JP2793288B2 - 燃焼量可変装置 - Google Patents

燃焼量可変装置

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TOTO KIKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、家庭用石油給湯機等に使用される燃焼量可
変装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、この種の石油燃焼装置の一形態として、第6図
に示すように、灯油タンク50からヘッド差によりストレ
ーナ51aを通して往き油管51に導かれた灯油を、ポンプ5
2によって加圧し、戻り式圧力噴霧ノズル53に供給し
て、同ノズル53の先端部より噴霧し、灯油の一部を戻り
油管54を通り、流量調整弁55を介して往き油管51のポン
プ52の上流側に戻す構成のものがある。
かかる構成によって、この石油燃焼装置は、戻り油管
54に設けた流量調整弁55の弁開度を変え、戻り油量を調
節することで、噴霧量を広範囲に制御し、燃焼量を変え
ることができる。
即ち、ポンプ52より戻し式圧力噴霧ノズル53へ供給さ
れる灯油供給量QTは、戻り式圧力噴霧ノズル53からの噴
霧量QNと、戻り油管54を通り、往き油管51の上流側に戻
る戻り油量QRとに分流するので、噴霧量QNは、灯油供給
量QTから戻り油量QRを引いた量となるが、この戻り油量
QRを変えることによって、噴霧量QNを調節することがで
きる。
また、第5図に示すように、戻り油管54は、その中途
に、逆止弁56を設けている。
これは、上記した関係、即ち、QN=QT−QRを常時成立
させ、正確な燃焼制御を図るためには、戻り油管54を通
して灯油が戻り式圧力噴霧ノズルに逆流するのを完全に
防止する必要があるからである。特に、給湯機停止時に
は、逆流を完全に防止する必要がある。
また、かかる逆止弁56は、第7図に示すように、筒状
本体56aの内部に貫通流路56bを形成し、同貫通流路56b
の一端開口56cを戻り油管54の戻り式圧力噴霧ノズル側
に連通連結するとともに、他端開口56dを戻り油管54の
往き油管51に連通連結し、かつ、貫通流路56b内に設け
座弁56gを形成し、同弁座56gに、スプリング56eによっ
て付勢された弁体56fを押圧することによって構成され
ている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、かかる石油燃焼装置は、未だ、以下の解決す
べき課題を具備していた。
即ち、上記逆止弁56において、逆止作用は、スプリン
グ56eの付勢力によって弁体56fを弁座56gに押圧するこ
とによってなされているが、戻り式圧力噴霧ノズル53か
らの戻り油の圧力が低いために、スプリング56eの付勢
力を大きくすることができず、完全な逆止作用を行うこ
とができない場合があった。
本発明は、上記した課題を解決することができる新規
な燃焼量可変装置を提供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、ポンプで加圧した灯油を往き油管を通して
戻り式圧力噴霧ノズルに供給し、かつ、戻り油管の途中
に流量調整弁と逆止弁を設け、流量調節弁を制御するこ
とにより、前記ノズルからの噴霧量を増減して燃焼量を
変化させることができる燃焼量可変装置において、往き
油管の中途から圧力付勢用バイパス管を分岐し、同バイ
パス管の他端を逆止弁に接続し、往き油管内の灯油の圧
力によって逆止弁の開弁動作を可能な構成としたことを
特徴とする燃焼量可変装置に係るものである。
(ホ)作用及び効果 上記した構成によって、本発明は、以下の作用及び効
果を奏する。
往き油管の中途から圧力付勢用バイパス管を分岐し、
同バイパス管の他端を逆止弁に接続し、往き油管内の灯
油の吐出圧によって逆止弁の開弁動作を可能な構成とし
たので、逆止弁の開弁動作を、充分な圧力を有する往き
油管の吐出圧によって行うことができる。
従って、閉弁用スプリングも充分な付勢力を有するも
のを用いることができ、戻り油管を通しての灯油の戻り
式圧力噴霧ノズルへの逆流を確実に防止することができ
る。
単に往き油管の中途から圧力付勢用バイパス管を分岐
し、同バイパス管の他端を逆止弁に接続すればよいの
で、複雑な構造を要することなく逆止効果を高めること
ができ、製作費も安価で済む。
(ヘ)実施例 以下、本発明を添付図に示す実施例に基づいて、詳説
する。
第1図に、本発明に係る燃焼量可変装置Aを組み込ん
だ石油式給湯機Bの全体構成を概念的に示す。
まず、燃焼量可変装置Aの構成について説明すると、
第1図において、Tは灯油を充填した貯油タンクであ
り、同貯油タンクTから注き油管S内に流入落下した灯
油は、ポンプPで加圧され、戻り式圧力噴霧ノズルNに
供給されることになる。
第2図に示すように、戻り式圧力噴霧ノズルNは、そ
の内部に噴出流路10と戻り流路11とを形成しており、往
き油管Sを通して戻り式圧力噴霧ノズルNに供給されて
きた灯油の一部が霧化されて先端ノズル開口部12から噴
出されるとともに、灯油の残部が、戻り流路11を通して
後述する戻り油管Rに還流されることになる。
即ち、第1図において、戻り油管Rは往き油管Sと並
設状態に設けられている。
そして、同戻り油管Rは、その一端を戻り式圧力噴霧
ノズルNの戻り流路11に連通連結するとともに、その他
端を、往き油管SのポンプPの上流側に連通連結してお
り、これによって、循環流路Cを形成している。
また、戻り油管Rの中途には、流量調整弁Fと逆止弁
Gとが直列状態に取付けられている。
そして、流量調節弁Fを制御することにより、戻り油
量を調節して、戻り式圧力噴霧ノズルNからの噴霧量を
増減して、燃焼量を変化させることができる。
また、往き油管Sの中途に設けた逆止弁Gによって、
戻り油管Rを通して灯油が戻り式圧力噴霧ノズルに逆流
するのを防止して、QN=QT−QRを常時成立させて、正確
な燃焼制御を図ることができる。
なお、QTはポンプPより戻り式圧力噴霧ノズルNへ供
給される灯油供給量、QNは戻り式圧力噴霧ノズルNから
の噴霧量、そして、QRは戻り油管Rを通る戻り油量であ
る。
次に、石油式給湯機Bの構成について、第1図を参照
して説明すると、20は内部に上記した戻り式圧力噴霧ノ
ズルNを配設したガンタイプバーナであり、同バーナ20
は、その後部をダクト21を介してファン22と接続してい
る。
また、ダクト21内には、燃焼用エア供給量を調節する
ためのダンパー23が配設されている。
ガンタイプバーナ20の下方には熱交換器24が配設され
ており、同熱交換器24の給水側は給水配管25と連通連結
しており、同給水配管25には、水量センサ26と、水温セ
ンサ27とが取付けられている。
一方、熱交換器24の給湯側に接続した給湯配管28に
は、流量調整弁29と湯温センサ30とが取付けられてい
る。
また、給湯配管28からは風呂用配管31を分岐させるこ
ともでき、この場合、風呂用水量センサ32と温水電磁弁
33を取付けることになる。
本発明は、上記構成を有する燃焼量可変装置Aまたは
同燃焼量可変装置を具備する石油式給湯機Bにおいて、
第1図に示すように、往き油管Sの中途から圧力付勢用
バイパス管BPを接続し、同バイパス管BPの他端を、逆止
弁Gに接続し、往き油管S内の灯油の吐出圧によって逆
止弁Gの開弁動作を可能な構成としたことに特徴を有す
る。
第3図〜第5図に逆止弁Gの構成を示しており、逆止
弁Gは、長尺筒状の弁本体39の両端に、それぞれ往き油
側流路40と戻り油側流路41とを形成している。
以上述べてきた構成により、本実施例にかかる発明
は、以下の作用及び効果を奏する。
即ち、往き油側流路40は、その一側側壁に往き油管S
の上流側と連通連結する流入開口42を設けるとともに、
他側側壁に往き油管Sの下流側と連絡する戻り式圧力噴
霧ノズルNに連通連結する流出開口43を設けている。
一方、戻り油側流路41は、その一側側壁に戻り式圧力
噴霧ノズルNと連通連結する流入開口42aを設けるとと
もに、その他側側壁に往き油管Sの上流側と連通連結す
る流出開口43aとを設けている。
また、戻り油側流路41の中途には弁座44が形成されて
おり、同弁座44には、スプリング45によって常時閉方向
に付勢された弁体46が接離自在に当接可能である。
さらに、往き油側流路40と戻り油側流路41との間には
バイパス管、即ち、圧力伝達通路47が形成されており、
同通路47内には、圧力伝達用ロッド48が軸線方向に進退
自在に配設されており、同ロッド48は戻り油側流路41に
伸延した個所には、弁体46が一体的に取付けられてい
る。
かかる構成によって、ポンプPの作動によって、往き
油管Sを通して、ポンプPによって灯油が戻り式圧力噴
霧ノズルNに供給される際に、往き油管S内の他の個所
と同様に、逆止弁Gの往き油側流路40内の灯油の圧力も
相当に高まることになる。
そして、この圧力は、スプリング45の付勢力に抗し
て、圧力伝達用ロッド48を軸線方向に、往き油側流路40
から戻り油側流路41に向けて移動することができる。
また、かかる移動によって、圧力伝達用ロッド48と一
体をなす弁体46も、往き油側流路40から戻り油側流路41
に向けて移動して弁座44から離隔し、逆止弁Gを開弁す
ることができる。
このように、本実施例では、弁体46の弁座44からの離
脱による開動作を、戻り油管R内の低圧の戻り油によっ
てではなく、往き油管51の高圧の往き油によって行うの
で、スプリング45の付勢力を大きくしても、逆止弁Gの
開弁動作を確実に行うことができる。
従って、スプリング45は充分な付勢力を有するものを
用いることができ、戻り油管Rを通しての灯油の戻り式
圧力噴霧ノズルNへの逆流を確実に防止することができ
る。
また、単に往き油管Sの中途から圧力付勢用バイパス
管BPを分岐し、同バイパス管BPの他端を逆止弁Gに接続
すればよいので、複雑な構造を要することなく逆止効果
を高めることができ、製作費も安価で済むことになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る燃焼量可変装置を具備する石油式
給湯機の概念的構成説明図、第2図は戻り式圧力噴霧ノ
ズルの断面側面図、第3図は逆止弁の断面正面図、第4
図は第3図I−I線による横断面図、第5図は展開状態
の断面正面図、第6図は従来の燃焼量可変装置の概念的
構成説明図、第7図はその逆止弁の内部構成説明図であ
る。 図中、 A:燃焼量可変装置 B:石油式給湯機 C:循環流路 F:流量調整弁 G:逆止弁 N:戻り式圧力噴霧ノズル S:往き油管 R:戻り油管 BP:バイパス管 T:貯油タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 善治 兵庫県神戸市東灘区魚崎浜町43番1号 日本ユプロ株式会社内 (72)発明者 濱田 靖夫 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (56)参考文献 実開 昭55−100849(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23N 1/00 F23D 11/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプ(P)で加圧した灯油を往き油管
    (S)を通して戻り式圧力噴霧ノズル(N)に供給し、
    かつ、戻り油管(R)の途中に流量調整弁(F)と逆止
    弁(G)を設け、流量調節弁(F)を制御することによ
    り、前記ノズル(N)からの噴霧量を増減して燃焼量を
    変化させることができる燃焼量可変装置において、 往き油管(S)の中途から圧力付勢用バイパス管(BP)
    を分岐し、同バイパス管(BP)の他端を逆止弁(G)に
    接続し、往き油管(S)内の灯油の圧力によって逆止弁
    (G)の開弁動作を可能な構成としたことを特徴とする
    燃焼量可変装置。
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JPH04129644U (ja) * 1991-05-16 1992-11-27 日本コントロール工業株式会社 圧力噴霧式燃焼器の制御装置
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