JP3288817B2 - サスペンション運搬システム - Google Patents

サスペンション運搬システム

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JP3288817B2 JP19380793A JP19380793A JP3288817B2 JP 3288817 B2 JP3288817 B2 JP 3288817B2 JP 19380793 A JP19380793 A JP 19380793A JP 19380793 A JP19380793 A JP 19380793A JP 3288817 B2 JP3288817 B2 JP 3288817B2
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ローブー ヨハン
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ヴェーエフ ロギスティク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G19/00Conveyors comprising an impeller or a series of impellers carried by an endless traction element and arranged to move articles or materials over a supporting surface or underlying material, e.g. endless scraper conveyors
    • B65G19/02Conveyors comprising an impeller or a series of impellers carried by an endless traction element and arranged to move articles or materials over a supporting surface or underlying material, e.g. endless scraper conveyors for articles, e.g. for containers
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    • B65G2201/00Indexing codes relating to handling devices, e.g. conveyors, characterised by the type of product or load being conveyed or handled
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サスペンション運搬シ
ステムに関し、特に請求項1に述べられた形式のサスペ
ンション運搬システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】このようなサスペンション運搬システム
は、DE−A−3637284から公知である。この公
知のサスペンション運搬システムの運搬手段には、C−
形状のボー、上記ボーの2つの自由端のそれぞれの上に
回転自在(走行自在)に支持され内側に突出したキャス
ターが設けられている。これらキャスターによって、こ
の公知の運搬手段は、互いにルーフ(屋根)形状に隣接
する2つの走行トラックを備えた輪郭のレールに沿っ
て、走行する。このルーフ形状の滑りレール上の中心方
向に吊下された場所内における動作中は、これら2つの
キャスターの間の対称面は実質的に垂直に延在する。こ
の公知の運搬手段において鋭い屈曲部においても急激な
動作をできるだけ少なくして運搬できるようにするた
め、切換部が設けられている。この切換部は、キャスタ
ーの間の対称面が斜めに延在し、またキャスターの一方
が水平な走行トラックに沿って走行できるように、運搬
手段をその運搬方向に延在する軸の回りで右乃至左に回
転させるものである。他のキャスターに対しては、この
キャスターが支持されて手段によって追加の走行トラッ
クが設けられており、これにより運搬手段は、重力の影
響下においてその元の位置に走行して戻るのが防止され
る。この公知のサスペンション運搬システムの切換部に
よって仕事の範囲が非常に拡大されるものの、構造は未
だ満足のいくものではない。
【0003】加えて、DE−A−2255251には、
横サスペンションモードにおいてのみ動作可能な、サス
ペンション運搬システムが開示されている。この公知の
サスペンション運搬システムの運搬手段は、レールの周
囲を一側から延在した略C−形状のベアリング部材を有
しており、上記ベアリング部材の自由端の一方の上には
単一のキャスターが配列され、また他方の自由端には運
搬されるべき物品の締結手段が設けられている。キャス
ターの円周面には、側部に傾斜するのを防止するため
に、滑りレールの外部プロフィールによって係合される
(噛合う)ように適合した内部プロフィールが設けられ
ている。このサスペンション運搬システムが使用される
分野は限定される。トラックレール内に切換部(スイッ
チ)が設けられるとすぐに、ベアリング部材は常にレー
ルの同じ側上に配置されなければならず、さもなけれ
ば、これらは切換部と同時に同一空間を占有することに
なるからである。更に、この公知のサスペンション運搬
システムは、運搬手段が同じレール上を前方及び後方に
運搬される場合には、特別な構造の切換部を必要とす
る。
【0004】US−A−3777872には、2つのキ
ャスターの間で対称面内に配置されたベアリング部材、
並びに上記ベアリング部材の両側から外側に突出した2
つのキャスターを備えた、運搬手段が開示されている。
しかしながら、この公知の運搬手段は、いわゆる内部キ
ャスターとして、ベアリング部材が通過して延在する中
央溝を備えるとともに上記溝の一方の側に設けられた2
つの走行トラックを有する輪郭のレールの内側を走行す
る。各運搬手段のキャスターは、これら走行トラックに
常時係合している。しかしながら、これら内部キャスタ
ーのためのサスペンション運搬システムは、例えば、比
較的に複雑な切換部を必要とする。
【0005】更に、例えば、DE−A−2910780
あるいはFR−A−2142980には、運搬手段を一
方の運搬トラックから異なる運搬トラックに移送するた
めの分離した独立のキャスターを設ける技術が開示され
ている。上記のキャスターは、しかしながら、横サスペ
ンションモードにおいて、直線のトラック部分、カーブ
及び/または切換部を備えたトラックレールに沿って、
運搬手段を運搬するために使用することができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】それ故に本発明の目的
は、上述した形式のサスペンション運搬システムにおけ
る構造上の形状を単純化するとともに、機能的に信頼性
のある上記のサスペンション運搬システムを構成するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
の特徴事項を備えた本発明により達成される。
【0008】本発明による組合わせによれば、左右対称
なレール、つまりただ1つの走行トラックを備えたレー
ルを持ち左右対称に配置されたキャスターを有する運搬
手段を組合わせて構成され、上記運搬手段は問題の形式
のトラックレール上を横サスペンションモードで走行
し、走行トラックに係合するようになる各キャスターの
変更の可能性を基準として、切換部あるいは分岐は非常
に簡単な構造上の形状を持つことができる。更に、運搬
手段は、トラックレールの略どんな場所乃至個所におい
て、レールから容易に持ち上げることができる。また同
様にトラックレールの略どんな場所において、同じ方向
において走行トラックに再取付けしたり、あるいは垂直
軸の回りに180°回転したりすることができる。これ
により、従来技術の場合には必要であった、時間のかか
るレール上あるいは内部への据え付けを、不要にするこ
とができる。
【0009】請求項2から請求項5に開示されたキャス
ター及び走行トラックの択一的な実施例は、一方におい
ては、1つのキャスターだけが走行トラックに係合して
いるだけであるがレール上に運搬手段を確実に保持する
ために使用でき、また他方においては、鋭い屈曲部にお
いても運搬手段のカーブ進行特性を著しく改善するのに
役に立つものである。
【0010】請求項6と請求項7には、支持手段のため
の択一的な実施例が示されている。
【0011】請求項8から請求項10の支持手段は、便
宜的な方法で、運搬手段を駆動するために、同時に使用
される。
【0012】請求項11と請求項12に係る第2の移動
システムは、キャスターに更に設けられたものであり、
その利用分野を更に拡大するものである。
【0013】請求項13の傾斜防止手段は、側方からの
押圧や吹き出しを受けた場合において、運搬手段がレー
ルから脱落するのを防止するものである。
【0014】請求項14から請求項20には、本発明に
よるサスペンション運搬システムに用いられ、特に単純
な構造上の形状を備えたる切換部乃至分岐が述べられて
いる。とりわけ、請求項17から請求項19による搬送
手段は非常に短い切換え時間を許容し、このために一連
の運搬手段から個々の運搬手段を直接に連続して意図的
に取り外すことが可能となる。上記した従来技術におい
て使用されていたいかなる切換部でも成し得なかった短
い切換え時間を本発明では達成できる。これら従来技術
の切換部では、いかなる場合であっても、搬送されるべ
き運搬手段とその前者乃至後者との間には大きな距離を
必要としていた。
【0015】請求項21から請求項25による実施例を
基準として、本発明によるサスペンション運搬システム
を用いることで、非常に鋭く曲がった円弧が実現でき
る。
【0016】本発明による運搬手段は、第1乃至第2の
キャスターだけを選択的に走行できるため、請求項26
に開示された、2つのレール円の間における運搬手段の
直接的な搬送が、構造的に非常に簡単な手段を用いて実
行することができる。
【0017】請求項27による摩擦ベルト用のガイド手
段の構造上の形状を基準として、上記の摩擦ベルトは、
これを斜めの状態で導入し、次いで上記ガイド手段に接
触させるという簡単な方法により、ガイド手段の内側に
挿入することができ、また上記ガイド手段より、上記工
程と反対の順序を実行することで上記ガイド手段から取
外すことができるものである。
【0018】請求項28から請求項30に述べられてお
り、またその形状が変化する本体は、運搬手段を、例え
ばそれらを取外すために、それらと摩擦ベルトとの駆動
係合を外すために機能するものである。
【0019】請求項31から請求項33による追加の摩
擦部材は、摩擦ベルトの駆動効果を改善するためのもの
である。
【0020】
【実施例】以下に添付図面に基づいて、本発明の実施例
を詳細に説明する。
【0021】図1に、トラックレール2と、このトラッ
クレール2に沿って走行する運搬手段3とを有してな
る、サスペンション運搬システム1を示した。この図示
した実施例では、上記のトラックレール2は、第1のレ
ール円2aと第2のレール配列2bとを含んで構成され
る。第1のレール円2aに関する限り、真っ直ぐに走行
するために使用されるレール4の一部、コーナリング
(角付け)のためのテールドラム5、並びに搬送手段6
だけが示されている。この搬送手段6は、切換部として
機能し、また単に概略的に略図されている。第2のレー
ル配列2bにはレール4bが延在されており、このレー
ル4bは、上記のテールドラム5に対して接線的に、真
っ直ぐに走行するために使用される。第2のレール配列
2bのその他の構造上の形状は重大ではない。図から明
らかなように、これは例えば、線状の搬送乃至運搬のた
めにだけ使用できるか、あるいは第1のレール円2aと
類似して、運搬手段3の完全な循環を達成するためにテ
ールドラムとともに構成される。
【0022】図2から詳細に分かるように、直線トラッ
ク部分、並びに例えばカーブなどの他のトラック部分の
レール4は、左右対称に構成されており、また運搬手段
3のための走行トラック7を備えている。走行トラック
7は、天井からあるいは骨組みからサスペンション受け
8を介して吊下げられており、また丸め端7aで終端し
ている斜め上方及び外側において、サスペンション受け
8から少なくともその幅の横断部分に延在している。走
行トラック7の下側には、ガイド手段9が設けられてお
り、ガイド手段9内には摩擦ベルト10が垂直に配置さ
れて延在している。
【0023】運搬手段3は垂直支持部材の形状をとった
ベアリング部材11から構成され、ベアリング部材11
からは円錐台形状のキャスター12a,12bが各側に
それぞれ突出している。これらキャスター12a,12
bは、上記のベアリング部材11の縦方向の中心線を通
って延在する対称の垂直面(対称面)13に対して左右
対称であり、また前記ベアリング部材11の両側の上に
おいて回転の垂直軸によって支持されている。各キャス
ター12a,12bは、その円錐台形状の狭い端部にお
いてベアリング部材11に向いており、この場所に丸溝
14a,14bがそれぞれ形成されており、更に上記の
丸溝14a,14bによってキャスター12a,12b
が走行トラック7の丸め端7aの上に載置されている。
キャスター12a,12bの表面線と対称面13とによ
り囲まれた角度αは、略45°である。同様に、走行ト
ラック7の傾斜部分はこの角度において延在している。
各キャスター12a,12bの広がった端部は、円筒状
部分15a,15bに連続している。
【0024】キャスター12a,12bにおいて、摩擦
ベルト10の領域には、ベアリング部材11から摩擦面
16a,16bが突出している。上記の摩擦面16a,
16bは、対称面13と離間した対称的な関係で配置さ
れており、また運搬方向A(図1参照)に平行に延在し
ている。この摩擦面16a,16bは、運搬手段3を駆
動するために、摩擦ベルト10と係合されている。
【0025】対称面13から延在して、ベアリング部材
11の下端上には、運搬すべき物品のための締結手段と
して使用されるフック17が形成されている。この実施
例において図示された物品は洋服掛け18の一部であ
る。対称面13内であって摩擦面16a,16bの下側
にフック17を配置するために、摩擦面16a,16b
は、図2に示した運搬手段3の位置において、摩擦ベル
ト10に対して押圧される。これにより、一方では摩擦
ベルト10が移動している時にこれに沿って運搬手段3
が運搬され、また他方では運搬手段3が追加的にレール
4により支持されるようになる。
【0026】キャスター12a,12bの上部におい
て、追加的な移動システムが、キャスター12a,12
bの択一的あるいは追加的に、運搬手段3の上に設けら
れている。追加的な移動システム19は、2つの水平な
スライド面20aと20bを有しており、これらは対称
面13に対して対称に配列されており、また下方に向い
ている。スライド面20a,20bは、対称面13に対
して対称に突出している2つの横板21a,21bの下
面をそれぞれ画定している。これら横板21a,21b
の下方には、第2の横板23a,23bが配置されてい
る。これら横板23a,23bの寸法は、横板21a,
21b、上記の上側及び下側の横板の間に設けられる中
間空間22a,22bの寸法に略一致するものである。
【0027】対称面13に対して横方向に対称に突出し
た、2つの突起24a,24bの形状である追加的な傾
斜防止手段が、摩擦駆動の摩擦面16a,16bの下側
においてベアリング部材11の上に設けられている。こ
れら横方向に突出した突起24a,24bは、レール4
の下側個所に延在するのに十分な長さである。
【0028】ベアリング部材11の上面の上には、運搬
方向Aに延在し、また対称面13内に位置する、縦フラ
ンジ25が形成されている。この縦フランジ25は、対
象面13に平行に延在し、また横を向いた2つの表面2
5a,25bを有している。
【0029】図3と図4に、搬送手段6の領域において
テールドラム5の拡大図の概略を示した。テールドラム
5には、摩擦ベルト10が走行する駆動フランジ26が
設けられている。駆動フランジ26の上面26aは、水
平乃至平らに延在し、また運搬手段のキャスターの円筒
状部分15a,15bに隣接するレベル上に到達するよ
うに、または、好ましくは、上記円筒状部分の真下に延
在するレベル上に、配置されている。
【0030】駆動フランジ26の上部には、運搬フラン
ジ27がテールドラム5の外周から突出している。この
運搬フランジ27の直径は駆動フランジ26の直径より
も大きく、またその上面27aは、運搬手段3のスライ
ド面20a,20bに対応するスライド面として構成さ
れる。運搬フランジ27は、運搬手段3がテールドラム
5に到達する際に、横板21a,23a及び21b,2
3bの間にそれぞれ係合するのに適合するように、配置
される。運搬フランジ27は、テールドラム5の垂直軸
5aの回りを回転し、また上記の運搬フランジ27上に
そのそれぞれ隣接したスライド面20aと20bにより
載置された運搬手段3に移動する。
【0031】運搬フランジ27の上部には、固定のガイ
ド隆起部28が設けられており、これは、略半円状の形
状であり、テールドラム5の円周の回りにおいて下方
に、またおよそ摩擦ベルト10が駆動フランジ26に接
する地点から、摩擦ベルト10が駆動フランジ26から
離間する地点まで、延在する。ガイド隆起部28の内面
28aは、運搬手段3の縦フランジ25の表面25a,
25bのためのガイド手段として構成されており、また
遠心力やその他の外力に対してテールドラム5上に運搬
手段3を保持するものである。このガイド隆起部28
は、搬送手段6(図4参照)の領域において、中断され
ている。同じ地点において、第2のレール配列2bのレ
ール4bには切抜き部29が設けられている。この切抜
き部29は、上記レール4bの走行面7の少なくとも斜
め部分を取り外すのに十分な深さだけ切断されている。
【0032】搬送手段6は、2つの下方に突出したウェ
ブ30a,30bを有し、また2重矢印B(図3)の方
向に移動するのに適合された、押し部材30を備えてい
る。搬送手段6の押し部材30の動作は次のように行わ
れる。つまり、図4に示した位置においては、図3にお
いて右手側のウェブであるウェブ30bは、テールドラ
ム5のガイド隆起部28内の隙間を閉じ、これにより運
搬手段3はテールドラムの回りでガイドされる。また回
転軸5aに対して外面である運搬手段3の縦フランジ2
5の表面25aは、ガイド隆起部28及び押し部材30
のウェブ30b上に隣接している。そして押し部材30
のウェブ30aは、縦フランジ25の進路から外れて移
動する。
【0033】押し部材30の第2の位置においては、テ
ールドラム5の回転軸5aに向いた押し部材30のウェ
ブ30aは、上記の回転軸5aに向いた縦フランジ25
の表面25aに係合するように、配置される。ウェブ3
0aは次いで運搬手段3を押圧してレール4bに向かう
動きを行わせる。これにより運搬手段3は、切抜き部2
9を通って、今まで係合していなかったキャスターであ
る実施例におけるキャスター12aによって、レール4
bに切換わる。また運搬フランジ27との係合が解除さ
れるようになって、結果的にレール4b上に残存し、そ
の一方では上記の運搬フランジ27は回転を続ける。次
いでレール4b上では、運搬手段3が、レール4bの摩
擦ベルト10の構造上の形状が類似している摩擦ベルト
10bと係合するようになり、また上記の摩擦ベルト1
0bによって上記の切抜き部の外部に移動する。
【0034】押し部材30は、垂直軸の周囲を移動する
ことが好ましいが、直線的な動作も同様に可能である。
【0035】図5に、搬送手段106の追加的な実施例
を示した。この実施例は、搬送手段6とは、押し部材に
代えて、多少変更した運搬手段103の運搬経路の上か
ら内側に旋回するのに適合された傾斜ガイド手段130
を設けた点だけが異なるものである。運搬手段103
は、やや変更した運搬システム103の運搬経路の上部
から内側に旋回するように適合されている。運搬システ
ム103は、図1乃至図4に示した運搬手段3とは、縦
溝125が縦フランジに代えて設けられている点だけが
相違する。上記の縦溝125は、傾斜ガイド手段130
のガイド隆起部130aにより係合するように適合され
ており、また運搬手段103はテールドラム5の運搬フ
ランジ27上を運搬される。傾斜ガイド手段130のガ
イド隆起部130aが縦溝125の内側に旋回した場合
には、運搬手段103は、レール4b上で引止められて
保持され、また運搬フランジ27が移動しているままの
状態で、上記レール4bの摩擦ベルト10bに係合する
ようになる。ガイド隆起部130aが縦溝125と係合
しない場合には、運搬手段103は、ガイド隆起部28
に続けて設けられたガイド手段により追加的に支持され
た、運搬フランジ27によって、テールドラムの回りを
移動するようになる。
【0036】本発明のサスペンション運搬システムの動
作中は、運搬手段3と103は、それぞれ、図1に示し
たように、キャスター12bがレール4aに係合した状
態で、第2のレール円2aのレール4a上を走行する。
反対側のキャスター12aは解放された状態である。駆
動力は、摩擦ベルト10と係合していると同時に対象面
13をその実質的に垂直な定位置に保持する(垂直に位
置決めする)、摩擦面16bを介して伝達される。摩擦
を減じる目的で、走行トラック7の丸め端7aがキャス
ター12bの丸溝14b内を走行しなければならないた
め、対称面13から丸溝14a,14bよりもやや離れ
た位置に、接触面として機能する、摩擦面16b(16
aも同様)を設けることが好都合である。これにより、
ベアリング部材11と111は、それぞれ、非常に小さ
な傾斜を持つようになり、またキャスター12bの外周
面は、走行トラックからわずかに持ち上げられるように
なる。
【0037】運搬手段3、103がテールドラムの領域
に到達した時には、運搬フランジ27は、2つの横板2
1bと23bの間の中間空間22bの内側に下降する。
次いでキャスター12bがレール4aから駆動フランジ
26の上面26aに移動した時には、スライド面20b
は上部から運搬フランジ27の運搬面27aに係合する
ようになり、また上記の運搬フランジ27が回転した時
には運搬手段3,103は運び去られる(乗られる。移
動させられる)。
【0038】運搬手段3がトラックレール2の第1の部
分2aからトラックレール2の第2の部分2bに置換え
られた場合には、押し部材30は、上記の押し部材30
のウェブ30aが、運搬手段3がテールドラム5の回り
を移動する通路を塞ぐような位置に移動させられる。縦
フランジ25の表面25bは、ウェブ30aと係合する
ようになる。これにより、運搬手段3が運搬フランジ2
7により外方へ転位され、また上記運搬手段3の解放さ
れた、今までは係合されていなかったキャスター12a
が、切抜き部29に入り、第2のレール4bに到達す
る。上記の切抜き部29の半径は、テールドラム5の半
径に適合したものであることが好ましく、これにより運
搬手段3は第2のレール4b上に位置されて、第2の移
動システム19が運搬フランジ27から離れると同時に
上記第2のレール4bの斜めの走行トラックによって保
持されるようになる。摩擦面16aは次いで第2のレー
ル4bの摩擦ベルト10bとも係合するようになる。こ
れにより、運搬手段3は、上記した態様で、第2のレー
ル4b上を運搬されるが、この時点では他のキャスター
12a上に吊下げられた状態である。
【0039】このような置換えが実行されない場合に
は、押し部材30は、ウェブ30bがテールドラム5の
ガイド隆起部28の2つの部分の間の隙間を閉じる位置
に移動する。これにより、運搬手段を、第2の移動シス
テム19を介して、追加的な、真っ直ぐなレールが続く
位置まで搬送させることができ、この位置において、運
搬手段は、同様なキャスター12bを介して再び運搬さ
れる。
【0040】図6に、運搬手段の追加的な実施例を示し
た。この実施例は、上述した運搬手段と同様に、垂直に
延在するベアリング部材211を含んでいる。ベアリン
グ部材211からは、対称面214に対称的に両側に2
つのキャスター212a,212bが突出している。ベ
アリング部材211はキャスター212a,212bの
間の対称面213内に延在している。キャスター212
a,212bは円筒状であり、ベアリング部材211上
に回転軸によって回転自在に支持されており、また下方
を向いて対称面213と鋭角αをなしている。
【0041】運搬手段203はレール204上を走行す
る。このレール203は、その幅がやや大きくて十分な
自由空間が提供される点だけが、レール4とは僅かに異
なるものである。これにより、円筒状のキャスター21
2a,212bがこのレール203に沿って回転できる
ようになる。同様に、レール204は走行トラック20
7を有している。走行トラック207は、角度αで斜め
に延在し、またこれに沿ってキャスター212a,21
2bはそれぞれ回転することができる。レール204は
非対称であり、また支持台208により吊下げられてい
る。支持台208から遠ざかる向き、つまりベアリング
部材211に向かう向きの側に、レール204は、支持
面231を有している。支持面231は、対称面213
から実質的に平行に延在し、またこれに沿って円筒状の
支持キャスター232が回転することができる。上記の
円筒状の支持キャスター232は垂直な回転軸によって
ベアリング部材211上に支持されている。支持面23
1に沿って回転するキャスター232は、上述した実施
例において摩擦ベルトと摩擦面との組み合わせと同様な
効果を発揮する。つまり、これらは、運搬手段がレール
に沿って移動する際に、対称面213を実質的にその垂
直な定位置に保持するように機能する。
【0042】同様に、ベアリング部材211には、既に
述べた通りの方法で、運搬されるべき物品を取付けるた
めのフック217並びにガイド保護部材225が、設け
られている。ガイド保護部材225は、例えばコーナリ
ングの間において、運搬手段203を固定するために、
ガイド手段の内部に導入されるものである。運搬手段2
03は、公知の駆動手段、例えばチェィン上に配設され
た支持台(キャリア)あるいは同様な物により、駆動さ
れる。
【0043】図7と図8は、追加的な搬送手段206搬
送手段206の他の実施例を示したものである。この搬
送手段206は、図6の運搬手段203に関連して既に
述べたが、上記の運搬手段と組合わせて使用する場合に
限定されないものである。この搬送手段206は、運搬
手段203を第1の真っ直ぐなレール204aから、第
2の真っ直ぐなレール204bに搬送するために用いら
れる。第2のレール204bは、所定の角度、即ち図示
した実施例の場合は90°で、上記の第1のレール20
4aに延在しており、またこの第1のレール204bと
同じレベルに配置されている。搬送手段206は、運搬
手段203が沿って回転することができるレール片から
構成される切換脚部233を有している。この切換脚部
233は、レール204と同様に、角度αで傾斜した走
行トラック234を有している。切換脚部233は第1
のレール204aの方向から第2のレール204bに延
在する。第1のレール204aから平行に第1の自由端
233が延在し、また第2のレール204bから平行に
第2の自由端233bが延在している。切換脚部233
は、第1の位置から第2の位置まで、垂直なガイド棒2
35を介して下方に移動するように適合される。この第
1の位置では、上記の切換脚部233は、レール上を走
行する運搬手段の上部の不作動の位置に位置する。また
第2の位置では、上記の切換脚部の自由端233aと2
33bはそれぞれ、上記の第1及び第2のレール204
aと204bと同様に、対称面213から略同じ距離で
運搬手段203の通路内部に突出する。こうして、各運
搬手段203は、例えばその左側のキャスター212a
によって、第1のレール204a上を運搬方向Aに、搬
送手段206がその右側のキャスター212bにより切
換脚部233の自由端233上に必然的に移動するよう
になる領域まで、移動する。切換脚部233の自由端2
33aは上昇する傾斜路のような構造的な形状をしてい
る。上記の自由端233aは運搬手段203を、左側の
キャスター212aが走行トラック207の最上部の領
域に持ち上げられるまで、上方にガイドする。これによ
り、運搬手段203は第1のレール204aから持ち上
げられて切換脚部233に搬送される。この切換脚部上
では、運搬手段203は第2のレール204bの方向に
別路輸送され、またここで下降する傾斜路として機能す
る第2の自由端233b上に移動する。この下降する傾
斜路233b上では、運搬手段203は、左側のキャス
ター212aが2のレール204bの走行トラック20
7と係合するようになるまで、下方にガイドされる。そ
の後、運搬手段203は、2重の矢印により示された運
搬方向A´の方向に、図8において右側に、移動するこ
とができる。運搬手段203が図8において右側からレ
ール204b上に到達した場合、運搬手段203は第1
のレール204aに、類似した方法で搬送される。第2
のレール上に到達する運搬手段203を、上記の第2の
レール204bの端においてトラックレールから脱落す
るのを防止するため、切換脚部233の自由端233b
は、切換脚部233がその上昇した即ち不作動の位置を
占めた場合でも、上記の自由端233bは第2のレール
204b上の運搬手段203の通路の内側に突出するよ
うな程度に、長くまた傾斜するような形状を持たせてあ
る。これにより、その際には第2のレール204bに係
合していない運搬手段203のキャスターは、必然的に
その自由端上に移動する。この機能のために、切換脚部
233は、それに加わる釣合い重り236の負荷を持つ
ように吊下げられる。上記の釣合い重り236は、レー
ル204b第2の自由端233上に走行する運搬手段2
03の重量によって切換脚部がその作動位置に下方に引
き寄せられるように、大きさが定められている。上記の
作動位置では、第1の自由端233aは第1のレール2
04aのレベルまで移動する。ところが、仮に釣合い重
り236が取付けられた切換脚部233が、レール20
4a上に到達する運搬手段203を搬送するために使用
される場合には、切換脚部233を手動で引寄せるだけ
で十分となる。運搬手段がこの切換脚部233に到達す
ると同時に、上記の切換脚部233は上記の運搬手段2
03の重量によってその作動位置に保持されるようにな
る。運搬手段203が切換脚部233から去った場合に
は、上記の切換脚部は、釣合い重り236の作用によっ
てその不作動位置に移動して戻るようになる。
【0044】対称的な運搬手段を非対称のレールと組合
わせる構成を採ることで、構造的な大きな改良をするこ
となく、運搬手段を多くの異なる方向に移動できるよう
になる。即ち例えば、複数の運搬手段が第1の運搬円内
では一方のキャスター上をまた第2の運搬円内では他方
のキャスター上を走行する、2つの閉じた運搬円を8の
形状に隣接することが可能となる。搬送手段6と106
とテールドラム5と組合わせて用いることで、運搬手段
が上記の運搬円内でそれぞれ個々に循環できるようにな
り、またはこれら搬送手段6と106を第1の運搬円か
ら第2の運搬円に適宜搬送できるようになる。搬送手段
6と106は搬送時間が特に短くて良く、これによって
互いに密着させて連続している多数の運搬手段を備えた
運搬円から個々の運搬手段を搬送することが可能とな
る。
【0045】第1のキャスター上あるいは第2のキャス
ター上に運搬手段を選択的に走行させることができるこ
とから、トラックレールを簡単な態様で延在させること
が可のうになる。図7と図8に詳細に示した通り、従来
の切換部の場合には必要であった上記の既存のトラック
レールからレール片を取除くなどの必要なしに、既存の
トラックレール内に分岐を追加的に挿入することができ
る。切換機能のない簡単な分岐でよいことから、更に、
切換脚部と同様にして、第1のレールまで曲がった通路
に沿ってレールを分岐し、またこれを少なくとも運搬手
段を第1のレールから持ち上げるために必要な距離に沿
って第1のレールに平行に導くことができるようにな
る。
【0046】図9は、図2の運搬手段を示したもので、
同じ乃至同等の構造上の構成要素は、同じ符号を付し、
また再度の説明は省いた。図において設けられたレール
304は、図1のレール4とは、ガイド手段309が離
れている点が異なる。ガイド手段309には、変更のな
い摩擦ベルト10のための受け空隙309aが備えられ
ている。上記の受け空隙309aは、上部の境界のフラ
ンジ309bと、下部の境界のフランジ309cによ
り、運搬手段3の方向において、境界が定められてい
る。これらフランジ309bと309cは、図の垂直方
向において、受け空隙309aの全長にわたって、ある
いはその所定の領域だけの内側に延在する。運搬手段3
の対称面13が延在する方向、並びに摩擦ベルト10の
幅の方向において、上部のフランジ309bは下部のフ
ランジ309cよりも高い。この方向においては、受け
空隙309aは、摩擦ベルト10の幅に下部のフランジ
309cの高さを足したものに略対応する高さを有して
いる。これにより、摩擦ベルト10がガイド手段309
内で支持されるとともに、重力の影響下において、ガイ
ド手段309上の上記の受け空隙309aの下端上に隣
接した場合には、2つのフランジ309bと309cは
摩擦ベルト10の縦方向の両端の上に延在するようにな
る。ところが、摩擦ベルト10が下方に、つまり走行ト
ラック7の方向に変位した場合には、上記の摩擦ベルト
10の縦方向の下側の端は、下部のフランジ309cの
上部に位置するようになる。この結果、摩擦ベルト10
の上記の縦方向下側の端は、上記の下側のフランジ30
9cの上に外方に傾斜するようになり、これにより上記
の摩擦ベルト10を上部のフランジ309bの下側に引
き出すことができる。摩擦ベルト10を挿入する場合に
は、上記と反対の操作が行われる。このようにして、ガ
イド部材309から摩擦ベルトを取外すことが可能にな
る。尚、動作中は、上記の摩擦ベルトは所定の位置に安
全に保持される。
【0047】摩擦ベルト10用のガイド手段309の下
部には、運搬手段3の方向に開口した凹部340を内側
に有したレール304が形成されている。このレールの
内側には本体341が挿入されている。本体341の形
状は、種々変更可能であり、またこの本体は膨脹可能な
ホースであることが好ましい。弛んだ状態では、上記の
ホースは運搬手段3とは係合していない。このホース
は、膨脹した場合には、図において破線で示した位置ま
で延びて、運搬手段3と接触する。そしてホースは上記
の運搬手段を摩擦ベルト10から破線で示した位置に持
ち上げる。運搬手段3は、この工程によって、キャスタ
ー12の回転軸の付近に位置する動作中心の回りの運搬
の方向を横切って傾斜するようになる。この位置では、
運搬手段3はもはや摩擦ベルト10により運ばれること
がなくなり、例えば取り外しのために、手で容易に掴む
ことができる。上記の膨脹可能なホース341は、適当
な場所の特定の領域だけに設けることができる、あるい
は運搬通路の全体にわたって延在させることも可能であ
る。
【0048】図10は、図9に示した運搬手段の他の実
施例を示したものである。この実施例では、摩擦面16
aと16b上に摩擦部材片342aと342bが追加的
に配設されている。これら摩擦部材片342aと342
bは、固定クリップとして構成されており、またベアリ
ング部材11上の溝343内に取外し自在に嵌込まれて
いる。摩擦部材片342aと342bは、摩擦面16a
と16bの全体を被覆して、運搬手段3と摩擦ベルト1
0との間の摩擦係合を改善することが好ましい。このこ
とは、例えば、下降と上昇の通路部分を備えた転置面に
沿って垂直に延在する運搬通路上では好都合である。運
搬手段3がこのような運搬通路の形式に特に構成されて
いる場合には、摩擦部材を運搬手段に固定して連結する
こともできる。また下降及び上昇の通路部分において運
搬手段が常に同じキャスターによってガイドされている
場合には、2つの摩擦面の一方にのみ追加の摩擦部材を
設けるようにしても良い。
【0049】以上、種々の実施例について図面に基づい
て説明したが、添付した個々の図面に記載された詳細な
部分は、相互に取換えることが可能である。例えば、図
2に示した運搬手段に、図6に示した、傾斜軸の回りを
回転するキャスターを設けることができる。またカーブ
走行を容易にするため、キャスターの外周面を僅かに凸
状にすることもできる。更に、図6の運搬手段にも、第
2の移動システムを設けても良い。その他、支持手段と
してのフックに代えて、2つの運搬手段を、公知の方法
で、横棒によって連結して、運搬台を得るようにもして
も良い。
【0050】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、サスペン
ション運搬システムにおける構造上の形状が単純化され
るとともに、機能的に信頼性のある上記のサスペンショ
ン運搬システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサスペンション運搬システムの第
1の実施例の一部の概要を示した斜視図である。
【図2】図1のII−II線断面におけるコンベア手段
の正面図である。
【図3】図1のIII−III線における断面図であ
る。
【図4】図3の搬送手段の概要を示した説明図である。
【図5】追加の搬送手段の概要を示した説明図である。
【図6】追加のコンベア手段の概要を示した説明図であ
る。
【図7】追加の搬送手段の概要を示した説明図である。
【図8】図7の上面図である。
【図9】図2と類似した追加の実施例を示した説明図で
ある。
【図10】図9におけるX−X線の断面拡大図である。
【符号の説明】
1…サスペンション運搬システム 2…トラックレール 2a…レール円 2b…レール配列 3,103,203…運搬手段 4,204,304…レール 5…テールドラム 6,106,206…搬送手段 7,207…走行トラック 7a…丸め端 8…サスペンション受け 9,309…ガイド手段 10…摩擦ベルト 11…ベアリング部材 12a,12b,212a,212b,232…キャス
ター 16a,16b…摩擦面 19…移動システム 20a,20b…スライド面 26…駆動フランジ 27…運搬フランジ 30…押し部材 213…対称面 231…支持面 233…切換脚部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−28615(JP,A) 仏国特許出願公開2142980(FR,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 35/00

Claims (33)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真っ直ぐなトラック部分、カーブ、及び
    /または切換部を備えたトラックレールに沿って進行す
    る運搬手段を備え、前記運搬手段が、運搬すべき物品の
    支持部材に連結されたベアリング部材と、前記ベアリン
    グ部材上に対称面に対して互いに対称的に配置された少
    なくとも2つのキャスターとを有し、前記トラックレー
    ルが、前記キャスターの一方が進行する少なくとも1つ
    の走行トラックを有してなるサスペンション運搬システ
    ムであって、 ベアリング部材が対称面内に延在し、キャスターがベア
    リング部材の両側から外方に突出しており、運搬手段並
    びにトラックレールが、真っ直ぐなトラック部分、カー
    ブ及び/または切換え部に亘る移動のために側面方向の
    懸架方式で使用されるように構成されており、対称面
    が、運搬手段とトラックレールとの間に配置された支持
    手段によって実質的に垂直に保持されており、前記運搬
    手段は常に1つの走行トラックのみに沿って進行し、前
    記走行トラック上を進行するキャスターは、対称面の一
    方の側あるいは他方の側上の選択されたキャスターであ
    り、更に対称面の各反対側上に配設されたキャスター
    は、走行トラックと係合していないことを特徴とするサ
    スペンション運搬システム。
  2. 【請求項2】 キャスターの少なくとも一部の外周面の
    表面線が、対称面と鋭角を形成することを特徴とする請
    求項1記載のサスペンション運搬システム。
  3. 【請求項3】 走行トラックが、前記鋭角に対応する角
    度で運搬手段から下側へ傾斜していることを特徴とする
    請求項2記載のサスペンション運搬システム。
  4. 【請求項4】 キャスターが円錐台の形状であり、その
    狭い端が対称面に面していることを特徴とする請求項2
    または3記載のサスペンション運搬システム。
  5. 【請求項5】 キャスターが円筒形状の構造上の形状で
    あり、ベアリング部材に連結されて、それらの回転の中
    心が対称面に対して鋭角をなしていることを特徴とする
    請求項2または3記載のサスペンション運搬システム。
  6. 【請求項6】 支持手段が、ベアリング部材上で回転自
    在に配設された支持キャスター、トラックレール上に配
    置された支持面を有していることを特徴とする請求項1
    乃至5のいずれかに記載のサスペンション運搬システ
    ム。
  7. 【請求項7】 支持手段が、運搬手段及びトラックレー
    ル上にそれぞれ配置された支持面を有していることを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のサスペンシ
    ョン運搬システム。
  8. 【請求項8】 支持手段が運搬手段の駆動体として構成
    されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか
    に記載のサスペンション運搬システム。
  9. 【請求項9】 駆動体が、トラックレールに平行な運搬
    方向に延在した摩擦ベルトと、運搬手段上に配設された
    摩擦面を含んだ摩擦駆動体であることを特徴とする請求
    項8記載のサスペンション運搬システム。
  10. 【請求項10】 摩擦面が、対称面に平行で横に離間し
    て設けられたベアリング部材上に配設されていることを
    特徴とする請求項9記載のサスペンション運搬システ
    ム。
  11. 【請求項11】 運搬手段が追加の移動システムを備え
    ており、この移動システムが、キャスターと離間して配
    置されており、またトラックレール上の運搬面と係合す
    るように適合されていることを特徴とする請求項1乃至
    10のいずれかに記載のサスペンション運搬システム。
  12. 【請求項12】 2つの下方に向かうスライド面を備え
    た追加の移動システムが設けられており、前記スライド
    面は、対称面に対して対称的に且つ垂直に配置されると
    ともに、トラックレール上の上方に向かった対応する運
    搬面と選択的に係合するように適合されていることを特
    徴とする請求項11記載のサスペンション運搬システ
    ム。
  13. 【請求項13】 運搬手段上には、傾斜防止手段が設け
    られていることを特徴とする請求項1乃至12のいずれ
    かに記載のサスペンション運搬システム。
  14. 【請求項14】 トラックレール内には搬送手段が設け
    られており、前記搬送手段は、運搬手段を第1のレール
    から第2レールに搬送するために使用されることを特徴
    とする請求項1乃至13のいずれかに記載のサスペンシ
    ョン運搬システム。
  15. 【請求項15】 搬送手段が切換脚部を有しており、前
    記切換脚部は、その1つの自由端がレール上に到達した
    運搬手段の自由なキャスターの運搬経路内に突出すると
    ともに、他の自由端が追加のレールに隣接する位置の、
    内側及び外側に移動するように適合していることを特徴
    とする請求項14記載のサスペンション運搬システム。
  16. 【請求項16】 切換脚部が、運搬手段をそれぞれ取外
    し及び下降させるための上昇乃至下降傾斜路として構成
    されていることを特徴とする請求項15記載のサスペン
    ション運搬システム。
  17. 【請求項17】 搬送手段が、運搬手段用の限定された
    ガイド手段を含んでいることを特徴とする請求項14記
    載のサスペンション運搬システム。
  18. 【請求項18】 限定されたガイド手段が、対称面に対
    して横に移動するのに適合した、押し部材を有している
    ことを特徴とする請求項17記載のサスペンション運搬
    システム。
  19. 【請求項19】 限定されたガイド手段が、溝に係合す
    る突起を有しており、これらの溝または突起の一方が運
    搬手段上に配置されており、その他方がトラックレール
    上に配置されていることを特徴とする請求項17または
    18記載のサスペンション運搬システム。
  20. 【請求項20】 運搬手段が追加の移動システムを備え
    ており、この移動システムが、キャスターと離間して配
    置されており、またトラックレール上の運搬面と係合す
    るように適合されており、限定されたガイド手段が、
    追加の移動システムのための運搬トラックを組合わせ
    たものであることを特徴とする請求項17乃至19のい
    ずれかに記載のサスペンション運搬システム。
  21. 【請求項21】 運搬の方向を変更するための別輸送点
    がトラックレール上に設けられており、前記輸送点
    は、追加の移動システム用の運搬面を備えたテールドラ
    ムを含んでいることを特徴とする請求項1乃至20のい
    ずれかに記載のサスペンション運搬システム。
  22. 【請求項22】 運搬面がテールドラムの軸の回りを回
    転し、また運搬手段は、該運搬手段のスライド面を介し
    運搬面上に載置され、またそれにより運ばれることを
    特徴とする請求項21記載のサスペンション運搬システ
    ム。
  23. 【請求項23】 テールドラムの領域内に、運搬手段の
    ためのガイド隆起部が設けられていることを特徴とする
    請求項21または22記載のサスペンション運搬システ
    ム。
  24. 【請求項24】 トラックレール内には搬送手段が設け
    られており、前記搬送手段は、運搬手段を第1のレール
    から第2レールに搬送するために使用され、このような
    搬送手段の1つが、テールドラムの領域内に配置されて
    いることを特徴とする請求項21乃至23のいずれかに
    記載のサスペンション運搬システム。
  25. 【請求項25】 搬送手段が限定された2つのウェブか
    らなるガイド手段を有し、前記ウェブが、押し部材上に
    配置されており、また運搬手段がテールドラムによって
    移動されるのか、あるいは前記テールドラムから第2の
    レール上に移送されるのかによって、テールドラムのガ
    イド隆起部に対して選択的に方向付けされることを特徴
    とする請求項23または24記載のサスペンション運搬
    システム。
  26. 【請求項26】 運搬手段用の閉じた回路をそれぞれ構
    成する少なくとも2つのレール円を含むトラックレール
    と、前記レール円の間に配置されるとともに1つのレー
    ル円から次のレール円へと前記運搬手段を搬送する搬送
    手段と、を含み、走行トラックと係合するキャスター
    が、この搬送工程において変更される ことを特徴とする
    請求項1乃至25のいずれかに記載のサスペンション運
    搬システム。
  27. 【請求項27】 摩擦ベルトがガイド手段の受け空隙内
    に支持されており、このガイド手段は、前記受け空隙の
    範囲を定めるとともに摩擦ベルトの縦の両端にそれぞれ
    延在する上部及び下部の保持用のフランジを有し、摩擦
    ベルトの縦の両端の幅より受け空隙の幅は大きく且つ保
    持用のフランジの間の距離は小さく、また上部の保持用
    のフランジが下部の保持用のフランジより広いことを特
    徴とする請求項9乃至26のいずれかに記載のサスペン
    ション運搬システム。
  28. 【請求項28】 形状の変化自在な本体が、運搬手段を
    駆動体から持上げるために設けられていることを特徴と
    する請求項1乃至27のいずれかに記載のサスペンショ
    ン運搬システム。
  29. 【請求項29】 上記の形状が変化自在な本体が、膨脹
    自在なホースであることを特徴とする請求項28記載の
    サスペンション運搬システム。
  30. 【請求項30】 上記の形状が変化自在な本体が、走行
    トラックの下部に設けられていることを特徴とする請求
    項28または29に記載のサスペンション運搬システ
    ム。
  31. 【請求項31】 運搬手段と摩擦ベルトとの間に追加の
    摩擦部材が配置されていることを特徴とする請求項9乃
    至30のいずれかに記載のサスペンション運搬システ
    ム。
  32. 【請求項32】 摩擦部材が、取外し自在に固着されて
    いることを特徴とする請求項31記載のサスペンション
    運搬システム。
  33. 【請求項33】 摩擦部材が、運搬手段上に配置されて
    いることを特徴とする請求項31または32記載のサス
    ペンション運搬システム。
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