JPH0847183A - 監視ポーリング方法 - Google Patents
監視ポーリング方法Info
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- JPH0847183A JPH0847183A JP6176434A JP17643494A JPH0847183A JP H0847183 A JPH0847183 A JP H0847183A JP 6176434 A JP6176434 A JP 6176434A JP 17643494 A JP17643494 A JP 17643494A JP H0847183 A JPH0847183 A JP H0847183A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y04—INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
- Y04S—SYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
- Y04S10/00—Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
- Y04S10/16—Electric power substations
Landscapes
- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】親局〜変電所子局間の情報伝送効率を維持し、
親局及び計算機の情報処理の負荷を軽減させる開閉器子
局の監視ポーリング方法を提供するにある。 【構成】ＦＣＢ及び区分開閉器の“ＯＮ”状態を取り込
むことによって該開閉器子局の監視ポーリングする前に
開閉器子局への電源供給が遮断されるため、開閉器子局
から変電所子局に応答フレームがないいわゆる無応答状
態となり、無応答による開閉器子局異常情報を事前に判
定し、これらを条件にして健全区間のポーリングのみ実
施することによって無駄な当該開閉器子局の監視ポーリ
ングを行う必要がなく、常時ポーリングを終了する。 【効果】親局〜変電所子局間で余分な情報伝送をなくす
ことにより伝送効率を維持し、情報収集が簡略化され、
親局及び計算機の情報処理負荷を軽減することができ
る。
親局及び計算機の情報処理の負荷を軽減させる開閉器子
局の監視ポーリング方法を提供するにある。 【構成】ＦＣＢ及び区分開閉器の“ＯＮ”状態を取り込
むことによって該開閉器子局の監視ポーリングする前に
開閉器子局への電源供給が遮断されるため、開閉器子局
から変電所子局に応答フレームがないいわゆる無応答状
態となり、無応答による開閉器子局異常情報を事前に判
定し、これらを条件にして健全区間のポーリングのみ実
施することによって無駄な当該開閉器子局の監視ポーリ
ングを行う必要がなく、常時ポーリングを終了する。 【効果】親局〜変電所子局間で余分な情報伝送をなくす
ことにより伝送効率を維持し、情報収集が簡略化され、
親局及び計算機の情報処理負荷を軽減することができ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は監視ポーリング方法に係
り、特に、配電用変電所に設置される子局（以下、変電
所子局とする。)、配電系統の事故時、配電線遮断器(以
下、ＦＣＢと略す。）が“ＯＦＦ”または該区分開閉器
が“ＯＦＦ”時の該開閉器子局の監視ポーリング方法に
関する。
り、特に、配電用変電所に設置される子局（以下、変電
所子局とする。)、配電系統の事故時、配電線遮断器(以
下、ＦＣＢと略す。）が“ＯＦＦ”または該区分開閉器
が“ＯＦＦ”時の該開閉器子局の監視ポーリング方法に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、配電用の変電所子局と開閉器子局
を遠方監視する伝送手順は、ポーリング方法が一般に多
く適用されている。
を遠方監視する伝送手順は、ポーリング方法が一般に多
く適用されている。
【０００３】例えば、１９９１年３月２５日発行のオー
ム社発刊「配電自動化システム入門」６２頁の「（２）
伝送方式」では、配電用変電所子局より開閉器子局へ常
時サイクリックにポーリングを実施し、その結果を配電
用変電所子局より親局（又は計算機）に情報を伝送して
いるシステムが記載されている。
ム社発刊「配電自動化システム入門」６２頁の「（２）
伝送方式」では、配電用変電所子局より開閉器子局へ常
時サイクリックにポーリングを実施し、その結果を配電
用変電所子局より親局（又は計算機）に情報を伝送して
いるシステムが記載されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
監視ポーリング方法は、変電所子局から開閉器子局へ常
時サイクリックにポーリングを実施しているため、停電
などの事故発生時、開閉器子局への電源供給が遮断さ
れ、開閉器子局から変電所子局に応答フレームがないい
わゆる無応答状態となり、変電所子局から通信線を介し
て親局（又は計算機)に無応答による開閉器子局異常情
報が常時伝送される。
監視ポーリング方法は、変電所子局から開閉器子局へ常
時サイクリックにポーリングを実施しているため、停電
などの事故発生時、開閉器子局への電源供給が遮断さ
れ、開閉器子局から変電所子局に応答フレームがないい
わゆる無応答状態となり、変電所子局から通信線を介し
て親局（又は計算機)に無応答による開閉器子局異常情
報が常時伝送される。
【０００５】従って、配電用変電所子局は各開閉器子局
毎に無応答による開閉器子局異常情報を常時伝送するこ
ととなる。そのため、それを監視制御している営業所の
親局（又は計算機）は、膨大な無応答による開閉器子局
異常情報処理をする必要があり、他の多数の開閉器子局
の情報収集が遅くなってしまうという欠点がある。
毎に無応答による開閉器子局異常情報を常時伝送するこ
ととなる。そのため、それを監視制御している営業所の
親局（又は計算機）は、膨大な無応答による開閉器子局
異常情報処理をする必要があり、他の多数の開閉器子局
の情報収集が遅くなってしまうという欠点がある。
【０００６】本発明の目的は、親局〜変電所子局間の情
報伝送効率を維持し、親局及び計算機の情報処理の負荷
を軽減させる開閉器子局の監視ポーリング方法を提供す
ることにある。
報伝送効率を維持し、親局及び計算機の情報処理の負荷
を軽減させる開閉器子局の監視ポーリング方法を提供す
ることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、配電自動化システムにおける監視ポーリ
ングにおいて、ＦＣＢ及び区分開閉器の“ＯＮ”状態を
取り込むことによってこれらを条件にして健全区間のポ
ーリングのみ実施することを特徴とする。これによって
無駄な該開閉器子局の監視ポーリングを行う必要がない
ことを特徴とするものである。
に、本発明は、配電自動化システムにおける監視ポーリ
ングにおいて、ＦＣＢ及び区分開閉器の“ＯＮ”状態を
取り込むことによってこれらを条件にして健全区間のポ
ーリングのみ実施することを特徴とする。これによって
無駄な該開閉器子局の監視ポーリングを行う必要がない
ことを特徴とするものである。
【０００８】
【作用】配電自動化システムにおける監視ポーリングに
おいて、ＦＣＢ及び区分開閉器の“ＯＮ”状態を取り込
むことによってこれらを条件にして健全区間のポーリン
グのみ実施することによって無駄な該開閉器子局の監視
ポーリングを行う必要がないので、親局〜変電所子局間
で余分な情報伝送をなくすことにより伝送効率を維持
し、親局及び計算機の情報処理負荷を軽減する。
おいて、ＦＣＢ及び区分開閉器の“ＯＮ”状態を取り込
むことによってこれらを条件にして健全区間のポーリン
グのみ実施することによって無駄な該開閉器子局の監視
ポーリングを行う必要がないので、親局〜変電所子局間
で余分な情報伝送をなくすことにより伝送効率を維持
し、親局及び計算機の情報処理負荷を軽減する。
【０００９】すなわち、従来の監視ポーリング方法は、
変電所子局から開閉器子局へ常時サイクリックにポーリ
ングを実施しているため、停電などの事故発生時に、開
閉器子局から変電所子局に応答フレームがないいわゆる
無応答状態となり、無応答による開閉器子局異常情報を
常時伝送される。本発明は、ＦＣＢ及び区分開閉器の
“ＯＮ”状態を取り込むことによって該開閉器子局の監
視ポーリングする前に開閉器子局への電源供給が遮断さ
れるため、開閉器子局から変電所子局に応答フレームが
ないいわゆる無応答状態となり、無応答による開閉器子
局異常情報を事前に判定し、これらを条件にして健全区
間のポーリングのみ実施することによって無駄な当該開
閉器子局の監視ポーリングを行う必要がなく、常時ポー
リングを終了する。ＦＣＢの“ＯＮ”“ＯＦＦ”情報
と、その時の区分開閉器“ＯＮ”“ＯＦＦ”情報によ
り、“開閉器子局無応答”という情報をその都度、通信
線２４ａを介して親局２３へ情報を伝送せずに、健全区
間のポーリングのみ実施することができる。よって無駄
な該開閉器子局の監視ポーリングを行う必要がなくな
り、親局〜変電所子局間で余分な情報伝送をなくすこと
により伝送効率を維持し、情報収集が簡略化され、親局
及び計算機の情報処理負荷を軽減することができる。
変電所子局から開閉器子局へ常時サイクリックにポーリ
ングを実施しているため、停電などの事故発生時に、開
閉器子局から変電所子局に応答フレームがないいわゆる
無応答状態となり、無応答による開閉器子局異常情報を
常時伝送される。本発明は、ＦＣＢ及び区分開閉器の
“ＯＮ”状態を取り込むことによって該開閉器子局の監
視ポーリングする前に開閉器子局への電源供給が遮断さ
れるため、開閉器子局から変電所子局に応答フレームが
ないいわゆる無応答状態となり、無応答による開閉器子
局異常情報を事前に判定し、これらを条件にして健全区
間のポーリングのみ実施することによって無駄な当該開
閉器子局の監視ポーリングを行う必要がなく、常時ポー
リングを終了する。ＦＣＢの“ＯＮ”“ＯＦＦ”情報
と、その時の区分開閉器“ＯＮ”“ＯＦＦ”情報によ
り、“開閉器子局無応答”という情報をその都度、通信
線２４ａを介して親局２３へ情報を伝送せずに、健全区
間のポーリングのみ実施することができる。よって無駄
な該開閉器子局の監視ポーリングを行う必要がなくな
り、親局〜変電所子局間で余分な情報伝送をなくすこと
により伝送効率を維持し、情報収集が簡略化され、親局
及び計算機の情報処理負荷を軽減することができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。なお、本明細書において、「常時ポーリン
グ」とは、配電用変電所に設置される変電所子局と各区
分開閉器を監視する開閉器子局との間において、変電所
子局の数対開閉器子局の数が、１対Ｎの状態で、変電所
子局が該当する区分開閉器に対し、呼出し所謂送信（下
り）し、それに対して、返事所謂応答（上り）を常時同
期を取りながら、通信を行うことを言う。「負荷融通処
理」とは、知識処理（ＡＩ）等を用いて、配電系統の健
全区間切り替えのために用いる処理方法を言う。「設備
情報データ」とは、計算機システムの中のデータベース
において、配電線，区分開閉器などを登録しておくデー
タを言う。または、計算機の負荷融通処理によって算出
された健全区間の区分開閉器を新たに再登録したデータ
を言う。「正常処理」とは、該区分開閉器の状態を応答
フレームによって変電所子局へ送信する処理を言う。
説明する。なお、本明細書において、「常時ポーリン
グ」とは、配電用変電所に設置される変電所子局と各区
分開閉器を監視する開閉器子局との間において、変電所
子局の数対開閉器子局の数が、１対Ｎの状態で、変電所
子局が該当する区分開閉器に対し、呼出し所謂送信（下
り）し、それに対して、返事所謂応答（上り）を常時同
期を取りながら、通信を行うことを言う。「負荷融通処
理」とは、知識処理（ＡＩ）等を用いて、配電系統の健
全区間切り替えのために用いる処理方法を言う。「設備
情報データ」とは、計算機システムの中のデータベース
において、配電線，区分開閉器などを登録しておくデー
タを言う。または、計算機の負荷融通処理によって算出
された健全区間の区分開閉器を新たに再登録したデータ
を言う。「正常処理」とは、該区分開閉器の状態を応答
フレームによって変電所子局へ送信する処理を言う。
【００１１】「異常処理」とは、該区分開閉器の状態を
応答フレームによって変電所子局へ送信できないという
情報フレームを送信する処理を言う。「事故区間限定処
理」とは、ある区間で配電系統の事故（配電系統の地絡
事故など）が発生したとき、ＦＣＢと区分開閉器が“Ｏ
ＦＦ”すると言った初回遮断、その後の再閉路投入，再
遮断，再再閉路といった一連のＦＣＢと区分開閉器の
“ＯＮ”“ＯＦＦ”状態により計算機システムが、地絡
事故情報や過電流などをもとに、事故区間を限定する処
理を言う。
応答フレームによって変電所子局へ送信できないという
情報フレームを送信する処理を言う。「事故区間限定処
理」とは、ある区間で配電系統の事故（配電系統の地絡
事故など）が発生したとき、ＦＣＢと区分開閉器が“Ｏ
ＦＦ”すると言った初回遮断、その後の再閉路投入，再
遮断，再再閉路といった一連のＦＣＢと区分開閉器の
“ＯＮ”“ＯＦＦ”状態により計算機システムが、地絡
事故情報や過電流などをもとに、事故区間を限定する処
理を言う。
【００１２】図２は、配電線路が樹枝状系統の配電自動
化システム構成例を示したものである。本図の変電所１
には、変圧器８，ＦＣＢ２，変電所子局２５が設置さ
れ、変圧器８からＦＣＢ２を介して配電線３が配線され
ている。その配電線３は区分開閉器１３，１４により区
分されており、それら区分開閉器１３，１４の各々の開
閉状態を監視制御する開閉器子局１９，２０が、それぞ
れ設置されている。その開閉器子局１９，２０は、通信
線２４ｂによって変電所１に設置されている変電所子局
２５と接続されている。
化システム構成例を示したものである。本図の変電所１
には、変圧器８，ＦＣＢ２，変電所子局２５が設置さ
れ、変圧器８からＦＣＢ２を介して配電線３が配線され
ている。その配電線３は区分開閉器１３，１４により区
分されており、それら区分開閉器１３，１４の各々の開
閉状態を監視制御する開閉器子局１９，２０が、それぞ
れ設置されている。その開閉器子局１９，２０は、通信
線２４ｂによって変電所１に設置されている変電所子局
２５と接続されている。
【００１３】図３は、本発明関連部分のハードウェア構
成を示したものである。営業所２１には上位に計算機シ
ステム２２があり、親局２３とは計算機インタフェース
部３２で接続されている。親局２３と変電所子局２５の
ハードウェアは、プロセッサ部２８ａ，２８ｂ，送受信
を行う信号伝送部２９ａ，２９ｂ，２９ｃ，各機能別の
入出力部３０ａ，３０ｂ，設備情報データなどを記憶す
る記憶部３１ａ，３１ｂという構成になっている。この
記憶部３１ａ，３１ｂは、例えば図２の区分開閉器１
３，１４の各々開閉状態を監視する開閉器子局１９，２
０の常時ポーリング順序情報がメモリ空間にダウンロー
ディングされており、それに従って配電用変電所子局２
５より開閉器子局１９，２０へ常時サイクリックにポー
リングを実施する。図２の区間Ｉで配電系統の事故（配
電系統の地絡事故等）が発生した時、開閉器子局１９，
２０から変電所子局２５に応答フレームがないいわゆる
無応答状態となる。これは、開閉器子局への電源供給が
遮断されるためであり、変電所子局２５から通信線２４
を介して親局２３（又は計算機）に無応答による開閉器
子局異常情報が常時伝送される。しかし、それを監視制
御している営業所の親局（又は計算機）は無駄な無応答
による開閉器子局異常情報処理により、他の多数の開閉
器子局の情報収集が遅くなってしまうということにな
る。そこで本発明方法におけるフローチャートについて
図１により説明する。
成を示したものである。営業所２１には上位に計算機シ
ステム２２があり、親局２３とは計算機インタフェース
部３２で接続されている。親局２３と変電所子局２５の
ハードウェアは、プロセッサ部２８ａ，２８ｂ，送受信
を行う信号伝送部２９ａ，２９ｂ，２９ｃ，各機能別の
入出力部３０ａ，３０ｂ，設備情報データなどを記憶す
る記憶部３１ａ，３１ｂという構成になっている。この
記憶部３１ａ，３１ｂは、例えば図２の区分開閉器１
３，１４の各々開閉状態を監視する開閉器子局１９，２
０の常時ポーリング順序情報がメモリ空間にダウンロー
ディングされており、それに従って配電用変電所子局２
５より開閉器子局１９，２０へ常時サイクリックにポー
リングを実施する。図２の区間Ｉで配電系統の事故（配
電系統の地絡事故等）が発生した時、開閉器子局１９，
２０から変電所子局２５に応答フレームがないいわゆる
無応答状態となる。これは、開閉器子局への電源供給が
遮断されるためであり、変電所子局２５から通信線２４
を介して親局２３（又は計算機）に無応答による開閉器
子局異常情報が常時伝送される。しかし、それを監視制
御している営業所の親局（又は計算機）は無駄な無応答
による開閉器子局異常情報処理により、他の多数の開閉
器子局の情報収集が遅くなってしまうということにな
る。そこで本発明方法におけるフローチャートについて
図１により説明する。
【００１４】図１は、変電所子局２５におけるポーリン
グ処理のフローチャートを示したものである。本プログ
ラムの動作について、まず図２の区間Ｉで配電系統の事
故（配電系統の地絡事故等）が発生した場合を例に取
り、図４のタイムチャートを用いて説明する。本図は、
横軸を時間として配電系統事故時にＦＣＢ＃０が“ＯＦ
Ｆ”するといった初回遮断、その後ＦＣＢ＃０の再閉路
投入，再遮断，再々閉路といった一連のＦＣＢ＃０の状
態と、そのとき区分開閉器１３，１４（ＳＷ＃１，ＳＷ
＃２）の“ＯＮ”“ＯＦＦ”状態を示したものである。
図１のステップＳ１は、ＦＣＢ＃０の“ＯＮ”“ＯＦ
Ｆ”状態を判定し、例えば再閉路投入後ＦＣＢ＃０は
“ＯＮ”なのでステップＳ２へ進み、ステップＳ２では
前回ポーリングした開閉器子局の区分開閉器の“ＯＮ”
“ＯＦＦ”状態を判定し、例えば再閉路投入後、区分開
閉器１３（ＳＷ＃１）は“ＯＦＦ”、従って該開閉器子
局の監視ポーリングは、開閉器子局＃１，２の電源供給
が遮断されるため、その後開閉器子局１９，２０から変
電所子局２５に応答フレームがないいわゆる無応答状態
となり、変電所子局２５から通信線２４を介して親局２
３に無応答による開閉器子局異常情報が常時伝送され開
閉器子局の常時ポーリングを終了する。また図４下に示
すようにＦＣＢ＃０と、区分開閉器１３，１４の“Ｏ
Ｎ”状態を取り込むことによってこれらを条件に健全区
間つまり区分開閉器１３を監視制御する開閉器子局１９
（＃１）のポーリングのみ実施することによって、無駄
な該開閉器の監視ポーリングを行う必要がなくなる。
グ処理のフローチャートを示したものである。本プログ
ラムの動作について、まず図２の区間Ｉで配電系統の事
故（配電系統の地絡事故等）が発生した場合を例に取
り、図４のタイムチャートを用いて説明する。本図は、
横軸を時間として配電系統事故時にＦＣＢ＃０が“ＯＦ
Ｆ”するといった初回遮断、その後ＦＣＢ＃０の再閉路
投入，再遮断，再々閉路といった一連のＦＣＢ＃０の状
態と、そのとき区分開閉器１３，１４（ＳＷ＃１，ＳＷ
＃２）の“ＯＮ”“ＯＦＦ”状態を示したものである。
図１のステップＳ１は、ＦＣＢ＃０の“ＯＮ”“ＯＦ
Ｆ”状態を判定し、例えば再閉路投入後ＦＣＢ＃０は
“ＯＮ”なのでステップＳ２へ進み、ステップＳ２では
前回ポーリングした開閉器子局の区分開閉器の“ＯＮ”
“ＯＦＦ”状態を判定し、例えば再閉路投入後、区分開
閉器１３（ＳＷ＃１）は“ＯＦＦ”、従って該開閉器子
局の監視ポーリングは、開閉器子局＃１，２の電源供給
が遮断されるため、その後開閉器子局１９，２０から変
電所子局２５に応答フレームがないいわゆる無応答状態
となり、変電所子局２５から通信線２４を介して親局２
３に無応答による開閉器子局異常情報が常時伝送され開
閉器子局の常時ポーリングを終了する。また図４下に示
すようにＦＣＢ＃０と、区分開閉器１３，１４の“Ｏ
Ｎ”状態を取り込むことによってこれらを条件に健全区
間つまり区分開閉器１３を監視制御する開閉器子局１９
（＃１）のポーリングのみ実施することによって、無駄
な該開閉器の監視ポーリングを行う必要がなくなる。
【００１５】また正常時について、ＦＣＢ＃０は“Ｏ
Ｎ”でステップＳ２へ進み、区分開閉器１３，１４（Ｓ
Ｗ＃１，２）は、“ＯＮ”でステップＳ３へ進み、通常
と同じ該開閉器子局への監視ポーリングフレーム送出と
なる。そして、その応答が正常か否か（または開閉器子
局無応答か）を判定し、応答が正常ならばステップＳ５
へ進み正常処理（該区分開閉器の状態を応答フレームに
よって変電所子局へ送信する処理）を行い、異常ならば
ステップＳ６へ進みその時、今回ポーリングした該区分
開閉器のＦＣＢ＃０の“ＯＮ”“ＯＦＦ”状態を判定
し、“ＯＮ”であれば異常処理（該区分開閉器の状態を
応答フレームによって変電所子局へ送信できずという情
報フレームの送信する処理）をし、開閉器子局への常時
ポーリングを終了する。
Ｎ”でステップＳ２へ進み、区分開閉器１３，１４（Ｓ
Ｗ＃１，２）は、“ＯＮ”でステップＳ３へ進み、通常
と同じ該開閉器子局への監視ポーリングフレーム送出と
なる。そして、その応答が正常か否か（または開閉器子
局無応答か）を判定し、応答が正常ならばステップＳ５
へ進み正常処理（該区分開閉器の状態を応答フレームに
よって変電所子局へ送信する処理）を行い、異常ならば
ステップＳ６へ進みその時、今回ポーリングした該区分
開閉器のＦＣＢ＃０の“ＯＮ”“ＯＦＦ”状態を判定
し、“ＯＮ”であれば異常処理（該区分開閉器の状態を
応答フレームによって変電所子局へ送信できずという情
報フレームの送信する処理）をし、開閉器子局への常時
ポーリングを終了する。
【００１６】次に本発明の応用例として、配電線路が２
回線ループ状系統の配電自動化システムの開閉器子局の
監視ポーリング方法はどうかについて以下説明する。
回線ループ状系統の配電自動化システムの開閉器子局の
監視ポーリング方法はどうかについて以下説明する。
【００１７】図５は、配電線路が２回線ループ状系統の
配電自動化システムの構成例を示したものである。本図
の変電所１には、変圧器８からＦＣＢ４，５を介して、
Ａ配電線６，Ｂ配電線７が配線されている。各配電線
６，７は変電所１の変圧器８を中心に放射状に広がり、
複数の区分開閉器９，１０，１１，１２により区分され
ている。それら区分開閉器９，１０，１１，１２には、
各々の開閉状態を監視制御する開閉器子局１５，１６，
１７，１８がそれぞれ設置されている。その開閉器子局
１５，１６，１７，１８は、通信線２４ｂによって変電
所１に設置されている変電所子局２５と接続されてい
る。一方、営業所２１には、配電系統制御処理や負荷融
通計算処理をする計算機システム２２と、変電所の区分
開閉器を監視制御する遠方監視制御装置として親局２３
が設置され、親局２３から通信線24ａによって変電所１
に設置されている変電所子局２５が接続されている。ま
たＡ配電線６，Ｂ配電線７の末端には、区分開閉器１
０，１２の連けいをしている連けい開閉器２６とそれを
監視制御する連けい開閉器子局２７が設置されている。
親局２３と変電所子局２５のハードウェアは図３のとお
りで、親局２３と変電所子局２５の記憶部３１ａ，３１
ｂには、例えば図６のＦＣＢ，区分開閉器，開閉器子
局，連けい開閉器，連けい開閉器子局の各々のＮo.情報
が、常時ポーリングする順序情報として図７のようなメ
モリ空間にダウンローディングされており、それに従っ
て変電所子局２５より開閉器子局１５，１６，１７，１
８へ、常時サイクリックにポーリングを実施する。
配電自動化システムの構成例を示したものである。本図
の変電所１には、変圧器８からＦＣＢ４，５を介して、
Ａ配電線６，Ｂ配電線７が配線されている。各配電線
６，７は変電所１の変圧器８を中心に放射状に広がり、
複数の区分開閉器９，１０，１１，１２により区分され
ている。それら区分開閉器９，１０，１１，１２には、
各々の開閉状態を監視制御する開閉器子局１５，１６，
１７，１８がそれぞれ設置されている。その開閉器子局
１５，１６，１７，１８は、通信線２４ｂによって変電
所１に設置されている変電所子局２５と接続されてい
る。一方、営業所２１には、配電系統制御処理や負荷融
通計算処理をする計算機システム２２と、変電所の区分
開閉器を監視制御する遠方監視制御装置として親局２３
が設置され、親局２３から通信線24ａによって変電所１
に設置されている変電所子局２５が接続されている。ま
たＡ配電線６，Ｂ配電線７の末端には、区分開閉器１
０，１２の連けいをしている連けい開閉器２６とそれを
監視制御する連けい開閉器子局２７が設置されている。
親局２３と変電所子局２５のハードウェアは図３のとお
りで、親局２３と変電所子局２５の記憶部３１ａ，３１
ｂには、例えば図６のＦＣＢ，区分開閉器，開閉器子
局，連けい開閉器，連けい開閉器子局の各々のＮo.情報
が、常時ポーリングする順序情報として図７のようなメ
モリ空間にダウンローディングされており、それに従っ
て変電所子局２５より開閉器子局１５，１６，１７，１
８へ、常時サイクリックにポーリングを実施する。
【００１８】このようなシステム構成において、図８の
区間Ｉで配電系統の事故（配電系統の地絡事故等）が発
生した時、開閉器子局１７，１８は正常だが、開閉器子
局１５，１６からは開閉器子局への電源供給が遮断され
るために、変電所子局２５に応答フレームがないいわゆ
る無応答状態となり、変電所子局２５から通信線２４を
介して親局２３（又は計算機）に無応答による開閉器子
局異常情報が伝送される。すると、図９のように、営業
所２１に設置されている親局２３又は計算機システム２
２でそれぞれステップＳ８〜Ｓ１１（事故区間限定処
理）とステップＳ１２〜Ｓ１３（健全区間記憶処理）を
処理し、健全区間については、親局２３と変電所子局２
５の記憶部３１ａ，３１ｂに、例えば図１０ようなＦＣ
Ｂ，区分開閉器，開閉器子局，連けい開閉器，連けい開
閉器子局の各々のＮo.情報が、ポーリングする順序情報
として図１１のようなメモリ空間にダウンローディング
されており、その順序情報に従って健全区間のポーリン
グを開始する。
区間Ｉで配電系統の事故（配電系統の地絡事故等）が発
生した時、開閉器子局１７，１８は正常だが、開閉器子
局１５，１６からは開閉器子局への電源供給が遮断され
るために、変電所子局２５に応答フレームがないいわゆ
る無応答状態となり、変電所子局２５から通信線２４を
介して親局２３（又は計算機）に無応答による開閉器子
局異常情報が伝送される。すると、図９のように、営業
所２１に設置されている親局２３又は計算機システム２
２でそれぞれステップＳ８〜Ｓ１１（事故区間限定処
理）とステップＳ１２〜Ｓ１３（健全区間記憶処理）を
処理し、健全区間については、親局２３と変電所子局２
５の記憶部３１ａ，３１ｂに、例えば図１０ようなＦＣ
Ｂ，区分開閉器，開閉器子局，連けい開閉器，連けい開
閉器子局の各々のＮo.情報が、ポーリングする順序情報
として図１１のようなメモリ空間にダウンローディング
されており、その順序情報に従って健全区間のポーリン
グを開始する。
【００１９】ここで、図８の区間Ｉで配電系統の事故時
（配電系統の地絡事故等）が発生したときの状況を、図
１２のタイムチャートにより説明する。本図は、横軸を
時間として配電系統事故時にＦＣＢ＃１，２，区分開閉
器９，１０，１１，１２（ＳＷ＃１１，ＳＷ＃１２，Ｓ
Ｗ＃２１，ＳＷ＃２２）の“ＯＮ”“ＯＦＦ”状態、さ
らに連けい開閉器，連けい開閉器子局の“ＯＮ”“ＯＦ
Ｆ”状態を示したものである。例えば再閉路投入直後、
区分開閉器９（ＳＷ＃１１）は“ＯＦＦ”、従って該開
閉器子局の監視ポーリングする前に開閉器子局への電源
供給が遮断されるために、開閉器子局から変電所子局に
応答フレームがないいわゆる無応答状態となり、変電所
子局から通信線を介して親局（又は計算機）に無応答に
よる開閉器子局異常情報が常時伝送される。その後は、
変電所子局２５において、図１の本発明のプログラム処
理を実行することができる。
（配電系統の地絡事故等）が発生したときの状況を、図
１２のタイムチャートにより説明する。本図は、横軸を
時間として配電系統事故時にＦＣＢ＃１，２，区分開閉
器９，１０，１１，１２（ＳＷ＃１１，ＳＷ＃１２，Ｓ
Ｗ＃２１，ＳＷ＃２２）の“ＯＮ”“ＯＦＦ”状態、さ
らに連けい開閉器，連けい開閉器子局の“ＯＮ”“ＯＦ
Ｆ”状態を示したものである。例えば再閉路投入直後、
区分開閉器９（ＳＷ＃１１）は“ＯＦＦ”、従って該開
閉器子局の監視ポーリングする前に開閉器子局への電源
供給が遮断されるために、開閉器子局から変電所子局に
応答フレームがないいわゆる無応答状態となり、変電所
子局から通信線を介して親局（又は計算機）に無応答に
よる開閉器子局異常情報が常時伝送される。その後は、
変電所子局２５において、図１の本発明のプログラム処
理を実行することができる。
【００２０】以上述べたように、ＦＣＢの“ＯＮ”“Ｏ
ＦＦ”情報と、その時の区分開閉器“ＯＮ”“ＯＦＦ”
情報により、“開閉器子局無応答”という情報をその都
度、通信線２４ａを介して親局２３へ情報を伝送せず
に、健全区間のポーリングのみ実施することができる。
よって無駄な該開閉器子局の監視ポーリングを行う必要
がなくなり、親局〜変電所子局間で余分な情報伝送をな
くすことにより伝送効率を維持し、情報収集が簡略化さ
れ、親局及び計算機の情報処理負荷を軽減することがで
きる。
ＦＦ”情報と、その時の区分開閉器“ＯＮ”“ＯＦＦ”
情報により、“開閉器子局無応答”という情報をその都
度、通信線２４ａを介して親局２３へ情報を伝送せず
に、健全区間のポーリングのみ実施することができる。
よって無駄な該開閉器子局の監視ポーリングを行う必要
がなくなり、親局〜変電所子局間で余分な情報伝送をな
くすことにより伝送効率を維持し、情報収集が簡略化さ
れ、親局及び計算機の情報処理負荷を軽減することがで
きる。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、親局〜変電所子局間の
情報伝送効率を維持し、親局及び計算機の情報処理の負
荷を軽減させる開閉器子局の監視ポーリング方法を提供
することができる。
情報伝送効率を維持し、親局及び計算機の情報処理の負
荷を軽減させる開閉器子局の監視ポーリング方法を提供
することができる。
【図１】本発明の実施例のフローチャート例を示す図。
【図２】配電自動化システムの構成例を示す図。
【図３】本発明関連部分のハードウェア構成例を示す
図。
図。
【図４】図２の区間Ｉ停電発生状況のタイムチャート例
を示す図。
を示す図。
【図５】配電自動化システムの構成例を示す図。
【図６】データ記憶部のテーブル構成例を示す図。
【図７】図５の設備情報データのローディングメモリ空
間例を示す図。
間例を示す図。
【図８】配電自動化システムの構成例を示す図。
【図９】図８の区間Ｉ停電発生状況のフローチャート例
を示す図。
を示す図。
【図１０】データ記憶部のテーブル構成例を示す図。
【図１１】図８の設備情報データのローディングメモリ
空間例を示す図。
空間例を示す図。
【図１２】図８の区間Ｉ停電発生状況のタイムチャート
例を示す図。
例を示す図。
１…変電所、２，４，５…配電線遮断器、３…配電線、
６…配電線Ａ、７…配電線Ｂ、８…変圧器、９〜１４…
区分開閉器、１５〜２０…開閉器子局、２１…営業所、
２２…計算機システム、２３…親局、２４ａ，２４ｂ…
通信線、２５…変電所子局、２６…連けい開閉器、２７
…連けい開閉器子局、２８ａ，２８ｂ…プロセッサ部、
２９ａ，２９ｂ，２９ｃ…信号伝送部、３０ａ，３０ｂ
…入出力部、３１ａ，３１ｂ…記憶部、３２…計算機イ
ンタフェース部。
６…配電線Ａ、７…配電線Ｂ、８…変圧器、９〜１４…
区分開閉器、１５〜２０…開閉器子局、２１…営業所、
２２…計算機システム、２３…親局、２４ａ，２４ｂ…
通信線、２５…変電所子局、２６…連けい開閉器、２７
…連けい開閉器子局、２８ａ，２８ｂ…プロセッサ部、
２９ａ，２９ｂ，２９ｃ…信号伝送部、３０ａ，３０ｂ
…入出力部、３１ａ，３１ｂ…記憶部、３２…計算機イ
ンタフェース部。
Claims (2)
- 【請求項１】親局，配電用変電所に設置される変電所子
局及び開閉器子局が通信線を介して接続されている遠方
監視制御システムにおいて、 開閉器子局を監視ポーリングする変電所子局が、配電線
遮断器及び区分開閉器の状態が“ＯＮ”であることを条
件に、開閉器子局のポーリングを行うことを特徴とする
監視ポーリング方法。 - 【請求項２】請求項１において、配電系統の事故により
停電発生時、再々閉路成功後、上位計算機の負荷融通処
理によって算出された健全区間の区分開閉器と連けい開
閉器より成る健全区間の設備情報データを、親局から変
電所子局の記憶部にダウンローディングする機能を設
け、開閉器子局を常時監視ポーリングする変電所子局
が、その新しく算出された健全区間の区分開閉器の順序
情報に従って開閉器子局の常時ポーリングを行うことを
特徴とする監視ポーリング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6176434A JPH0847183A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 監視ポーリング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6176434A JPH0847183A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 監視ポーリング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0847183A true JPH0847183A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16013643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6176434A Pending JPH0847183A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 監視ポーリング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0847183A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104993601A (zh) * | 2015-08-10 | 2015-10-21 | 四川贝森电器自动化有限公司 | 一种箱式变电站远程控制系统 |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP6176434A patent/JPH0847183A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104993601A (zh) * | 2015-08-10 | 2015-10-21 | 四川贝森电器自动化有限公司 | 一种箱式变电站远程控制系统 |
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