JP3295291B2 - 貨幣処理機 - Google Patents
貨幣処理機Info
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Description
タ、POSレジスタ等に接続して使用する貨幣処理機に
係り、特に硬貨と紙幣の両方の入出金処理が可能な貨幣
処理機に関する。
レジスタ等が設置されている店舗の精算所においては、
そのレジスタと連動するドロアが設けられており、精算
時にはドロアが引き出し式に飛び出してきてレジ係員が
そのドロアの中から必要な貨幣を取り出したり収納した
りしていた。
ドロアの中から貨幣を取り出して計算し、その売上金を
出納室等へ回収するようになっていた。そして、その回
収方法としては売上金全てを回収する全回集方法と、売
上金の一部を次回の営業準備金として所定量ドロア内に
残す残置回収方法とがあり、店舗の設置場所や警備体制
といった防犯上の条件によって何れかが選択運用されて
いた。
幣の入出金が行なえる硬貨入出金機・紙幣入出金機また
は貨幣入出金機等が導入され、レジスタからの指令によ
り自動的に釣銭を放出したり、売上金を自動的に識別し
て金種別に収納することができるようになってきた。こ
の様な自動機を使用した場合においても、回収方法につ
いては前述したドロアの場合と同様に全回集方法または
残置回収方法とを選択運用することになり、全回集方法
を採用する場合には自動的に集計して全ての貨幣を回収
することができるが、残置回収方法を採用する場合には
一旦全ての貨幣を回収した後に、所定量の貨幣を再度入
金するか、或いは機内在高を一旦算出し、残置したい金
額をその機内在高から差し引いた金額をキー入力して出
金指令を出すといった方法がとられることになる。
幣の回収方法において、前述した全回収方法を採用した
場合には、紙幣も硬貨も全ての金種に渡って回収される
為に、出納室等において再計数するのが非常に煩わしい
という問題と、次回の営業準備金としての釣銭を準備
し、営業前に各レジに配布しなければいけないという営
業準備金の作成・配布作業が必要となり、出納室等の担
当者に作業負担がかかるとともに、閉店後や開店前の時
間外の労働を強いらなければならないという問題があっ
た。
前述したように一旦全ての貨幣を回収した後に、所定量
の貨幣を再度入金するか、或いは機内在高を一旦算出
し、残置した金額をその機内在高から差し引いた金額を
キー入力して出金指令を出すといったように非常にやや
こしい処理をしなければならず、レジ係員が計算ミスや
操作ミス等を起こし易しいという問題があった。
作性の問題を解決すると共に、出納室等の次工程の作業
を大幅に軽減することができる貨幣処理機を提供するこ
とを目的とする。
第1の解決手段によると、硬貨及び紙幣の入出金処理及
び在高管理をそれぞれ行なう硬貨処理部及び紙幣処理部
を有する貨幣処理機において、前記硬貨処理部及び前記
紙幣処理部のそれぞれの初期在高を合算した初期合算在
高を記憶する記憶部と、貨幣を所定量残して他の貨幣を
回収する残置回収処理を指示するための残置操作部と、
前記残置操作部により残置回収処理が指示されたとき
に、残置額が前記初期合算在高とほぼ同額になるように
紙幣回収額を算出する演算部と、前記演算部が算出した
前記紙幣回収額相当の紙幣を回収するための制御を行な
う回収制御部とを備えるようにしている。
よると、硬貨及び紙幣の入出金処理及び在高管理をそれ
ぞれ行なう硬貨処理部及び紙幣処理部を有する貨幣処理
機において、所望の残置設定額を記憶する記憶部と、貨
幣を所定量の残して他の貨幣を回収する残置回収処理を
指示するための残置操作部と、前記残置操作部により残
置回収処理が指示されたときに、残置額が前記所望の残
置設定額とほぼ同額になるように紙幣回収額を算出する
演算部と、前記演算部が算出した前記紙幣回収額相当の
紙幣を回収するための制御を行なう回収制御部とを備え
るようにしている。
手段によると、硬貨及び紙幣の入出金処理及び在高管理
をそれぞれ行なう硬貨処理部及び紙幣処理部を有する貨
幣処理機において、前記硬貨処理部及び前記紙幣処理部
のそれぞれの初期在高を合算した初期合算在高と、所望
の残置設定額を記憶する記憶部と、貨幣を所定量残して
他の貨幣を回収する残置回収処理を指示するための残置
操作部と、前記残置操作部により残置回収処理が指示さ
れたときに、残置額が前記初期合算在高または前記所望
の残値設定額のいずれかとほぼ同額になるように紙幣回
収額を算出する演算部と、前記演算部が算出した前記紙
幣回収額相当の紙幣を回収するための制御を行なう回収
制御部とを備えるようにしている。
レジスタ使用後において、翌日等の次回の使用に備える
ために、釣銭準備金相当額等の所定額を自動的に残置す
ることにより、従来の操作性の問題と現金管理上の問題
を解決することができる貨幣処理機を提供することがで
きる。
かを詳述する。図1は、本発明による実施の一形態にか
かる貨幣入出金機の外観を示す斜視図である。この図に
おいて、貨幣入出金機は、POSレジスタ11、紙幣入
出金機12、硬貨入出金機13、サッカー台14等から
構成される。なお、紙幣入出金機12及び硬貨入出金機
13等は、同一ユニットで一体化されていても、個別ユ
ニットで分離されていても良い。
機、入力キー等の入力部と、入力された商品の金額に基
づき合計金額を計算する処理部、表示部、印刷部等を備
えている。紙幣入出金機12は、顧客から受け取った紙
幣代金を投入する紙幣入金口121、顧客に支払う釣銭
紙幣及び両替等に使用する紙幣を投出する紙幣出金口1
22を備え、さらに、紙幣を回収するための回収カセッ
ト取出し用の扉15、キー孔16等を備えている。硬貨
入出金機13は、顧客から受け取った硬貨代金を投入す
る硬貨入金口131、顧客に支払う釣銭硬貨等を投出す
る硬貨出金口132等を備えている。
部構成図を参照して、動作を説明する。紙幣入出金機1
2は、POSレジスタ11に、紙幣処理部123及びP
OS制御部111を介して接続される。硬貨入出金機1
3は、POSレジスタ11に、硬貨処理部133及びP
OS制御部111を介して接続される。また、硬貨入出
金機13は、紙幣入出金機12の紙幣処理部123に接
続され、紙幣入出金機12を介してPOSレジスタ11
に接続されるように構成されていても、同様に機能する
ことができる。
21から投入された紙幣は、識別部124によりその金
種が識別される。金種により回収カセット125、第1
環流スタッカ126、第2環流スタッカ127に収納さ
れる。回収カセット125は、収納のみ可能で繰り出し
は不可能である。第1及び第2環流スタッカ126及び
127は、収納及び繰り出しがどちらも可能である。例
えば、千円札・五千円札・万円札の三種類の紙幣を収納
するには、千円札は第1環流スタッカ126に収納さ
れ、五千円札は第2環流スタッカ127に収納され、環
流頻度の低い万円札は回収カセット125に収納される
ように構成することができる。また、リジェクトボック
ス128には、紙幣が損傷していたり、二枚送りされた
場合等識別部124で識別できなかった紙幣を収納す
る。一方、第1及び第2環流スタッカ126及び127
から繰り出された紙幣は、紙幣出金口122より投出さ
れる、又は、回収カセット125に収納される。
から一括投入された硬貨を一枚ずつ繰り出した後に、識
別部134及び選別部135により、例えば径の小さい
順に孔に落下させるようにして形状選別して一円、五
円、十円、五十円、百円、五百円の金種毎に金種別収納
部136に収納する。入金額データは、硬貨処理部13
3により、POSレジスタ11に伝送される。一方、投
出の際は、例えば、POS11から釣銭等のために投出
指令がなされると、紙幣入出金機12は釣銭紙幣を投出
する。また、硬貨入出金機13も、この指令により、金
種別収納部136から適宜必要な金種の硬貨を硬貨出金
口132へ投出する。硬貨入出金機13自体の具体的構
成は、例えば、実開平4−86977号公報に記載され
ている循環式硬貨入出金機のように構成することができ
る。
り、貨幣入出金機の通常運用の詳細な動作を説明する。
動作が開始されると(S301)、バーコード又はキー
入力等により商品の価格が入力されて、売上金額が計算
されセットされた後に(S302)、POSレジスタ1
1を扱う係員は、顧客により支払われた代金をキー入力
する(S303)。この際に、通常、トラブルを防止す
るため、支払代金をすぐに貨幣入出金機に投入すること
なく、顧客の目の前に見えるようにしておく。POSレ
ジスタ11の制御部では、支払代金と売上金とを比較し
て釣銭(X)が必要か否かを判断する(S304)。支
払い代金が不足の場合は(X<0)、ステップS303
に戻り、支払代金を再入力する。また、釣銭が不要の場
合は(X=0)、入出金動作を終了する。一方、釣銭が
必要の場合は(X>0)、まず、釣銭紙幣が必要かどう
か判断し(S305)、不要の場合は、釣銭は硬貨のみ
であるから、「硬貨投出」に進む(S308)。一方、
釣銭紙幣が必要の場合は、紙幣入出金機12により「紙
幣投出」をして(S306)、さらに、釣銭硬貨が必要
であるか否かを判断し(S307)、必要であれば、
「硬貨投出」を行なう(S308)。「紙幣投出」又は
「硬貨投出」は、それぞれ、紙幣入出金機12又は硬貨
入出金機13により行われる。ここで正常終了したら
(S309)、通常の入出金動作を終了する(S31
0)。一方、何らかの原因により異常が生じた場合はト
ラブル処理が行われる(S311)。
硬貨を、紙幣入金口121及び硬貨入金口131へ投入
すると、それぞれ識別されて該当する収納部へ分類収納
される。
幣処理機の構成図を示す。
1、POS入力部401、POS記憶部403等を備え
る。POS制御部111は、POS演算部402を含
む。POS入力部401は、商品の価格を入力するキ
ー、スキャナ等を備える。また、保守・運用のための入
力も行なうことができる。POS演算部402は、各種
演算を行う。POS記憶部403には、商品価格、従業
員データ、硬貨及び紙幣在高、合算在高等のデータが記
憶されている。
紙幣操作部407、残置キー408、紙幣表示部409
等を備える。紙幣処理部123は、紙幣入金制御部40
4、紙幣出金制御部405、及び紙幣回収制御部406
を含む。紙幣入金制御部404は、識別部124により
紙幣入金口121から投入された紙幣の金種を識別し、
第1及び第2環流スタッカ126及び127、回収カセ
ット125、又はリジェクトボックス128等により収
納制御をして入金動作を行なう。紙幣出金制御部405
は、投出すべき紙幣を、第1及び第2環流スタッカ12
6及び127等により繰り出し制御をして、紙幣出金口
122へ出金動作を行なう。紙幣回収制御部406は、
一日の営業終了時等のPOSレジスタ使用後に、残置額
以外の余剰金を紙幣入出金機から回収するための制御を
行い紙幣の回収動作をする。具体的には、例えば、所定
額の紙幣を第1及び第2の環流スタッカ126及び12
7から繰り出し、回収カセット125へ収納し、回収カ
セット取り出し用の扉15を開けて、その回収カセット
125内の紙幣を回収することができる。また、第1及
び第2環流スタッカ126及び127の繰り出し動作に
より、紙幣出金口122から投出することもできる。
えられており、一日の営業終了時のPOSレジスタ使用
後等に、貨幣を残置する必要があるときに操作される。
紙幣操作部407は、適宜必要に応じて、紙幣の回収又
は投出、メンテナンス等の命令を入力する。残置キー4
08は、必ずしも紙幣操作部407に備える必要はな
く、紙幣処理部123に直接設けたり、また、POSレ
ジスタ11に設ける等、適宜備えることができる。ま
た、POS入力部401、紙幣操作部407、又は後述
する硬貨操作部413等の所定のキー操作、コード入力
等により、残置キー408と同様の機能とさせることも
できる。紙幣表示部409は、紙幣在高値、収納紙幣デ
ータ、操作指示データ等の各種情報を表示する。
硬貨操作部413、硬貨表示部414等を備える。硬貨
処理部133は、硬貨入金制御部410、硬貨出金制御
部411、硬貨回収制御部412を含む。
11、及び硬貨回収制御部412は、金種別収納部13
6への投入硬貨の入金制御又は金種別収納部136から
の投出硬貨の出金制御等の動作を行う。硬貨操作部41
3は、適宜必要に応じて、硬貨の回収又は投出、メンテ
ナンス等の命令を入力する。硬貨表示部414は、収納
硬貨データ、操作指示データ等の各種情報を表示する。
123及び硬貨処理部133とそれぞれ別のラインで接
続されていても良いし、共通バスを介してパラレルに接
続されていても良い。
明に係る貨幣処理機による残置動作について、第1の実
施の態様を説明する。 (a)始業前 POSレジスタ11は、紙幣処理部123及び硬貨処理
部133による各残高データ又は残置データを参照し
て、POS演算部402により、紙幣及び硬貨の初期在
高を合算する(S510)。この合算値は、POS記憶
部403、POS制御部111又は紙幣処理部123内
の記憶装置等に記憶しておく。
及び硬貨を残置する際に、残置するための処理を指示す
る所定の操作をする(S520)。例えば、残置キー4
08を押す操作、又は、入力部401や紙幣操作部40
7によりパスワードを入力する操作等を行う。これによ
り、POS制御部111は、POS演算部402によ
り、ステップS510で求めた初期在高の合算値から、
硬貨処理部による硬貨の現在在高を差し引く演算を行う
(S530)。つぎに、差し引いた演算結果を用いて、
残置する紙幣の総額を求める。例えば、最小単位である
1,000円単位になるように、切り捨て、切り上げ、
又は四捨五入等の処理を行い、差し引いた演算結果を丸
める(S540)。ここで、必ずしも最小単位にかぎら
ず、5,000円、10,000円単位等適宜設定する
ことができる。このようにして、紙幣入出金機12で残
置する紙幣残置額を決定する(S550)。
引き、余剰金を求める。そして、紙幣処理部123は、
紙幣回収制御部406を制御して、紙幣残置額を紙幣入
出金機12内に残して、求めた余剰金を紙幣回収額とし
て、紙幣を回収できるようにする(S560)。例え
ば、紙幣回収額の紙幣を第1及び第2の環流スタッカ1
26及び127から繰り出し、回収カセット125へ収
納し、回収カセット取り出し用の扉15を開けて、その
回収カセット125内の紙幣を回収できるようにする。
また、第1及び第2環流スタッカ126及び127の繰
り出し動作により、紙幣出金口122から投出すること
もできる。
12には所定の額だけ残置されることになる。紙幣及び
硬貨を合算した残置額は、初期在高とほぼ同程度のもの
となる。
ローチャートによる動作を説明する。
0円、紙幣処理部123の初期在高150,000円、
これら初期合算額194,400円である。
おいて、硬貨処理部132の初期在高36,536円、
紙幣処理部122の初期在高986,000円とする。
よって、ステップS530によると、 初期合算値−硬貨現在在高=194,400円−36,536円 =157,864円 である。さらに、ステップS540により求めた値を丸
める場合、例えば、切り捨てを採用すると、157,0
00円になる。そこで、ステップ550で、この額が紙
幣入出金機に残置する紙幣残置額と決定される。
うに余剰金を演算する。 紙幣現在在高−紙幣残置額=986,000円−157,000円 =729,000円 ステップS560でこの余剰金を紙幣回収額として、7
29,000円を回収できるようにする。
残置状態の在高との差異は、−864円で、1,000
円未満に納まることとなる。
本願発明に係る貨幣処理機による残置動作について、第
2の実施の形態を説明する。これは、残置額を所定値に
適宜設定することができるようにしたものである。
後において、貨幣入出金機に紙幣及び硬貨を残置する際
には、残置キー408等により残置するための所定の操
作をする(S710)。次に、貨幣入出金機に残置する
額を設定する(S720)。例えば、所望の額を入力し
て残置額を設定することできる。具体的には、POSレ
ジスタ11のPOS入力部401又は紙幣入出金機12
の紙幣操作部407等から、キー、マウス等の入力手段
を用いて行うことができる。また、所定の記憶装置に残
置額設定テーブルを設けて、予め残置額設定値を記憶し
ておいても良い。さらに、設定された残置額を変更する
必要があるときにのみ、上述のように入力操作を行い残
置額を再設定するようにしても良い。残置額設定テーブ
ルとしては、POS記憶部403、紙幣処理部123や
硬貨処理部133内の記憶装置等を用いたり、適宜記憶
装置を別個に設けたりすることができる。
算部402により、設定された残置額から、硬貨処理部
133による硬貨の現在在高を差し引く演算を行う(S
730)。さらに、差し引いた演算結果を用いて、残置
する紙幣の総額を求める。例えば、1,000円単位に
なるように、切り捨て、切り上げ、又は四捨五入等の処
理を行い、差し引いた演算結果を丸める(S740)。
このようにして、紙幣入出金機で残置する紙幣残置額を
決定する(S750)。
を残して余剰金を回収できるようにすることにより(S
760)、硬貨入出金機及び紙幣入出金機には、設定し
た残置額とほぼ同額だけ残置されることになる。
残置動作の第3の実施の態様を説明する。これは、残置
額を日付、曜日、又は、月等により適宜設定することが
できるようにしたものである。
あたるもので、上述のような残置額設定テーブルには、
予め所定の日付、曜日、又は、月等により、複数種類の
残置額を適宜記憶しておく。そして、1日の営業終了時
等のPOSレジスタの使用後に、記憶された所定の残置
額に従って、紙幣回収を行い、残置状態とするものであ
る。例えば、土日に多数の客が利用する傾向にある場合
など、曜日毎に残置額が変化する必要があるときは、記
憶装置に一週間分の残置額設定テーブルを備えておくこ
とにより、残置額を必要に応じて変化させて運用するこ
とができる。
残置動作の第4の実施の態様を説明する。これは、上記
第1乃至第3の実施例を組み合わせたものであり、残置
額を使用前の初期在高と同様の額にする場合と所定値に
設定する場合とを、必要に応じ適宜選択できるようにし
たものである。
の初期在高と同様の額に設定するか又は所定値に設定す
るかの区別を示すフラグを設けておくことにより実施で
きる。その他、残置額設定記憶テーブルに「0」、「9
99999」等の所定値が記憶されていれば、残置額を
使用前の初期在高をもとに算出するように判断しても良
い。
OSレジスタ使用後において、残置操作を行うようにし
たが、この他にも、一日に限らず、午前、午後、昼間、
若しくは夜間等の所定期間使用後、休日前若しくは一定
日前等の所定時点、又は、POSレジスタ使用後に限ら
ず適宜残置操作を行いたいときに残置処理を実行するこ
とができる。
を想定し、最小単位の1000円以下の端数を適宜処理
しているが、硬貨放出動作もできるようにすれば、残置
額を正確に設定することができる。例えば、1000円
以上は紙幣で放出し、それ以下は硬貨で放出することも
可能である。
後、使用前等に、硬貨在高、紙幣在高、合算値、放出
額、残置額等を適宜プリントアウトすることもできる。
用後において、翌日等の次回の使用に備えるために、釣
銭準備金相当額等の所定額を自動的に残置することがで
きる。このため、日々の釣銭準備金作成作業が不要とな
り、硬貨の回収がなくなるので、数え直し等の次工程の
清算処理が容易になり、操作性の問題を解決することが
できる。また、人手を解さずに現金計数を行えるので、
現金管理上の問題を解決することができる。
硬貨の合計額が毎日ほぼ同額に、前日の在高又は使用前
初期在高から紙幣の所定単位(例えば、1000円)以
内の差額で残置することができ、日々の運用資金の平準
化を図ることができる。第2の実施の態様によると、設
定した所望の額とほぼ同額に、紙幣の所定単位(例え
ば、約1000円)以内の差額で、自動的に残置するこ
とができる。さらに、第3の実施の態様では、決算日、
決算月、休日前、曜日等の売上傾向の変化、釣銭準備金
必要額の変化等に柔軟に対処することができる。
ート。
処理機の構成図。
1の実施の態様のフローチャート。
説明図。
2の実施の態様のフローチャート。
Claims (8)
- 【請求項1】硬貨及び紙幣の入出金処理及び在高管理を
それぞれ行なう硬貨処理部及び紙幣処理部を有する貨幣
処理機において、 前記硬貨処理部及び前記紙幣処理部のそれぞれの初期在
高を合算した初期合算在高を記憶する記憶部と、紙幣 を所定量残して他の紙幣を回収する残置回収処理を
指示するための残置操作部と、 前記残置操作部により残置回収処理が指示されたとき
に、前記記憶部の前記初期合算在高から前記硬貨処理部
の現在在高を差し引き、その結果を紙幣の最小単位にな
るように端数を丸め、さらにその丸めた結果を紙幣処理
部の現在在高から差し引くことにより紙幣回収額を算出
する演算部と、硬貨を残置させたまま、 前記演算部が算出した前記紙幣
回収額相当の紙幣を回収するための制御を行なう回収制
御部とを備えた貨幣処理機。 - 【請求項2】硬貨及び紙幣の入出金処理及び在高管理を
それぞれ行なう硬貨処理部及び紙幣処理部を有する貨幣
処理機において、 所望の残置設定額を記憶する記憶部と、紙幣 を所定量残して他の紙幣を回収する残置回収処理を
指示するための残置操作部と、 前記残置操作部により残置回収処理が指示されたとき
に、前記記憶部の前記残置設定額から前記硬貨処理部の
現在在高を差し引き、その結果を紙幣の最小単位になる
ように端数を丸め、さらにその丸めた結果を紙幣処理部
の現在在高から差し引くことにより紙幣回収額を算出す
る演算部と、 前記演算部が算出した前記紙幣回収額相当の紙幣を回収
するための制御を行なう回収制御部とを備えた貨幣処理
機。 - 【請求項3】硬貨及び紙幣の入出金処理及び在高管理を
それぞれ行なう硬貨処理部及び紙幣処理部を有する貨幣
処理機において、 前記硬貨処理部及び前記紙幣処理部のそれぞれの初期在
高を合算した初期合算在高と、所望の残置設定額を記憶
する記憶部と、紙幣 を所定量残して他の紙幣を回収する残置回収処理を
指示するための残置操作部と、 前記残置操作部により残置回収処理が指示されたとき
に、前記記憶部の前記初期合算在高または前記残置設定
額から前記硬貨処理部の現在在高を差し引き、その結果
を紙幣の最小単位になるように端数を丸め、さらにその
丸めた結果を紙幣処理部の現在在高から差し引くことに
より紙幣回収額を算出する演算部と、 前記演算部が算出した前記紙幣回収額相当の紙幣を回収
するための制御を行なう回収制御部とを備えた貨幣処理
機。 - 【請求項4】前記残置操作部により貨幣の残置回収処理
を指示するときに、前記残置設定額を入力する入力部を
さらに備えたことを特徴とする請求項2または請求項3
に記載の貨幣処理機。 - 【請求項5】前記残置設定額が予め記憶されている残置
額設定テーブルをさらに備えたことをことを特徴とする
請求項2または請求項3に記載の貨幣処理機。 - 【請求項6】前記残置額設定テーブルにより、複数の残
置額を設定し、該複数の残置額のひとつを選択できるよ
うにしたことを特徴とする請求項5に記載の貨幣処理
機。 - 【請求項7】前記演算部で紙幣回収額を算出する際、前
記初期合算在高又は前記所望の残置設定額のどちらを採
用するかを設定した記憶装置をさらに備えたことを特徴
とする請求項3に記載の貨幣処理機。 - 【請求項8】前記回収制御部は、環流スタッカに収納さ
れた紙幣を繰り出して、回収スタッカへ収納することに
より、紙幣を回収するための制御を行うことを特徴とす
る請求項1から請求項7のいずれかに記載の貨幣処理
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32476495A JP3295291B2 (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 貨幣処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32476495A JP3295291B2 (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | 貨幣処理機 |
Publications (2)
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