JP5922055B2 - 両替配金システム、両替配金方法および両替配金制御装置 - Google Patents

両替配金システム、両替配金方法および両替配金制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5922055B2
JP5922055B2 JP2013060796A JP2013060796A JP5922055B2 JP 5922055 B2 JP5922055 B2 JP 5922055B2 JP 2013060796 A JP2013060796 A JP 2013060796A JP 2013060796 A JP2013060796 A JP 2013060796A JP 5922055 B2 JP5922055 B2 JP 5922055B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
withdrawal
deposit
machine
depositing
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013060796A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014186528A (ja
Inventor
忠文 集貝
忠文 集貝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Frontech Ltd
Original Assignee
Fujitsu Frontech Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Frontech Ltd filed Critical Fujitsu Frontech Ltd
Priority to JP2013060796A priority Critical patent/JP5922055B2/ja
Publication of JP2014186528A publication Critical patent/JP2014186528A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5922055B2 publication Critical patent/JP5922055B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

本発明はPOS(point of sale)端末での売上金および釣銭準備金の入出金を入出金機にて効率よく行うことができるようにした両替配金システム、両替配金方法および両替配金制御装置に関する。
百貨店などの大規模な店舗では、閉店時に各売場に備えられたPOS端末にて精算が行われ、そのときの売上金および翌営業日のための釣銭準備金の管理に入出金機が利用されている。すなわち、閉店時、POS端末から精算した売上金を入出金機に入金するとともに、釣銭に用いる両替金を入出金機から出金するという運用が一般に行われている。このとき、売上金を入金し、釣銭準備金の出金を行う入出金機は、店舗内に複数備えられていて、通常は、POS端末の設置売場に近い場所に設置されているものから自由に選択して利用されている。
なお、入出金機としては、店舗または警備会社が用意したものを使用したり、同じような機能を有するATM(Automated Teller Machine)装置が使用されたりしている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2012−78949号公報
しかしながら、入出金機は、紙幣および硬貨の収納枚数に限界があるので、複数のPOS端末からの売上金を集中して入金すると、紙幣または硬貨の収納庫が満杯となるフル状態になって入金できなくなるという問題点があった。
また、釣銭準備金についても、どの入出金機も必要な金種および枚数の貨幣を常に出金できる状態が確保されているとは限らないので、そのような状態にある入出金機に釣銭不足が発生するという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、POSシステムと入出金機とを連携させて店舗内の売上金と釣銭準備金を効率よく入出金することが可能な両替配金システム、両替配金方法および両替配金制御装置を提供することを目的とする。
本発明では上記の課題を解決するために、複数のPOS端末と、管理サーバと、複数の入出金機とを備えた両替配金システムにおいて、前記POS端末は、精算時に前記入出金機に入金予定のPOS出金額を作成するPOS出金額作成部と、精算時に釣銭残置額を作成する釣銭残置額作成部と、精算時に前記管理サーバから翌日釣銭額を出金できる前記入出金機がないと通知された場合に後で出金操作を行うときに必要な情報を印刷した出金レシートを発行する出金レシート発行部と、精算時に前記入出金機の貨幣格納状況に応じた前記管理サーバからのメッセージを表示するメッセージ表示部とを有し、前記管理サーバは、前記翌日釣銭額を前記POS端末毎に設定する釣銭準備額設定部と、前記POS端末の精算時に前記入出金機の在高を取得する入出金機在高取得部と、取得された前記入出金機の前記在高とあらかじめ設定された前記入出金機の収納可能な貨幣の枚数とから投入可能な空き容量を算出する入出金機投入可能枚数算出部と、前記POS端末から通知された前記POS出金額および前記釣銭残置額と前記釣銭準備額設定部にて設定された前記翌日釣銭額と取得された前記在高および前記空き容量とに基づき入金の可否判断をして入金が可能な前記入出金機を指示して前記POS端末へ通知する入金可能状態判断部と、前記釣銭準備額設定部で設定された前記翌日釣銭額と、前記POS端末から通知された前記釣銭残置額と、前記入出金機から取得された前記入出金機の前記在高とに基づき出金の可否判断を行い、出金可能な前記入出金機がない場合に出金レシートの発行および後で出金を行う前記入出金機を指示して前記POS端末へ通知する出金不足状態判断部とを有し、前記入出金機は、前記POS端末の精算時に前記管理サーバの要求に応じて前記在高を前記管理サーバに送信する入出金機在高送信部と、前記管理サーバから入出金の予約があったときに入出金予約の処理を実行する入出金予約部と、入出金または入金処理を受け付けたとき、前記入出金予約または入金予約との整合性を判断して入金および出金の処理または入金のみの処理を実施するとともに予約無しの場合は自機の現金がフル状態でなければ入金のみの処理を実施する入出金処理部と、前記出金レシートによる出金処理を受け付けて出金の処理を実施する出金処理部とを有する、ことを特徴とする両替配金システムが提供される。
また、本発明では、複数のPOS端末と、管理サーバと、複数の入出金機とをネットワークによって相互に接続し、前記POS端末が、精算処理にて得られた釣銭残置額とPOS出金額との精算データを前記管理サーバに送信し、前記管理サーバが、それぞれの前記入出金機の在高および空き容量を取得し、前記精算データに基づいて入出金または入金のみが可能な前記入出金機を算出して前記POS端末に通知するとともに入出金の予約をし、前記POS端末が、前記管理サーバからの通知によって指示された入出金または入金可能な前記入出金機への入出金の案内をするとともに出金不可の場合には出金レシートを発行し、指示された前記入出金機が、予約された前記POS端末からの入出金であることを確認して入出金処理、入金処理、または前記出金レシートによる出金処理を行う、ことを特徴とする両替配金方法が提供される。
さらに、本発明では、POS端末から精算時のデータを受けて入出金または入金可能な入出金機を前記POS端末に通知する両替配金制御装置において、翌日釣銭額を前記POS端末毎に設定する釣銭準備額設定部と、前記POS端末の精算時に前記入出金機の在高を取得する入出金機在高取得部と、取得された前記入出金機の前記在高とあらかじめ設定された前記入出金機の収納可能な貨幣の枚数とから投入可能な空き容量を算出する入出金機投入可能枚数算出部と、前記POS端末から通知されたPOS出金額および釣銭残置額と前記釣銭準備額設定部にて設定された前記翌日釣銭額と取得された前記在高および前記空き容量とに基づき入金の可否判断をして入金が可能な前記入出金機を指示して前記POS端末へ通知する入金可能状態判断部と、前記釣銭準備額設定部で設定された前記翌日釣銭額と、前記POS端末から通知された前記釣銭残置額と、前記入出金機から取得された前記入出金機の前記在高とに基づき出金の可否判断を行い、出金可能な前記入出金機がない場合に出金レシートの発行および後で出金を行う前記入出金機を指示して前記POS端末へ通知する出金不足状態判断部と、を備えていることを特徴とする両替配金制御装置が提供される。
上記構成の両替配金システム、両替配金方法および両替配金制御装置は、入出金可能な入出金機を指示するため、フル状態または釣銭不足となっている入出金機を利用してしまうことによるレジ担当者の負担を低減することができるという利点がある。
すべての入出金機の入金状態を平均化することができるので、特定の入出金機がフル状態または釣銭不足となる可能性を大幅に低減させることができるので、警送会社の出動回数が減り、警送料金を削減することができる。
本発明の実施の形態に係る両替配金システムを示すシステム構成図である。 両替配金システムの機能を示すブロック図である。 本実施の形態に用いるコンピュータのハードウェアの一構成例を示す図である。 POS端末の処理の例を示すフローチャートである。 精算時に作成されるデータの例を示す図であって、(A)は釣銭残置額の例を示し、(B)はPOS出金額(入金予定額)の例を示している。 画面表示例であって、(A)は入出金機指示画面、(B)は入金不可案内画面、(C)は出金不可案内画面を示している。 管理サーバの処理の例を示すフローチャートである。 釣銭準備額設定画面の例を示す図である。 入出金機の在高取得時のデータ例を示す図であって、(A)は取得した在高の例を示し、(B)は投入可能枚数の算出結果の例を示す。 入金可能か否かの判断に使用されるデータ例を示す図であって、(A)は投入可能枚数の算出結果の例を示し、(B)はPOS出金額の例を示している。 出金可能か否かの判断に使用されるデータ例を示す図であって、(A)は入出金機在高の例を示し、(B)は翌日釣銭額の例を示し、(C)は釣銭残置額の例を示している。 入出金機の処理の例を示すフローチャートである。 入出金機初期画面の例を示す図である。 入金予約をするときのデータ例を示す図であって、(A)はPOS出金額の例を示し、(B)は翌日釣銭額の例を示し、(C)は釣銭残置額の例を示している。 入金予約電文と入金予約電文(レシート発行)により追加予約したときの予約テーブルの値の例を示す図である。 入金操作時の画面例を示す図であって、(A)は入金受付画面の例を示し、(B)は入金予約有り入金画面の例を示し、(C)は入金予約有り出金画面の例を示し、(D)は入出金機操作完了画面の例を示し、(E)は入金予約無し入金画面の例を示し、(F)は入金予約無し入金完了画面の例を示し、(G)は入金不可通知画面の例を示している。 出金操作時の画面例を示す図であって、(A)は出金受付画面の例を示し、(B)は出金前確認画面の例を示し、(C)は出金操作完了画面の例を示し、(D)は出金不可通知画面の例を示している。
以下、本発明の実施の形態について、複数のPOS端末を有するPOSシステムと売上金および釣銭準備金の管理に複数の入出金機とが導入されている百貨店のような大規模な店舗に適用した場合を例に図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る両替配金システムを示すシステム構成図である。
両替配金システムは、複数のPOS端末1と、これらPOS端末1を集中管理してPOSシステムを構成する管理サーバ2と、複数の入出金機3とを備え、これらPOS端末1、管理サーバ2および入出金機3は、ネットワーク4によって相互に接続されている。
POS端末1は、店舗内の所定の会計場に設置され、バーコードの読み取りなどによる買上商品の登録、小計金額の計算、支払方法に応じた処理、釣銭の計算、レシート発行などを行う。好ましくは、POS端末1は、売上金の貨幣を投入すると釣銭を出す釣銭釣札機を備えたものとすることができ、これにより、精算時に端末に収納されている売上金の種別および枚数を把握することができる。また、POS端末1は、精算時の売上金の情報を管理サーバ2に通知し、管理サーバ2から入出金などが可能な入出金機3が通知または指示される。
管理サーバ2は、バックヤードに設置されていて、複数のPOS端末1からの情報を基にして、商品の在庫管理、POS端末1が精算したときに必要な釣銭準備額の設定などを行う。また、管理サーバ2は、POS端末1から精算時の情報が通知されたときに、複数の入出金機3の在高などの内部状態を照会し、入出金または入金のみが可能な入出金機3をPOS端末1に通知または指示する。
入出金機3は、通常の入出金操作処理に加え、管理サーバ2から在高要求があったときに入出金機在高を確認して管理サーバ2に通知し、管理サーバ2から入出金または入金予約があったときに入出金または入金予約をし、入出金または入金時には、入出金または入金予約との整合性判断などを行う。
以上の構成の両替配金システムによれば、POS端末1が精算処理すると、POS出金額と釣銭残置額との精算データを算出して管理サーバ2に送信し、精算データを受けた管理サーバ2では、それぞれの入出金機3の入出金機在高を要求する。在高要求を受けたすべての入出金機3は、入出金機在高を取得して管理サーバ2に返し、管理サーバ2は、入出金または入金のみが可能な入出金機3を判断し、POS端末1に通知するとともに、入金が可能であるが出金が不可の場合に入出金機3に予約テーブルを設定する。POS端末1は、入出金または入金のみが可能な入出金機3がある場合は、入出金または入金する入出金機3を指示し、入出金可能な入出金機3がない場合は、その旨を表示し、入金可能であるが出金が不可能な場合、出金レシートによる出金操作を指示する。そして、POS端末1において指示された入出金機3では、指示された入出金処理が実施される。
図2は両替配金システムの機能を示すブロック図である。
両替配金システムのPOS端末1は、POS出金額作成部11と、釣銭残置額作成部12と、出金レシート発行部13と、メッセージ表示部14とを備えている。
POS出金額作成部11は、POS端末1が持つ精算機能の精算データから入出金機3に入金する予定のPOS出金額を作成する。釣銭残置額作成部12は、POS端末1の釣銭釣札機に残しておく釣銭残置額、すなわち、釣銭釣札機に設定されている各金種の残置枚数に対して、POS端末1の釣銭釣札機に入っている各金種の残置可能な枚数より作成する。したがって、入金予定のPOS出金額は、POS端末1の釣銭釣札機に入っている貨幣の金額から作成した釣銭残置額を差し引いた金額となる。出金レシート発行部13は、入金可能な入出金機3が釣銭不足の場合に、入金をした入出金機3にて後で出金操作を実施するときに使用する出金レシートを発行する。メッセージ表示部14は、管理サーバ2から通知されたメッセージをPOS端末1のディスプレイに表示させる。
管理サーバ2は、釣銭準備額設定部21と、入出金機在高取得部22と、入出金機投入可能枚数算出部23と、入金可能状態判断部24と、出金不足状態判断部25とを備えている。釣銭準備額設定部21は、翌日の釣銭準備金として両替(出金)される釣銭準備額をPOS端末1毎に設定する。この設定は、釣銭として使用される紙幣および硬貨を金種別に枚数で設定する。入出金機在高取得部22は、POS端末1から精算データを受信したタイミングで、それぞれの入出金機3に要求してそれぞれの入出金機3の入出金機在高のデータを取得する。入出金機投入可能枚数算出部23は、入出金機3のフル状態における枚数と取得した入出金機3の入出金機在高のデータとに基づいてそれぞれの入出金機3に投入することができる紙幣および硬貨の枚数(空き容量)を算出する。入金可能状態判断部24は、すべての入出金機3に対して取得された入出金機在高と算出された投入可能枚数とに基づいて入金が可能か不可能かを判断する。出金不足状態判断部25は、釣銭準備額設定部21で設定された翌日釣銭額と、POS端末1から通知された釣銭残置額と、入出金機3から取得された入出金機在高とに基づいて出金可能か不可能かを判断する。入金可能状態判断部24および出金不足状態判断部25による判断結果は、POS端末1に通知される。
入出金機3は、入出金機在高送信部31と、入出金予約部32と、入出金処理部33と、出金処理部34とを備えている。入出金機在高送信部31は、管理サーバ2の入出金機在高取得部22からの要求に応じて入出金機3が持つ入出金機在高のデータを管理サーバ2へ送信する機能を有する。入出金予約部32は、管理サーバ2から入出金の予約があったときに入出金予約の処理を実行する。入出金処理部33は、入出金または入金処理を受け付けたときに、予約の有無、入金と出金とを実施することを表す予約の種別に応じて、予約有りの場合は予約との整合性を判断して入金および出金または入金のみの処理を実施するとともに、予約無しの場合は自機の現金がフル状態でなければ入金のみの処理を実施する。出金処理部34は、出金処理を受け付けたときに、予約の有無およびPOS端末1が発行した出金レシートの出金額の出金が可能か否か応じて出金の処理を実施する。
図3は本実施の形態に用いるコンピュータのハードウェアの一構成例を示す図である。ここでは、その一例として、POS端末1の場合について説明する。
コンピュータ40は、CPU(Central Processing Unit)41によってPOS端末1の全体が制御されている。CPU41には、バス48を介してRAM(Random Access Memory)42と複数の周辺機器が接続されている。
RAM42は、コンピュータ40の主記憶装置として使用される。RAM42には、CPU41に実行させるOS(Operating System)のプログラムや両替配金のためのアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM42には、CPU41による処理に必要な各種データが格納される。
バス48に接続されている周辺機器としては、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)43、グラフィック処理装置44、入力インタフェース45、機器接続インタフェース46、および通信インタフェース47がある。
HDD43は、内蔵したディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。HDD43は、コンピュータ40の二次記憶装置として使用される。HDD43には、OSのプログラム、両替配金やPOSレジスタのアプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、二次記憶装置としては、フラッシュメモリなどの半導体記憶装置を使用することもできる。
グラフィック処理装置44には、ディスプレイ51およびカスタマディスプレイ52が接続されている。グラフィック処理装置44は、CPU41からの命令に従って画像をディスプレイ51およびカスタマディスプレイ52の画面に表示させる。ディスプレイ51としては、液晶表示装置などが使用され、カスタマディスプレイ52としては、液晶表示装置、蛍光表示管を用いた装置などが使用されている。
入力インタフェース45には、キーボード53およびタッチパネル54が接続されている。入力インタフェース45は、キーボード53やタッチパネル54から送られてくる信号をCPU41に送信する。
機器接続インタフェース46は、バーコードスキャナ55、カードリーダ56、プリンタ57、および釣銭釣札機58が接続されている。バーコードスキャナ55は、買上商品に付されたバーコードを読み取り、そのデータをCPU41に送信する。カードリーダ56は、ポイントカード、クレジットカード、電子マネーカードなどの情報を読み取り、そのデータをCPU41に送信する。プリンタ57は、CPU41からの命令に従ってレシート、割引券などの発行や入出金機3での出金の際に使用される出金レシートを印刷する。釣銭釣札機58は、現金による会計時に預かり金を投入することによりCPU41が計算した釣銭を紙幣および硬貨の組み合わせで出力する。
通信インタフェース47は、ネットワーク4に接続されている。通信インタフェース47は、ネットワーク4を介して管理サーバ2のコンピュータまたは通信機器との間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態のPOS端末1での処理機能を実現することができる。このコンピュータ40のハードウェア構成は、管理サーバ2および入出金機3においても、接続される周辺機器が部分的に相違するだけで、同様のハードウェア構成とすることができる。
図4はPOS端末の処理の例を示すフローチャート、図5は精算時に作成されるデータの例を示す図であって、(A)は釣銭残置額の例を示し、(B)はPOS出金額(入金予定額)の例を示している。図6は画面表示例であって、(A)は入出金機指示画面、(B)は入金不可案内画面、(C)は出金不可案内画面を示している。
POS端末1において、CPU41は、閉店時に実施される精算処理が開始されたか否かを監視しており(ステップS1)、ディスプレイ51の精算キーが押下されることで精算処理が開始される。
次に、CPU41は、POS端末1の釣銭残置額を作成する(ステップS2)。釣銭残置額は、釣銭釣札機58に設定されている各金種の残置枚数に対して、釣銭釣札機58に入っている各金種の残置可能な枚数より作成される。この釣銭残置額のデータは、図5の(A)に示したように、POS番号と、金種別の貨幣の枚数とを有している。
次に、CPU41は、POS出金額を作成する(ステップS3)。POS出金額は、POS機能の精算データを利用して作成される入金予定額である。このPOS出金額のデータにおいても、図5の(B)に示したように、POS番号と、金種別の貨幣の枚数とを有している。
次に、CPU41は、作成された釣銭残置額およびPOS出金額のデータを管理サーバ2に送信する(ステップS4)。釣銭残置額およびPOS出金額のデータを含む電文を管理サーバ2に送信した後は、管理サーバ2からの画面表示指示に関する応答を待つ(ステップS5)。
管理サーバ2から画面表示指示を受けたとき、その応答電文には、POS番号、入出金機番号、表示メッセージなどを含んでいる。CPU41は、応答電文を解析し、入金可能な入出金機の指示があるか否かを判断し(ステップS6)、入金可能な入出金機の指示がある場合には、出金不可の入出金機の指示があるか否かを判断する(ステップS7)。ここで、出金不可の入出金機の指示がなければ、CPU41は、図6の(A)に示すような入出金機指示画面を表示する(ステップS8)。
ステップS6において、すべての入出金機3がフル状態または障害が発生している場合のように、入金可能な入出金機の指示がないときには、CPU41は、図6の(B)に示すような入金不可案内画面を表示する(ステップS9)。
また、ステップS7において、入金可能な入出金機が釣銭不足などにより、出金可能な入出金機の指示がないときには、CPU41は、図6の(C)に示すような出金不可案内画面を表示する(ステップS10)。この場合、出金不可案内画面には、後で出金する入出金機3の指示および出金レシートによる出金操作案内のメッセージが出力される。
図7は管理サーバの処理の例を示すフローチャート、図8は釣銭準備額設定画面の例を示す図である。図9は入出金機の在高取得時のデータ例を示す図であって、(A)は取得した在高の例を示し、(B)は投入可能枚数の算出結果の例を示す。図10は入金可能か否かの判断に使用されるデータ例を示す図であって、(A)は投入可能枚数の算出結果の例を示し、(B)はPOS出金額の例を示している。図11は出金可能か否かの判断に使用されるデータ例を示す図であって、(A)は入出金機在高の例を示し、(B)は翌日釣銭額の例を示し、(C)は釣銭残置額の例を示している。
管理サーバ2が両替配金制御装置として動作するとき、管理サーバ2を構成する図示しないコンピュータのCPUは、まず、釣銭準備額が設定済みか否かをチェックする(ステップS11)。ここで、釣銭準備額を設定していないPOS端末1があれば、CPUは、釣銭準備額の設定をする(ステップS12)。釣銭準備額は、翌日(翌営業日)の釣銭としてあらかじめ準備しておくものであり、図8に示したように、POS端末1毎に金種別の枚数が設定可能になっている。この釣銭準備額の設定は、設定していないPOS端末1がなくなるまで繰り返される。
次に、CPUは、POS端末1の何れかからPOS精算データ電文の受信を待つ(ステップS13)。POS精算データは、図5に示した釣銭残置額およびPOS出金額(入金予定額)のことである。
次に、CPUは、あらかじめ設定してある入出金機3の台数を変数Nに代入し(ステップS14)、N台分の以下の処理が完了したかを判断する(ステップS15)。ここで、処理としては、まず、CPUがa(a=1〜N)号機に在高要求電文を送信し(ステップS16)、a号機の在高を受信し(ステップS17)、a号機の投入可能な枚数を算出する(ステップS18)。a号機に在高を要求するときは、要求先の入出金機3がa号機であることを指定し、要求種別をONにした電文を送信する。a号機からの応答電文には、図9の(A)に示すような入出金機3の在高のデータを含んでおり、この在高のデータを基に投入可能な枚数を算出する。このとき、それぞれの入出金機3についてフル状態となる枚数があらかじめ設定されているので、投入可能な枚数は、そのフル状態の枚数から在高を減算することで図9の(B)に示すような入出金機空き容量として算出される。図9の例では、入出金機3のフル枚数を、全金種でそれぞれ100枚に設定してある場合について示してあり、したがって、入出金機空き容量では、各金種において、100と在高との差の値になっている。
N台分の投入可能な枚数が算出されると、次に、CPUは、N台分の処理が完了したかを判断する(ステップS19)。N台分の処理が完了していない場合、CPUは、a(a=1〜N)号機が入金可能か否かの判断をする(ステップS20)。この入金可能か否かの判断は、ステップS18で算出された投入可能枚数(入出金機空き容量)とPOS端末1から通知されたPOS出金額(入金予定額)とを比較することによって判断することができる。図10に示したデータ例では、(A)の投入可能枚数と(B)のPOS出金額(入金予定額)の枚数とを金種別に比較すると、投入可能枚数よりもPOS出金額の枚数が上回っているので、この場合、a号機は入金不可と判断され、処理はステップS19に戻る。
ステップS20において、a号機が入金可能と判断されると、CPUは、a号機が出金可能か否かの判断をする(ステップS21)。この出金可能か否かの判断は、入出金機在高と、翌日釣銭額と、釣銭残置額とに基づいて実施される。すなわち、釣銭準備額として設定された図11の(B)に示す翌日釣銭額とPOS端末1から通知された図11の(C)に示す釣銭残置額との差と、図11の(A)に示す入出金機在高とを比較することにより行われる。ここで、翌日釣銭額と釣銭残置額との差(出金したい額)が入出金機在高を上回っていれば、a号機は出金できないので、処理はステップS19に戻る。
ステップS21において、図11に示した例のように、出金したい額が入出金機在高を下回っていて、a号機が出金可能と判断されると、CPUは、a号機への投入指示と画面表示の電文をPOS端末1へ送信する(ステップS22)。ここで送信される画面表示の電文は、図6の(A)に示されるようなメッセージとなる。次に、CPUは、入出金可能と判断された入出金機3に入金予約電文を送信し(ステップS23)、その後、CPUは、処理をステップS13に戻す。
ステップS19において、すべての入出金機について入金可能判断および出金可能判断が完了すると、CPUは、すべての入出金機3が入金不可であるか否かを判断する(ステップS24)。ここで、すべての入出金機3が入金不可である場合、CPUは、投入可能な入出金機無しの画面表示電文をPOS端末1へ送信する(ステップS25)。ここで送信される画面表示の電文は、図6の(B)に示されるようなメッセージとなる。その後、CPUは、処理をステップS13に戻す。
ステップS24において、入金は可能であるが出金不可の入出金機3がある場合、CPUは、出金不足のため、後から出金する指示の画面表示電文をPOS端末1へ送信する(ステップS26)。ここで送信される画面表示の電文は、図6の(C)に示されるようなメッセージとなる。次に、CPUは、入金は可能であるが出金不可の入出金機3に入金予約電文(レシート発行)を送信し(ステップS27)、処理をステップS13に戻す。入金予約電文(レシート発行)のフォーマットは、POS出金額(入金予定額)、翌日釣銭額から釣銭残置額を減算した金額、および出金レシートにバーコード印字される出金レシートの発行順の番号である出金Noとすることができる。
図12は入出金機の処理の例を示すフローチャート、図13は入出金機初期画面の例を示す図である。図14は入金予約をするときのデータ例を示す図であって、(A)はPOS出金額の例を示し、(B)は翌日釣銭額の例を示し、(C)は釣銭残置額の例を示している。図15は入金予約電文と入金予約電文(レシート発行)により追加予約したときの予約テーブルの値の例を示す図である。図16は入金操作時の画面例を示す図であって、(A)は入金受付画面の例を示し、(B)は入金予約有り入金画面の例を示し、(C)は入金予約有り出金画面の例を示し、(D)は入出金機操作完了画面の例を示し、(E)は入金予約無し入金画面の例を示し、(F)は入金予約無し入金完了画面の例を示し、(G)は入金不可通知画面の例を示している。図17は出金操作時の画面例を示す図であって、(A)は出金受付画面の例を示し、(B)は出金前確認画面の例を示し、(C)は出金操作完了画面の例を示し、(D)は出金不可通知画面の例を示している。
入出金機3が起動されると、入出金機3を構成する図示しないコンピュータのCPUは、まず、図13に示すような入出金機初期画面を表示し、操作入力待ちとなる(ステップS31)。入出金機初期画面は、図13の例では、入金ボタンと出金ボタンとを有している。
次に、CPUは、管理サーバ2から入出金機在高要求電文を受信したか否かを判断し(ステップS32)、入出金機在高要求電文を受信した場合には、当該入出金機における図11の(A)に示した入出金機在高のデータを管理サーバ2へ送信する(ステップS33)。
ステップS32において、入出金機在高要求電文の受信がないとき、またはステップS33の処理が終了したとき、CPUは、入金予約電文を受信したか否かを判断する(ステップS34)。ここで、入金予約電文を受信した場合、CPUは、POS端末からの入金予約を行う(ステップS35)。すなわち、CPUは、図7のステップS23において管理サーバ2から送信された入金予約電文のデータ(図14の(A)、(B)および(C)に示すデータ)に基づいて図15に示す予約テーブルに必要なデータを設定していく。予約テーブルは、入出金機を識別する番号、POS番号、入金額、出金額、出金Noおよび種別の欄を有し、入金額および出金額の欄では、それぞれ金種別に設定できるようにしている。この入金予約の処理において、入出金機の欄には、当該入出金機に割り当てられた識別番号が入力され、POS番号の欄には、入金予約電文のデータに含まれるPOS番号が入力される。入金額の欄は、図14の(A)に示すPOS出金額(入金予約額)が入力され、出金額の欄には、図14の(B)に示す翌日釣銭額から図14の(C)に示す釣銭残置額を差し引いた金額が入力される。なお、出金Noの欄は、出金レシートの発行時に印刷されたバーコード印字内容であり、出金レシートによる出金時に、この出金Noをキーとして出金する。また、種別の欄は、’01’が入金+出金、’02’が入金のみ、’03’が出金レシート対応を意味しているとする。予約テーブルの図示の例では、POS番号が’1’のレコードについては、出金レシートによる出金は行わないので、出金Noの欄には、何も入力されず、種別の欄には、入金と出金を予約しているので、’01’が入力されている。
ステップS34において、入金予約電文の受信がないとき、またはステップS35の処理が終了したとき、CPUは、入金予約電文(レシート発行)を受信したか否かを判断する(ステップS36)。ここで、入金予約電文(レシート発行)を受信した場合、CPUは、POS端末からの入金予約を行う(ステップS37)。この入金予約では、CPUは、図7のステップS26において管理サーバ2から送信された入金予約電文(レシート発行)のデータに基づいて図15に示す予約テーブルに必要なデータを設定していく。なお、図示の例では、POS番号が’2’の場合について示している。
すなわち、予約テーブルの2行目のレコードには、入出金機の欄に当該入出金機に割り当てられた識別番号が入力され、POS番号の欄には、入金予約電文(レシート発行)のデータに含まれるPOS番号が入力される。入金額の欄は、管理サーバ2から送信されたPOS出金額(入金予約額)が入力され、出金額の欄には、釣銭不足のために出金できないので、’0’の値が入力される。また、出金Noの欄には、何も入力されず、種別の欄には、入金のみを表す’02’が入力される。
さらに、予約テーブルの3行目のレコードには、入出金機の欄に当該入出金機に割り当てられた識別番号が入力され、POS番号の欄には、入金予約電文(レシート発行)のデータに含まれるPOS番号が入力される。入金額の欄は、入金されるものがないので、’0’の値が入力され、出金額の欄に入金予約電文(レシート発行)に含まれる出金レシート印刷額が入力され。また、出金Noの欄には、図示の例では、’001’が入力され、種別の欄には、出金レシート対応を表す’03’が入力される。
次に、CPUは、レジ担当者による入出金機操作を判断し(ステップS38)、操作がない場合は、ステップS31に戻る。
ここで、図13に示した入出金機初期画面において、入金ボタンの押下があった場合、CPUは、図16の(A)に示す入金受付画面を表示し、入金カードNo(=POS番号)の読み込みを行う(ステップS39)。
次に、CPUは、読み取った入金カードNoと同じ番号が予約テーブルのPOS番号の欄にあるか否かを判断し(ステップS40)、入金カードNoに一致するPOS番号がある場合、図16の(B)に示す入金予約有り入金画面を表示する。ここで、入金予約有り入金画面の案内に従って入金操作が実施されると(ステップS41)、CPUは、予約テーブルの種別が入金のみを表す’02’か否かを判断する(ステップS42)。予約テーブルの種別が’02’であれば、この入金操作は終了し、処理は、ステップS31に戻る。予約テーブルの種別が’02’でなければ、CPUは、図16の(C)に示す入金予約有り出金画面を表示し、出金操作が実施される(ステップS43)。この出金操作が完了すると、CPUは、図16の(D)に示す入出金機操作完了画面を表示し、明細レシートを発行して処理をステップS31に戻す。
ステップS40において、入金カードNoに一致するPOS番号がない場合、CPUは、予約無しの入金と判断し、自機の現金がフル状態か否かを判断する(ステップS44)。フル状態でなければ、CPUは、図16の(E)に示す入金予約無し入金画面を表示し、入金操作のみが実施され(ステップS45)、入金操作完了後に、図16の(F)に示す入金予約無し入金完了画面を表示し、明細レシートを発行して処理をステップS31に戻す。ステップS44において、自機がフル状態であれば、CPUは、入金不可と判断し(ステップS46)、図16の(G)に示す入金不可通知画面を表示して処理をステップS31に戻す。
次に、図13に示した入出金機初期画面において、出金ボタンの押下があった場合、CPUは、図17の(A)に示す出金受付画面を表示し、出金レシートのバーコード読み込みを行う(ステップS47)。
次に、CPUは、出金レシートから読み取った出金Noの番号と予約テーブルの出金Noの番号とが一致するか否かを判断し(ステップS48)、出金が可能か否かを判断する(ステップS49)。すなわち、CPUは、入出金機の現金在高から予約テーブルの出金予定を減算し、その金額で出金レシートの出金額の出金が可能か否かを判断している。これにより、出金を予定している現金が確保されることになる。ここで、出金が可能と判断された場合、CPUは、図17の(B)に示す出金前確認画面を表示し、出金操作が実施され(ステップS50)。出金操作が完了すると、図17の(C)に示す出金操作完了画面を表示し、明細レシートを発行して処理をステップS31に戻す。ステップS49において、出金可能でないと判断された場合、CPUは、図17の(D)に示す出金不可通知画面を表示し、現金不足により出金できないことを通知して(ステップS51)、処理をステップS31に戻す。
1 POS端末
2 管理サーバ
3 入出金機
4 ネットワーク
11 POS出金額作成部
12 釣銭残置額作成部
13 出金レシート発行部
14 メッセージ表示部
21 釣銭準備額設定部
22 入出金機在高取得部
23 入出金機投入可能枚数算出部
24 入金可能状態判断部
25 出金不足状態判断部
31 入出金機在高送信部
32 入出金予約部
33 入出金処理部
34 出金処理部
40 コンピュータ
41 CPU
42 RAM
43 HDD
44 グラフィック処理装置
45 入力インタフェース
46 機器接続インタフェース
47 通信インタフェース
48 バス
51 ディスプレイ
52 カスタマディスプレイ
53 キーボード
54 タッチパネル
55 バーコードスキャナ
56 カードリーダ
57 プリンタ
58 釣銭釣札機

Claims (8)

  1. 複数のPOS端末と、管理サーバと、複数の入出金機とを備えた両替配金システムにおいて、
    前記POS端末は、
    精算時に前記入出金機に入金予定のPOS出金額を作成するPOS出金額作成部と、
    精算時に釣銭残置額を作成する釣銭残置額作成部と、
    精算時に前記管理サーバから翌日釣銭額を出金できる前記入出金機がないと通知された場合に後で出金操作を行うときに必要な情報を印刷した出金レシートを発行する出金レシート発行部と、
    精算時に前記入出金機の貨幣格納状況に応じた前記管理サーバからのメッセージを表示するメッセージ表示部とを有し、
    前記管理サーバは、
    前記翌日釣銭額を前記POS端末毎に設定する釣銭準備額設定部と、
    前記POS端末の精算時に前記入出金機の在高を取得する入出金機在高取得部と、
    取得された前記入出金機の前記在高とあらかじめ設定された前記入出金機の収納可能な貨幣の枚数とから投入可能な空き容量を算出する入出金機投入可能枚数算出部と、
    前記POS端末から通知された前記POS出金額および前記釣銭残置額と前記釣銭準備額設定部にて設定された前記翌日釣銭額と取得された前記在高および前記空き容量とに基づき入金の可否判断をして入金が可能な前記入出金機を指示して前記POS端末へ通知する入金可能状態判断部と、
    前記釣銭準備額設定部で設定された前記翌日釣銭額と、前記POS端末から通知された前記釣銭残置額と、前記入出金機から取得された前記入出金機の前記在高とに基づき出金の可否判断を行い、出金可能な前記入出金機がない場合に出金レシートの発行および後で出金を行う前記入出金機を指示して前記POS端末へ通知する出金不足状態判断部とを有し、
    前記入出金機は、
    前記POS端末の精算時に前記管理サーバの要求に応じて前記在高を前記管理サーバに送信する入出金機在高送信部と、
    前記管理サーバから入出金の予約があったときに入出金予約の処理を実行する入出金予約部と、
    入出金または入金処理を受け付けたとき、前記入出金予約または入金予約との整合性を判断して入金および出金の処理または入金のみの処理を実施するとともに予約無しの場合は自機の現金がフル状態でなければ入金のみの処理を実施する入出金処理部と、
    前記出金レシートによる出金処理を受け付けて出金の処理を実施する出金処理部とを有する、
    ことを特徴とする両替配金システム。
  2. 複数のPOS端末と、管理サーバと、複数の入出金機とをネットワークによって相互に接続し、
    前記POS端末が、精算処理にて得られた釣銭残置額とPOS出金額との精算データを前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバが、それぞれの前記入出金機の在高および空き容量を取得し、前記精算データに基づいて入出金または入金のみが可能な前記入出金機を算出して前記POS端末に通知するとともに入出金の予約をし、
    前記POS端末が、前記管理サーバからの通知によって指示された入出金または入金可能な前記入出金機への入出金の案内をするとともに出金不可の場合には出金レシートを発行し、
    指示された前記入出金機が、予約された前記POS端末からの入出金であることを確認して入出金処理、入金処理、または前記出金レシートによる出金処理を行う、
    ことを特徴とする両替配金方法。
  3. POS端末から精算時のデータを受けて入出金または入金可能な入出金機を前記POS端末に通知する両替配金制御装置において、
    翌日釣銭額を前記POS端末毎に設定する釣銭準備額設定部と、
    前記POS端末の精算時に前記入出金機の在高を取得する入出金機在高取得部と、
    取得された前記入出金機の前記在高とあらかじめ設定された前記入出金機の収納可能な貨幣の枚数とから投入可能な空き容量を算出する入出金機投入可能枚数算出部と、
    前記POS端末から通知されたPOS出金額および釣銭残置額と前記釣銭準備額設定部にて設定された前記翌日釣銭額と取得された前記在高および前記空き容量とに基づき入金の可否判断をして入金が可能な前記入出金機を指示して前記POS端末へ通知する入金可能状態判断部と、
    前記釣銭準備額設定部で設定された前記翌日釣銭額と、前記POS端末から通知された前記釣銭残置額と、前記入出金機から取得された前記入出金機の前記在高とに基づき出金の可否判断を行い、出金可能な前記入出金機がない場合に出金レシートの発行および後で出金を行う前記入出金機を指示して前記POS端末へ通知する出金不足状態判断部と、
    を備えていることを特徴とする両替配金制御装置。
  4. 前記入出金機在高取得部は、前記POS端末から前記釣銭残置額および前記POS出金額の精算データを受信したときにすべての前記入出金機に対して在高要求電文を送信することにより前記在高を取得することを特徴とする請求項3記載の両替配金制御装置。
  5. 前記入金可能状態判断部は、前記POS出金額と前記空き容量とを比較し入金可能な前記入出金機を判断し、入金可能な前記入出金機から前記翌日釣銭額と前記釣銭残置額との差を前記在高と比較して出金可能な前記入出金機を判断し、出金可能な前記入出金機を、入出金を行う前記入出金機に指示して前記POS端末へ通知することを特徴とする請求項3記載の両替配金制御装置。
  6. 前記入金可能状態判断部は、出金可能な前記入出金機がない場合に、すべての前記入出金機が入金不可であるか否かを判断し、すべての前記入出金機が入金不可のときに入出金可能な前記入出金機がないことを前記POS端末へ通知することを特徴とする請求項5記載の両替配金制御装置。
  7. 前記出金不足状態判断部は、前記入金可能状態判断部が前記入出金機の中に出金可能なものはないが入金可能なものがあると判断したとき、前記出金レシートによる出金を入可能な前記入出金機に指示し、指示した前記入出金機を前記POS端末へ通知することを特徴とする請求項6記載の両替配金制御装置。
  8. 前記POS端末への通知は、前記POS端末のディスプレイに表示するメッセージとしたことを特徴とする請求項5ないし7の何れかに記載の両替配金制御装置。
JP2013060796A 2013-03-22 2013-03-22 両替配金システム、両替配金方法および両替配金制御装置 Expired - Fee Related JP5922055B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013060796A JP5922055B2 (ja) 2013-03-22 2013-03-22 両替配金システム、両替配金方法および両替配金制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013060796A JP5922055B2 (ja) 2013-03-22 2013-03-22 両替配金システム、両替配金方法および両替配金制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014186528A JP2014186528A (ja) 2014-10-02
JP5922055B2 true JP5922055B2 (ja) 2016-05-24

Family

ID=51834044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013060796A Expired - Fee Related JP5922055B2 (ja) 2013-03-22 2013-03-22 両替配金システム、両替配金方法および両替配金制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5922055B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA3051597C (en) 2017-02-17 2023-02-14 Fujitsu Frontech Limited Pos system and payment method

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07129859A (ja) * 1993-11-04 1995-05-19 Hitachi Ltd 自動釣銭準備金作成システム
JP3295291B2 (ja) * 1995-12-13 2002-06-24 グローリー工業株式会社 貨幣処理機
JP4452109B2 (ja) * 2004-03-18 2010-04-21 グローリー株式会社 資金管理システム及び資金管理方法
JP4485884B2 (ja) * 2004-09-08 2010-06-23 ローレルバンクマシン株式会社 入金システム
JP4863717B2 (ja) * 2006-01-12 2012-01-25 株式会社りそなホールディングス 制御方法及び装置
JP5308882B2 (ja) * 2009-03-17 2013-10-09 ローレルバンクマシン株式会社 両替処理管理システム
JP5330045B2 (ja) * 2009-03-23 2013-10-30 富士通フロンテック株式会社 現金機、現金機の制御方法
JP2012063936A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Glory Ltd 貨幣処理システム、入金機、及び貨幣処理方法
JP5606944B2 (ja) * 2011-01-31 2014-10-15 富士通フロンテック株式会社 入金機案内システムおよび入金機予約案内システム
JP5095868B2 (ja) * 2012-02-07 2012-12-12 グローリー株式会社 貨幣管理システム、および、貨幣管理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014186528A (ja) 2014-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014086032A (ja) Posシステム
JP6851657B2 (ja) Posシステム、監視装置、プログラム及び監視方法
JP2016091485A (ja) 貨幣管理システム及び貨幣管理方法
JP2014170421A (ja) 貨幣管理システム及び貨幣管理方法
JP4452109B2 (ja) 資金管理システム及び資金管理方法
JP5550324B2 (ja) 自動取引装置及びその手数料表示方法
JP2023175921A (ja) 金銭収受装置、決済装置及び制御プログラム
JP7048203B2 (ja) デビット決済システム及びデビット決済方法
JP7441542B2 (ja) 商品販売データ処理装置、商品販売データ処理システム、及びプログラム
JP5922055B2 (ja) 両替配金システム、両替配金方法および両替配金制御装置
WO2019181426A1 (ja) 顧客誘導装置、現金払出システム、顧客誘導方法およびプログラム
JP5230169B2 (ja) 現金管理システムおよび自動釣銭機
JP6741086B2 (ja) 会計システム、販売データ処理装置、プログラム及び販売データ処理方法
JP5859243B2 (ja) 貨幣処理機、貨幣処理システムおよび貨幣処理方法
WO2019198737A1 (ja) 取引システム、取引処理装置、貨幣処理装置及び取引方法
JP5490583B2 (ja) 貨幣処理装置
JP2021135601A (ja) 会計装置、およびプログラム
JP2008242784A (ja) 自動取引装置及び自動取引システム
JP5529993B2 (ja) 現金管理システム
WO2020166508A1 (ja) 取引処理システム及び取引処理方法
JP7315989B2 (ja) 商品販売データ処理システム、及びプログラム
JP2009070151A (ja) 金券処理装置
JP2018081579A (ja) 金銭収受装置、決済装置及び制御プログラム
JP2019117606A (ja) 商品販売データ処理システム
JP2019117607A (ja) 入出金管理装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5922055

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees