JP3287692B2 - 電極形成方法 - Google Patents
電極形成方法Info
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Description
機器等に用いられている誘電体フィルタ等のセラミック
誘電体ブロックに付着力の高い電極を効率的に形成する
ための電極形成方法に関する。
ける帯域通過フィルタとして、誘電体フィルタが広く使
用されるようになってきている。このような誘電体フィ
ルタは、セラミック誘電体ブロックに1個乃至複数個の
貫通穴を設け、該貫通穴の内面及び該貫通穴の軸方向に
平行な当該セラミック誘電体ブロックの外面に導体膜を
設けるとともに該貫通穴の一方が開口した端面にも導体
膜を設けた構成となっている。
構成であって、円柱状セラミック誘電体ブロック2の中
心部に1個の貫通穴3を設け、貫通穴3の内面に内導体
膜4aを設けるとともに貫通穴3の軸方向に平行な当該
セラミック誘電体ブロック2の外面及び貫通穴3の一方
が開口した端面に外導体膜4bを設けたものである。
柱状セラミック誘電体ブロック12に3個の貫通穴13
を設け、各貫通穴13の内面に内導体膜14aを設ける
とともに貫通穴13の軸方向に平行な当該セラミック誘
電体ブロック12の外面及び各貫通穴13の一方が開口
した端面に外導体膜14bを設けたものである。この場
合、例えば3段の帯域通過フィルタ等を構成できる。
角柱状セラミック誘電体ブロック22に6個の貫通穴2
3を設け、各貫通穴23の内面に内導体膜24aを設け
るとともに貫通穴23の軸方向に平行な当該セラミック
誘電体ブロック22の外面及び各貫通穴23の一方が開
口した端面に外導体膜24bを設けたものである。この
場合、例えば6段の帯域通過フィルタ等を構成できる。
凸を形成した角柱状セラミック誘電体ブロック32に3
個の貫通穴33を設け、各貫通穴33の内面に内導体膜
34aを設けるとともに貫通穴33の軸方向に平行な当
該セラミック誘電体ブロック32の外面及び各貫通穴3
3の一方が開口した端面に外導体膜34bを設けたもの
である。この場合、例えば3段の帯域通過フィルタ等を
構成できる。
ラミック誘電体ブロック42に3個の貫通穴43を設
け、各貫通穴43の内面に内導体膜44aを設けるとと
もに貫通穴43の軸方向に平行な当該セラミック誘電体
ブロック42の外面及び各貫通穴43の一方が開口した
端面に外導体膜44bを設けている。そして、さらに各
貫通穴43の他方が開口したセラミック誘電体ブロック
42の端面(開放端面)に前記内導体膜44aに接続す
る所定形状のパターンの導体膜45が形成されるととも
に、セラミック誘電体ブロック42の側面には導体膜4
5に静電容量で結合する入出力端子用導体膜46が形成
されている。この場合も、例えば3段の帯域通過フィル
タ等を構成でき、入出力端子用導体膜46を利用してア
ンテナ又は増幅手段等に接続できる。
導体膜で構成される電極は、従来、セラミック誘電体ブ
ロックに銀ペーストを塗布又は印刷した後、焼き付ける
こと等で形成するのが普通であった。
に例示した誘電体フィルタ40のように、フィルタ特性
の改善もしくは調整のために内導体膜44aに接続する
特定形状のパターンを持つ導体膜45やこれに結合する
入出力端子用導体膜46等をセラミック誘電体ブロック
42の複数の面にわたり形成する必要がある場合、銀ペ
ーストのスクリーン印刷により銀ペーストをセラミック
誘電体ブロック42の各面に付着せしめなければならな
いが、このスクリーン印刷による工法では、各面毎に印
刷後乾燥という過程を繰り返す必要があり、工程が多
く、製品を得るのに要する時間、すなわちタクトタイム
が長くなる欠点がある。また、銀ペーストの印刷塗布、
焼き付けで電極を形成する場合、セラミック誘電体ブロ
ックに対する付着力が必ずしも充分とは言えず、はんだ
喰われが生じる嫌いもある。さらに、銀ペーストのスク
リーン印刷の場合、パターン精度を高くすることは限界
があり、後工程での電極トリミングに時間を要する問題
もあった。
工程数が少なく、また各工程に要する時間が短く、効率
的にセラミック誘電体ブロックに対する電極形成が可能
な電極形成方法を提供することにある。
ブロックに対する密着性が良好で、はんだ付け時に劣化
しない信頼性の高い電極を形成可能な電極形成方法を提
供することにある。
い電極を形成可能な電極形成方法を提供することにあ
る。
の実施例において明らかにする。
に、本発明の電極形成方法は、セラミック誘電体ブロッ
クの全面にスパッタ、イオンプレーティング又はP−C
VDにより、当該セラミック誘電体ブロックに対して付
着性の良好なCr、Cr合金又はTiからなる第1の金
属薄膜を200〜2000オングストロームの膜厚で形
成するとともに該第1の金属薄膜上に銅からなる第2の
金属薄膜を5,000〜50,000オングストローム
の膜厚で形成し、該第1及び第2の金属薄膜をレーザ加
工又はサンドブラスト加工で部分的に除去して所望のパ
ターンを形成後、前記第2の金属薄膜上に銅からなる第
3の金属膜を鍍金により5μm以上の膜厚で形成し、該
第3の金属膜上にNi又はNi合金の耐はんだ性の第4
の金属膜を鍍金により形成し、該第4の金属膜上にはん
だ又は錫からなる第5の金属膜を形成したことを特徴と
するものである。
角筒形状等のセラミック誘電体ブロックの全面にスパッ
タ等の薄膜技術でセラミックに対して付着性の良好な金
属(例えば、Cr、Cr合金又はTi)で第1の金属薄
膜を形成し、その上に導電性の良好な金属(銅)で第2
の金属薄膜を形成した後、該第1及び第2の金属薄膜を
レーザ加工又はサンドブラスト加工で部分的に除去して
所望のパターンを形成しており、銀ペーストのスクリー
ン印刷でセラミック誘電体ブロックの各面に所定のパタ
ーンの印刷を実行する場合のように各面毎に印刷と乾燥
とを繰り返す手間が不要で、工程数の低減及び各工程の
時間短縮ができる。
して付着性の良好な金属(例えば、Cr、Cr合金又は
Ti)を用いてスパッタ等の薄膜技術で被着形成してお
り、従来の銀ペーストの印刷、焼き付けに比べて充分大
きな電極の剥離強度を確保できる。
ザ加工又はサンドブラスト加工で部分的に除去すること
によって得られた電極パターン精度は、スクリーン印刷
によるパターン精度よりも高精度とすることができ、後
工程での電極トリミングの省略乃至電極トリミングの時
間短縮を図ることができる。また、各種製品形状への電
極形成の対応が容易である。
上にNi又はNi合金の耐はんだ性の第4の金属膜を設
けてあるため、はんだ付け時に第1乃至第3の金属膜が
劣化することがなく(はんだ喰われ防止)、信頼性が高
い。
を5μm以上とした場合、誘電体フィルタ等の共振器を
構成したときの共振の先鋭度を表すQ値を充分高くでき
る。前記第3の金属膜の膜厚が5μmより薄いと、Q値
は低下してしまう。
μm以下とした場合、当該第1の金属薄膜がQ値に及ぼ
す影響は少なく、Q値を高い値とすることが可能である
が、0.5μmを越えると当該第1の金属薄膜による悪
影響が出てかえってQ値は低下する。
図面に従って説明する。
する。まず、図1のように、バレル研磨工程#1で例え
ば図2(A)の如きセラミック誘電体ブロック2の全面
をバレル研磨する。すなわち、容器中に球状セラミック
とセラミック誘電体ブロックを入れて表面を研磨する。
次に、工程#2でセラミック誘電体ブロックの表面を溶
剤で洗浄し、エアーブロー工程#3でセラミック誘電体
ブロックを乾燥する。
工程を実行する。まず、工程#4でワークとしてのセラ
ミック誘電体ブロックを治具にセットし、セラミック誘
電体ブロック2のパターン面2a側から工程#5のクロ
ム(Cr)のスパッタリングと工程#6の銅(Cu)の
スパッタリングとを順次実行し、工程#7でセラミック
誘電体ブロックを治具から外す。その後、工程#8でセ
ラミック誘電体ブロックを反転し、再度工程#4乃至7
のスパッタリング工程を実行する。この結果、図2
(B)及び図3の如きセラミック誘電体ブロック2の全
面(貫通穴内面も含む)に付着性の良好な第1の金属薄
膜としてのCr薄膜51を0.01〜0.5μm(10
0〜5,000オングストローム)の膜厚で形成し、そ
の上に導電性の良好な第2の金属薄膜としてのCu薄膜
52を0.3〜5μm(3,000〜50,000オン
グストローム)の膜厚で形成したものが得られる。
形成工程を実行する。すなわち、まず工程#9でワーク
としてのセラミック誘電体ブロックを治具にセットし、
工程#10でYAGレーザパターンニングを実行する。
このYAGレーザパターンニングは、図2(C)のよう
にセラミック誘電体ブロック2のパターン形成面2a上
にステンレス又はガラス等のマスク53を配置し(被
せ)、レーザ光を走査してマスクのかからない部分の薄
膜51,52を図4のように除去して部分的にセラミッ
ク誘電体ブロックの表面を露出することによって行う。
このYAGレーザパターンニングは、パターン精度を±
10μm以下にすることが可能で、スクリーン印刷(±
20乃至30μm)の場合よりもパターン精度の向上を
図ることができる。そして、工程#11でセラミック誘
電体ブロックを治具から取り出し、図2(D)のように
マスクを外す。
2で、電極パターン形成工程終了後のセラミック誘電体
ブロックに5μm以上銅の電気鍍金を施す。すなわち、
導電性の良好な第2の金属薄膜としてのCu薄膜52上
に、導電性の良好な第3の金属膜としてのCu膜54が
5μm以上形成される。銅鍍金後、洗浄工程#13でセ
ラミック誘電体ブロックを洗浄する。
工程14で、銅鍍金後のセラミック誘電体ブロックに2
μm以上ニッケルの電気鍍金を施す。すなわち、導電性
の良好な第3の金属膜としてのCu膜54上に、耐はん
だ性の第4の金属膜としてのNi膜55が2μm以上形
成される。Ni鍍金後、洗浄工程#15でセラミック誘
電体ブロックを洗浄する。
キ)工程16で、Ni鍍金後のセラミック誘電体ブロッ
クに2μm以上はんだの電気鍍金を施す。すなわち、耐
はんだ性の第4の金属膜としてのNi膜55上に、はん
だ付着性の良好な第5金属膜としてのはんだ膜56が2
μm以上形成される。はんだ鍍金後、洗浄工程#17で
セラミック誘電体ブロックを洗浄し、乾燥工程#18で
乾燥することで、図2(E)及び図5のように、セラミ
ック誘電体ブロック2上にCr薄膜51、Cu薄膜5
2、Cu膜54、Ni膜55、はんだ膜56の順に被着
形成した誘電体フィルタが得られる。以後検査工程に進
む。
の金属薄膜としてのCr薄膜51の膜厚と誘電体フィル
タの共振先鋭度Qとの関係を示す(但し、Cr薄膜上に
Cu薄膜1μm、Cu鍍金膜5μm形成した場合)。こ
の場合、Cr膜厚が5,000オングストローム以下で
あれば、Qの値は450以上であり、良好な共振特性を
呈するが、Cr膜厚が5,000オングストロームを越
えるとQの値が低下するので望ましくない。なお、Cr
膜厚が100オングストローム未満の場合は、セラミッ
クに対する付着性の改善効果が少なくなるので好ましく
ない。
のCu膜54の膜厚と誘電体フィルタの共振先鋭度Qと
の関係を示す(但し、下地のCr薄膜51は2000オ
ングストローム、Cu薄膜52は1μmとした。)。こ
の場合、Cu膜厚が5μm以上であれば、Qの値は45
0付近以上であり、良好な共振特性を呈するが、Cu膜
厚が5μm未満であるとQの値が低下するので望ましく
ない。
1及び第2の金属薄膜としてのCu薄膜52の膜厚と引
っ張り強度との関係を示す。但し、成膜後にはんだ付け
して引っ張り強度を測定し、はんだ付け面積は1.5m
m×4mmとした。図中、黒丸印は電気鍍金前の状態に
おける引っ張り強度、×印は電気銅鍍金後の引っ張り強
度、三角印は従来の銀ペーストの印刷焼き付け品の引っ
張り強度を示している。黒丸印及び×印の場合のいずれ
も、引っ張れ強度が従来の三角印を上回っており、Cr
薄膜200〜2000オングストロームで、Cu薄膜
5,000〜50,000オングストロームの範囲で必
要充分な引っ張り強度を確保できることわかる。
ることができる。
スパッタでセラミックに対して付着性の良好なCr薄膜
51を形成し、その上に導電性の良好なCu薄膜52を
形成した後、Cr薄膜51及びCu薄膜52をレーザ加
工で部分的に除去して所望のパターンを形成しており、
銀ペーストのスクリーン印刷でセラミック誘電体ブロッ
クの各面に所定のパターンの印刷を実行する場合のよう
に各面毎に印刷と乾燥とを繰り返す手間が不要で、工程
数の低減及び各工程の時間短縮ができる。
金属薄膜を、セラミックに対して付着性の良好なCrを
用いてスパッタで被着形成しており、従来の銀ペースト
の印刷、焼き付けに比べて充分大きな電極の剥離強度を
確保できる。
ーザ加工で部分的に除去することによって得られた電極
パターン精度は、スクリーン印刷によるパターン精度よ
りも高精度とすることができ、後工程での電極トリミン
グの省略乃至電極トリミングの時間短縮を図ることがで
きる。また、各種製品形状への電極形成の対応が容易で
ある。
55を設けてあるため、はんだ付け時にCr薄膜51、
Cu薄膜52及びCu薄膜54にはんだ喰われが生じて
劣化することがなく、信頼性が高い。
す。この場合、第1の金属薄膜としてのCr薄膜51及
び第2の金属薄膜としてのCu薄膜52を形成するため
の工程#1乃至工程#8は第1実施例と同じである。
ロックの全面にCr薄膜51及びCu薄膜52を形成し
た後、図10の工程#20乃至工程#29の電極パター
ン形成工程を実行する。すなわち、まず工程#20でワ
ークとしてのセラミック誘電体ブロックを治具にセット
し、工程#21でフィルムレジストをセラミック誘電体
ブロックのパターン面にラミネートする。その後、工程
#22で紫外線(UV)を照射し、工程#23で現像
し、工程#24でポストベークし、加熱することにより
現像して残ったレジストを硬化させる。この結果、セラ
ミック誘電体ブロックのパターン形成面にレジストマス
キングが形成される。その後、工程#25でパウダービ
ーム加工(サンドブラスト加工の一種)を実行し、Si
Cの微細粒子をセラミック誘電体ブロックのパターン形
成面に当てることによってレジストマスキングで覆われ
ていない部分の薄膜51,52を図4のように除去して
部分的にセラミック誘電体ブロックの表面を露出する。
このパウダービームによるパターン形成は、パターン精
度を±10μm以下にすることが可能で、スクリーン印
刷(±20乃至30μm)の場合よりもパターン精度の
向上を図ることができる。そして、工程#26でセラミ
ック誘電体ブロックを治具から取り出し、工程#27で
セラミック誘電体ブロック上の薄膜51,52を覆って
いるレジストを剥離し、工程#28で洗浄した後、工程
#29で乾燥させる。
場合は、次の電気銅鍍金工程#12に進むが、図15に
示した誘電体フィルタ40のように、内導体膜44aに
接続する特定形状のパターンを持つ導体膜45やこれに
結合する入出力端子用導体膜46を有するものである場
合、パターン形成面が複数面となるため、工程#30で
セラミック誘電体ブロックの加工面を変更して(セラミ
ック誘電体ブロックの向きを変えて)、再度工程#20
乃至工程#29の電極パターン形成工程を実行する。
面の全てのパウダービーム加工を終了したら、図10の
電気銅鍍金工程#12及びそれ以降の工程#13乃至工
程#18を実行する。それらの工程#12乃至工程#1
8は前述の第1実施例と同様であるので説明は省略す
る。
加工によっても、高精度の電極パターン形成が可能であ
り、その他の作用効果は前述の第1実施例の同様であ
る。
形成する付着性の良好な第1の金属薄膜は、Cr合金
(NiCr等)、Tiであってもよい。
合金(NiCr,AgNi,SnNi等)であってもよ
い。
膜は、錫(Sn)であってもよい。
スパッタ以外の薄膜技術、例えばイオンプレーティン
グ、P−CVDで形成してもよい。
が、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の
範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者
には自明であろう。例えば、本発明は、図11乃至図1
5の各種形状の誘電体フィルタやその他のセラミック誘
電体ブロックを用いる素子の電極形成に適用できる。
方法によれば、セラミック誘電体ブロックの全面に薄膜
技術でセラミックに対して付着性の良好な第1の金属薄
膜を形成し、その上に導電性の良好な第2の金属薄膜を
形成した後、該第1及び第2の金属薄膜をレーザ加工又
はサンドブラスト加工で部分的に除去して所望の電極パ
ターンを形成しており、スクリーン印刷でセラミック誘
電体ブロックの各面に所定のパターンの印刷を実行する
場合のように各面毎に印刷と乾燥とを繰り返す手間が不
要で、工程数の低減及び各工程の時間短縮ができる。
加工又はサンドブラスト加工で部分的に除去することに
よって得られた電極パターン精度は、スクリーン印刷に
よるパターン精度よりも高精度とすることができ、後工
程での電極トリミングの省略乃至電極トリミングの時間
短縮を図ることができる。また、各種製品形状への電極
形成の対応が容易である。
最下層の第1の金属薄膜を、セラミックに対して付着性
の良好な金属を用いて薄膜技術で被着形成しており、従
来の銀ペーストの印刷、焼き付けに比べて充分大きな電
極の剥離強度を確保できる。
上にNi又はNi合金の耐はんだ性の第4の金属膜を設
けてあるため、はんだ付け時に第1乃至第3の金属膜が
劣化することがなく、信頼性の高い電極構造とすること
ができる。
工程図である。
体フィルタを例にとって示す説明図である。
形成した後の正断面図である。
明する正断面図である。
ィルタを示す正断面図である。
示すグラフである。
係を示すグラフである。
及びCu膜厚と、引っ張り強度との関係を示すグラフで
ある。
半を示す工程図である。
後半を示す工程図である。
電体フィルタを示す斜視図である。
電体フィルタの1例を示す斜視図である。
電体フィルタの他の例を示す斜視図である。
電体フィルタのさらにもう一つの例を示す斜視図であ
る。
電体フィルタであって、入出力端子用導体膜を有する例
を示す斜視図である。
ク 3,13,23,33,43 貫通穴 4a,4b,14a,14b,24a,24b,34
a,34b,44a,44b,45,46 導体膜 51 Cr薄膜 52 Cu薄膜 53 マスク 54 Cu膜 55 Ni膜 56 はんだ膜
Claims (1)
- 【請求項1】 セラミック誘電体ブロックの全面にスパ
ッタ、イオンプレーティング又はP−CVDにより、当
該セラミック誘電体ブロックに対して付着性の良好なC
r、Cr合金又はTiからなる第1の金属薄膜を200
〜2000オングストロームの膜厚で形成するとともに
該第1の金属薄膜上に銅からなる第2の金属薄膜を5,
000〜50,000オングストロームの膜厚で形成
し、該第1及び第2の金属薄膜をレーザ加工又はサンド
ブラスト加工で部分的に除去して所望のパターンを形成
後、前記第2の金属薄膜上に銅からなる第3の金属膜を
鍍金により5μm以上の膜厚で形成し、該第3の金属膜
上にNi又はNi合金の耐はんだ性の第4の金属膜を鍍
金により形成し、該第4の金属膜上にはんだ又は錫から
なる第5の金属膜を形成したことを特徴とする電極形成
方法。
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JP10505794A JP3287692B2 (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | 電極形成方法 |
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- 1994-04-21 JP JP10505794A patent/JP3287692B2/ja not_active Expired - Fee Related
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