JP3291622B2 - 石油燃焼器用バーナの燃料流量制御装置 - Google Patents
石油燃焼器用バーナの燃料流量制御装置Info
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- JP3291622B2 JP3291622B2 JP00441799A JP441799A JP3291622B2 JP 3291622 B2 JP3291622 B2 JP 3291622B2 JP 00441799 A JP00441799 A JP 00441799A JP 441799 A JP441799 A JP 441799A JP 3291622 B2 JP3291622 B2 JP 3291622B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、石油燃焼給湯機
等に用いられる圧力噴霧式バーナの火力を最大から最小
まで無段階に調節する石油燃焼器用バーナの燃料流量制
御装置に関する。
等に用いられる圧力噴霧式バーナの火力を最大から最小
まで無段階に調節する石油燃焼器用バーナの燃料流量制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】石油燃焼器用バーナの燃料流量制御装置
は、概説すれば、定差圧ポンプにより加圧された燃料が
燃料噴射ノズルに供給され、一方この燃料噴射ノズルの
リターン穴に連通したリターン流路に備えられた油比例
弁によって、供給燃料からのリターン量を制御すること
で、ノズルからの噴霧燃料量を調節し、無段階に制御し
ていた。
は、概説すれば、定差圧ポンプにより加圧された燃料が
燃料噴射ノズルに供給され、一方この燃料噴射ノズルの
リターン穴に連通したリターン流路に備えられた油比例
弁によって、供給燃料からのリターン量を制御すること
で、ノズルからの噴霧燃料量を調節し、無段階に制御し
ていた。
【0003】また、図7に示す定差圧方式も採用されて
いる。この例では、燃料噴射ノズルAに向かう燃料供給
流路Bに、定差圧ポンプ(例えば7kg/cm2 の定圧
供給)Cと例えば1kg/cm2 から5kg/cm2 の
可変出力の制御ポンプDの2つの電磁ポンプが直列に接
続されると共に、燃料噴射ノズルAのリターン穴に連通
のリターン流路Eを前記定差圧ポンプCと制御ポンプD
との間に接続した構造で、制御ポンプDへ一般商用電源
を位相制御した電圧パルスを入力して吐出能力を可変す
ることで燃料噴射ノズルAからの噴霧燃料量を無段階に
制御していた。なお、Fは逆止弁、PSは圧力センサ、
Gは燃料タンクである。
いる。この例では、燃料噴射ノズルAに向かう燃料供給
流路Bに、定差圧ポンプ(例えば7kg/cm2 の定圧
供給)Cと例えば1kg/cm2 から5kg/cm2 の
可変出力の制御ポンプDの2つの電磁ポンプが直列に接
続されると共に、燃料噴射ノズルAのリターン穴に連通
のリターン流路Eを前記定差圧ポンプCと制御ポンプD
との間に接続した構造で、制御ポンプDへ一般商用電源
を位相制御した電圧パルスを入力して吐出能力を可変す
ることで燃料噴射ノズルAからの噴霧燃料量を無段階に
制御していた。なお、Fは逆止弁、PSは圧力センサ、
Gは燃料タンクである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】定差圧方式のシステム
では、噴射ノズルのリターン穴を介して空気が混入しや
すいが、電磁ポンプC,Dが直列に2機接続しており、
循環路内に混入の空気は、一機目の電磁ポンプDによっ
て加圧されるから空気が液中に混入されやすく、排出が
しやすいとされているが、電磁ポンプの設置は、今まで
吸入側を下に吐出側を上にして設置したため、電磁ポン
プより下方に燃料噴射ノズルを設ける燃焼装置の場合に
は、各電磁ポンプC,D間と燃料噴射ノズルAへの燃料
供給流路B及び燃料噴射ノズルAからのリターン流路E
から両電磁ポンプC,D間への配管接続が上下へ何度も
交差して接続されるため、上記混入空気の排出に悪い影
響を与えるだけでなく、多くの部品や組立の工数を必要
とすると共に、装置が大きくなる欠点があった。
では、噴射ノズルのリターン穴を介して空気が混入しや
すいが、電磁ポンプC,Dが直列に2機接続しており、
循環路内に混入の空気は、一機目の電磁ポンプDによっ
て加圧されるから空気が液中に混入されやすく、排出が
しやすいとされているが、電磁ポンプの設置は、今まで
吸入側を下に吐出側を上にして設置したため、電磁ポン
プより下方に燃料噴射ノズルを設ける燃焼装置の場合に
は、各電磁ポンプC,D間と燃料噴射ノズルAへの燃料
供給流路B及び燃料噴射ノズルAからのリターン流路E
から両電磁ポンプC,D間への配管接続が上下へ何度も
交差して接続されるため、上記混入空気の排出に悪い影
響を与えるだけでなく、多くの部品や組立の工数を必要
とすると共に、装置が大きくなる欠点があった。
【0005】そこで、この発明では、混入空気の排出に
適する構造とすると共に、燃料供給流路とリターン流路
の配管の簡素化を図ったものである。
適する構造とすると共に、燃料供給流路とリターン流路
の配管の簡素化を図ったものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る石油燃焼
器用バーナの燃料流量制御装置は、燃料タンクから燃料
を吸引し、燃料噴射ノズルへ供給する燃料供給通路に出
力が可変の制御ポンプと、この制御ポンプの出力に定出
力を加えて出力する定差圧ポンプを配すると共に、該燃
料噴射ノズルのリターン穴に接続のリターン流路が前記
制御ポンプと定差圧ポンプとの間の燃料供給流路に接続
される石油燃焼器用バーナの燃料流量制御装置におい
て、前記制御ポンプは、電磁プランジャと連なるピスト
ンの往復動と吸入弁と吐出弁の協同にてポンプ作用を行
なうプランジャ形のポンプで、前記プランジャが収納の
プランジャ作動室と、このプランジャ作動室の一端に設
けられ、通孔を持つ磁気ロッドと、この磁気ロッドの通
孔を介して連通の電磁弁を収納した電磁弁可動室とがリ
ターン流路の一部を構成したことにある(請求項1)。
器用バーナの燃料流量制御装置は、燃料タンクから燃料
を吸引し、燃料噴射ノズルへ供給する燃料供給通路に出
力が可変の制御ポンプと、この制御ポンプの出力に定出
力を加えて出力する定差圧ポンプを配すると共に、該燃
料噴射ノズルのリターン穴に接続のリターン流路が前記
制御ポンプと定差圧ポンプとの間の燃料供給流路に接続
される石油燃焼器用バーナの燃料流量制御装置におい
て、前記制御ポンプは、電磁プランジャと連なるピスト
ンの往復動と吸入弁と吐出弁の協同にてポンプ作用を行
なうプランジャ形のポンプで、前記プランジャが収納の
プランジャ作動室と、このプランジャ作動室の一端に設
けられ、通孔を持つ磁気ロッドと、この磁気ロッドの通
孔を介して連通の電磁弁を収納した電磁弁可動室とがリ
ターン流路の一部を構成したことにある(請求項1)。
【0007】これにより、プランジヤ作動室、磁気ロッ
ドの通孔及び電磁弁可動室がリターン流路の一部となっ
て、リターン流路の配管を簡素化できるものである。
ドの通孔及び電磁弁可動室がリターン流路の一部となっ
て、リターン流路の配管を簡素化できるものである。
【0008】また、この発明に係る石油燃焼器用バーナ
の燃料流量制御装置は、 燃料タンクから燃料を吸引
し、燃料噴射ノズルへ供給する燃料供給通路に出力が可
変の制御ポンプと、この制御ポンプの出力に定出力を加
えて出力する定差圧ポンプを配すると共に、該燃料噴射
ノズルのリターン穴に接続のリターン流路が前記制御ポ
ンプと定差圧ポンプとの間の燃料供給流路に接続される
石油燃焼器用バーナの燃料流量制御装置において、前記
定差圧ポンプは、電磁プランジャと連なるピストンの往
復動と吸入弁と吐出弁の協同にてポンプ作用を行なうプ
ランジャ形のポンプで、前記プランジャが収納のプラン
ジャ作動室と、このプランジャ作動室の一端に設けら
れ、通孔を持つ磁気ロッドと、この磁気ロッドの通孔を
介して連通の電磁弁を収納した電磁弁可動室とが燃料供
給流路の一部を構成したことにある(請求項2)。これ
によって、プランジヤ作動室、磁気ロッドの通孔及び電
磁弁可動室が燃料供給流路の一部となって、燃料供給流
路の配管を簡素化できるものである。
の燃料流量制御装置は、 燃料タンクから燃料を吸引
し、燃料噴射ノズルへ供給する燃料供給通路に出力が可
変の制御ポンプと、この制御ポンプの出力に定出力を加
えて出力する定差圧ポンプを配すると共に、該燃料噴射
ノズルのリターン穴に接続のリターン流路が前記制御ポ
ンプと定差圧ポンプとの間の燃料供給流路に接続される
石油燃焼器用バーナの燃料流量制御装置において、前記
定差圧ポンプは、電磁プランジャと連なるピストンの往
復動と吸入弁と吐出弁の協同にてポンプ作用を行なうプ
ランジャ形のポンプで、前記プランジャが収納のプラン
ジャ作動室と、このプランジャ作動室の一端に設けら
れ、通孔を持つ磁気ロッドと、この磁気ロッドの通孔を
介して連通の電磁弁を収納した電磁弁可動室とが燃料供
給流路の一部を構成したことにある(請求項2)。これ
によって、プランジヤ作動室、磁気ロッドの通孔及び電
磁弁可動室が燃料供給流路の一部となって、燃料供給流
路の配管を簡素化できるものである。
【0009】また、この発明に係る石油燃焼器用バーナ
の燃料流量制御装置は、燃料タンクから燃料を吸引し、
燃料噴射ノズルへ供給する燃料供給通路に出力が可変の
制御ポンプと、この制御ポンプの出力に定出力を加えて
出力する定差圧ポンプを配すると共に、該燃料噴射ノズ
ルのリターン穴に接続のリターン流路が前記制御ポンプ
と定差圧ポンプとの間に接続される石油燃焼器用バーナ
の燃料流量制御装置において、前記制御ポンプと前記定
差圧ポンプとは、共に電磁プランジャと連なるピストン
の往復動と吸入弁と吐出弁の協同にてポンプ作用を行な
うプランジャ形のポンプで、前記制御ポンプと前記定差
圧ポンプとは並列的に且つ上下方向に立設されると共
に、前記制御ポンプの吸入弁と吐出弁及び前記定差圧ポ
ンプの吸入弁と吐出弁がそれぞれのプランジャ作動室よ
り上方に配されて成るものである(請求項3)。また、
定差圧ポンプの吸入弁と吐出弁が制御ポンプの吸入弁と
吐出弁より上方に配されたことにある(請求項4)。さ
らにまた、定差圧ポンプの吸入弁と吐出弁が制御ポンプ
のプランジヤ作動室の上方から始まる通路より上方に配
されたことにある(請求項5)。
の燃料流量制御装置は、燃料タンクから燃料を吸引し、
燃料噴射ノズルへ供給する燃料供給通路に出力が可変の
制御ポンプと、この制御ポンプの出力に定出力を加えて
出力する定差圧ポンプを配すると共に、該燃料噴射ノズ
ルのリターン穴に接続のリターン流路が前記制御ポンプ
と定差圧ポンプとの間に接続される石油燃焼器用バーナ
の燃料流量制御装置において、前記制御ポンプと前記定
差圧ポンプとは、共に電磁プランジャと連なるピストン
の往復動と吸入弁と吐出弁の協同にてポンプ作用を行な
うプランジャ形のポンプで、前記制御ポンプと前記定差
圧ポンプとは並列的に且つ上下方向に立設されると共
に、前記制御ポンプの吸入弁と吐出弁及び前記定差圧ポ
ンプの吸入弁と吐出弁がそれぞれのプランジャ作動室よ
り上方に配されて成るものである(請求項3)。また、
定差圧ポンプの吸入弁と吐出弁が制御ポンプの吸入弁と
吐出弁より上方に配されたことにある(請求項4)。さ
らにまた、定差圧ポンプの吸入弁と吐出弁が制御ポンプ
のプランジヤ作動室の上方から始まる通路より上方に配
されたことにある(請求項5)。
【0010】これにより、リターン流路内に流れる燃料
内に混入した空気は、自らの浮力と上下方向に立設され
た構造上から燃料の流れに乗ってリターン流路内を流
れ、燃料供給流路となる定差圧ポンプの吸入弁までスム
ーズに運ばれ、該定差圧ポンプの加圧油内に混入されて
燃料噴射ノズルより排出することができる。
内に混入した空気は、自らの浮力と上下方向に立設され
た構造上から燃料の流れに乗ってリターン流路内を流
れ、燃料供給流路となる定差圧ポンプの吸入弁までスム
ーズに運ばれ、該定差圧ポンプの加圧油内に混入されて
燃料噴射ノズルより排出することができる。
【0011】燃料タンクに接続する流入口側継手に形成
の通孔は、燃料タンクに接続する流入口側継手に形成の
通路は、前記制御ポンプの吸入弁の吸入口の位置よりも
下方に配されている(請求項6)。したがって、燃料タ
ンクから導入された燃料と空気は、浮力と構造上から制
御ポンプの吸入弁、吐出弁を通り、定差圧ポンプの吸入
弁、吐出弁に至り、該定差圧ポンプの加圧油内に混入さ
れて燃料噴射ノズルより排出される。
の通孔は、燃料タンクに接続する流入口側継手に形成の
通路は、前記制御ポンプの吸入弁の吸入口の位置よりも
下方に配されている(請求項6)。したがって、燃料タ
ンクから導入された燃料と空気は、浮力と構造上から制
御ポンプの吸入弁、吐出弁を通り、定差圧ポンプの吸入
弁、吐出弁に至り、該定差圧ポンプの加圧油内に混入さ
れて燃料噴射ノズルより排出される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【0013】図1において、この発明の第1の実施の形
態の概略の構成図が示され、油タンク1は下記する燃料
流量制御装置2より高い位置にあり、燃料はこの油タン
ク1から燃料供給流路3のパイプ部分3aを通り、該燃
料流量制御装置2に供給される。このパイプ3aには、
開閉弁4、ストレーナ5が流れ方向に順次設けられ、最
も終端は流入口側継手7に接続され、下記する制御ポン
プ9の吸入口25(図2に示す)につながっている。
態の概略の構成図が示され、油タンク1は下記する燃料
流量制御装置2より高い位置にあり、燃料はこの油タン
ク1から燃料供給流路3のパイプ部分3aを通り、該燃
料流量制御装置2に供給される。このパイプ3aには、
開閉弁4、ストレーナ5が流れ方向に順次設けられ、最
も終端は流入口側継手7に接続され、下記する制御ポン
プ9の吸入口25(図2に示す)につながっている。
【0014】燃料流量制御装置2は、ユニット化され
て、大別して制御ポンプ9を持つ制御ポンプブロック1
0と、逆止弁11を持つ逆止弁ブロック12と、定差圧
ポンプ13を持つ定差圧ポンプブロック14と、ノズル
15を持つノズルブロック16とより構成されている。
この燃料流量制御装置2は、図示しないウインドケース
上に設けられ、図示しない燃焼室内に前記ノズル15が
突設されている。
て、大別して制御ポンプ9を持つ制御ポンプブロック1
0と、逆止弁11を持つ逆止弁ブロック12と、定差圧
ポンプ13を持つ定差圧ポンプブロック14と、ノズル
15を持つノズルブロック16とより構成されている。
この燃料流量制御装置2は、図示しないウインドケース
上に設けられ、図示しない燃焼室内に前記ノズル15が
突設されている。
【0015】燃料流量制御装置2の流入口側継手7は、
一方で前述した通り、燃料供給流路3のパイプ部分3a
が接続され、内部に下記する流量センサ18が配され、
他方で可変出力の制御ポンプ9の流入口側に接続されて
いる。この制御ポンプ9の吐出側は、燃料供給流路3の
ブロック内に設けられるブロック内流路3bを介して定
差圧ポンプブロック14の定出力の定差圧ポンプ13の
吸入側に接続されている。また、同じく制御ポンプ9の
吐出側は電磁弁19を介して下記するリターン流路21
に接続されている。
一方で前述した通り、燃料供給流路3のパイプ部分3a
が接続され、内部に下記する流量センサ18が配され、
他方で可変出力の制御ポンプ9の流入口側に接続されて
いる。この制御ポンプ9の吐出側は、燃料供給流路3の
ブロック内に設けられるブロック内流路3bを介して定
差圧ポンプブロック14の定出力の定差圧ポンプ13の
吸入側に接続されている。また、同じく制御ポンプ9の
吐出側は電磁弁19を介して下記するリターン流路21
に接続されている。
【0016】定差圧ポンプ13の吐出側は、減圧弁23
を介して電磁弁24に接続され、ブロック内流路3bを
介して燃料噴射ノズル15に接続されている。
を介して電磁弁24に接続され、ブロック内流路3bを
介して燃料噴射ノズル15に接続されている。
【0017】燃料噴射ノズル15は、燃料リターン方式
でノズルホルダ内の中央にリターン穴を形成したデスト
リビュータを備え、周縁から旋回しながら供給され、噴
出口より燃料が旋回噴霧される。燃料噴射ノズル15の
リターン穴には、リターン流路21が接続され、逆止弁
11を介して前記した可変出力の制御ポンプ9の吐出側
に接続されている。
でノズルホルダ内の中央にリターン穴を形成したデスト
リビュータを備え、周縁から旋回しながら供給され、噴
出口より燃料が旋回噴霧される。燃料噴射ノズル15の
リターン穴には、リターン流路21が接続され、逆止弁
11を介して前記した可変出力の制御ポンプ9の吐出側
に接続されている。
【0018】上述のような構成において、制御ポンプ9
及び定差圧ポンプ13が稼働されることで燃料噴射ノズ
ル15から燃料が噴射され、制御ポンプ9の出力が可変
されることで燃料噴射ノズル15から噴射量が制御され
るものである。
及び定差圧ポンプ13が稼働されることで燃料噴射ノズ
ル15から燃料が噴射され、制御ポンプ9の出力が可変
されることで燃料噴射ノズル15から噴射量が制御され
るものである。
【0019】燃料流量制御装置2の具体的な構造が図2
以降に示され、この構造の中に発明が内在しており、以
下に説明する。
以降に示され、この構造の中に発明が内在しており、以
下に説明する。
【0020】図2において、制御ポンプブロック10の
制御ポンプ9は、いわゆる電磁ポンプで、最も上方に吸
入弁26と吐出弁27が水平に配され、この吸入弁26
と吐出弁27との協同でポンプ作用を行うピストン29
がその下方で縦方向に配されている。
制御ポンプ9は、いわゆる電磁ポンプで、最も上方に吸
入弁26と吐出弁27が水平に配され、この吸入弁26
と吐出弁27との協同でポンプ作用を行うピストン29
がその下方で縦方向に配されている。
【0021】このピストン29を動かす駆動手段とし
て、ボビン31に電線が巻装の電磁コイル30と、この
電磁コイル30に印加されるパルスにより稼働の電磁プ
ランジヤ33を備えて、電磁プランジヤ33は前記ボビ
ン31の中央に貫通して形成された貫通孔に挿入のガイ
ドパイプ34により形成のプランジヤ作動室38間で上
ばね35と下ばね36にて支持されている。
て、ボビン31に電線が巻装の電磁コイル30と、この
電磁コイル30に印加されるパルスにより稼働の電磁プ
ランジヤ33を備えて、電磁プランジヤ33は前記ボビ
ン31の中央に貫通して形成された貫通孔に挿入のガイ
ドパイプ34により形成のプランジヤ作動室38間で上
ばね35と下ばね36にて支持されている。
【0022】この電磁プランジヤ33は、前述したピス
トン29を上方で接続し、該電磁プランジヤ33の往復
動に伴って接続のピストン29もシリンダ39内におい
て往復動される。このピストン29の往復動によって、
ポンプ室41内の容積が変化され、ポンプ作用が行われ
る。詳述すれば、ピストン29が下降してポンプ室41
が負圧になると、吸入弁26が開いて燃料を吸い込み、
またピストンが上昇してポンプ室41が正圧となると吐
出弁27を開いて燃料を吐出するものである。この吐出
弁27から吐出された燃料は、継手ロッド44に形成の
孔45を介して下記する定差圧ポンプブロック14に設
けられた定差圧ポンプ13に送られると共に、孔42を
介して前記プランジヤ作動室38内に送油される。
トン29を上方で接続し、該電磁プランジヤ33の往復
動に伴って接続のピストン29もシリンダ39内におい
て往復動される。このピストン29の往復動によって、
ポンプ室41内の容積が変化され、ポンプ作用が行われ
る。詳述すれば、ピストン29が下降してポンプ室41
が負圧になると、吸入弁26が開いて燃料を吸い込み、
またピストンが上昇してポンプ室41が正圧となると吐
出弁27を開いて燃料を吐出するものである。この吐出
弁27から吐出された燃料は、継手ロッド44に形成の
孔45を介して下記する定差圧ポンプブロック14に設
けられた定差圧ポンプ13に送られると共に、孔42を
介して前記プランジヤ作動室38内に送油される。
【0023】前記したガイドパイプ34の下端には、磁
気ロッド47が嵌挿され、前記プランジヤ作動室38の
下端を区画し、且つ下ばね36を支持している。なお、
この磁気ロッド47の中心に貫通孔48を有し、下記す
る電磁弁可動室52内と連通している。
気ロッド47が嵌挿され、前記プランジヤ作動室38の
下端を区画し、且つ下ばね36を支持している。なお、
この磁気ロッド47の中心に貫通孔48を有し、下記す
る電磁弁可動室52内と連通している。
【0024】電磁弁19は、電磁弁ケース51が前記磁
気ロッド47の下端に嵌合されて形成の電磁弁可動室5
2内に配され、ばね53にて閉じる方向に付勢されてい
る。この電磁弁19の電磁弁ケース51は、下記する逆
止弁ブロック12内に嵌り込んでいる。このように、可
変型の制御ポンプ9は、燃料供給流路3に設けられたポ
ンプを構成すると共に、プランジヤ作動室38がリター
ン流路21の一部を構成し、且つ内蔵の電磁弁19がリ
ターン流路21の開閉弁の働きをしている。
気ロッド47の下端に嵌合されて形成の電磁弁可動室5
2内に配され、ばね53にて閉じる方向に付勢されてい
る。この電磁弁19の電磁弁ケース51は、下記する逆
止弁ブロック12内に嵌り込んでいる。このように、可
変型の制御ポンプ9は、燃料供給流路3に設けられたポ
ンプを構成すると共に、プランジヤ作動室38がリター
ン流路21の一部を構成し、且つ内蔵の電磁弁19がリ
ターン流路21の開閉弁の働きをしている。
【0025】流入側継手7は、内部に通路55を有し、
前記制御ポンプブロック10に取付けられ、通路55の
下流が制御ポンプ9の吸入口25の上流側に接続され、
その上流側が前記燃料供給流路3を成すパイプ部分3a
に接続されている。この流入口側継手7の通路55の上
流よりも下流が高い位置にあり、さらに制御ポンプ9の
吸入口24の方がさらに高い位置にある。
前記制御ポンプブロック10に取付けられ、通路55の
下流が制御ポンプ9の吸入口25の上流側に接続され、
その上流側が前記燃料供給流路3を成すパイプ部分3a
に接続されている。この流入口側継手7の通路55の上
流よりも下流が高い位置にあり、さらに制御ポンプ9の
吸入口24の方がさらに高い位置にある。
【0026】流量センサ18は、一対のサーミスタ18
a,18bが設けられ、一方のサーミスタ18aは、定
電流が印加されて加温されており、この加熱量が流れる
流量で変化されて流速が抵抗値変化として検出される。
なお、燃料の温度の影響を受けないように、他方のサー
ミスタ18bにて温度を拾って温度補償をしている。流
速Vが判定され、パイプ経dとすると、流量Q∝πd2/
4 ・Vとして表される。
a,18bが設けられ、一方のサーミスタ18aは、定
電流が印加されて加温されており、この加熱量が流れる
流量で変化されて流速が抵抗値変化として検出される。
なお、燃料の温度の影響を受けないように、他方のサー
ミスタ18bにて温度を拾って温度補償をしている。流
速Vが判定され、パイプ経dとすると、流量Q∝πd2/
4 ・Vとして表される。
【0027】図3において、定差圧ポンプブロック14
が示され、該ブロックの上方で右側に前記した継手ロッ
ド44の挿入受部58が形成されていると共に、定差圧
ポンプ13の吸入弁59と吐出弁60が前記挿入受部5
8よりも上方に配されている。したがって、燃料供給流
路3のブロック内流路3bを成す流入口側継手7の通路
55よりも制御ポンプ9の吸入口25の方が高い位置
に、さらに定差圧ポンプ13の吸入弁59と吐出弁60
の位置が制御ポンプ9の吸入弁26と吐出弁27の位置
より高い位置となって混入の空気流れをスムーズにし排
出を良好にするものである。
が示され、該ブロックの上方で右側に前記した継手ロッ
ド44の挿入受部58が形成されていると共に、定差圧
ポンプ13の吸入弁59と吐出弁60が前記挿入受部5
8よりも上方に配されている。したがって、燃料供給流
路3のブロック内流路3bを成す流入口側継手7の通路
55よりも制御ポンプ9の吸入口25の方が高い位置
に、さらに定差圧ポンプ13の吸入弁59と吐出弁60
の位置が制御ポンプ9の吸入弁26と吐出弁27の位置
より高い位置となって混入の空気流れをスムーズにし排
出を良好にするものである。
【0028】定差圧ポンプ13は、いわゆる電磁ポンプ
で、定出力のもので、吸入弁59と吐出弁60は水平に
設けられ、この吸入弁59と吐出弁60とポンプ作用を
行うピストン62がその下方で縦方向に配されている。
で、定出力のもので、吸入弁59と吐出弁60は水平に
設けられ、この吸入弁59と吐出弁60とポンプ作用を
行うピストン62がその下方で縦方向に配されている。
【0029】このピストン62を動かす駆動手段とし
て、ボビン63に電線が巻装の電磁コイル64と、この
電磁コイル64に印加されるパルスにより稼働の電磁プ
ランジヤ65を備え、電磁プランジヤ65は前記ボビン
63の中央に貫通して形成された貫通孔に挿入のガイド
パイプ66により形成のプランジヤ作動室67内で上ば
ね68と下ばね69とで支持されている。
て、ボビン63に電線が巻装の電磁コイル64と、この
電磁コイル64に印加されるパルスにより稼働の電磁プ
ランジヤ65を備え、電磁プランジヤ65は前記ボビン
63の中央に貫通して形成された貫通孔に挿入のガイド
パイプ66により形成のプランジヤ作動室67内で上ば
ね68と下ばね69とで支持されている。
【0030】この電磁プランジヤ65は、前述したピス
トン62を上方で接続し、該電磁プランジヤ65の往復
動に伴って接続のピストン62もシリンダ71内におい
て往復動される。このピストン62の往復動によって、
ポンプ室72内の容積が変化され、ポンプ作用が行われ
る。詳述すれば、ピストン62が下降してポンプ室72
が負圧になると、吸入弁59が開いて燃料を吸い込み、
またピストン62が上昇してポンプ室72が正圧となる
と吐出弁60を開いて燃料を吐出するものである。この
吐出弁60から吐出された燃料は、孔73(この孔に
は、図示しない減圧弁等が取付けられている。)を介し
て前記プランジヤ作動室67内に送油される。なお、こ
の定差圧ポンプ13の出力は、例えば7kg/cm2 で
あるが、制御ポンプ9の出力が例えば1kg/cm2 か
ら5kg/cm2 で変動するので、定差圧ポンプ13の
プランジヤ作動室67への吐出圧は、7kg/cm2 に
1〜5kg/cm2 を加算した値となる。
トン62を上方で接続し、該電磁プランジヤ65の往復
動に伴って接続のピストン62もシリンダ71内におい
て往復動される。このピストン62の往復動によって、
ポンプ室72内の容積が変化され、ポンプ作用が行われ
る。詳述すれば、ピストン62が下降してポンプ室72
が負圧になると、吸入弁59が開いて燃料を吸い込み、
またピストン62が上昇してポンプ室72が正圧となる
と吐出弁60を開いて燃料を吐出するものである。この
吐出弁60から吐出された燃料は、孔73(この孔に
は、図示しない減圧弁等が取付けられている。)を介し
て前記プランジヤ作動室67内に送油される。なお、こ
の定差圧ポンプ13の出力は、例えば7kg/cm2 で
あるが、制御ポンプ9の出力が例えば1kg/cm2 か
ら5kg/cm2 で変動するので、定差圧ポンプ13の
プランジヤ作動室67への吐出圧は、7kg/cm2 に
1〜5kg/cm2 を加算した値となる。
【0031】前記したガイドパイプ66の下端には、磁
気ロッド75が嵌挿され、前記プランジヤ作動室67の
下端を区画し、且つ下ばね69を支持している。なお、
この磁気ロッド75の中心に貫通孔76を有し、下記す
る電磁可動室79と連通している。
気ロッド75が嵌挿され、前記プランジヤ作動室67の
下端を区画し、且つ下ばね69を支持している。なお、
この磁気ロッド75の中心に貫通孔76を有し、下記す
る電磁可動室79と連通している。
【0032】電磁弁24は、電磁弁ケース78が前記磁
気ロッド75の下端に嵌合されて形成の電磁弁可動室7
9に配され、ばね81にて閉じる方向に付勢されてい
る。この電磁弁24の電磁弁ケース78は、下記するノ
ズルブロック16内に嵌り込んでいる。このように、定
出力の定差圧ポンプ13は、燃料供給流路3のブロック
内流路3bのポンプを構成すると共に、プランジヤ作動
室67、電磁弁可動室79が該ブロック内流路3bとし
て使用するし、且つ内蔵の電磁弁24が該ブロック内流
路3bの開閉弁の働きをしている。77はアーキュムレ
ータである。
気ロッド75の下端に嵌合されて形成の電磁弁可動室7
9に配され、ばね81にて閉じる方向に付勢されてい
る。この電磁弁24の電磁弁ケース78は、下記するノ
ズルブロック16内に嵌り込んでいる。このように、定
出力の定差圧ポンプ13は、燃料供給流路3のブロック
内流路3bのポンプを構成すると共に、プランジヤ作動
室67、電磁弁可動室79が該ブロック内流路3bとし
て使用するし、且つ内蔵の電磁弁24が該ブロック内流
路3bの開閉弁の働きをしている。77はアーキュムレ
ータである。
【0033】同じく図3において、ノズルブロック16
は、前記した定差圧ポンプブロック14の下方に設けら
れ、燃料供給流路3のブロック内流路3bとなる通孔8
3と下記するリターン流路21をなす通孔84が形成さ
れ、下方に開口するノズルホルダ挿入部85が形成され
ている。
は、前記した定差圧ポンプブロック14の下方に設けら
れ、燃料供給流路3のブロック内流路3bとなる通孔8
3と下記するリターン流路21をなす通孔84が形成さ
れ、下方に開口するノズルホルダ挿入部85が形成され
ている。
【0034】ノズルホルダ87は、軸方向に燃料供給流
路3となる通孔88と、リターン流路21となる通孔8
9が形成され、先端(下端)に燃料噴射ノズル91が取
付けられている。なお、燃料噴射ノズル91は、公知の
構成で、燃料リターン方式でノズルの中心にリターン穴
を形成したデイストリビュータを備え、周縁から旋回し
ながら供給され、噴出口より燃料が旋回噴霧される。
路3となる通孔88と、リターン流路21となる通孔8
9が形成され、先端(下端)に燃料噴射ノズル91が取
付けられている。なお、燃料噴射ノズル91は、公知の
構成で、燃料リターン方式でノズルの中心にリターン穴
を形成したデイストリビュータを備え、周縁から旋回し
ながら供給され、噴出口より燃料が旋回噴霧される。
【0035】図2に戻って、逆止弁ブロック12は、前
記した制御ポンプブロック10の下方に設けられ、リタ
ーン流路21となる通孔93が形成され、該通孔93に
後ダレ防止用の逆止弁11が配され、その通孔93の一
方が前記制御ポンプブロック10の電磁弁19及びアキ
ュムレータ94に連通し、また他方が前記ノズルブロッ
ク16の通孔84に連通している。
記した制御ポンプブロック10の下方に設けられ、リタ
ーン流路21となる通孔93が形成され、該通孔93に
後ダレ防止用の逆止弁11が配され、その通孔93の一
方が前記制御ポンプブロック10の電磁弁19及びアキ
ュムレータ94に連通し、また他方が前記ノズルブロッ
ク16の通孔84に連通している。
【0036】リターン流路21は、ノズルホルダ87の
通孔89、ノズルブロック16の通孔84、逆止弁ブロ
ック12の通孔93、制御ポンプ9のプランジヤ作動室
38及び電磁弁可動室52より構成され、該制御ポンプ
9がリターン流路21の一部となっている。
通孔89、ノズルブロック16の通孔84、逆止弁ブロ
ック12の通孔93、制御ポンプ9のプランジヤ作動室
38及び電磁弁可動室52より構成され、該制御ポンプ
9がリターン流路21の一部となっている。
【0037】上述の構成において、燃料流量制御装置2
の駆動は、制御ポンプ9に所定の駆動パルス電圧が印加
されると共に、定差圧ポンプ13には所定の駆動パルス
電圧又は一般商用電源を半波整流したパルス電圧印加さ
れる。具体的には、制御ポンプ9及び定差圧ポンプ13
は共に、矩形波パルス電圧による同一周波数のPWM駆
動又は定差圧ポンプは一般商用電源の半波整流電圧パル
ス、制御ポンプは一般商用電源と同一周波数のPWM駆
動とし、定差圧ポンプは固定し定出力とし、制御ポンプ
9はパルス幅を可変せしめて可変出力とする。
の駆動は、制御ポンプ9に所定の駆動パルス電圧が印加
されると共に、定差圧ポンプ13には所定の駆動パルス
電圧又は一般商用電源を半波整流したパルス電圧印加さ
れる。具体的には、制御ポンプ9及び定差圧ポンプ13
は共に、矩形波パルス電圧による同一周波数のPWM駆
動又は定差圧ポンプは一般商用電源の半波整流電圧パル
ス、制御ポンプは一般商用電源と同一周波数のPWM駆
動とし、定差圧ポンプは固定し定出力とし、制御ポンプ
9はパルス幅を可変せしめて可変出力とする。
【0038】制御ポンプ9の出力は、1kg/cm2 か
ら5kg/cm2 、定差圧ポンプ13は7kg/cm2
となっている。この両ポンプを矩形波パルス電圧でPW
M制御(pulse width modulation control)又は定差圧
ポンプは一般商用電源の半波整流駆動、制御ポンプは同
一周波数のPWM駆動することによって位相制御の問題
が解消した。即ち、電源電圧が変動した場合において
も、正弦波の位相制御と異なり、矩形波ではその波高値
のみの変動であるから、電圧に応じてパルス幅を適切に
自動的に調整せしめることによって安定的にその補償が
可能である。
ら5kg/cm2 、定差圧ポンプ13は7kg/cm2
となっている。この両ポンプを矩形波パルス電圧でPW
M制御(pulse width modulation control)又は定差圧
ポンプは一般商用電源の半波整流駆動、制御ポンプは同
一周波数のPWM駆動することによって位相制御の問題
が解消した。即ち、電源電圧が変動した場合において
も、正弦波の位相制御と異なり、矩形波ではその波高値
のみの変動であるから、電圧に応じてパルス幅を適切に
自動的に調整せしめることによって安定的にその補償が
可能である。
【0039】また、制御ポンプ9及び定差圧ポンプ13
は、一種のピストンポンプであることから、脈動成分が
残り、仮にそれぞれ別に周期性の異なる別の周波数のパ
ルス電圧で駆動したとすると、リターン流路21を介し
て戻された燃料の脈動分と、制御ポンプからの脈動分と
が相互に干渉して経時的に不規則な脈動を生じ、安定し
た制御が不可能となる。しかし、駆動パルスを同一周波
数としたので、同期させることができて無用な脈動発生
を防ぐことができた。
は、一種のピストンポンプであることから、脈動成分が
残り、仮にそれぞれ別に周期性の異なる別の周波数のパ
ルス電圧で駆動したとすると、リターン流路21を介し
て戻された燃料の脈動分と、制御ポンプからの脈動分と
が相互に干渉して経時的に不規則な脈動を生じ、安定し
た制御が不可能となる。しかし、駆動パルスを同一周波
数としたので、同期させることができて無用な脈動発生
を防ぐことができた。
【0040】この燃料流量制御装置2にあっては、リタ
ーン流路21は最も下端の燃料噴射ノズル91に通孔8
9から始まり、その上のノズルブロック16の通孔84
に接続され、さらにその横方向に通孔93と連なり、そ
してその上方の縦方向設置の制御ポンプ9の電磁弁可動
室52、プランジヤ作動室38、通孔42が上下方向に
接続されて構成され、一部に水平部分を有するが、上下
方向に接続形成されているので内部に入った空気の滞留
する場所がなくなると共に、リターン流路21を構成す
る通孔42が燃料供給流路3に配された吐出弁27より
も低い位置にあり、さらに制御ポンプ9の吸入弁26と
吐出弁27とが、定差圧ポンプ13の吸入弁59よりも
低い位置にあるので、燃料供給流路3内に入った混入空
気は、自らの浮力により確実に定差圧ポンプ13の吸入
側へ戻される。
ーン流路21は最も下端の燃料噴射ノズル91に通孔8
9から始まり、その上のノズルブロック16の通孔84
に接続され、さらにその横方向に通孔93と連なり、そ
してその上方の縦方向設置の制御ポンプ9の電磁弁可動
室52、プランジヤ作動室38、通孔42が上下方向に
接続されて構成され、一部に水平部分を有するが、上下
方向に接続形成されているので内部に入った空気の滞留
する場所がなくなると共に、リターン流路21を構成す
る通孔42が燃料供給流路3に配された吐出弁27より
も低い位置にあり、さらに制御ポンプ9の吸入弁26と
吐出弁27とが、定差圧ポンプ13の吸入弁59よりも
低い位置にあるので、燃料供給流路3内に入った混入空
気は、自らの浮力により確実に定差圧ポンプ13の吸入
側へ戻される。
【0041】図4及至図6において、この発明の第2の
実施の形態が示され、前記第1の実施の形態と相違する
ところのみ説明し、同一又は均等の部分は同一番号を付
して説明を省略した。即ち、相違する構造は、燃料流量
制御装置2にあり、ブロック化例と制御ポンプ9の吸入
弁26及び吐出弁27の位置にある。
実施の形態が示され、前記第1の実施の形態と相違する
ところのみ説明し、同一又は均等の部分は同一番号を付
して説明を省略した。即ち、相違する構造は、燃料流量
制御装置2にあり、ブロック化例と制御ポンプ9の吸入
弁26及び吐出弁27の位置にある。
【0042】まず、ブロック化は、制御ポンプ9を持つ
制御ポンプブロック10と、その下方にアキュームレー
タブロック17と、それら両者の左側に定差圧ポンプ1
3を持つ定差圧ポンプブロック14と、その下方で前記
アキュームレータブロック17の下方でもある位置にノ
ズル15を持つノズルブロック16とより成り、この例
では、前記第1の実施の形態と異なり、逆止弁ブロック
はなくなり、逆止弁11はノズルブロック16内でノズ
ル15との間に設けられている。また、燃料流量制御装
置2の流入側継手7内に流量計は配されていない。
制御ポンプブロック10と、その下方にアキュームレー
タブロック17と、それら両者の左側に定差圧ポンプ1
3を持つ定差圧ポンプブロック14と、その下方で前記
アキュームレータブロック17の下方でもある位置にノ
ズル15を持つノズルブロック16とより成り、この例
では、前記第1の実施の形態と異なり、逆止弁ブロック
はなくなり、逆止弁11はノズルブロック16内でノズ
ル15との間に設けられている。また、燃料流量制御装
置2の流入側継手7内に流量計は配されていない。
【0043】次に、制御ポンプ9の吸入弁26及び吐出
弁27は、制御ポンプブロック10内にあるが、継手ロ
ッド44及び定差圧ポンプ13の吸入弁59及び吐出弁
60の位置よりも高い位置(上方位置)に設けられてい
る。即ち、制御ポンプ9のピストン29の上端部分と同
位置となっている。
弁27は、制御ポンプブロック10内にあるが、継手ロ
ッド44及び定差圧ポンプ13の吸入弁59及び吐出弁
60の位置よりも高い位置(上方位置)に設けられてい
る。即ち、制御ポンプ9のピストン29の上端部分と同
位置となっている。
【0044】吐出弁27側は、通孔66が縦方向に穿た
れ、プランジヤ作動室38内に連通し、加圧燃料はプラ
ンジヤ作動室38内に流入される。プランジヤ作動室3
8はリターン流路21を構成すると共に、プランジヤ作
動室38の最も上位に開口する通孔67が横方向に開け
られ、継手ロッド44の孔45に接続され、燃料供給流
路3を構成しているが、該通孔67は孔45よりも位置
的に低い位置となっている。
れ、プランジヤ作動室38内に連通し、加圧燃料はプラ
ンジヤ作動室38内に流入される。プランジヤ作動室3
8はリターン流路21を構成すると共に、プランジヤ作
動室38の最も上位に開口する通孔67が横方向に開け
られ、継手ロッド44の孔45に接続され、燃料供給流
路3を構成しているが、該通孔67は孔45よりも位置
的に低い位置となっている。
【0045】このため、プランジヤ作動室38を介して
上方へ至る混入空気は、通孔67に入り込んで、継手ロ
ッド44の孔45を通り、更に定差圧ポンプ13の吸入
弁59及び吐出弁60に至って噴射ノズル15に送られ
排出される。即ち、通孔67がプランジヤ作動室38の
最も上位にあり、且つ通孔66のプランジヤ作動室38
の開口よりも上方にあるので混入した空気が通孔67に
入り込み、その下流側に接続の孔45がそれより上方に
あるから浮力によりスムーズに移動されるものである。
上方へ至る混入空気は、通孔67に入り込んで、継手ロ
ッド44の孔45を通り、更に定差圧ポンプ13の吸入
弁59及び吐出弁60に至って噴射ノズル15に送られ
排出される。即ち、通孔67がプランジヤ作動室38の
最も上位にあり、且つ通孔66のプランジヤ作動室38
の開口よりも上方にあるので混入した空気が通孔67に
入り込み、その下流側に接続の孔45がそれより上方に
あるから浮力によりスムーズに移動されるものである。
【0046】以上のようでありますので、第2の実施の
形態でも、第1及至実施の形態同様の作用効果を発生さ
せることができるものである。
形態でも、第1及至実施の形態同様の作用効果を発生さ
せることができるものである。
【0047】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、制御
ポンプのプランジヤ作動室、磁気ロッドの通孔、電磁弁
可動室がリターン流路の一部を構成して該リターン流路
の配管の簡素化が図れるものである(請求項1)。ま
た、定差圧ポンプのプランジヤ作動室、磁気ロッドの通
孔、電磁弁可動室が燃料供給流路の一部を構成して、該
燃料供給流路の配管の簡素化が図れるものである(請求
項2)。
ポンプのプランジヤ作動室、磁気ロッドの通孔、電磁弁
可動室がリターン流路の一部を構成して該リターン流路
の配管の簡素化が図れるものである(請求項1)。ま
た、定差圧ポンプのプランジヤ作動室、磁気ロッドの通
孔、電磁弁可動室が燃料供給流路の一部を構成して、該
燃料供給流路の配管の簡素化が図れるものである(請求
項2)。
【0048】さらに、リターン流路内に流れる燃料内に
混入した空気は、自らの浮力と上下方向に立設された構
造上から燃料の流れに乗ってリターン流路内を流れ、燃
料供給流路となる定差圧ポンプの吸入弁までスムーズに
運ばれ、該定差圧ポンプの加圧油内に混入されて燃料噴
射ノズルより排出することができる(請求項3及至請求
項5)。
混入した空気は、自らの浮力と上下方向に立設された構
造上から燃料の流れに乗ってリターン流路内を流れ、燃
料供給流路となる定差圧ポンプの吸入弁までスムーズに
運ばれ、該定差圧ポンプの加圧油内に混入されて燃料噴
射ノズルより排出することができる(請求項3及至請求
項5)。
【0049】燃料タンクから導入された燃料に混入され
た空気は、浮力と構造上から制御ポンプの吸入弁、吐出
弁を通り、定差圧ポンプの吸入側に至って排出される
(請求項6)。
た空気は、浮力と構造上から制御ポンプの吸入弁、吐出
弁を通り、定差圧ポンプの吸入側に至って排出される
(請求項6)。
【図1】この発明の第1の実施の形態の概略の構成図で
ある。
ある。
【図2】同上の具体的例を示し、燃料流量制御装置の図
上右側部分の断面図である。
上右側部分の断面図である。
【図3】同上の具体例を示し、燃料流量制御装置の図上
左側部分の断面図である。
左側部分の断面図である。
【図4】この発明の第2実施の形態の概略の構成図であ
る。
る。
【図5】同上の具体例を示し、燃料流量制御装置の断面
図である。
図である。
【図6】同上の燃料流量制御装置の図上における上方の
部分拡大断面図である。
部分拡大断面図である。
【図7】従来の定差圧方式の燃料流量制御装置の概略の
構成図である。
構成図である。
1 油タンク 2 燃料流量制御装置 7 流入口側継手 9 制御ポンプ 10 制御ポンプブロック 11 逆止弁 12 逆止弁ブロック 13 定差圧ポンプ 14 定差圧ポンプブロック 15 燃料噴射ノズル 16 ノズルブロック 18 流量センサ 19 電磁弁 21 リターン流路 25 吸入口 26 吸入弁 27 吐出弁 29 ピストン 33 電磁プランジヤ 38 プランジヤ作動室 41 ポンプ室 42 通孔 44 継手ロッド 47 磁気ロッド 52 電磁弁可動室 59 吸入弁 60 吐出弁 62 ピストン 65 電磁プランジヤ 67 プランジヤ作動室 72 ポンプ室 75 磁気ロッド 79 電磁弁可動室 87 ノズルホルダ 91 ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−42746(JP,A) 特開 平7−91652(JP,A) 特開 平7−98114(JP,A) 特開 平5−215322(JP,A) 特開 平1−151033(JP,A) 実開 平1−176763(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23K 5/04 F23N 1/00 F23D 11/38,11/10
Claims (6)
- 【請求項1】 燃料タンクから燃料を吸引し、燃料噴射
ノズルへ供給する燃料供給通路に出力が可変の制御ポン
プと、この制御ポンプの出力に定出力を加えて出力する
定差圧ポンプを配すると共に、該燃料噴射ノズルのリタ
ーン穴に接続のリターン流路が前記制御ポンプと定差圧
ポンプとの間の燃料供給流路に接続される石油燃焼器用
バーナの燃料流量制御装置において、 前記制御ポンプは、電磁プランジャと連なるピストンの
往復動と吸入弁と吐出弁の協同にてポンプ作用を行なう
プランジャ形のポンプで、前記プランジャが収納の プランジャ作動室と、このプラ
ンジャ作動室の一端に設けられ、通孔を持つ磁気ロッド
と、この磁気ロッドの通孔を介して連通の電磁弁を収納した
電磁弁可動室とがリターン流路の一部を構成したことを
特徴とする石油燃焼器用バーナの燃料流量制御装置。 - 【請求項2】 燃料タンクから燃料を吸引し、燃料噴射
ノズルへ供給する燃料供給通路に出力が可変の制御ポン
プと、この制御ポンプの出力に定出力を加えて出力する
定差圧ポンプを配すると共に、該燃料噴射ノズルのリタ
ーン穴に接続のリターン流路が前記制御ポンプと定差圧
ポンプとの間の燃料供給流路に接続される石油燃焼器用
バーナの燃料流量制御装置において、 前記定差圧ポンプは、電磁プランジャと連なるピストン
の往復動と吸入弁と吐出弁の協同にてポンプ作用を行な
うプランジャ形のポンプで、前記プランジャが収納の プランジャ作動室と、このプラ
ンジャ作動室の一端に設けられ、通孔を持つ磁気ロッド
と、この磁気ロッドの通孔を介して連通の電磁弁を収納した
電磁弁可動室とが燃料供給流路の一部を構成したことを
特徴とする石油燃焼器用バーナの燃料流量制御装置。 - 【請求項3】 燃料タンクから燃料を吸引し、燃料噴射
ノズルへ供給する燃料供給通路に出力が可変の制御ポン
プと、この制御ポンプの出力に定出力を加えて出力する
定差圧ポンプを配すると共に、該燃料噴射ノズルのリタ
ーン穴に接続のリターン流路が前記制御ポンプと定差圧
ポンプとの間に接続される石油燃焼器用バーナの燃料流
量制御装置において、 前記制御ポンプと前記定差圧ポンプとは、共に電磁プラ
ンジャと連なるピストンの往復動と吸入弁と吐出弁の協
同にてポンプ作用を行なうプランジャ形のポンプで、前記制御ポンプと前記定差圧ポンプとは 並列的に且つ上
下方向に立設されると共に、前記制御ポンプの吸入弁と
吐出弁及び前記定差圧ポンプの吸入弁と吐出弁がそれぞ
れのプランジャ作動室より上方に配されて成ることを特
徴とする石油燃焼器用バーナの燃料流量制御装置。 - 【請求項4】 定差圧ポンプの吸入弁と吐出弁が制御ポ
ンプの吸入弁と吐出弁より上方に配されることを特徴と
する請求項3記載の石油燃焼器用バーナの燃料流量制御
装置。 - 【請求項5】 定差圧ポンプの吸入弁と吐出弁が制御ポ
ンプのプランジヤ作動室の上方から始まる通路より上方
に配されることを特徴とする請求項3記載の石油燃焼器
用バーナの燃料流量制御装置。 - 【請求項6】 燃料タンクに接続する流入口側継手に形
成の通路は、前記制御ポンプの吸入弁の吸入口の位置よ
りも下方に配されたことを特徴とする請求項3記載の石
油燃焼器用バーナの燃料流量制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00441799A JP3291622B2 (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | 石油燃焼器用バーナの燃料流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00441799A JP3291622B2 (ja) | 1999-01-11 | 1999-01-11 | 石油燃焼器用バーナの燃料流量制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000205549A JP2000205549A (ja) | 2000-07-25 |
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