JP3294741B2 - 自己修復装置 - Google Patents

自己修復装置

Info

Publication number
JP3294741B2
JP3294741B2 JP21497795A JP21497795A JP3294741B2 JP 3294741 B2 JP3294741 B2 JP 3294741B2 JP 21497795 A JP21497795 A JP 21497795A JP 21497795 A JP21497795 A JP 21497795A JP 3294741 B2 JP3294741 B2 JP 3294741B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layout pattern
information
failure
functional
pattern definition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21497795A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0962528A (ja
Inventor
清彦 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP21497795A priority Critical patent/JP3294741B2/ja
Publication of JPH0962528A publication Critical patent/JPH0962528A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3294741B2 publication Critical patent/JP3294741B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hardware Redundancy (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば通信ネット
ワークシステムおよび情報処理システムのように高い信
頼性が要求されるシステムを構成する機能装置に関し、
ハードウェアの自己修復により高信頼性を得る自己修復
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば通信ネットワークシステム
および情報処理システムのように高い信頼性が要求され
るシステムを構成する各種の機能装置では、ハードウェ
ア自体の信頼性を確保するために、冗長構成を採用する
ことにより障害に対処するようにしていた。すなわち、
機能装置、例えば機能部品およびパッケージ装置を並列
的に複数系統設け、それらのうちの1系統を使用し、他
の系統を障害時のバックアップ用として用いるようにし
ておき、使用している系統に障害が生じたときには、バ
ックアップ系統に切換えて、バックアップ系統に機能を
代行させる。
【0003】しかしながら、罹障した機能部品あるいは
パッケージ装置等は、本質的に自己回復することができ
ないので、バックアップ系統を使用しているときは、罹
障した系統はバックアップ系統として使用することがで
きない。そのため、もともとバックアップ系統を1系統
しか用意していない場合、障害発生時にはバックアップ
系統のない非冗長運転状態となる。また、バックアップ
系統が複数系統存在する場合にも、障害が生じる毎にバ
ックアップ系統が減少してしまう。このような状態を回
避するために、速やかな修理を必要としていた。
【0004】従来、自己修復可能な回路装置の提案とし
ては、例えば特開平5−267607号公報に示された
「自己修復可能な論理LSI」が存在する。この公報に
示された技術は、本来、LSI(大規模集積回路)製造
時の歩留まりの向上を目的とするものであり、出荷前の
テストにおいて発見されたLSI内の組み合せ論理の障
害にのみ対応できる限定された機能である。すなわち、
論理回路ブロックにおける組み合わせ論理の障害が検出
されたときに、該当する論理をメモリに記憶させ、その
論理については、メモリの記憶内容に基づいて論理値を
出力するようにする。この公報に示された技術では、出
荷後、すなわちサービス中あるいは運用中の装置の機能
を自己修復させることはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、機能
装置、例えば機能部品およびパッケージ装置を並列的に
複数系統設け、それらのうちの1系統を使用し、他の系
統を障害時のバックアップ用として用いるようにして
も、罹障した機能部品あるいはパッケージ装置等は、本
質的に自己回復することができないので、一旦、罹障し
た系統は再度バックアップ系統として使用することがで
きない。そのため、障害が生じる毎にバックアップ系統
が減少してしまう。
【0006】また、例えば特開平5−267607号公
報に示されたように、論理回路ブロックにおける組み合
わせ論理の障害が検出されたときに、該当する論理をメ
モリに記憶させ、その論理については、メモリの記憶内
容に基づいて論理値を出力するようにする技術では、出
荷後、すなわちサービス中あるいは運用中の装置の機能
を自己修復させることはできない。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、例えば機能部品およびパッケージ装
置等のような機能装置の出荷後、つまりサービス中また
は運用中における、自己修復を可能とし、機能装置の修
理・交換の頻度を低減し、保守を容易にし得る自己修復
装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の自己
修復装置は、実装後に機能をプログラムして定義するこ
とが可能な、機能構成要素の集合体を搭載してなる機能
装置と、前記機能装置における前記機能構成要素の物理
的なレイアウト領域を予め分割した複数の分割領域のう
ち、全ての分割領域数よりも所定数少ない数の分割領域
を使用して該機能装置の機能を実現し得る複数のレイア
ウトパターン定義情報を記憶するためのレイアウトパタ
ーン記憶手段と、前記機能装置における予め定義されて
いるレイアウトパターンを構成する前記分割領域中の障
害領域を前記分割領域を単位として検出するための障害
検出手段と、前記障害検出手段による障害領域の検出に
応答し、前記予め定義されているレイアウトパターン定
義に代えて、障害が検出された前記分割領域を回避し得
るレイアウトパターン定義情報を選択し、前記機能装置
の機能を再定義する修復処理手段とを具備することを特
徴としている。
【0009】前記レイアウトパターン記憶手段は、予め
定義されているレイアウトパターン定義以外の複数のレ
イアウトパターン定義情報を記憶するようにしても
い。
【0010】前記レイアウトパターン記憶手段は、予め
定義されているレイアウトパターン定義を含む複数のレ
イアウトパターン定義情報を記憶するようにしても
い。
【0011】前記障害検出手段は、レイアウトパターン
定義情報に従った機能装置の機能の一部として定義され
る手段であってもよい。前記障害検出手段は、レイアウ
トパターン定義情報、障害情報、および障害領域の情報
の対応関係を示す情報を含むテーブル情報を格納する障
害テーブル格納手段を有していてもよい。
【0012】前記障害検出手段は、障害領域の検出のた
めのテストパターン情報を格納するテストパターン記憶
手段を含んでいてもよい。前記修復処理手段は、障害が
発生したレイアウトパターン定義を記憶して、該レイア
ウトパターン定義以外のレイアウトパターン定義情報か
ら、再定義するレイアウトパターン定義情報を選択する
パターン選択手段を含んでいてもよい。
【0013】前記レイアウトパターン記憶手段は、機能
装置の内部に設けられていてもよい。前記レイアウトパ
ターン記憶手段は、機能装置の外部に設けられて複数の
レイアウトパターン定義情報を格納するための外部記憶
装置と、前記機能装置と前記外部記憶装置との間の情報
の授受を行うインタフェース手段とを含んでいても
い。
【0014】前記レイアウトパターン記憶手段は、機能
装置の外部に設けられて各々複数のレイアウトパターン
定義情報を格納するための複数の外部記憶装置と、前記
機能装置と前記複数の外部記憶装置の各々との間で各独
立に情報の授受を行う複数のインタフェース手段と、前
記複数のインタフェース手段のうちの1つを選択して対
応する前記外部記憶装置からレイアウトパターン定義情
報を取り出し、修復処理手段に供給するインタフェース
選択手段と、前記複数の外部記憶装置およびインタフェ
ース手段の障害を検出し、障害のないインタフェース手
段を選択すべく前記インタフェース選択手段を制御する
インタフェース障害検出手段とを含んでいてもよい。
【0015】本発明に係る第2の自己修復装置は、実装
後に機能をプログラムして定義することが可能な、機能
構成要素の集合体を搭載してなる機能装置、前記機能装
置における前記機能構成要素の物理的なレイアウト領域
を予め分割した複数の分割領域のうち、全ての分割領域
数よりも所定数少ない数の分割領域を使用して該機能装
置の機能を実現し得る複数のレイアウトパターン定義情
報を記憶するためのレイアウトパターン記憶手段、前記
機能装置における予め定義されているレイアウトパター
ンを構成する前記分割領域中の障害領域を前記分割領域
を単位として検出するための障害検出手段、および前記
障害検出手段による障害領域の検出に応答し、前記予め
定義されているレイアウトパターン定義に代えて、障害
が検出された前記分割領域を回避し得るレイアウトパタ
ーン定義情報を選択し、前記機能装置の機能を再定義す
る修復処理手段を有する複数の機能コンポーネントと、
前記複数の機能コンポーネントのいずれかが前記修復処
理手段によっても修復不能となったことを検出して、当
該機能コンポーネントの定義機能情報を他の前記機能コ
ンポーネントに複製して、前記修復不能となった機能コ
ンポーネントの機能を代行させるための定義複製手段と
を具備することを特徴としている。
【0016】さらに、複数の機能コンポーネントをそれ
ぞれ外部装置に接続するための接続手段と、定義複製手
段の定義複製に対応して、前記接続手段を制御し前記接
続手段による前記複数の機能コンポーネントの外部装置
との接続を切換える接続切換手段とを具備していても
い。
【0017】本発明に係る自己修復装置は、実装後に機
能をプログラムして定義することが可能な、機能構成要
素の集合体を搭載して機能装置を構成し、該機能装置に
おける前記機能構成要素の物理的なレイアウト領域を予
め分割した複数の分割領域のうち、全ての分割領域数よ
りも所定数少ない数の分割領域を使用して該機能装置の
機能を実現し得る複数のレイアウトパターン定義情報を
記憶しておくとともに、予め定義されているレイアウト
パターンを構成する前記分割領域中の障害領域を前記分
割領域を単位として検出して、前記予め定義されている
レイアウトパターン定義情報に代えて、障害が検出され
た前記分割領域を回避し得るレイアウトパターン定義情
報を選択し、前記機能装置の機能を再定義することによ
り、前記機能装置の機能を自動的に修復する。したがっ
て、前記機能装置の出荷後、つまりサービス中または運
用中における、自己修復が可能となり、前記機能装置の
修理・交換の頻度を低減し、保守の容易化が実現され
る。
【0018】本発明の自己修復装置によれば、通信ネッ
トワークシステムおよび情報処理システム等のように無
中断連続運転が要求される装置またはシステムを構成す
る機能装置の総合的な信頼性を向上することができる。
【0019】すなわち、従来、この種のシステムにおい
ては、2重化等の多重化による冗長構成をとっており、
その場合、いずれかの部分が罹障した場合、MTTR
(meantime to repair:修復平均時間)を最少化するた
めに、速やかに該当部分の機能装置を交換または修理し
て、元通りの冗長構成に戻しておかないと、本来の信頼
性を維持することができなかった。それに対して、本発
明の自己修復装置を適用して、個々の機能装置自体に自
己修復機能を持たせ、機能装置により構成されるコンポ
ーネントまたは機能装置自体に冗長性を持たせることに
より、人手による保守・修復作業の頻度を顕著に低減す
ることが可能となる。したがって、人手による保守が容
易に行えない環境、例えば海底、地中または宇宙等に配
備される装置またはシステムに、本発明の自己修復装置
を適用すれば、それらのシステムの信頼性を高めること
ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自己修復装置
の実施の形態を図面を参照して説明する。 〔実施の形態1〕図1は本発明の第1の実施の形態によ
る自己修復装置を適用した機能装置の構成を示してい
る。図1には、本発明による自己修復装置を適用した機
能装置として集積回路装置を用いた場合を示している。
【0021】図1の集積回路装置は、例えばFPGA
(フィールドプログラマブルゲートアレイ:field prog
arammable gate array)等と称されるプログラム可能な
集積回路装置であり、この種の集積回路装置は、回路基
板等へ実装した後にも機能をプログラムして定義するこ
とが可能である(以下、このような集積回路装置を、単
に「FPGA」と称する)。
【0022】図1のFPGA1は、機能回路部11、障
害検出部12、定義処理部13、および内部メモリ14
を具備している。機能回路部11は、プログラム定義さ
れて所要の回路として機能する部分であり、外部からの
入力に対して、プログラム定義に従った所定の処理を施
して、処理結果を外部へ出力する。障害検出部12は、
機能回路部11に障害が発生して、該機能回路部が正常
に動作しなくなったときに、それを検知するとともにF
PGA1中の障害個所を検出する。FPGA1は、予め
仮想的に複数の領域に分割されており、障害検出部12
は、前記分割による分割領域を単位として障害の検出を
行い、いずれの分割領域に障害が発生したかを判別す
る。
【0023】機能回路部11から得られる障害情報と、
障害が生じた分割領域との対応関係の情報は、予め障害
情報テーブルとして内部メモリ14に格納されている。
障害検出部12は、機能回路部11から障害情報を得る
と内部メモリ14中の前記障害情報テーブルを参照して
障害がおきた前記分割領域を判別する。障害検出部12
は、障害が発生したことを示す情報を、前記障害領域の
判別結果と共に、定義処理部13に供給する。
【0024】内部メモリ14には、前記障害情報テーブ
ルの他に、機能回路部11の機能を実現するための機能
を定義する前記分割領域を単位とした複数のレイアウト
パターン定義情報が格納されている。この場合、所要の
機能を達成するための定義プログラムであるレイアウト
パターン定義は、前記分割領域の総数から1以上の所定
数を減じた数の分割領域を用いて構成する。なお、現行
の各種集積回路のゲート使用率はおおむね50〜80%
程度であるため、1つの分割領域を20%程度前後、も
しくはそれ以下とすることにより、従来の単一レイアウ
ト構成と比較した場合のレイアウト効率の低下を抑止す
ることができる。
【0025】すなわち、前記所要の機能を達成するため
のレイアウトパターン定義情報としては、それぞれ前記
使用しない分割領域が異なる複数のレイアウトパターン
定義情報を用意する。そして、これら複数のレイアウト
パターン定義のうち、最初の定義に使用されるレイアウ
トパターン定義以外に少なくとも1以上のレイアウトパ
ターン定義情報が、内部メモリ14に格納される。な
お、最初の定義に使用されるレイアウトパターン定義情
報は、必ずしも内部メモリ14に格納していなくともよ
い。
【0026】定義処理部13は、障害検出部12から前
記障害領域の判別結果を受けると、その判別結果に基づ
き、内部メモリ14に格納されたレイアウトパターン定
義情報から、障害が発生した前記分割領域を含まないレ
イアウトパターン定義情報を選択し、そのレイアウトパ
ターン定義情報に従って機能回路部11を再定義する。
【0027】このとき、定義処理部13が新たに定義す
るレイアウトパターン定義は、障害のないものでなけれ
ばならない。そこで、定義処理部13には、新たに選定
したレイアウトパターン定義情報に基づく機能回路部1
1が障害を生じないものでないことを確認する機能を持
たせることが望ましい。また、例えば、過去に定義さ
れ、既に障害が発生したことがあるレイアウトパターン
定義は再度選択しても障害が発生することが明白である
から、レイアウトパターン定義情報の選択を効率よく行
うためには、定義処理部13は、過去に使用したレイア
ウトパターン定義情報を除外して、新たなレイアウトパ
ターン定義情報を選択する必要がある。そこで、定義処
理部13は、レイアウトパターン定義情報の選択に際
し、レイアウトパターン定義情報の選択の履歴情報を、
例えば内部メモリ14に記憶させるようにしてもよい。
【0028】この履歴情報の記憶とは、具体的には一旦
選択したレイアウトパターン定義情報を定義処理後内部
メモリから削除するなどしても実現することができる。
さらに、過去に障害が発生した分割領域を含むレイアウ
トパターンを用いるレイアウトパターン定義情報も、上
述と同様にして選択対象から除外するようにすれば、レ
イアウトパターン定義情報の選択を一層効率よく行うこ
とができる。
【0029】なお、最初の定義に使用されるレイアウト
パターン定義情報は、再定義に使用することはないはず
であるから、内部メモリ14に格納するレイアウトパタ
ーン定義情報から予め除外しておくことが望ましい。
【0030】図1の構成では、機能回路部11および障
害検出部12が、被定義回路部15を構成し、レイアウ
トパターン定義情報によるプログラム定義で達成される
ものとする。この被定義回路部15は、FPGA1にお
けるプログラム定義可能な部分で構成される。なお、動
作上不都合が生じないようにしておけば、例えば定義処
理部13もレイアウトパターン定義情報のプログラム定
義により達成される被定義回路部に含めるようにしても
よい。
【0031】FPGA1の内部メモリ14に格納される
レイアウトパターン定義情報の詳細を、図2を参照して
説明する。例えば、被定義回路部15をn個の分割領域
に分割して、(n−1)個の分割領域を用いて、レイア
ウトパターンを定義するものとする。この場合、n個の
レイアウトパターンが存在し得る。分割領域#1
(“#”は、「ナンバー」を意味するものとする)を使
用しないレイアウトパターンがレイアウトパターン定義
情報D#1で定義され、分割領域#2を使用しないレイア
ウトパターンがレイアウトパターン定義情報D#2で定義
され、順次同様にして、分割領域#nを使用しないレイ
アウトパターンがレイアウトパターン定義情報D#nで定
義されるものとすれば、内部メモリ14には、n個のレ
イアウトパターン定義情報D#1〜D#nが格納される。す
なわち、図2に示すように、内部メモリ14には、例え
ば、レイアウトパターン定義情報D#1として、分割領域
#1を使用しないレイアウトパターンP#1のレイアウ
トパターン定義情報が格納され、レイアウトパターン定
義情報D#nとして、分割領域#nを使用しないレイアウ
トパターンP#nのレイアウトパターン定義情報が格納
される。
【0032】次に、FPGA1の内部メモリ14に格納
される障害情報テーブルの詳細を、図3を参照して説明
する。図3に示すように、障害情報テーブルは、レイア
ウトパターン定義情報D#1で定義された被定義回路部1
5の障害検出部12から出力される障害情報1〜障害情
報xに対して障害領域#i〜障害領域#qがそれぞれ対
応し、レイアウトパターン定義情報D#2で定義された被
定義回路部15の障害検出部12から出力される障害情
報1〜障害情報yに対して障害領域#j〜障害領域#r
がそれぞれ対応し、順次同様にして、レイアウトパター
ン定義情報D#nで定義された被定義回路部15の障害検
出部12から出力される障害情報1〜障害情報zに対し
障害領域#k〜障害領域#sがそれぞれ対応するという
対応関係を示している。すなわち、この障害情報テーブ
ルによれば、例えば、レイアウトパターン定義情報D#1
を用いている状態で、障害検出部12から、障害情報1
が得られたときは、分割領域#iが障害領域であり、障
害情報xが得られたときは、分割領域#qが障害領域で
あるということがわかる。
【0033】また、障害検出部12において、障害の発
生した分割領域を特定するのに充分な分解能の障害情報
が得られらない場合、障害検出部12に、障害検出を高
分解能で行うための高分解能弁別機能、例えば自己テス
ト機能(「BIST:built-in self-test」などと称さ
れる)(以下、「BIST機能」と称する)、を障害検
出部12に内蔵させるようにしてもよい。例えば、BI
ST機能のための複数のテストパターンを障害検出部1
2に記憶させておき、障害検出部12は、一時的に機能
回路部11の定義パターンを異なる複数のテストパター
ンで定義してそれぞれの障害情報を得て、それらの組み
合わせに基づいて、障害領域を弁別することにより、高
分解能で障害領域を特定することができる。
【0034】具体的には、図4に示すように、例えば機
能回路部11の障害を検出する場合、機能回路部11を
構成する全てのゲート等の構成要素からなる分割領域C
1〜C9を、テストパターンである第1のBISTパタ
ーンにより3つの系列C1−C2−C3、C4−C5−
C6およびC7−C8−C9に分割し接続して、各系列
毎に入力信号に対する出力信号の正常性を確認し、次に
前記第1のBISTパターンに対して独立した接続関係
からなるテストパターンである第2のBISTパターン
により3つの系列C1−C4−C7、C2−C5−C8
およびC3−C6−C9に分割接続して、各系列毎に入
力信号に対する出力信号の正常性を確認する。これら両
者の確認結果に基づいて、障害の発生した分割領域を特
定する。図4では、例えば、第1のBISTパターンで
C4−C5−C6系列に障害が検出され、第2のBIS
TパターンでC2−C5−C8系列に障害が検出された
とすると、両系列の交点である分割領域C5が障害領域
と特定される。
【0035】図4で説明したBIST機能は、理解を容
易ならしめるために簡略化して示した例であり、多くの
場合は、図4よりもさらに複雑な手法が用いられる。以
上のようにして、障害検出部12により、機能回路部1
1または該機能回路部および障害検出部12を含む被定
義回路部15における障害の検出および障害領域の特定
が行われ、障害情報が定義処理部13に与えられる。定
義処理部13は、与えられた障害情報に応動して、該障
害情報で示される障害領域に応動して、内部メモリ14
のレイアウトパターン定義情報から障害領域に該当する
分割領域を使用しないレイアウトパターン定義情報の1
つを選択する。さらに、定義処理部13は、選択したレ
イアウトパターン定義情報に基づいて、機能回路部11
または該機能回路部および障害検出部12を含む被定義
回路部15を再定義する。
【0036】このようにして、図1に示すFPGA1
は、機能に障害が発生した場合にも、機能を自己修復し
て、従前と同様に機能し、障害による影響を受けずに所
要の機能を継続して達成することができる。もちろん、
自己修復には、若干の時間を要するが、その間について
は、機能回路部11の外部入出力を停止させるなどすれ
ばよい。
【0037】なお、所要の機能を達成するのに複数の分
割領域を使用しないレイアウトパターンを用いるように
してもよく、その場合、それに応じたレイアウトパター
ン定義情報および障害情報テーブルを用意する。
【0038】ところで、図1の構成におけるレイアウト
パターン定義情報および障害情報テーブルを格納するメ
モリの一部または全部をFPGAの外部に設ける構成と
することもできる。すなわち、本発明の第2の実施の形
態では、レイアウトパターン定義情報および障害情報テ
ーブルを格納するメモリをFPGAの外部に設けてい
る。
【0039】〔実施の形態2〕本発明の第2の実施の形
態による自己修復装置を適用した機能装置は、図5に示
すように、FPGA2および外部メモリ21を備えてい
る。FPGA2には、図1と同様の機能回路部11、障
害検出部12および定義処理部13を設け、且つ外部メ
モリ21はFPGA2の外部に設けられている。この場
合、FPGA2には、図1のような内部メモリ14を設
けておらず、外部メモリ21に、レイアウトパターン定
義情報および障害情報テーブルを格納する。
【0040】図5の自己修復装置における各部の機能お
よび動作について、具体的に説明する。プログラム定義
されて所要の回路として機能する機能回路部11は、外
部からの入力に対して、プログラム定義に従った所定の
処理を施して、処理結果を外部へ出力する。障害検出部
12は、機能回路部11に障害が発生して、該機能回路
部が正常に動作しなくなったときに、それを検知すると
ともにFPGA2中の障害個所を検出する。障害検出部
12は、予め仮想的に複数の領域に分割されているFP
GA2の各分割領域を単位として障害の検出を行い、い
ずれの分割領域に障害が発生したかを判別する。
【0041】障害検出部12は、機能回路部11から障
害情報を得ると、外部メモリ21に予め格納された障害
情報と障害領域との対応関係を示す障害情報テーブルを
参照して、障害がおきた前記分割領域を判別して、障害
が発生したことを示す情報を、前記障害領域の判別結果
と共に、定義処理部13に供給する。
【0042】機能回路部11の所要の機能を実現するた
めのレイアウトパターン定義情報としては、それぞれ使
用しない分割領域が異なる複数のレイアウトパターン定
義情報を用意する。そして、これら複数のレイアウトパ
ターン定義のうち、最初の定義に使用されるレイアウト
パターン定義以外に少なくとも1以上のレイアウトパタ
ーン定義情報が、外部メモリ21に格納される。なお、
最初の定義に使用されるレイアウトパターン定義情報
は、必ずしも外部メモリ21に格納していなくともよ
い。
【0043】定義処理部13は、障害検出部12から前
記障害領域の判別結果を受けると、その判別結果に基づ
き、前記レイアウトパターン定義情報から障害が発生し
た前記分割領域を含まないレイアウトパターン定義情報
を選択し、そのレイアウトパターン定義情報に従って機
能回路部11を再定義する。
【0044】このとき、定義処理部13が新たに定義す
るレイアウトパターン定義は、障害のないものでなけれ
ばならないことは、図1の場合と同様である。そこで、
定義処理部13には、新たに選定したレイアウトパター
ン定義情報に基づく機能回路部11が障害を生じないも
のでないことを確認する機能を持たせることが望まし
い。また、レイアウトパターン定義情報の選択に際し、
レイアウトパターン定義情報の選択の履歴情報を、例え
ば外部メモリ21に記憶させておき、定義処理部13
は、過去に障害が発生した分割領域を含むレイアウトパ
ターンを用いるレイアウトパターン定義情報を除外して
新たなレイアウトパターン定義情報を選択するようにす
れば、レイアウトパターン定義情報の選択を一層効率よ
く行うことができる。
【0045】図5の場合も、図1の場合と同様、FPG
A2においてレイアウトパターン定義情報によるプログ
ラム定義で達成される被定義回路部により、機能回路部
11および障害検出部12、または機能回路部11、障
害検出部12および定義処理部13を構成する。
【0046】〔実施の形態3〕本発明の第3の実施の形
態による自己修復装置を適用した機能装置は、図6に示
すように、FPGA3および外部メモリ25を備えてい
る。FPGA3には、図1とほぼ同様の定義処理部1
3、内部メモリ14および被定義回路部15に加えて選
択回路26およびチェック回路27を設けている。
【0047】この場合、外部メモリ25は、例えば第1
および第2のメモリ部25Aおよび25Bを有し、全く
同一の2組のレイアウトパターン定義情報および障害情
報テーブルをそれぞれに格納する。これら第1および第
2のメモリ部25Aおよび25Bはそれぞれ独立の第1
および第2のインタフェースIF1およびIF2により
FPGA3内の選択回路26に結合されている。選択回
路26は、第1および第2のメモリ部25Aおよび25
Bのいずれか一方の内容を選択し、内部メモリ14にダ
ウンロードする。チェック回路27は、選択回路26の
選択された出力をチェックし、該出力に異常が検出され
ると選択回路26を切換える。
【0048】すなわち、チェック回路26は、第1のメ
モリ部25A→第1のインタフェースIF1および第2
のメモリ部25B→第2のインタフェースIF2のうち
の一方、すなわち選択回路26で選択されている側に異
常がないか否かをチェックし、異常が検出された場合に
は選択回路26を制御して、他方の経路を選択して、該
当するメモリ部からレイアウトパターン定義情報および
障害情報テーブルを内部メモリ14にダウンロードす
る。
【0049】この場合、内部メモリ14は、少なくとも
使用中のレイアウトパターン定義情報および障害情報テ
ーブルを格納しており、障害検出により、障害領域を判
別し、障害のないレイアウトパターン定義情報による再
定義を行う場合には、外部メモリ25から選択回路26
を介して、適切なレイアウトパターン定義情報を内部メ
モリ14にダウンロードして用いる。そのため、内部メ
モリ14の容量は、図1の場合に比して小容量でよい。
【0050】図6の装置では、FPGA3の外部からダ
ウンロードするレイアウトパターン定義情報および障害
情報テーブルのデータの信頼性を高めるために、外部メ
モリ25のメモリ部およびその記憶内容を転送するため
のインタフェースを2重化している。
【0051】図6のように外部メモリ25のメモリ部お
よびその記憶内容を転送するためのインタフェースを2
重化する構成は、図5のように内部メモリを設けない構
成にも適用することができる。
【0052】〔実施の形態4〕本発明の第4の実施の形
態による自己修復装置を適用したシステムの構成を図7
に示す。
【0053】図7に示すシステムは、複数のコンポーネ
ント、すなわち#1コンポーネント41〜#nコンポー
ネント4nを備えている。各コンポーネント41〜4n
は、それぞれ図1に示した定義処理部13、内部メモリ
14および被定義回路部15にほぼ相当するコンポーネ
ント内制御部51、レイアウト情報メモリ52および被
定義回路部53を有している。
【0054】すなわち、被定義回路部15は、プログラ
ム定義されて所要の回路として機能し、外部からの入力
に対して、プログラム定義に従った所定の処理を施し
て、処理結果を外部へ出力するとともに、障害の発生お
よび障害領域を検出する。それぞれ使用しない領域が異
なる複数のレイアウトパターン定義情報が、レイアウト
情報メモリ52に格納される。もちろん、レイアウト情
報メモリ52に、障害領域を判別するための障害情報テ
ーブルおよび当該コンポーネントにおけるレイアウトパ
ターン定義選択の履歴情報をも格納しておいてもよい。
コンポーネント内制御部51は、被定義回路部53から
障害領域の情報を受けると、前記レイアウトパターン定
義情報から障害が発生した領域を含まないレイアウトパ
ターン定義情報を選択し、そのレイアウトパターン定義
情報に従って被定義回路部53を再定義するとともに、
当該コンポーネントにおける障害が修復不能である場合
には、後述のように他のコンポーネントにより機能を代
行させるための制御を行う。
【0055】コンポーネント41〜4nの各々におい
て、コンポーネント内制御部51およびレイアウト情報
メモリ52に結合されたコンポーネント内部のバスは、
専用インタフェースにて、他のコンポーネント41〜4
nに結合されており、コンポーネント内制御部51は、
システム内制御インタフェースによりシステム全体で結
合されている。
【0056】図7のシステムでは、各コンポーネント4
1〜4n内部のレイアウト情報メモリ52を、専用イン
タフェースで相互に結合しており、コンポーネント41
〜4n相互間でそれぞれのレイアウト情報メモリ52を
参照可能としており、コンポーネント41〜4nは、実
際に当該システムにおいて必要としているコンポーネン
トの数よりも多く設けておく。すなわち、コンポーネン
ト41〜4nは、システムにおいて実際に使用している
使用中コンポーネントと、使用していないバックアップ
用の予備コンポーネントとで構成される。
【0057】このようなシステムにおいて、複数のコン
ポーネント41〜4nのうちのいずれかの使用中コンポ
ーネントが、図1において説明したのと同様のレイアウ
トパターンの再定義処理によっても回復できない場合、
コンポーネント41〜4nのうちの罹障した使用中コン
ポーネントの使用を中止し、該罹障コンポーネントのレ
イアウト情報メモリ52内のレイアウトパターン定義情
報を、他の1個の使用していない予備コンポーネントの
レイアウト情報メモリ52に前記専用インタフェースを
介してコピーし、そのレイアウトパターン定義情報によ
り、該予備コンポーネントを定義してシステムを回復す
る。この場合の、罹障コンポーネントの使用の中止、該
罹障コンポーネントのレイアウトパターン定義情報のコ
ピー、およびレイアウトパターン定義情報の定義等の処
理の制御は、システム内制御インタフェースを介してコ
ンポーネント41〜4nのコンポーネント内制御部51
が連携動作することにより行われる。
【0058】〔実施の形態5〕本発明の第5の実施の形
態による自己修復装置を適用したシステムの構成を図8
に示す。
【0059】図8に示すシステムは、図7のシステムと
同様に、複数のコンポーネント、すなわち#1コンポー
ネント41〜#nコンポーネント4nを備えている。各
コンポーネント41〜4nは、それぞれ図1に示した定
義処理部13、内部メモリ14および被定義回路部15
にほぼ相当するコンポーネント内制御部51、レイアウ
ト情報メモリ52および被定義回路部53を有してい
る。さらに、図8においては、#1コンポーネント41
〜#nコンポーネント4nのレイアウト情報メモリ52
の記憶内容は、コンポーネント外部のシステムメモリ6
0のそれぞれ対応する#1メモリ領域61〜#nメモリ
領域6nに格納する。
【0060】すなわち、被定義回路部15は、プログラ
ム定義されて所要の回路として機能し、外部からの入力
に対して、プログラム定義に従った所定の処理を施し
て、処理結果を外部へ出力するとともに、障害の発生お
よび障害領域を検出する。それぞれ使用しない領域が異
なる複数のレイアウトパターン定義情報が、レイアウト
情報メモリ52に格納される。もちろん、レイアウト情
報メモリ52に、障害領域を判別するための障害情報テ
ーブルおよび当該コンポーネントにおけるレイアウトパ
ターン定義選択の履歴情報をも格納しておいてもよい。
コンポーネント内制御部51は、被定義回路部53から
障害領域の情報を受けると、前記レイアウトパターン定
義情報から障害が発生した領域を含まないレイアウトパ
ターン定義情報を選択し、そのレイアウトパターン定義
情報に従って被定義回路部53を再定義するとともに、
当該コンポーネントにおける障害が修復不能である場合
には、後述のように他のコンポーネントにより機能を代
行させるための制御を行う。
【0061】コンポーネント41〜4nの各々におい
て、コンポーネント内制御部51は、システム内制御イ
ンタフェースによりシステム全体で結合されている。ま
た、メモリ領域61〜6nを有するシステムメモリ60
は、前記システム内制御インタフェースにより、各コン
ポーネント41〜4nのコンポーネント内制御部51に
接続されている。図8のシステムでは、各コンポーネン
ト41〜4n内部のレイアウト情報メモリ52の格納内
容をシステムメモリ60の各メモリ領域61〜6nにバ
ックアップしており、全てのコンポーネント41〜4n
がそれぞれのレイアウト情報メモリ52の内容を参照可
能としておく。また、コンポーネント41〜4nは、実
際に当該システムにおいて必要としているコンポーネン
トの数よりも多く設けておく。すなわち、コンポーネン
ト41〜4nは、システムにおいて実際に使用している
使用中コンポーネントと、使用していないバックアップ
用の予備コンポーネントとで構成される。
【0062】このようなシステムにおいて、複数のコン
ポーネント41〜4nのうちのいずれかの使用中コンポ
ーネントが、図1において説明したのと同様のレイアウ
トパターンの再定義処理によっても回復できない場合、
コンポーネント41〜4nのうちの罹障した使用中コン
ポーネントの使用を中止し、該罹障コンポーネントのレ
イアウト情報メモリ52内のレイアウトパターン定義情
報を、システムメモリ60から他の1個の使用していな
い予備コンポーネントのレイアウト情報メモリ52にコ
ピーし、そのレイアウトパターン定義情報により、該予
備コンポーネントを定義してシステムを回復する。この
場合の、罹障コンポーネントの使用の中止、該罹障コン
ポーネントのレイアウトパターン定義情報のコピー、お
よびレイアウトパターン定義情報の定義等の処理は、コ
ンポーネント41〜4nのコンポーネント内制御部51
の連携によって行う。
【0063】〔実施の形態6〕本発明の第6の実施の形
態による自己修復装置を適用したシステムの構成を図9
に示す。
【0064】図9に示すシステムは、図7または図8の
システムと同様の複数のコンポーネント、すなわち#1
コンポーネント41〜#nコンポーネント4nに加え
て、システム制御部71および切替えスイッチ72を備
えている。各コンポーネント41〜4nは、図7または
図8と同様の手法によりレイアウト定義情報をコピーす
ることにより、ある使用中コンポーネントの障害時に他
の予備コンポーネントにより障害の発生した障害コンポ
ーネントの機能を代行させることができる。
【0065】システム制御部71は、前記コンポーネン
トの障害発生時にその障害コンポーネントにおけるレイ
アウト定義情報を、他の予備コンポーネントに転送さ
せ、該レイアウト定義情報を用いてその予備コンポーネ
ントを定義させるとともに、システム内インタフェース
を介してコンポーネントの切替えを指示するための切り
替え指示信号SXを出力する。
【0066】切替えスイッチ72は、コンポーネント4
1〜4nのうちの少なくとも使用中のものを外部装置イ
ンタフェースを介して外部装置(図示していない)に結
合するとともに、システム内インタフェースを介して与
えられる切り替え指示信号SXに応動して、外部装置イ
ンタフェースの外部装置への結合路を、前記障害コンポ
ーネントから、対応するレイアウト定義情報で定義され
た予備コンポーネントへ切替える。
【0067】具体的には、図9において、例えば、#k
コンポーネント4kに障害が発生したとすると、システ
ム制御部71は、#kコンポーネント4kのレイアウト
情報メモリ(52)に格納されているレイアウト定義情
報をコンポーネント4kのレイアウト情報メモリ(5
2)からまたはシステムメモリ(60)から、使用中で
ない予備コンポーネントである#nコンポーネント4n
に転送して、そのレイアウト定義情報によって#nコン
ポーネント4nを定義させる。さらにシステム制御部7
1は、切替えスイッチ72に切替え指示信号SXを供給
して該切替えスイッチ72を切替え、それまでコンポー
ネント4kから外部装置インタフェースを介して外部装
置に結合されていた結合路をコンポーネント4nから外
部装置インタフェースを介して外部装置に結合させる。
【0068】このように、コンポーネント41〜4nの
障害時に、障害コンポーネントの定義内容を他のコンポ
ーネントにコピーしたときの装置の接続切替えを切替え
スイッチにより自動的に行うようにしているので、シス
テムの接続変更等の作業が不要となる。
【0069】〔実施の形態7〕本発明の第7の実施の形
態による自己修復装置を適用したシステムの動作のフロ
ーチャートを図10に示す。
【0070】図10に示すフローチャートは、図1と同
様のシステムにおいて、図4に関連して説明した高分解
能で障害領域を検出する自己テストのような高分解能で
障害領域を弁別する高分解能弁別機能を搭載した場合の
動作を説明している。この場合、障害領域数が所定数T
以下の場合には、障害検出部12の通常の障害検出動作
で障害領域を特定することができるものとし、障害領域
数が所定数Tを超える場合には高分解能弁別機能により
障害領域を特定することができるものとする。
【0071】すなわち、図10のルーチンは障害が検出
されると、その都度起動され、先ず障害検出部12の通
常の障害検出動作で、障害領域が検出される(ステップ
S11)。このとき、検出される障害領域数が所定数T
以下であるか否かが判定され(ステップS12)、障害
領域数がT個以下でなければ、障害領域を特定すること
ができないので、障害検出部12に予め内蔵した高分解
能弁別機能を動作させて障害領域を特定する(ステップ
S13)。ステップS12において、障害領域数がT個
以下である場合には、直ちに障害領域を特定することが
できる。
【0072】障害領域が特定されると、内部メモリ14
に格納されたレイアウトパターン定義情報から適切なレ
イアウトパターン定義情報が選択される(ステップS1
4)。このとき、特定された障害領域の情報に基づき該
当する障害領域を使用しないレイアウトパターン定義情
報からレイアウトパターンの選択が行われる。このレイ
アウトパターン定義の選択を効率よく行うため、ステッ
プS14においては、一旦選択したレイアウトパターン
定義およびその選択の際に除外したレイアウトパターン
定義(すなわち障害領域を使用するレイアウトパターン
定義)を以後の選択対象から除外するための履歴情報を
障害検出部12または内部メモリ14に記憶させる。
【0073】ステップS14でレイアウトパターン定義
情報が選択されると、定義処理部13は、選択されたレ
イアウトパターン定義情報を用いてレイアウトパターン
定義の再定義を行う(ステップS15)。定義処理部1
3は、再定義を行うと、その再定義により形成される回
路が正常に動作するか否かを検定し(ステップS1
6)、正常であれば再定義処理を完了する。ステップS
16で再定義回路が正常でないと判定された場合、ステ
ップS14に戻り、他のレイアウトパターン定義からレ
イアウトパターン定義を再選択する。
【0074】このような処理を行わせることによって、
障害発生に対して非常に効率よく自己修復することが可
能なシステムを構築することができる。 〔実施の形態8〕本発明の第8の実施の形態による自己
修復装置を適用したシステムの構成を図11に示す。
【0075】図11に示すシステムは、図9の構成とほ
ぼ同様に構成され、複数のコンポーネント、すなわち#
1コンポーネント41〜#nコンポーネント4n加え
て、システム制御部81、外部メモリ82、制御リンク
結合部83およびクロスコネクトスイッチ84を備えて
いる。
【0076】各コンポーネント41〜4nは、図8と同
様の手法によりレイアウト定義情報をコピーすることに
より、ある使用中コンポーネントの障害時に他の予備コ
ンポーネントにより障害の発生した障害コンポーネント
の機能を代行させることができる。
【0077】外部メモリ82は、図12に示すように、
各コンポーネント41〜4nのレイアウトパターン定義
情報のバックアップ情報を格納している。システム制御
部81および外部メモリ82は、制御リンク結合部83
に結合されており、該制御リンク結合部83には、コン
ポーネント41〜4nおよびクロスコネクトスイッチ8
4が結合されている。コンポーネント41〜4nは、ク
ロスコネクトスイッチ84を介して#1外部装置〜#m
外部装置に選択的に結合されている。
【0078】制御リンク結合部83は、バスシステムあ
るいはLAN(ローカルエリアネットワーク)システム
のような結合システムであり、この場合、例えばシリア
ルなパケット情報のスイッチングにより、システム間の
データの転送を行うように構成されている。この制御リ
ンク結合部83としては、コンポーネント41〜4nの
一部のバス障害がシステム全体に波及してしまうような
形のマルチ接続構成を回避して構成する。
【0079】#1外部装置〜#m外部装置とコンポーネ
ント41〜4nとは、クロスコネクトスイッチ84によ
り、対応関係を柔軟に設定して、結合可能とし、復旧不
可能なコンポーネント障害時に、外部メモリ82からレ
イアウトパターン定義情報をコピーすることにより該コ
ンポーネントの機能を他のコンポーネントにより代行さ
せてシステムを復旧させる。
【0080】システム制御部81は、前記コンポーネン
トの障害発生時にその障害コンポーネントにおける障害
領域情報に基づいて、外部メモリ82に格納された角コ
ンポーネントのレイアウトパターン定義情報のバックア
ップ情報を参照し、該当する障害領域を用いなくとも障
害のない領域の組み合わせのみで定義可能な他のコンポ
ーネント用のレイアウトパターン定義が存在するときに
は、該バックアップ情報を用いて、コンポーネント相互
間のレイアウトパターン定義を交換し、システムを復旧
させるようにする。
【0081】このようにすると、種々の障害に対して、
さらに柔軟に対処してシステムを復旧することが可能と
なる。 〔実施の形態9〕本発明の第9の実施の形態による自己
修復装置を適用したコンポーネントの構成を図13に示
す。
【0082】図13は、例えば図11に示すシステムに
おけるコンポーネント41〜4nの各々として使用し得
るコンポーネントの構成を示している。図13に示すコ
ンポーネント90は、3個のデバイス91、92および
93、コンポーネント制御回路94、プログラムメモリ
95、レイアウト情報メモリ96およびインタフェース
回路97を備えている。
【0083】3個のデバイス91、92および93は、
それぞれ#1デバイス91、#2デバイス92および#
3デバイス93であり、例えばFPGAにより構成され
る。これら#1デバイス91〜#3デバイス93のBI
ST用パターン情報(一種のレイアウトパターン定義情
報である)およびレイアウトパターン定義情報は図14
に示すようなフォーマットでレイアウト情報メモリ96
に格納される。BIST用パターン情報は、#1デバイ
ス91〜#3デバイス93の各々について、例えば各々
第1のBIST情報BIST-1および第2のBIST情報BI
ST-2の2種類の情報からなる。レイアウト情報メモリ9
6において、レイアウトパターン定義情報は、#1デバ
イス91のレイアウトパターン定義情報D#1-1〜D#1-u、
#2デバイス92のレイアウトパターン定義情報D#2-1
〜D#1-v、および#3デバイス93のレイアウトパター
ン定義情報D#3-1〜D#3-wとして格納される。
【0084】#3デバイス93は、外部装置インタフェ
ースに結合されるため、複数種類の外部装置に対応する
ようにするため、外部装置毎に異なるレイアウトパター
ン定義情報をレイアウト情報メモリ96に格納してい
る。例えば、図14に示すように、外部装置Aに対応す
るレイアウトパターン定義情報D#3a-1〜D#3a-wと、外部
装置Bに対応するレイアウトパターン定義情報D#3b-1〜
D#3b-wとがレイアウト情報メモリ96に格納される。
【0085】コンポーネント制御回路94は、プログラ
ムメモリ95に格納されたプログラムを実行することに
より動作し、障害が発生すると、レイアウト情報メモリ
96に格納された情報を用いて、障害領域を弁別し、障
害の生じた各デバイス91〜93に、レイアウトパター
ン定義を再定義することによって、障害復旧を行う。
【0086】インタフェース回路97は、コンポーネン
ト90を制御インタフェースに結合する。すなわち、コ
ンポーネント90は、インタフェース回路97および制
御インタフェースを介して、他のコンポーネントに結合
される。
【0087】なお、罹障回復用のレイアウトパターン定
義のために、デバイスを複数分割するにあたり、分割数
を多くして細分化しすぎると、メモリに格納すべきレイ
アウトパターン定義情報の情報量が膨大となる割に、各
パターンの使用率が低下し、ほとんどのパターンが使用
されないことになるため、分割数nと同時障害数iとが
いずれも数個程度以内(但し、n>i)とすることによ
り、復旧を効率よく行わせ得るレイアウトパターン定義
を設定することができる。
【0088】なお、上述においては、主としてレイアウ
トパターン定義情報のダウンロード定義により種々の機
能を達成し得るFPGAを用いる構成について説明した
が、本発明による自己修復の考え方は、FPGAのよう
な電子回路装置に限らず、プログラム定義が可能でさえ
あれば、例えば複数のマイクロマシンにより構成される
システム、あるいはその他の機械的な構成要素の組み合
わせからなる装置およびシステムにも適用することがで
きる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
実装後に機能をプログラムして定義することが可能な、
機能構成要素の集合体を搭載して機能装置を構成し、該
機能装置における前記機能構成要素の物理的なレイアウ
ト領域を予め分割した複数の分割領域のうち、全ての分
割領域数よりも所定数少ない数の分割領域を使用して該
機能装置の機能を実現し得る複数のレイアウトパターン
定義情報を記憶しておくとともに、予め定義されている
レイアウトパターンを構成する前記分割領域中の障害領
域を前記分割領域を単位として検出して、前記予め定義
されているレイアウトパターン定義情報に代えて、障害
が検出された前記分割領域を回避し得るレイアウトパタ
ーン定義情報を選択し、前記機能装置の機能を再定義す
ることにより、前記機能装置の機能を自動的に修復する
ので、例えば機能部品およびパッケージ装置等のような
機能装置の出荷後、つまりサービス中または運用中にお
ける、自己修復を可能とし、機能装置の修理・交換の頻
度を低減し、保守を容易にし得る自己修復装置を提供す
ることができる。
【0090】本発明を適用すれば、通信ネットワークシ
ステムおよび情報処理システム等のように無中断連続運
転が要求される装置またはシステムを構成する機能装置
の総合的な信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る自己修復装置
を適用した機能装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の装置に係るレイアウトパターン情報を説
明するための模式図である。
【図3】図1の装置に係る障害情報テーブルの構成を模
式的に説明するための図である。
【図4】図1の装置に係る高分解能の障害弁別機能を説
明するための模式図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る自己修復装置
を適用した機能装置の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る自己修復装置
を適用した機能装置の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る自己修復装置
を適用したシステムの構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態に係る自己修復装置
を適用したシステムの構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態に係る自己修復装置
を適用したシステムの構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第7の実施の形態に係る自己修復装
置を適用したシステムの動作を示すフローチャートであ
る。
【図11】本発明の第8の実施の形態に係る自己修復装
置を適用したシステムの構成を示すブロック図である。
【図12】図11のシステムに係る外部メモリに格納さ
れるバックアップ情報の内容を説明するための模式図で
ある。
【図13】本発明の第9の実施の形態に係る自己修復装
置を適用したコンポーネントの構成を示すブロック図で
ある。
【図14】図11のシステムに係るレイアウト情報メモ
リに格納される情報の内容を説明するための模式図であ
る。
【符号の説明】
1,2,3…FPGA(機能装置) 11…機能回路部 12…障害検出部 13…定義処理部 14…内部メモリ 15,53…被定義回路部 21,25,82…外部メモリ 25A,25B…メモリ部 26…選択回路 27…チェック回路 41〜4n,90…コンポーネント 51…コンポーネント内制御部 52…レイアウト情報メモリ 60…システムメモリ 61〜6n…メモリ領域 71,81…システム制御部 72…切替えスイッチ 83…制御リンク結合部 84…クロスコネクトスイッチ 91〜93…デバイス 94…コンポーネント制御回路 95…プログラムメモリ 96…レイアウト情報メモリ 97…インタフェース回路

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実装後に機能をプログラムして定義するこ
    とが可能な、機能構成要素の集合体を搭載してなる機能
    装置、前記機能装置における前記機能構成要素の物理的
    なレイアウト領域を予め分割した複数の分割領域のう
    ち、全ての分割領域数よりも所定数少ない数の分割領域
    を使用して該機能装置の機能を実現し得る複数のレイア
    ウトパターン定義情報を記憶するためのレイアウトパタ
    ーン記憶手段、前記機能装置における予め定義されてい
    るレイアウトパターンを構成する前記分割領域中の障害
    領域を前記分割領域を単位として検出するための障害検
    出手段、および前記障害検出手段による障害領域の検出
    に応答し、前記予め定義されているレイアウトパターン
    定義に代えて、障害が検出された前記分割領域を回避し
    得るレイアウトパターン定義情報を選択し、前記機能装
    置の機能を再定義する修復処理手段を有する複数の機能
    コンポーネントと、前記複数の機能コンポーネントのい
    ずれかが前記修復処理手段によっても修復不能となった
    ことを検出して、当該機能コンポーネントの定義機能情
    報を他の前記機能コンポーネントに複製して、前記修復
    不能となった機能コンポーネントの機能を代行させるた
    めの定義複製手段とを具備することを特徴とする自己修
    復装置。
  2. 【請求項2】 複数の機能コンポーネントをそれぞれ外部
    装置に接続するための接続手段と、定義複製手段の定義
    複製に対応して、前記接続手段を制御し前記接続手段に
    よる前記複数の機能コンポーネントの外部装置との接続
    を切換える接続切換手段とをさらに具備することを特徴
    とする請求項1に記載の自己修復装置。
  3. 【請求項3】 レイアウトパターン記憶手段は、予め定義
    されているレイアウトパターン定義以外の複数のレイア
    ウトパターン定義情報を記憶することを特徴とする請求
    項1に記載の自己修復装置。
  4. 【請求項4】障害検出手段は、レイアウトパターン定義
    情報に従った機能装置の機能の一部として定義される手
    段であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の自己修復装置。
  5. 【請求項5】障害検出手段は、レイアウトパターン定義
    情報、障害情報、および障害領域の情報の対応関係を示
    す情報を含むテーブル情報を格納する障害テーブル格納
    手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    1項に記載の自己修復装置。
  6. 【請求項6】 修復処理手段は、障害が発生したレイアウ
    トパターン定義を記憶して、該レイアウトパターン定義
    以外のレイアウトパターン定義情報から、再定義するレ
    イアウトパターン定義情報を選択するパターン選択手段
    を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に
    記載の自己修復装置。
JP21497795A 1995-08-23 1995-08-23 自己修復装置 Expired - Fee Related JP3294741B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21497795A JP3294741B2 (ja) 1995-08-23 1995-08-23 自己修復装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21497795A JP3294741B2 (ja) 1995-08-23 1995-08-23 自己修復装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0962528A JPH0962528A (ja) 1997-03-07
JP3294741B2 true JP3294741B2 (ja) 2002-06-24

Family

ID=16664685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21497795A Expired - Fee Related JP3294741B2 (ja) 1995-08-23 1995-08-23 自己修復装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3294741B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008004330A1 (fr) * 2006-07-04 2008-01-10 Fujitsu Limited Système à processeurs multiples

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6854055B1 (en) 1999-10-18 2005-02-08 Endress + Hauser Flowtec Ag Method and system for switching active configuration memory during on-line operation of programmable field mounted device
JP2005243937A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Fujitsu Ltd 集積回路装置設計方法、当該方法を実施可能なデータ処理装置及びプログラム
JP2006053873A (ja) 2004-08-16 2006-02-23 Fujitsu Ltd 機能装置、機能維持方法及び機能維持プログラム
JP4321472B2 (ja) * 2005-03-28 2009-08-26 トヨタ自動車株式会社 制御装置
US7478261B2 (en) * 2005-09-13 2009-01-13 M2000 Reconfigurable circuit with redundant reconfigurable cluster(s)
JP4970109B2 (ja) * 2007-03-30 2012-07-04 Kddi株式会社 論理プログラマブルデバイスの復旧装置
WO2009069174A1 (ja) * 2007-11-27 2009-06-04 Fujitsu Limited 組込装置及び制御方法
JP5565873B2 (ja) * 2011-09-13 2014-08-06 Necエンジニアリング株式会社 再構成可能な集積回路ユニットを備えた論理回路及びその論理回路のエラー修正方法
JP2013187699A (ja) * 2012-03-07 2013-09-19 Fujitsu Telecom Networks Ltd Fpga構成処理制御回路
JP5500282B1 (ja) * 2013-02-28 2014-05-21 日本電気株式会社 障害修復装置、障害修復方法、及び、障害修復プログラム
WO2014147780A1 (ja) * 2013-03-21 2014-09-25 富士通株式会社 論理処理装置及びその処理方法
JP6509461B2 (ja) 2017-01-10 2019-05-08 三菱電機株式会社 代替装置、情報処理システム及び代替方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008004330A1 (fr) * 2006-07-04 2008-01-10 Fujitsu Limited Système à processeurs multiples

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0962528A (ja) 1997-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3294741B2 (ja) 自己修復装置
JP4456552B2 (ja) 動的代替機能を持つ論理集積回路、これを用いた情報処理装置及び論理集積回路の動的代替方法
JP5296878B2 (ja) 1つまたは複数の交換ユニットのテストを管理するために1つまたは複数の交換可能ユニットを含むコンピュータ化ストレージ・システムで使用するための方法、装置、およびプログラム(交換ユニットのテストを管理するために交換可能ユニットを含むコンピュータ化ストレージ・システム)
JP2009140353A (ja) 再構成可能な集積回路、及びこれを用いた自己修復システム
KR100448709B1 (ko) 데이터 버스 시스템 및 그 제어방법
JP2003015900A (ja) 追走型多重化システム、及び追走により信頼性を高めるデータ処理方法
JPS6027041B2 (ja) ハイアラキ制御システムにおける下位制御装置の切換方法
JP3165320B2 (ja) 自己修復回路
KR101137771B1 (ko) 내분비세포통신의 메커니즘에 기반한 디지털회로 자가고장복구 시스템 및 방법
US5586249A (en) Control information backup system
JP3210527B2 (ja) 二重化計算機システム
JPH1127266A (ja) 網管理装置の構成情報管理方式および管理対象装置
US6718483B1 (en) Fault tolerant circuit and autonomous recovering method
JPH1084275A (ja) 論理回路
KR101485644B1 (ko) 이중화 시스템 및 이중화 시스템의 제어 방법
JPH11134211A (ja) 二重化コンピュータシステムおよびその運用方法
JPH0553938A (ja) 二重化構成の中央制御装置切替え方式
JPH02138649A (ja) メモリ交換単位未実装検出方法
JPS603225B2 (ja) 主記憶装置情報修復方式
JPS6217258B2 (ja)
JP3150472B2 (ja) 冗長系の切替方法
JPH04352226A (ja) ディスク装置間のデータ複写方式
US8954795B2 (en) System and method for responding to failure of a hardware locus at a communication installation
JPH03271847A (ja) 半導体ディスク装置
JPH11196155A (ja) 中継装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020319

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080405

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110405

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110405

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees