JPS6240129Y2 - - Google Patents
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- JPS6240129Y2 JPS6240129Y2 JP1980086390U JP8639080U JPS6240129Y2 JP S6240129 Y2 JPS6240129 Y2 JP S6240129Y2 JP 1980086390 U JP1980086390 U JP 1980086390U JP 8639080 U JP8639080 U JP 8639080U JP S6240129 Y2 JPS6240129 Y2 JP S6240129Y2
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- Japan
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- pressure
- pump
- discharge
- valve
- flow path
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- Expired
Links
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Landscapes
- Electromagnetic Pumps, Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、吐出圧力を多段に切換え得る電磁ポ
ンプに関する。
ンプに関する。
従来の技術
電磁ポンプの吐出圧力を切換える従来技術とし
ては、次の(1)〜(3)に掲記する技術が知られてい
る。
ては、次の(1)〜(3)に掲記する技術が知られてい
る。
(1) ポンプの電磁コイルの電源回路に、複数の抵
抗値の異なる抵抗器を互いに並列になるように
挿入接続し、この抵抗器のそれぞれに直列に接
続された切換スイツチによつて抵抗器を選択
し、もしくは可変抵抗器によつて設定された抵
抗値に応じて電磁コイル電流を制御し、これに
よつて吐出圧力を加減する構成。
抗値の異なる抵抗器を互いに並列になるように
挿入接続し、この抵抗器のそれぞれに直列に接
続された切換スイツチによつて抵抗器を選択
し、もしくは可変抵抗器によつて設定された抵
抗値に応じて電磁コイル電流を制御し、これに
よつて吐出圧力を加減する構成。
(2) ポンプの吐出側の外部に、それぞれ異なる圧
力を得るように設定した調圧弁を有する流路
を、互いに並列になるように配管接続し、この
流路のそれぞれに備えられた開閉弁もしくは切
換弁により、流路を選択的に切換える構成。
力を得るように設定した調圧弁を有する流路
を、互いに並列になるように配管接続し、この
流路のそれぞれに備えられた開閉弁もしくは切
換弁により、流路を選択的に切換える構成。
(3) ポンプの吐出側に、複数個のノズルもしくは
オリフイスを有する流路を、互いに並列に配管
接続し、この流路のそれぞれに備えられた開閉
弁もしくは切換弁により、流路を選択的に切換
える構成。
オリフイスを有する流路を、互いに並列に配管
接続し、この流路のそれぞれに備えられた開閉
弁もしくは切換弁により、流路を選択的に切換
える構成。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら、前記(1)の構成のものは、電源電
圧の変動に伴うポンプ出力の変動を補償すること
ができないので、電源電圧の変動は直ちにポンプ
の吐出圧力及び流量の変動となつて現われ、安定
した流量が維持できないこと、電磁コイルへ抵抗
値の大きい抵抗器を接続し、ポンプの出力を下げ
て使用すると、この種の電磁ポンプは圧力ピスト
ンの直径が小さく、かつ行程長も甚だ短く容積効
率が悪いため、貯液槽からポンプの吸入側に接続
された配管が空となる初期吸引時に、単にシリン
ダの圧力室の空気を圧縮、膨張させることを繰返
すのみで、液体の吸引が不可能となること等の難
点がある。
圧の変動に伴うポンプ出力の変動を補償すること
ができないので、電源電圧の変動は直ちにポンプ
の吐出圧力及び流量の変動となつて現われ、安定
した流量が維持できないこと、電磁コイルへ抵抗
値の大きい抵抗器を接続し、ポンプの出力を下げ
て使用すると、この種の電磁ポンプは圧力ピスト
ンの直径が小さく、かつ行程長も甚だ短く容積効
率が悪いため、貯液槽からポンプの吸入側に接続
された配管が空となる初期吸引時に、単にシリン
ダの圧力室の空気を圧縮、膨張させることを繰返
すのみで、液体の吸引が不可能となること等の難
点がある。
また、前記(2),(3)の構成のものは、多くの圧力
調整装置、開閉弁機構、これらの接続する複雑な
配管工事を必要となるため、不経済で据付スペー
スが大きくなり、コスト高になる欠点がある。
調整装置、開閉弁機構、これらの接続する複雑な
配管工事を必要となるため、不経済で据付スペー
スが大きくなり、コスト高になる欠点がある。
更に、前記(2)の構成のものについては、本考案
者らは、一組の吐出圧力調整機構を含みポンプ内
部の吐出側と吸入側とを連通するバイパス流路を
内蔵した従来の電磁ポンプ(例えば実公昭51−
23368号公報に記載の電磁ポンプ)に対し、その
外部において、吐出圧力を小に設定した別体の圧
力調整機構を追加し、これとポンプの吐出側およ
び吸入側を接手および配管で接続して連通通路を
形成することにより、吐出圧力を切り換え得る一
配管式の電磁ポンプを構成し、市場に提供してき
た。しかし、この従来技術には、次のような欠点
があつた。
者らは、一組の吐出圧力調整機構を含みポンプ内
部の吐出側と吸入側とを連通するバイパス流路を
内蔵した従来の電磁ポンプ(例えば実公昭51−
23368号公報に記載の電磁ポンプ)に対し、その
外部において、吐出圧力を小に設定した別体の圧
力調整機構を追加し、これとポンプの吐出側およ
び吸入側を接手および配管で接続して連通通路を
形成することにより、吐出圧力を切り換え得る一
配管式の電磁ポンプを構成し、市場に提供してき
た。しかし、この従来技術には、次のような欠点
があつた。
即ち、この電磁ポンプを例えば給湯機、暖房機
などの燃料油給送噴霧させ燃焼させるガンタイプ
油バーナの燃焼量制御に利用し、ポンプの吐出側
にノズルを配設したとき、ポンプの始動初期は吸
込配管からノズルの先まで空であるから、その内
部の空気の排出は速やかに行われ、従つて貯液槽
の燃料油も速やかに吸い込まれノズルに到達す
る。この種の燃焼機は、着火時の爆発音を低く押
えるために、通常、低量燃焼すなわち吐出圧力の
小なる圧力調整機構で調圧された方の吐出圧力を
選んで着火させるものである。
などの燃料油給送噴霧させ燃焼させるガンタイプ
油バーナの燃焼量制御に利用し、ポンプの吐出側
にノズルを配設したとき、ポンプの始動初期は吸
込配管からノズルの先まで空であるから、その内
部の空気の排出は速やかに行われ、従つて貯液槽
の燃料油も速やかに吸い込まれノズルに到達す
る。この種の燃焼機は、着火時の爆発音を低く押
えるために、通常、低量燃焼すなわち吐出圧力の
小なる圧力調整機構で調圧された方の吐出圧力を
選んで着火させるものである。
ところが、吐出圧力を小に設定した別体の圧力
調整機構と、これをポンプの吐出側および吸入側
と接続する前記接手および配管は比較的長大でそ
の内容積も大きく、かつ、その内部に凹凸の起伏
が構成されることは避け難い。そのために、接手
および配管の内部に空気が滞留しやすく、しか
も、先にノズルが燃料油で閉塞されているのに加
えて、この種の電磁ポンプは前述のように容積効
率が悪いため、前記滞留している空気を圧縮、膨
張させることの繰返しとなり、ノズルを閉じてい
る燃料油を噴出して、前記空気は同じくノズルか
らポンプ外に排出して、しかる後燃料油の吐出圧
力を所定値に到達させるのに比較的長時間を要
し、しかもその間に吐出圧力の変動性を生じ不安
定となる。
調整機構と、これをポンプの吐出側および吸入側
と接続する前記接手および配管は比較的長大でそ
の内容積も大きく、かつ、その内部に凹凸の起伏
が構成されることは避け難い。そのために、接手
および配管の内部に空気が滞留しやすく、しか
も、先にノズルが燃料油で閉塞されているのに加
えて、この種の電磁ポンプは前述のように容積効
率が悪いため、前記滞留している空気を圧縮、膨
張させることの繰返しとなり、ノズルを閉じてい
る燃料油を噴出して、前記空気は同じくノズルか
らポンプ外に排出して、しかる後燃料油の吐出圧
力を所定値に到達させるのに比較的長時間を要
し、しかもその間に吐出圧力の変動性を生じ不安
定となる。
また、前記燃料油の溶存空気もしくはポンプ吸
込み負圧による揮発気化ガスが、ポンプ作動中
に、前記接手および配管内に次第に累積滞留拡大
し、更にこれが間欠的に遊離してポンプの吐出側
もしくは吸入側へ流動することを繰返し、その都
度、気泡閉塞による吐出圧力の変動、不安定現象
を生じる。そしてこのときは燃料油の流動が断続
的になり、液体による流動抵抗も変動するので、
電磁ポンプのプランジヤの往復衝程長も変動し、
ある時は空打状態となり、吐出圧力の変動、不安
定と騒音の発生となるのである。
込み負圧による揮発気化ガスが、ポンプ作動中
に、前記接手および配管内に次第に累積滞留拡大
し、更にこれが間欠的に遊離してポンプの吐出側
もしくは吸入側へ流動することを繰返し、その都
度、気泡閉塞による吐出圧力の変動、不安定現象
を生じる。そしてこのときは燃料油の流動が断続
的になり、液体による流動抵抗も変動するので、
電磁ポンプのプランジヤの往復衝程長も変動し、
ある時は空打状態となり、吐出圧力の変動、不安
定と騒音の発生となるのである。
更に、燃焼量を大から小に切り換えたときも、
同様に気泡閉塞による切換時の燃料油の吐出圧力
の変動不安定現象を生じる。
同様に気泡閉塞による切換時の燃料油の吐出圧力
の変動不安定現象を生じる。
このように、ポンプ始動時の吐出圧力が変動
し、安定するまでに長時間を要することは、吐出
圧力設定調整に長時間を要することを意味し、そ
の作業時間の損失が大きい。しかも、前記騒音を
伴う吐出圧力変動はポンプのプランジヤの空打を
含む衝程長の変動により、そのためにポンプ自体
の耐久性を甚だしく損なうものである。
し、安定するまでに長時間を要することは、吐出
圧力設定調整に長時間を要することを意味し、そ
の作業時間の損失が大きい。しかも、前記騒音を
伴う吐出圧力変動はポンプのプランジヤの空打を
含む衝程長の変動により、そのためにポンプ自体
の耐久性を甚だしく損なうものである。
また、先にも述べた通り、この種の電磁ポンプ
は給湯機、暖房機の油だき燃焼機の燃料油量制御
用として、広く一般家庭および業務用に屋内もし
くは家屋に近接して設置されるものに利用される
もので、騒音は特に嫌悪されるものである。
は給湯機、暖房機の油だき燃焼機の燃料油量制御
用として、広く一般家庭および業務用に屋内もし
くは家屋に近接して設置されるものに利用される
もので、騒音は特に嫌悪されるものである。
そして、給湯機や暖房機は小スペースに設置可
能のように小型化されており、従つて、その燃焼
室も小さくて最も効率の良い燃焼状態を得るよう
に設計されるものであるから、燃焼状態の良否を
左右する空燃比もきびしく規制されている。それ
ゆえ、吐出圧力すなわち燃焼量切換時に同時に適
応値に変換される送風機の風量をマツチした、所
定燃焼量を得られぬようなポンプの吐出圧力の変
動不安定があれば、良好な燃焼状態への即応性が
得られないのである。
能のように小型化されており、従つて、その燃焼
室も小さくて最も効率の良い燃焼状態を得るよう
に設計されるものであるから、燃焼状態の良否を
左右する空燃比もきびしく規制されている。それ
ゆえ、吐出圧力すなわち燃焼量切換時に同時に適
応値に変換される送風機の風量をマツチした、所
定燃焼量を得られぬようなポンプの吐出圧力の変
動不安定があれば、良好な燃焼状態への即応性が
得られないのである。
すなわち、風量に対して、吐出圧力が大で燃料
油量が多過ぎれば、不完全燃焼となり、有毒ガ
ス、悪臭、媒煙による公害発生を招き、反対に、
燃料油量が少な過ぎれば焔のリフト浮き上り、吹
き消えとなる。
油量が多過ぎれば、不完全燃焼となり、有毒ガ
ス、悪臭、媒煙による公害発生を招き、反対に、
燃料油量が少な過ぎれば焔のリフト浮き上り、吹
き消えとなる。
そして、媒煙の発生や、吹き消えによる不燃油
のノズルからの噴出は、ノズル口に焼付きこれを
塞いだり或いは燃焼機の火炉内に燃料油が流出し
て、火炉の余熱で気化爆発したり、更に媒煙の発
生の増大となつたりして災害を招くおそれがあ
る。
のノズルからの噴出は、ノズル口に焼付きこれを
塞いだり或いは燃焼機の火炉内に燃料油が流出し
て、火炉の余熱で気化爆発したり、更に媒煙の発
生の増大となつたりして災害を招くおそれがあ
る。
また、前記別体の圧力調整機構とこれをポンプ
の吐出側および吸入側と接続する接手および配管
をポンプ外部に露出して数多く備えることは、そ
れだけ、接続部分からの燃料油洩れや、作業ミス
のおそれを増大することは避けられない。
の吐出側および吸入側と接続する接手および配管
をポンプ外部に露出して数多く備えることは、そ
れだけ、接続部分からの燃料油洩れや、作業ミス
のおそれを増大することは避けられない。
問題点を解決するための手段
上述する従来の問題点を解決するため、本考案
に係る電ポンプは、吸入側流路、吸入弁及び吐出
弁を経て吐出側流路に至る経路としてポンプ本体
内に形成されたポンプ流路を間に挟んでその両側
のポンプ本体内に、それぞれ相違する所定圧力に
設定せしめる圧力調整機構を含み余剰圧力流体を
前記吐出側流路から前記吸入側流路に戻す少なく
とも2つのバイパス流路を、略水平方向に設け、
前記バイパス流路のうち、最高圧力に設定すべき
圧力調整機構を含むバイパス流路を除く他のバイ
パス流路を開閉する開閉弁を、ポンプ本体に一体
的に付設したことを特徴とする。
に係る電ポンプは、吸入側流路、吸入弁及び吐出
弁を経て吐出側流路に至る経路としてポンプ本体
内に形成されたポンプ流路を間に挟んでその両側
のポンプ本体内に、それぞれ相違する所定圧力に
設定せしめる圧力調整機構を含み余剰圧力流体を
前記吐出側流路から前記吸入側流路に戻す少なく
とも2つのバイパス流路を、略水平方向に設け、
前記バイパス流路のうち、最高圧力に設定すべき
圧力調整機構を含むバイパス流路を除く他のバイ
パス流路を開閉する開閉弁を、ポンプ本体に一体
的に付設したことを特徴とする。
作 用
本考案に係る電磁ポンプは、ポンプ流路を間に
挟んでその両側のポンプ本体内に、それぞれ相違
する所定圧力に設定せしめる圧力調整機構を含み
余剰圧力流体を前記吐出側流路から前記吸入側流
路に戻す少なくとも2つのバイパス流路を、略水
平方向に設けてあるので、全体の形状が小形、薄
形になる。また、バイパス流路が可及的に縮小さ
れ、内容積が小さくなると共に、気泡滞留もなく
なる。
挟んでその両側のポンプ本体内に、それぞれ相違
する所定圧力に設定せしめる圧力調整機構を含み
余剰圧力流体を前記吐出側流路から前記吸入側流
路に戻す少なくとも2つのバイパス流路を、略水
平方向に設けてあるので、全体の形状が小形、薄
形になる。また、バイパス流路が可及的に縮小さ
れ、内容積が小さくなると共に、気泡滞留もなく
なる。
更に、バイパス流路のうち、最高圧力に設定す
べき圧力調整機構を含むバイパス流路を除く他の
バイパス流路を開閉する開閉弁を、ポンプ本体に
一体的に付設したから、電磁ポンプにおいて開閉
弁を操作し、吐出圧力を容易に多段に切変えるこ
とができる。しかも、最高圧力に設定すべき圧力
調整機構を含むバイパス流路における開閉弁の省
略及び開閉弁とポンプ本体との一体化により、よ
り一層の小型化及びコストダウンのメリツトが得
られる。
べき圧力調整機構を含むバイパス流路を除く他の
バイパス流路を開閉する開閉弁を、ポンプ本体に
一体的に付設したから、電磁ポンプにおいて開閉
弁を操作し、吐出圧力を容易に多段に切変えるこ
とができる。しかも、最高圧力に設定すべき圧力
調整機構を含むバイパス流路における開閉弁の省
略及び開閉弁とポンプ本体との一体化により、よ
り一層の小型化及びコストダウンのメリツトが得
られる。
実施例
第1図は本考案に係る電磁ポンプの部分断面
図、第2図は第1図のA1−A1線上における断面
図である。この実施例では、非磁性材料より成る
プランジヤケース1の上部および下部に、上部環
状磁路2および下部環状磁極3をそれぞれ接続す
ると共に、これら各部1,2,3のまわりに、ポ
ンプ作動用の電磁コイル4を巻装した構造となつ
ている。プランジヤケース1の内部には電磁プラ
ンジヤ5を摺動往復自在に嵌挿してあり、該電磁
プランジヤ5の下端部には、本体6にネジ止めし
たシリンダ7内で摺動往復する吐出プランジヤ8
を、タペツト部を介して係接させてある。電磁プ
ランジヤ5と上部環状磁路2の内孔底面との間に
は、補助バネ9を圧設介在させ、また吐出プラン
ジヤ8と本体6上のバネ座10との間には、戻し
バネ11を圧設介在させてあり、補助バネ9と戻
しバネ11との弾発力により、電磁プランジヤ5
と吐出プランジヤ8とを互いに圧接係合させなが
ら、プランジヤケース1の内部にバネ釣合静止さ
せてある。
図、第2図は第1図のA1−A1線上における断面
図である。この実施例では、非磁性材料より成る
プランジヤケース1の上部および下部に、上部環
状磁路2および下部環状磁極3をそれぞれ接続す
ると共に、これら各部1,2,3のまわりに、ポ
ンプ作動用の電磁コイル4を巻装した構造となつ
ている。プランジヤケース1の内部には電磁プラ
ンジヤ5を摺動往復自在に嵌挿してあり、該電磁
プランジヤ5の下端部には、本体6にネジ止めし
たシリンダ7内で摺動往復する吐出プランジヤ8
を、タペツト部を介して係接させてある。電磁プ
ランジヤ5と上部環状磁路2の内孔底面との間に
は、補助バネ9を圧設介在させ、また吐出プラン
ジヤ8と本体6上のバネ座10との間には、戻し
バネ11を圧設介在させてあり、補助バネ9と戻
しバネ11との弾発力により、電磁プランジヤ5
と吐出プランジヤ8とを互いに圧接係合させなが
ら、プランジヤケース1の内部にバネ釣合静止さ
せてある。
また、上部環状磁路2の上端には、軸心部に吐
出口12を穿設した吐出接手13を螺合させ、該
吐出接手13によつて磁気座金14を外函15の
上面に締着させてある。上部環状磁路2と吐出接
手13との接合面および下部環状磁極3と本体6
との接合部分には、それぞれ液体漏止用のOリン
グ16,17を設けてあり、これによつてポンプ
内部の気密性を確保してある。18は下板であ
る。
出口12を穿設した吐出接手13を螺合させ、該
吐出接手13によつて磁気座金14を外函15の
上面に締着させてある。上部環状磁路2と吐出接
手13との接合面および下部環状磁極3と本体6
との接合部分には、それぞれ液体漏止用のOリン
グ16,17を設けてあり、これによつてポンプ
内部の気密性を確保してある。18は下板であ
る。
本体6の下部に設けた吸入口19の内部にはフ
イルタ20を内蔵させてあり、このフイルタ20
を介して、前記吸入口19を吸入弁21、吐出弁
22を有するバルブ室23に連通させてあり、吐
出弁22を出口部は、本体6に穿つた圧力導孔2
4′によつてプランジヤケース1内に連通させて
ある。前記バルブ室23の吸入弁21の位置する
部分は、シリンダ7内の圧力室24内に連通させ
てあり、また吐出弁22は盲栓を兼ねる吐出弁筒
25内に内蔵させてある。26,27および28
は液体漏止用のOリングである。
イルタ20を内蔵させてあり、このフイルタ20
を介して、前記吸入口19を吸入弁21、吐出弁
22を有するバルブ室23に連通させてあり、吐
出弁22を出口部は、本体6に穿つた圧力導孔2
4′によつてプランジヤケース1内に連通させて
ある。前記バルブ室23の吸入弁21の位置する
部分は、シリンダ7内の圧力室24内に連通させ
てあり、また吐出弁22は盲栓を兼ねる吐出弁筒
25内に内蔵させてある。26,27および28
は液体漏止用のOリングである。
更に、第2図に示す如く、吐出弁22から吐出
口12に至るまでの流体の通路、即ち圧力側の要
部に、それぞれ別個の導孔29,30によつて連
通する圧力調整機構31および電磁弁より成る開
閉弁32をそれぞれ配設してある。
口12に至るまでの流体の通路、即ち圧力側の要
部に、それぞれ別個の導孔29,30によつて連
通する圧力調整機構31および電磁弁より成る開
閉弁32をそれぞれ配設してある。
圧力調整機構31は、吸入口19、吸入弁2
1、吐出弁22を経て圧力側に至るポンプ流路に
沿つて、ポンプ本体6の内部に設けられた調圧シ
リンダ33を有する。調圧シリンダ33は、内奥
部に位置する被調圧側を前記導孔29に連通させ
てある。また、調圧シリンダ33内には、調圧プ
ランジヤ34を摺動往復自在に嵌装してある。こ
の調圧プランジヤ34の一端面に備えられた合成
ゴム又は合成樹脂等の弾性体より成り弁柄付の弁
35は、前記導孔29の拡大口端部に設けた弁座
36を、本体6に螺締着したキヤツプネジ37に
移動自在に嵌合したバネ座38と、前記調圧プラ
ンジヤ34との間に圧設された調圧バネ39の反
発力によつて、押圧閉塞している。
1、吐出弁22を経て圧力側に至るポンプ流路に
沿つて、ポンプ本体6の内部に設けられた調圧シ
リンダ33を有する。調圧シリンダ33は、内奥
部に位置する被調圧側を前記導孔29に連通させ
てある。また、調圧シリンダ33内には、調圧プ
ランジヤ34を摺動往復自在に嵌装してある。こ
の調圧プランジヤ34の一端面に備えられた合成
ゴム又は合成樹脂等の弾性体より成り弁柄付の弁
35は、前記導孔29の拡大口端部に設けた弁座
36を、本体6に螺締着したキヤツプネジ37に
移動自在に嵌合したバネ座38と、前記調圧プラ
ンジヤ34との間に圧設された調圧バネ39の反
発力によつて、押圧閉塞している。
キヤツプネジ37の軸心上には調圧ネジ40を
螺嵌してあり、この調圧ネジ40を右又は左に回
動することにより、バネ座38を介して調圧バネ
39の撓みを変え、その反発力を加減して圧力の
調整をし、一旦、所定圧力に設定した後に、ロツ
クナツト41によつて調圧ネジ40をキヤツプネ
ジ37に緊締して固定するようにしてある。調圧
シリンダ33に連なる調圧室42は、ポンプ流路
に近い位置で、略水平方向に形成されており、本
体6の吸入口19寄りに穿設した戻し孔43によ
つてポンプの吸入口19内に連通させてある。
螺嵌してあり、この調圧ネジ40を右又は左に回
動することにより、バネ座38を介して調圧バネ
39の撓みを変え、その反発力を加減して圧力の
調整をし、一旦、所定圧力に設定した後に、ロツ
クナツト41によつて調圧ネジ40をキヤツプネ
ジ37に緊締して固定するようにしてある。調圧
シリンダ33に連なる調圧室42は、ポンプ流路
に近い位置で、略水平方向に形成されており、本
体6の吸入口19寄りに穿設した戻し孔43によ
つてポンプの吸入口19内に連通させてある。
調圧プランジヤ34の筒部には、リーク孔とな
るオリフイス44を設けてあり、このオリフイス
44によつて余剰圧力を吐出側から吸入側に放出
するようになつている。なお、45はOリングで
ある。
るオリフイス44を設けてあり、このオリフイス
44によつて余剰圧力を吐出側から吸入側に放出
するようになつている。なお、45はOリングで
ある。
上記構成により、圧力導孔24′に連通させた
導孔29、圧力調整機構31及び戻し孔43を通
して、余剰圧力流体を吐出側流路から吸入側流路
に戻すバイパス流路が形成される。このバイパス
流路は、吸入口19、吸入弁21、吐出弁22を
経て圧力側に至るポンプ流路に対して並列的に、
略水平方向に配置されている。このため、ポンプ
全体が小型、薄形になるのに加えて、バイパス流
路の路長が可及的に縮小され、内容積が小さくな
ると共に、気泡滞留もなくなる。
導孔29、圧力調整機構31及び戻し孔43を通
して、余剰圧力流体を吐出側流路から吸入側流路
に戻すバイパス流路が形成される。このバイパス
流路は、吸入口19、吸入弁21、吐出弁22を
経て圧力側に至るポンプ流路に対して並列的に、
略水平方向に配置されている。このため、ポンプ
全体が小型、薄形になるのに加えて、バイパス流
路の路長が可及的に縮小され、内容積が小さくな
ると共に、気泡滞留もなくなる。
また、前記開閉弁32は、ポンプの圧力側から
電磁弁室46に通じる導孔30の開口端部に形成
された弁座47に、プランジヤ48の一端面に備
えられた弁49を係合させ、前記プランジヤ48
と磁気ヘツド50との間に圧設介在させたバネ5
1によつて、前記弁49を弁座47に圧接させて
ある。前記プランジヤ48は、電磁コイル52の
縦軸心上に貫設されたガイドケース53内に摺動
往復自在に嵌装されている。前記ガイドケース5
3は、その一端部を本体6の電磁弁室46に螺嵌
等の手段によつて固着し、他端部には磁気ヘツド
50を螺締する等の手段によつて固着し、下板5
4と、コイルカバー55および磁気座金56との
間に、前記電磁コイル52を挟設してある。
電磁弁室46に通じる導孔30の開口端部に形成
された弁座47に、プランジヤ48の一端面に備
えられた弁49を係合させ、前記プランジヤ48
と磁気ヘツド50との間に圧設介在させたバネ5
1によつて、前記弁49を弁座47に圧接させて
ある。前記プランジヤ48は、電磁コイル52の
縦軸心上に貫設されたガイドケース53内に摺動
往復自在に嵌装されている。前記ガイドケース5
3は、その一端部を本体6の電磁弁室46に螺嵌
等の手段によつて固着し、他端部には磁気ヘツド
50を螺締する等の手段によつて固着し、下板5
4と、コイルカバー55および磁気座金56との
間に、前記電磁コイル52を挟設してある。
電磁弁室46から更に導孔57を穿ち、該導孔
57をもう一つの圧力調整機構58に連通させて
ある。前記導孔57及び圧力調整機構58は、吸
入口19から吸入弁21及び吐出弁22を経て圧
力導孔24′に至る流路として形成されたポンプ
流路を間に挟んで、前記調圧シリンダ33とは反
対の位置で、該ポンプ流路の方向に沿つて形成さ
れている。前記圧力調整機構58は、被調圧側と
なる導孔57の開口端部に設けられたリリーフ弁
座59に、本体6に螺嵌した調圧筒60と、該調
圧筒60の内部に摺動自在に嵌装したリリーフ弁
保持体61との間に圧設した調圧バネ62の反発
力によつて、保持体61に設けたリリーフ弁63
を圧接させてある。また、調圧筒60を螺嵌した
本体6の弁室64は、吸入口19を開口させた端
面から本体6の内部に向かつて形成されており、
戻し孔65によつてポンプの吸入口19に連通さ
せてある。前記調圧筒60は、これを右または左
に回動して調圧バネ62の撓みとその反発力を変
え、これに応じてリリーフ弁63を弁座押圧力を
変えることにより、任意の圧力に加減調整するこ
とができる。圧力調整後はロツクナツト66によ
つて調圧筒60を本体6に緊締する。
57をもう一つの圧力調整機構58に連通させて
ある。前記導孔57及び圧力調整機構58は、吸
入口19から吸入弁21及び吐出弁22を経て圧
力導孔24′に至る流路として形成されたポンプ
流路を間に挟んで、前記調圧シリンダ33とは反
対の位置で、該ポンプ流路の方向に沿つて形成さ
れている。前記圧力調整機構58は、被調圧側と
なる導孔57の開口端部に設けられたリリーフ弁
座59に、本体6に螺嵌した調圧筒60と、該調
圧筒60の内部に摺動自在に嵌装したリリーフ弁
保持体61との間に圧設した調圧バネ62の反発
力によつて、保持体61に設けたリリーフ弁63
を圧接させてある。また、調圧筒60を螺嵌した
本体6の弁室64は、吸入口19を開口させた端
面から本体6の内部に向かつて形成されており、
戻し孔65によつてポンプの吸入口19に連通さ
せてある。前記調圧筒60は、これを右または左
に回動して調圧バネ62の撓みとその反発力を変
え、これに応じてリリーフ弁63を弁座押圧力を
変えることにより、任意の圧力に加減調整するこ
とができる。圧力調整後はロツクナツト66によ
つて調圧筒60を本体6に緊締する。
上述の構成により、圧力導孔24′に連通させ
た導孔30、電磁弁室46、導孔57、圧力調整
機構58及び戻し孔65を通して、余剰圧力流体
を吐出側流路から吸入側流路に戻すもう一つのバ
イパス流路が形成される。このバイパス流路も、
吸入口19、吸入弁21、吐出弁22を経て圧力
側に至るポンプ流路に対して並列的に、略水平方
向に配置されており、ポンプの全体形状が小型
化、薄形化され、また、バイパス流路の路長が可
及的に縮小され、内容積が小さくなると共に、気
泡滞留もなくなる。
た導孔30、電磁弁室46、導孔57、圧力調整
機構58及び戻し孔65を通して、余剰圧力流体
を吐出側流路から吸入側流路に戻すもう一つのバ
イパス流路が形成される。このバイパス流路も、
吸入口19、吸入弁21、吐出弁22を経て圧力
側に至るポンプ流路に対して並列的に、略水平方
向に配置されており、ポンプの全体形状が小型
化、薄形化され、また、バイパス流路の路長が可
及的に縮小され、内容積が小さくなると共に、気
泡滞留もなくなる。
また、圧力調整機構31を含むバイパス流路
と、圧力調整機構58を含むバイパス流路とを、
ポンプ流路を間に挟んでその両側の本体6内に設
けた構造であるので、ポンプ全体の形状が小型、
薄形になる。
と、圧力調整機構58を含むバイパス流路とを、
ポンプ流路を間に挟んでその両側の本体6内に設
けた構造であるので、ポンプ全体の形状が小型、
薄形になる。
次に動作について説明する。
第1図において、電磁コイル4を交流半波整流
電流もしくはパルス発振装置等による断続電流に
よつて付勢すると、通電時に発生する磁気吸引力
と非通電磁気消滅時に働く戻しバネ11の反発力
によつて、電磁プランジヤ5および吐出プランジ
ヤ8が往復運動を行ない、吸入弁21と吐出弁2
2の交互開閉作用と相まつてポンプ作用が営ま
れ、吸入口19から矢印aの如く吸引された流体
は、吸入弁21、圧力室24、吐出弁22、圧力
導孔24′、プランジヤケース1等を順次通過し
て、吐出口12から矢印bのように吐出される。
電流もしくはパルス発振装置等による断続電流に
よつて付勢すると、通電時に発生する磁気吸引力
と非通電磁気消滅時に働く戻しバネ11の反発力
によつて、電磁プランジヤ5および吐出プランジ
ヤ8が往復運動を行ない、吸入弁21と吐出弁2
2の交互開閉作用と相まつてポンプ作用が営ま
れ、吸入口19から矢印aの如く吸引された流体
は、吸入弁21、圧力室24、吐出弁22、圧力
導孔24′、プランジヤケース1等を順次通過し
て、吐出口12から矢印bのように吐出される。
次に圧力調整機構31および圧力調整機構58
の調圧作用について説明する。
の調圧作用について説明する。
まず、電磁弁より成る開閉弁32の電磁コイル
52に通電されておらず、したがつて弁座47が
弁49によつて閉成されている場合について説明
する。上述のようなポンプ作用により、その吐出
圧力が上昇して行くにつれて、調圧プランジヤ3
4が調圧バネ39を押圧しながら、第2図におい
て右方向に変位し、弁35を弁座36から開離し
て弁座36を開き、更に右方向へ移動する。
52に通電されておらず、したがつて弁座47が
弁49によつて閉成されている場合について説明
する。上述のようなポンプ作用により、その吐出
圧力が上昇して行くにつれて、調圧プランジヤ3
4が調圧バネ39を押圧しながら、第2図におい
て右方向に変位し、弁35を弁座36から開離し
て弁座36を開き、更に右方向へ移動する。
この調圧プランジヤ34の右方向変位により、
調圧プランジヤ34の内部から外方に穿設された
オリフイス44(もしくはスリツト)が、調圧シ
リンダ33の端部33aに達すると、余剰圧力流
量が前記オリフイス44から調圧室42内に放出
される。余剰圧力流量は戻し孔43を経て吸入口
19に回収される。余剰圧力流量の放出により、
吐出圧力が減少すると、調圧プランジヤ34は調
圧バネ39の反発力を受けて第2図において左方
向に変位しようとする。そして、吐出圧力は調圧
プランジヤ34の受圧力と調圧バネ39の反発力
とが平衡する圧力に制御される。調圧バネ39の
反発力は、調圧ネジ40の回動調整により加減調
整されるから、前記吐出圧力は調圧ネジ40の回
動調整によつて予め設定された所定圧力に維持さ
れる。勿論この場合ポンプの吐出圧力は該圧力調
整機構によつて減圧され、一定圧力に保持されて
いるので、電源電圧の一定限度内に変動に対して
吐出圧力は何ら影響を受けることがなく、一定に
保持される。また、前記弁座36を開き、次にオ
リフイス44の開口度合を加減しつつ、余剰圧力
流体を吸入側に放出して調圧作用をすべく、前記
調圧プランジヤ34が調圧シリンダ33内を往復
動するので、ポンプの吐出脈動を平滑化するアキ
ユームレータの作用効果も得られる。なお、圧力
調整機構31は必要とする最大吐出圧力を維持す
るように調圧する。
調圧プランジヤ34の内部から外方に穿設された
オリフイス44(もしくはスリツト)が、調圧シ
リンダ33の端部33aに達すると、余剰圧力流
量が前記オリフイス44から調圧室42内に放出
される。余剰圧力流量は戻し孔43を経て吸入口
19に回収される。余剰圧力流量の放出により、
吐出圧力が減少すると、調圧プランジヤ34は調
圧バネ39の反発力を受けて第2図において左方
向に変位しようとする。そして、吐出圧力は調圧
プランジヤ34の受圧力と調圧バネ39の反発力
とが平衡する圧力に制御される。調圧バネ39の
反発力は、調圧ネジ40の回動調整により加減調
整されるから、前記吐出圧力は調圧ネジ40の回
動調整によつて予め設定された所定圧力に維持さ
れる。勿論この場合ポンプの吐出圧力は該圧力調
整機構によつて減圧され、一定圧力に保持されて
いるので、電源電圧の一定限度内に変動に対して
吐出圧力は何ら影響を受けることがなく、一定に
保持される。また、前記弁座36を開き、次にオ
リフイス44の開口度合を加減しつつ、余剰圧力
流体を吸入側に放出して調圧作用をすべく、前記
調圧プランジヤ34が調圧シリンダ33内を往復
動するので、ポンプの吐出脈動を平滑化するアキ
ユームレータの作用効果も得られる。なお、圧力
調整機構31は必要とする最大吐出圧力を維持す
るように調圧する。
次に、電磁弁より成る開閉弁32に通電した場
合について説明する。開閉弁32の電磁コイル5
2に通電すると、その時発生する磁気吸引力によ
つてプランジヤ48が磁気ヘツド50に吸着し、
プランジヤ48の弁49が弁座47から開離し、
導孔30が電磁弁室46に連通することとなる。
この結果、圧力流体は導孔30、電磁弁室46お
よび導孔57を経て、リリーフ弁座59に至り、
該リリーフ弁座59を閉塞しているリリーフ弁6
3を、調圧バネ62の反発力に抗して押圧する。
この押圧力によりリリーフ弁座59が開くと、余
剰圧力流量がリリーフ弁座59から弁室64に流
入し、更に戻し孔65を経て吸入口19に回収さ
れる。吐出圧力は、リリーフ弁63に加わる調圧
バネ62の反発力と平衡する所定の圧力に維持さ
れる。調圧バネ62の反発力は、調圧筒60を回
動調整して調圧バネ62の撓みを変えることによ
り、調整することができ、これによつて吐出圧力
が所定圧力となるように設定調整される。
合について説明する。開閉弁32の電磁コイル5
2に通電すると、その時発生する磁気吸引力によ
つてプランジヤ48が磁気ヘツド50に吸着し、
プランジヤ48の弁49が弁座47から開離し、
導孔30が電磁弁室46に連通することとなる。
この結果、圧力流体は導孔30、電磁弁室46お
よび導孔57を経て、リリーフ弁座59に至り、
該リリーフ弁座59を閉塞しているリリーフ弁6
3を、調圧バネ62の反発力に抗して押圧する。
この押圧力によりリリーフ弁座59が開くと、余
剰圧力流量がリリーフ弁座59から弁室64に流
入し、更に戻し孔65を経て吸入口19に回収さ
れる。吐出圧力は、リリーフ弁63に加わる調圧
バネ62の反発力と平衡する所定の圧力に維持さ
れる。調圧バネ62の反発力は、調圧筒60を回
動調整して調圧バネ62の撓みを変えることによ
り、調整することができ、これによつて吐出圧力
が所定圧力となるように設定調整される。
この場合、前者の圧力調整機構31における吐
出圧力を、例えば9Kgf/cm2等の比較的高圧に調
圧し、後者の圧力調整機構58における吐出圧力
を例えば4Kgf/cm2等の比較的低圧の調圧してお
けば、開閉弁32を閉じた場合は9Kgf/cm2の高
圧に、開閉弁32を開いた場合は4Kgf/cm2の低
圧に切替えることができる。したがつて、当該電
磁ポンプの吐出口12の先にノズルもしくは小径
オリフイスを装着すれば、その吐出流量は圧力の
平方根に比例する故、上記の高圧(9Kgf/cm2)
時と低圧(4Kgf/cm2)時の流量比は3:2とな
り、このポンプを燃焼機器への燃料油給送に使用
した場合には、燃焼量を高低に切換加減して、温
度調整を行なうことができることになる。
出圧力を、例えば9Kgf/cm2等の比較的高圧に調
圧し、後者の圧力調整機構58における吐出圧力
を例えば4Kgf/cm2等の比較的低圧の調圧してお
けば、開閉弁32を閉じた場合は9Kgf/cm2の高
圧に、開閉弁32を開いた場合は4Kgf/cm2の低
圧に切替えることができる。したがつて、当該電
磁ポンプの吐出口12の先にノズルもしくは小径
オリフイスを装着すれば、その吐出流量は圧力の
平方根に比例する故、上記の高圧(9Kgf/cm2)
時と低圧(4Kgf/cm2)時の流量比は3:2とな
り、このポンプを燃焼機器への燃料油給送に使用
した場合には、燃焼量を高低に切換加減して、温
度調整を行なうことができることになる。
第3図は従来の電磁ポンプと本考案に係る電磁
ポンプの時間−吐出圧力特性を比較して示す図
で、横軸に経過時間t(秒)をとり、縦軸に吐出
圧力p(Kgf/cm2)をとつてある。点線は従来の
電磁ポンプの特性、実線が本考案に係る電磁ポン
プの特性である。従来の電磁ポンプとしては、例
えば実公昭51−23368号公報に記載の電磁ポンプ
に対し、その外部において、吐出圧力を小に設定
した別体の圧力調整機構を配設し、これとポンプ
の吐出側および吸入側を接手および配管で接続し
て連通通路を形成した一配管式のものを使用し
た。
ポンプの時間−吐出圧力特性を比較して示す図
で、横軸に経過時間t(秒)をとり、縦軸に吐出
圧力p(Kgf/cm2)をとつてある。点線は従来の
電磁ポンプの特性、実線が本考案に係る電磁ポン
プの特性である。従来の電磁ポンプとしては、例
えば実公昭51−23368号公報に記載の電磁ポンプ
に対し、その外部において、吐出圧力を小に設定
した別体の圧力調整機構を配設し、これとポンプ
の吐出側および吸入側を接手および配管で接続し
て連通通路を形成した一配管式のものを使用し
た。
第3図から明らかなように、従来の電磁ポンプ
では、始動初期、および、吐出圧力を、特に、小
に切り換えたときの圧力変動が大である。吐出圧
力を大、中に切り換え得るような多段切換の圧力
調整機構を追加しても、圧力調整機構をポンプ外
部に配設してこれとポンプの吐出側および吸入側
とをそれぞれ接手および配管によつて接続する限
り、気泡閉塞による吐出圧力変動、騒音発生等は
免れ得ないものである。
では、始動初期、および、吐出圧力を、特に、小
に切り換えたときの圧力変動が大である。吐出圧
力を大、中に切り換え得るような多段切換の圧力
調整機構を追加しても、圧力調整機構をポンプ外
部に配設してこれとポンプの吐出側および吸入側
とをそれぞれ接手および配管によつて接続する限
り、気泡閉塞による吐出圧力変動、騒音発生等は
免れ得ないものである。
これに対して本考案に係る電磁ポンプは、第3
図の実線に示す通り、始動初期および吐出圧力切
換時に圧力変動を殆ど生じない。これは、吸入口
19、吸入弁21及び吐出弁22等からなるポン
プ流路を間に挟んで、その両側の本体6内に、圧
力調整機構31を含むバイパス流路及び圧力調整
機構58を含むバイパス流路を、ポンプ流路に対
して並列的に設けたことにより、各バイパス流路
の路長が可及的に縮小され、内容積が小さくなる
と共に、気泡滞留が阻止されたことによるもので
ある。
図の実線に示す通り、始動初期および吐出圧力切
換時に圧力変動を殆ど生じない。これは、吸入口
19、吸入弁21及び吐出弁22等からなるポン
プ流路を間に挟んで、その両側の本体6内に、圧
力調整機構31を含むバイパス流路及び圧力調整
機構58を含むバイパス流路を、ポンプ流路に対
して並列的に設けたことにより、各バイパス流路
の路長が可及的に縮小され、内容積が小さくなる
と共に、気泡滞留が阻止されたことによるもので
ある。
圧力調整機構および開閉弁の個数は更に増加さ
せることができ、その個数に応じて吐出圧力を多
段に切り換えることができる。この場合、ポンプ
の吐出圧力を三段に切り換えるときには、開閉弁
を備えない圧力調整機構31を含むバイパス流路
の上方または下方に、新たなバイパス流路を並列
的に設けると、コンパクトにまとまり、省スペー
ス的である。吐出圧力を四段に切り換える要求の
ある場合には、更に、圧力調整機構58を含むバ
イパス流路の上方または下方に、これと並列的
に、新たなバイパス流路を設ける。この場合、新
たに設けられたバイパス流路の開閉弁と、圧力調
整機構58を含むバイパス流路の開閉弁32と
は、一方を吐出側流路に連通する導孔側に設けた
場合は、他方は吸入側流路に連通する戻し側に
と、互いに反対方向に付設する。これにより、吐
出圧力の切り換えが可能となる。しかも、新たな
バイパス流路を付設することによるポンプ本体6
の大型化を抑えると共に、各導孔及び戻し孔を短
縮できる。
せることができ、その個数に応じて吐出圧力を多
段に切り換えることができる。この場合、ポンプ
の吐出圧力を三段に切り換えるときには、開閉弁
を備えない圧力調整機構31を含むバイパス流路
の上方または下方に、新たなバイパス流路を並列
的に設けると、コンパクトにまとまり、省スペー
ス的である。吐出圧力を四段に切り換える要求の
ある場合には、更に、圧力調整機構58を含むバ
イパス流路の上方または下方に、これと並列的
に、新たなバイパス流路を設ける。この場合、新
たに設けられたバイパス流路の開閉弁と、圧力調
整機構58を含むバイパス流路の開閉弁32と
は、一方を吐出側流路に連通する導孔側に設けた
場合は、他方は吸入側流路に連通する戻し側に
と、互いに反対方向に付設する。これにより、吐
出圧力の切り換えが可能となる。しかも、新たな
バイパス流路を付設することによるポンプ本体6
の大型化を抑えると共に、各導孔及び戻し孔を短
縮できる。
更に、圧力調整機構31,58の調圧ネジ40
及び調圧筒60等の調整部材を、第1図及び第2
図に図示するように、ポンプ本体6の一側方に設
けると、電磁ポンプ単体の場合は勿論のこと、こ
の電磁ポンプを燃焼器等の機材に設置したときに
も、圧力調整を一方向から行なうことができ、調
圧操作に甚だ利便である。
及び調圧筒60等の調整部材を、第1図及び第2
図に図示するように、ポンプ本体6の一側方に設
けると、電磁ポンプ単体の場合は勿論のこと、こ
の電磁ポンプを燃焼器等の機材に設置したときに
も、圧力調整を一方向から行なうことができ、調
圧操作に甚だ利便である。
なお、実施例では、開閉弁として電磁弁を示し
たが、遠隔操作の必要のないときは手動弁でも差
支えない。また、開閉弁を複数付設する場合は、
多岐切換弁によることもできる。
たが、遠隔操作の必要のないときは手動弁でも差
支えない。また、開閉弁を複数付設する場合は、
多岐切換弁によることもできる。
考案の効果
以上詳述したように、本考案によれば次のよう
な効果が得られる。
な効果が得られる。
(a) ポンプ流路を間に挟んでその両側のポンプ本
体内に、それぞれ相違する所定圧力に設定せし
める圧力調整機構を含み余剰圧力流体を前記吐
出側流路から前記吸入側流路に戻す少なくとも
2つのバイパス流路を、略水平方向に設けてあ
るので、全体の形状が小型、薄形で、吐出圧力
を多段に切換え得る電磁ポンプを提供できる。
体内に、それぞれ相違する所定圧力に設定せし
める圧力調整機構を含み余剰圧力流体を前記吐
出側流路から前記吸入側流路に戻す少なくとも
2つのバイパス流路を、略水平方向に設けてあ
るので、全体の形状が小型、薄形で、吐出圧力
を多段に切換え得る電磁ポンプを提供できる。
(b) ポンプ流路を間に挟んでその両側のポンプ本
体内に、少なくとも2つのバイパス流路を、略
水平方向に設けてあるので、バイパス流路が可
及的に縮小され、内容積が小さくなると共に、
気泡滞留もなくなる。このため、気泡の間欠的
な遊離、遊離した気泡のポンプの吸入側もしく
は吐出側への流動繰返しによる気泡閉塞、それ
に伴なうポンプの始動初期および吐出圧力切換
時または運転中の吐出圧力変動と不安定動作が
解消され、騒音、燃焼不良、不完全燃焼による
媒煙、有害ガスなど公害発生のおそれがなく、
ポンプ及び燃焼機器の耐久性を向上させ得る電
磁ポンプを提供できる。また、外部接続配管及
び接手を必要としないから、接続部分からの燃
料油漏れに起因する災害のおそれのない電磁ポ
ンプを提供できる。
体内に、少なくとも2つのバイパス流路を、略
水平方向に設けてあるので、バイパス流路が可
及的に縮小され、内容積が小さくなると共に、
気泡滞留もなくなる。このため、気泡の間欠的
な遊離、遊離した気泡のポンプの吸入側もしく
は吐出側への流動繰返しによる気泡閉塞、それ
に伴なうポンプの始動初期および吐出圧力切換
時または運転中の吐出圧力変動と不安定動作が
解消され、騒音、燃焼不良、不完全燃焼による
媒煙、有害ガスなど公害発生のおそれがなく、
ポンプ及び燃焼機器の耐久性を向上させ得る電
磁ポンプを提供できる。また、外部接続配管及
び接手を必要としないから、接続部分からの燃
料油漏れに起因する災害のおそれのない電磁ポ
ンプを提供できる。
(c) バイパス流路のうち、最高圧力に設定すべき
圧力調整機構を含むバイパス流路を除く他のバ
イパス流路を開閉する開閉弁を、ポンプ本体に
一体的に付設したから、電磁ポンプにおいて開
閉弁を操作し、吐出圧力を容易に多段に切変え
ることができる。しかも、最高圧力に設定すべ
き圧力調整機構を含むバイパス流路における開
閉弁の省略、開閉弁とポンプ本体の一体化によ
る小型化及びコストダウンを図つた電磁ポンプ
を提供することができる。
圧力調整機構を含むバイパス流路を除く他のバ
イパス流路を開閉する開閉弁を、ポンプ本体に
一体的に付設したから、電磁ポンプにおいて開
閉弁を操作し、吐出圧力を容易に多段に切変え
ることができる。しかも、最高圧力に設定すべ
き圧力調整機構を含むバイパス流路における開
閉弁の省略、開閉弁とポンプ本体の一体化によ
る小型化及びコストダウンを図つた電磁ポンプ
を提供することができる。
(d) 開閉弁を選択的に切り換えて、吐出圧力を段
階的に加減調整することができ、その加減調整
後は電源電圧の変動に拘らず吐出圧力を一定に
維持することの可能な電磁ポンプを提供するこ
とができる。
階的に加減調整することができ、その加減調整
後は電源電圧の変動に拘らず吐出圧力を一定に
維持することの可能な電磁ポンプを提供するこ
とができる。
第1図は本考案に係る電磁ポンプの正面部分断
面図、第2図は第1図のA1−A1線上における断
面図、第3図は本考案に係る電磁ポンプと従来技
術の電磁ポンプにおける時間−吐出圧力特性を示
す線図である。 29,30,57……導孔、31,58……圧
力調整機構、32……開閉弁、43,65……戻
し孔。
面図、第2図は第1図のA1−A1線上における断
面図、第3図は本考案に係る電磁ポンプと従来技
術の電磁ポンプにおける時間−吐出圧力特性を示
す線図である。 29,30,57……導孔、31,58……圧
力調整機構、32……開閉弁、43,65……戻
し孔。
Claims (1)
- 吸入側流路、吸入弁及び吐出弁を経て吐出側流
路に至る経路としてポンプ本体内に形成されたポ
ンプ流路を間に挟んでその両側のポンプ本体内
に、それぞれ相違する所定圧力に設定せしめる圧
力調整機構を含み余剰圧力流体を前記吐出側流路
から前記吸入側流路に戻す少なくとも2つのバイ
パス流路を、略水平方向に設け、前記バイパス流
路のうち、最高圧力に設定すべき圧力調整機構を
含むバイパス流路を除く他のバイパス流路を開閉
する開閉弁を、ポンプ本体に一体的に付設したこ
とを特徴とする電磁ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980086390U JPS6240129Y2 (ja) | 1980-06-20 | 1980-06-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980086390U JPS6240129Y2 (ja) | 1980-06-20 | 1980-06-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5710479U JPS5710479U (ja) | 1982-01-20 |
JPS6240129Y2 true JPS6240129Y2 (ja) | 1987-10-14 |
Family
ID=29448581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980086390U Expired JPS6240129Y2 (ja) | 1980-06-20 | 1980-06-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6240129Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0537025Y2 (ja) * | 1990-03-29 | 1993-09-20 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4948379A (ja) * | 1972-08-30 | 1974-05-10 | ||
JPS5123368U (ja) * | 1974-08-07 | 1976-02-20 |
-
1980
- 1980-06-20 JP JP1980086390U patent/JPS6240129Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4948379A (ja) * | 1972-08-30 | 1974-05-10 | ||
JPS5123368U (ja) * | 1974-08-07 | 1976-02-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5710479U (ja) | 1982-01-20 |
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