JP2935868B2 - 燃焼量可変装置 - Google Patents
燃焼量可変装置Info
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- JP2935868B2 JP2935868B2 JP2085678A JP8567890A JP2935868B2 JP 2935868 B2 JP2935868 B2 JP 2935868B2 JP 2085678 A JP2085678 A JP 2085678A JP 8567890 A JP8567890 A JP 8567890A JP 2935868 B2 JP2935868 B2 JP 2935868B2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N1/00—Regulating fuel supply
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2235/00—Valves, nozzles or pumps
- F23N2235/26—Fuel nozzles
- F23N2235/28—Spray fuel nozzles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2235/00—Valves, nozzles or pumps
- F23N2235/30—Pumps
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、家庭用石油給湯機に使用される燃焼量可変
装置に関するものである。
装置に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、この種の石油燃焼装置の一形態として、第12図
に示すように、灯油タンク(170)からヘッド差により
ストレーナ(171a)を通して往き油管(171)に導かれ
た灯油を、閉止弁を内蔵するポンプ(172)によって加
圧し、戻り式圧力噴霧ノズル(173)に供給して、同ノ
ズル(173)の先端部より噴霧し、灯油の一部を戻り油
管(174)を通り、電磁弁(176)、ストレーナ(17
7)、及び、流量調整弁(175)を介して往き油管(17
1)のポンプ(172)の上流側に戻す構成のものがある。
に示すように、灯油タンク(170)からヘッド差により
ストレーナ(171a)を通して往き油管(171)に導かれ
た灯油を、閉止弁を内蔵するポンプ(172)によって加
圧し、戻り式圧力噴霧ノズル(173)に供給して、同ノ
ズル(173)の先端部より噴霧し、灯油の一部を戻り油
管(174)を通り、電磁弁(176)、ストレーナ(17
7)、及び、流量調整弁(175)を介して往き油管(17
1)のポンプ(172)の上流側に戻す構成のものがある。
かかる構成によって、この石油燃焼装置は、戻り油管
(174)に設けた流量調整弁(175)の弁開度を変え、戻
り油量を調節することで、噴霧量を広範囲に制御し、燃
焼量を変えることができる。
(174)に設けた流量調整弁(175)の弁開度を変え、戻
り油量を調節することで、噴霧量を広範囲に制御し、燃
焼量を変えることができる。
そして、かかる石油燃焼装置の試運転制御は、第13図
に示すように、コンセントにプラグを差し込み、運転ス
イッチを入れて、一定時間後に蛇口を開放するとバーナ
を緩点火することができ、一定時間経過後に往き油流量
を最大とし、同状態を継続するようにしている。
に示すように、コンセントにプラグを差し込み、運転ス
イッチを入れて、一定時間後に蛇口を開放するとバーナ
を緩点火することができ、一定時間経過後に往き油流量
を最大とし、同状態を継続するようにしている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 ところが、上記灯油タンク(170)が空になった場合
に、往き油管(171)内に空気が吸込まれ、同空気が戻
り油管(174)側、すなわち、戻り油管(174)内、電磁
弁(176)内、ストレーナ(177)内、及び流量調整弁
(175)内に流入するが、同戻り油管(174)側を流れる
戻り油量が少量であるために同空気をすばやく抜き取る
ことができず、特に流量調整弁(175)内に空気が入る
と、同流量調整弁(175)による流量調整が正確に行な
えず、戻り式圧力噴霧ノズルからの噴霧量も不正確にな
るために、安定した燃焼を確保できないという問題があ
った。
に、往き油管(171)内に空気が吸込まれ、同空気が戻
り油管(174)側、すなわち、戻り油管(174)内、電磁
弁(176)内、ストレーナ(177)内、及び流量調整弁
(175)内に流入するが、同戻り油管(174)側を流れる
戻り油量が少量であるために同空気をすばやく抜き取る
ことができず、特に流量調整弁(175)内に空気が入る
と、同流量調整弁(175)による流量調整が正確に行な
えず、戻り式圧力噴霧ノズルからの噴霧量も不正確にな
るために、安定した燃焼を確保できないという問題があ
った。
(ニ) 課題を解決するための手段 そこで、本発明では、貯油タンクと戻り式圧力噴霧ノ
ズルとを、中途にポンプを設けた往き油管により連通連
結すると共に、上記ノズルと往き油管のポンプの上流側
とを、中途に流量調整弁を設けた戻り油管により連通連
結し、流量調整弁を制御することにより、前記ノズルの
噴霧量を増減して燃焼量を変化させることができる燃焼
量可変装置において、流量調整弁中を流れる戻り流量
を、大流量と小流量とに交互に繰返し変化させる制御を
実行可能としたことを特徴とする燃焼量可変装置を提供
するものである。
ズルとを、中途にポンプを設けた往き油管により連通連
結すると共に、上記ノズルと往き油管のポンプの上流側
とを、中途に流量調整弁を設けた戻り油管により連通連
結し、流量調整弁を制御することにより、前記ノズルの
噴霧量を増減して燃焼量を変化させることができる燃焼
量可変装置において、流量調整弁中を流れる戻り流量
を、大流量と小流量とに交互に繰返し変化させる制御を
実行可能としたことを特徴とする燃焼量可変装置を提供
するものである。
また、流量調整弁中を流れる戻り油量を、大流量と小
流量とに交互に繰返し変化させる制御を所定操作に連動
して実行可能としたことにも特徴を有する。
流量とに交互に繰返し変化させる制御を所定操作に連動
して実行可能としたことにも特徴を有する。
また、流量調整弁中を流れる戻り油量を、最大流量と
最小流量とに交互に繰返し変化させることにも特徴を有
する。
最小流量とに交互に繰返し変化させることにも特徴を有
する。
(ホ) 作用・効果 本発明によれば、以下のような作用効果が生起され
る。
る。
すなわち、本発明では、流量調整弁の駆動を制御し
て、同流量調整弁中を流れる戻り油量を、大流量と小流
量との間で交互に繰返し変化させるために、戻り油量を
大流量とした場合には、戻り油管側に流入した空気をす
ばやく往き油管側へ流入させることができ、また、戻り
油量を小流量とした場合には、戻り式圧力噴霧式ノズル
からの噴霧量が大流量になって、同往き油管側の空気を
戻り式圧力噴霧ノズルより追出し、往き油管側及び戻り
油管側の空気をすばやく抜き取ることができる。
て、同流量調整弁中を流れる戻り油量を、大流量と小流
量との間で交互に繰返し変化させるために、戻り油量を
大流量とした場合には、戻り油管側に流入した空気をす
ばやく往き油管側へ流入させることができ、また、戻り
油量を小流量とした場合には、戻り式圧力噴霧式ノズル
からの噴霧量が大流量になって、同往き油管側の空気を
戻り式圧力噴霧ノズルより追出し、往き油管側及び戻り
油管側の空気をすばやく抜き取ることができる。
この際、往き油管と戻り油管とは循環流路を形成して
おり、戻り油量が大流量の場合は、戻り式圧力噴霧ノズ
ルからの噴霧量が小流量となり、また、反対に戻り油量
が小流量の場合は、同噴霧ノズルからの噴霧量が大流量
となるようにして、戻り油量多び噴霧ノズルからの噴霧
量のいずれか一方の油量が交互に大きくなるように変化
させている。
おり、戻り油量が大流量の場合は、戻り式圧力噴霧ノズ
ルからの噴霧量が小流量となり、また、反対に戻り油量
が小流量の場合は、同噴霧ノズルからの噴霧量が大流量
となるようにして、戻り油量多び噴霧ノズルからの噴霧
量のいずれか一方の油量が交互に大きくなるように変化
させている。
特に、戻り油量を、最大流量と最小流量との間で交互
に繰返し変化させることにより、往き油管側及び戻り油
管側の空気をよりすばやく抜き取ることができる。
に繰返し変化させることにより、往き油管側及び戻り油
管側の空気をよりすばやく抜き取ることができる。
従って、その後行なう継続運転において、流量調整弁
内には空気が流入しないために、同流量調整弁による流
量調整を正確に行なうことができ、戻り式圧力噴霧ノズ
ルからの噴霧量も正確に調整することができて、安定し
た燃焼量を確保することができる。
内には空気が流入しないために、同流量調整弁による流
量調整を正確に行なうことができ、戻り式圧力噴霧ノズ
ルからの噴霧量も正確に調整することができて、安定し
た燃焼量を確保することができる。
(ヘ) 実施例 以下、本発明を添付図に示す実施例に基づいて、詳説
する。
する。
第1図に、本発明に係る燃焼量可変装置(A)を組込
んだ石油式給湯機(B)の全体構成を概念的に示す。
んだ石油式給湯機(B)の全体構成を概念的に示す。
まず、燃焼量可変装置(A)の構成について説明する
と、第1図において、(T)は灯油を充填した貯油タン
クであり、同貯油タンク(T)から、フィルタ(F1)を
介し、往き油管(S)内に流入落下した灯油は、電磁式
のポンプ(P)で加圧され、戻り式圧力噴霧ノズル
(N)に供給されることになる。
と、第1図において、(T)は灯油を充填した貯油タン
クであり、同貯油タンク(T)から、フィルタ(F1)を
介し、往き油管(S)内に流入落下した灯油は、電磁式
のポンプ(P)で加圧され、戻り式圧力噴霧ノズル
(N)に供給されることになる。
第2図に示すように、戻り式圧力噴霧ノズル(N)
は、その内部に噴出流路(10)と戻り流路(11)とを形
成しており、往き油管(S)を通して戻り式圧力噴霧ノ
ズル(N)に供給されてきた灯油の一部が霧化されて先
端ノズル開口部(12)から噴出されるとともに、灯油の
残部が、戻り流路(11)を通して後述する戻り油管
(R)に還流されることになる。
は、その内部に噴出流路(10)と戻り流路(11)とを形
成しており、往き油管(S)を通して戻り式圧力噴霧ノ
ズル(N)に供給されてきた灯油の一部が霧化されて先
端ノズル開口部(12)から噴出されるとともに、灯油の
残部が、戻り流路(11)を通して後述する戻り油管
(R)に還流されることになる。
即ち、第1図において、戻り油管(R)は往き油管
(S)と並設状態に設けられている。
(S)と並設状態に設けられている。
そして、同戻り油管(R)は、その一端を戻り式圧力
噴霧ノズル(N)の戻り流路(11)に連通連結するとと
もに、その他端を、往き油管(S)のポンプ(P)の上
流側に連通連結しており、これによって、循環流路
(C)を形成している。
噴霧ノズル(N)の戻り流路(11)に連通連結するとと
もに、その他端を、往き油管(S)のポンプ(P)の上
流側に連通連結しており、これによって、循環流路
(C)を形成している。
また、戻り油管(R)の終端には、流量調整弁(FC)
と電磁弁(V)と取付けられている。
と電磁弁(V)と取付けられている。
そして、流量調整弁(FC)の駆動を制御部(M)によ
り制御することにより、戻り油量を調節して、戻り式圧
力噴霧ノズル(N)からの噴霧量を増減して、燃焼量を
変化させることができるようにしている。
り制御することにより、戻り油量を調節して、戻り式圧
力噴霧ノズル(N)からの噴霧量を増減して、燃焼量を
変化させることができるようにしている。
また、第1図において、(Qt)はポンプ(P)より戻
り式圧力噴霧ノズル(N)へ供給される灯油供給量、
(Qn)は戻り式圧力噴霧ノズル(N)からの噴霧量、そ
して、(Qr)は戻り油管(R)を通る戻り油量である。
り式圧力噴霧ノズル(N)へ供給される灯油供給量、
(Qn)は戻り式圧力噴霧ノズル(N)からの噴霧量、そ
して、(Qr)は戻り油管(R)を通る戻り油量である。
また、本発明では、試運転時に、流量調整弁(FC)の
駆動を制御部(M)により制御して、同流量調整弁(F
C)中を流れる戻り油量を、大流量と小流量との間で交
互に繰返し変化させるようにしている。
駆動を制御部(M)により制御して、同流量調整弁(F
C)中を流れる戻り油量を、大流量と小流量との間で交
互に繰返し変化させるようにしている。
すなわち、かかる試運転制御は、第3A図に示すよう
に、コンセント(図示せず)に燃焼可変装置(A)のプ
ラグを差込み、運転スイッチ(35)を入れて、一定時間
(t1)経過後に蛇口を開放すると、ガンタイプバーナ
(20)を緩点火することができ、一定時間(t2)経過後
に往き油流量である灯油供給量(Qt)を最大流量(MA
X)とし、その後、一定時間(t3)内に灯油供給量(Q
t)を最小流量(MIN)とし、さらに、一定時間(t4)内
に灯油供給量(Qt)を最大流量(MAX)にする、という
交互の繰返し制御を数回(例えば、5回)行なう。
に、コンセント(図示せず)に燃焼可変装置(A)のプ
ラグを差込み、運転スイッチ(35)を入れて、一定時間
(t1)経過後に蛇口を開放すると、ガンタイプバーナ
(20)を緩点火することができ、一定時間(t2)経過後
に往き油流量である灯油供給量(Qt)を最大流量(MA
X)とし、その後、一定時間(t3)内に灯油供給量(Q
t)を最小流量(MIN)とし、さらに、一定時間(t4)内
に灯油供給量(Qt)を最大流量(MAX)にする、という
交互の繰返し制御を数回(例えば、5回)行なう。
ここで、上記した一定時間は、例えば、(t1)を5
秒、(t2)を2秒、(t3)を5秒、(t4)を5秒とする
ことができる。
秒、(t2)を2秒、(t3)を5秒、(t4)を5秒とする
ことができる。
また、上記試運転制御は、コンセントにプラグを差込
む操作毎に(リセット操作毎に)行なうようにしてい
る。
む操作毎に(リセット操作毎に)行なうようにしてい
る。
このように、本発明では、試運転時に、流量調整弁
(FC)の駆動を制御して、同流量調整弁(FC)中を流れ
る戻り油量を、最大流量(MAX)と最小流量(MIN)とに
交互に繰返し変化させるために、戻り油量を最大流量
(MAX)とした場合には、戻り油管(R)側に流入した
空気をすばやく往き油管(S)側へ流入させることがで
き、また、戻り油量(R)を最小流量(MIN)とした場
合には、戻り式圧力噴霧ノズル(N)からの噴霧量が最
大流量(MAX)になって、同往き油管(S)側の空気を
戻り式圧力噴霧ノズル(N)より追出し、往き油管
(S)側及び戻り油管(R)側の空気をすばやく抜き取
ることができる。
(FC)の駆動を制御して、同流量調整弁(FC)中を流れ
る戻り油量を、最大流量(MAX)と最小流量(MIN)とに
交互に繰返し変化させるために、戻り油量を最大流量
(MAX)とした場合には、戻り油管(R)側に流入した
空気をすばやく往き油管(S)側へ流入させることがで
き、また、戻り油量(R)を最小流量(MIN)とした場
合には、戻り式圧力噴霧ノズル(N)からの噴霧量が最
大流量(MAX)になって、同往き油管(S)側の空気を
戻り式圧力噴霧ノズル(N)より追出し、往き油管
(S)側及び戻り油管(R)側の空気をすばやく抜き取
ることができる。
従って、その後行なう継続運転において、流量調整弁
(FC)内には空気が流入しないために、同流量調整弁
(FC)による流量調整を正確に行なうことができ、戻り
式圧力噴霧ノズル(N)からの噴霧量も正確に調整する
ことができて、安定した燃焼量を確保することができ
る。
(FC)内には空気が流入しないために、同流量調整弁
(FC)による流量調整を正確に行なうことができ、戻り
式圧力噴霧ノズル(N)からの噴霧量も正確に調整する
ことができて、安定した燃焼量を確保することができ
る。
また、貯油タンク(T)が空になって、往き油管
(S)内に空気が入った場合には、プラグをコンセント
より抜取り、再度差込む操作を行うことにより試運転制
御を行なって、上記したような空気の追出しを楽に行な
うことができる。
(S)内に空気が入った場合には、プラグをコンセント
より抜取り、再度差込む操作を行うことにより試運転制
御を行なって、上記したような空気の追出しを楽に行な
うことができる。
尚、本実施例では、戻り油量を、最大流量(MAX)と
最小流量(MIN)とに、交互に繰返し変化させている
が、同戻り油量は、少なくとも戻り式圧力噴霧ノズル
(N)からの噴霧量よりも大きい大流量と、同ノズル
(N)からの噴霧量よりも小さい小流量との間で繰返し
変化させることもできる。
最小流量(MIN)とに、交互に繰返し変化させている
が、同戻り油量は、少なくとも戻り式圧力噴霧ノズル
(N)からの噴霧量よりも大きい大流量と、同ノズル
(N)からの噴霧量よりも小さい小流量との間で繰返し
変化させることもできる。
この際、往き油管(S)と戻り油管(R)とは循環流
路(C)を形成しているために、戻り油量を大流量とす
れば、戻り式圧力噴霧ノズル(N)からの噴霧量は小流
量となる。
路(C)を形成しているために、戻り油量を大流量とす
れば、戻り式圧力噴霧ノズル(N)からの噴霧量は小流
量となる。
また、戻り油量を繰返し変化させるパターンは、第3A
図に示すような鋸歯状のパターンに限らず、第3B図に示
すような略矩形波状のパターン等にすることもできる。
図に示すような鋸歯状のパターンに限らず、第3B図に示
すような略矩形波状のパターン等にすることもできる。
ここで、上記した一定時間、例えば、(t1)を5秒、
(t2)を2秒、(t3)を3秒、(t4)を2秒、(t5)を
3秒、(t6)を2秒とすることができる。
(t2)を2秒、(t3)を3秒、(t4)を2秒、(t5)を
3秒、(t6)を2秒とすることができる。
かかる略矩形波状のパターンの場合には、最大流量
(MAX)と最小流量(MIN)とを一定時間(t3)(t5)保
持するために、同時間内に空気の抜き取りを確実に行な
うことができる。
(MAX)と最小流量(MIN)とを一定時間(t3)(t5)保
持するために、同時間内に空気の抜き取りを確実に行な
うことができる。
また、電磁弁(V)、ポンプ(P)、及び流量調整弁
(FC)の構成、及び作用については、後で詳述する。
(FC)の構成、及び作用については、後で詳述する。
次に、石油式給湯機(B)の構成について、第1図を
参照して説明すると、(20)は内部に上記した戻り式圧
力噴霧ノズル(N)を配設したガンタイプバーナであ
り、同バーナ(20)は、その後部をダクト(21)を介し
てファン(22)と接続している。
参照して説明すると、(20)は内部に上記した戻り式圧
力噴霧ノズル(N)を配設したガンタイプバーナであ
り、同バーナ(20)は、その後部をダクト(21)を介し
てファン(22)と接続している。
また、ダクト(21)内には、燃焼用エア供給量を調節
するためのダンパー(23)が配設されている。(34)は
イグナイターである。
するためのダンパー(23)が配設されている。(34)は
イグナイターである。
ガンタイプバーナ(20)の下方には、熱交換器(24)
が配設されており、同熱交換器(24)の給水配管(25)
と連通連結しており、同給水配管(25)には、水温セン
サ(26)と、水温センサ(27)とが取付けられている。
が配設されており、同熱交換器(24)の給水配管(25)
と連通連結しており、同給水配管(25)には、水温セン
サ(26)と、水温センサ(27)とが取付けられている。
一方、熱交換器(24)の給湯側に接続した給湯配管
(28)には、流量調整弁(29)と湯温センサ(30)とが
取付けられている。
(28)には、流量調整弁(29)と湯温センサ(30)とが
取付けられている。
また、給湯配管(28)からは風呂用配管(31)を分岐
させることもでき、この場合、風呂用水量センサ(32)
と閉止弁(33)を取付けることになる。
させることもでき、この場合、風呂用水量センサ(32)
と閉止弁(33)を取付けることになる。
また、制御部(M)は、第4図に示すように、マイク
ロプロセッサ(MPU)と、入出力インターフェース
(a)(b)と、ROMとRAMとからなるメモリ(m)と、
タイマー(t)とから構成している。
ロプロセッサ(MPU)と、入出力インターフェース
(a)(b)と、ROMとRAMとからなるメモリ(m)と、
タイマー(t)とから構成している。
そして、入力インターフェース(a)には、運転スイ
ッチ(35)、温度設定スイッチ(36)、水量センサ(2
6)、水温センサ(27)、湯温センサ(30)、及び風呂
用水量センサ(32)を接続している。
ッチ(35)、温度設定スイッチ(36)、水量センサ(2
6)、水温センサ(27)、湯温センサ(30)、及び風呂
用水量センサ(32)を接続している。
また、出力インターフェース(b)には、ポンプ
(P)、電磁弁(V)、流量調整弁(FC)(29)、閉止
弁(33)、ファン(22)、ダンパー(23)、及びイグナ
イター(34)を接続している。
(P)、電磁弁(V)、流量調整弁(FC)(29)、閉止
弁(33)、ファン(22)、ダンパー(23)、及びイグナ
イター(34)を接続している。
また、電磁弁(V)は、第5図に示すように、筒状の
弁ケーシング(70)内に連絡流路(71)を設け、同連絡
流路(71)の下流側に弁座(72)を設けると共に、連絡
流路(71)内に筒状の弁体進退杆(73)を進退摺動自在
に配設し、同弁体進退杆(73)を弁体駆動機構(75)に
より進退駆動して、同弁体進退杆(73)の先端に一体成
形した弁体(74)を弁座(72)に切離自在としている。
弁ケーシング(70)内に連絡流路(71)を設け、同連絡
流路(71)の下流側に弁座(72)を設けると共に、連絡
流路(71)内に筒状の弁体進退杆(73)を進退摺動自在
に配設し、同弁体進退杆(73)を弁体駆動機構(75)に
より進退駆動して、同弁体進退杆(73)の先端に一体成
形した弁体(74)を弁座(72)に切離自在としている。
また、(76)は、弁体進退杆(73)内に設けた流路、
(77)は、弁体(74)を弁座(72)に押圧状態に付勢す
る弁ばね、(70a)は、往き油管(S)の上流側と接続
する上流側接続部、(70b)は、同往き油管(S)の下
流と接続する下流側接続部である。
(77)は、弁体(74)を弁座(72)に押圧状態に付勢す
る弁ばね、(70a)は、往き油管(S)の上流側と接続
する上流側接続部、(70b)は、同往き油管(S)の下
流と接続する下流側接続部である。
また、弁体駆動機構(75)は、弁ケーシング(70)の
外周面にソレノイド(78)を設け、同ソレノイド(78)
に電流を印加することによって、弁体進退杆(73)を軸
線に沿って進退可能とし、同弁体進退杆(73)の進退作
動に連動して先端の弁体(74)を弁座(72)に切離させ
て、連絡流路(71)を開閉可能としている。
外周面にソレノイド(78)を設け、同ソレノイド(78)
に電流を印加することによって、弁体進退杆(73)を軸
線に沿って進退可能とし、同弁体進退杆(73)の進退作
動に連動して先端の弁体(74)を弁座(72)に切離させ
て、連絡流路(71)を開閉可能としている。
また、(78a)は筒状ボビン、(78b)はコイル、(78
c)はキャップ、(78d)はコードである。
c)はキャップ、(78d)はコードである。
また、ポンプ(P)は、第6図〜第8図に示すよう
に、ポンプ本体(80)上に駆動部(81)を設けて構成し
ている。
に、ポンプ本体(80)上に駆動部(81)を設けて構成し
ている。
そして、ポンプ本体(80)は、第7図及び第8図に示
すように、往き油管(S)の上流側とニップル(82)を
介して接続した吸入口(83)と、同吸入口(83)と第1
連通路(84)を介して連通し、バルブ機構(85)を収容
したバルブ室(86)と、同バルブ室(86)と第2連通路
(87)を介して連通したアキュームレータ(88)とを設
けている。
すように、往き油管(S)の上流側とニップル(82)を
介して接続した吸入口(83)と、同吸入口(83)と第1
連通路(84)を介して連通し、バルブ機構(85)を収容
したバルブ室(86)と、同バルブ室(86)と第2連通路
(87)を介して連通したアキュームレータ(88)とを設
けている。
また、駆動部(81)は、ガイドパイプを兼用する筒状
のボビン(90)内に、中空の磁気ロッド(91)を設ける
一方、同ボビン(90)の外周にコイル(92)を設けてソ
レノイド(93)を構成している。
のボビン(90)内に、中空の磁気ロッド(91)を設ける
一方、同ボビン(90)の外周にコイル(92)を設けてソ
レノイド(93)を構成している。
そして、磁気ロッド(91)の直下方には、ピストンロ
ッド(94)を上下摺動自在に配設し、ソレノイド(93)
に電流を印加することにより、同ピストンロッド(94)
の下端を上記ポンプ本体(80)の第1連通路(84)を進
退摺動させて、灯油をポンプ本体(80)内、さらには、
後述する連絡流路(99)中に吸入可能としている。(9
5)(96)は上下側ばね、(97)は磁気リングである。
ッド(94)を上下摺動自在に配設し、ソレノイド(93)
に電流を印加することにより、同ピストンロッド(94)
の下端を上記ポンプ本体(80)の第1連通路(84)を進
退摺動させて、灯油をポンプ本体(80)内、さらには、
後述する連絡流路(99)中に吸入可能としている。(9
5)(96)は上下側ばね、(97)は磁気リングである。
この際、ピストンロッド(94)が上方へ後退すると、
バルブ機構(85)の左側弁(85a)が開弁動作すると共
に、右側弁(85b)が閉動作して、灯油をバルブ室(8
6)内に吸入し、また、ピストンロッド(94)が下方へ
進出すると、左側弁(85a)が閉弁動作すると共に、右
側弁(85b)が開弁動作して、灯油をアキュームレータ
(88)内に圧送するようにしている。
バルブ機構(85)の左側弁(85a)が開弁動作すると共
に、右側弁(85b)が閉動作して、灯油をバルブ室(8
6)内に吸入し、また、ピストンロッド(94)が下方へ
進出すると、左側弁(85a)が閉弁動作すると共に、右
側弁(85b)が開弁動作して、灯油をアキュームレータ
(88)内に圧送するようにしている。
また、ボビン(90)の上部には、往き油管(S)の下
流側と接続する筒状の吐出継手(98)を接続し、同吐出
継手(98)内に連絡流路(99)を設け、同連絡流路(9
9)の中途に弁座(100)を設けると共に、同連絡流路
(99)内に閉止弁(101)を配設している。
流側と接続する筒状の吐出継手(98)を接続し、同吐出
継手(98)内に連絡流路(99)を設け、同連絡流路(9
9)の中途に弁座(100)を設けると共に、同連絡流路
(99)内に閉止弁(101)を配設している。
そして、閉止弁(101)は、上記弁座(100)と、同弁
座(100)に切離する弁体(102)と、同弁体(102)を
支持片(103)を介して支持する筒状の電磁可動片(10
4)と、同弁体(102)と磁気ロッド(91)との間に介設
した弁ばね(105)とから構成している。
座(100)に切離する弁体(102)と、同弁体(102)を
支持片(103)を介して支持する筒状の電磁可動片(10
4)と、同弁体(102)と磁気ロッド(91)との間に介設
した弁ばね(105)とから構成している。
かかる閉止弁(101)は、ソレノイド(93)に電流を
印加すると、電磁可動片(104)が弁ばね(105)の付勢
に抗して下方へ吸引され、弁体(102)が弁体(100)よ
り離れて、連絡流路(99)を連通状態とし、また、ソレ
ノイド(93)への電流の印加を解除すると、弁ばね(10
5)の押圧付勢力により弁体(102)が弁座(100)に押
圧状態に接触して、連絡流路(99)を閉塞するものであ
る。
印加すると、電磁可動片(104)が弁ばね(105)の付勢
に抗して下方へ吸引され、弁体(102)が弁体(100)よ
り離れて、連絡流路(99)を連通状態とし、また、ソレ
ノイド(93)への電流の印加を解除すると、弁ばね(10
5)の押圧付勢力により弁体(102)が弁座(100)に押
圧状態に接触して、連絡流路(99)を閉塞するものであ
る。
従って、ポンプ(P)の駆動を停止すると、閉止弁
(101)により、戻り式圧力噴霧ノズル(N)へは灯油
が流れない。
(101)により、戻り式圧力噴霧ノズル(N)へは灯油
が流れない。
また、第7図中、(106)は上板、(107)は下板、
(108)はキャップ、(109)(110)はOリングであ
る。
(108)はキャップ、(109)(110)はOリングであ
る。
また、流量調整弁(FC)は、次のように構成してい
る。
る。
すなわち、第9図において、2分割体(40a)(40b)
から構成され、かつ、長尺筒状体を形成する弁ケーシン
グ(40)は、その一側分割体(40a)の上部に、同上部
を水平に貫通する連絡流路(43a)を設けている。
から構成され、かつ、長尺筒状体を形成する弁ケーシン
グ(40)は、その一側分割体(40a)の上部に、同上部
を水平に貫通する連絡流路(43a)を設けている。
そして、この連絡流路(43a)の一側開口(43b)は、
第1図に示すように、往き油管(S)の上流側に連絡し
ており、その他側開口(43c)は往き油管(S)の下流
側に連絡している。
第1図に示すように、往き油管(S)の上流側に連絡し
ており、その他側開口(43c)は往き油管(S)の下流
側に連絡している。
一方、弁ケージング(40)の上面には、第9図に示す
ように、ニップル(43d)が取付けられており、同ニッ
プル(43d)内に設けた戻り油流路(43e)は、連絡流路
(43a)の中途に、後述する弁座(44)を介して連絡さ
れ、L字形状の屈曲流路からなる流量調整流路(43)を
形成している。
ように、ニップル(43d)が取付けられており、同ニッ
プル(43d)内に設けた戻り油流路(43e)は、連絡流路
(43a)の中途に、後述する弁座(44)を介して連絡さ
れ、L字形状の屈曲流路からなる流量調整流路(43)を
形成している。
そして、かかる流量調整流路(43)の流入側開口(4
2)は、戻り油管(R)の上流側、即ち、戻り式圧力噴
霧ノズル(N)側に連通連結している。
2)は、戻り油管(R)の上流側、即ち、戻り式圧力噴
霧ノズル(N)側に連通連結している。
また、上記流量調整流路(43)の中途には弁座(44)
が設けられており、同弁座(44)の一側には、球状弁体
(45)が同弁座(44)と切離自在に配設されている。
が設けられており、同弁座(44)の一側には、球状弁体
(45)が同弁座(44)と切離自在に配設されている。
このように、本実施例は、第1図及び第9図を参照し
て上述してきたように、戻り油管(R)の終端を往き油
管(S)の上流側に接続した個所に流量調節弁(FC)を
取付け、かつ、流量調整弁(FC)内に、往き油管(S)
の上流側と下流側とを連絡する連略流路(43a)と、戻
り油管(R)の終端を上記連絡流路(43a)の中途に接
続する流量調整流路(43)とを設けている。
て上述してきたように、戻り油管(R)の終端を往き油
管(S)の上流側に接続した個所に流量調節弁(FC)を
取付け、かつ、流量調整弁(FC)内に、往き油管(S)
の上流側と下流側とを連絡する連略流路(43a)と、戻
り油管(R)の終端を上記連絡流路(43a)の中途に接
続する流量調整流路(43)とを設けている。
なお、流量調整弁(FC)の取付位置および形状は上記
に限定されることはなく、戻り流路中であれば任意であ
るということは言うまでもない。
に限定されることはなく、戻り流路中であれば任意であ
るということは言うまでもない。
また、本実施例では、球状弁体(45)の弁座(44)と
対向する側、即ち、弁ケーシング(40)の下部には弁体
駆動機構(K)が設けられており、かかる弁体駆動機構
(K)は、以下の構成を有する。
対向する側、即ち、弁ケーシング(40)の下部には弁体
駆動機構(K)が設けられており、かかる弁体駆動機構
(K)は、以下の構成を有する。
球状弁体(45)は、上記した弁ケーシング(40)の軸
線上を進退する弁体進退杆(47)の先端に設けた円形凹
溝(48)内に嵌入されている。
線上を進退する弁体進退杆(47)の先端に設けた円形凹
溝(48)内に嵌入されている。
一方、弁体進退杆(47)の基端部は、弁ケーシング
(40)の他側分割体(40b)内に配置され、かつ、筒状
ボビン(49)にコイル(50)を巻回することによって構
成したソレノイド(51)の中央に設けた筒状スリーブ
(46)内に形成した長孔(52)内に、進退自在に配設さ
れている。
(40)の他側分割体(40b)内に配置され、かつ、筒状
ボビン(49)にコイル(50)を巻回することによって構
成したソレノイド(51)の中央に設けた筒状スリーブ
(46)内に形成した長孔(52)内に、進退自在に配設さ
れている。
そして、同ソレノイド(51)に電流を印加することに
よって、弁体進退杆(47)を軸線に沿って進退させ、弁
体進退杆(47)の先端に嵌入した球状弁体(45)を、弁
座(44)に向けて切離することができ、戻り油管(R)
を流れる戻り油量を調整することができる。
よって、弁体進退杆(47)を軸線に沿って進退させ、弁
体進退杆(47)の先端に嵌入した球状弁体(45)を、弁
座(44)に向けて切離することができ、戻り油管(R)
を流れる戻り油量を調整することができる。
また、第9図に示すように、流量調整弁(FC)は、弁
体進退杆(47)の進退力の調整を行うための進退力調整
機構(60)を具備している。
体進退杆(47)の進退力の調整を行うための進退力調整
機構(60)を具備している。
かかる進退力調整機構(60)は、弁ケーシング(40)
の後部端面に設けた筒状ナット(61)を設け、同ナット
(61)に螺杆(62)を螺着し、同螺杆(62)の先端を筒
状スリーブ(46)内に進退自在に挿入し、かつ、筒状ナ
ット(61)の内部において、螺杆(62)の上端に形成し
たスプリング受け板(63)と弁体進退杆(47)の下端に
形成したスプリング受けプラグ(64)との間にスプリン
グ(65)を介設し、さらに筒状ナット(61)の後端(61
a)を弁ケーシング(40)の他側分割体(40b)の底板に
かしめることによって固定連結している。
の後部端面に設けた筒状ナット(61)を設け、同ナット
(61)に螺杆(62)を螺着し、同螺杆(62)の先端を筒
状スリーブ(46)内に進退自在に挿入し、かつ、筒状ナ
ット(61)の内部において、螺杆(62)の上端に形成し
たスプリング受け板(63)と弁体進退杆(47)の下端に
形成したスプリング受けプラグ(64)との間にスプリン
グ(65)を介設し、さらに筒状ナット(61)の後端(61
a)を弁ケーシング(40)の他側分割体(40b)の底板に
かしめることによって固定連結している。
かかる構成によって、螺杆(62)を所望の手段によっ
て回転することによって弁ケーシング(40)の軸線方向
に進退し、同進退によって、弁体進退杆(47)の進退
力、即ち、弁座(44)から球状弁体(45)を離隔する力
を調整することができる。
て回転することによって弁ケーシング(40)の軸線方向
に進退し、同進退によって、弁体進退杆(47)の進退
力、即ち、弁座(44)から球状弁体(45)を離隔する力
を調整することができる。
また、本実施例では、弁体として球状弁体(45)を用
いているので、第10図に示すように、印加電流と(I)
と、流量調整流路(43)の流入側開口(42)に発生する
二次側圧力(P2)との相関関係を、略直線的に変化させ
ることができる。
いているので、第10図に示すように、印加電流と(I)
と、流量調整流路(43)の流入側開口(42)に発生する
二次側圧力(P2)との相関関係を、略直線的に変化させ
ることができる。
一方、二次側圧力(P2)と、戻り油管(R)を通り、
往き油管(S)の上流側に戻り油量(Qr)及び戻り式圧
力噴霧ノズル(N)からの噴霧量(Qn)(灯油供給量
(Qt)−戻り油量(Qr))との間には、第11図に示す直
線的な相関関係がある。
往き油管(S)の上流側に戻り油量(Qr)及び戻り式圧
力噴霧ノズル(N)からの噴霧量(Qn)(灯油供給量
(Qt)−戻り油量(Qr))との間には、第11図に示す直
線的な相関関係がある。
従って、本実施例では、印加電流(I)を微調整する
ことによって、戻り油量(Qr)、即ち、噴霧量(Qn)を
直線的に正確に変化することができ、燃焼制御を正確に
行うことができる。
ことによって、戻り油量(Qr)、即ち、噴霧量(Qn)を
直線的に正確に変化することができ、燃焼制御を正確に
行うことができる。
また、前記したように、本実施例では、弁体進退杆
(47)は自動調整芯機能を有するので、弁座(44)と球
状弁体(45)との距離、即ち、弁開度を正確に制御する
ことができるので、上記した球状弁体(45)による効果
と協動して、さらに正確な燃焼制御を行うことができ
る。
(47)は自動調整芯機能を有するので、弁座(44)と球
状弁体(45)との距離、即ち、弁開度を正確に制御する
ことができるので、上記した球状弁体(45)による効果
と協動して、さらに正確な燃焼制御を行うことができ
る。
第1図は本発明に係る燃焼量可変装置を具備する石油式
給湯機の概念的構成説明図、第2図は戻り式圧力噴霧ノ
ズルの断面側面図、第3A図は試運転制御のタイミングチ
チャート、第3B図は他の実施例としての試運転制御のタ
イミングチャート、第4図は制御ブロック図、第5図は
電磁弁の断面図、第6図はポンプの側面図、第7図は第
6図のI−I線断面図、第8図は第6図のII−II線断面
図、第9図は流量調整弁の断面正面図、第10図は印加電
流と流量調整弁の二次側圧力の相関関係を示すグラフ、
第11図は流量調整弁の二次側圧力と戻り油量及び噴霧量
との相関関係を示すグラフ、第12図は従来の燃焼量可変
装置の概念的構成説明図、第13図は従来の試運転制御の
タイミングチャートである。 図中、 (A):燃焼量可変装置 (B):石油式給湯機 (C):循環流路 (FC):流量調整弁 (G):逆止弁 (N):戻り式圧力噴霧ノズル (S):往き油管 (P):ポンプ (R):戻り油管 (T):貯油タンク (40):弁ケーシング (41):一側開口 (42):他側開口 (43):流量調整流路 (43a):連絡流路 (44):弁座 (45):球状弁体 (47):弁体進退杆 (51):ソレノイド (69):空気流出用縦溝
給湯機の概念的構成説明図、第2図は戻り式圧力噴霧ノ
ズルの断面側面図、第3A図は試運転制御のタイミングチ
チャート、第3B図は他の実施例としての試運転制御のタ
イミングチャート、第4図は制御ブロック図、第5図は
電磁弁の断面図、第6図はポンプの側面図、第7図は第
6図のI−I線断面図、第8図は第6図のII−II線断面
図、第9図は流量調整弁の断面正面図、第10図は印加電
流と流量調整弁の二次側圧力の相関関係を示すグラフ、
第11図は流量調整弁の二次側圧力と戻り油量及び噴霧量
との相関関係を示すグラフ、第12図は従来の燃焼量可変
装置の概念的構成説明図、第13図は従来の試運転制御の
タイミングチャートである。 図中、 (A):燃焼量可変装置 (B):石油式給湯機 (C):循環流路 (FC):流量調整弁 (G):逆止弁 (N):戻り式圧力噴霧ノズル (S):往き油管 (P):ポンプ (R):戻り油管 (T):貯油タンク (40):弁ケーシング (41):一側開口 (42):他側開口 (43):流量調整流路 (43a):連絡流路 (44):弁座 (45):球状弁体 (47):弁体進退杆 (51):ソレノイド (69):空気流出用縦溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 譲 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (56)参考文献 特開 平2−52909(JP,A) 実開 平1−106743(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23N 1/00 105 F23K 5/04
Claims (3)
- 【請求項1】貯油タンク(T)と戻り式圧力噴霧ノズル
(N)とを、中途にポンプ(P)を設けた往き油管
(S)により連通連結すると共に、上記ノズル(N)と
往き油管(S)のポンプ(P)の上流側とを、中途に流
量調整弁(FC)を設けた戻り油管(R)により連通連結
し、流量調整弁(FC)を制御することにより、前記ノズ
ル(N)の噴霧量を増減して燃焼量を変化させることが
できる燃焼量可変装置において、 流量調整弁(FC)中を流れる戻り流量を、大流量と小流
量とに交互に繰返し変化させる制御を実行可能としたこ
とを特徴とする燃焼量可変装置。 - 【請求項2】流量調整弁(FC)中を流れる戻り油量を、
大流量と小流量とに交互に繰返し変化させる制御を所定
操作に連動して実行可能としたことを特徴とする請求項
1記載の燃焼量可変装置。 - 【請求項3】流量調整弁(FC)中を流れる戻り油量を、
最大流量と最小流量とに交互に繰返し変化させることを
特徴とする請求項1又は請求項2記載の燃焼量可変装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2085678A JP2935868B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 燃焼量可変装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2085678A JP2935868B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 燃焼量可変装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03282118A JPH03282118A (ja) | 1991-12-12 |
JP2935868B2 true JP2935868B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=13865497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2085678A Expired - Fee Related JP2935868B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 燃焼量可変装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2935868B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103411227B (zh) * | 2013-07-15 | 2015-09-02 | 江苏大学 | 一种脉冲式量化喷油方法及装置 |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP2085678A patent/JP2935868B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03282118A (ja) | 1991-12-12 |
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Legal Events
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