JP3287162B2 - 電池を有する電源装置 - Google Patents
電池を有する電源装置Info
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- JP3287162B2 JP3287162B2 JP02034295A JP2034295A JP3287162B2 JP 3287162 B2 JP3287162 B2 JP 3287162B2 JP 02034295 A JP02034295 A JP 02034295A JP 2034295 A JP2034295 A JP 2034295A JP 3287162 B2 JP3287162 B2 JP 3287162B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- voltage
- diode
- capacitor
- power supply
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Protection Of Static Devices (AREA)
- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電池を有する電源装置に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】電池を電源とした機器において、特開平
6−49883号公報の如く、電池の交換を検知して制
御回路のCPUにリセット信号を出力する電池取外し検
知装置が用いられている。
6−49883号公報の如く、電池の交換を検知して制
御回路のCPUにリセット信号を出力する電池取外し検
知装置が用いられている。
【0003】第2図は電池を電源とした自動水栓の制御
回路構成を示すブロック図であり、電池1からの電圧及
び電流が安定化部(安定化電源回路)2、駆動部(ソレ
ノイド駆動回路)3及び負荷(ソレノイド)4に供給さ
れている。安定化部2からは所定電圧がセンサ部(手を
検知するセンサ)5及び制御部6にそれぞれ供給され、
該制御部6から駆動信号が駆動部3に供給され、この駆
動部3から負荷4に対し作動信号が出力される。
回路構成を示すブロック図であり、電池1からの電圧及
び電流が安定化部(安定化電源回路)2、駆動部(ソレ
ノイド駆動回路)3及び負荷(ソレノイド)4に供給さ
れている。安定化部2からは所定電圧がセンサ部(手を
検知するセンサ)5及び制御部6にそれぞれ供給され、
該制御部6から駆動信号が駆動部3に供給され、この駆
動部3から負荷4に対し作動信号が出力される。
【0004】電池1の電圧が電圧監視部7にて監視され
ており、電池が交換のために外されると、電圧監視部7
から信号が制御部6に出力される。制御部6は、この信
号を受けて吐水停止状態におくように自動水栓の制御を
行なう。
ており、電池が交換のために外されると、電圧監視部7
から信号が制御部6に出力される。制御部6は、この信
号を受けて吐水停止状態におくように自動水栓の制御を
行なう。
【0005】電池1と並列に設けられたコンデンサ8
は、負荷(ソレノイド)4がONされた際に該負荷4に
十分な電流を流すために設置されている。電池1を外し
た後におけるコンデンサ8から電圧監視部7への電流の
逆流を防ぐために第1のダイオード11が設けられてい
る。
は、負荷(ソレノイド)4がONされた際に該負荷4に
十分な電流を流すために設置されている。電池1を外し
た後におけるコンデンサ8から電圧監視部7への電流の
逆流を防ぐために第1のダイオード11が設けられてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第2図に示す制御回路
にあっては、電池1を取り外してもコンデンサ8の充電
電荷により制御部6等が作動状態におかれるのである
が、コンデンサ8からの放電電圧が次第に低下するた
め、規定電圧よりも低い中途半端な電圧で制御部6等が
作動されるようになり、装置全体が誤作動するおそれが
ある。
にあっては、電池1を取り外してもコンデンサ8の充電
電荷により制御部6等が作動状態におかれるのである
が、コンデンサ8からの放電電圧が次第に低下するた
め、規定電圧よりも低い中途半端な電圧で制御部6等が
作動されるようになり、装置全体が誤作動するおそれが
ある。
【0007】また、電池を電源とする機器では、電池容
量が低下した時には、電池の容量低下をLED等で表示
する以外の動作を全て停止させるモード(以下、電池切
れモードと呼ぶ)にする場合がある。この電池切れモー
ドは電池を新しいものに交換した際には解除し、通常動
作に戻す必要がある。しかしながら、コンデンサ8から
の放電電圧の低下が充分行われないうちに電池交換を終
了すると、制御部が初期状態にならないために、電池切
れモードが解除されず、電池を新しいものに取り換えた
にもかかわらず通常動作しないおそれがある。
量が低下した時には、電池の容量低下をLED等で表示
する以外の動作を全て停止させるモード(以下、電池切
れモードと呼ぶ)にする場合がある。この電池切れモー
ドは電池を新しいものに交換した際には解除し、通常動
作に戻す必要がある。しかしながら、コンデンサ8から
の放電電圧の低下が充分行われないうちに電池交換を終
了すると、制御部が初期状態にならないために、電池切
れモードが解除されず、電池を新しいものに取り換えた
にもかかわらず通常動作しないおそれがある。
【0008】本発明は、電池の取り外し後、短時間のう
ちにコンデンサの放電電圧を低下させることができる電
池を有する電源装置を提供することを目的とする。
ちにコンデンサの放電電圧を低下させることができる電
池を有する電源装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電池を有する電
源装置は、電池及び該電池と並列に設けられた電源電圧
安定化用のコンデンサ並びに該電池取外し時に該コンデ
ンサの充電電荷を放電する放電回路を備えた電源装置に
おいて、該電池と該コンデンサとの間に第1のダイオー
ドをコンデンサに向かう方向が順流方向となるように設
けると共に、該第1のダイオードからの逆方向電流をア
ースに流すバイパス回路を設けてなり、該第2のダイオ
ードは、逆流方向がアース方向となるように設けられ且
つ逆電流を流す特性を有しており、且つ該バイパス回路
に第2のダイオード及び第3のダイオードを直列にしか
も順流方向を互いに逆向きに設けてなり、前記放電回路
は該第1のダイオードの電池側の電圧が所定電圧よりも
低くなったときに前記放電を行なうことを特徴とするも
のである。
源装置は、電池及び該電池と並列に設けられた電源電圧
安定化用のコンデンサ並びに該電池取外し時に該コンデ
ンサの充電電荷を放電する放電回路を備えた電源装置に
おいて、該電池と該コンデンサとの間に第1のダイオー
ドをコンデンサに向かう方向が順流方向となるように設
けると共に、該第1のダイオードからの逆方向電流をア
ースに流すバイパス回路を設けてなり、該第2のダイオ
ードは、逆流方向がアース方向となるように設けられ且
つ逆電流を流す特性を有しており、且つ該バイパス回路
に第2のダイオード及び第3のダイオードを直列にしか
も順流方向を互いに逆向きに設けてなり、前記放電回路
は該第1のダイオードの電池側の電圧が所定電圧よりも
低くなったときに前記放電を行なうことを特徴とするも
のである。
【0010】
【作用】電池を取り外すとコンデンサの充電電荷が放電
回路によって放電されるため、該コンデンサの放電電圧
が急速に低下する。
回路によって放電されるため、該コンデンサの放電電圧
が急速に低下する。
【0011】また、バイパス回路によってダイオードの
逆方向電流をアースに逃すことにより、電池取り外し時
の電圧監視部への入力電圧が速やかに低下するようにな
る。バイパス回路に第2及び第3のダイオードを直列且
つ逆向きに設けたので、電池からの電流がアースに短絡
的に流れることが防止されると共に、電池を正負逆に装
着してもバイパス回路に電流が短絡的に流れることがな
い。
逆方向電流をアースに逃すことにより、電池取り外し時
の電圧監視部への入力電圧が速やかに低下するようにな
る。バイパス回路に第2及び第3のダイオードを直列且
つ逆向きに設けたので、電池からの電流がアースに短絡
的に流れることが防止されると共に、電池を正負逆に装
着してもバイパス回路に電流が短絡的に流れることがな
い。
【0012】
【実施例】第1図は実施例に係る電池を有する電源装置
を備えた自動水栓の回路ブロック図であり、電池1の取
外し時にコンデンサ8の放電をアースに短絡的に流すア
ース短絡回路を有した放電部9が設けられている。
を備えた自動水栓の回路ブロック図であり、電池1の取
外し時にコンデンサ8の放電をアースに短絡的に流すア
ース短絡回路を有した放電部9が設けられている。
【0013】電圧監視部7は、ダイオード11の電池側
の端子電圧が所定電圧よりも低くなったときに該放電部
9のアース短絡回路を閉成する。
の端子電圧が所定電圧よりも低くなったときに該放電部
9のアース短絡回路を閉成する。
【0014】第1のダイオード11からの逆方向電流を
アースに逃すためのバイパス回路14が設けられてお
り、このバイパス回路14に、逆流方向がアース方向と
なるように第2のダイオード12が設けられ、さらに第
3のダイオード13が順流方向をアース方向にして設置
されている。なお、第2のダイオード12は、第1のダ
イオード11と同一のものが用いられている。第1図の
その他の構成は第2図と同一であり、同一符号は同一部
分を示している。
アースに逃すためのバイパス回路14が設けられてお
り、このバイパス回路14に、逆流方向がアース方向と
なるように第2のダイオード12が設けられ、さらに第
3のダイオード13が順流方向をアース方向にして設置
されている。なお、第2のダイオード12は、第1のダ
イオード11と同一のものが用いられている。第1図の
その他の構成は第2図と同一であり、同一符号は同一部
分を示している。
【0015】かかる本実施例装置においては、電池1を
取外すと電圧監視部7への入力電圧が低下し、この入力
電圧が所定電圧よりも低くなると放電部9のアース短絡
回路が閉成作動し、コンデンサ8の正端子がアースに短
絡される。これにより、コンデンサ8の放電電圧が急速
に低下する。この結果、制御部6等に中途半端な電圧が
長い時間にわたって印加されることが解消され、自動水
栓の誤動作が防止されるようになる。
取外すと電圧監視部7への入力電圧が低下し、この入力
電圧が所定電圧よりも低くなると放電部9のアース短絡
回路が閉成作動し、コンデンサ8の正端子がアースに短
絡される。これにより、コンデンサ8の放電電圧が急速
に低下する。この結果、制御部6等に中途半端な電圧が
長い時間にわたって印加されることが解消され、自動水
栓の誤動作が防止されるようになる。
【0016】本実施例装置においては、バイパス回路1
4を設けたことにより、電池を取り外した際の第1のダ
イオード11からの逆方向電流がアースに流れるように
なり、電圧監視部7への入力電圧が速やかに低下する。
この結果、電池1が取り外されたことが速やかに検知さ
れるようになる。なお、第2のダイオード12は、電池
1からの電流がアースに短絡することを防止している。
4を設けたことにより、電池を取り外した際の第1のダ
イオード11からの逆方向電流がアースに流れるように
なり、電圧監視部7への入力電圧が速やかに低下する。
この結果、電池1が取り外されたことが速やかに検知さ
れるようになる。なお、第2のダイオード12は、電池
1からの電流がアースに短絡することを防止している。
【0017】本実施例装置にあっては、第3のダイオー
ド13を設けているので、電池1を+−反対に装着して
も、電流がバイパス回路14を短絡的に流れることが阻
止される。
ド13を設けているので、電池1を+−反対に装着して
も、電流がバイパス回路14を短絡的に流れることが阻
止される。
【0018】
【発明の効果】本発明装置にあっては、放電部により電
源電圧安定化用コンデンサの電荷の放電を行ない、制御
部の電源電圧の低下を早くする。これにより、制御部が
初期状態になる電圧まで該制御部への給電電圧が速やか
に低下するようになり、電池交換時における電池を電源
とした制御機器の誤動作を防止できる。
源電圧安定化用コンデンサの電荷の放電を行ない、制御
部の電源電圧の低下を早くする。これにより、制御部が
初期状態になる電圧まで該制御部への給電電圧が速やか
に低下するようになり、電池交換時における電池を電源
とした制御機器の誤動作を防止できる。
【0019】また、ダイオードの逆電流をアース側に流
すバイパス回路を設けているため、逆電流の影響による
電圧の低下の遅れをなくし、電池交換時における制御機
器の誤動作を確実に防止できる。さらに、電池からの電
流がバイパス回路を短絡的に流れることがない。
すバイパス回路を設けているため、逆電流の影響による
電圧の低下の遅れをなくし、電池交換時における制御機
器の誤動作を確実に防止できる。さらに、電池からの電
流がバイパス回路を短絡的に流れることがない。
【図1】実施例装置の回路構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】従来装置の回路構成を示すブロック図である。
1 電池 6 制御部 7 電圧監視部 8 コンデンサ 9 放電部 11,12,13 ダイオード 14 バイパス回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−218227(JP,A) 特開 昭63−276320(JP,A) 特開 平1−303048(JP,A) 実開 昭60−30020(JP,U) 実開 平6−70443(JP,U) 実開 昭58−174946(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 1/00 H02H 7/18 H02J 7/00
Claims (1)
- 【請求項1】 電池及び該電池と並列に設けられた電源
電圧安定化用のコンデンサ並びに該電池取外し時に該コ
ンデンサの充電電荷を放電する放電回路を備えた電源装
置において、 該電池と該コンデンサとの間に第1のダイオードをコン
デンサに向かう方向が順流方向となるように設けると共
に、該第1のダイオードからの逆方向電流をアースに流
すバイパス回路を設けてなり、 且つ該バイパス回路に第2のダイオード及び第3のダイ
オードを直列にしかも順流方向を互いに逆向きに設けて
なり、該第2のダイオードは、逆流方向がアース方向となるよ
うに設けられ且つ逆電流を流す特性を有しており、 前記放電回路は該第1のダイオードの電池側の電圧が所
定電圧よりも低くなったときに前記放電を行なうことを
特徴とする電池を有する電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02034295A JP3287162B2 (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 電池を有する電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02034295A JP3287162B2 (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 電池を有する電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08223794A JPH08223794A (ja) | 1996-08-30 |
JP3287162B2 true JP3287162B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=12024473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02034295A Expired - Fee Related JP3287162B2 (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 電池を有する電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3287162B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002038563A (ja) * | 2000-07-26 | 2002-02-06 | Japan System Engineering Kk | 使用水流を利用した電力供給装置 |
JP5137597B2 (ja) * | 2008-01-22 | 2013-02-06 | 古河電気工業株式会社 | バッテリーの接続監視装置 |
JP6388250B2 (ja) * | 2014-09-01 | 2018-09-12 | Toto株式会社 | 水栓装置 |
-
1995
- 1995-02-08 JP JP02034295A patent/JP3287162B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08223794A (ja) | 1996-08-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |