およびシートバック１
２がほぼ鉛直方向に連なる姿勢として車室１３の最後部
まで移動させたときには，車室１３内に比較的広い空き
スペースを確保することができる。
【００３８】また図７（ｂ）で示すように，第２および
第３列のシートＳ2 ，Ｓ3 を，シートクッション１１お
よびシートバック１２がほぼ鉛直方向に連なる姿勢とし
第１列のシートＳ1 に近接するまで前方に移動させたと
きには，第３列のシートＳ3の後方に比較的広い空きス
ペースを確保することができ，その空きスペースの床面
１４上に比較的大きな荷物６６を搭載することができ
る。
【００３９】図７（ｃ）で示すように，シートバック１
２をほぼ鉛直姿勢とするとともにシートクッション１１
をほぼ水平姿勢で後方側に延びるようにした第２列のシ
ートＳ2 と，シートクッション１１およびシートバック
１２を相互に対向するように折畳んだ第３列のシートＳ
3 とを，シートＳ2 の下方にシートＳ3 が収納されるよ
うにして第１列のシートＳ1 に近接するまで前方に移動
させたときには，第２列のシートＳ2 の上方に向いた後
面１１ｂ上に比較的小さい荷物６７を安定的に搭載可能
であるとともに，第２および第３列のシートＳ2 ，Ｓ3
の後方で床面１４上に生じた比較的大きなスペースに比
較的大きな荷物６８を搭載することができる。
【００４０】さらに図７（ｄ）で示すように，シートク
ッション１１およびシートバック１２が相互に対向する
ように折畳んで降下させた第３列のシートＳ3 を車室１
３の最後部まで移動せしめ，前方に向いた着座姿勢とな
っている第２列のシートＳ2を第３列のシートＳ3 に近
接するまで後方に移動させたときには，第１および第２
列のシートＳ1 ，Ｓ2 間に比較的広い空きスペースを確
保することができ，第２列のシートＳ2 に乗員が余裕を
もって着座することが可能となる。
【００４１】図８および図９は本発明の第２実施例を示
すものであり，図８は車両用シート装置の斜視図，図９
は図８の９−９線に沿う断面図である。
【００４２】この第２実施例の説明にあたって，第１実
施例と同一の構成については詳細な説明を省略し，第１
実施例に対応する部分に同一の参照符号を付して図示す
るのみとする。
【００４３】シートＳの幅方向両側方に配置された一対
のシート支持フレーム１６1 ，１６2 の一端部が第２軸
１８…を介してスライド部材１７1 ，１７2 に傾動可能
に連結され，両シート支持フレーム１６1 ，１６2 の他
端部には，第１軸２２…を介してシートＳのシートクッ
ション１１およびシートバック１２が相対回動可能に支
持される。
【００４４】両スライド部材１７1 ，１７2 の一方１７
1 において，第２軸１８には，その軸線まわりの回動な
らびにスライド部材１７1 への固定を切換可能な第１回
転輪としての第１スプロケット７１が支承される。この
第１スプロケット７１の内周には，内側ギヤ７２が設け
られており，内側ギヤ７２への噛合および噛合解除を切
換可能としてスライド部材１７1 の第２軸１８に第５ロ
ック機構７３が設けられる。この第５ロック機構７３
は，回動操作を可能としてシート支持フレーム１６1 の
外側方に配置される操作レバー７４と，該操作レバー７
４の回動操作に応じて内側ギヤ７２に噛合する位置およ
び該噛合を解除する位置間で作動する係合爪７５とを備
えて，第２軸１８と同軸にしてスライド部材１７1 に嵌
入，固定され，係合爪７５は第２軸１８の外周から突出
して内側ギヤ７２に噛合可能である。
【００４５】而して第５ロック機構７３の係合爪７５が
内側ギヤ７２に噛合していない状態では第１スプロケッ
ト７１は第２軸１８のまわりに空転可能であり，係合爪
７５が内側ギヤ７２に噛合することにより第１スプロケ
ット７１は第２軸１８すなわちスライド部材１７1 に固
定される。
【００４６】また一方の支持フレーム１６1 の他端部に
は，第１軸２２の軸線まわりに回動可能な第２回転輪７
６が支持されており，この第２回転輪７６には，ギヤ７
７と第２スプロケット７８とが一体に設けられる。ギヤ
７７には，上記第１実施例における上部ギヤ３５と同様
に，シートクッション１１が第３ロック機構４０を介し
て係合，固定可能であり，またシートバック１２が第４
ロック機構４５を介して係合，固定可能である。さらに
第２スプロケット７８と，第２軸１８のまわりに回動可
能である第１スプロケット７１とには，無端状の伝動帯
であるチェーン７９が巻掛けられる。
【００４７】この第２実施例によれば，第１スプロケッ
ト７１をスライド部材１７1 に固定せず，第２軸１８の
まわりに空転可能とした状態では，第１スプロケット７
１にチェーン７９を介して連結された第２スプロケット
７８が設けられている第２回転輪７６は第１軸２２の軸
線まわりに回動可能であり，したがって第２空転輪７６
に設けられているギヤ７７に係合，固定した状態にある
シートクッション１１およびシートバック１２を，それ
ら１１，１２の相対位置を一定としたまま第１軸２２の
軸線まわりに回動することが可能である。また第１スプ
ロケット７１をスライド部材１７1 に固定した状態で
は，シート支持フレーム１６1 を第２軸１８の軸線まわ
りに傾動せしめたときには，第１スプロケット７１に巻
掛けられているチェーン７９を介して第２スプロケット
７８が回動することになる。したがって，第２空転輪７
６に設けられているギヤ７７にシートクッション１１お
よびシートバック１２が係合，固定されている状態にあ
っては，シートクッション１１およびシートバック１２
がそれら１１，１２の相対位置を一定としたまま第１軸
２２の軸線まわりに回動することになり，シート支持フ
レーム１６1 の傾動による高さ調整時に，シートＳが床
面１４に対する姿勢を一定に保持したままで高さを変化
させることになり，高さ調整時の操作が容易となる。
【００４８】以上，本発明の実施例を詳述したが，本発
明は上記実施例に限定されるものではなく，特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【００４９】たとえば第１および第２スプロケット７
１，７２に代えてそれぞれプーリを用い，それらのプー
リに無端状の伝動帯であるベルトを巻掛けるようにして
もよい。
【００５０】
【発明の効果】以上のように請求項１〜５記載の発明に
よれば，シートクッションおよびシートバックの各後面
が上方を向いたフルフラット状態では，その各後面を着
座目的以外のたとえばテーブル等に有効に活用すること
ができ，一方，シートクッションおよびシートバックの
各前面が上方を向いたフルフラット状態では，その各前
面をフルフラットのベッドとしても有効に利用すること
ができる。
【００５１】また特に請求項３記載の発明によれば，ガ
イドレールに沿ってスライド部材を移動せしめることに
より車室内でのシートの前後位置を任意に定めることが
可能であり，またシート支持フレームを第２軸の軸線ま
わりに傾動させることでシートの高さ位置を調整するよ
うにして乗員の体格に合わせた着座姿勢をとることが可
能である。さらにシートクッションおよびシートバック
を第１軸の軸線まわりに相対回動せしめることにより，
シートクッションおよびシートバックを着座姿勢となる
ように連結した姿勢としたり，シートクッションおよび
シートバックを同一平面上に連ねた姿勢としたりするこ
とが可能であり，シートクッションおよびシートバック
の前後二面を有効利用したり，車室内に比較的広い空き
スペースを確保するようにシートを動かしたりすること
ができるとともに，シート支持フレームの傾動と合わせ
て床面に極力近接したフルフラット状態とする等の使用
目的に合わせた任意の高さに調整することができる。
【００５２】また特に請求項４記載の発明によれば，支
持フレーム傾動位置調整手段によりシート支持フレーム
の傾動によるシートの高さ位置調整を容易に行なうこと
ができ，またシート回動位置調整手段により，シートク
ッションおよびシートバックの相対位置を一定としたま
までシートの姿勢を変化させ，たとえば前向きの状態か
ら対座姿勢へとシートの姿勢を容易に変化させることが
できる。
【００５３】また特に請求項５記載の発明によれば，両
スライド部材すなわち両シート支持フレームをガイドレ
ールに沿って円滑に作動させることができる。
【００５４】さらに請求項６記載の発明によれば，車室
内でのシートの前後位置を任意に定めることができ，シ
ート支持フレームを第２軸の軸線まわりに傾動させるこ
とでシートの高さ位置を調整するようにして乗員の体格
に合わせた着座姿勢をとることができる。またシートク
ッションおよびシートバックを第１軸の軸線まわりに相
対回動せしめることにより，シートクッションおよびシ
ートバックの前後二面を有効利用したり，車室内に比較
的広い空きスペースを確保するようにシートを動かした
りすることができるとともに，シート支持フレームの傾
動と合わせて床面に極力近接したフルフラット状態とす
る等の使用目的に合わせた任意の高さに調整することが
可能となる。その上で，シート支持フレームの傾動時に
シートの床面に対する姿勢を一定に保持することがで
き，床面に対するシートの姿勢を保ちながらシートの高
さ調整を行なうようにして，高さ調整の際の操作を容易
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１実施例の車両用シート装置の斜視図であ
る。
【図２】図１の２−２線に沿う断面図である。
【図３】シートのリクライニング，回転，高さ調整およ
び平行移動を説明するための図である。
【図４】ワンボックス車両に適用したときのシートの使
用例を示す図である。
【図５】ワンボックス車両に適用したときのシートの他
の使用例を示す図である。
【図６】ワンボックス車両に適用したときのシートの他
の使用例を示す図である。
【図７】ワンボックス車両に適用したときのシートの他
の使用例を示す図である。
【図８】第２実施例の車両用シート装置の斜視図であ
る。
【図９】図８の９−９線に沿う断面図である。
【符号の説明】
１１・・・シートクッション １１ａ，１２ａ・・・前面 １１ｂ，１２ｂ・・・後面 １２・・・シートバック １３・・・車室 １４・・・床面 １５1 ，１５2 ・・・ガイドレール １６1 ，１６2 ・・・シート支持フレーム １７1 ，１７2 ・・・スライド部材 １８・・・第２軸 ２１・・・連結部 ２２・・・第１軸 ２６・・・支持フレーム傾動位置調整手段 ３４・・・シート回動位置調整手段 ７１・・・第１回転輪としての第１スプロケット ７６・・・第２回転輪 ７９・・・伝動帯としてのチェーン Ｓ，Ｓ1 〜Ｓ3 ・・・シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平７−172223（ＪＰ，Ａ) 特開 昭55−4257（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−291003（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−45434（ＪＰ，Ａ) 実開 昭59−91931（ＪＰ，Ｕ) 米国特許4194782（ＵＳ，Ａ) 米国特許4227736（ＵＳ，Ａ) 米国特許5492386（ＵＳ，Ａ) 米国特許5364152（ＵＳ，Ａ) 米国特許5269581（ＵＳ，Ａ) 欧州特許出願公開422527（ＥＰ，Ａ １) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60N 2/04 - 2/36

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 シートクッション（１１）およびシート
    バック（１２）を備えるシート（Ｓ，Ｓ1 〜Ｓ3 ）が，
    車室（１３）内に配設される車両用シート装置におい
    て，車 室（１３）内には一対のシート支持フレーム（１
    ６ 1 ，１６ 2 ）がシート（Ｓ，Ｓ1 〜Ｓ3 ）の幅方向両
    側方に配置され， 前 記両シート支持フレーム（１６1 ，１６2 ）の上端部
    に第１軸（２２）を介して前記シートクッション（１
    １）およびシートバック（１２）が相対回動可能に且つ
    相対回動位置を固定可能として支持され， 前記シートクッション（１１）およびシートバック（１
    ２）は，ほぼ同一の構造および形状を有していると共
    に，それらの各前面（１１ａ，１２ａ）と各後面（１１
    ｂ，１２ｂ）とが相互に異なる材質でそれぞれ形成され
    ており，前記相対回動位置の固定により，前記シートク
    ッション（１１）およびシートバック（１２）を，それ
    らの各前面（１１ａ，１２ａ）が上方を向いたフルフラ
    ット状態とすることが可能であり，またそれらの各後面
    （１１ｂ，１２ｂ）が上方を向いたフルフラット状態と
    することも可能である ことを特徴とする車両用シート装
    置。
  2. 【請求項２】 前記一対のシート支持フレーム（１
    ６ 1 ，１６ 2 ）の下端部が，車両の幅方向に沿う第２軸
    （１８）の軸線まわりに傾動可能であり且つその傾動位
    置を固定可能であることを特徴とする，請求項１に記載
    の車両用シート装置。
  3. 【請求項３】 車両の前後方向に延びるガイドレール
    （１５ 1 ，１５ 2 ）が車室（１３）内の床面（１４）に
    設けられ，前記一対のシート支持フレーム（１６ 1 ，１
    ６ 2 ）の下端部が，前記ガイドレール（１５ 1 ，１
    ５ 2 ）に沿う移動ならびに該ガイドレール（１５ 1 ，１
    ５ 2 ）に沿う任意位置での固定を可能とした一対のスラ
    イド部材（１７ 1 ，１７ 2 ）に，車両の幅方向に沿う第
    ２軸（１８）をそれぞれ介して傾動可能に且つ傾動位置
    を固定可能として連結されることを特徴とする，請求項
    １に記載の車両用シート装置。
  4. 【請求項４】 前記両シート支持フレーム（１６1 ，１
    ６2 ）の一方（１６1 ）の下端部および両スライド部材
    （１７1 ，１７2 ）の一方（１７1 ）間に，該シート支
    持フレーム（１６1 ）の第２軸（１８）の軸線まわりの
    傾動位置を調整可能として固定する支持フレーム傾動位
    置調整手段（２６）が設けられ，前記一方のシート支持
    フレーム（１６1 ）の上端部に，シートクッション（１
    １）およびシートバック（１２）の相対位置を一定とし
    た状態にあるシート（Ｓ）の第１軸（２２）の軸線まわ
    りの回動位置を調整可能に固定するシート回動位置調整
    手段（３４）が設けられることを特徴とする，請求項３
    記載の車両用シート装置。
  5. 【請求項５】 一対のスライド部材（１７1 ，１７2 ）
    が連結部（２１）を介して一体に連結されることを特徴
    とする請求項３または４記載の車両用シート装置。
  6. 【請求項６】 シートクッション（１１）およびシート
    バック（１２）を備えるシート（Ｓ）が，車室（１３）
    内に配設される車両用シート装置において，車両の前後
    方向に延びるガイドレール（１５1 ，１５2 ）が車室
    （１３）内の床面（１４）に設けられ，シート（Ｓ）の
    幅方向両側方に配置された一対のシート支持フレーム
    （１６1 ，１６2 ）の一端部が，前記ガイドレール（１
    ５1 ，１５2 ）に沿う移動ならびに該ガイドレール（１
    ５1 ，１５2 ）に沿う任意位置での固定を可能とした一
    対のスライド部材（１７1 ，１７2 ）に，車両の幅方向
    に沿う第２軸（１８）をそれぞれ介して傾動可能にかつ
    傾動位置を固定可能として連結され，前記両シート支持
    フレーム（１６1 ，１６2 ）の他端部に，第２軸（１
    ８）と平行な第１軸（２２）を介して，シートクッショ
    ン（１１）およびシートバック（１２）が相対回動可能
    に支持され，第２軸（１８）の軸線まわりの回動ならび
    に両スライド部材（１７1 ，１７2 ）の一方（１７1 ）
    への固定を切換可能な第１回転輪（７１）と，シートク
    ッション（１１）およびシートバック（１２）を係合さ
    せて第１軸（２２）の軸線まわりに回動することを可能
    として両シート支持フレーム（１６1 ，１６2 ）の一方
    （１６1 ）に支持される第２回転輪（７６）とが，前記
    一方のスライド部材（１７1 ）に前記第１回転輪（７
    １）が固定された状態にあるときの前記一方のシート支
    持フレーム（１６1 ）の傾動に伴って，前記床面（１
    ４）に対するシートクッション（１１）およびシートバ
    ック（１２）の姿勢を一定に保持したまま前記第２回転
    輪（７６）を回動せしめることを可能とした無端状の伝
    動帯（７９）を介して連結されることを特徴とする車両
    用シート装置。
JP30027896A 1996-11-12 1996-11-12 車両用シート装置 Expired - Fee Related JP3295318B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30027896A JP3295318B2 (ja) 1996-11-12 1996-11-12 車両用シート装置
CA002220717A CA2220717C (en) 1996-11-12 1997-11-10 Seat system for vehicle
US08/966,859 US5951104A (en) 1996-11-12 1997-11-10 Seat system for vehicle
EP97309082A EP0841210B1 (en) 1996-11-12 1997-11-12 Seat system for vehicle
DE69727532T DE69727532T2 (de) 1996-11-12 1997-11-12 Sitzsystem für Fahrzeuge

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30027896A JP3295318B2 (ja) 1996-11-12 1996-11-12 車両用シート装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10138801A JPH10138801A (ja) 1998-05-26
JP3295318B2 true JP3295318B2 (ja) 2002-06-24

Family

ID=17882873

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30027896A Expired - Fee Related JP3295318B2 (ja) 1996-11-12 1996-11-12 車両用シート装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5951104A (ja)
EP (1) EP0841210B1 (ja)
JP (1) JP3295318B2 (ja)
CA (1) CA2220717C (ja)
DE (1) DE69727532T2 (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6494531B1 (en) * 1999-08-04 2002-12-17 Hoon Y. Kim Vehicle seat for reversible occupant travel
DE10027063C2 (de) * 2000-05-26 2002-08-29 Brose Fahrzeugteile Sitzmodul
US6676216B1 (en) * 2002-03-22 2004-01-13 Lear Corporation Vehicle seat assembly
US6846044B2 (en) * 2003-03-28 2005-01-25 Freedman Seating Company Stowable seat with reduced vibration and improved locking mechanisms
FR2853286B1 (fr) * 2003-04-04 2006-03-24 Gruau Laval Amenagement interieur de vehicule, et vehicule ainsi equipe
US7156442B2 (en) * 2003-06-20 2007-01-02 The Riverbank Llc Adjustable vehicle seat
DE10348085B4 (de) * 2003-10-13 2005-10-13 Johnson Controls Gmbh Sitz mit schwenkbarem Sitzpolsterteil
US6899392B1 (en) * 2003-10-31 2005-05-31 Lear Corporation Stadium slide seat
EP2289732B1 (en) * 2003-10-31 2016-04-13 Johnson Controls Technology Company Method for stowing second and third row seats to a load floor position
JP4432674B2 (ja) * 2003-12-18 2010-03-17 マツダ株式会社 車両のシート装置
US20060006702A1 (en) * 2004-07-12 2006-01-12 Starna Matthew J Tailgate support assembly with push-button release
DE102004039246B4 (de) * 2004-08-13 2006-08-24 Keiper Gmbh & Co.Kg Fahrzeugsitz, insbesondere Kraftfahrzeugsitz
US7152921B2 (en) 2004-08-18 2006-12-26 Lear Corporation Vehicle seat
KR20090026257A (ko) * 2006-04-06 2009-03-12 인티어 오토모티브 인크 직립 시트
DE102006038574A1 (de) * 2006-08-17 2008-02-21 GM Global Technology Operations, Inc., Detroit Verschwenkbarer Kraftfahrzeugsitz, Sitzvorrichtung mit einem solchen Kraftfahrzeugsitz und Kraftfahrzeug mit einer solchen Sitzvorrichtung
DE102006039994A1 (de) * 2006-08-25 2008-02-28 GM Global Technology Operations, Inc., Detroit Sitzanordnung für ein Kraftfahrzeug
FR2913379B1 (fr) * 2007-03-08 2009-05-15 Gruau Laval Soc Par Actions Si Vehicule comprenant un element de mobilier pouvant etre deplace dans un espace passager et entre deux sieges du poste de pilotage entre lesquels le plancher presente un blocage
US8646840B2 (en) 2010-12-22 2014-02-11 Nissan North America, Inc. Vehicle seat assembly
FR3000706B1 (fr) * 2013-01-08 2017-02-24 Renault Sa Banquette de vehicule rabattable dans le coffre
DE102015226664A1 (de) * 2015-12-23 2017-06-29 Airbus Operations Gmbh Passagiersitz mit einem verschiebbaren Sitzelement und Passagierkabinenbereich
US10596934B2 (en) * 2018-03-15 2020-03-24 Cal Poly Corporation Configurable transit seating systems and methods
DE102018212962A1 (de) * 2018-08-02 2020-02-06 Siemens Mobility GmbH Klapptischvorrichtung
DE202018106201U1 (de) * 2018-10-30 2019-01-14 Api Cz S.R.O. Verstelleinrichtung zum Verlagern eines Sitzes und Kraftfahrzeug
DE102020127597A1 (de) 2020-10-20 2022-04-21 Norbert Rüller Fahrzeugsitz
DE102021209601B3 (de) 2021-09-01 2022-09-29 Volkswagen Aktiengesellschaft Fahrzeugsitz für ein Kraftfahrzeug, Kraftfahrzeug
US11926248B2 (en) * 2022-01-10 2024-03-12 Faurecia Automotive Seating, Llc Vehicle and occupant support for a vehicle
DE102022202239A1 (de) 2022-03-04 2023-09-07 Brose Fahrzeugteile SE & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg Fahrzeugsitz

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2411105A1 (fr) * 1977-12-09 1979-07-06 Peugeot Siege transformable perfectionne pour vehicules automobiles
US4194782A (en) * 1977-12-13 1980-03-25 Toyo Kogyo Co., Ltd. Foldable seat structures for automobiles
US4395011A (en) * 1980-11-26 1983-07-26 Lifel Di Torta E C. S.A.S. Mounting and guiding device for adjustable motor vehicle seats
JPH064044B2 (ja) * 1985-02-21 1994-01-19 本田技研工業株式会社 車両等の座席
JPH0345434A (ja) * 1989-07-13 1991-02-27 Design Kurabu Internatl:Kk 自動車用座席
IT1238113B (it) * 1989-10-10 1993-07-07 Fiat Auto Spa Dispositivo di ribaltamento dello schienale per sedili di veicoli, particolarmente sedili posteriori di autovetture
JP2594404Y2 (ja) * 1991-11-05 1999-04-26 本田技研工業株式会社 シート収納構造
US5280987A (en) * 1993-03-10 1994-01-25 General Motors Corporation In-floor seat adjuster
JP3400066B2 (ja) * 1993-03-30 2003-04-28 マツダ株式会社 自動車のシートスライド装置
US5364151A (en) * 1993-04-21 1994-11-15 Mack Trucks, Inc. Adjustable seat apparatus for utility vehicle
US5364152A (en) * 1993-05-24 1994-11-15 General Motors Corporation Adjustable seat for van-type vehicles
JPH07172223A (ja) * 1993-12-20 1995-07-11 Otec Japan:Kk 車両用多目的シート
JP3443749B2 (ja) * 1994-04-23 2003-09-08 和光工業株式会社 車両用乗用座席付昇降装置
US5492386A (en) * 1994-05-04 1996-02-20 Ford Motor Company Flexible seating arrangement for a mini van
JP3292626B2 (ja) * 1995-06-22 2002-06-17 アイシン精機株式会社 車両用シート
FR2743764B1 (fr) * 1996-01-22 1998-04-03 Faure Bertrand Equipements Sa Mecanisme d'articulation pour siege de vehicule, et siege comportant un tel mecanisme
US5711505A (en) * 1996-09-30 1998-01-27 Tachi-S Co., Ltd. Slide rail device for jump seat
US5800015A (en) * 1996-10-16 1998-09-01 Tachi-S Co., Ltd. Long slide rail device for vehicle seat

Also Published As

Publication number Publication date
DE69727532T2 (de) 2004-12-23
US5951104A (en) 1999-09-14
EP0841210A3 (en) 1999-09-22
JPH10138801A (ja) 1998-05-26
DE69727532D1 (de) 2004-03-18
CA2220717C (en) 2001-02-27
EP0841210A2 (en) 1998-05-13
CA2220717A1 (en) 1998-05-12
EP0841210B1 (en) 2004-02-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3295318B2 (ja) 車両用シート装置
US7520554B2 (en) Seat configuration system for an automotive interior
EP1406787B1 (en) Fold flat stow in floor seat assembly with collapsible bolsters
US7677656B2 (en) Modular seat/console for a vehicle
US7819478B2 (en) Articulating high latch for a seat
JP4499109B2 (ja) 進入／退出位置及び積荷フロア位置を備える車輌シートシステム
KR101123437B1 (ko) 차량 시트 배치 구조
US6827394B2 (en) Vehicle seat system
JPH07215113A (ja) 車両用シート装置
EP0556511A1 (en) Vehicle seat assembly with integrated child seat
US6685269B1 (en) Vehicle seat assembly
US5056849A (en) Limousine construction
US20040061349A1 (en) Vehicle seat assembly
JP3573376B2 (ja) 車両用多機能シート
US6899367B1 (en) Movable seat for vehicle
JP2003276482A (ja) 車両用リヤシート
GB2424180A (en) Reclining bench seat with storage space
JP3575354B2 (ja) 車両用回転座席
JP4066491B2 (ja) 車両のシート装置
JP4442389B2 (ja) 車両用シート装置
JPS63145145A (ja) 自動車のシ−ト装置
JPH09118159A (ja) 車両用リヤシート構造
JP4380417B2 (ja) 車両用シート装置
JP3535272B2 (ja) 多機能シートバック装置
CN113696799A (zh) 横向平移座椅台座

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080405

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees