JP3287007B2 - マルチスクリーンディスプレイ - Google Patents

マルチスクリーンディスプレイ

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JP3287007B2
JP3287007B2 JP09257392A JP9257392A JP3287007B2 JP 3287007 B2 JP3287007 B2 JP 3287007B2 JP 09257392 A JP09257392 A JP 09257392A JP 9257392 A JP9257392 A JP 9257392A JP 3287007 B2 JP3287007 B2 JP 3287007B2
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隆一 染矢
史雄 春名
文夫 井上
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/14Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units
    • G06F3/1423Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units controlling a plurality of local displays, e.g. CRT and flat panel display
    • G06F3/1446Digital output to display device ; Cooperation and interconnection of the display device with other functional units controlling a plurality of local displays, e.g. CRT and flat panel display display composed of modules, e.g. video walls
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2320/00Control of display operating conditions
    • G09G2320/02Improving the quality of display appearance
    • G09G2320/0233Improving the luminance or brightness uniformity across the screen

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  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の画像表示装置を組
み合わせて一つの画面を構成するマルチスクリーンディ
スプレイに係り、画像表示装置の輝度むら、色むらを補
正する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示すようにテレビセットを積み上
げて、一つの画面を構成するマルチスクリーンディスプ
レイは、前面投射型や背面投射型の大画面ディスプレイ
よりも奥行きが短く比較的輝度が高いため、イベント会
場やショールームなどで使われている。個々のテレビセ
ット(以下コアと呼ぶ)は、ブラウン管式の直視タイプ
ものやプロジェクションタイプのものが実用化されてい
る。なかでもプロジェクションタイプのものは直視タイ
プに比べ軽量で、スクリーン面がフラットなため、よく
用いられるようになってきた。ところが、ブラウン管式
直視タイプやプロジェクションタイプのコアは、一般に
中央に対して周辺部が暗いという特有の輝度むらを持っ
ており、特にマルチスクリーンディスプレイの場合その
ばらつきが目立つ。このような問題に対して、例えば特
開昭57−111187号公報ではオーバースキャンし
て重ねあわせることにより、各コア間の周辺部の輝度低
下を補い画面輝度の均一化を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では各コア間でのオーバースキャン部の画像位置合わせ
やコンバーゼンス、歪補正等の全ての特性を合わせる必
要があり、実用上解決すべき問題が多い。このため、輝
度の不均一性は各コア毎に解決すべきである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、各コ
ア毎にそれぞれ映像信号を電気的に補正するデータ変換
器を設け、それぞれのデータ変換器を一つの演算制御装
置に接続し、各コア毎に輝度むらがなくなるように、演
算制御装置を介して各データ変換器のデータ変換方法を
制御する。
【0005】
【作用】画面をある一定の輝度にした後、上記演算制御
装置を操作して、各コアの輝度むらがなくなるように、
各コア毎の輝度むらを調整する。その後、各コア相互間
での輝度差がなくなるよう、さらに調整を加えれば、画
面輝度の均一化が図れる。この操作を輝度を変えながら
繰り返すことで、全ての輝度レベルで、輝度むらはもち
ろん色むらもない均一なマルチスクリーンディスプレイ
の映像を得ることができる。
【0006】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1に示す。
【0007】図1は例えばコアを4個使ったマルチスク
リーンディスプレイシステムの一例で、マルチスクリー
ンの画面は図2のように構成できる。尚、コア6a、6
b、6c、6dは例えばブラウン管式プロジェクション
タイプのテレビセットを使うことができる。
【0008】図1において、A/Dコンバータ1と制御
回路2、フレームメモリ3、データ変換器4a、4b、
4c、4d、D/Aコンバータ5a、5b、5c、5
d、コア6a、6b、6c、6dと第1の演算制御装置
7から構成されている。本実施例では、特にデータ変換
器4a、4b、4c、4d、とバス9で接続された演算
制御装置7を設けたことによる、コア6a、6b、6
c、6dそれぞれの輝度むら補正とコア6a、6b、6
c、6d相互間の輝度むら補正が特徴である。データ変
換器4a、4b、4c、4dはコア6a、6b、6c、
6dそれぞれの輝度むら補正を行うために、コア6a、
6b、6c、6dの各画面内をそれぞれ複数のブロック
に分け、そのブロック毎に例えばLUT(ルックアップ
テーブル)を設けて構成されている。演算制御装置7は
例えば、マイコンで構成できる。
【0009】図1の動作の概略は次のとおりである。端
子10に入力された映像信号が、A/Dコンバータ1で
ディジタル信号に変換されフレームメモリ3に書き込ま
れる。フレームメモリ3に書き込まれた映像信号は、制
御回路2により制御され読み出される。フレームメモリ
3から読み出された映像信号は、データ変換器4a、4
b、4c、4dに入力され、コア6a、6b、6c、6
dそれぞれの輝度むら補正とコア6a、6b、6c、6
d相互の輝度むらを補正したデータに変換された後、D
/Aコンバータ5a、5b、5c、5dでアナログ信号
に変換されコア6a、6b、6c、6dに表示される。
【0010】ここで図2を例にとって、画面の輝度むら
補正手順の一例について説明する。補正の手順を図3に
示す。
【0011】コア6a、6b、6c、6dの輝度むらの
例として、図4に示すような実際にブラウン管式のプロ
ジェクションタイプのテレビセットに多い、画面の中央
部と周辺部での輝度むらを取り上げる。また、図4の画
面は例えば水平・垂直方向にに128等分され合計1
6,384個のブロックに分けられているとする。もち
ろん各ブロックについてLUTがある。
【0012】まず、100%輝度として、コア6a、6
b、6c、6dそれぞれにつきコア内の輝度むらの補正
を行う。各コアの輝度むら補正は各コアの例えば16,
384個のブロックのLUTのデータを書き替えて、コ
ア6a、6b、6c、6d内の輝度が均一になるように
する。もちろん一つ一つ書き替えても良いが、使い勝手
を考えると、例えば図4に示すようにパラボラ波などの
関数を用いて一つ一つのLUTへのデータを演算制御装
置で計算して書き替えても良い。このようにして各コア
6a、6b、6c、6d内の輝度むら補正を行なった
後、各コア6a、6b、6c、6d相互の輝度むら補正
を行う。例えばコア6aの輝度を基準にして、コア6
b、6c、6dの輝度がコア6aと同じになるように、
データ変換器4b、4c、4dのデータを例えば一定レ
ベル加減算した値に書き替えるなどすれば良い。
【0013】もし、各コア相互の輝度むら補正の結果、
各コア内で輝度むらが生じることがあれば、再度各コア
内での輝度むら補正を行なって、コア相互での輝度むら
補正を行なう。これを全面が均一になるまで繰り返す。
【0014】このようにして、データ変換器4a、4
b、4c、4dのLUTの中には、100%輝度を均一
に行うための補正データが確定したことになる。以上の
手順による輝度補正を0%輝度まで、複数の輝度レベル
について行うことで、輝度むらのない均一な画像表示を
得ることができる。
【0015】ホワイトバランスをとりつつ各輝度での輝
度むら補正をおこなえば、画面内の色むらについても補
正できることは明らかである。
【0016】以上のようにして、輝度むら色むらのな
い、均一なマルチスクリーンディスプレイ表示を得るこ
とができる。
【0017】尚、データ変換器4a、4b、4c、4d
の入力をフレームメモリ3の出力としたが、データ変換
器4a、4b、4c、4d毎にA/Dコンバータを設け
て別々の映像信号を入力する場合にももちろん適用でき
る。また、例えばディジタル入出力端子を持つコアを使
えば、データ変換器の出力をD/A変換せずにそのまま
コアに入力でき、D/Aコンバータ5a、5b、5c、
5dは不要になる。
【0018】また、言うまでもないがコアの数は任意に
選ぶことができ、データ変換器もコアの個数にあわせて
増やし、バス9を介して演算制御装置7に接続すれば、
任意の個数のコアからなるマルチスクリーンディスプレ
イでも、輝度むら色むらのない均一な画像表示を得るこ
とができる。
【0019】本発明の第2の実施例を図5に示す。図5
は、図1の実施例のデータ変換器4a、4b、4c、4
dの一つ当たりの具体的な構成例(データ変換器4a、
4b、4c、4dは同じ構成で良い)である。本実施例
の特徴は、補間を用いることによって、データ変換器に
使うLUTのメモリ容量を低減し、データの書替え時間
を短縮していることである。
【0020】例えば、ディジタル画像信号が1画素当た
り8ビット(0〜255階調)で構成され、さらに画面
の中央部に対し周辺部の輝度が約75%であったと仮定
すると、中央部と周辺部の輝度差25%(64階調)分
の補正が必要となる。ブロック間の補正曲線の差によ
り、ブロックの接合部(境界領域)に輝度差が生じて目
立つという問題を防ぐために、例えばブロック間の補正
を1階調程度にすれば中央部から周辺部への分割数は6
4となり、表示画面全体を水平、垂直共128分割した
128×128=16,384ブロックあればよい。
【0021】各ブロックごとに256階調分の8ビット
の補正データが3原色分必要であるとすると、LUTは
16,384×256×8×3=96Mbit分もの大
容量データが必要となる(メモリ容量については、慣例
により、1024bit=1Kbit,1024Kbi
t=1Mbitの単位で示している)。
【0022】そこで、補正データを持つブロックと補正
データを持たないブロックに分け、この補正データを持
つブロックから補正データを持たないブロックのデータ
を補間により求めることとした。これにより、例えば補
正データを4×4=16ブロックだけに持つとすれば、
16,384個のブロックに補正データをもたせる方法
に比べて、補正データを格納するメモリ容量はほぼ1/
16に低減でき、データの書替え時間は1/16にな
る。
【0023】図5の構成を説明する。図5において、2
1aと21b,21c,21dはLUT、23aと23
b,23c,23dは係数付加回路、28は加算器、端
子35R、35G、35Bはディジタル映像信号RGB
の入力端子である。
【0024】フレームメモリ3の例えばR(赤)の8b
itのディジタル映像信号出力は、LUT21a,21
b,21c,21dの例えば下位アドレスに並列に入力
される。
【0025】アドレス回路22には一画面中の表示位置
を示す水平駆動パルスと垂直駆動パルスが端子31hと
31vに印加される。この水平駆動パルスと垂直駆動パ
ルスは、例えばフレームメモリ3の水平方向のデータ読
み出しクロックと垂直方向のデータ読み出しクロックで
良い。
【0026】アドレス回路22は端子31hと31vに
印加された水平駆動パルスと垂直駆動パルスから、画面
分割したブロック位置を示す水平ブロック位置データと
垂直ブロック位置データを作成し、そのブロック位置デ
ータに基づくLUT制御信号25a,25b,25c,
25dを、LUT21a,21b,21c,21dの例
えば上位アドレスに入力する。この結果、LUT21
a,21b,21c,21dには、データ変換された4
ブロック分の映像信号30a,30b,30c,30d
が得られる。同時に、アドレス回路22は上記ブロック
位置データに基づき、係数選択信号26a,26b,2
6c,26dを係数付加回路23a,23b,23c,
23dに与え、係数選択信号に対する所定の係数を前記
4ブロック分の映像信号30a,30b,30c,30
dに例えば掛け合わせた信号27a,27b,27c,
27dを得る。これらの信号を加算器28に加えて加算
することにより、ブロック位置に対応して空間的に補間
されたディジタル映像信号29が得られる。これを例え
ばD/Aコンバータによりアナログ信号に変換して、コ
アに入力して映像を得る。ブロック24Rについて説明
したが、24G、24Bについても同様の動作を行なえ
ばよい。
【0027】一方、バス9はLUT21a,21b,2
1c,21d,のアドレス線25a,25b,25c,
25d,33とバス30a,30b,30c,30d
に、また係数回路23a,23b,23c,23dのバ
ス26a,26b,26c,26dとバス27a,27
b,27c,27dに接続しており、このバス9を介し
てLUT21及び係数付加回路23と演算制御装置7
は、例えば映像信号の帰線期間を利用してデータの授受
を行い画面の輝度むらを補正する。
【0028】以上のように構成されたデータ変換器につ
いて、以下その動作について説明する。
【0029】図6は図5の動作を説明する図で、補正デ
ータを持つ例えば近接した4ブロックから補間により、
補正データを持たないブロックの補正されたディジタル
映像信号eijを求めるものである。
【0030】図6のi,jはそれぞれ垂直,水平ブロッ
ク位置を示しており、以下、ブロックの位置を(i,
j)の座標で示す。補正データを持つ水平、垂直4ブロ
ック毎のブロックに○印を記入してある。
【0031】LUT21a,21b,21c,21d
は、それぞれ(8m,8n),(8m+4,8n),
(8m,8n+4),(8m+4,8n+4)のブロッ
クの補正データを格納しているとする(但し、m,nは
0以上の整数)。
【0032】この時、0≦i,j≦4の範囲において、
(i,j)ブロックに近接した4つのブロック(0,
0),(0,4),(4,0),(4,4)の補正デー
タa00,b04,c40,d44を利用して、(i,j)ブロ
ックの入力映像信号に対する映像信号eijを例えば次式
のように2次元の直線補間により求めることができる。
【0033】
【数1】
【0034】すなわち、ディジタル映像信号a00,b0
4,c40,d44にそれぞれ所定の係数を掛け合わせた
後、加算することにより、補正されたディジタル映像信
号eijが得られる。この係数の掛け合わせと加算を行う
回路が係数付加回路23a,23b,23c,23dと
加算器28である。以上のようにa00,b04,c40,d
44は輝度むら補正されたデータであるので、これらから
補間された映像信号eijも輝度むら補正されたことにな
る。
【0035】次に、係数付加回路の動作を係数付加回路
23aを例に取り上げて説明する。
【0036】図5に示すように、係数付加回路23aに
は、LUT21aの出力映像信号30a(図6では映像
信号a00,a08に相当)と、アドレス回路22の係数選
択信号26aが入力され、(数1)中の第1項に相当す
る出力データを得る回路である。図7はこれらの関係を
まとめたものであり、上記第1の実施例における係数付
加回路23aの出力データを示す図である。係数付加回
路は、LUTと同様に例えばメモリなどで実現でき、ブ
ロック位置に応じて映像信号a00,a08,a80などと切
り替わる8bit映像信号30aを例えば下位アドレス
に、ブロック位置を示すアドレスiとjの下位3bit
ずつ計6bitを例えば上位アドレスに与えればよい。
この14bitアドレス、8bitデータの構成におい
て、係数付加回路23aを構成するメモリ容量は16K
bit×8=128Kbit必要となる。この時、LU
Tのメモリ容量と合わせて2Mbit+128Kbit
×4=2.5Mbit、3原色分合わせて2.5Mbi
t×3=7.5Mbitであり、システム全体で考える
と前述の96Mbitに比べて大幅に低減できる。
【0037】さて、図7を見ると、係数付加回路23に
要求される係数は、0,1/16,1/8,3/16,
1/4,3/8,1/2,9/16,3/4,1の10
種類しかないことがわかる。従って、係数選択信号を工
夫することにより、係数付加回路23をメモリで構成し
た場合のブロック位置を示すアドレスiとjの下位3b
itずつ計6bitの64種類の係数選択信号ではなく
10種類で済むため、係数付加回路のメモリ容量は25
6×10×8=20Kbitと前述の128Kbitに
対して1/6に低減できる。
【0038】以下、このメモリ容量低減手法に基づいて
図5の実施例におけるアドレス回路22の具体的回路構
成とその動作、係数付加回路23a,23b,23c,
23dの動作について説明する。
【0039】図8はアドレス回路22の構成例を示すブ
ロック図である。入力端子31hと31vには、それぞ
れ水平駆動パルスと垂直駆動パルスが与えられ、分周器
41hと41vにより、水平ブロックパルス42hと垂
直ブロックパルス42vを得る。水平ブロックパルス4
2hを4分周器43hと2分周器44hで分周すること
により、水平ブロック位置jの下位3bit信号45h
を得、デコーダ46a,46b,46c,46dの下位
アドレスに与えられる。同様に、垂直ブロックパルス4
2vを4分周器43vと2分周器44vで分周すること
により、垂直ブロック位置iの下位3bit信号45v
を得、デコーダ46a,46b,46c,46dの上位
アドレスに与えられる。デコーダ46a,46b,46
c,46dは水平及び垂直ブロック位置i,jの下位3
bit信号45h,45vから係数付加回路23a,2
3b,23c,23dに与えるそれぞれ4bitの係数
選択信号26a,26b,26c,26dを得る。
【0040】2分周器44hの出力信号はさらに16分
周器48hで16分周され、水平ブロック位置jの上位
4bit信号49hをLUT21aと21cのLUT制
御信号25aと25cの下位制御信号として用いる。水
平ブロック位置jの上位4bit信号49hを遅延回路
50hで遅らせた信号51hを、LUT21bと21d
のLUT制御信号25bと25dの下位制御信号として
用いる。遅延回路を用いるのは、各LUTが補正データ
を8水平ブロック毎に持ち、かつLUT21aと21c
に対し、LUT21bと21dが格納している補正デー
タの対応するブロックが4水平ブロックずれていること
に対応している。同様に、2分周器44vの出力信号は
さらに16分周器48vで16分周され、垂直ブロック
位置iの上位4bit信号49vをLUT21aと21
bのLUT制御信号25aと25bの上位制御信号とし
て用いる。水平ブロック位置iの上位4bit信号49
vを遅延回路50vで遅らせた信号51vを、LUT2
1cと21dのLUT制御信号25cと25dの下位制
御信号として用いる。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】
【表3】
【0044】
【表4】
【0045】
【表5】
【0046】表1は、係数付加回路の係数選択信号入力
と上記10種類の係数の対応を示す表である。10種類
の係数を選択するために4bitの係数選択信号を用い
ており、これが、図8の係数選択信号23a,23b,
23c,23dに相当する。この様に定めることによ
り、前述の通り、係数付加回路の回路規模を20Kbi
tとすることができる。図7の係数付加回路23aの出
力データを基に、表1の係数選択信号を用いて、垂直及
び水平ブロック位置i,jと係数選択信号の関係を示し
たものが表2であり、これはデコーダ46aの入出力表
となる。同様に、デコーダ46b,46c,46dの入
出力表は表3,表4,表5のように求められる。これら
のデコーダはメモリを用いたLUTとしても実現でき、
この時のメモリ容量はアドレスが垂直及び水平ブロック
位置i,jの下位3bitの合計6bit、出力データ
が4bitであるから、64×4=256bitとな
る。
【0047】以上結果をまとめると、前述の128×1
28のブロックを用いた場合、1色当たりに必要なメモ
リ容量は、LUTが0.5Mbit×4=2Mbit、
係数付加回路が20Kbit×4=80Kbit、アド
レス付加回路256×4=1Kbitの計2.1Mbi
tであり、3原色分を考慮しても2.1Mbit×3=
6.3Mbitで構成できる。この様に、前述の96M
bitに対して約1/16にメモリ容量の低減が図れ、
演算制御装置7によるLUTデータの書替えに要する時
間を短縮でき、調整作業の時間が短くできる。
【0048】本発明の第3の実施例を図9に示す。図9
は補間を用いた輝度むら補正の調整手順を示すもので、
輝度むら補正の調整を短時間に精度良く行うことができ
る。
【0049】第1の実施例で、各輝度について輝度むら
補正を行なったが、例えば映像信号が8bitであると
すれば、とりうる輝度の階調数は256となり、256
回もの調整作業を行なうことになってしまい、実用上問
題である。そこで、調整を行った輝度の補正データか
ら、調整を行わなかった輝度の補正データを補間により
求め、調整作業回数の低減を図ることにする。
【0050】以下、例えば図2(回路構成は例えば図
1)のような4個のコアからなるマルチスクリーンディ
スプレイを例にして、輝度むら補正の手順を説明する。
【0051】図9において、まず100%輝度の表示を
行い第1の実施例と同様にコア6a、6b、6c、6d
それぞれの輝度むら補正と、コア6a、6b、6c、6
d相互の輝度むら補正を行う。次に0%輝度の表示を行
い、100%輝度の場合と同様に輝度むら補正を行う。
そして、100%輝度と0%輝度の間の補正データを1
00%輝度と0%輝度の補正データから、例えば直線式
や、あるいは例えば次式のような曲線式
【0052】
【数2】
【0053】を使って計算により求め、100%輝度か
ら0%輝度までの間の輝度むら補正データとして、デー
タ変換器4a、4b、4c、4dに書き込む。仮に、コ
ア6a、6b、6c、6dそれぞれの画面内で、あるい
はコア6a、6b、6c、6d相互間で、100%輝度
から0%輝度までの電圧対輝度特性が揃っているとすれ
ば、適当な輝度の表示を行っても、上記補間により求め
た補正データにより、画面輝度の均一性は保たれている
はずである。
【0054】そこで、例えば50%輝度の中間調表示を
行い画面輝度の均一性を確認する。この時、もしこの画
面輝度が均一でなければ、均一になるように50%輝度
での輝度むら補正を、100%輝度、0%輝度の時と同
じ要領で行う。そして、100%輝度、0%輝度と50
%輝度の輝度むら補正データとにより、再度、100%
輝度〜50%輝度、50%輝度〜0%輝度の輝度むら補
正データを補間により求め、データ変換器4a、4b、
4c、4dのデータを書き替える。これによって補間の
精度を上げることができる。
【0055】さらに、例えば25%輝度、75%輝度…
…と画面を見ての輝度むら補正を実際に行なう点数を増
やすことにより、さらに補間の精度を上げることがで
き、適当な中間調輝度で輝度むらが目立たないようにな
るまで行えば良い。これにより、例えば輝度むら補正作
業を100%輝度、75%輝度、50%輝度、25%輝
度、0%輝度の5点についてのみ行ない、その他の輝度
は補間により輝度むら補正データを求めるとすれば、ユ
ーザーの調整作業回数は256回から5回に激減でき、
大幅な調整時間の削減が可能となる。
【0056】図10は、図9で説明した輝度むらの補正
手順のイメージを示す図である。X軸、Y軸に水平・垂
直の画面位置を示し、Z軸は輝度を示している。図10
は図2の構成と同じで、X軸、Y軸を2等分して一画面
を4個のコアで構成していることを意味している。又、
Z軸方向の画面60〜67は、それぞれ画面上の輝度レ
ベルを意味しており、例えば0%輝度の画面は60、1
00%輝度の画面は67である。
【0057】まず100%輝度の画面60での輝度むら
補正作業を行なう。次に0%輝度の画面67での輝度む
ら補正作業を行なう。これにより、同じ空間位置におけ
る100%輝度と0%輝度の補正データ70と72が確
定したことになる。この補正データ70と72より、こ
の空間位置での100%〜0%輝度での補正データを補
間により求める。そして、例えば50%輝度の画面64
での表示を行なう。補正データ71は補間により求めら
れているが、もしこの時輝度むらがあれば、50%輝度
の画面64で実際に輝度むら補正作業を行ない、輝度む
ら補正データを書き替える。そして、その他の輝度の補
正データを再度補間により求める。もちろんその他の空
間位置の補正データについても同様である。
【0058】本発明の第4の実施例を図11に示す。
【0059】これはデータ変換器4a、4b、4c、4
dに書き込むデータを、例えば補間演算により求めるた
めに、各データ変換器4a、4b、4c、4d毎に専用
の第2の演算制御装置107a、107b、107c、
107dを設けている。このため、演算制御装置7は演
算制御装置107a、107b、107c、107dに
例えば計算命令を与えるだけでよく、データ変換器4
a、4b、4c、4dのデータ演算等の処理を行わない
分、処理速度は早くなり、調整時間が短縮でき、調整者
の負担も軽減できる。
【0060】また、演算制御装置7と演算制御装置10
7a、107b、107c、107dの間での情報伝送
量は少なくなり、例えば、RS−232Cなどのシリア
ルインターフェースを使っても迅速な調整作業ができ
る。その他の動作は第1の実施例と同じなので、説明は
省く。
【0061】第5の実施例を図12に示す。これは調整
作業を人間の目にたよっていた部分を、例えばテレビカ
メラ80などの受光装置に置き換え、調整作業を自動化
したものである。
【0062】図12はマルチスクリーンディスプレイを
テレビカメラ80で捕らえ、その出力情報を第3の演算
制御装置207で演算処理して、輝度むらが少なくなる
よう映像信号拡大器118を調整するものである。映像
信号拡大器118は例えば、図1のような回路で実現で
きる。また演算制御装置207の演算処理の手順は、例
えば図9に示した作業手順と同じでよく、この手順に沿
ったソフトウエアで演算制御装置207を動作させれば
よい。また、図12のテレビカメラの代わりに画面上の
所定箇所に小形の受光器を配置してもよい。
【0063】この方法によれば、調整者の手をわずらわ
せることなく、輝度むらの調整が自動的にできる。
【0064】本発明の第6の実施例を図13に示す。本
実施例の特徴は、データ変換器4、及び第2の演算制御
装置107を各コア6a、6b、6c、6dの内部に持
たせたことである。
【0065】図13の構成を示す。6a、6b、6c、
6dはコア、301は映像拡大分配装置、7は第1の演
算制御装置、10は映像信号入力端子である。映像拡大
分配装置301は、端子10に印加される映像信号を各
コア6a、6b、6c、6dに分配する装置で、例えば
図1の構成でよい。但し、データ変換器4a〜4dはコ
アに内蔵するため、映像拡大分配装置301の内部にな
くても良く、フレームメモリ3の出力を直接D/Aコン
バータ5a〜5dに入力すれば良い。
【0066】各コア6a、6b、6c、6dの内部構成
は、映像信号入力端子100a、A/Dコンバータ60
a、データ変換器4a、D/Aコンバータ61a、ビデ
オ回路62a、CRT(陰極線管)駆動回路63a、C
RT64a、及びコア専用の第2の演算制御装置107
aから成っている。ビデオ回路62aは、映像信号のコ
ントラスト、輝度等の調整を行う回路である。CRT駆
動回路63aは、ビデオ回路62aからの出力信号を、
CRT64aを駆動するのに必要な電圧レベルにする増
幅器である。これらビデオ回路62a、CRT駆動回路
63a、CRT64aは、現在市販されているテレビセ
ットに使われている回路でよい。また第1の演算制御装
置7と第2の演算制御装置107aは例えばRS−23
2C等のシリアルインターフェースで端子200aに接
続されている。
【0067】データ変換器4a、第1の演算制御装置
7、及び第2の演算制御装置107aは、第1の実施例
と同じで良く、動作の詳細は前に述べた通りである。
【0068】図13の動作の概略は以下の通りである。
映像拡大分配装置301は、端子10より入力される映
像信号を分配し、各コア6a、6b、6c、6dにその
分配された映像信号を送る。コア6aに送られた映像信
号はA/Dコンバータ60aによりディジタル信号に変
換され、データ変換器4aに入力される。データ変換器
4aでは、コア6aの輝度むらを補正するようにデータ
を変換し、D/Aコンバータ61aによりアナログ信号
に変換する。輝度むら補正された映像信号は、ビデオ回
路62a、CRT駆動回路63aを経由し、CRT64
aにより表示される。第1の演算制御装置7によるコア
内、及びコア間の輝度むら補正の手順は、第1の実施例
で述べた通りである。
【0069】本実施例によれば、データ変換器4aをコ
ア6aに内蔵するため、映像拡大分配装置301内にデ
ータ変換器は必要なく、映像拡大分配装置301を簡単
な構成にできる。尚、この実施例では第1の演算制御装
置7と映像拡大分配装置301は別々であるが、第1の
演算制御装置7を映像拡大分配装置301に組み込ん
で、機器配置を簡潔にしても良い。
【0070】本発明の第7の実施例を図14に示す。本
実施例の特徴は、ビデオ回路のコントラスト、又は輝度
制御端子をデータ生成器67aで変調することにより、
輝度むら補正を行うことにある。尚、図14では、コア
6aだけの構成を示したもので、映像拡大分配装置との
配線など全体の構成は図13と同じで良い。また第1の
演算制御装置7を使った調整手順も同じで良い。
【0071】図14はアドレス回路66a、データ生成
器67a、D/Aコンバータ68a、同期分離回路65
a、ビデオ回路62aのコントラスト、又は輝度制御端
子300aから成る。
【0072】同期分離回路65aは、端子100aより
入力される映像信号から水平、垂直同期信号を抽出し、
それをアドレス回路66aへ送り、アドレス回路66a
は入力された水平、垂直同期信号から、例えば画面を1
28×128ブロックに分割した位置データを作成す
る。データ生成器67aは、そのブロック位置データに
基ずき、128×128ブロックに分かれた画面のそれ
ぞれのブロック毎に、輝度むら補正データを出力する。
データ生成器67aから出力された輝度むら補正データ
は、D/Aコンバータ68aでアナログ信号に変換さ
れ、ビデオ回路62aのコントラスト、又は輝度を変調
する。言うまでもないが、この変調とは、端子100a
に印加された映像信号と、データ生成器67aのデー
タ、即ち輝度むら補正データのアナログ信号との乗算で
あり、第1、及び第2の実施例のデジタル信号乗算に比
べて、大幅な回路の簡略化が図られる。もちろん輝度む
ら補正データは、データ生成器67aにあるので、任意
のデータ配置が可能で、従来のパラボラ信号補正にな
い、精度の良い補正が可能である。
【0073】本発明の第8の実施例を図15に示す。本
実施例の特徴は、コア6a内のD/Aコンバータ68a
の出力側にローパスフィルタ(L.P.F)400aを
接続し、水平方向の補正用ブロック分割数を低減したこ
とにある。その他の構成、及び動作は、図14、図13
と同じで良い。
【0074】先にも述べたように、ブロック間の輝度補
正ステップは、ブロック間で輝度差が生じないように、
例えば1階調程度としている為、水平、垂直共128分
割ものブロックが必要となっている。そこでD/Aコン
バータ68aの出力側にL.P.F400aを接続し
て、図16に示すように水平ブロック間輝度差を滑らか
にする。これにより水平方向のブロック分割数を減らす
ことができ、データ生成器67aのメモリ容量を低減す
ること可能となる。
【0075】以上、コアとしてブラウン管式プロジェク
ションタイプのテレビセットを例に挙げて説明してきた
が、ブラウン管式直視タイプのテレビセットや液晶表示
素子を使ったプロジェクションテレビなどにも同様の効
果があることは明らかである。液晶表示素子を使ったプ
ロジェクションテレビセットの場合、LUTに書き込む
データは液晶表示素子の電圧輝度特性にあわせることは
言うまでもない。
【0076】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、輝度む
らばかりか色むらも少ない均一なマルチスクリーンディ
スプレイの映像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】マルチスクリーンディスプレイの例を示す図で
ある。
【図3】輝度むら補正手順を示すPADである。
【図4】輝度むらの一例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】第2の実施例の動作を説明する図である。
【図7】係数付加回路23aの出力データの説明図であ
る。
【図8】アドレス回路22の構成例を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施例を説明する図である。
【図10】補正手順のイメージを示す図である。
【図11】本発明の第4の実施例を示すブロック図であ
る。
【図12】本発明の第5の実施例を示すブロック図であ
る。
【図13】本発明の第6の実施例を示すブロック図であ
る。
【図14】本発明の第7の実施例を示すブロック図であ
る。
【図15】本発明の第8の実施例を示すブロック図であ
る。
【図16】本発明の第8の実施例を説明する図である。
【符号の説明】
1、60a…A/Dコンバータ、 2…制御回路 3…フレームメモリ 4a、4b、4c、4d…データ変換器 67a…データ生成器 5a、5b、5c、5d、68a…D/Aコンバータ 6a、6b、6c、6d…コア 7、107a、107b、107c、107d…演算制
御装置 21a,21b,21c,21d…LUT(ルックアッ
プテーブル) 22、66a…アドレス回路 23a,23b,23c,23d…係数付加回路 28…加算器 41h,41v,43h,43v,44h,44v,4
8h,48v…分周期 50h,50v…遅延回路 46a,46b,46c,46d…デコーダ 80…テレビカメラ 118…映像信号拡大器 301…映像拡大分配装置 62a…ビデオ回路 63a…CRT駆動 64a…CRT 65a…同期分離回路 400a…ローパスフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 武 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株 式会社日立製作所AV機器事業部内 (56)参考文献 特開 平2−181182(JP,A) 特開 昭62−131233(JP,A) 特開 平2−273790(JP,A) 特開 昭62−163481(JP,A) 特開 昭62−154990(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/00 G09G 5/00 510 G09G 5/10 H04N 5/68 H04N 17/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の画像表示装置を組み合わせて一つの
    画面を構成するマルチスクリーンディスプレイにおい
    て、 前記複数の画像表示装置の各画像表示装置毎に設けられ
    た、ディジタル変換した映像信号データを輝度むら補正
    された映像信号データに変換するデータ変換器と、 該データ変換器での変換処理内容を制御する演算制御装
    置とを備え、 該演算制御装置により前記データ変換器での変換処理内
    を制御して、該データ変換器により、所定輝度レベル
    の映像信号データを輝度むら補正された所定輝度レベル
    の映像信号データに変換して前記各画像表示装置内の輝
    度むらを補正し、 画像表示装置内の輝度むら補正後に、更に前記演算制御
    装置により前記データ変換器の変換処理内容を制御して
    前記所定輝度レベルでの前記複数の画像表示装置間の輝
    度むらとを順次補正するようにしたことを特徴とするマ
    ルチスクリーンディスプレイ。
  2. 【請求項2】複数の画像表示装置を組み合わせて一つの
    画面を構成するマルチスクリーンディスプレイにおい
    て、 前記複数の画像表示装置の各画像表示装置毎に設けられ
    た、ディジタル変換した映像信号データを輝度むら補正
    された映像信号データに変換するデータ変換器と、 該画像表示装置の画面上の輝度分布を検出する輝度分布
    検出装置と、 該データ変換器での変換処理内容を制御する演算制御装
    置とを備え、 該輝度分布検出装置で検出した情報を前記演算制御装置
    に入力し、前記演算制御装置により前記データ変換器
    の変換処理内容を前記検出した情報に基づいて制御し
    て、該データ変換器により、所定輝度レベルの映像信号
    データを輝度むら補正された所定輝度レベルの映像信号
    データに変換して前記各画像表示装置内の輝度むらを補
    正し、 画像表示装置内の輝度むら補正後に、更に前記演算制御
    装置により前記データ変換器の変換処理内容を制御して
    前記所定輝度レベルでの前記複数の画像表示装置間の輝
    度むらとを順次補正するようにしたことを特徴とするマ
    ルチスクリーンディスプレイ。
  3. 【請求項3】前記データ変換器は、前記各画像表示内の
    複数の表示位置に対応した輝度むら補正データを格納し
    たルックアップテーブルを有して構成され、 該演算制御装置により所定輝度レベルの映像信号データ
    での前記ルックアップテーブルを設定制御して前記各画
    像表示装置内の輝度むら補正を行った後、演算制御装置
    により、各データ変換器の前記ルックアップテーブル
    データを定レベルだけ加減算した値に書き換え制御
    して前記所定輝度レベルでの前記複数の画像表示装置間
    の輝度むらを補正するようにしたことを特徴とする請求
    項1乃至請求項2の何れかに記載のマルチスクリーンデ
    ィスプレイ。
  4. 【請求項4】前記データ変換器は、各画像表示内の代表
    表示位置に対応した輝度むら補正データを格納したルッ
    クアップテーブルと、前記代表表示位置以外の補正デー
    タを生成する補間処理回路とを有して構成され、 該演算制御装置により設定制御された前記ルックアップ
    テーブルの補正データと前記補間処理回路により生成さ
    れた補正データとに基づいて前記各画像表示装置内の輝
    度むら補正を行った後、前記演算制御装置により、各デ
    ータ変換器毎に前記ルックアップテーブルの補正データ
    及び前記補間処理回路により生成された補正データを
    定レベルだけ加減算した値に書き換え制御して前記所定
    輝度レベルでの前記複数の画像表示装置間の輝度むらを
    補正するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求
    項2の何れかに記載のマルチスクリーンディスプレイ。
  5. 【請求項5】前記所定輝度レベルを100%輝度レベル
    として前記各画像表示装置内の輝度むら補正と前記複数
    の画像表示装置間の輝度むら補正を行い、次に前記所定
    輝度レベルを100%から所定値パーセントだけ減じた
    輝度レベルで輝度むら補正を行い、所定輝度レベルが略
    0%輝度レベルとなるまで順次輝度むら補正を行うこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のマ
    ルチスクリーンディスプレイ。
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