JP3286232B2 - スロットルバルブ装置 - Google Patents

スロットルバルブ装置

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JP3286232B2
JP3286232B2 JP35000597A JP35000597A JP3286232B2 JP 3286232 B2 JP3286232 B2 JP 3286232B2 JP 35000597 A JP35000597 A JP 35000597A JP 35000597 A JP35000597 A JP 35000597A JP 3286232 B2 JP3286232 B2 JP 3286232B2
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久明 佐藤
勝人 熊谷
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株式会社ユニシアジェックス
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用エ
ンジン等の吸入空気量をアクセル操作量等に応じて可変
に制御するのに好適に用いられるスロットルバルブ装置
に関し、特に、電動モータ等のアクチュエータを用いて
スロットルバルブを開閉させる構成としたスロットルバ
ルブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スロットルバルブ装置として、
エンジンの吸気管途中に設けられ、内部に吸気通路が形
成されたスロットルボディと、該スロットルボディに弁
軸を介して回動可能に設けられ、弁軸の回動に応じて前
記吸気通路を開閉するスロットルバルブと、該スロット
ルバルブを駆動するため前記スロットルボディに設けら
れた電動モータと、該電動モータの駆動力を減速して前
記弁軸に伝えるため、該駆動手段と弁軸との間に設けら
れた減速歯車機構とから構成したものが知られている
(例えば、特表平2−500677号公報、特開平4−
203219号公報等)。
【0003】そして、この種の従来技術によるスロット
ルバルブ装置は、スロットルバルブを全閉位置に向けて
常時付勢する第1の付勢手段と、前記スロットルバルブ
を全開位置と全閉位置との間の中間開度位置に向けて付
勢するため、第1の付勢手段とは逆向きの付勢力をスロ
ットルバルブに与える第2の付勢手段とを備える構成と
なっている。
【0004】ここで、電動モータによりスロットルバル
ブを開弁させるときには、電動モータの回転力を減速歯
車機構を介してスロットルバルブの弁軸へと伝え、該弁
軸を前記第1の付勢手段に抗して回動させる。そして、
スロットルバルブは弁開度に応じてエンジンの吸入空気
量を変化させることにより、エンジンの回転出力を可変
に制御するものである。
【0005】また、エンジンの停止時(電動モータへの
非通電時)や電動モータの故障時等には、スロットルバ
ルブが第1の付勢手段により中間開度位置を越えて全閉
位置に向け回動されたときに、第2の付勢手段により逆
向きの回動力をスロットルバルブに与え、該スロットル
バルブを第1の付勢手段に抗して中間開度位置に保持す
る構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、スロットルバルブを第1の付勢手段により
常時閉弁方向に付勢すると共に、第2の付勢手段により
スロットルバルブを中間開度位置に向けて付勢するよう
にしているから、第1,第2の付勢手段を互いに異なる
2本のスプリングで構成する必要があり、部品点数が増
加して組立時の作業性が低下するという問題がある。
【0007】また、スロットルボディ内に2本のスプリ
ングを設けるためにレイアウト上の制約があり、装置全
体を小型化してコンパクトに形成するのが難しくなる。
さらに、電動モータによってスロットルバルブを中間開
度位置よりも大きく開弁方向に駆動する場合と閉弁方向
に駆動する場合とでは、電動モータに作用する負荷トル
ク(第1,第2の付勢手段のばね力)が変化してしま
い、電動モータによるスロットルバルブの開度調整にバ
ラツキが生じ易くなるという問題がある。
【0008】さらにまた、第1,第2の付勢手段を構成
する各スプリングにはばね力にバラツキが生じることが
あり、この場合にはスロットルバルブの中間開度位置が
ばね力のバラツキに影響されて変わってしまう。そし
て、スロットルバルブの中間開度位置を調整するために
はスプリング自体の取替え作業が必要となり、組立時の
作業性が低下するという問題がある。
【0009】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は単一の付勢手段を用いてスロッ
トルバルブを中間開度位置に付勢でき、部品点数を減ら
して装置全体を小型化しコンパクトに形成できると共
に、中間開度位置の調整を容易に行うことができ、組立
時の作業性を向上できるようにしたスロットルバルブ装
置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、内部に吸気通路が形成されたスロット
ルボディと、該スロットルボディに弁軸を介して回動可
能に設けられ前記吸気通路を開閉するスロットルバルブ
と、該スロットルバルブを駆動するため前記スロットル
ボディに設けられた駆動手段と、該駆動手段による駆動
力を減速して前記スロットルバルブの弁軸に伝えるため
該駆動手段と弁軸との間に設けられた減速歯車機構とか
らなるスロットルバルブ装置に適用される。
【0011】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記減速歯車機構に設けられ、前記スロットル
バルブが全閉位置と全開位置との間で回動するのを許す
カム面を有し、該カム面の途中部位が前記スロットルバ
ルブを中間開度位置に保持する屈曲部となったカムレバ
ーと、前記スロットルボディに回動可能に設けられ、該
カムレバーに追従して回動する従動レバーと、前記スロ
ットルバルブの中間開度位置を変化させるため該従動レ
バーに位置調整可能に取付けられ、前記カムレバーのカ
ム面に接触して該従動レバーと共に回動する中間開度調
整子と、該中間開度調整子を従動レバーと共に前記カム
レバーのカム面に向けて常時付勢し、前記駆動手段の駆
動力が解除されたときには、該中間開度調整子を前記カ
ム面の屈曲部側に付勢することにより前記スロットルバ
ルブの中間開度位置に前記カムレバーを保持する付勢手
段とを備える構成としたことにある。
【0012】このように構成することにより、減速歯車
機構は駆動手段からの駆動力をスロットルバルブの弁軸
に伝えると共にカムレバーにも伝え、スロットルバルブ
の全閉位置と全開位置との間でカムレバーを回動させ
る。このとき、従動レバーは中間開度調整子と共に付勢
手段からの付勢力によりカムレバーの動きに追従するよ
うにカム面に沿って回動され、カムレバー(スロットル
バルブ)の回動に対して付勢手段の付勢力による反力を
与える。
【0013】そして、駆動手段による駆動力が解除され
たときには、付勢手段が従動レバーを中間開度調整子と
共にカムレバーの屈曲部に向けて付勢することにより、
スロットルバルブの中間開度位置へとカムレバーを従動
レバー及び中間開度調整子を介して回動でき、該中間開
度調整子がカムレバーの屈曲部に接触した位置でカムレ
バーの回動を停止させることができる。また、従動レバ
ーに対する中間開度調整子の取付け位置を変えることに
より、スロットルバルブの中間開度位置を調整すること
ができる。
【0014】さらに、請求項2の発明では、前記中間開
度調整子は、前記従動レバーに取付軸を介して締着され
る調整プレートと、該調整プレートに前記取付軸から偏
心して設けられ前記カムレバーのカム面に接触して回転
するローラとからなり、前記スロットルバルブの中間開
度位置を変えるときには前記取付軸を中心にして調整プ
レートの取付方向を変えることにより、前記従動レバー
に対するローラの取付け位置を調整する構成としてい
る。
【0015】これにより、中間開度調整子はローラを介
してカムレバーのカム面に接触し、付勢手段の付勢力を
カムレバーへと伝えることができる。そして、中間開度
調整子の取付軸を中心にして調整プレートを適宜に回転
させた状態で取付軸を従動レバーに締着したときには、
従動レバー上での調整プレートの取付方向が変わること
により従動レバーに対するローラの取付け位置を変化さ
せることができ、これによってローラがカムレバーの屈
曲部に接触するときのカムレバーの回動位置を変え、ス
ロットルバルブの中間開度位置を適宜に調整することが
できる。
【0016】また、請求項3の発明では、前記減速歯車
機構は、前記駆動手段側に設けられた駆動歯車と、前記
弁軸の端部に設けられ該駆動歯車の回転を前記弁軸に伝
える従動歯車とを備え、該従動歯車は前記カムレバーと
共に前記弁軸に一体化する構成としている。
【0017】これにより、駆動歯車からの駆動力で従動
歯車が回動されるときには、スロットルバルブの弁軸と
カムレバーとが一体となって回動され、スロットルバル
ブの全閉位置と全開位置との間でカムレバーを回動させ
ることができる。
【0018】一方、請求項4の発明では、前記カムレバ
ーは前記弁軸の端部に廻止め状態で嵌合される嵌合穴を
有し、前記カム面は該嵌合穴から径方向に離間して前記
カムレバーに形成され途中部位がV字状の屈曲部となっ
た長穴により構成している。
【0019】これにより、従動レバーを中間開度調整子
と共にカムレバーの長穴に沿って回動でき、駆動手段の
駆動力を解除したときには、付勢手段の付勢力によって
中間開度調整子のローラをV字状の屈曲部に係合させ、
カムレバーの回動を停止させることができる。
【0020】また、請求項5の発明では、前記カムレバ
ーの長穴は、前記嵌合穴から径方向に離間して周方向に
延びる円弧状の長尺穴部と、該長尺穴部よりも短尺に形
成され前記屈曲部を介して該長尺穴部に連なる短尺穴部
とからなり、該短尺穴部及び長尺穴部は前記嵌合穴に対
する径方向の離間寸法が前記屈曲部の位置で最大とな
り、該屈曲部から離れるに応じて前記嵌合穴に近付く穴
形状を有してなる構成としている。
【0021】これにより、例えば中間開度調整子のロー
ラがカムレバーの屈曲部に係合しているときに付勢手段
の付勢力を最小に設定でき、このときの付勢力でスロッ
トルバルブを中間開度位置に停止させることができる。
そして、例えばスロットルバルブを中間開度位置から全
開位置に向けて回動するときには、中間開度調整子を従
動レバーと共にカムレバーの長尺穴部に沿って回動さ
せ、これに応じて付勢手段の付勢力を漸次増大できる。
また、スロットルバルブを中間開度位置から全閉位置に
向けて回動するときには、中間開度調整子を従動レバー
と共にカムレバーの短尺穴部に沿って回動させ、これに
応じて付勢手段の付勢力を漸次増大させることができ
る。
【0022】さらに、請求項6の発明では、前記駆動手
段はスロットルボディ内に設けた電動モータからなり、
前記減速歯車機構は、該電動モータの出力軸に固着され
た駆動歯車と、前記弁軸の端部に固着された従動歯車
と、該従動歯車と駆動歯車との間に設けられ前記駆動歯
車の回転を該従動歯車に伝える中間歯車とから構成して
いる。
【0023】これにより、電動モータの回転力を駆動歯
車から中間歯車へと減速して伝達できると共に、中間歯
車の回転を従動歯車へと減速して伝達でき、電動モータ
の出力トルクを小さくすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
スロットルバルブ装置を添付図面に従って詳述する。
【0025】ここで、図1ないし図13は本発明の第1
の実施の形態を示している。図中、1はスロットルバル
ブ装置の外殻をなすスロットルボディで、該スロットル
ボディ1はアルミダイキャスト等の手段を用いて成形さ
れ、その内部にはエンジンのシリンダ(図示せず)内に
連通する吸気通路としてのスロットルチャンバ1Aが形
成されている。
【0026】また、スロットルボディ1にはスロットル
チャンバ1Aから一定寸法だけ離れた位置に後述する電
動モータ4用のモータ収容ケース1Bが一体に形成され
ている。さらに、スロットルボディ1には後述する弁軸
2の一端側に位置して歯車ケース1Cが一体に形成さ
れ、弁軸2の他端側にはセンサケース1Dが一体に形成
されている。
【0027】2はスロットルボディ1に軸受等を介して
回動可能に設けられた弁軸を示し、該弁軸2は高強度の
金属棒等からなり、スロットルボディ1のスロットルチ
ャンバ1A内を径方向に貫通して延びている。そして、
弁軸2の一端側は歯車ケース1C内に突出し、他端側は
センサケース1D側へと突出している。また、弁軸2は
長さ方向中間部に後述のスロットルバルブ3が一体化さ
れ、このスロットルバルブ3を開,閉駆動する構成とな
っている。
【0028】3はスロットルボディ1のスロットルチャ
ンバ1A内に弁軸2を介して回動可能に設けられたスロ
ットルバルブで、該スロットルバルブ3は円板状の弁板
からなり、その外径寸法はスロットルチャンバ1Aの内
径に対応している。そして、スロットルバルブ3は図6
中に仮想線で示す全閉位置と図7に示す全開位置との間
で回動され、その開度に応じてエンジンの吸入空気量を
可変に調整するものである。
【0029】4はモータ収容ケース1B内に収容された
駆動手段としての電動モータで、該電動モータ4は例え
ば直流モータ等からなり、歯車ケース1C側に向けて突
出する出力軸4Aを有している。そして、電動モータ4
は外部からの給電により出力軸4Aを回転駆動し、後述
の減速歯車機構5を介して弁軸2を図2中の矢示A,B
方向に回動すると共に、これによってスロットルバルブ
3を開,閉弁させるものである。
【0030】5は歯車ケース1C内に位置して電動モー
タ4の出力軸4Aと弁軸2との間に配設された減速歯車
機構で、該減速歯車機構5は、図2ないし図4に示すよ
うに電動モータ4の出力軸4Aに固着された小径の駆動
歯車6と、後述のカムレバー11に溶接等の手段で一体
化され、弁軸2の一端側にナット7を介して固着された
従動歯車8と、後述の中間歯車9とから構成されてい
る。そして、減速歯車機構5は電動モータ4の回転を駆
動歯車6と中間歯車9との間で減速すると共に、さらに
中間歯車9と従動歯車8との間でも減速し、スロットル
バルブ3の弁軸2に対して大きな回転力を伝達するもの
である。
【0031】ここで、従動歯車8は、図10に示す如く
後述するカムレバー11の嵌合穴11Aを回動中心Oと
した弓形状の歯車部材からなり、嵌合穴11Aから径方
向に離間すると共に後述の長穴12から周方向に離間し
てカムレバー11の外周側に固着されている。そして、
従動歯車8は、図3及び図4に示すように後述の小径ギ
ヤ部9Bよりも大径の歯車として形成され、カムレバー
11を弁軸2の一端側にナット7で締着することにより
弁軸2と一体に回転するものである。
【0032】9は減速歯車機構5の一部を構成する中間
歯車で、該中間歯車9は図1に示すように駆動歯車6と
従動歯車8との間に位置し、スロットルボディ1の歯車
ケース1Cに支軸10を介して回動可能に取付けられて
いる。そして、中間歯車9は大径ギヤ部9Aと小径ギヤ
部9Bとからなり、大径ギヤ部9Aは駆動歯車6に図2
に示すように一定の減速比をもって噛合している。ま
た、中間歯車9の小径ギヤ部9Bは、図3、図4に示す
如く従動歯車8に一定の減速比をもって噛合し、従動歯
車8に大きな回転トルクを与えるものである。
【0033】11は従動歯車8と共に弁軸2の一端側に
固着されたカムレバーで、該カムレバー11は、図10
及び図11に示す如く高強度の金属板をプレス加工する
ことにより略扇形状に形成され、その回動中心O側には
非円形状をなす嵌合穴11Aが穿設されている。また、
カムレバー11の外周側には弓形状をなす従動歯車8が
溶接等の手段を用いて一体化されている。そして、カム
レバー11は嵌合穴11Aを介して弁軸2の一端側に廻
止め状態で嵌合され、図1に示すようにナット7で弁軸
2に締着されている。
【0034】また、カムレバー11には嵌合穴11Aか
ら径方向に離間してカム面を構成する長穴12が形成さ
れ、該長穴12内には後述のローラ21が回転可能に挿
入されている。そして、カムレバー11の長穴12は、
図10に示すようにカムレバー11の周方向に延びる長
尺穴部12Aと、該長尺穴部12Aよりも短尺に形成さ
れた短尺穴部12Bと、該短尺穴部12Bと長尺穴部1
2Aとの間に位置して略V字状をなす屈曲部12Cとか
ら構成されている。
【0035】ここで、長尺穴部12Aの寸法関係につい
て述べると、嵌合穴11A(回動中心O)に対する離間
寸法が屈曲部12C側で最大の寸法L1 となり、屈曲部
12Cとは反対側の先端縁部12D側では嵌合穴11A
に対する離間寸法が最小の寸法L2 となるように、長尺
穴部12Aは一定の曲率をもった円弧状穴として形成さ
れている。これにより、後述する負荷レバー14に設け
たローラ21は、屈曲部12Cと先端縁部12Dとの間
で長尺穴部12Aに沿って滑らかにガイドされるもので
ある。
【0036】また、短尺穴部12Bも屈曲部12C側の
端部が嵌合穴11Aから最も大きく離間し、反対側の端
部は嵌合穴11Aに近付く方向に延びている。さらに、
カムレバー11には長穴12とは反対側で嵌合穴11A
から径方向に離間した位置に折曲爪部11Bが一体形成
され、該折曲爪部11Bは図3に示すように後述のスト
ッパ26に当接することにより、スロットルバルブ3の
閉弁位置を規制する構成となっている。
【0037】13はカムレバー11から径方向に離間し
た位置で歯車ケース1C側に植設された固定ピン、14
は該固定ピン13にベアリング15等を介して回動可能
に取付けられた従動レバーとしての負荷レバーで、該負
荷レバー14は高強度の金属板等からなり、その基端側
には固定ピン13を挟んでローラ21とは反対側の位置
に掛止め部14Aが突出形成されている。そして、該掛
止め部14Aには後述のスプリング24が掛止めされ、
このスプリング24により負荷レバー14には図2中に
示す矢示C方向の付勢力(回動力)が与えられている。
【0038】さらに、負荷レバー14には、図9に示す
如くベアリング15よりも先端側寄りの位置に小径の挿
通穴14Bが穿設され、該挿通穴14Bには後述する中
間開度調整子16の取付ねじ18がナット19を介して
締着される。そして、負荷レバー14は、中間開度調整
子16のローラ21が長穴12の周壁に接触し続けるこ
とによりカムレバー11の回動に追従して回動され、ス
プリング24を図2に示すプリセット状態から図3また
は図4に示す如く弾性的に伸び(引張り)変形させるも
のである。
【0039】16は負荷レバー14上に設けられた中間
開度調整子で、該中間開度調整子16は、図9に示すよ
うに長円形状の金属板からなる調整プレート17と、該
調整プレート17の一端側に固着されて一方向に突出
し、前記挿通穴14Bの穴径に対応する外径寸法を有し
た取付軸としての取付ねじ18と、該取付ねじ18を挿
通穴14B内に挿通した状態で該取付ねじ18の先端側
に螺着され、調整プレート17を負荷レバー14に締着
するナット19と、調整プレート17の他端側に固着さ
れ、取付ねじ18とは逆向きに突出した支軸20と、該
支軸20の外周側に回転可能に装着されたローラ21等
とから構成されている。
【0040】また、支軸20の先端側外周にはリング溝
20Aが形成され、該リング溝20Aに止め輪22を装
着することにより、ローラ21は支軸20の外周側に樹
脂リング23等を介して抜止め状態に保持されている。
そして、ローラ21は調整プレート17上で取付ねじ1
8とは一定寸法だけ偏心した位置に配設され、スロット
ルバルブ3の中間開度位置を後述の如く調整するときに
は、取付ねじ18を中心として図9中の矢示D,E方向
に調整プレート17を回転させることにより取付方向が
変えられる。
【0041】これにより、中間開度調整子16は負荷レ
バー14に対する取付け位置が調整され、負荷レバー1
4上でのローラ21の位置は図12及び図13に示す如
く適宜に変更されるものである。また、中間開度調整子
16の一部を構成するナット19は、負荷レバー14に
対するローラ21等の取付け位置を調整した後に再び取
付ねじ18に螺着され、調整プレート17との間で負荷
レバー14を強く挟持することによりローラ21等の取
付け位置がずれたりするのを防止し、取付ねじ18に緩
み止め機能を与えるものである。
【0042】ここで、中間開度調整子16のローラ21
はカムレバー11の長穴12内に挿入した状態で、スプ
リング24による矢示C方向の付勢力が負荷レバー14
を介して作用することにより、長穴12の外周壁側へと
常時押付けられる。そして、カムレバー11が矢示A,
B方向に回動されるときにはスプリング24の付勢力が
カムレバー11の回動に対する反力として働く。また、
このときにはローラ21が長穴12の周壁に接触して回
転することにより、カムレバー11と中間開度調整子1
6(ローラ21)との間の摩擦抵抗は小さく抑えられ
る。
【0043】24は付勢手段としてのスプリングで、該
スプリング24は、歯車ケース1C内に位置してスロッ
トルボディ1に一体形成された掛止め突起25と負荷レ
バー14の掛止め部14Aとの間にプリセット状態で取
付けられている。そして、スプリング24は引張りばね
により構成され、負荷レバー14に対して矢示C方向の
付勢力を常に付与している。
【0044】そして、スプリング24は、カムレバー1
1に対する電動モータ4からの回転駆動力が解除された
ときにも、負荷レバー14を矢示C方向に付勢すること
により、中間開度調整子16のローラ21が長穴12の
屈曲部12C側に向けて相対変位するようにカムレバー
11を強制回転させる。これにより、カムレバー11は
図2に示す如く、ローラ21が長穴12の屈曲部12C
に当接する位置で回転停止するようになり、このときに
スロットルバルブ3は図5に示す中間開度位置に保持さ
れるものである。
【0045】即ち、カムレバー11が図2に示す位置か
ら矢示A方向へと回転されるときには、図3に示す如く
負荷レバー14上のローラ21が長穴12の短尺穴部1
2B側に接触し、このときにスロットルバルブ3は図6
に示す閉弁位置まで回動される。また、カムレバー11
が図2に示す位置から矢示B方向に回転されるときに
は、図4に示す如く負荷レバー14のローラ21が長穴
12の長尺穴部12A側に接触し、このときにスロット
ルバルブ3は図7に示す開弁位置(全開位置)へと回動
される。
【0046】26はスロットルバルブ3の閉弁位置を規
制するストッパで、該ストッパ26は、図1及び図2に
示すように歯車ケース1C内に位置してスロットルボデ
ィ1に一体形成されたストッパ突起27と、該ストッパ
突起27にねじ止めされたアイボルト28と、該アイボ
ルト28に螺着されたナット29とから構成されてい
る。そして、アイボルト28の先端側はカムレバー11
の折曲爪部11Bに図3に示す如く当接し、図6中に実
線で示すスロットルバルブ3が閉弁方向(矢示A方向)
へと、これ以上に回動されるのを規制するものである。
【0047】ここで、ストッパ26はナット29を緩め
た状態でストッパ突起27に対するアイボルト28の螺
合位置を変えることにより、カムレバー11の折曲爪部
11B側に向けたアイボルト28の突出量が適宜に調整
される。そして、スロットルバルブ3の閉弁位置はアイ
ボルト28の突出量に応じて、例えば図6に実線で示す
閉弁位置と仮想線で示す全閉位置との間で可変に調整さ
れる。
【0048】なお、図6に実線で示す閉弁位置ではエン
ジンのアイドリング回転数に対応した吸入空気量の空気
が燃焼室側へと流通するのを許すために、仮想線で示す
全閉位置よりも必要な角度分だけスロットルバルブ3の
閉弁位置を変更しているものである。また、ストッパ2
6の一部を構成するナット29は、アイボルト28の突
出量を調整した後に再びアイボルト28に螺着され、ア
イボルト28に緩み止め機能を与えるものである。
【0049】30はスロットルボディ1の歯車ケース1
C側に着脱可能に設けられたカバーで、該カバー30
は、図1に示すように歯車ケース1C内に減速歯車機構
5等を収容した状態で歯車ケース1Cを施蓋し、該歯車
ケース1C内に雨水等が浸入するのを防止するものであ
る。なお、図2ないし図4は、減速歯車機構5等を明示
するためにカバー30を歯車ケース1Cから取外した状
態で示している。
【0050】31はスロットルボディ1に設けられたア
クセル操作量検出装置で、該アクセル操作量検出装置3
1は図1に示すようにワイヤドラム32、戻しばね33
及び後述の操作量センサ36等によって構成されてい
る。また、ワイヤドラム32にはワイヤ34の先端側が
巻回され、該ワイヤ34の基端側は車両のアクセルペダ
ル(図示せず)に連結されている。
【0051】そして、車両の運転者がアクセルペダルを
踏込み操作したときにはワイヤドラム32が戻しばね3
3に抗して回転され、アクセル操作量は操作量センサ3
6へと伝えられる。なお、アクセル操作量検出装置31
にはワイヤガイド35が付設され、該ワイヤガイド35
はワイヤ34がワイヤドラム32から巻出されたり、ワ
イヤドラム32に巻取られたりするのを円滑にガイドす
るものである。
【0052】36はポテンショメータ等によって構成さ
れる操作量センサで、該操作量センサ36はワイヤドラ
ム32の回転をアクセル操作量として検出し、その検出
信号をエンジン制御用のコントロールユニット(図示せ
ず)へと出力する。そして、コントロールユニットは操
作量センサ36からの検出信号に従ってアクセル操作量
に対応した駆動信号を電動モータ4に出力し、該電動モ
ータ4を回転駆動することにより、スロットルバルブ3
をアクセル操作量に対応する開度分だけ回動させるもの
である。
【0053】さらに、37はスロットルボディ1のセン
サケース1D側に設けられたスロットルセンサで、該ス
ロットルセンサ37は操作量センサ36とほぼ同様にポ
テンショメータ等により構成され、弁軸2の回動角をス
ロットルバルブ3の開度(以下、スロットル開度とい
う)として検出するものである。
【0054】本実施の形態によるスロットルバルブ装置
は上述の如き構成を有するもので、次に、その作動につ
いて説明する。
【0055】まず、車両の運転者がアクセルペダルを踏
込み操作したときには、このときの操作力がワイヤ34
を介してアクセル操作量検出装置31のワイヤドラム3
2へと伝えられ、該ワイヤドラム32が戻しばね33に
抗してアクセル操作量に対応した角度分だけ回転され
る。
【0056】そして、操作量センサ36がワイヤドラム
32の回転(アクセル操作量)を検出すると、その検出
信号がエンジン制御用のコントロールユニットに出力さ
れ、コントロールユニットは操作量センサ36からの検
出信号に従ってアクセル操作量に対応した駆動信号を電
動モータ4に出力する。
【0057】これにより、電動モータ4が一方向に回転
駆動され、電動モータ4の回転力は減速歯車機構5で減
速されるから、弁軸2には大きな回転トルクが伝達され
る。そして、スロットルバルブ3が図5ないし図7に示
す如く弁軸2と一体に回動され、その開度はアクセル操
作量に対応した開度となるように制御される。
【0058】また、減速歯車機構5の従動歯車8と共に
弁軸2に固着されたカムレバー11は弁軸2と一体にな
って回動し、図7に示すスロットルバルブ3の全開位置
ではカムレバー11も矢示B方向に回動される。このと
き、図4に示す如く負荷レバー14は中間開度調整子1
6のローラ21と共に長穴12の長尺穴部12Aに沿っ
て矢示C方向とは逆向きに回動され、これに応じてスプ
リング24の付勢力が増大される。
【0059】一方、図6に示すスロットルバルブ3の閉
弁位置では、弁軸2と共にカムレバー11が矢示A方向
に回動されることにより、図3に示す如く負荷レバー1
4がローラ21と共に長穴12の短尺穴部12Bに沿っ
て矢示C方向とは逆向きに回動され、この間もスプリン
グ24の付勢力は増大される。
【0060】そして、エンジンの停止時等に電動モータ
4への給電を遮断し、減速歯車機構5に対する回転駆動
力を解除したときには、スプリング24の付勢力により
固定ピン13を中心とした矢示C方向への回動力が負荷
レバー14に付与される。そして、負荷レバー14はロ
ーラ21が長穴12の屈曲部12C側に導かれるよう
に、カムレバー11を相対回転させる。これにより、カ
ムレバー11は、図2に示すようにローラ21が長穴1
2の屈曲部12Cに当接する位置で回転停止し、このと
きにスロットルバルブ3は図5に示す中間開度位置に保
持される。
【0061】即ち、カムレバー11は回動中心O側の嵌
合穴11Aを介して弁軸2に廻止めされる。そして、図
10に示すように長穴12の長尺穴部12Aと短尺穴部
12Bとは、嵌合穴11Aに対する離間寸法が屈曲部1
2Cの位置で最大の寸法L1となり、屈曲部12Cから
離れるに応じて嵌合穴11Aからの離間寸法が漸次小さ
くなる穴形状に形成されている。
【0062】この結果、電動モータ4の回転力を解除し
たときには、負荷レバー14を介したスプリング24の
付勢力によりカムレバー11を図2に示す位置へと自動
的に回動でき、スロットルバルブ3を図5に示す中間開
度位置に自動復帰させることができる。
【0063】また、スロットルバルブ3の中間開度位置
を調整するときには、図8及び図9等に示す中間開度調
整子16のナット19を緩め、取付ねじ18を中心とし
て図9中の矢示D方向または矢示E方向に調整プレート
17を回転させる。そして、調整プレート17を例えば
図12に示す位置から図13に示す位置まで矢示D方向
に回転させ、負荷レバー14に対するローラ21の取付
け位置を変更したときには、ローラ21が長穴12の屈
曲部12Cに係合する状態でのカムレバー11の回動位
置が変わる。
【0064】これにより、スロットルバルブ3の中間開
度位置は図5に実線で示す位置から一点鎖線で示す位置
に変えられる。即ち、負荷レバー14に対するローラ2
1の取付け位置を図12の位置に調整したときには、ス
ロットルバルブ3が図5に実線で示す中間開度位置とな
る。また、ローラ21の取付け位置を図13の位置に変
更したときには、スロットルバルブ3が図5中に一点鎖
線で示す中間開度位置となって、バルブ開度(スロット
ル開度)を適宜に微調整することができる。
【0065】かくして、本実施の形態によれば、スロッ
トルチャンバ1Aから離間してスロットルボディ1内に
モータ収容ケース1Bを一体に設け、該モータ収容ケー
ス1B内には電動モータ4を配設する構成としている。
そして、スロットルボディ1の一側に設けた歯車ケース
1C内には電動モータ4の出力軸4Aを突出させると共
に、該出力軸4Aとスロットルバルブ3の弁軸2との間
には減速歯車機構5を設ける構成としている。
【0066】これにより、電動モータ4の回転を減速歯
車機構5で減速して弁軸2に大きな回転トルクを発生で
き、出力トルクの小さい小型の電動モータ4を用いた場
合でも、スロットルバルブ3を弁軸2を介して確実に
開,閉駆動できる。このため、電動モータ4を小型モー
タとして駆動トルクを小さくし、省エネルギ化を図るこ
とができると共に、スロットルバルブ3の開度に応じた
吸入空気量の制御を円滑に行うことができる。
【0067】また、減速歯車機構5を、スロットルボデ
ィ1の歯車ケース1C内に配設し、電動モータ4の出力
軸4Aに固着された駆動歯車6と、弁軸2にカムレバー
11と共に固着された従動歯車8と、駆動歯車6に噛合
する大径ギヤ部9A及び従動歯車8に噛合する小径ギヤ
部9Bからなる中間歯車9とから構成しているので、減
速歯車機構5の減速比を大きくできると共に、歯車ケー
ス1C内に減速歯車機構5をコンパクトに収容でき、当
該スロットルバルブ装置全体を小型、軽量化することが
できる。
【0068】さらに、歯車ケース1C内には、従動歯車
8と一体のカムレバー11から径方向に離れた位置に負
荷レバー14を固定ピン13等を介して回動可能に設け
ると共に、該負荷レバー14には中間開度調整子16を
位置調整可能に設け、該中間開度調整子16のローラ2
1をカムレバー11の長穴12内に回転可能に挿入する
構成としている。そして、負荷レバー14にはローラ2
1を長穴12の外周壁側に向けて常時付勢する単一のス
プリング24を設け、電動モータ4による駆動力が解除
されたときには、スプリング24により負荷レバー14
をローラ21と共に長穴12の屈曲部12C側に付勢す
る構成としている。
【0069】これにより、電動モータ4からの回転力を
減速歯車機構5を介してスロットルバルブ3の弁軸2と
カムレバー11とに伝え、スロットルバルブ3の閉弁位
置と全開位置との間でカムレバー11を回動できると共
に、スプリング24の付勢力に抗して負荷レバー14を
カムレバー11の長穴12に沿って回動させ、スプリン
グ24の付勢力を回動時の反力としてカムレバー11に
付与し続けることができる。
【0070】そして、エンジンの停止時(電動モータ4
への非通電時)または電動モータ4の故障等によって電
動モータ4の駆動力が失効したときには、単一のスプリ
ング24でローラ21を負荷レバー14と共にカムレバ
ー11の屈曲部12Cに向けて付勢することにより、カ
ムレバー11をローラ21(負荷レバー14)を介して
強制的に回動でき、ローラ21がカムレバー11の屈曲
部12Cに接触した位置でカムレバー11の回動を停止
させることができると共に、この状態でスロットルバル
ブ3を図5に示す中間開度位置に自動復帰させることが
できる。
【0071】この結果、寒冷地等でエンジンを停止させ
たまま車両を長時間に亘って放置したような場合でも、
スロットルバルブ3を中間開度位置に保持しておくこと
により、スロットルバルブ3の凍結防止を図ることがで
き、エンジンの低温始動性を高め、信頼性等を向上させ
ることができる。一方、電動モータ4の故障時にもスロ
ットルバルブ3を中間開度位置に保持できるから、最低
限の吸入空気をエンジンに供給し続けることができ、例
えば修理工場等に向けて低速ではあっても車両の走行を
続けることができる。
【0072】また、負荷レバー14に対する中間開度調
整子16の取付け位置を取付ねじ18及びナット19を
介して調整したときには、ローラ21が長穴12の屈曲
部12Cに係合した状態でのカムレバー11の回動位置
を変えることができ、これによってスロットルバルブ3
の中間開度位置を図5に実線または一点鎖線で示す位置
へと変更でき、スロットルバルブ3の中間開度位置にお
けるバルブ開度を適宜に微調整することができる。
【0073】従って、本実施の形態によれば、電動モー
タ4の給電停止時や故障時等に単一のスプリング24を
用いてスロットルバルブ3を中間開度位置に保持し続け
ることができ、部品点数を減らして組立時の作業性を向
上できると共に、当該スロットルバルブ装置全体を小型
化してコンパクトに形成でき、スロットルバルブ3の開
度調整も安定させることができる。
【0074】また、負荷レバー14には中間開度調整子
16を位置調整可能に設け、負荷レバー14に対するロ
ーラ21等の取付け位置を適宜に変更する構成としてい
るから、スロットルバルブ3の中間開度位置を調整する
ときに、従来技術で述べたようにスプリングの取替え作
業等を行う必要がなくなり、組立時の作業性を大幅に向
上できると共に、例えば出荷前の検査時等にもスロット
ルバルブ3の中間開度調整を容易に行うことができる。
【0075】一方、カムレバー11は弁軸2の一端側に
ナット7等を介して着脱可能に設ける構成としているか
ら、長穴12のカム形状が互いに異なる複数枚のカムレ
バー11を予め用意しておけば、中間開度位置における
スロットルバルブ3の開度をカムレバー11の交換によ
っても適宜に変えることができ、エンジン仕様の変更や
車種の変更等にも容易に対応することができる。
【0076】さらに、カムレバー11の長穴12により
スロットルバルブ3の最大開度、最小開度を規定するス
トッパとしての機能を与えることができ、特別のストッ
パ等を別に設ける必要がなくなる。また、スロットルバ
ルブ3の閉弁位置ではカムレバー11に一体形成した折
曲爪部11Bをストッパ26のアイボルト28に当接さ
せることにより、閉弁時のバルブ開度を可変に調整で
き、エンジンのアイドリング回転数をアイボルト28の
突出量で調整することも可能となる。
【0077】次に、図14ないし図19は本発明の第2
の実施の形態を示し、本実施の形態では前述した第1の
実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その
説明を省略するものとする。しかし、本実施の形態の特
徴は、減速歯車機構5の一部を構成する従動歯車41を
カムレバー42とは別部材として形成すると共に、カム
レバー42にはカム面となる長穴43を形成する構成と
したことにある。
【0078】ここで、従動歯車41は略扇形状をなし中
間歯車9の小径ギヤ部9Bよりも大径のセクタ歯車とし
て形成され、その回動中心O側には図18及び図19に
示すように非円形状をなす嵌合穴41Aが穿設されてい
る。そして、従動歯車41は嵌合穴41Aを介して弁軸
2の一端側に廻止め状態で嵌合され、カムレバー42と
共にナット7で弁軸2に締着されることにより弁軸2と
一体に回転する構成となっている。
【0079】また、カムレバー42は前記第1の実施の
形態で述べたカムレバー11とほぼ同様に構成され、図
16及び図17に示すように嵌合穴42Aと折曲爪部4
2Bとを有している。そして、長穴43も前記第1の実
施の形態で述べた長穴12と同様に長尺穴部43A、短
尺穴部43B、屈曲部43C及び先端縁部43Dから構
成されている。
【0080】かくして、このように構成される本実施の
形態でも、前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果
を得ることができる。
【0081】なお、前記各実施の形態では、負荷レバー
14に設ける中間開度調整子16を調整プレート17、
取付ねじ18、ナット19、支軸20及びローラ21等
により構成し、負荷レバー14に対する取付け位置を変
えるときには取付ねじ18を中心にして調整プレート1
7を回転させるものとして述べたが、本発明はこれに限
らず、例えば負荷レバー14の長さ方向に複数の挿通穴
を穿設し、各挿通穴のいずれかに取付ねじ18を選択的
に挿通してナット19を締着することにより、負荷レバ
ー14に対する中間開度調整子16の取付け位置を変え
る構成としてもよく、この場合でもスロットルバルブ3
の中間開度位置を可変に調整できるものである。
【0082】また、前記各実施の形態では、中間開度調
整子16の取付ねじ18をナット19により負荷レバー
14に廻止め状態で固定するものとして述べたが、例え
ば廻止めをより確実に行うために、負荷レバー14の挿
通穴14Bに雌スプラインを形成すると共に、取付ねじ
18の基端側外周には雄スプラインを形成し、負荷レバ
ー14に対する取付け位置を変えるときには取付ねじ1
8を中心にして調整プレート17を回転させつつ、適宜
な回転位置で取付ねじ18を負荷レバー14の挿通穴1
4Bにスプライン結合し、この状態でナット19を締着
する構成としてもよい。
【0083】一方、前記各実施の形態では、付勢手段と
してのスプリング24を負荷レバー14の掛止め部14
Aとスロットルボディ1側の掛止め突起25との間に配
設した引張りばねにより構成するものとして述べたが、
本発明はこれに限らず、例えば負荷レバー14に矢示C
方向の回転力を与えるゼンマイばね等によって構成して
もよく、圧縮ばね等の付勢手段を用いる構成としてもよ
い。
【0084】また、前記各実施の形態では、電動モータ
4によりスロットルバルブ3の弁軸2を回動するものと
して述べたが、本発明はこれに限るものではなく、例え
ば油圧アクチュエータ等の駆動手段により減速歯車機構
5を介して弁軸2に回転力を与える構成としてもよい。
【0085】さらに、アクセルペダルからの操作力をワ
イヤ等を介して駆動歯車6側に回転力として伝える機械
式の駆動手段を採用してもよい。そして、この場合には
アクセルペダルの操作を解除したとき、またはワイヤが
途中位置で切れたとき等にもスプリング24の付勢力に
よりスロットルバルブ3を中間開度位置に保持できるも
のである。
【0086】さらにまた、前記実施の形態では、カムレ
バー11(42)を減速歯車機構5の従動歯車8(4
1)側に設けるものとして述べたが、本発明はこれに限
らず、例えば減速歯車機構の中間歯車等にカムレバーを
設ける構成としてもよい。
【0087】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、減速歯車機構に設けたカムレバーに、スロットル
バルブが全閉位置と全開位置との間で回動するのを許す
カム面を形成し、該カム面の途中部位には屈曲部を設け
ると共に、スロットルボディにはカムレバーのカム面に
中間開度調整子を介して接触し回動する従動レバーと付
勢手段とを設け、前記減速歯車機構に対する駆動手段の
駆動力が解除されたときには、前記付勢手段により中間
開度調整子を従動レバーと共に前記カム面の屈曲部側に
付勢し、前記カムレバーを介してスロットルバルブを全
閉位置と全開位置との間の中間開度位置に保持する構成
としたから、単一の付勢手段を用いてスロットルバルブ
を中間開度位置に付勢でき、部品点数を減らして組立時
の作業性を向上できる。
【0088】また、従動レバーには中間開度調整子を位
置調整可能に設けているから、スロットルバルブの中間
開度位置を調整するときには、従動レバーに対する中間
開度調整子の取付け位置を変えるだけで中間開度の調整
を容易に行うことができ、従来技術で述べたようにスプ
リングの取替え作業等を行う必要がなくなり、組立時の
作業性を大幅に向上できる。
【0089】さらに、カムレバーを減速歯車機構に設け
る構成としているから、当該スロットルバルブ装置を小
型化でき、装置全体をコンパクトに形成することができ
る。また、単一の付勢手段によってスロットルバルブを
中間開度位置に付勢できるから、スロットルバルブを開
弁方向に駆動するときと閉弁方向に駆動するときとで駆
動手段に反力として働く負荷トルク等にバラツキが生じ
るのを小さく抑えることができ、スロットルバルブの開
度調整を安定させることができる。
【0090】そして、請求項2の発明では、中間開度調
整子を従動レバーへの取付軸、調整プレート及びカムレ
バーのカム面に接触して回転するローラにより構成して
いるから、中間開度調整子の取付軸を中心にして調整プ
レートを適宜に回転させた状態で取付軸を従動レバーに
締着することにより、従動レバーに対するローラの取付
け位置を容易に変更でき、これによってローラがカムレ
バーの屈曲部に接触するときのカムレバーの回動位置を
変え、スロットルバルブの中間開度位置を適宜に調整す
ることができる。
【0091】また、請求項3の発明では、前記減速歯車
機構の従動歯車をカムレバーと共に弁軸の端部に一体化
して設ける構成としているから、駆動歯車からの駆動力
で従動歯車が回動されるときには、スロットルバルブの
弁軸とカムレバーとを一体に回動でき、スロットルバル
ブの全閉位置と全開位置との間でカムレバーの回動を許
すことができる。そして、駆動手段からの駆動力を減速
して弁軸とカムレバーとに伝えることができるから、付
勢手段の付勢力が駆動手段側に過大な反力となって働く
のを防止でき、駆動手段の駆動トルクを小さくして省エ
ネルギ化を図ることができる。
【0092】さらに、請求項4の発明では、弁軸の端部
に廻止め状態で嵌合される嵌合穴をカムレバーに設け、
該カムレバーのカム面は該嵌合穴から径方向に離間し途
中部位がV字状の屈曲部となった長穴により構成してい
るから、従動レバーをカムレバーの長穴に沿って回動で
き、駆動手段の駆動力を解除したときには、付勢手段の
付勢力によって従動レバーをV字状の屈曲部に係合さ
せ、カムレバーの回動を停止させることができると共
に、スロットルバルブを中間開度位置に確実に保持する
ことができる。
【0093】また、請求項5の発明では、カムレバーの
長穴を嵌合穴から径方向に離間した円弧状の長尺穴部及
び該長尺穴部に屈曲部を介して連なる短尺穴部から構成
し、該短尺穴部及び長尺穴部は前記嵌合穴に対する離間
寸法が前記屈曲部の位置で最大となり、該屈曲部から離
れるに応じて前記嵌合穴に近付く穴形状に形成している
から、例えばスロットルバルブを中間開度位置から全開
位置に向けて回動するときには、従動レバーをカムレバ
ーの長尺穴部に沿って回動でき、これに応じて付勢手段
の付勢力を漸次増大させることができる。逆に、スロッ
トルバルブを中間開度位置から全閉位置に向けて回動す
るときには、従動レバーをカムレバーの短尺穴部に沿っ
て回動でき、これに応じて付勢手段の付勢力を漸次増大
させることができる。そして、駆動手段の駆動力を解除
したときには、付勢手段により従動レバーを中間開度調
整子と共にカムレバーの屈曲部側へと付勢してカムレバ
ーを強制的に回動でき、このときの付勢力によりスロッ
トルバルブを中間開度位置に停止させることができる。
【0094】また、請求項6の発明では、スロットルボ
ディ内に設けた電動モータから駆動手段を構成し、減速
歯車機構は該電動モータの出力軸に固着された駆動歯
車、弁軸の端部に固着された従動歯車及び前記駆動歯車
の回転を該従動歯車に伝える中間歯車により構成したか
ら、電動モータの回転力を駆動歯車から中間歯車へと減
速して伝達できると共に、中間歯車の回転を従動歯車へ
と減速して伝達できる。これにより、電動モータを出力
トルクの小さい小型モータで構成することが可能になる
と共に、減速歯車機構もコンパクトに形成することが可
能となり、当該スロットルバルブ装置全体を小型化し、
軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるスロットルバ
ルブ装置を示す縦断面図である。
【図2】歯車ケースのカバーを取外した状態でスロット
ルバルブ装置の減速歯車機構等を拡大して示す図1中の
矢示II−II方向からみた正面図である。
【図3】スロットルバルブを閉弁位置に回動させた状態
でのカムレバー等を示す正面図である。
【図4】スロットルバルブを全開位置に回動させた状態
でのカムレバー等を示す正面図である。
【図5】中間開度位置にあるスロットルバルブを示す拡
大断面図である。
【図6】閉弁位置にあるスロットルバルブを示す図5と
同様の断面図である。
【図7】全開位置にあるスロットルバルブを示す図5と
同様の断面図である。
【図8】負荷レバー等を示す図2中の矢示VIII−VIII方
向からみた拡大断面図である。
【図9】中間開度調整子を負荷レバーに組付ける前の状
態を示す分解斜視図である。
【図10】従動歯車が一体化されたカムレバーを拡大し
て示す正面図である。
【図11】カムレバーを示す図10中の矢示XI−XI方向
からみた断面図である。
【図12】カムレバー、負荷レバー及び中間開度調整子
等を示す図2中の要部拡大図である。
【図13】負荷レバーに対する中間開度調整子の取付け
位置を変えた状態を示す図12と同様の要部拡大図であ
る。
【図14】本発明の第2の実施の形態によるスロットル
バルブ装置を拡大して示す図3と同様位置の正面図であ
る。
【図15】負荷レバー等を示す図14中の矢示XV−XV方
向からみた拡大断面図である。
【図16】カムレバーを拡大して示す正面図である。
【図17】カムレバーを示す図16中の矢示XVII−XVII
方向からみた断面図である。
【図18】従動歯車を拡大して示す正面図である。
【図19】従動歯車を示す図18中の矢示 XIX−XIX 方
向からみた断面図である。
【符号の説明】
1 スロットルボディ 1A スロットルチャンバ 1B モータ収容ケース 1C 歯車ケース 2 弁軸 3 スロットルバルブ 4 電動モータ(駆動手段) 4A 出力軸 5 減速歯車機構 6 駆動歯車 8,41 従動歯車 9 中間歯車 9A 大径ギヤ部 9B 小径ギヤ部 11,42 カムレバー 11A,41A,42A 嵌合穴 11B,42B 折曲爪部 12,43 長穴(カム面) 12A,43A 長尺穴部 12B,43B 短尺穴部 12C,43C 屈曲部 14 負荷レバー(従動レバー) 16 中間開度調整子 17 調整プレート 18 取付ねじ(取付軸) 21 ローラ 24 スプリング(付勢手段) 26 ストッパ 30 カバー 31 アクセル操作量検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−137173(JP,A) 特開 平2−308930(JP,A) 特開 平9−222033(JP,A) 特開 平7−139376(JP,A) 特開 平10−131771(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 9/02 F02D 11/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に吸気通路が形成されたスロットル
    ボディと、該スロットルボディに弁軸を介して回動可能
    に設けられ前記吸気通路を開閉するスロットルバルブ
    と、該スロットルバルブを駆動するため前記スロットル
    ボディに設けられた駆動手段と、該駆動手段による駆動
    力を減速して前記スロットルバルブの弁軸に伝えるため
    該駆動手段と弁軸との間に設けられた減速歯車機構とか
    らなるスロットルバルブ装置において、 前記減速歯車機構に設けられ、前記スロットルバルブが
    全閉位置と全開位置との間で回動するのを許すカム面を
    有し、該カム面の途中部位が前記スロットルバルブを中
    間開度位置に保持する屈曲部となったカムレバーと、 前記スロットルボディに回動可能に設けられ、該カムレ
    バーに追従して回動する従動レバーと、 前記スロットルバルブの中間開度位置を変化させるため
    該従動レバーに位置調整可能に取付けられ、前記カムレ
    バーのカム面に接触して該従動レバーと共に回動する中
    間開度調整子と、 該中間開度調整子を従動レバーと共に前記カムレバーの
    カム面に向けて常時付勢し、前記駆動手段の駆動力が解
    除されたときには、該中間開度調整子を前記カム面の屈
    曲部側に付勢することにより前記スロットルバルブの中
    間開度位置に前記カムレバーを保持する付勢手段とを備
    える構成としたことを特徴とするスロットルバルブ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記中間開度調整子は、前記従動レバー
    に取付軸を介して締着される調整プレートと、該調整プ
    レートに前記取付軸から偏心して設けられ前記カムレバ
    ーのカム面に接触して回転するローラとからなり、前記
    スロットルバルブの中間開度位置を変えるときには前記
    取付軸を中心にして調整プレートの取付方向を変えるこ
    とにより、前記従動レバーに対するローラの取付け位置
    を調整する構成としてなる請求項1に記載のスロットル
    バルブ装置。
  3. 【請求項3】 前記減速歯車機構は、前記駆動手段側に
    設けられた駆動歯車と、前記弁軸の端部に設けられ該駆
    動歯車の回転を前記弁軸に伝える従動歯車とを備え、該
    従動歯車は前記カムレバーと共に前記弁軸に一体化する
    構成としてなる請求項1または2に記載のスロットルバ
    ルブ装置。
  4. 【請求項4】 前記カムレバーは前記弁軸の端部に廻止
    め状態で嵌合される嵌合穴を有し、前記カム面は該嵌合
    穴から径方向に離間して前記カムレバーに形成され途中
    部位がV字状の屈曲部となった長穴により構成してなる
    請求項3に記載のスロットルバルブ装置。
  5. 【請求項5】 前記カムレバーの長穴は、前記嵌合穴か
    ら径方向に離間して周方向に延びる円弧状の長尺穴部
    と、該長尺穴部よりも短尺に形成され前記屈曲部を介し
    て該長尺穴部に連なる短尺穴部とからなり、該短尺穴部
    及び長尺穴部は前記嵌合穴に対する径方向の離間寸法が
    前記屈曲部の位置で最大となり、該屈曲部から離れるに
    応じて前記嵌合穴に近付く穴形状を有してなる請求項4
    に記載のスロットルバルブ装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動手段はスロットルボディ内に設
    けた電動モータからなり、前記減速歯車機構は、該電動
    モータの出力軸に固着された駆動歯車と、前記弁軸の端
    部に固着された従動歯車と、該従動歯車と駆動歯車との
    間に設けられ前記駆動歯車の回転を該従動歯車に伝える
    中間歯車とから構成してなる請求項1,2,3,4また
    は5に記載のスロットルバルブ装置。
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