JP3283243B2 - 多段式立体駐車装置 - Google Patents

多段式立体駐車装置

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JP3283243B2
JP3283243B2 JP18772199A JP18772199A JP3283243B2 JP 3283243 B2 JP3283243 B2 JP 3283243B2 JP 18772199 A JP18772199 A JP 18772199A JP 18772199 A JP18772199 A JP 18772199A JP 3283243 B2 JP3283243 B2 JP 3283243B2
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智晴 布山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多段式立体駐車装
置に関し、特に、車両を駐車させる地下空間を構成する
ピット内にパレットを収納する、いわゆるピット式の多
段式立体駐車装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のピット式の多段式立体駐車装置の
構成の一例として、特開平8−240025号公報に記
載されたものがある。特開平8−240025号公報に
記載されたピット式の多段式立体駐車装置は、車両を駐
車させる地下空間を構成するピット内において、車両収
納部を有するようにパレットが配されると共に、昇降可
能とされたパレット昇降体と、パレット昇降体の昇降操
作を行う操作盤とを備えている。操作盤には、昇降操作
スイッチとしての上昇ボタン及び下降ボタンと、昇降対
象とするパレット昇降体を択一的に選択する選択スイッ
チと、電源を投入するキースイッチ等が設けられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平8−24002
5号公報に記載されたピット式の多段式立体駐車装置に
おいて、例えばピット内のパレットに格納された車両を
出庫させる場合には、まず、操作盤のキースイッチに電
源キーを差し込んで「切」側から「入」側に回動させる
操作が必要とされる。
【0004】しかしながら、例えばピット内のパレット
に格納された車両に火災が発生したときのように、直ち
にパレット昇降体を上昇させる必要がある非常時におい
て、必ずしもその場に電源キーを所持した人が居合わせ
るとは限られず、パレット昇降体を上昇させることが不
可能な事態が生じることがある。
【0005】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、直ちにパレット昇降体を上昇させる必要がある非常
時において、確実にパレット昇降体を上昇させることが
可能な多段式立体駐車装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る多段式立体
駐車装置は、車両を駐車させる地下空間を構成するピッ
ト内において、車両収納部を有するようにパレットが配
されると共に、昇降可能とされたパレット昇降体と、パ
レット昇降体の昇降操作を行う操作部とを備えた多段式
立体駐車装置であって、操作部には、所定の操作部材に
より操作されることにより、電源を投入してパレット昇
降体を昇降可能な状態とするための電源スイッチと、操
作者により操作され、電源スイッチを操作することなく
電源を投入してパレット昇降体を昇降可能な状態とする
ための非常用スイッチとが設けられていることを特徴と
している。
【0007】本発明に係る多段式立体駐車装置では、操
作部に、所定の操作部材により操作されることにより、
電源を投入してパレット昇降体を昇降可能な状態とする
ための電源スイッチだけでなく、操作者により操作さ
れ、電源スイッチを操作することなく電源を投入してパ
レット昇降体を昇降可能な状態とするための非常用スイ
ッチが設けられているので、操作者が非常用スイッチを
操作することにより、電源スイッチを操作することなく
電源を投入してパレット昇降体を昇降可能な状態とする
ことができ、例えばピット内のパレットに格納された車
両に火災が発生したときのように、直ちにパレット昇降
体を上昇させる必要がある非常時に、その場に所定の操
作部材を所持する人が居合わせない場合においても、確
実にパレット昇降体を上昇させることができる。
【0008】また、複数のパレット昇降体が、隣接して
並設され、操作部には、昇降対象とするパレット昇降体
を択一的に選択する選択部と、選択部にて選択されたパ
レット昇降体を昇降操作するための昇降操作部とが設け
られており、昇降操作部の操作に拘わらず、2つ以上の
パレット昇降体が同時に上昇した状態となるのを禁止す
るためのインタロック部と、非常用スイッチが操作され
たときに、2つ以上のパレット昇降体が同時に上昇した
状態となり得るように、インタロック部の機能が解除さ
れることが好ましい。インタロック部を設けた場合、2
つ以上のパレット昇降体が同時に上昇した状態となるの
が禁止されるため、例えば1つのパレット昇降体が上昇
した状態にあるときに、ピット内のパレットに格納され
た車両に火災が発生した場合には、上昇した状態にある
パレット昇降体を下降させた後に、操作対象とするパレ
ット昇降体を上昇させなければならず、操作対象とする
パレット昇降体を速やかに上昇させることが不可能とな
る。上述したように、非常用スイッチが操作されたとき
に、2つ以上のパレット昇降体が同時に上昇した状態と
なり得るように、インタロック部の機能が解除されるの
で、インタロック部が設けられ、例えば1つのパレット
昇降体が上昇した状態にあるときに、ピット内のパレッ
トに格納された車両に火災が発生した場合等の非常時に
おいて、操作対象とするパレット昇降体を速やかに上昇
させることができる。
【0009】また、非常用スイッチは、押しボタンから
なるスイッチ部を有していることが好ましい。このよう
な構成を採用することにより、非常時においても、操作
者が速やかに非常用スイッチを操作することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。なお、図面の説明において同一の要素に
は同一の符号を付しており、重複する説明は省略する。
【0011】図1〜図7に示される実施形態は、地上1
層及び地下ピット2層式の立体駐車装置を、4体併設し
た形式のものとしている。立体駐車装置1は、車両が出
入りする車路面Gから所定の深さにかけて形成された、
車両収納空間であるピットP内に設けられている。
【0012】立体駐車装置1の枠体は、図1及び図2に
示されるように、4体並設された立体駐車装置の全体の
左右及び単位駐車装置1a,1b,1c,1d間に立設
されている計5本の前部支柱2、同様に立設されている
計5本の後部支柱3、前部支柱2と後部支柱3の頂部間
に架設された計5本の前後梁4等から構成されている。
2本の前部支柱2及び2本の後部支柱3で囲まれた4つ
の平面矩形の空間がそれぞれ単位駐車装置1a,1b,
1c,1dの空間を形成している。立体駐車装置1は、
単位駐車装置1a,1b,1c,1d毎に配設された4
体のパレット昇降体11,12,13,14を備えてお
り、各パレット昇降体11,12,13,14は、いず
れも、個別に、上下変位自在となっている。各パレット
昇降体11,12,13,14は、上段パレット11
a,12a,13a,14a、中段パレット11b,1
2b,13b,14b及び下段パレット11c,12
c,13c,14cを有しており、これら上段パレット
11a,12a,13a,14a、中段パレット11
b,12b,13b,14b及び下段パレット11c,
12c,13c,14cは4本のパレット支柱15によ
り一体的に結合されている。図1には、最左側のパレッ
ト昇降体11のみが、下段パレット11cが車路面Gの
位置に来るまで上昇し、残りの3体のパレット昇降体1
2,13,14の全体がピットP内に収納された状態を
示している。また、図2においては、立体駐車装置1の
うち、左側となる2体のパレット昇降体11,12側を
開示し、右側となる2体のパレット昇降体13,14側
の開示を省略している。
【0013】各パレット昇降体11,12,13,14
の昇降駆動機構はそれ自体公知のものであり、例えば、
次の通りである。各パレット昇降体11,12,13,
14は、図示はしないが、下段パレット11c,12
c,13c,14cの下面に幅方向に掛け渡された前後
2本のローラチェーンで昇降可能に支持され、各パレッ
ト昇降体11,12,13,14に対して片側の後部支
柱3の上部近傍に配設された駆動モータ部16a,16
b,16c,16dの昇降駆動によってチェーンスプロ
ケット機構を作動させることにより、ピットP内を昇降
するようになっている。各駆動モータ部16a,16
b,16c,16dは、その全体が鋼板製の耐火カバー
により覆われており、内部にモータ(図示せず)を有し
ている。また、耐火カバーの裏面には、所定の厚さにて
グラスウールが貼付されている。
【0014】最左側の前後梁4の前方には、上端に操作
部としての操作盤17が配設されたポール18が立設さ
れている。操作盤17には、図3及び図4に示されるよ
うに、上から順に第2操作部としての非常用スイッチ2
1、表示灯22、昇降操作部としての下段上昇スイッチ
23、同じく昇降操作部としての中段上昇スイッチ2
4、同じく昇降操作部としての下降スイッチ25、選択
部としての選択スイッチ26、第1操作部としての電源
スイッチ27、電源灯28、着地確認灯29が配設され
ている。ポール18には、操作盤17を雨水等から保護
するための保護プレート30が設けられている。なお、
図4は、保護プレート30を取り除いた状態を示してい
る。
【0015】電源スイッチ27は、電源を投入するため
のものであり、所定の操作部材としての電源キーK1が
差し込まれて、「入」側に回動されることにより、ON
信号を出力する。非常用スイッチ21は、非常時等の際
に電源スイッチ27を操作することなく電源を投入し、
各パレット昇降体11,12,13,14を昇降させる
ためのものであり、操作者により直接操作可能な押しボ
タンからなるスイッチ部が押されることにより、ON信
号を出力する。下段上昇スイッチ23は、下段パレット
11c,12c,13c,14cが車路面G高さに来る
ようにパレット昇降体11,12,13,14を上昇さ
せるためのもので、押しボタンからなるスイッチ部が押
されることにより、ON信号を出力する。中段上昇スイ
ッチ24は、中段パレット11b,12b,13b,1
4bが車路面G高さに来るようにパレット昇降体11,
12,13,14を上昇させるためのもので、押しボタ
ンからなるスイッチ部が押されることにより、ON信号
を出力する。下降スイッチ25は、上昇された位置にあ
るパレット昇降体11,12,13,14を下降させる
ためのもので、押しボタンからなるスイッチ部が押され
ることにより、ON信号を出力する。選択スイッチ26
は、昇降させるパレット昇降体11,12,13,14
を選択するもので、選択スイッチ26のセレクト位置に
対応した信号が出力される。
【0016】電源灯28は、電源が投入されていること
を確認し得るように、電源スイッチ27が操作され、電
源が投入された際に点灯する。着地確認灯29は、パレ
ット昇降体11,12,13,14が着地(最下位置ま
で下降)していることを確認し得るように、パレット昇
降体11,12,13,14が着地した際に消灯し、パ
レット昇降体11,12,13,14が上昇した位置に
あるときに点灯する。表示灯22は、非常用スイッチ2
1が操作されていることを確認し得るように、非常用ス
イッチ21が操作された際に点灯する。
【0017】操作盤17が配設されたポール18の背面
側には、図4に示されているように、インターロック解
除スイッチ31とインターロック解除灯32が配設され
ている。インターロック解除スイッチ31は、インター
ロック機能を解除ためのものであり、所定の操作キーK
2が差し込まれて、「解除」側に回動されることによ
り、ON信号を出力する。インターロック解除灯32
は、インターロック機能が解除されていることを確認し
得るように、インターロック解除スイッチ31が操作さ
れ、インターロック機能が解除された際に点灯する。
【0018】各前後梁4の裏面には、各パレット昇降体
11,12,13,14の位置を検知するための着地用
リミットスイッチ41、中段用リミットスイッチ42及
び下段用リミットスイッチ43が、各パレット昇降体1
1,12,13,14ごとに配設されている。着地用リ
ミットスイッチ41は、各パレット昇降体11,12,
13,14が着地したことを検知するためのもので、各
パレット昇降体11,12,13,14が着地した際
に、上段パレット11a,12a,13a,14aの一
部と接触してON動作する。中段用リミットスイッチ4
2は、中段パレット11b,12b,13b,14bが
車路面Gの高さに来るまで各パレット昇降体11,1
2,13,14が上昇したことを検知するためのもの
で、中段パレット11b,12b,13b,14bが車
路面Gの高さに来るまで各パレット昇降体11,12,
13,14が上昇した際に、中段パレット11b,12
b,13b,14bの一部と接触してON動作する。下
段用リミットスイッチ43は、下段パレット11c,1
2c,13c,14cが車路面Gの高さに来るまで各パ
レット昇降体11,12,13,14が上昇したことを
検知するためのもので、下段パレット11c,12c,
13c,14cが車路面Gの高さに来るまで各パレット
昇降体11,12,13,14が上昇した際に、下段パ
レット11c,12c,13c,14cの一部と接触し
てON動作する。
【0019】前後梁4の後方には、図2に示されるよう
に、駆動モータ部16a,16b,16c,16dの昇
降駆動を制御するための制御盤51a,51b,51
c,51dが、車路面G上(地上)に臨んだ状態で、各
パレット昇降体11,12,13,14(駆動モータ部
16a,16b,16c,16d)毎に計4体配設され
ている。最左側の制御盤51aには、立体駐車装置1全
体を制御するための主制御部52aが設けられており、
残りの3体の制御盤51b,51c,51dには、各パ
レット昇降体11,12,13,14のための駆動モー
タ部16a,16b,16c,16dを駆動制御するた
めの副制御部52b,52c,52dが設けられてい
る。
【0020】最左側の制御盤51aには、電源回路部
(図示せず)が設けられており、この電源回路部に電源
供給源からの一次側引き込み電源線61が接続されてお
り、一次電源が供給されている。電源回路部は、一次側
引き込み電源線61を介して供給された電源電圧(AC
200ボルト)を、主制御部52a及び副制御部52
b,52c,52d用の電源(DC24ボルト)に変換
する電源変換部を有している。制御盤51a,51b,
51c,51d間は中継用電源線62にて接続されてい
る(図2においては、制御盤51aと制御盤51bとを
接続する中継用電源線62のみ開示)。この中継用電源
線62は、電源変換部にて変換された副制御部52b,
52c,52d用の電源(DC24ボルト)を供給する
ための制御系電源線と、モータの駆動電源を供給するた
めの動力系電源線(AC200ボルト)とで構成されて
いる。各制御盤51a,51b,51c,51dと各駆
動モータ部16a,16b,16c,16dとは、動力
系電源線63にて接続されており、各駆動モータ部16
a,16b,16c,16dに対して駆動電源が供給さ
れている。一次側引き込み電源線61及び動力系電源線
63には耐火電線が、制御系電源線には耐熱電線が、各
々使用されている。
【0021】主制御部52aには、図5に示されるよう
に、着地用リミットスイッチ41、中段用リミットスイ
ッチ42、下段用リミットスイッチ43、非常用スイッ
チ21、表示灯22、下段上昇スイッチ23、中段上昇
スイッチ24、下降スイッチ25、選択スイッチ26、
電源スイッチ27、インターロック解除スイッチ31、
電源灯28、着地確認灯29及びインターロック解除灯
32が制御系信号線64を介して接続されており、着地
用リミットスイッチ41、中段用リミットスイッチ4
2、下段用リミットスイッチ43非常用スイッチ21、
表示灯22、下段上昇スイッチ23、中段上昇スイッチ
24、下降スイッチ25、選択スイッチ26、電源スイ
ッチ27及びインターロック解除スイッチ31からの出
力信号が主制御部52aに供給される。また、電源灯2
8、着地確認灯29及びインターロック解除灯32を点
灯あるいは消灯させるための点灯制御信号が、主制御部
52aから電源灯28、着地確認灯29及びインターロ
ック解除灯32に供給される。主制御部52aは、最左
側のパレット昇降体11の駆動モータ部16aの駆動を
制御するようにも構成されており、制御系信号線を介し
て駆動モータ部16aに接続されており、モータの駆動
状態を制御するための駆動信号が駆動モータ部16aに
供給される。主制御部52aと駆動モータ部16aとを
接続する制御系信号線は、耐熱電線が使用されており、
動力系電源線に沿って配線されている。ここで、主制御
部52aは、各請求項におけるインタロック部を構成し
ている。
【0022】各副制御部52b,52c,52dは、図
5に示されるように、着地用リミットスイッチ41、中
段用リミットスイッチ42及び下段用リミットスイッチ
43非常用スイッチ21が制御系信号線64を介して接
続されており、着地用リミットスイッチ41、中段用リ
ミットスイッチ42及び下段用リミットスイッチ43か
らの出力信号が各副制御部52b,52c,52dに供
給される。また、各副制御部52b,52c,52d
は、制御系信号線を介して各駆動モータ部16b,16
c,16dに接続されており、モータの駆動状態を制御
するための駆動信号が駆動モータ部16b,16c,1
6dに供給される。各副制御部52b,52c,52d
と各駆動モータ部16b,16c,16dとを接続する
各制御系信号線は、耐熱電線が使用されており、各動力
系電源線に沿って配線されている。
【0023】主制御部52aと各副制御部52b,52
c,52dとは、制御系信号線64を介して接続されて
おり、主制御部52aからはパレット昇降体12,1
3,14の昇降動作を開始させるための指令信号等が各
副制御部52b,52c,52dに対して供給され、各
副制御部52b,52c,52dからは着地用リミット
スイッチ41、中段用リミットスイッチ42及び下段用
リミットスイッチ43からの出力信号等が主制御部52
aに対して供給される。主制御部52aと各副制御部5
2b,52c,52dとを接続する制御系信号線は、耐
熱電線が使用されており、中継用電源線62に沿って配
線されている。
【0024】なお、制御盤51a,51b,51c,5
1d、駆動モータ部16a,16b,16c,16dの
耐火カバー等に形成される、各中継用電源線62、各動
力系電源線63等の貫通部の間隙は、耐火パテ剤が充填
されており、塞がれた状態となっている。
【0025】次に、主制御部52aと各副制御部52
b,52c,52dの動作について、図6及び図7に基
づいて、説明する。図6は、主制御部52aにて行われ
る主制御動作を示しており、図7は、主制御部52a及
び各副制御部52b,52c,52dにて行われるモー
タ駆動制御動作を示している。
【0026】まずS101にて、非常用スイッチ21か
らの出力信号が読み込まれ、非常用スイッチ21からO
N信号が出力されているか否か、すなわち操作者が非常
用スイッチ21を押しているか否かが判断される。非常
用スイッチ21からON信号が出力されていない場合
(S101で「No」)、S103に進む。S103で
は、表示灯22を消灯させるように、点灯制御信号が表
示灯22のドライバ回路(図示せず)に対して出力され
る。続くS105では、電源スイッチ27からの出力信
号が読み込まれ、電源スイッチ27からON信号が出力
されているか否か、すなわち操作者が電源スイッチ27
に電源キーK1を差し込み、「入」側に回動させたか否
かが判断される。電源スイッチ27からON信号が出力
されていない場合(S105で「No」)、S107に
進む。S107では、電源灯28を消灯させるように、
点灯制御信号が電源灯28のドライバ回路(図示せず)
に対して出力される。その後、モータ駆動制御に移行す
ることなくリターンされる。
【0027】操作者が電源スイッチ27に電源キーK1
を差し込み、「入」側に回動させて、電源スイッチ27
からON信号が出力された場合(S105で「Ye
s」)、S109に進み、電源灯28を点灯させるよう
に、点灯制御信号が電源灯28のドライバ回路(図示せ
ず)に対して出力される。その後、S111に進み、イ
ンターロック解除スイッチ31からの出力信号が読み込
まれ、インターロック解除からON信号が出力されてい
るか否か、すなわち操作者がインターロック解除スイッ
チ31に操作キーK2を差し込み、「解除」側に回動さ
せたか否かが判断される。インターロック解除スイッチ
31からON信号が出力されていない場合(S111で
「No」)、S113に進む。S113では、インター
ロック解除灯32を消灯させるように、点灯制御信号が
インターロック解除灯32のドライバ回路(図示せず)
に対して出力される。続くS115では、選択スイッチ
26と、各パレット昇降体11,12,13,14ごと
に設けられた各着地用リミットスイッチ41、各中段用
リミットスイッチ42及び各下段用リミットスイッチ4
3からの出力信号とを読み込み、選択スイッチ26にて
選択されたパレット昇降体11,12,13,14以外
のパレット昇降体11,12,13,14が上昇した位
置にあるか否かが判断される。
【0028】選択スイッチ26にて選択されたパレット
昇降体11,12,13,14以外のパレット昇降体1
1,12,13,14が上昇した位置にある場合(S1
15で「Yes」)、モータ駆動制御に移行することな
くリターンされる。したがって、選択スイッチ26にて
選択されたパレット昇降体11,12,13,14以外
のパレット昇降体11,12,13,14が上昇した位
置にある場合、選択したパレット昇降体11,12,1
3,14を昇降させることが不可能となり、いわゆるイ
ンターロックの状態とされる。選択スイッチ26にて選
択されたパレット昇降体11,12,13,14以外の
パレット昇降体11,12,13,14が上昇した位置
にない場合(S115で「No」)、S117に進み、
モータ駆動制御に移行することになる。
【0029】インターロック解除スイッチ31からON
信号が出力されている場合(S111で「Yes」)、
S119に進み、インターロック解除灯32を点灯させ
るように、点灯制御信号がインターロック解除灯32の
ドライバ回路(図示せず)に対して出力される。その
後、S117に進み、モータ駆動制御に移行することに
なる。したがって、操作者がインターロック解除スイッ
チ31に操作キーK2を差し込み、「解除」側に回動さ
せた場合、S115の判断がスキップされ、選択スイッ
チ26にて選択されたパレット昇降体11,12,1
3,14以外のパレット昇降体11,12,13,14
の位置に拘わらず、例えば選択されたパレット昇降体1
1,12,13,14以外のパレット昇降体11,1
2,13,14が上昇した位置にあるにも拘わらず、選
択したパレット昇降体11,12,13,14を昇降さ
せることが可能となり、いわゆるインターロックが解除
された状態とされる。
【0030】非常用スイッチ21からON信号が出力さ
れた場合(S101で「Yes」)、S121に進み、
表示灯22を点灯させるように、点灯制御信号が表示灯
22のドライバ回路(図示せず)に対して出力される。
続くS123では、電源灯28を点灯させるように、点
灯制御信号が電源灯28のドライバ回路(図示せず)に
対して出力される。その後、S117に進み、モータ駆
動制御に移行することになる。したがって、操作者が非
常用スイッチ21を押した場合、S105の判断がスキ
ップされ、電源スイッチ27の操作に拘わらず、例えば
電源スイッチ27に電源キーK1を差し込み、「入」側
に回動させなくとも、パレット昇降体11,12,1
3,14を昇降させることが可能となる。また、同様
に、S111及びS115の判断がスキップされ、選択
スイッチ26にて選択されたパレット昇降体11,1
2,13,14以外のパレット昇降体11,12,1
3,14の位置に拘わらず、あるいは、操作キーK2に
よりインターロック解除スイッチ31をON動作させる
ことなく、選択したパレット昇降体11,12,13,
14を昇降させることが可能となり、いわゆるインター
ロックが解除された状態とされる。
【0031】S117では、選択スイッチ26により選
択されたパレット昇降体11,12,13,14に対応
する主制御部52aあるいは各副制御部52b,52
c,52dに対して、パレット昇降体11,12,1
3,14の昇降動作を開始させるための指令信号が出力
され、指令信号が入力された主制御部52aあるいは各
副制御部52b,52c,52dにおいて、図7に示さ
れるような、モータ駆動制御動作が行われることにな
る。
【0032】まず、S201では、下段上昇スイッチ2
3からの出力信号が読み込まれ、下段上昇スイッチ23
からON信号が出力されているか否か、すなわち操作者
が下段上昇スイッチ23を押しているか否かが判断され
る。下段上昇スイッチ23からON信号が出力されてい
る場合(S201で「Yes」)、S203に進む。S
203では、選択されたパレット昇降体11,12,1
3,14に対応する駆動モータ部16a,16b,16
c,16dに、選択されたパレット昇降体11,12,
13,14を上昇させるように駆動信号が出力され、選
択されたパレット昇降体11,12,13,14が上昇
することになる。続くS205では、着地確認灯29を
点灯させるように、点灯制御信号が着地確認灯29のド
ライバ回路(図示せず)に対して出力される。
【0033】その後、S207に進み、選択されたパレ
ット昇降体11,12,13,14に対応する下段用リ
ミットスイッチ43の状態が読み込まれ、下段用リミッ
トスイッチ43の状態がON動作となっているか否か、
すなわち下段パレット11c,12c,13c,14c
が車路面Gの位置に到達したか否かが判断される。下段
用リミットスイッチ43の状態がON動作となった場合
(S207で「Yes」)、下段パレット11c,12
c,13c,14cが車路面Gの位置に到達したとし
て、S209に進み、選択されたパレット昇降体11,
12,13,14に対応する駆動モータ部16a,16
b,16c,16dに、選択されたパレット昇降体1
1,12,13,14の上昇を停止させるように駆動信
号が出力され、選択されたパレット昇降体11,12,
13,14の上昇が停止することになる。
【0034】下段用リミットスイッチ43の状態がON
動作ではない場合(S207で「No」)、下段パレッ
ト11c,12c,13c,14cが車路面Gの位置に
未だ到達していないとして、リターンされ、S201に
戻る。したがって、下段上昇スイッチ23が押し続けら
れている場合には、選択されたパレット昇降体11,1
2,13,14は、下段パレット11c,12c,13
c,14cが車路面Gの位置に到達するまで上昇し続け
ることになる。
【0035】操作者が下段上昇スイッチ23を押してお
らず、下段上昇スイッチ23からON信号が出力されて
いない場合(S201で「No」)、S211に進み、
中段上昇スイッチ24からの出力信号が読み込まれ、中
段上昇スイッチ24からON信号が出力されているか否
か、すなわち操作者が中段上昇スイッチ24を押してい
るか否かが判断される。中段上昇スイッチ24からON
信号が出力されている場合(S211で「Yes」)、
S213に進む。S213では、選択されたパレット昇
降体11,12,13,14に対応する駆動モータ部1
6a,16b,16c,16dに、選択されたパレット
昇降体11,12,13,14を上昇させるように駆動
信号が出力され、選択されたパレット昇降体11,1
2,13,14が上昇することになる。続くS215で
は、着地確認灯29を点灯させるように、点灯制御信号
が着地確認灯29のドライバ回路(図示せず)に対して
出力される。
【0036】その後、S217に進み、選択されたパレ
ット昇降体11,12,13,14に対応する中段用リ
ミットスイッチ42の状態が読み込まれ、中段用リミッ
トスイッチ42の状態がON動作となっているか否か、
すなわち中段パレット11b,12b,13b,14b
が車路面Gの位置に到達したか否かが判断される。中段
用リミットスイッチ42の状態がON動作となった場合
(S217で「Yes」)、中段パレット11b,12
b,13b,14bが車路面Gの位置に到達したとし
て、S209に進み、選択されたパレット昇降体11,
12,13,14に対応する駆動モータ部16a,16
b,16c,16dに、選択されたパレット昇降体1
1,12,13,14の上昇を停止させるように駆動信
号が出力され、選択されたパレット昇降体11,12,
13,14の上昇が停止することになる。
【0037】中段用リミットスイッチ42の状態がON
動作ではない場合(S217で「No」)、中段パレッ
ト11b,12b,13b,14bが車路面Gの位置に
未だ到達していないとして、リターンされ、S201に
戻る。したがって、中段上昇スイッチ24が押し続けら
れている場合には、選択されたパレット昇降体11,1
2,13,14は、中段パレット11b,12b,13
b,14bが車路面Gの位置に到達するまで上昇し続け
ることになる。
【0038】操作者が中段上昇スイッチ24を押してお
らず、中段上昇スイッチ24からON信号が出力されて
いない場合(S211で「No」)、S219に進み、
下降スイッチ25からの出力信号が読み込まれ、下降ス
イッチ25からON信号が出力されているか否か、すな
わち操作者が下降スイッチ25を押しているか否かが判
断される。下降スイッチ25からON信号が出力されて
いる場合(S219で「Yes」)、S221に進む。
S221では、選択されたパレット昇降体11,12,
13,14に対応する駆動モータ部16a,16b,1
6c,16dに、選択されたパレット昇降体11,1
2,13,14を下降させるように駆動信号が出力さ
れ、選択されたパレット昇降体11,12,13,14
が下降することになる。
【0039】続くS223では、選択されたパレット昇
降体11,12,13,14に対応する着地用リミット
スイッチ41の状態が読み込まれ、着地用リミットスイ
ッチ41の状態がON動作となっているか否か、すなわ
ち上段パレット11a,12a,13a,14aが車路
面Gの位置に到達したか否かが判断される。着地用リミ
ットスイッチ41の状態がON動作となった場合(S2
23で「Yes」)、上段パレット11a,12a,1
3a,14aが車路面Gの位置に到達したとして、S2
25に進み、着地確認灯29を消灯させるように、点灯
制御信号が着地確認灯29のドライバ回路(図示せず)
に対して出力される。その後、S209に進み、選択さ
れたパレット昇降体11,12,13,14に対応する
駆動モータ部16a,16b,16c,16dに、選択
されたパレット昇降体11,12,13,14の下降を
停止させるように駆動信号が出力され、選択されたパレ
ット昇降体11,12,13,14の下降が停止するこ
とになる。
【0040】着地用リミットスイッチ41の状態がON
動作ではない場合(S223で「No」)、上段パレッ
ト11a,12a,13a,14aが車路面Gの位置に
未だ到達していないとして、リターンされ、S201に
戻る。したがって、下降スイッチ25が押し続けられて
いる場合には、選択されたパレット昇降体11,12,
13,14は、上段パレット11a,12a,13a,
14aが車路面Gの位置に到達するまで下降し続けるこ
とになる。
【0041】このように、本実施形態によれば、操作盤
17に非常用スイッチ21が配設され、操作者により非
常用スイッチ21が押され、非常用スイッチ21からO
N信号が出力された場合には、電源スイッチ27の操作
に拘わらず、例えば電源スイッチ27に電源キーK1を
差し込み、「入」側に回動させなくとも、モータ駆動制
御に移行し、パレット昇降体11,12,13,14を
昇降させることが可能な状態とされる。したがって、例
えばパレット昇降体11,12,13,14が着地状態
にあり、ピットP内の中段パレット11b,12b,1
3b,14bあるいは下段パレット11c,12c,1
3c,14cに載置された車両において火災が発生した
場合のような、直ちにパレット昇降体11,12,1
3,14を上昇させる必要がある非常時に、その場に電
源キーK1を所持する人が居合わせない場合において
も、操作者が非常用スイッチ21を押し、選択スイッチ
26により対象とするパレット昇降体11,12,1
3,14を選択し、中段上昇スイッチ24あるいは下段
上昇スイッチ23を押すことにより、確実にパレット昇
降体11,12,13,14を上昇させることができ
る。この結果、ピットP内の中段パレット11b,12
b,13b,14bあるいは下段パレット11c,12
c,13c,14cに載置された車両において火災が発
生した場合においては、火災車両を速やかに消火するこ
とができる。
【0042】また、操作者により非常用スイッチ21が
押され、非常用スイッチ21からON信号が出力された
場合には、選択スイッチ26にて選択されたパレット昇
降体11,12,13,14以外のパレット昇降体1
1,12,13,14の位置に拘わらず、あるいは、操
作キーK2によりインターロック解除スイッチ31をO
N動作させることなく、選択したパレット昇降体11,
12,13,14を昇降させることが可能となる、いわ
ゆるインターロックが解除された状態となり、パレット
昇降体11,12,13,14を昇降させることが可能
な状態とされる。したがって、例えばパレット昇降体1
1,12,13,14が着地状態にあり、中段パレット
11b,12b,13b,14bあるいは下段パレット
11c,12c,13c,14cに載置された車両にお
いて火災が発生した場合のような、直ちにパレット昇降
体11,12,13,14を上昇させる必要がある非常
時に、その場に操作キーK2を所持する人が居合わせな
い場合においても、操作者が非常用スイッチ21を押
し、選択スイッチ26により対象とするパレット昇降体
11,12,13,14を選択し、中段上昇スイッチ2
4あるいは下段上昇スイッチ23を押すことにより、選
択スイッチ26にて選択されたパレット昇降体11,1
2,13,14以外のパレット昇降体11,12,1
3,14が上昇した位置にあっても、速やかにパレット
昇降体11,12,13,14を上昇させることができ
る。
【0043】また、非常用ボタンは、操作者により直接
操作可能な押しボタンからなるスイッチ部を有している
ので、火災発生などの非常時においても、操作者が速や
かに非常用ボタンを操作することができる。
【0044】なお、本実施形態においては、第2操作部
としての非常用スイッチ21に、押しボタンからなるス
イッチ部を有するタイプのものを使用しているが、これ
に限られることなく、キー等の特別の操作部材を用いる
ことなく操作者が操作することが可能なものであればよ
い。
【0045】また、本実施形態においては、非常用スイ
ッチ21が操作されていることを確認し得るように、非
常用スイッチ21が操作された際に点灯する表示灯22
が設けられているが、表示灯22を設ける代わりに、非
常用スイッチ21が操作された際に警報音を発生させる
警報音発生手段を設けるようにしてもよい。もちろん、
この警報音発生手段と表示灯22とを設けるようにして
もよい。
【0046】また、本実施形態においては、本発明を地
上1層及び地下ピット2層式の立体駐車装置を、4体併
設した形式のものに適用したが、適用可能な多段式立体
駐車装置の形式はこれらに限られることはなく、車両を
駐車させる地下空間を構成するピット内にパレットを収
納する、いわゆるピット式の多段式立体駐車装置であれ
ば本発明を適用することができる。
【0047】
【発明の効果】以上、詳細に説明したとおり、本発明の
多段式立体駐車装置によれば、直ちにパレット昇降体を
上昇させる必要がある非常時において、確実にパレット
昇降体を上昇させることが可能な多段式立体駐車装置を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多段式立体駐車装置の実施形態を
示す概略正面図である。
【図2】本発明による多段式立体駐車装置の実施形態を
示す概略斜視図である。
【図3】本発明による多段式立体駐車装置の実施形態に
含まれる、操作盤の正面図である。
【図4】本発明による多段式立体駐車装置の実施形態に
含まれる、操作盤の側面図である。
【図5】本発明による多段式立体駐車装置の実施形態を
示すブロック図である。
【図6】本発明による多段式立体駐車装置の実施形態に
おける、主制御動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明による多段式立体駐車装置の実施形態に
おける、モータ駆動制御動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…立体駐車装置、11,12,13,14…パレット
昇降体、11a,12a,13a,14a…上段パレッ
ト、11b,12b,13b,14b…中段パレット、
11c,12c,13c,14c…下段パレット、15
…パレット支柱、16a,16b,16c,16d…駆
動モータ部、17…操作盤、21…非常用スイッチ、2
2…表示灯、23…下段上昇スイッチ、24…中段上昇
スイッチ、25…下降スイッチ、26…選択スイッチ、
27…電源スイッチ、41…着地用リミットスイッチ、
42…中段用リミットスイッチ、43…下段用リミット
スイッチ、51a,51b,51c,51d…制御盤、
52a…主制御部、52b,52c,52d…副制御
部、G…車路面、K1…電源キー、P…ピット。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を駐車させる地下空間を構成するピ
    ット内において、車両収納部を有するようにパレットが
    配されると共に、昇降可能とされたパレット昇降体と、 前記パレット昇降体の昇降操作を行う操作部とを備えた
    多段式立体駐車装置であって、 前記操作部には、 所定の操作部材により操作されることにより、電源を投
    入して前記パレット昇降体を昇降可能な状態とするため
    の電源スイッチと、 操作者により操作され、前記電源スイッチを操作するこ
    となく電源を投入して前記パレット昇降体を昇降可能な
    状態とするための非常用スイッチとが設けられているこ
    とを特徴とする多段式立体駐車装置。
  2. 【請求項2】 複数の前記パレット昇降体が、隣接して
    並設され、 前記操作部には、昇降対象とするパレット昇降体を択一
    的に選択する選択部と、前記選択部にて選択された前記
    パレット昇降体を昇降操作するための昇降操作部とが設
    けられており、 昇降操作部の操作に拘わらず、2つ以上の前記パレット
    昇降体が同時に上昇した状態となるのを禁止するための
    インタロック部と、 前記非常用スイッチが操作されたときに、2つ以上の前
    記パレット昇降体が同時に上昇した状態となり得るよう
    に、前記インタロック部の機能が解除されることを特徴
    とする請求項1に記載の多段式立体駐車装置。
  3. 【請求項3】 前記非常用スイッチは、押しボタンから
    なるスイッチ部を有していることを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の多段式立体駐車装置。
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