JP3290930B2 - ワイヤハーネス用プロテクタ及び該プロテクタを用いるグロメット付きワイヤハーネスの配索方法 - Google Patents

ワイヤハーネス用プロテクタ及び該プロテクタを用いるグロメット付きワイヤハーネスの配索方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤハーネス用
プロテクタ及び該プロテクタを用いるグロメット付きワ
イヤハーネスの配索方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のワイヤハーネス用プロテクタと
して、図4,図5に示すものがある。このワイヤハーネ
ス用プロテクタ1は、略ヘ字板状の底壁3と該底壁3の
両側に起立した両側壁4,4とから成る合成樹脂製で断
面がコ字状のプロテクタ本体2と、このプロテクタ本体
2の両側壁4,4の先端の各係止突起4aに係止,離脱
される枠状の各係合部5aを有して該両側壁4,4の先
端間を覆う合成樹脂製のカバー5とを有していて、これ
らプロテクタ本体2とカバー5内に電線束(複数の電線
7aを一体的に集束したもの)から成るワイヤハーネス
7を収容して保護するようになっている。
【0003】また、プロテクタ本体2とカバー5内に収
容、保護されるワイヤハーネス7には、図6に示すよう
に、防水用(止水用)のグロメット8を取り付けたもの
がある。このグロメット8は、図示しないパネルの孔部
に嵌合される弾性膨出部8aと、円筒状の電線挿通部8
bと、充填剤収容部8cを備えている。そして、グロメ
ット8の充填剤収容部8cには液硬化性の充填剤(シー
ル剤)9が注入され、ワイヤハーネス7を成す電線束間
の隙間が充填剤9によって埋められ、電線挿通部8b内
で防水性(止水効果)を得ることができるようになって
いる。
【0004】尚、このワイヤハーネス用プロテクタ1に
関する類似技術は、特開平2−214406号公報及び
特開平6−165341号公報等に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のワイヤハーネス用プロテクタ1では、その電線導出
口6側のすぐ近傍にグロメット8が位置するようにプロ
テクタ本体2内にワイヤハーネス7を配置する場合、グ
ロメット8を防水処理するための作業用スペース(図6
に示すグロメット8の充填剤収容部8cから距離Sの部
分)が必要不可欠のため、プロタクタ本体2内にワイヤ
ハーネス7を収容した後で該ワイヤハーネス7の電線導
出口6側のすぐ近傍にグロメット8を取り付けることが
できなかった。そのため、従来は、プロタクタ本体2内
にワイヤハーネス7を収容する前に、ワイヤハーネス7
の電線導出口6側に対向する位置に予めグロメット8を
防水処理して取り付けておかなければならず、グロメッ
ト8の防水処理作業工程と、プロテクタ本体2へのワイ
ヤハーネス7の収容組み付け作業工程の2つの作業工程
が必要となり、組み立て作業性が悪かった。
【0006】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、プロテクタ本体へのワイヤハ
ーネスの組み付け作業工程でグロメットの防水処理作業
を同時に行って全体の作業工程数を削減し、電線導出口
のすぐ近傍にグロメットを簡単に配置することができる
ようにしたワイヤハーネス用プロテクタ及び該プロテク
タを用いるグロメット付きワイヤハーネスの配索方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、底壁
と該底壁の両側に起立した側壁とから成るプロテクタ本
体と、このプロテクタ本体の両側壁の先端間を覆うカバ
ーとを有し、これらプロテクタ本体とカバー内に、グロ
メットを防水処理して取り付けるワイヤハーネスを収容
して保護するようにしたワイヤハーネス用プロテクタに
おいて、前記側壁の電線導出口側の所定位置に、前記ワ
イヤハーネスのグロメット取付側を一時的に導出するグ
ロメット防水作業用の切欠部を設けたことを特徴とす
る。
【0008】このワイヤハーネス用プロテクタでは、プ
ロテクタ本体内にワイヤハーネスを収容し、電線導入口
のすぐ近傍にグロメットを配置する際に、プロテクタ本
体の側壁の切欠部からワイヤハーネスのグロメット取付
側を仮に導出しておき、該部位にグロメットを防水処理
して取り付けた後、ワイヤハーネスのグロメット取付側
を切欠部から電線導出口側に導出させることができる。
これにより、プロテクタ本体へのワイヤハーネス等の組
み付け作業工程の同一工程内においてグロメットの防水
処理作業が同時に行われ、組み立て作業性が良く、従来
のものより作業工程数が削減されて作業工程の簡素化及
び低コスト化が図られる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載のワイヤ
ハーネス用プロテクタであって、前記側壁の電線導出口
側の所定位置を屈曲形成し、この屈曲部分に前記切欠部
を設けたことを特徴とする。
【0010】このワイヤハーネス用プロテクタでは、プ
ロテクタ本体の側壁の切欠部からワイヤハーネスのグロ
メット取付側を導出する際に、該グロメット取付側が簡
単かつスムーズに導出され、全体の作業時間が大幅に削
減される。
【0011】請求項3の発明は、請求項1記載のワイヤ
ハーネス用プロテクタであって、前記カバーの少なくと
も電線導出口側を前記プロテクタ本体の両側壁に対して
開閉自在に設けたことを特徴とする。
【0012】このワイヤハーネス用プロテクタでは、プ
ロテクタ本体の全体を覆うカバーの電線導出口側が開閉
されるため、グロメットの防水処理作業後に、ワイヤハ
ーネスのグロメット取付側が側壁の切欠部から電線導出
口側に容易に導出されてカバーで覆われる。
【0013】請求項4の発明は、底壁と該底壁の両側に
起立した側壁とから成るプロテクタ本体と、このプロテ
クタ本体の両側壁の先端間を覆うカバーとを有し、これ
らプロテクタ本体とカバー内に、グロメットを防水処理
して取り付けるワイヤハーネスを収容して保護するよう
にしたワイヤハーネス用プロテクタを用いるグロメット
付きワイヤハーネスの配索方法において、前記プロテク
タ本体の側壁のグロメット防水作業用の切欠部から前記
ワイヤハーネスのグロメット取付側を一時的に導出し、
次に、前記ワイヤハーネスのグロメット取付側に取り付
けられた前記グロメットの充填剤収容部と前記ワイヤハ
ーネスを成す電線束間の隙間に充填剤を充填し、この充
填剤の硬化後に前記切欠部から一時的に導出した前記ワ
イヤハーネスのグロメット取付側を前記プロテクタ本体
の電線導出口に導出し、該電線導出口の近傍に防水処理
されて前記ワイヤハーネスに取り付けられた前記グロメ
ットを配置し、次に、前記プロテクタ本体内の前記ワイ
ヤハーネスを前記カバーで覆うようにしたことを特徴と
する。
【0014】このグロメット付きワイヤハーネスの配索
方法では、同一の作業工程でプロテクタ本体へのワイヤ
ハーネス等の組み付け作業とグロメットの防水処理作業
が行われ、全体の作業時間の短縮化及び作業工程の簡素
化が図られる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0016】図1は本発明の実施形態のワイヤハーネス
用プロテクタにグロメット付きワイヤハーネスを配索す
る状態を示す斜視図、図2は同ワイヤハーネス用プロテ
クタにグロメット付きワイヤハーネスを配索するときの
要部の状態を示す平面図である。
【0017】図1に示すように、ワイヤハーネス用プロ
テクタ10は、第1〜第3の屈曲部12a,12b,1
2cを有する底壁12と該底壁12の両端側より垂直に
起立した両側壁13,13とから成る断面コ字状で合成
樹脂製のプロテクタ本体11と、このプロテクタ本体1
1の両側壁13,13の先端13a,13a間を覆う断
面コ字状で合成樹脂製の大小2つのカバー14,15と
を備えていて、これらプロテクタ本体11と各カバー1
4,15内に、グロメット21を防水処理して取り付け
るワイヤハーネス20を収容して保護するようにしてあ
る。
【0018】底壁12の第1の屈曲部12aから第2の
屈曲部12bと、第3の屈曲部12cから一端側(図中
右端側)の電線導出口16aとは、平行になっていてい
る。各側壁13の先端外側には所定距離隔てて略四角筒
状で複数の係合部17をそれぞれ一体突出形成してあ
る。また、両側壁13,13は底壁12の各屈曲部12
a,12b,12cに沿うようにそれぞれ屈曲形成され
ている。そして、一方の側壁13の底壁12の第2の屈
曲部12bに対向する位置に、ワイヤハーネス20のグ
ロメット取付側を一時的に導出するグロメット防水作業
用の切欠部18を矩形開口状に穿設してある。さらに、
各カバー14,15の両側壁には、両側壁13,13の
各係合部17に係止,離脱される各係止爪(係止部)1
9を一体突出形成してある。これにより、他端側(図中
左端側)の電線導出口16bからグロメット防水作業用
の切欠部18までのプロテクタ本体11は大型のカバー
14により開閉され、グロメット防水作業用の切欠部1
8から一端側の電線導出口16aまでのプロテクタ本体
11は小型のカバー15により開閉されるようになって
いる。尚、一方の側壁13の略中央にはU字状でワイヤ
ハーネス分岐用の切欠部13bを形成してある。
【0019】ワイヤハーネス20の所定位置に嵌め込ま
れて防水(止水)処理されるゴム製のグロメット21
は、図示しない自動車のダッシュパネル等のパネルの孔
部に嵌合される弾性膨出部21aと、この弾性膨出部2
1aより一体成形され、ワイヤハーネス20が貫通する
小径円筒状の電線挿通部21bと、この電線挿通部21
bより一体成形された大径円筒状の充填剤収容部21c
を備えている。そして、グロメット21の充填剤収容部
21cには液硬化性の充填剤(シール剤)22が注入さ
れ、ワイヤハーネス20を成す電線束(複数の電線20
aを一体的に集束したもの)間の隙間が充填剤22によ
って埋められてシールされるようになっている。このシ
ール性のあるグロメット21の弾性膨出部21a側より
露出されるワイヤハーネス20の一端側は防水を必要と
する自動車の車室内の内部空間に配索され、グロメット
21の充填剤収容部21c側より露出してワイヤハーネ
ス用プロテクタ10により保護されるワイヤハーネス2
0の他端側はエンジンルーム等の防水を必要としない外
部空間に配索されるようになっている。
【0020】次に、前記構成のワイヤハーネス用プロテ
クタ10を用いたグロメット付きワイヤハーネス20の
配索方法について説明する。まず、図1に示すように、
プロテクタ本体11の両側壁13,13間にワイヤハー
ネス20を収容し、一方の側壁13のグロメット防水作
業用の切欠部18からワイヤハーネス20のグロメット
取付側(一端側)を一時的に導出する。次に、ワイヤハ
ーネス20のグロメット取付側にグロメット21をプロ
テクタ本体11の一端側の電線導出口16a寄りの位置
まで貫通させて取り付け、大型のカバー14をプロテク
タ本体11の他端側の電線導出口16b側に取り付け
る。次に、図2に示すように、グロメット21の充填剤
収容部21cとワイヤハーネス20を成す電線束間の隙
間に充填剤22を充填する。この充填剤22が硬化した
後で切欠部18から一時的に導出したワイヤハーネス2
0のグロメット取付側をプロテクタ本体11の一端側の
電線導出口16aに導出して該電線導出口16aのすぐ
近傍に防水処理されてワイヤハーネス20に取り付けら
れたグロメット21を配置させ、プロテクタ本体11の
一端側の電線導出口16a寄りの部分に小型のカバー1
5を取り付けてワイヤハーネス20の全体をカバー1
4,15で覆う。これにより、グロメット21を防水処
理して取り付けたワイヤハーネス20がプロテクタ本体
11とカバー14,15内に収容されて保護される。
【0021】このようなグロメット付きワイヤハーネス
20の配索方法に用いられるワイヤハーネス用プロテク
タ10によれば、プロテクタ本体11の一方の側壁13
の電線導出口16a側に、ワイヤハーネス20のグロメ
ット取付側を一時的に導出するグロメット防水作業用の
切欠部18を設けたので、プロテクタ本体11へのワイ
ヤハーネス20の組み付け作業工程でグロメット21の
防水処理作業を同時に行うことができ、全体の作業工程
数の削減及び組立作業性の向上を図ることができる。特
に、グロメット防水作業用の切欠部18は底壁12の第
2の屈曲部12bに対向する一方の側壁13の電線導出
口16a側に設けられているので、図2に示すように、
切欠部18からワイヤハーネス20のグロメット取付側
を略一直線上に簡単かつスムーズに導出させることがで
き、全体の作業時間を大幅に削減することができる。ま
た、プロテクタ本体11の全体を覆うカバー14,15
が大小に別れていて、グロメット21の防水処理作業の
前に大型のカバー14を取り付け、グロメット21の防
水処理作業後にワイヤハーネス20のグロメット取付側
を一方の側壁13の切欠部18から電線導出口16a側
に導出する際にはプロテクタ本体11の一端側の電線導
出口16a側を開口させておくことができるので、ワイ
ヤハーネス20のグロメット取付側を一方の側壁13の
切欠部18から電線導出口16a側に容易に導出させ、
その後で小型のカバー15で覆うことができ、組立作業
性を向上させることができる。
【0022】また、ワイヤハーネス用プロテクタ10を
用いるグロメット付きワイヤハーネス20の配索方法に
よれば、プロテクタ本体11の一方の側壁13のグロメ
ット防水作業用の切欠部18からワイヤハーネス20の
グロメット取付側を一時的に導出し、グロメット21を
防止処理した後で該切欠部18から一時的に導出したワ
イヤハーネス20のグロメット取付側を一端側の電線導
出口16aに導出するようにしたので、同一の作業工程
内でプロテクタ本体11へのワイヤハーネス20等の組
み付け作業とグロメット21の防水処理作業を行うこと
ができ、全体の作業時間の短縮化と作業工程の簡素化及
び低コスト化を図ることができる。
【0023】図3は本発明の他の実施形態のワイヤハー
ネス用プロテクタにグロメット付きワイヤハーネスを配
索する状態を示す斜視図である。この他の実施形態のワ
イヤハーネス用プロテクタ10′では、大型のカバー1
4′の一端にヒンジ部14aを介して小型のカバー1
5′を開閉自在にした点のみが前記実施形態と異なる。
これにより、グロメット21の防水処理作業後にワイヤ
ハーネス20のグロメット取付側を一方の側壁13の切
欠部18から電線導出口16a側に導出する際にはプロ
テクタ本体11の一端側の電線導出口16a側の小型カ
バー15′を前記実施形態のものよりも簡単に開閉させ
ることができ、組立作業性をより一段と向上させること
ができる。
【0024】尚、前記各実施形態によれば、自動車用の
プロテクタ及びグロメット付きワイヤハーネスの配索方
法について説明したが、自動車以外の他の機器に前記各
実施形態を適用できることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、プロテクタ本体の側壁の電線導出口側の所定位
置に、ワイヤハーネスのグロメット取付側を一時的に導
出するグロメット防水作業用の切欠部を設けたので、プ
ロテクタを組み付ける作業工程でグロメットの防水処理
作業を同時に行うことができ、全体の作業工程数の削減
及び組立作業性の向上を図ることができる。
【0026】請求項2の発明によれば、プロテクタ本体
の側壁の電線導出口側の所定位置を屈曲形成し、この屈
曲部分に切欠部を設けたので、該切欠部からワイヤハー
ネスのグロメット取付側を簡単かつスムーズに導出させ
ることができ、全体の作業時間を大幅に削減することが
できる。
【0027】請求項3の発明によれば、プロテクタ本体
の全体を覆うカバーの少なくとも電線導出口側を前記プ
ロテクタ本体の両側壁に対して開閉自在に設けたので、
グロメットの防水処理作業後に、ワイヤハーネスのグロ
メット取付側を側壁の切欠部から電線導出口側に容易に
導出してカバーで覆うことができ、組立作業性を向上さ
せることができる。
【0028】請求項4の発明によれば、プロテクタ本体
の側壁のグロメット防水作業用の切欠部からワイヤハー
ネスのグロメット取付側を一時的に導出し、グロメット
を防止処理した後で切欠部から一時的に導出したワイヤ
ハーネスのグロメット取付側を電線導出口に導出するよ
うにしたので、同一の作業工程内でプロテクタ本体への
ワイヤハーネス等の組み付け作業とグロメットの防水処
理作業を同時に行うことができ、全体の作業時間の短
縮、低コスト化及び作業工程の簡素化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のワイヤハーネス用プロテク
タにグロメット付きワイヤハーネスを配索する状態を示
す斜視図である。
【図2】上記ワイヤハーネス用プロテクタにグロメット
付きワイヤハーネスを配索するときの要部の状態を示す
平面図である。
【図3】本発明の他の実施形態のワイヤハーネス用プロ
テクタにグロメット付きワイヤハーネスを配索する状態
を示す斜視図である。
【図4】従来のワイヤハーネス用プロテクタの斜視図で
ある。
【図5】上記従来のワイヤハーネス用プロテクタの正面
図である。
【図6】上記従来のワイヤハーネス用プロテクタを用い
てグロメット付きワイヤハーネスを配索する場合の要部
の平面図である。
【符号の説明】
10,10′ ワイヤハーネス用プロテクタ 11 プロテクタ本体 12 底壁 13,13 両側壁 13a 先端 14,14′,15,15′ カバー 16a 電線導出口 18 切欠部 20 ワイヤハーネス 21 グロメット 21c 充填剤収容部 22 充填剤

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁と該底壁の両側に起立した側壁とか
    ら成るプロテクタ本体と、このプロテクタ本体の両側壁
    の先端間を覆うカバーとを有し、これらプロテクタ本体
    とカバー内に、グロメットを防水処理して取り付けるワ
    イヤハーネスを収容して保護するようにしたワイヤハー
    ネス用プロテクタにおいて、 前記側壁の電線導出口側の所定位置に、前記ワイヤハー
    ネスのグロメット取付側を一時的に導出するグロメット
    防水作業用の切欠部を設けたことを特徴とするワイヤハ
    ーネス用プロテクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のワイヤハーネス用プロテ
    クタであって、 前記側壁の電線導出口側の所定位置を屈曲形成し、この
    屈曲部分に前記切欠部を設けたことを特徴とするワイヤ
    ハーネス用プロテクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のワイヤハーネス用プロテ
    クタであって、 前記カバーの少なくとも電線導出口側を前記プロテクタ
    本体の両側壁に対して開閉自在に設けたことを特徴とす
    るワイヤハーネス用プロテクタ。
  4. 【請求項4】 底壁と該底壁の両側に起立した側壁とか
    ら成るプロテクタ本体と、このプロテクタ本体の両側壁
    の先端間を覆うカバーとを有し、これらプロテクタ本体
    とカバー内に、グロメットを防水処理して取り付けるワ
    イヤハーネスを収容して保護するようにしたワイヤハー
    ネス用プロテクタを用いるグロメット付きワイヤハーネ
    スの配索方法において、 前記プロテクタ本体の側壁のグロメット防水作業用の切
    欠部から前記ワイヤハーネスのグロメット取付側を一時
    的に導出し、次に、前記ワイヤハーネスのグロメット取
    付側に取り付けられた前記グロメットの充填剤収容部と
    前記ワイヤハーネスを成す電線束間の隙間に充填剤を充
    填し、この充填剤の硬化後に前記切欠部から一時的に導
    出した前記ワイヤハーネスのグロメット取付側を前記プ
    ロテクタ本体の電線導出口に導出し、該電線導出口の近
    傍に防水処理されて前記ワイヤハーネスに取り付けられ
    た前記グロメットを配置し、次に、前記プロテクタ本体
    内の前記ワイヤハーネスを前記カバーで覆うようにした
    ことを特徴とするグロメット付きワイヤハーネスの配索
    方法。
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