JP3294801B2 - 圧電トランスの駆動装置 - Google Patents

圧電トランスの駆動装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電効果を用いた
圧電トランスを駆動するための圧電トランスの駆動装置
に関し、詳しくは、負荷回路としての冷陰極蛍光管など
に交流信号を供給するのに適した圧電トランスの駆動装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の圧電トランスの駆動装置とし
て、図4に示す駆動装置31が従来から知られている。
この駆動装置31は、冷陰極蛍光管2をドライブするた
めの圧電トランス3に疑似正弦波の交流信号SACを供給
する装置であって、等価的に定電流源を構成する直流電
源部32と、直流電源部32の出力電圧Voをスイッチ
ングすることにより交流信号SACを生成するFET33
とを備えている。この場合、直流電源部32は、直流電
源11と、定電流源を構成するためのチョークコイル3
4と、リップル電圧除去用のコンデンサ35とを備えて
いる。
【0003】この駆動装置31では、FET33が、図
5(a)に示すスイッチング信号SS がハイレベルのと
きにオン状態に制御される。この際には、直流電源11
の出力電流がチョークコイル34を流れることにより、
チョークコイル34にエネルギーが蓄積される。次い
で、スイッチング信号SS がローレベルのときに、蓄積
されているエネルギーに基づく電流がチョークコイル3
4から放出され、同図(b)に示すように、例えば直流
電源11の出力電圧Voの3.5倍程度の振幅の交流信
号SACが圧電トランス3の入力端子に供給される。これ
により、圧電トランス3は、所定の昇圧比で交流信号S
ACを昇圧して冷陰極蛍光管2に供給する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
駆動装置31には以下の問題点がある。第1に、従来の
駆動装置31では、同図(c)に示すように、スイッチ
ング信号SS の周波数と等しい周波数の基本波成分を有
する電流IL が、チョークコイル34を介して直流電源
11から出力されている。この場合、電流IL の周波数
成分が直流電源11のリップル電流となるため、直流電
源11にとって過大な負担となる。したがって、このリ
ップル電流を吸収するために、コンデンサ35として高
周波信号用でかつ大容量のコンデンサを用いなければな
らない。しかし、高周波用の大容量コンデンサは、一般
的には、高価でかつ大型である。このため、従来の駆動
装置31には、直流電源部32の製造コストが上昇する
と共に大型化しているという問題点がある。
【0005】第2に、従来の駆動装置31では、圧電ト
ランス3に供給される交流信号SACの電圧が、直流電源
11における出力電圧Voの3.5倍程度まで昇圧され
ているにすぎない。したがって、冷陰極蛍光管2に供給
する交流信号SACを、より高い電圧にするためには、直
流電源11の出力電圧Voを高電圧にしなければならな
い。一方、駆動装置31内の低電圧で作動する他の回路
用の電源として直流電源11を用いるためには、直流電
源11をマルチ出力タイプで構成するか、その出力電圧
Voを他の安定化回路によって低い電圧に安定化したり
する必要がある。このため、従来の駆動装置31には、
直流電源11の大型化、または追加する安定化回路に起
因する装置全体としての電源利用効率の低下を招くとい
う問題点もある。
【0006】第3に、従来の駆動装置31では、同図
(c)に示すように、チョークコイル34を流れる電流
IL の電流値は、スイッチング信号SS の立ち上がりエ
ッジの近傍において最小となり、立ち下がりエッジの近
傍において最大となる。一方、圧電トランス3に供給さ
れる電力としては電流IL の平均電流値Iaに比例す
る。したがって、圧電トランス3に供給する電力を大き
くするためには、チョークコイル34を流れる電流IL
の最大値を大きくする必要がある。ところが、電流IL
の最大値を大きくすれば、チョークコイル34に用いる
磁気コアの外形を、その最大値の二乗に比例して大きく
しなければならない。このため、従来の駆動装置31に
は、より大きな電力を圧電トランス3に供給する場合に
は、チョークコイル34の磁気コアが大型化する結果、
装置全体として大型化するという問題点がある。
【0007】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、圧電トランスに供給する交流信号を生成す
るための直流電源部の小型・低コスト化を図ることがで
きる圧電トランスの駆動装置を提供することを主目的と
する。また、低電圧の直流電源部から高電圧の交流信号
を生成して圧電トランスに供給することが可能な圧電ト
ランスの駆動装置を提供することを他の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の圧電トランスの駆動装置は、直流電源部
出力電圧をスイッチングすることにより生成した交流信
号を圧電トランスの入力端子に供給する圧電トランスの
駆動装置において、前記直流電源部は、定電圧源と、当
該定電圧源に直列接続されたチョークコイルとを備えて
等価的に定電流源に構成され、前記交流信号を生成する
ために交互にオン状態に制御される第1および第2のス
イッチング素子と、中間端子が前記チョークコイルを介
して前記定電圧源に接続され、かつ一端が前記第1のス
イッチング素子に接続されると共に他端が前記第2のス
イッチング素子に接続されたスイッチング用コイルとを
備え、当該スイッチング用コイルの両端に発生する前記
交流信号を前記圧電トランスの前記入力端子に供給する
ことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の圧電トランスの駆動装置
は、直流電源部の出力電圧をスイッチングすることによ
り生成した交流信号を圧電トランスの入力端子に供給す
る圧電トランスの駆動装置において、前記直流電源部
は、定電圧源と、当該定電圧源に直列接続されたチョー
クコイルとを備えて等価的に定電流源に構成され、前記
交流信号を生成するために交互にオン状態に制御される
第1および第2のスイッチング素子と、中間端子が前記
チョークコイルを介して前記定電圧源に接続され、かつ
一端が前記第1のスイッチング素子に接続されると共に
他端が前記第2のスイッチング素子に接続された一次巻
線を有するスイッチング用トランスとを備え、当該スイ
ッチング用トランスは、前記一次巻線の両端に発生する
前記交流信号を昇圧すると共に当該昇圧した前記交流信
号を二次巻線を介して前記圧電トランスの前記入力端子
に供給することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る圧電トランスの駆動装置の好適な実施の形態に
ついて説明する。なお、駆動装置31における構成要素
と同一のものについては、同一の符号を付して重複した
説明を省略する。
【0011】図1は、液晶用バックライトなどに用いら
れる冷陰極蛍光管2を点灯させるための交流電力を圧電
トランス3に生成させる駆動装置1の電気的な構成を示
している。同図に示すように、この駆動装置1は、従来
の駆動装置31と同様にして直流電源部10を構成する
直流電源(本発明における定電圧源に相当する)11お
よびチョークコイル12を備えている。また、駆動装置
1は、本発明における第1および第2のスイッチング素
子にそれぞれ相当しスイッチング信号SS に同期してオ
ン/オフ制御されることによりE級動作で交流信号SAC
を生成するnチャネル形のFET13,14と、スイッ
チング信号SS を反転してFET13のゲートに供給す
るインバータ回路15と、中間端子(センタータップ)
付きのスイッチング用のコイル16とを備えている。こ
の場合、コイル16は、内部に備えている磁気コアによ
って互いに磁気的に結合する巻線17a,17bが直列
接続されて構成されている。そして、その一端16aが
FET13のドレインおよび圧電トランス3の一方の入
力端子3aに接続され、他端16bがFET14のドレ
インおよび圧電トランス3の他方の入力端子3bに接続
され、両巻線17a,17bの接続点である中間端子1
6cがチョークコイル12の一端に接続されている。
【0012】また、冷陰極蛍光管2は、ノート型パソコ
ンの液晶ディスプレイのバックライト用などとして用い
られるものであり、その仕様は、例えば、点灯開始時に
必要とする印加電圧が約1200Vrms、通常点灯時
に必要とする印加電圧が約500Vrmsで消費電流が
約2.5mA〜5mAとなっている。
【0013】圧電トランス3は、例えば、チタン酸ジル
コン酸鉛系セラミック(PZT)をベースにして第三成
分や添加物で変成されたセラミック材料を使用したロー
ゼン型(Rosen Type)で構成されている。こ
の圧電トランス3は、厚み方向である入力端子3a,3
bに交流信号SACを印加すると、交流信号SACを所定の
利得で昇圧し、昇圧した出力交流信号Soを逆圧電効果
により長さ方向である出力端子3cから出力する。本発
明の実施の形態では、圧電トランス3は、特に限定され
ないが、共振周波数が116KHzで、出力交流信号S
oの電力値が2Wの仕様で構成されている。
【0014】次に、駆動装置1の全体的な動作につい
て、図3を参照して説明する。
【0015】まず、定常状態においては、同図(a)に
示すスイッチング信号SS がハイレベルのときに、同図
(b),(c)に示すように、FET14およびFET
13がそれぞれオン状態およびオフ状態に制御される。
この際には、チョークコイル12が直流電源11の出力
電流を電流制限することにより擬似的に定電流制御す
る。同時に、コイル16の巻線17bには、電流が流れ
ることによりエネルギーが蓄積される。一方、コイル1
6の一端16aからは、その直前にFET13がオン状
態に制御されていた時に巻線17aに蓄積されたエネル
ギーに基づく電流ILaが放出される。この時に、FET
13のドレインには、同図(d)に示すように、直流電
源11の出力電圧Voのほぼ3.5倍程度の電圧値であ
る電圧VDaが発生する。また、電流ILaは、圧電トラン
ス3の一方の入力端子3a、圧電トランス3の内部、圧
電トランス3の他方の入力端子3b、並びにFET14
のドレインおよびソースからなる電流経路を導通させら
れる。これにより、圧電トランス3は、入力端子3a,
3b間に印加された交流信号SACを所定の利得で昇圧す
ると共に、昇圧した交流出力信号Soを出力端子3cを
介して冷陰極蛍光管2に出力する。
【0016】次いで、スイッチング信号SS がローレベ
ルのときに、同図(b),(c)に示すように、FET
13およびFET14がそれぞれオン状態およびオフ状
態に制御される。この際には、コイル16の巻線17a
には、電流が流れることによりエネルギーが蓄積され
る。一方、コイル16の他端16bからは、その直前に
FET14がオン状態に制御されていた時に巻線17b
に蓄積されたエネルギーに基づく電流ILbが放出され
る。この時に、FET14のドレインには、同図(e)
に示すように、直流電源11の出力電圧Voのほぼ3.
5倍程度の電圧値である電圧VDbが発生する。また、電
流ILbは、圧電トランス3の他方の入力端子3b、圧電
トランス3の内部、圧電トランス3の一方の入力端子3
a、並びにFET13のドレインおよびソースからなる
電流経路を導通させられる。これにより、圧電トランス
3は、入力端子3a,3b間に印加された交流信号SAC
を所定の利得で昇圧すると共に、昇圧した交流出力信号
Soを出力端子3cを介して冷陰極蛍光管2に出力す
る。
【0017】上記の動作によって、圧電トランス3の両
入力端子3a,3b間には、同図(f)に示す電圧VTR
の交流信号SACが印加される。この場合、電圧VTRは、
電圧VDaと電圧VDbとの差電圧であるため、その振幅値
は、直流電源11の出力電圧Voのほぼ7倍程度とな
る。このため、従来の駆動装置31と比較して、交流信
号SACの振幅値は2倍に昇圧される。また、上記の動作
中において、コイル16の中間端子16cには、同図
(g)に示すように、電圧VDaおよび電圧VDbの加算値
に1/2を乗算した電圧値の電圧VCTが発生する。この
場合、電圧VCTは、スイッチング信号SS の周波数の2
倍の周波数で、かつその振幅値の最大値が直流電源11
の出力電圧Voのほぼ1.75倍程度となっている。
【0018】さらに、チョークコイル12には、スイッ
チング信号SS のハイレベルおよびローレベルの両期間
において電流IL が継続して流れ続けるため、この電流
ILは、同図(h)に示すように、基本周波数がスイッ
チング信号SS の周波数の2倍であるリップル電流が平
均電流値Iaの直流に重畳した波形となる。この場合、
電流IL のリップル電流の基本周波数がスイッチング信
号SS の周波数の2倍であるため、従来の駆動装置31
と比較して、リップル電流の基本周波数に対するチョー
クコイル12のインピーダンスが2倍となる。したがっ
て、その分、リップル電流がチョークコイル12を導通
し難くなるため、リップル電流の振幅値が、従来の駆動
装置31におけるリップル電流の振幅値よりも極めて小
さくなる。この結果、直流電源11に対する負担が軽く
なるため、リップル除去用コンデンサが不要になり、直
流電源部10の製造コストを低減することができると共
に、その分小型化することができる。
【0019】また、チョークコイル12を流れる電流I
L の最大値は、従来の駆動装置31と比較して、スイッ
チング信号SS のハイレベルおよびローレベルの両期間
において平均的に流れているため、その分低下する。し
たがって、チョークコイル12の磁気コアを、従来の駆
動装置31におけるチョークコイル34の磁気コアより
も小形化することができる結果、装置全体としても小型
化を図ることができる。
【0020】次に、図2を参照して、他の実施の形態に
係る駆動装置21について説明する。なお、駆動装置1
と同一の構成要素については、同一の符号を付して重複
した説明を省略する。
【0021】同図に示す駆動装置21は、駆動装置1の
コイル16に代えて、一次巻線23a,23bおよび二
次巻線23cを有するトランス22を備えている。この
場合、トランス22は、一次巻線23a,23bが直接
に接続され、その接続点が中間端子22cに接続されて
いる。そして、一次巻線23aの一端22aがFET1
3のドレインに接続され、一次巻線23bの一端22b
がFET14のドレインに接続され、かつ、中間端子2
2cがチョークコイル12の一端に接続されている。さ
らに、トランス22の二次巻線23cは、一次巻線23
a,23bの巻数に対してn倍の巻数比で巻き回され、
その中間端子22fがグランド電位に接続されている。
また、二次巻線23cの一端22dは、圧電トランス3
の一方の入力端子3aに接続され、その他端22eは圧
電トランス3の他方の入力端子3bに接続されている。
【0022】この駆動装置21では、基本的には、駆動
装置1と同様にして作動する。したがって、以下、駆動
装置1とは異なる動作について説明する。トランス22
の一次巻線23a,23bに交流信号SACが発生する
と、二次巻線23cには、そのn倍の振幅となる電圧V
TR1 の交流信号SACが誘起され、その交流信号SACが圧
電トランス3の入力端子3a,3bに供給される。した
がって、交流信号SACがトランス22によってn倍の電
圧に昇圧されるため、その分直流電源11の出力電圧V
oを低電圧にすることができる。この結果、直流電源1
1をマルチ出力タイプで構成することなく、駆動装置2
1内の低電圧で作動する他の回路に供給する電源と、チ
ョークコイル12を介して出力される圧電トランス3の
駆動用電源とを共通して用いることができる。
【0023】なお、本発明は、上記した発明の実施の形
態に示した構成および動作に限定されず、適宜変更が可
能である。例えば、圧電トランス3の種類や共振周波数
などは任意に変更することができるし、負荷回路として
は、冷陰極蛍光管2に限らず他の負荷を用いてもよい。
また、第1および第2のスイッチング素子として、FE
Tに限らず、トランジスタなどを用いてもよい。さら
に、図2では、中間端子22fを有するトランス22を
用いて駆動装置21を構成する例について説明したが、
中間端子を有しないトランス22を用いて駆動装置21
を構成することもできる。この場合には、同図におい
て、トランス22における二次巻線23の一端22dを
圧電トランス3の入力端子3aに接続し、二次巻線23
の他端22eおよび圧電トランス3の入力端子3bをそ
れぞれグランド電位に接続すればよい。
【0024】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の圧電トラ
ンスの駆動装置によれば、交互にオン状態に制御される
第1および第2のスイッチング素子によって定電流源を
構成する直流電源の出力電圧をスイッチングし、その
イッチングによってスイッチング用コイルの両端に発生
する交流信号を圧電トランスの入力端子に供給すること
により、直流電源部の出力端におけるリップル電流の振
幅値を従来の駆動装置31におけるリップル電流の振幅
値よりも極めて小さくすることができる。このため、直
流電源部に対する負担を軽くすることができる結果、リ
ップル除去用コンデンサを不要にすることができ、これ
により、直流電源部の製造コストを低減することができ
ると共に、その分小型化することができる。また、直流
電源部の出力端におけるリップル電流の振幅値を小さく
することができる結果、直流電源部を構成するチョーク
コイルに流れる電流の最大値を低下させることができ
る。このため、チョークコイルの磁気コアを小形化する
ことができると共に、装置全体としても小型化を図るこ
とができる。
【0025】また、請求項2記載の圧電トランスの駆動
装置によれば、一次巻線の両端に発生する交流信号を昇
圧すると共に昇圧した交流信号を二次巻線を介して圧電
トランスの入力端子に供給するスイッチング用トランス
を備えたことにより、請求項1記載の圧電トランスの駆
動装置による効果に加えて、低電圧の直流電源から高電
圧の交流信号を生成して圧電トランスに供給することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る駆動装置1のブロッ
ク図である。
【図2】本発明の他の実施の形態に係る駆動装置21の
ブロック図である。
【図3】駆動装置1における各部の電圧波形等であっ
て、(a)はスイッチング信号SS の電圧波形図、
(b)はFET13のオン/オフ状態を示す動作図、
(c)はFET14のオン/オフ状態を示す動作図、
(d)はFET13のドレインにおける電圧VDaの電圧
波形図、(e)はFET14のドレインにおける電圧V
Dbの電圧波形図、(f)は圧電トランス3の入力端子に
おける交流信号SACの電圧波形図、(g)はコイル16
の中間端子における電圧VCTの電圧波形図、(h)はチ
ョークコイル12を流れる電流IL の電流波形図であ
る。
【図4】従来の駆動装置31のブロック図である。
【図5】従来の駆動装置31における各部の電圧波形等
であって、(a)はスイッチング信号SS の電圧波形
図、(b)は圧電トランス3の入力端子における交流信
号SACの電圧波形図、(c)はチョークコイル34を流
れる電流IL の電流波形図である。
【符号の説明】
1 駆動装置 3 圧電トランス 3a 入力端子 3b 入力端子 10 直流電源部 11 直流電源 12 チョークコイル 13 FET 14 FET 16 コイル 16a 一端 16b 他端 16c 中間端子 17a 巻線 17b 巻線 21 駆動装置 22 トランス 22a 一端 22b 一端 22c 中間端子 23a 一次巻線 23b 一次巻線 23c 二次巻線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源部の出力電圧をスイッチングす
    ることにより生成した交流信号を圧電トランスの入力端
    子に供給する圧電トランスの駆動装置において、前記直流電源部は、定電圧源と、当該定電圧源に直列接
    続されたチョークコイルとを備えて等価的に定電流源に
    構成され、 前記交流信号を生成するために交互にオン状態に制御さ
    れる第1および第2のスイッチング素子と、中間端子が
    前記チョークコイルを介して前記定電圧源に接続され、
    かつ一端が前記第1のスイッチング素子に接続されると
    共に他端が前記第2のスイッチング素子に接続されたス
    イッチング用コイルとを備え、当該スイッチング用コイ
    ルの両端に発生する前記交流信号を前記圧電トランスの
    前記入力端子に供給することを特徴とする圧電トランス
    の駆動装置。
  2. 【請求項2】 直流電源部の出力電圧をスイッチングす
    ることにより生成した交流信号を圧電トランスの入力端
    子に供給する圧電トランスの駆動装置において、 前記直流電源部は、定電圧源と、当該定電圧源に直列接
    続されたチョークコイルとを備えて等価的に定電流源に
    構成され、 前記交流信号を生成するために交互にオン状態に制御さ
    れる第1および第2のスイッチング素子と、中間端子が
    前記チョークコイルを介して前記定電圧源に接続され、
    かつ一端が前記第1のスイッチング素子に接続されると
    共に他端が前記第2のスイッチング素子に接続された一
    次巻線を有するスイッチング用トランスとを備え、 当該
    スイッチング用トランスは、前記一次巻線の両端に発生
    する前記交流信号を昇圧すると共に当該昇圧した前記交
    流信号を二次巻線を介して前記圧電トランスの前記入力
    端子に供給することを特徴とする圧電トランスの駆動装
    置。
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