JP3282368B2 - 遠方監視制御装置 - Google Patents

遠方監視制御装置

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JP3282368B2
JP3282368B2 JP10145594A JP10145594A JP3282368B2 JP 3282368 B2 JP3282368 B2 JP 3282368B2 JP 10145594 A JP10145594 A JP 10145594A JP 10145594 A JP10145594 A JP 10145594A JP 3282368 B2 JP3282368 B2 JP 3282368B2
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  • Multi Processors (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変電所や発電所等の運
転状況を制御所で監視する監視制御に関わり、特に、複
数の監視対象機器が同時に動作したときの動作の因果関
係を明らかにするため、関連する機器の状態データを子
局側でグループ化編集して、親局で監視・表示する遠方
監視制御装置に関する。
【0002】より詳細には、地理的にも分散配置された
変電所や発電所に設置される子局にインテリジェンシ機
能を持たせ、変電所や発電所のプラントや補機の運転・
停止などの運転状況の監視制御に関わり、これらの運転
状況を検出する監視対象機器の出力状態(以下、状態デ
ータと言う)を監視制御し、特に、複数の監視対象機器
が同時に動作したときの動作の因果関係を明らかにする
ため、状態データに変化が発生した状変データ群の中か
ら、相互に関連が深い機器の状変データを子局で分類編
集し、親局に効率的な伝送を行い、親局の監視・表示装
置のデータ処理機能の負担を軽減化すると共に、伝送回
線の効率的運用を図るものである。
【0003】
【従来の技術】図2に従来技術における遠方監視制御装
置の機能ブロック図を示す。図2において、遠方監視制
御装置は、制御所に設置される親局1と、変電所や発電
所に設置される子局2と、親局1と子局2との間を接続
する伝送回線3と、から構成され、変電所や発電所の監
視対象機器4の状態データが機器a‥、機器A,B,
C,〜Zで検出され、この状態データが子局側のデータ
の処理機能で相互に関連の深い状変データ群として処理
された後、伝送回線3を介して、親局がある制御所に送
信され、制御所の監視・表示装置に表示される。
【0004】子局2は、必要に応じて複数のプロセス入
出力部5Aと、伝送部6Aと、システムバス7と、からな
り、プロセス入出力部5Aは、監視対象機器4の状態を表
す状態データを周期的に取り込むDI回路51と、入力処理
部53と、監視対象機器4の機器番号と今回状態データと
からなるデータ(以下、機器番号付き状態データを単に
状態データとする)を記憶する今回データファイル54A
と、今回ファイル54A に取り込まれた状態データと前回
までに取り込まれた当該状態データとを比較する比較処
理部56と、この比較処理部の比較した結果、変化があれ
ば、変化後の状態データを状変データとし、この状変デ
ータを記憶する前回ファイル55A と、から構成され、ま
た、この状変データは伝送部6Aに伝送される。
【0005】伝送部6Aは、上記状変データを一時記憶す
る状変データバッファ61A と、この状変データバッファ
61A の状変データを監視し、予め定められた組合せグル
ープ毎に状変データを編集する送信処理部63A と、上記
組合せグループ毎に編集された状変データを記憶するデ
ータ編集用バッファ64A と、親局1の時計に同期して動
作する時計62と、伝送回線3を介して親局と交信するモ
デム65とから構成される。送信処理部63A は、特定の状
変データで起動するタイマを有し、このタイマが設定時
間を経過した後、データ編集用バッファ64A からグルー
プ毎に編集された状変データ群を取り出し、この編集さ
れた状変データに時計62からの時刻データを付加して送
信データを作成し、作成された送信データを伝送回線3
を介して親局1に送信する。
【0006】上記構成において、入力処理部53は周期的
にDI回路51より機器(a,A〜Z)の状態データを取り
込み、今回データファイル54A に状態データをセットす
る。比較処理部56は、今回データファイル54A の状態デ
ータと該当する前回までの状態データ(具体的には、前
回データファイル55A に格納されている状態データ)と
を比較し、両状態データ間に変化があれば、該当する機
器No.と変化後の状態データからなる状変データをシス
テムバス7経由で状変データバッファ61A にセットし、
同時に、両状態データ間に変化がある当該状変データを
今回データファイル54A から前回データファイル55A に
転送し、前回データファイル55A に記憶される状変デー
タを最新のデータに更新する。
【0007】図3は状変データのグループ編集例を示
し、(A) は監視対象機器の状態データの変化と送信デー
タの編集例との関連を説明する説明図、(B) は相互に関
連の深い機器の分類編集組合せ図である。図3の(A)
は、監視対象機器4の機器(a,b,A〜C)の状態デ
ータが時刻t1に機器a、時刻t2に機器B、時刻t3に機器
b、時刻t4に機器A、時刻t5に機器C、の状態データに
変化が発生したことを示す。また、図3の(B) はこのと
きの関連する機器の組合せを○印で示し、図示例では、
(機器aと機器A)、(機器bと機器B,機器C)が相
互に関連が深い機器として、グループ化されている。
【0008】図2、図3を併用して説明する。伝送部6A
の送信処理部63A は、状変データバッファ61A を監視
し、図3の(B) に示す機器に状変が発生すれば、この状
変データをデータ編集用バッファ64A に分類・編集・蓄
積する。特定な状変データ(図示例は、機器a)の発生
により、送信処理部63A が有するタイマを起動させ、時
間Tを経過した時刻t6までの間に、機器a,b,A,
B,Cの状態データに状変が発生し、(機器a と機器A)
及び (機器b と機器B,機器C)の状変データをそれぞれ同
一パケットに編集し、モデム65および伝送回線3を介し
て、親局1に送信データを送信する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】一般的に言って、シス
テムバスを介してデータを伝送するとき、時間の大小の
差は有るにしても、伝送遅れとそのバラツキが発生す
る。図4は従来技術の課題を説明する説明図であり、図
3の状変データのグループ編集例に対応している。今、
時刻t5とt6が非常に接近した時刻で、しかも、t5<t6の
関係があるとき、本来は送信データ2として、時刻t6で
(機器b と機器B,機器C)の状変データが同一パケットに
編集されて送信されるべきである。しかし、伝送遅れ時
間Δt により、状変データバッファ61A に格納される状
変データが、点線で図示される (t5+Δt)>t6として、
遅れて処理される可能性を有する。この様な場合、本来
時刻t6で (機器b と機器B)の状変データと同一パケット
で送信されるべき機器C の状変データが送信されず、次
の時刻t7で示される次のパケットに単独に編集されると
いう不都合が生じる。
【0010】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
のであり、その目的は前記した課題を解決して、システ
ムバスの遅れ時間の有無にかかわらず、タイマが動作中
に発生した状変データを指定どうりの送信パケットで送
信する状変データの表示処理機能を有する遠方監視制御
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明においては、制御所に設置される親局
と、変電所や発電所等の被制御所に設置される子局と、
親局と子局との間を接続する伝送回線と、を備え、制御
所から変電所や発電所等の被制御所の監視対象機器を監
視制御する遠方監視制御装置において、前記子局は、複
数のプロセス入出力部と、伝送部と、前記プロセス入出
力部と伝送部を接続するシステムバスからなり、プロセ
ス入出力部は、監視対象機器の状態を表す状態データを
周期的に取り込むDI回路と、親局の時計に同期して動作
する時計と、DI回路に今回取り込まれた状態データと時
計よりの取り込み時刻データとからなる時刻付き状態デ
ータを処理する入力処理部と、時刻付き状態データを一
時的に記憶する今回データファイルと、この今回データ
ファイルに取り込まれた前記状態データと前回までに取
り込まれた当該状態データとを比較する比較処理部と、
この比較処理部の比較した結果、変化があれば、変化後
の時刻付き状態データを状変データとし、この状変デー
タを記憶する前回データファイルと、状変データを伝送
部に伝送する伝送手段と、を備え、伝送部は、伝送手段
による状変データを一時記憶する状変データバッファ
と、この状変データバッファの状変データを監視し、予
め定められた組合せグループ毎に状変データを編集する
送信処理部と、組合せグループ毎に編集された状変デー
タを記憶するデータ編集用バッファと、を備え、送信処
理部は、特定の状変データで起動するタイマと、このタ
イマが設定時間を経過した後、データ編集用バッファか
らグループ化された状変データを取り出し、この状変デ
ータの時刻データに基づいてグループ毎の送信データを
作成するデータ作成手段と、を備えるものとする。
【0012】また、第2の発明においては、送信処理部
が有する特定の状変データで起動するタイマに代わっ
て、送信処理部が有するタイマは、組合せグループ毎に
グループ内の状変データで起動するタイマを有し、この
各タイマが設定時間を経過した後、データ編集用バッフ
ァから当該グループ毎に編集された状変データを取り出
し、この編集された状変データの時刻データに基づいて
送信データを作成するものとする。
【0013】
【作用】上記構成により、本発明においては、状態デー
タの変化の有無にかかわらず、全ての機器の状態データ
を周期的にDI回路取り込み、この状態データと取り込み
時の時刻データを付加してなる時刻付き状態データを今
回データファイルに一時的に記憶し、この今回データフ
ァイルに取り込まれた状態データと前回までに取り込ま
れた当該状態データとを比較した結果、変化があれば、
変化後の時刻付き状態データを状変データとし、この状
変データを前回データファイルに記憶し、また、このと
きの状変データを伝送部の状変データバッファに一時的
に記憶させる。従って、この状変データバッファには、
監視対象機器の状態に変化があった状変データのみが、
ほぼ、状態に変化が発生した時刻に近い時刻データ付き
で状変データとして取り込むことができる。時刻データ
は、正確には、状態データをDI回路に取り込んだサンプ
リング時刻であるが、このサンプリング時間を適宜早め
ることにより、サンプリング時刻が実用的に状変が発生
した時刻と見做すことができる。
【0014】送信処理部は、特定の状変データで起動す
るタイマを有し、タイマ設定時間T後、データ編集用バ
ッファからグループ化された状変データを取り出し、こ
の状変データの時刻データに基づいて、時間T以内のグ
ループ毎の送信データを編集することにより、システム
バスの遅れ時間の有無にかかわらず、タイマが動作中に
発生した状変データを指定どうりの送信パケットで送信
し、状変データの表示処理機能を有する遠方監視制御装
置を提供することができる。
【0015】また、送信処理部は、組合せグループ毎
に、グループ内のいずれかの状変データで起動するタイ
マを有し、この各タイマが設定時間を経過した後、デー
タ編集用バッファから当該グループ毎に編集された状変
データを取り出し、この編集された状変データの時刻デ
ータに基づいて送信データを作成することにより、グル
ープ内の状変データ発生とともに、時間T以内に発生す
る関連グループ内の監視対象機器の状況を素早く同一送
信パケットで送信でき、監視対象機器の内、関連性の深
い機器状態が早い応答性もって表示処理することができ
る。
【0016】即ち、状変データとして、監視対象機器の
状態データに変化が発生した時刻データとそのときの変
化後の状態データで構成し、送信データ編集時に、この
時刻データに基づいて編集することにより、システムバ
スの伝送遅れ時間に影響されない、指定時間以内の状変
データを正確に編集することが可能となる。
【0017】
【実施例】図1は本発明による一実施例の遠方監視制御
装置の機能ブロック図であり、図2〜図4に対応する同
一機能部材には同じ符号を付し、関連機能部材には従来
技術側の図2〜図4の該当符号に添字A を付して区分し
ている。図1と、図2の従来技術と、の主に異なるとこ
ろは、子局2のプロセス入出力部5に時計52を備え、今
回データファイル54および前回データファイル55に、監
視対象機器4の状態を表す状態データに、DI回路51に周
期的に取り込むときの時刻データを、付加したことにあ
る。以下、従来技術と異なるところを中心に説明する。
図1において、プロセス入出力部5は、変電所や発電所
の監視対象機器4の運転状態を表す状態データが、機器
(a‥、A〜Z)で検出され、DI回路51に周期的に取り
込まれる。入力処理部53は、親局の時計と同期して動作
する時計52の時刻データと上記DI回路51に周期的に取り
込まれる状態データとを組合わせ、時刻付き状態データ
として今回データファイル54に一時的に記憶させる。
【0018】この今回データファイル54取り込まれた状
態データと前回までに取り込まれた当該状態データとを
比較処理部56で比較し、この比較結果に変化があれば、
変化後の時刻付き状態データを状変データとし、この状
変データを記憶する前回データファイル55に転送・記憶
させる。また、同時に、この状変データを伝送部6の状
変データバッファ61にシステムバス7を介して伝送す
る。比較処理部56での比比較結果に変化がないときは、
状態データに変化がないことであり、従って、前回デー
タファイル55および状変データバッファ61には状変デー
タは何も伝送されない。このため、前回データファイル
55には、前回までの最新の状変データが格納されてい
る。従って、比較処理部56では、今回データファイル54
および前回データファイル55の状態データを比較し、変
化の有無を調べることにより、状態データの変化を検出
することができる。
【0019】DI回路51への状態データのサンプリング周
期を適宜早めることにより、実用的には、DI回路51への
状態データのサンプリング時刻を状変が発生した時刻と
見做してもよい。即ち、比較処理部56で変化ありを検出
したとき、今回データファイル54の時刻付き状態データ
を状変データとすることにより、DI回路51が状態データ
を取り込んだ時点の時刻でもって、状変データを検知す
ることができ、今回データファイル54へのデータの格納
処理時間、比較処理部56での比較処理時間、システムバ
ス7での伝送遅れ、および、状変データバッファ61や送
信処理部63の処理時間などの時間遅れの影響を受けない
で、状変時刻を状変データに付加して、状変データだけ
を状変データバッファ61に格納することができる。
【0020】従って、送信処理部63は、状変データバッ
ファ61を監視することにより、状変データのみを検知
し、機器番号と予め登録されている監視対象機器のグル
ープ化データに従ってグループ毎に編集し、この編集さ
れた状変データをデータ編集用バッファ64に格納する。
一方、送信処理部63にあるタイマは、第1の発明では、
特定の状変データ、例えば、機器aでタイマを起動さ
せ、一定時間T経過後、上記データ編集用バッファ64よ
り、各グループのグループ化された状変データを呼び出
し、状変データに付いている状変が発生した時刻データ
により、上記の一定時間T内の状変した状態データを送
信データとして作成することができる。
【0021】また、第2の発明では、送信処理部63が有
するタイマは、各組合せグループ毎にグループ内のいず
れかの状変データで起動するタイマを有し、この各タイ
マが設定時間を経過した後、データ編集用バッファ61か
ら該当グループ毎に編集された状変データを取り出し、
この編集された状変データの時刻データに基づいて送信
データを作成することができる。
【0022】この結果、グループ内の状変データ発生と
ともに、時間T以内に発生する関連グループ内の監視対
象機器の状況が素早く同一送信パケットで送信すること
ができ、監視対象機器の内、関連性の深い機器の状況変
化が素早く、正確に検出でき、制御所にある親局に早い
応答性もって表示処理することができる。送信処理部63
が有するタイマの構成により多少の差異はあるが、状変
データを、監視対象機器の状態データに変化が発生した
時刻データとそのときの変化後の状態データとで構成
し、送信データ編集時に、この時刻データに基づいて編
集することにより、システムバスの伝送遅れ時間に影響
されない、指定時間以内の状変データを正確に編集する
ことが可能となる。
【0023】送信処理部63が送信するデータは、一括送
信時刻に代わって、データ編集用バッファ64にグループ
化されて格納された上述の状変時刻付き状変データを送
信すすることにより、親局1側では、監視対象機器4の
状態をより詳しく知ることができ、より詳細な表示処理
機能を行うことができる。また、送信処理部63が状変デ
ータバッファ61を監視する周期を長くしても、時刻付き
状変データで処理されているため、送信データのパッケ
ージ化には影響を与えない。このため、送信処理部63が
状変データバッファ61を監視する間隔を長することがで
き、この空いた時間に別の処理、例えば、二重化冗長化
システムを構成した場合でも、 CPUボードやシステムバ
スに対して、著しい負荷の増大を招くことなく処理を行
うことが可能である。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、変電
所や発電所等の被制御所のプラントや補機の運転・停止
などの運転状況を遠方監視制御装置の子局側で、適正な
サンプリング間隔で状態データを取り込むことにより、
また、今回状態データと前回までの状態データとを比較
することにより、サンプリング時の時刻データ付き状態
データから、実用的に、状態データに変化が発生した時
刻データ付き状変データと見做すことができ、この状変
データの時刻データを調べることにより、システムバス
の伝送遅れ時間などに影響されない、指定時間以内の状
変データを正確に編集することが可能となる。
【0025】また、データ編集用バッファにグループ化
されて格納された、時刻データ付き状変データを送信す
ることにより、親局側では、監視対象機器の状態をより
詳しく知ることができ、より詳細な表示処理機能を行う
ことができる。また、送信処理部が状変データバッファ
を監視する周期を長くしても、時刻付き状変データの時
刻データで処理されているため、親局への送信データの
パッケージ化には影響を与えない。このため、送信処理
部が状変データバッファを監視する間隔を長くすること
ができ、この空いた時間に別の処理、例えば、二重化冗
長化システムを構成した場合でも、 CPUボードやシステ
ムバスへに対して、著しい負荷の増大を招くことなく処
理を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の遠方監視制御装置の機
能ブロック図
【図2】従来技術における遠方監視制御装置の機能ブロ
ック図
【図3】状変データのグループ編集例を示し、(A) は監
視対象機器の状態データの変化と送信データの編集例と
の関連を説明する説明図、(B) は相互に関連の深い機器
の分類編集組合せ図
【図4】図3の状変データのグループ編集例に対応し、
従来技術の課題を説明する説明図
【符号の説明】
1 親局 2 子局 3 伝送回線 4 監視対象機器 5,5A プロセス入出力部 51 DI回路 52、62 時計 53 入力処理部 54,54A 今回データファイル 55,55A 前回データファイル 56 比較処理部 6,6A 伝送部 61,61A 状変データバッファ 63 送信処理部 64,64A データ編集用バッファ 65 モデム 7 システムバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−110315(JP,A) 特開 平5−244668(JP,A) 特開 平5−14972(JP,A) 特開 昭60−109947(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16 H02J 13/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御所に設置される親局と、被制御所等に
    設置される子局と、前記親局と前記子局との間を接続す
    る伝送回線と、を備え、前記制御所から前記被制御所等
    の監視対象機器を監視制御する遠方監視制御装置におい
    て、 前記子局は、複数のプロセス入出力部と、伝送部と、前
    記プロセス入出力部と伝送部を接続するシステムバスか
    らなり、 プロセス入出力部は、 前記監視対象機器の状態を表す状態データを周期的に取
    り込むDI回路と、 前記親局の時計に同期して動作する時計と、 前記DI回路に今回取り込まれた状態データと、前記時計
    よりの取り込み時刻データと、からなる時刻付き状態デ
    ータを処理する入力処理部と、 前記時刻付き状態データを一時的に記憶する今回データ
    ファイルと、 この今回データファイルに取り込まれた前記状態データ
    と、前回までに取り込まれた当該状態データとを比較す
    る比較処理部と、 この比較処理部の比較した結果、変化があれば、変化後
    の時刻付き状態データを状変データとし、この状変デー
    タを記憶する前回データファイルと、 前記状変データを伝送部に伝送する伝送手段と、を備
    え、 伝送部は、 前記伝送手段による前記状変データを一時記憶する状変
    データバッファと、 この状変データバッファの前記状変データを監視し、予
    め定められた組合せグループ毎に前記状変データを編集
    する送信処理部と、 前記組合せグループ毎に編集された前記状変データを記
    憶するデータ編集用バッファと、を備え、 送信処理部は、特定の状変データで起動するタイマと、
    このタイマが設定時間を経過した後、前記データ編集用
    バッファから前記グループ化された状変データを取り出
    し、この状変データの前記時刻データに基づいてグルー
    プ毎の送信データを作成するデータ作成手段と、を備え
    る、 ことを特徴とする遠方監視制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の遠方監視制御装置におい
    て、送信処理部が有する特定の状変データで起動するタ
    イマに代わって、送信処理部が有するタイマは、組合せ
    グループ毎にグループ内の状変データで起動するタイマ
    を有し、この各タイマが設定時間を経過した後、データ
    編集用バッファから当該グループ毎に編集された状変デ
    ータを取り出し、この編集された状変データの時刻デー
    タに基づいて送信データを作成する、 ことを特徴とする遠方監視制御装置。
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