JP3287947B2 - ドアの開閉装置 - Google Patents

ドアの開閉装置

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千萬人 小林
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扶桑電機工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スライド開閉するドア
が、簡単な装置を付加することにより戸先下がりのない
状態でスイング開閉もできるようにしたドアの開閉装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、図7に示すようなスライドとス
イングにより開閉できるドアが知られている。これは、
開閉ドア10と嵌め殺しドア11を有し、開閉ドア10
が無目15内の上部レール16に吊り下げられつつ走行
車輪19によって柱14間を開閉する装置において、必
要に応じて開閉ドア10をスイングにより旋回支点部1
2を支点として開放すると、嵌め殺しドア11も旋回支
点部13を支点として開放し、スライドによる開放幅の
2倍の広さが得られるものである。
【0003】開閉ドア10がスライドにより完全に閉じ
た位置でも、また、完全に開放した位置でも、さらに、
開放の途中の位置でも、開閉ドア10を押し出せば嵌め
殺しドア11とともにスイングにより開放し、開放した
まま開閉ドア10を全開位置までスライド移動すること
ができるようになっているものがある。
【0004】このように、どこの位置でもスイングによ
り開閉できるようにした場合、開閉ドア10は、上部の
旋回支点部12で全荷重を支えながらスイングしなけれ
ばならないので、どうしても戸先が下がるという問題が
ある。この問題を解決するため、従来は、上部の旋回支
点部12のスイング軸を太くして立て框の中に挿入した
り、カムを設けてスイングするのに従い少しずつ戸先を
持ち上げるようにしたり、下部の旋回支点部12が旋回
時に移動しないようにカムなどに圧接して抵抗を持たせ
たりする方法が取られていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の装置
では、簡単な構成により重量あるドアの戸先下がりを防
ぐには不十分であり、また、完全に戸先下がりを防止し
ようとすると無目15内部の機構が複雑になってしま
い、特に、立て框のないドアでは完全に戸先下がりを防
ぐのはほとんど不可能であった。
【0006】本発明は、スライド開閉するドア10の上
框50と吊枠18とに簡単な装置を付加するだけで重量
あるドアであってもスイング時の戸先下がりを完全にな
くすようにしたドアの開閉装置を提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、吊枠18にス
イング軸23とラッチ24により開閉ドア10を吊り下
げてスライド開閉を可能とするとともに、前記スイング
軸23を支点としてスイング開閉を可能としたドアにお
いて、前記吊枠18に所定距離だけ移動自在に設けた摺
動板30と、この吊枠18と摺動板30との間に設けら
れ、開閉ドア10の全開時に固定部材22を挾持する挾
持手段と、前記摺動板30に回動自在に連結され、前記
吊枠18と摺動板30の相互間の移動と固定とを規制す
る揺動板64と、この揺動板64の回転位置を設定して
前記挾持手段の挾持と解除を行うロック手段とを具備し
てなることを特徴とするドアの開閉装置である。
【0008】
【作用】
(1)スライドによる開閉 開閉ドア10がスライド移動で停止用切欠き46が、固
定部材22に接し、さらに吊枠18が開閉ドア10とと
もにわずかに移動する。すると、挾着部49が持ち上が
り、固定部材22を挾持する。このとき、揺動板64の
下端面は、係止板28の上端面に乗っているので、係止
板28は、開閉ドア10とともに揺動板64の下端に接
したまま移動する。係止板28を上昇したまま、再び開
閉ドア10を吊枠18とともに、移動をはじめると、挾
着部49による固定部材22の挾持を解除し、開閉ドア
10は、左方向へ移動する。係止板28が上昇している
かぎりにおいて、スライドにより開閉する。 (2)スイングによる開閉 スイングにより開放するに先立ち、開閉ドア10を右端
まで移動した状態にし、つまみ29により係止板28で
揺動板64は下向きに下降する。すると、軸ピン65
は、係止凹部67に嵌合して係止する。この係合状態で
は、吊枠18と摺動板30は、移動できなくなってお
り、スライドによる開閉はできない。ここで、開閉ドア
10を側方に押し出してスイングにより開放すると、吊
枠18と摺動板30が固定部材22を挾持して固定され
ているので、開閉ドア10がスイング軸23と振れ止め
突起55とを支点としてスイングにより開放する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図6に
基づき説明する。まず、一般的なスライドドアについて
説明すると、無目15内には、上部レール16が水平に
固定され、床には下部レール17が設けられている。こ
の上部レール16には、左右に2個ずつの走行車輪19
が乗り、この走行車輪19を取付けた車輪支持枠20に
よって吊枠18が水平に吊り下げられている。
【0010】この吊枠18の一方端部寄りには、旋回支
点部12としてのスイング軸23が取付けられ、このス
イング軸23は、開閉ドア10の上框50の空間部51
に回動自在に軸架されている。前記吊枠18の他端部寄
りには、スイング時に外れるラッチ24が設けられてい
る。このラッチ24は、上框50に設けた下向きコ字形
の保持金具26と吊枠18の下面に設けた吊りボルト2
5とからなり、前記保持金具26の上面板には側方から
切欠き凹溝84が形成され、また、前記吊りボルト25
は、保持金具26の上面板の下面に係合する鍔部85
と、前記切欠き凹溝84に係合する軸部86とからな
り、この軸部86の係合部分の上下にゴムリング87が
嵌合固定されている。そして、このラッチ24により開
閉ドア10を吊枠18の下に吊り下げ保持している。前
記上部レール16の一端部には、前記車輪支持枠20の
端部を当接するためのストッパ21が固着され、開閉ド
ア10が柱14に衝突するのを防止している。
【0011】つぎに本発明により付加された部分の構成
を説明する。前記上框50の空間部51内であって、ラ
ッチ24とスイング軸23との間に、ロック錠27が設
けられ、このロック錠27のつまみ29の回動によって
係止板28が上下進退するようになっている。
【0012】前記吊枠18の側面には、一端部にガイド
ピン32が設けられるとともに、他端部寄りにガイドピ
ン61と軸ピン65が取付けられ、また、他端部寄りの
上面には、突片70、71が間隔を置いて固定的に取付
けられている。なお、前記ガイドピン32とガイドピン
61は、図示例では丸棒としたが、ボルトや釘のように
頭を有するものであることが望ましい。
【0013】前記吊枠18の側面には、水平方向に所定
距離だけ摺動可能な摺動板30が設けられている。この
摺動板30には、前記ガイドピン32とガイドピン61
の嵌合する長孔31と長孔60が水平方向に所定長さを
もって穿設されている。また、この摺動板30の一方端
には、停止用切欠き46が形成され、また、ピン47に
よってフック48が回動自在に設けられている。このフ
ック48には、上部に挾着部49が形成されるととも
に、下方部に旋回長孔53が穿設されている。
【0014】前記摺動板30の一端部にピン47により
回動可能に設けたフック48と、このフック48を吊枠
18のガイドピン32により回動して、フック48の挾
着部49と前記摺動板30の停止用切欠き46とで固定
部材としての戸当り22を挾持するようにして挾持手段
を構成している。
【0015】前記摺動板30の他方端部には、揺動板6
4が軸ピン63によって回動自在に枢着されている。こ
の揺動板64には、前記軸ピン65が係合するガイド孔
66が穿設されている。このガイド孔66は、水平な長
孔部68と上向きの係止凹部67と下向きの逃げ凹部6
9とにより横向きT字形をなし、また、係止凹部67と
逃げ凹部69は軸ピン63を支点とする弧状となってい
る。
【0016】前記揺動板64と摺動板30とには、軸ピ
ン63の上部に位置してそれぞれ舌片79、78が一体
に設けられ、これらの間にコイルばね80が介在されて
いる。この軸ピン63は、吊枠18に形成された水平な
長孔62に摺動自在に嵌合している。また、前記摺動板
30の他方端寄りの上面には、係合部77が形成されて
いる。前記突片70、71には、それぞれアーム82、
83が軸72、73で一体に回動自在に軸架され、この
アーム82と83の間にコイルばね74が介在されてい
る。また、アーム83には略直角にアーム75が一体に
設けられ、このアーム75の下端のピン76が前記係合
部77に係合している。前記揺動板64の下端部のテー
パー面81は、前記係止板28の上面に臨ませられてい
る。
【0017】図3のように、前記係止板28をロック錠
27の中に没入したとき、揺動板64がコイルばね80
により下向きに揺動して軸ピン65が係止凹部67に係
合することにより、摺動板30の揺動を不可能とし、係
止板28が進出したとき、揺動板64が摺動板30と一
直線となって移動可能として吊枠18と摺動板30との
相互の固定を解除するとともに、開閉ドア10のスイン
グによる回動を規制するようにしてロック手段を構成し
ている。
【0018】前記開閉ドア10の下面部であって、前記
スイング軸23と同一の垂直軸線上に、円柱体の両側面
を平行に切削した振れ止め突起55が設けられている。
また、図4に示すように、前記下部レール17の一端部
寄りであって、前記開閉ドア10を完全に開いたときの
スイング軸23と同一の垂直軸線上に、外側が広く、中
心の円孔部56側が狭くなるようにガイド口案内切欠き
57を切り欠いた馬蹄形の下部旋回板54が設けられて
いる。
【0019】以上のような構成による作用を説明する。
係止板28をロック錠27から上昇させた図1と図2の
状態が、スライドによる開閉可能状態であり、また、係
止板28をロック錠27に没入させた図3の状態が、ス
イングによる開閉可能状態である。
【0020】(1)スライドによる開閉 図2は、開閉ドア10がスライドにより図中左から移動
してきて、摺動板30の一方端の停止用切欠き46が、
図6(a)のように、戸当り22に接した状態を示して
いる。この状態では、摺動板30はこれ以上移動できな
いが、吊枠18は、開閉ドア10、走行車輪19、車輪
支持枠20とともにさらに図中右方向にわずかに移動す
る。
【0021】この吊枠18の移動に伴い、図6(b)
(c)のように、一方端のガイドピン32によりフック
48がピン47を支点として図中右方向に回動し、挾着
部49が持ち上がり、前記停止用切欠き46と挾着部4
9とで戸当り22を挾持する。このとき、同時に、吊枠
18と一体に設けたピン76は、固定している摺動板3
0の係合部77により強制的に図中左方向に回転させら
れ、アーム75とアーム83も左方向に回転するので、
下向きに湾曲していたコイルばね74は、次第に持ち上
げられ、水平位置を越すと、急激に上向きに湾曲した図
1の状態になる。このとき、揺動板64の下端面は、係
止板28の上端面に乗っているので、係止板28は、開
閉ドア10とともに揺動板64の下端に接したまま移動
する。同時に、ガイドピン61は長孔60内を、軸ピン
65は長孔部68内を、軸ピン63は長孔62内をそれ
ぞれ摺動する。
【0022】このようにして、吊枠18と開閉ドア10
を、車輪支持枠20の端部がストッパ21に接触するま
で移動して停止すると、図1および図6(b)(c)の
状態になる。
【0023】係止板28を上昇したまま、再び開閉ドア
10を吊枠18とともに、図中左方向に移動をはじめる
と、ピン76が係合部77の左側を押圧するが、摺動板
30は、フック48の挾着部49が戸当り22に挾持し
ているので、移動することができず、ピン76は右方向
に回転される。同時に、吊枠18が左方向に移動する
と、摺動板30と揺動板64が一直線であることから、
ガイドピン32も強制的に左方向に移動し、フック48
を左方向に回転して、挾着部49による戸当り22の挾
持を解除する。吊枠18の左方向への移動により、コイ
ルばね74は図2のように下向きに湾曲し、また、ガイ
ドピン32、ガイドピン61、軸ピン65は、それぞれ
長孔31、長孔60、長孔部68の左端に当接し、この
状態のまま開閉ドア10は、左方向へ移動する。以下、
同様にして開閉ドア10は、係止板28が上昇している
かぎりにおいて、スライドにより開閉する。
【0024】(2)スイングによる開閉 スイングにより開放するに先立ち、開閉ドア10を図1
のように、右端まで移動した状態にしておく。この状態
から、つまみ29により係止板28を右方向に回すと、
係止板28で揺動板64はやや持ち上げられた後、コイ
ルばね80により図3のように下向きに下降する。この
とき、軸ピン65は、一旦、逃げ凹部69側に嵌合した
後、係止凹部67に嵌合して係止する。この状態では、
開閉ドア10を左方向に移動させようとしても、吊枠1
8と摺動板30は、軸ピン65と係止凹部67の係合に
より移動できなくなっており、スライドによる開閉はで
きない。
【0025】ここで、開閉ドア10を側方に押し出して
スイングにより開放すると、吊枠18と摺動板30が戸
当り22を挾持して固定されているので、開閉ドア10
だけがスイング軸23と振れ止め突起55とを支点とし
てスイングにより開放する。振れ止め突起55は、ガイ
ド口案内切欠き57に嵌合しているので振れ止め突起5
5が少しでも回動すると左右への移動は規制されてずれ
が防止される。
【0026】図3の状態において、開閉ドア10をスイ
ングにより再び閉じた後、つまみ29により係止板28
を左方向に回すと、係止板28の上端で揺動板64のテ
ーパー面81を摺動しながら押し上げて図1の状態に戻
すことにより、スライドによる開閉可能な状態となる。
【0027】なお、図2のようなスライドの開閉時にお
いて、つまみ29により係止板28を回そうとしても、
軸ピン65が長孔部68に係合しているので、したがっ
て、途中でのスイングはできない。
【0028】
【発明の効果】
(1)本発明は、吊枠18に所定距離だけ移動自在に設
けた摺動板30と、この吊枠18と摺動板30との間に
設けられ、開閉ドア10の全開時に固定部材22を挾持
する挾持手段と、前記摺動板30に回動自在に連結さ
れ、前記吊枠18と摺動板30の相互間の移動と固定と
を規制する揺動板64と、この揺動板64の回転位置を
設定して前記挾持手段の挾持と解除を行うロック手段と
いう簡単な装置を付加するだけで戸先下がりを完全にな
くしてスイングによって開閉できるものである。
【0029】(2)スライド開閉するドア10の上框5
0と吊枠18とに付加した内部の機構が、機械的な構成
で、しかも、簡単であるため、特に、重量あるドアであ
ってもスイング時の戸先下がりを完全になくすことがで
きるとともに、故障のないようドアの開閉装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるドアの開閉装置の一実施例を示す
一部切り欠いた正面図で、開閉ドア10がスライドによ
り全開している状態を示すものである。
【図2】本発明によるドアの開閉装置の一実施例を示す
一部切り欠いた正面図で、開閉ドア10がスライドによ
り閉じ始め状態を示すものである。
【図3】本発明によるドアの開閉装置の一実施例を示す
一部切り欠いた正面図で、開閉ドア10を全開してから
スイングにより開閉する状態を示すものである。
【図4】本発明によるドアの開閉装置に用いられる下部
旋回板54の平面図である。
【図5】本発明によるドアの開閉装置の分解斜視図であ
る。
【図6】本発明によるドアの開閉装置に用いられる挾持
手段の動作説明図で、(a)は挾持前の正面図、(b)
挾持後の正面図、(c)挾持後の側面図である。
【図7】一般的なスライドとスイングにより開閉できる
ドアの説明図である。
【符号の説明】
10…開閉ドア、11…嵌め殺しドア、12…旋回支点
部、13…旋回支点部、14…柱、15…無目、16…
上部レール、17…下部レール、18…吊枠、19…走
行車輪、20…車輪支持枠、21…ストッパ、22…固
定部材としての戸当り、23…スイング軸、24…ラッ
チ、25…吊りボルト、26…保持金具、27…ロック
錠、28…係止板、29…つまみ、30…摺動板、31
…長孔、32…ガイドピン、46…停止用切欠き、47
…ピン、48…フック、49…挾着部、50…上框、5
1…空間部、53…旋回長孔、54…下部旋回板、55
…振れ止め突起、56…円孔部、57…案内切欠き、6
0…長孔、61…ガイドピン、62…長孔、63…軸ピ
ン、64…揺動板、65…軸ピン、66…ガイド孔、6
7…係止凹部、68…長孔部、69…逃げ凹部、70…
突片、71…突片、72…軸、73…軸、74…コイル
ばね、75…アーム、76…ピン、77…係合部、78
…舌片、79…舌片、80…コイルばね、81…テーパ
ー面、82…アーム、83…アーム、84…切欠き凹
溝、85…鍔部、86…軸部、87…ゴムリング。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊枠18にスイング軸23とラッチ24
    により開閉ドア10を吊り下げてスライド開閉を可能と
    するとともに、前記スイング軸23を支点としてスイン
    グ開閉を可能としたドアにおいて、前記吊枠18に所定
    距離だけ移動自在に設けた摺動板30と、この吊枠18
    と摺動板30との間に設けられ、開閉ドア10の全開時
    に固定部材22を挾持する挾持手段と、前記摺動板30
    に回動自在に連結され、前記吊枠18と摺動板30の相
    互間の移動と固定とを規制する揺動板64と、この揺動
    板64の回転位置を設定して前記挾持手段の挾持と解除
    を行うロック手段とを具備してなることを特徴とするド
    アの開閉装置。
  2. 【請求項2】 吊枠18にスイング軸23とラッチ24
    により開閉ドア10を吊り下げてスライド開閉を可能と
    するとともに、前記スイング軸23を支点としてスイン
    グ開閉を可能としたドアにおいて、前記吊枠18に所定
    距離だけ移動自在に設けた摺動板30と、この吊枠18
    と摺動板30との間に設けられ、開閉ドア10の全開時
    に固定部材22を挾持する挾持手段と、前記摺動板30
    に回動自在に連結され、前記吊枠18と摺動板30の相
    互間の移動と固定とを規制する揺動板64と、この揺動
    板64の回転位置を設定して前記挾持手段の挾持と解除
    を行うロック手段とを具備し、前記挾持手段は、摺動板
    30の一端部にピン47により回動可能にフック48を
    設け、このフック48を吊枠18のガイドピン32によ
    り回動して、フック48の挾着部49と前記摺動板30
    の停止用切欠き46とで固定部材22を挾持するように
    したことを特徴とするドアの開閉装置。
  3. 【請求項3】 吊枠18にスイング軸23とラッチ24
    により開閉ドア10を吊り下げてスライド開閉を可能と
    するとともに、前記スイング軸23を支点としてスイン
    グ開閉を可能としたドアにおいて、前記吊枠18に所定
    距離だけ移動自在に設けた摺動板30と、この吊枠18
    と摺動板30との間に設けられ、開閉ドア10の全開時
    に固定部材22を挾持する挾持手段と、前記摺動板30
    に回動自在に連結され、前記吊枠18と摺動板30の相
    互間の移動と固定とを規制する揺動板64と、この揺動
    板64の回転位置を設定して前記挾持手段の挾持と解除
    を行うロック手段とを具備し、前記摺動板30の一方端
    に前記挾持手段を設け、他方端に揺動板64を回動自在
    に連結し、この揺動板64に、長孔部68と係止凹部6
    7からなるガイド孔66を形成し、このガイド孔66
    に、吊枠18の軸ピン65を係合し、係止板28の出没
    により揺動板64の回動位置を規制して前記挾持手段の
    挾持と解除を行なうロック手段と、前記吊枠18と摺動
    板30の位置関係を一方と他方に保持するために設けら
    れたコイルばね74とからなることを特徴とするドアの
    開閉装置。
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