JP3285707B2 - ウスターソース類の製造方法 - Google Patents

ウスターソース類の製造方法

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JP3285707B2 JP17370194A JP17370194A JP3285707B2 JP 3285707 B2 JP3285707 B2 JP 3285707B2 JP 17370194 A JP17370194 A JP 17370194A JP 17370194 A JP17370194 A JP 17370194A JP 3285707 B2 JP3285707 B2 JP 3285707B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウスターソース類の製造
方法に関する。ウスターソース類の製造では、甘味料と
して、砂糖やブドウ糖の他に、工業的には使用の便宜上
及び経済上、シラップ類や糖蜜等の糖類が使用される。
これらの糖類は、ウスターソース類の製造において比較
的多量に使用されるため、その香味に大きな影響を及ぼ
す。本発明は、糖類の水調整液すなわち糖液にアミノ酸
を加え、これをアルコール発酵が関与する発酵に供して
得られる発酵液を用いることにより、その香味を改善し
たウスターソース類の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アルコール発酵が関与したウスタ
ーソース類の製造方法として、その原料である野菜処理
物、果実処理物或は糖類をアルコール発酵した発酵液を
用いる方法が提案されている(特公昭57−2853
8、特公昭57−42302、特開昭56−16956
3、特開昭58−5164、特開昭58−5165、特
開昭63−116675、特開平4−173071)。
これらの従来法には、アルコール発酵により原料である
野菜処理物、果実処理物或は糖類から生成する二次的香
味を利用するため、相応に得られるウスターソース類の
香味を改善できるという利点がある。ところが、これら
の従来法には、原料である野菜処理物、果実処理物或は
糖類を単にアルコール発酵するだけであり、アルコール
発酵により生成する二次的香味がこれらの原料に起因す
るものだけであるため、その二次的香味、特に香りが足
らず、したがって得られるウスターソース類の香味を充
分に改善できないという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来法では、アルコール発酵により生成す
る二次的香味が足らず、したがって得られるウスターソ
ース類の香味を充分に改善できない点である。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかして本発明者らは、
上記課題を解決するべく研究した結果、所定濃度に調整
した糖液に、特定のアミノ酸を所定量加え、これをアル
コール発酵が関与する特定の発酵に供し、得られた発酵
液を用いることが正しく好適であることを見出した。
【0005】すなわち本発明は、シラップ類又は糖蜜か
ら調整した全可溶性固形分濃度20〜50重量%の糖液
に、ロイシン、イソロイシン、バリン、スレオニン及び
フェニルアラニンから選ばれる1種又は2種以上のアミ
ノ酸を各アミノ酸濃度として0.02〜1.2重量%と
なるように加え、これをアルコール発酵するか、又はア
ルコール発酵した後に酢酸発酵するか、又は乳酸発酵し
た後にアルコール発酵するか、又は同時に乳酸発酵及び
アルコール発酵して、得られた発酵液を用いることを特
徴とするウスターソース類の製造方法に係る。
【0006】本発明において糖液は全可溶性固形分濃度
を20〜50重量%に調整したものである。かかる糖液
は、市販されている液糖、異性化液糖、ブドウ糖シラッ
プ等のシラップ類や糖蜜を水希釈して調整される。ウス
ターソース類の製造では、甘味料として、工業的には使
用の便宜上及び経済上、シラップ類や糖蜜が多く使用さ
れるが、これらから調整される糖液を対象とする場合、
後述するようなアルコール発酵によって、これらに特有
の臭気も消失するので、特に有効である。糖液の全可溶
性固形分濃度が上記の範囲を外れると、後述するような
アルコール発酵が円滑に行なわれなくなり、したがって
後述するような発酵フレーバの生成も不充分になる。
【0007】本発明では、上記のように調整した糖液
に、ロイシン、イソロイシン、バリン、スレオニン及び
フェニルアラニンから選ばれる1種又は2種以上のアミ
ノ酸を加える。これら5種のアミノ酸からは、後述する
ようなアルコール発酵により、発酵フレーバとしてそれ
ぞれ、イソアミルアルコール、メチル−2−ブタノー
ル、イソブタノール、n−プロパノール、β−フェネチ
ルアルコールが生成し、これらの発酵フレーバが製品で
あるウスターソース類に調味料としての優れた複合的香
味を具有させる。したがって、上記5種のアミノ酸はそ
れらの1種又は2種以上を加えることができるが、それ
らの総てを加えるのが好ましい。
【0008】ロイシン、イソロイシン、バリン、スレオ
ニン及びフェニルアラニンから選ばれる1種又は2種以
上のアミノ酸は、糖液中における各アミノ酸濃度とし
て、0.02〜1.2重量%となるように加える。各ア
ミノ酸濃度として、0.02重量%未満では発酵フレー
バの生成に時間がかかり、逆に1.2重量%超では香味
バランスが悪くなる。上記5種のアミノ酸は、市販され
ている所謂アミノ酸液(混合アミノ酸液)として加えて
もよいし、或はアミノ酸単品として加えてもよく、更に
はアミノ酸液として加える一方でその不足分をアミノ酸
単品として加えてもよい。
【0009】本発明では、上記のように全可溶性固形分
濃度を調整した糖液に特定のアミノ酸を所定濃度となる
ように加え、これをアルコール発酵が関与する発酵に供
する。発酵形態は、1)アルコール発酵、2)アルコー
ル発酵後に酢酸発酵、3)乳酸発酵後にアルコール発
酵、4)同時に乳酸発酵及びアルコール発酵、以上の4
形態である。
【0010】総ての発酵形態を通じて、アルコール発酵
に用いる酵母は、それが食用に供し得るものであれば特
に制限されないが、サッカロマイセス セレビジェ( Sa
ccharomyces cerevisiae ) 、チゴサッカロマイセス
ルーキシ( Zygosaccharomyces rouxii ) 、クロイベロ
マイセス ラクチス( Kluyveromyces lactis ) 、クロ
イベロマイセス フラジリス( Kluyveromyces fragilis
) 、キャンディダ フェルサチリス ( Candidaversati
lis ) 及びハンゼヌラ アノマラ ( Hansenula anomala
) から選ばれる1種又は2種以上を用いるのが好まし
い。これらの酵母を用いることにより、アルコール発酵
が円滑に行なわれ、また得られる発酵液が製品であるウ
スターソース類へ複合一体化させるに好適な二次的香味
を有するものとなる。
【0011】また酢酸発酵に用いる酢酸菌も、特に限定
されないが、アセトバクター アセティ ( Acetobacter
aceti ) 、アセトバクター ビニ アセティ( Acetoba
cter vini aceti ) 、アセトバクター シュッティンバ
ヒ( Acetobacter schuetzenbach ) 及びアセトバクター
ランセンム( Acetobacter rancenm ) から選ばれる1
種又は2種以上を用いるのが好ましい。更に乳酸発酵に
用いる乳酸菌も、特に限定されないが、ラクトバチルス
プランタラム ( Lactobacillus plantarum ) 、ラク
トバチルス カゼイ( Lactobacillus casei ) 、ラクト
バチルス デルブリッキィー( Lactobacillus delbruec
kii ) 、ラクトバチルス ヘルベティカス( Lactobacil
lus helveticus ) 、ストレプトコッカス フェカリス
( Streptococcus faecalis ) 及びペディオコッカス
ハロフィルス( Pediococcus halophilus ) から選ばれ
る1種又は2種以上を用いるのが好ましい。共に上記ア
ルコール発酵の場合と同様、これらの酢酸菌又は乳酸菌
を用いることにより、酢酸発酵又は乳酸発酵が円滑に行
なわれ、また得られる発酵液が製品であるウスターソー
ス類へ複合一体化させるに好適な二次的香味を有するも
のとなる。
【0012】糖液は、これに特定のアミノ酸を所定濃度
となるよう加え、必要に応じ公知の中和剤でpH5.0
〜7.0程度に調整した後、通常は130℃達温程度で
加熱殺菌して冷却したものを発酵に供する。発酵はその
形態との関係で静置や振盪によるバッチ発酵でもよい
が、バイオリアクターによる連続発酵が好ましい。バイ
オリアクターで連続発酵することにより、作業性及び生
産性が向上する。バッチ発酵する場合、上記のように加
熱殺菌して冷却した糖液に予め馴養しておいた酵母及び
/又は乳酸菌を104〜108個/ml程度となるように加
えて行なう。バイオリアクターで連続発酵する場合、上
記のように加熱殺菌して冷却した糖液を予め酵母及び/
又は乳酸菌を馴養化し、固定化しておいたバイオリアク
ター中へ送液する。糖液をアルコール発酵後に酢酸発酵
する場合や糖液を乳酸発酵後にアルコール発酵する場合
も以上の各場合と同様である。いずれの場合も、発酵中
は雑菌汚染を防止する。
【0013】糖液(特定のアミノ酸を所定濃度となるよ
う加えた糖液、以下同じ)を単にアルコール発酵する場
合、10〜30℃でアルコール発酵するのが好ましい。
また糖液をアルコール発酵後に酢酸発酵する場合、10
〜30℃でアルコール発酵した後、15〜35℃で酢酸
発酵するのが好ましい。更に糖液を乳酸発酵した後にア
ルコール発酵する場合、15〜40℃で乳酸発酵した
後、10〜30℃でアルコール発酵するのが好ましい。
そして糖液を同時に乳酸発酵及びアルコール発酵する場
合、15〜30℃で同時に乳酸発酵及びアルコール発酵
するのが好ましい。いずれも、発酵温度が高過ぎると、
得られる発酵液の香味が悪くなり、逆に低過ぎると、発
酵に要する時間が長くなる。
【0014】各発酵は任意の段階で例えば95℃達温程
度の加熱殺菌により停止させることができるが、糖液を
単にアルコール発酵する場合、発酵液中の生成エチルア
ルコール濃度が1〜3重量%となった段階でアルコール
発酵を停止させるのが好ましい。また糖液をアルコール
発酵後に酢酸発酵する場合、発酵液中の生成エチルアル
コール濃度が1〜5重量%になった段階でアルコール発
酵を停止させた後、発酵液中の生成酢酸濃度が1〜3.
5重量%となった段階で酢酸発酵を停止させるのが好ま
しい。更に糖液を乳酸発酵後にアルコール発酵する場
合、発酵液中の生成乳酸濃度が0.2〜1.5重量%と
なった段階で乳酸発酵を停止させた後、発酵液中のエチ
ルアルコール濃度が1〜3重量%となった段階でアルコ
ール発酵を停止させるのが好ましい。そして糖液を同時
に乳酸発酵及びアルコール発酵する場合、発酵液中の生
成乳酸濃度が0.2〜1.5重量%となり且つ生成エチ
ルアルコール濃度が1〜3重量%となった段階で乳酸発
酵及びアルコール発酵を停止させるのが好ましい。いず
れも、上記のような発酵段階において、得られる発酵液
が製品であるウスターソース類へ複合一体化させるに好
適な二次的香味を有するものとなる。
【0015】加熱殺菌して冷却した発酵液は、遠心分離
や濾過等で除菌するか又は除菌しないでそのまま、主に
甘味料としてウスターソース類の製造に用いる。具体的
には、発酵液に混合野菜液、混合果実液、食塩、醸造
酢、混合香辛料、アミノ酸液等を調合してウスターソー
ス類を製造する。かくして製造されるウスターソース類
は、糖液のアルコール発酵等によって生成する好ましい
二次的香味、とりわけ該糖液に加えた特定のアミノ酸か
ら生成する前述したような好ましい発酵フレーバが複合
一体化したものとなる。特に、工業的に使用されること
が多いシラップ類や糖蜜から調整される糖液を対象とす
る場合には、これらに特有の風味がマスクされ、特有の
臭気が消失したものとなる。したがって本発明により製
造されるウスターソース類は、従来法により製造される
ウスターソース類に比べ、調味料としての優れた複合的
香味を有する。
【0016】
【実施例】
試験区分1 ・実験例1〜3及び比較例1〜3 全可溶性固形分濃度65重量%のブドウ糖シラップを水
希釈して全可溶性固形分濃度33重量%の糖液を調整し
た。この糖液に、表1に記載の濃度となるようロイシン
及びフェニルアラニンをそれぞれ加えて充分に溶解した
後(但し、比較例1はこれらのアミノ酸を加えない
で)、130℃達温で加熱殺菌し、28℃に冷却した。
別に、最終的には全可溶性固形分濃度33重量%の糖液
となるよう段階的にその濃度を上げた糖液で順次繰り返
してサッカロマイセス セレビジェを馴養しておき、濃
度107個/mlの馴養液を上記のように加熱殺菌して冷
却した糖液に1容量%加え、雑菌汚染を防止しつつ、2
8℃で静置によりアルコール発酵した。発酵日数約3日
で発酵液中のエチルアルコール濃度が2重量%になった
ので、該発酵液を95℃達温で加熱殺菌し、30℃に冷
却した後、遠心分離で除菌した。
【0017】除菌した発酵液596gに、混合野菜液9
0g(トマト液20g+タマネギ液20g+ニンジン液
20g+セロリ液10g+レタス液10g+キャベツ液
10g、以下同じ)、混合果実液20g(リンゴ液10
g+ミカン液10g、以下同じ)、食塩20g、醸造酢
220g(酢酸濃度15重量%、以下同じ)、混合香辛
料2g(ケイヒ120重量部/ニクズク60重量部/セ
ージ60重量部/タイム60重量部/クロコショウ50
重量部/チョウジ40重量部/ウイキョウ40重量部/
トウガラシ25重量部/セロリーシード25重量部の割
合からなる混合香辛料、以下同じ)、アミノ酸液50
g、カラメル1g及びキサンタンガム1gを調合し(合
計1000g)、ウスターソースを製造した。
【0018】製造した各例のウスターソースについて、
GC−MS分析により、糖液に加えたアミノ酸から生成
する2種の発酵フレーバの濃度を測定した。また比較例
1のウスターソースと他の各例のウスターソースとを2
点比較し、どちらが好ましいかを、50名のパネラー
(男25名+女25名、以下同じ)により官能評価し
た。これらの結果を表1に示した。尚、官能評価の欄に
記載した人数は比較例1のウスターソースよりも他の各
例のウスターソースが好ましいとした人数であり、この
人数が35名以上の場合に1%の危険率で有意であるこ
とを示す。
【0019】
【表1】
【0020】試験区分2 ・実験例4〜6及び比較例4〜6 全可溶性固形分濃度70重量%の糖蜜を水希釈して全可
溶性固形分濃度40重量%の糖液を調整した。この糖液
に、表2に記載の濃度となるようロイシン、フェニルア
ラニン、イソロイシン、バリン及びスレオニンをそれぞ
れ加えて充分に溶解した後(但し、比較例4はこれらの
アミノ酸を加えないで)、130℃達温で加熱殺菌し、
28℃に冷却した。別に、最終的には全可溶性固形分濃
度40重量%の糖液となるよう段階的にその濃度を上げ
た糖液で順次繰り返してサッカロマイセス セレビジェ
を馴養しておき、濃度107個/mlの馴養液を上記のよ
うに加熱殺菌して冷却した糖液に1容量%加え、雑菌汚
染を防止しつつ、28℃で静置によりアルコール発酵し
た。発酵日数約3日で発酵液中のエチルアルコール濃度
が2重量%になったので、該発酵液を95℃達温で加熱
殺菌し、30℃に冷却した後、遠心分離で除菌した。
【0021】除菌した発酵液596gに、混合野菜液9
0g(トマト液20g+タマネギ液20g+ニンジン液
20g+セロリ液10g+レタス液10g+キャベツ液
10g、以下同じ)、混合果実液20g(リンゴ液10
g+ミカン液10g、以下同じ)、食塩20g、醸造酢
220g(酢酸濃度15重量%、以下同じ)、混合香辛
料2g、アミノ酸液50g、カラメル1g及びキサンタ
ンガム1gを調合し(合計1000g)、ウスターソー
スを製造した。
【0022】製造した各例のウスターソースについて、
糖液に加えたアミノ酸から生成する5種の発酵フレーバ
の濃度を測定し、また官能評価した。これらの結果を、
表1の場合と同様、表2に示した。
【0023】
【表2】
【0024】試験区分3 ・実施例7〜9及び比較例7〜9 サッカロマイセス セレビジェをクロイベロマイセス
フラジリスに代えた以外は試験区分2の場合と同様にし
て糖液をアルコール発酵し、得られた発酵液を用いてウ
スターソースを製造した。そして製造した各例のウスタ
ーソースについて、5種の発酵フレーバの濃度を測定
し、また官能評価した。これらの結果を、表1の場合と
同様、表3に示した。
【0025】
【表3】
【0026】試験区分4 ・実施例10〜12及び比較例10〜12 全可溶性固形分濃度70重量%の糖蜜を水希釈して全可
溶性固形分濃度33重量%の糖液を調整した。この糖液
に、表4に記載の濃度となるようロイシン及びフェニル
アラニンをそれぞれ加えて充分に溶解した後(但し、比
較例10はこれらのアミノ酸を加えないで)、130℃
達温で加熱殺菌し、28℃に冷却した。別に、最終的に
は全可溶性固形分濃度33重量%の糖液となるよう段階
的にその濃度を上げた糖液で順次繰り返してチゴサッカ
ロマイセス ルーキシを馴養しておき、濃度107個/m
lの馴養液を担体としてセラミックスビーズを充填した
殺菌済みの管型バイオリアクター中へ、雑菌汚染を防止
しつつ、28℃で2日間、循環送液し、チゴサッカロマ
イセス ルーキシをセラミックビーズに吸着させた。そ
して、上記のように加熱殺菌して冷却した糖液を管型バ
イオリアクター中へ、雑菌汚染を防止しつつ、28℃で
約15時間の滞留時間となるよう送液し、連続発酵し
た。管型バイオリアクターから排出されたエチルアルコ
ール濃度2重量%の発酵液を95℃達温で加熱殺菌し、
30℃に冷却した後、遠心分離で除菌した。
【0027】除菌した発酵液を用い、以下試験区分1の
場合と同様にしてウスターソースを製造した。そして製
造した各例のウスターソースについて、2種の発酵フレ
ーバの濃度を測定し、また官能評価した。これらの結果
を、表1の場合と同様、表4に示した。
【0028】
【表4】
【0029】試験区分5 ・実施例13〜15及び比較例13〜15 全可溶性固形分濃度70重量%の糖蜜を水希釈して全可
溶性固形分濃度40重量%の糖液を調整した。この糖液
に、表5に記載の濃度となるようロイシン、フェニルア
ラニン、イソロイシン、バリン及びスレオニンをそれぞ
れ加えて充分に溶解した後(但し、比較例13はこれら
のアミノ酸を加えないで)、130℃達温で加熱殺菌
し、28℃に冷却した。別に、最終的には全可溶性固形
分濃度40重量%の糖液となるよう段階的にその濃度を
上げた糖液で順次繰り返してチゴサッカロマイセス ル
ーキシを馴養しておき、濃度107個/mlの馴養液を担
体としてセラミックスビーズを充填した殺菌済みの管型
バイオリアクター中へ、雑菌汚染を防止しつつ、28℃
で2日間、循環送液し、チゴサッカロマイセス ルーキ
シをセラミックビーズに吸着させた。そして、上記のよ
うに加熱殺菌して冷却した糖液を管型バイオリアクター
中へ、雑菌汚染を防止しつつ、28℃で約15時間の滞
留時間となるよう送液し、連続発酵した。管型バイオリ
アクターから排出されたエチルアルコール濃度2重量%
の発酵液を95℃達温で加熱殺菌し、30℃に冷却した
後、遠心分離で除菌した。
【0030】除菌した発酵液を用い、以下試験区分1の
場合と同様にしてウスターソースを製造した。そして製
造した各例のウスターソースについて、5種の発酵フレ
ーバの濃度を測定し、また官能評価した。これらの結果
を、表1の場合と同様、表5に示した。
【0031】
【表5】
【0032】試験区分6 ・実施例16及び比較例16 全可溶性固形分濃度70重量%の糖蜜を水希釈して全可
溶性固形分濃度40重量%の糖液を調整した。この糖液
に、種酢0.7容量%(酢酸濃度15重量%の醸造
酢)、並びに表6に記載の濃度となるようロイシン、フ
ェニルアラニン、イソロイシン、バリン及びスレオニン
をそれぞれ加えて充分に溶解した後(但し、比較例16
はこれらのアミノ酸を加えないで)、130℃達温で加
熱殺菌し、28℃に冷却した。別に、最終的には上記の
糖液組成となるよう段階的にその濃度を上げた糖液で順
次繰り返してチゴサッカロマイセス ルーキシを馴養し
ておき、濃度107個/mlの馴養液を担体としてセラミ
ックスビーズを充填した殺菌済みの第1の管型バイオリ
アクター中へ、雑菌汚染を防止しつつ、28℃で2日
間、循環送液し、チゴサッカロマイセス ルーキシをセ
ラミックビーズに吸着させた。そして、上記のように加
熱殺菌して冷却した糖液を第1の管型バイオリアクター
中へ、雑菌汚染を防止しつつ、28℃で約15時間の滞
留時間となるよう送液し、連続発酵した。
【0033】また別に、最終的には上記で連続発酵した
発酵液組成となるよう段階的にその濃度を上げた発酵液
で順次繰り返してアセトバクター アセティを馴養して
おき、濃度108個/mlの馴養液を担体としてセラミッ
クスモノリスを充填した殺菌済みの第2の管型バイオリ
アクター中へ、雑菌汚染を防止しつつ、30℃で2日
間、循環送液し、アセトバクター アセティをセラミッ
クスモノリスに吸着させた。そして、第1の管型バイオ
リアクターから排出された発酵液を第2の管型バイオリ
アクター中へ、雑菌汚染を防止しつつ、30℃で約15
時間の滞留時間となるよう送液し、連続発酵した。第2
の管型バイオリアクターから排出されたエチルアルコー
ル濃度2重量%及び酢酸濃度2.5重量%の発酵液を9
5℃達温で加熱殺菌し、30℃に冷却した後、遠心分離
で除菌した。
【0034】除菌した発酵液816gに、混合野菜液9
0g、混合果実液20g、食塩20g、混合香辛料2
g、アミノ酸塩50g、カラメル1g及びキサンタンガ
ム1gを調合し(合計1000g)、ウスターソースを
製造した。製造した各例のウスターソースについて、5
種の発酵フレーバの濃度を測定し、また官能評価した。
これらの結果を、表1の場合と同様、表6に示した。
【0035】
【表6】
【0036】試験区分7 ・実施例17及び比較例17 全可溶性固形分濃度70重量%の糖蜜を水希釈して全可
溶性固形分濃度40重量%の糖液を調整した。この糖液
に、表7に記載の濃度となるようロイシン、フェニルア
ラニン、イソロイシン、バリン及びスレオニンをそれぞ
れ加えて充分に溶解した後(但し、比較例17はこれら
のアミノ酸を加えないで)、130℃達温で加熱殺菌
し、28℃に冷却した。別に、最終的には上記の糖液組
成となるよう段階的にその濃度を上げた糖液で順次繰り
返してラクトバチルス デルブリッキィーを馴養してお
き、濃度108個/mlの馴養液を担体としてセラミック
スビーズを充填した殺菌済みの第1の管型バイオリアク
ター中へ、雑菌汚染を防止しつつ、28℃で2日間、循
環送液し、ラクトバチルス デルブリッキィーをセラミ
ックビーズに吸着させた。そして、上記のように加熱殺
菌して冷却した糖液を第1の管型バイオリアクター中
へ、雑菌汚染を防止しつつ、28℃で約15時間の滞留
時間となるよう送液し、連続発酵した。
【0037】また別に、最終的には上記で連続発酵した
発酵液組成となるよう段階的にその濃度を上げた発酵液
で順次繰り返してチゴサッカロマイセス ルーキシを馴
養しておき、濃度107個/mlの馴養液を担体としてセ
ラミックスモノリスを充填した殺菌済みの第2の管型バ
イオリアクター中へ、雑菌汚染を防止しつつ、28℃で
2日間、循環送液し、チゴサッカロマイセス ルーキシ
をセラミックスモノリスに吸着させた。そして、第1の
管型バイオリアクターから排出された発酵液を第2の管
型バイオリアクター中へ、雑菌汚染を防止しつつ、28
℃で約15時間の滞留時間となるよう送液し、連続発酵
した。第2の管型バイオリアクターから排出されたエチ
ルアルコール濃度2重量%及び乳酸濃度0.5重量%の
発酵液を95℃達温で加熱殺菌し、30℃に冷却した
後、遠心分離で除菌した。
【0038】除菌した発酵液を用い、以下試験区分1の
場合と同様にしてウスターソースを製造した。製造した
各例のウスターソースについて、5種の発酵フレーバの
濃度を測定し、また官能評価した。これらの結果を、表
1の場合と同様、表7に示した。
【0039】
【表7】
【0040】試験区分8 ・実施例18及び比較例18 全可溶性固形分濃度70重量%の糖蜜を水希釈して全可
溶性固形分濃度40重量%の糖液を調整した。この糖液
に、表8に記載の濃度となるようロイシン、フェニルア
ラニン、イソロイシン、バリン及びスレオニンをそれぞ
れ加えて充分に溶解した後(但し、比較例18はこれら
のアミノ酸を加えないで)、130℃達温で加熱殺菌
し、28℃に冷却した。別に、最終的には上記の糖液組
成となるよう段階的にその濃度を上げた糖液で順次繰り
返してラクトバチルス プランタラムとチゴサッカロマ
イセス ルーキシとを別個に馴養しておき、濃度108
個/mlのラクトバチルス プランタラムの馴養液と濃度
107個/mlのチゴサッカロマイセス ルーキシの馴養
液とを担体としてセラミックスビーズを充填した殺菌済
みの管型バイオリアクター中へ、雑菌汚染を防止しつ
つ、28℃で2日間、循環送液し、ラクトバチルス プ
ランタラムとチゴサッカロマイセス ルーキシとをセラ
ミックビーズに吸着させた。そして、上記のように加熱
殺菌して冷却した糖液を管型バイオリアクター中へ、雑
菌汚染を防止しつつ、28℃で約15時間の滞留時間と
なるよう送液し、連続発酵した。管型バイオリアクター
から排出されたエチルアルコール濃度2重量%及び乳酸
濃度0.5重量%の発酵液を95℃達温で加熱殺菌し、
30℃に冷却した後、遠心分離で除菌した。
【0041】除菌した発酵液を用い、以下試験区分1の
場合と同様にしてウスターソースを製造した。製造した
各例のウスターソースについて、5種の発酵フレーバの
濃度を測定し、また官能評価した。これらの結果を、表
1の場合と同様、表8に示した。
【0042】
【表8】
【0043】
【発明の効果】既に明らかなように、以上説明した本発
明には、アルコール発酵が関与する発酵により、主原料
である糖液から生成する二次的香味、特に該糖液に加え
た特定のアミノ酸から生成する発酵フレーバを活用した
優れた複合的香味のウスターソース類を製造できるとい
う効果がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石黒 幸雄 栃木県那須郡西那須野町東三島5丁目96 番地19 (56)参考文献 特開 平6−125745(JP,A) 特開 平6−169732(JP,A) 特開 昭50−160461(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/39 A23L 1/238 - 1/24

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シラップ類又は糖蜜から調整した全可溶
    性固形分濃度20〜50重量%の糖液に、ロイシン、イ
    ソロイシン、バリン、スレオニン及びフェニルアラニン
    から選ばれる1種又は2種以上のアミノ酸を各アミノ酸
    濃度として0.02〜1.2重量%となるよう加え、こ
    れをアルコール発酵し、得られた発酵液を用いることを
    特徴とするウスターソース類の製造方法。
  2. 【請求項2】 シラップ類又は糖蜜から調整した全可溶
    性固形分濃度20〜50重量%の糖液に、ロイシン、イ
    ソロイシン、バリン、スレオニン及びフェニルアラニン
    から選ばれる1種又は2種以上のアミノ酸を各アミノ酸
    濃度として0.02〜1.2重量%となるよう加え、こ
    れをアルコール発酵した後、更に酢酸発酵し、得られた
    発酵液を用いることを特徴とするウスターソース類の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 シラップ類又は糖蜜から調整した全可溶
    性固形分濃度20〜50重量%の糖液に、ロイシン、イ
    ソロイシン、バリン、スレオニン及びフェニルアラニン
    から選ばれる1種又は2種以上のアミノ酸を各アミノ酸
    濃度として0.02〜1.2重量%となるよう加え、こ
    れを乳酸発酵した後、更にアルコール発酵し、得られた
    発酵液を用いることを特徴とするウスターソース類の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 シラップ類又は糖蜜から調整した全可溶
    性固形分濃度20〜50重量%の糖液に、ロイシン、イ
    ソロイシン、バリン、スレオニン及びフェニルアラニン
    から選ばれる1種又は2種以上のアミノ酸を各アミノ酸
    濃度として0.02〜1.2重量%となるよう加え、こ
    れを同時に乳酸発酵及びアルコール発酵し、得られた発
    酵液を用いることを特徴とするウスターソース類の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 ロイシン、イソロイシン、バリン、スレ
    オニン及びフェニルアラニンから選ばれる1種又は2種
    以上のアミノ酸を各アミノ酸濃度として0.1〜1.0
    重量%となるよう加える請求項1、2、3又は4記載の
    ウスターソース類の製造方法。
  6. 【請求項6】 ロイシン、イソロイシン、バリン、スレ
    オニン及びフェニルアラニンを総て加える請求項1、
    2、3、4又は5記載のウスターソース類の製造方法。
  7. 【請求項7】 生成エチルアルコール濃度が1〜3重量
    %となるまでアルコール発酵する請求項1、5又は6記
    載のウスターソース類の製造方法。
  8. 【請求項8】 生成エチルアルコール濃度が1〜5重量
    %となるまでアルコール発酵した後、更に生成酢酸濃度
    が1〜3.5重量%となるまで酢酸発酵する請求項2、
    5又は6記載のウスターソース類の製造方法。
  9. 【請求項9】 生成乳酸濃度が0.2〜1.5重量%と
    なるまで乳酸発酵した後、更に生成エチルアルコール濃
    度が1〜3重量%となるまでアルコール発酵する請求項
    3、5又は6記載のウスターソース類の製造方法。
  10. 【請求項10】 生成乳酸濃度が0.2〜1.5重量%
    となり、また生成エチルアルコール濃度が1〜3重量%
    となるまで同時に乳酸発酵及びアルコール発酵する請求
    項4、5又は6記載のウスターソース類の製造方法。
  11. 【請求項11】 サッカロマイセス セレビジェ(Sacc
    haromycescerevisiae)、チゴサッカロマイセス ルー
    キシ(Zygosaccharomycesrouxii)、クロイベロマイセ
    ス ラクチス(Kluyveromyces lactis)、クロイベロマ
    イセス フラジリス(Kluyveromyces fragilis)、キャ
    ンディダ フェルサチリス(Candida versatilis)及び
    ハンゼヌラ アノマラ(Hansenula anomala)から選ば
    れる1種又は2種以上の酵母を用いてアルコール発酵す
    る請求項7、8又は9記載のウスターソース類の製造方
    法。
  12. 【請求項12】 アセトバクター アセティ(Acetobac
    ter aceti)、アセトバクター ビニ アセティ(Aceto
    bacter vini aceti)、アセトバクター シュッティン
    バヒ(Acetobacter schuetzenbach)及びアセトバクタ
    ー ランセンム(Acetobacter rancenm)から選ばれる
    1種又は2種以上の酢酸菌を用いて酢酸発酵する請求項
    8又は11記載のウスターソース類の製造方法。
  13. 【請求項13】 ラクトバチルス プランタラム(Lact
    obacillusplantarum)、ラクトバチルス カゼイ(Lact
    obacillus casei)、ラクトバチルス デルブリッキィ
    ー(Lactobacillus delbrueckii)、ラクトバチルス
    ヘルベティカス(Lactobacillus helveticus)、ストレ
    プトコッカス フェカリス(Streptococcus faecalis)
    及びペディオコッカス ハロフィルス(Pediococcushal
    ophilus)から選ばれる1種又は2種以上の乳酸菌を用
    いて乳酸発酵する請求項9又は11記載のウスターソー
    ス類の製造方法。
  14. 【請求項14】 ラクトバチルス プランタラム(Lact
    obacillusplantarum)、ラクトバチルス カゼイ(Lact
    obacillus casei)、ラクトバチルス デルブリッキィ
    ー(Lactobacillus delbrueckii)、ラクトバチルス
    ヘルベティカス(Lactobacillus helveticus)、ストレ
    プトコッカス フェカリス(Streptococcus faecalis)
    及びペディオコッカス ハロフィルス(Pediococcushal
    ophilus)から選ばれる1種又は2種以上の乳酸菌と、
    サッカロマイセス セレビジェ(Saccharomyces cerevi
    siae)、チゴサッカロマイセス ルーキシ(Zygosaccha
    romyces rouxii)、クロイベロマイセス ラクチス(Kl
    uyveromycesLactis)、クロイベロマイセス フラジリ
    ス(Kluyveromyces fragilis)、キャンディダ フェル
    サチリス(Candida versatilis)及びハンゼヌラ アノ
    マラ(Hansenula anomala)から選ばれる1種又は2種
    以上の酵母とを用いて同時に乳酸発酵及びアルコール発
    酵する請求項10記載のウスターソース類の製造方法。
  15. 【請求項15】 10〜30℃でアルコール発酵する請
    求項11、12又は13記載のウスターソース類の製造
    方法。
  16. 【請求項16】 15〜35℃で酢酸発酵する請求項1
    2又は15記載のウスターソース類の製造方法。
  17. 【請求項17】 15〜40℃で乳酸発酵する請求項1
    3又は15記載のウスターソース類の製造方法。
  18. 【請求項18】 15〜30℃で同時に乳酸発酵及びア
    ルコール発酵する請求項14記載のウスターソース類の
    製造方法。
  19. 【請求項19】 バイオリアクターを用い連続して発酵
    する請求項15、16、17又は18記載のウスターソ
    ース類の製造方法。
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