JP3295032B2 - ホイール用軽量化ディスクの製造方法 - Google Patents

ホイール用軽量化ディスクの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホイール用軽量化
ディスクの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車ホイール用ディスクの一般
的な製造工程を図に示す。図に示すように、ディス
クは、平板11からブランク12を打ち抜き、平板ブラ
ンク12を作製している。ブランク12からのディスク
13への加工は、少なくとも1工程(実際は4〜5工
程)からなるプレスによる絞り加工である。プレス加工
によって生じる増減肉のため、ディスク13には平板素
材11またはブランク12に比較して厚い部分および薄
い部分が発生する。たとえば、図に示すように、絞り
加工の曲率半径の小さい部位Bは薄くなり、絞り込まれ
て素材時より径で縮小される部位A(フランジ部13
a)は厚くなる。実際のディスクを実測した結果では、
フランジ部の長いものでは、フランジ部のホイール軸方
向内側先端での板厚は素材の板厚に比べ1.5倍にも厚
肉化するものもある。この厚肉化は、プレス絞りの際、
素材外周部の最良は拡縮率(D1 /D2 )分逃げ場を失
い、加工後の板厚を増加させることで逃げ場を失った分
の肉を吸収するため、生じる。さらに、フランジ部13
aのホイール軸方向内側端縁14は、素材時の弧12a
がディスク成形後に形成する一般部14aと、素材時の
辺12bがディスク成形後に形成する湾曲部(ベンチレ
ーション部ともいう)14bと、からなるが、ベンチレ
ーション部14bは増肉が他の部分に比べて著しく、と
くにベンチレーション部14bの中心部15は大幅に太
る。これは、ベンチレーション部に対応する部分のフラ
ンジ部のホイール軸方向長さは一般部に対応する部分の
フランジ部のホイール軸方向長さに比べてかなり短くな
り、絞り加工時の径縮小力に対する抵抗が一般部に比べ
てベンチレーション部が弱く、周辺部の肉がベンチレー
ション部に流れ込み、その結果生じる増肉である。とく
に、センター部分は大幅に太る。これらのことは、プレ
ス加工の特性上当然のこととして従来受け止められてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のホイー
ル用ディスクには、つぎの問題があった。すなわち、デ
ィスクフランジ部は、他の部位に比較して、その発生応
力および応力振幅が非常に小さい。また、各種強度評価
や市場実績でもフランジ部の破損実績は皆無といってよ
い。したがって、フランジ部の板厚は他の部位より相当
薄くしても、強度上、実用上、問題ないといえる。それ
にもかかわらず、従来ディスクは、フランジ部およびベ
ンチレーション部が、絞り成形時に厚くなっているの
で、部分的に不要に厚過ぎ、重量アップ、コストアップ
を招いている。本発明の目的は、薄肉化可能な部分を薄
肉化することにより軽量化をはかったホイール用軽量化
ディスクとその製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明はつぎの通りである。 (ほぼ正方形の平板の4つの角部を該正方形の一
辺の長さより大きな径で切断して平板状のディスク素材
を得る工程と、前記平板状のディスク素材を絞り加工し
て、フランジ部を有し該フランジ部のホイール軸方向
内側端縁に、ホイール軸芯と直交する平面内でホイール
周方向に延びる4つの一般部と、隣り合う一般部の間に
位置し前記一般部が位置する平面からホイール軸方向外
側に湾曲する4つのベンチレーション部を有する、ディ
スクを製作する少なくとも1回の絞り工程と、前記少な
くとも1回の絞り工程の何れかの絞り工程と同時にまた
はそれより後に、前記フランジ部を、該フランジ部が前
記一般部において前記ディスク素材の板厚の90%以下
の板厚を有するように、内型と該内型に対して上下動さ
れる単一の絞りリングからなる外型とによるプレス絞り
加工により、しごき加工するしごき工程と、からなるホ
イール用軽量化ディスクの製造方法。 () 前記しごき加工を、内型と外型間のディスクフ
ランジ部に対応する位置でのギャップが前記ディスク素
材の板厚の90%以下に設定されている内型と外型を用
いて行う()記載のホイール用軽量化ディスクの製造
方法。 () 前記しごき工程では、前記ベンチレーション部
を、前記ベンチレーション部が少なくともベンチレーシ
ョン中心部の軸方向先端において前記一般部の板厚以下
でかつ前記ディスク素材の板厚の100%以下の板厚を
有するように、しごく()記載のホイール用軽量化デ
ィスクの製造方法。
【0005】上記(1)〜(3)の方法では、フランジ
部をその端縁のうち少なくとも一般部においてディスク
素材の板厚の90%以下の板厚を有するように、しごき
加工するので、従来不要に厚過ぎたフランジ部を、強度
上問題を生じることなく薄肉化でき、ディスクの軽量化
に寄与できる。また、しごきにより、不要な肉を利用し
てフランジ部の軸方向長さを伸長できるので、ディスク
素材の一辺の長さを短くすることができ、材料歩留りを
向上でき、ディスク材料費を低減できる。また、ディス
ク外周部をしごき薄肉化することは、ディスクフランジ
形状が一定に保持され、精度不良の原因となるディスク
フランジの反りや周方向凹凸が少なくなり、リム組付後
の振れ精度の向上、およびリムとディスクの結合部の強
度向上がはかられる。上記(3)の方法では、ベンチレ
ーション部の板厚が、一般部の板厚以下でかつディスク
素材の板厚の100%以下の板厚を有しているので、フ
ランジ部の軸方向長さがベンチレーション部でさらに伸
長し、角を弧状に切断された正方形のディスク素材の一
辺の長さをさらに短くすることができ、さらに材料歩留
りを向上でき、ディスク材料費を低減できる
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図は本発明の実施例
(ディスクフランジ部がベンチレーション部を有する場
合)のホイール用軽量化ディスクとその製造方法を示
ている
【0007】発明実施例のホイール用軽量化ディスク
3は、平板状のディスク素材2の絞り成形体からなる。
ホイール用軽量化ディスク3は、ディスク外周部に位置
しディスク軸芯とほぼ平行に延びるフランジ部3aと、
ディスク中央部に位置しディスク軸芯とほぼ直交方向に
延びるハブ部3cと、フランジ部3aとハブ部3cと連
結するハット部3bとを有する。フランジ部3aはホイ
ール軸方向内側端縁4を有している。フランジ部のホイ
ール軸方向内側端縁4は、その少なくとも一部に、ホイ
ール軸芯と直交する平面内でホイール周方向に延びる一
般部4aを有している。フランジ部3aは、ホイール軸
方向内側端縁4の一般部4aにおいて、ディスク素材2
の板厚の90%以下の板厚を有している。
【0008】フランジ部3aは、少なくともフランジ部
端縁4のうち一般部4aにおいてディスク素材2の板厚
の90%以下の板厚、たとえばディスク素材2の板厚の
10〜90%の板厚、の板厚を有し、薄肉化されてい
る。フランジ部3aは、端縁4とその近傍だけでなく、
フランジ部3aの全域にわたってディスク素材2の板厚
の90%以下の板厚に薄肉化されていてもよい。
【0009】図3において、薄肉化されたフランジ部3
aは、aに示すように、フランジ部軸方向全長にわたっ
てほぼ同じ厚さを有していてもよいし、bに示すよう
に、フランジ部つけ根部またはつけ根からフランジ部端
縁側に隔たった位置からフランジ部端縁4aに向って徐
々に薄くなるテーパを有していてもよい。図3のaのよ
うに均等に薄肉化する場合は、フランジ部3aは、ディ
スク素材2の板厚の50〜90%の板厚、の板厚を有す
る。その理由は、それ以上に薄肉化すると薄肉化のため
のしごきの段階において抵抗が大きくなり過ぎて切れる
おそれがあるからである。また、図3のbのようにテー
パ状に薄肉化する場合は、フランジ部3aは、端縁4に
おいてディスク素材2の板厚の30〜70%の板厚、つ
け根部においてディスク素材2の板厚の50〜90%の
板厚を有する。その理由は、それ以上に薄肉化すると薄
肉化のためのしごきの段階において抵抗が大きくなり過
ぎて切れるおそれがあるからである。
【0010】1〜図5に示すように、フランジ部3a
のホイール軸方向内側端縁4は、4つの一般部4aと4
つのベンチレーション部4bからなっている。各一般部
4aは、ディスク軸芯と直交する平面内に位置しディス
ク周方向に延びている。各ベンチレーション部4bは、
隣り合う一般部4aの間に位置し、一般部4aを含むデ
ィスク軸芯と直交する平面から、ホイール軸方向外側に
凹状に湾曲している。
【0011】図3のcおよび図2に示すように、フラン
ジ部3aがベンチレーション部4bをもつ場合には、各
ベンチレーション部4bは、少なくともベンチレーショ
ン中心部のホイール軸方向内側先端Pにおいて、一般部
4aの板厚以下でかつディスク素材2の板厚の100%
以下(さらに望ましくは60%以下)、たとえばディス
ク素材2の板厚の10〜60%の板厚を有するように、
薄肉化されていてもよい。この場合、ベンチレーション
部4bは、ベンチレーション部4bの端縁全長にわたっ
てディスク素材2の板厚の100%以下(さらに望まし
くは60%以下)の板厚に薄肉化されていてもよい。図
3のa、b、cの組み合わせた薄肉化としてもよく、そ
の組み合わせによって多くの薄肉化パターンが得られ
【0012】明実施例のホイール用軽量化ディスク
の製造方法を説明する。図4に示すように、本発明実施
例のホイール用軽量化ディスクの製造方法は、平板状の
ディスク素材2を得る工程と、ディスク素材2をディス
ク3に絞り加工する工程と、絞り成形と同時またはそれ
より後にディスク3のフランジ部3aをしごき加工する
工程とからなる。
【0013】ディスク素材2を得る工程では、ほぼ正方
形の(鋼製またはアルミ製などの)平板1から、4隅を
プレス打ち抜きなどにより落とした、またはほぼ円形に
打ち抜いた、平板状ディスク素材2を作製する。切り落
とされた4つの角部片2´はスクラップとなる。絞り加
工では、平板状のディスク素材2を少なくとも1回(通
常、4〜5回)の絞り工程を経て絞り加工して、フラン
ジ部3aを有しフランジ部3aのホイール軸方向内側端
縁4がその少なくとも一部にホイール軸芯と直交する平
面内でホイール周方向に延びる一般部4aを有する、デ
ィスク3を製作する。しごき工程では、上記の少なくと
も1回の絞り工程の何れかの絞り工程と同時にまたはそ
れより後に、フランジ部3aを、フランジ部3aが一般
部4aにおいてディスク素材2の板厚の90%以下の板
厚を有するように、しごく。上記少なくとも1回の絞り
工程の何れかの絞り工程にてフランジ部3aを薄肉化す
る場合は、その絞り加工はしごき加工(板厚の変化をと
もなう塑性加工)を伴なう絞り加工となる。
【0014】しごき加工は、図5に示すように、ディス
ク内面形状と同じ外面形状を有する内型5と外型6間
の、ディスクフランジ部に対応する位置での、ギャップ
dが、ディスク素材2の板厚の90%以下に設定されて
いる内型5と外型6を用いて行われる。この金型ギャッ
プは、従来は、素材板厚または絞り時の増肉分を考慮し
て素材板厚以上に設定されていたが、本発明実施例で
は、素材2の板厚に薄肉化率を乗じて、素材2の板厚の
10〜90%、またはそれ以下に設定されている。
【0015】図5は、しごき加工を、外型6として単一
の絞りリング6を用いたプレス絞り加工により行う場合
を示している。絞りリング6は、内型5に対して上下動
される。絞りリング6を用いたしごき加工により図3の
b、cのようにフランジ部板厚が変化するディスクを作
製する場合は、内型5の外面形状をストレート形状から
変化させる。絞りリング6の内周面の先端部には内周側
に突出するR部6aが設けられている。絞りリング6が
しごき加工中に素材にかじりつくことを防止するため
に、R部6aの径は小としてあり、かつ、絞りリング6
の、R部6aより上の部分は素材から離れる方向に後退
した逃げ部7としてある
【0016】明実施例のディスクの製造方法では、
図4に示すように、ディスク素材3を得る工程にて、ほ
ぼ正方形の平板1の4つの角部を該正方形の一辺の長さ
より大きな径の円で切断して平板状のディスク素材2を
得る。ディスク素材2は弧部2aと直線部2bを有し、
絞り加工後には弧部2aは一般部4aになり直線部2b
はベンチレーション部4bになる。絞り工程では、フラ
ンジ部3aのホイール軸方向内側端縁4に、4つの一般
部4aと、隣り合う一般部4aの間に位置し一般部が位
置する平面からホイール軸方向外側に湾曲する4つのベ
ンチレーション部4bを有する、ディスクを製作する。
しごき工程では、フランジ部3aを、フランジ部3aが
少なくとも一般部4aにおいてディスク素材2の板厚の
90%以下の板厚を有するようにしごく。また、しごき
工程では、前記ベンチレーション部4bを、ベンチレー
ション部4bが少なくともベンチレーション中心部15
の軸方向先端において一般部4aの板厚以下でかつディ
スク素材2の板厚の100%以下(望ましくは、60%
以下)の板厚を有するように、しごく。
【0017】つぎに、上記ディスク3の製造方法の作用
を説明する。上記ディスク3の製造方法では、フランジ
部3aは、しごき加工による薄肉化により、軽量化され
る。図1において、しごき加工を加えない場合の形状を
2点鎖線で示してあり、しごき加工により、ホイール軸
方向に、実線の形状に伸長される。また、ベンチレーシ
ョン部4bが存在する場合においても、ベンチレーショ
ン部4bのしごき加工前の中心位置P´は、しごき加工
によって実線の位置Pに移る。これによって、ほぼ、一
般部4aにおけるフランジ部の伸長量分の2倍だけ、デ
ィスク素材(ブランク)2の正方形の四隅の切断の円の
径を小さくすることができる。また、正方形の四隅を
切断したブランクの場合は、ほぼ、P´からPへの移動
量の2倍だけ、ディスク素材(ブランク)2の正方形の
一辺の長さを短くできる。
【0018】オフセットの深い車両に使われる、フラン
ジ部の長いディスクは、軽量化量が大きく、逆にフラン
ジの短いディスクでは、軽量化量は小さいが、本発明に
よる概略の軽量化質量は以下の通りである。 13インチディスク: 100〜520g 14インチディスク: 110〜570g 15インチディスク: 120〜620g
【0019】軽量化は、そのまま、使用素材量の削減と
なり、コストダウンとなる。また、ディスク外径部をし
ごき、薄肉化することは、ディスクフランジ形状が一定
に保持され、精度不良の原因となるディスクフランジ部
の反りや、周方向凹凸が解消され、組付け後の振れ精度
の向上がはかられる。さらに、ディスクのリムへの密着
性も向上し、リムとディスクの結合強度の信頼性も向上
する。
【0020】
【発明の効果】求項1〜3のホイール用軽量化ディス
クの製造方法によれば、フランジ部がその端縁のうち少
なくとも一般部においてディスク素材の板厚の90%以
下の板厚となるようにしごき加工するので、強度上の問
題を生じることなく、ディスクを軽量化することができ
るとともに、材料節約をはかることができコストダウン
に寄与できる。また、しごき加工中にディスク外周部の
精度が向上し、振れ精度が向上するとともに、強度の信
頼性も向上する。請求項のホイール用軽量化ディスク
の製造方法によれば、しごき加工を、内型と外型間のデ
ィスクフランジ部に対応する位置でのギャップがディス
ク素材の板厚の90%以下に設定されている内型と外型
を用いて行うので、確実にフランジ部を薄肉化できる。
請求項のホイール用軽量化ディスクの製造方法によれ
ば、ベンチレーション部を少なくともベンチレーション
中心部の軸方向先端において一般部の板厚以下でかつデ
ィスク素材の板厚の100%以下(望ましは、60%以
下)の板厚にしごくので、強度上の問題を生じることな
く、さらにディスクを軽量化することができるととも
に、更なる材料節約をはかることができコストダウンに
寄与できる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のホイール用軽量化ディスク
の側面図である。
【図2】図1のホイール用軽量化ディスクのフランジ部
のホイール軸方向内側端縁図である。
【図3】図1のホイール用軽量化ディスクのフランジ部
の、しごき無しの場合(従来)と、しごき加工有りの場
合(薄肉化有りの場合)のしごき加工後のフランジ部の
数例(a、b、c)の断面図である。
【図4】本発明の実施例のホイール用軽量化ディスク
の製造方法の工程図であり、(a)は平板、(b)は正
方形の角を弧状に落としたディスク素材、(c)は絞り
としごきを同工程で行う場合、(d)、(e)は絞り後
にしごきを行う場合を示す。
【図5】本発明の一実施例のホイール用軽量化ディスク
の製造方法の、絞りリングでしごき加工を行っている時
の、素材と内型、外型の断面図である。
【図6】従来のホイール用ディスクの製造方法の工程図
である。
【図7】従来のホイール用ディスクの製造方法によって
絞り加工されたホイール用ディスクの半断面図である。
【符号の説明】
1 平板 2 ディスク素材(ブランク) 3 ホイール用ディスク 3a フランジ部 4 端縁 4a 一般部 4b ベンチレーション部 5 内型 6 外型
フロントページの続き (72)発明者 岩倉 勇志 東京都千代田区四番町5番地9 トピー 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−36034(JP,A) 特開 昭55−8993(JP,A) 特開 昭59−223130(JP,A) 特開 平7−257101(JP,A) 特開 平9−271878(JP,A) 特開 平1−99728(JP,A) 特開 平9−95101(JP,A) 特開 平11−59101(JP,A) 実開 昭59−100605(JP,U) 実公 昭36−23608(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60B 3/00 B21K 1/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ正方形の平板の4つの角部を該正方
    形の一辺の長さより大きな径で切断して平板状のディス
    ク素材を得る工程と、 前記平板状のディスク素材を絞り加工して、フランジ部
    を有し該フランジ部のホイール軸方向内側端縁に、
    イール軸芯と直交する平面内でホイール周方向に延びる
    4つの一般部と、隣り合う一般部の間に位置し前記一般
    部が位置する平面からホイール軸方向外側に湾曲する4
    つのベンチレーション部を有する、ディスクを製作する
    少なくとも1回の絞り工程と、 前記少なくとも1回の絞り工程の何れかの絞り工程と同
    時にまたはそれより後に、前記フランジ部を、該フラン
    ジ部が前記一般部において前記ディスク素材の板厚の9
    0%以下の板厚を有するように、内型と該内型に対して
    上下動される単一の絞りリングからなる外型とによるプ
    レス絞り加工により、しごき加工するしごき工程と、 からなるホイール用軽量化ディスクの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記しごき加工を、内型と外型間のディ
    スクフランジ部に対応する位置でのギャップが前記ディ
    スク素材の板厚の90%以下に設定されている内型と外
    型を用いて行う請求項記載のホイール用軽量化ディス
    クの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記しごき工程では、前記ベンチレーシ
    ョン部を、前記ベンチレーション部が少なくともベンチ
    レーション中心部の軸方向先端において前記一般部の板
    厚以下でかつ前記ディスク素材の板厚の100%以下の
    板厚を有するように、しごく請求項記載のホイール用
    軽量化ディスクの製造方法。
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