JP3281449B2 - 反転式回転印判 - Google Patents

反転式回転印判

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JP3281449B2 JP11901493A JP11901493A JP3281449B2 JP 3281449 B2 JP3281449 B2 JP 3281449B2 JP 11901493 A JP11901493 A JP 11901493A JP 11901493 A JP11901493 A JP 11901493A JP 3281449 B2 JP3281449 B2 JP 3281449B2
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克己 伊藤
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シヤチハタ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転印と固定印判を一
体にした回転印判の上部にインキパッドを有し、回転印
判を180度反転させ捺印する反転式の回転印判に関す
る。
【従来の技術】従来この種の反転式の回転印判は米国特
許第1730365号、同2079080号、ドイツ特
許第379552号、特開昭61−89080号等にて
よく知られている。この種の回転印判は、回転印と固定
印判を一体にした印判であり、印字面とインキパッドと
をコイルバネにて常時接触させ、捺印時には回転印判を
ほぼ180度反転させるとともに捺印するものである。
ところが、回転印と固定印判とをガタツキを無くし確実
に固定するとともに、回転印の印字面と固定印判の印字
面が同一平面にしないと鮮明捺印ができないので、印字
面の出具合を微調整するための構成が必要である。即
ち、固定と微調整の構成が必須要件であるが、この両者
は相反することであるので複雑な構成になる。
【0002】米国特許1730365号は、ネジ40に
て微調整しているので、固定印判部の構成が複雑となっ
ており、コストアップとなるとともに、個々の部品どう
しにクリアランスが必要であるため、使用時には雑音が
出てしまう。又同2079080号は、リベット59に
て固定するとともに、ノブ88にて微調整する構成であ
るが、やはり部品数が増えるとともに構成が複雑になっ
ている。ドイツ特許第379552号と特開昭61−8
9080号とは同一である。この出願においては、固定
印判部の孔17をあけなければならないため金型構成が
複雑となるとともに、更に、回転印部と固定印判部のガ
タツキを固定印判部の孔17と軸9により固定し、更
に、ネジ16にて固定しなければならない。これらの公
知の構成において頑丈にしなければならない理由として
は、反転式回転印判は反転軸を中心にして、180度回
転させるので回転速度は見かけよりも速いこと。更に、
コイルバネに抗して押圧するので、捺印時の捺印圧も高
くなっていること。これらの諸条件を満足するために、
微調整をネジにてすることは従来より公知であり又ネジ
のピッチを小さくすることにて容易でかつ確実である。
しかし、回転印部と固定印判部との確実な保持ととも
に、捺印時にガタツキがなく、雑音が少なく、軽くか
つ、組み立て時において容易であり、鮮明捺印ができる
ものが望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した通
り従来の技術においては部品数が多かったり、構成が複
雑であったり、ガタツキがあり鮮明捺印ができなく、組
み立て難く、使用時の雑音が大きい等の課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、短辺側脚部2に制御スリット3、内面に案
内突起4を設け、長辺側脚部5の一部を開放するととも
にその下端面に窓6、上方にインキカートリッジ7を保
持させる内枠体1と、短辺側面12に長孔13を設けた
外枠体10と、複数の印字ベルト30をもつ回転印Aと
印字体27をもつ固定印判部Bとを一体にしてなる回転
印主体Xと、回転印主体Xを保持する反転軸14及びコ
イルバネ28とからなり、前記内枠体1に前記外枠体1
0をコイルバネ28を介して被装し、制御スリット3、
長孔13を貫通する反転軸14にて回転印主体Xを保持
し、前記外枠体10を内枠体1に対してスライドさせて
反転軸14が制御スリット3内を移動する際に前記案内
突起4が前記回転印主体Xを反転させる反転式回転印判
において、前記回転印Aの脚部22に前記反転軸14が
貫通する反転軸孔17と補強片18を設けると共に補強
片18の下端部に孔20を有する保持片19を設け、前
記固定印判部Bの立脚26にリブ24を有するガイド溝
23を設けると共に立脚26の上端部にネジ穴25を設
け、前記脚部22を前記ガイド溝23に挿入して前記保
持片19を前記立脚26の上端部に位置させ、脚部22
をガイド溝23とリブ24にて保持した状態で前記孔2
0にネジ21を挿入して該ネジ21を前記ネジ穴25に
ねじ込むことにより、前記回転印Aと前記固定印判部B
とを一体として前記回転印主体Xを構成したことを特徴
とする反転式回転印判である。
【0005】
【作用】回転印Aの脚部22及び固定印判部Bのガイド
溝23及びリブ24が回転印Aと固定印判部Bの左右前
後のガタツキを防止する。又、補強片18の下端部の保
持片19をネジ21にて上下動自在に保持する
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1、図2、図3、
にて説明する。1、は内枠体であり、箱状で長辺側脚5
は一部分開放されている。内枠体1の短辺側脚2のほぼ
中央縦方向に制御スリット3及びその内側には案内突起
4を設けてある。下端面には回転印判の印字体より大き
い窓6を設けるとともに、上方にはインキカートリッジ
7を保持させている。10、は外枠体で、箱状で短辺側
面12には長孔13を設けてある。外枠体10と内枠体
1とは、両者スライド可動することができる。28はコ
イルバネで外枠体10を常時上方向に押し上げている。
14、は反転軸である。A、は回転印である。回転印A
は、脚部22と橋架片31を一体に折り曲げ成形し、脚
部22の両側に補強片18を折り曲げ、その補強片18
の下端部を折り曲げ、孔20をもった保持片19とし
脚部22の下方部に反転軸孔17、上方部に回転子軸孔
16を設け、回転子軸15に支持される回転子11と橋
架片31との間に印字ベルト30を張設し、回転子軸1
5の両端部を回転子軸孔16に保持させることにより、
回転印Aとなる。尚、反転軸孔17は軸14の直径より
わずかに大きくしてある。次に、固定印判部Bは、短辺
側脚部側にガイド溝23を設けた立脚26の上端面にネ
ジ穴25を設け、かつ、ガイド溝23にはリブ24を設
けた。このガイド溝23とリブ24は、前記回転印Aが
固定印判部Bに挿入されたとき、前記脚部22を保持し
ガタツキを防止する。固定印判部Bの底面には前記回転
印Aの印字ベルト30が露出できる窓29を設けるとと
もに印字体27を貼付してある。
【0007】次に、前記回転印Aと固定印判部Bとを組
合せて回転印主体Xを組み立てるには、前記回転印Aの
脚部22をガイド溝23にそって挿入し、立脚26の上
端部に位置する保持片19の孔20にネジ21を挿入し
て該ネジ21をネジ穴25にネジ込み、回転印Aの印字
ベルト30と固定印判部Bの印字体27を同一平面にな
るように微調整することにより、回転印主体Xの組み立
てが完了する。そして、回転印主体Xを組み立てた時、
回転印Aの補強片18は固定印判部Bのガイド溝23の
真上に位置し、補強片18の内面とガイド溝23の内面
は連続した状態となる。保持片19は略コ形状にし、僅
かであるが弾力性をもたせることによりネジ21が弛ま
ない。この形状としては、図4に示す波形状の保持片1
9としてもよい。尚、回転子軸孔16は必ずしも孔であ
る必要はなく、回転子軸15を保持できる切り欠の形
状、折り曲げ片等でもよい。又、補強片18の幅は少な
くとも1mm以上で立脚26の厚さ以下であればよい。
インキカートリッジ7のインキ吸蔵体8はフェルト、ス
ポンジ等にインキを含浸させてあり、更に、つまみ部9
を設け、インキカートリッジ7を取り替える時指をイン
キで汚さないためのものである。
【0008】以上の各構成要素を反転式回転印判とする
組み立て方法を説明する。まず、回転印Aを組み立て、
この回転印Aと固定印判部Bとを一体にして回転印主体
Xを組み立てておく。内枠体1の上部にコイルバネ28
を置き外枠体10を被せ、固定印判部Bの補強片18
案内突起4を合わせ、反転軸14を外枠体10の長孔1
3、内枠体1の制御スリット3、回転印Aの反転軸孔1
7に挿入し、内枠体1の内部に回転印主体Xを組入れ
る。反転軸14はコイルバネ28により長孔13、制御
スリット、反転軸孔17に保持される。次に長孔13
の外側よりノブ32にて反転軸14の端部を挟持する。
次に、インキカートリッジ7を内枠体1に挿入し組み立
て完了する。尚、コイルバネ28の反発力が小さいとイ
ンキの付着が不充分となり鮮明捺印ができないので、印
字体の単位面積あたりの接触押圧力を基準にバネの強さ
を決定する。
【0009】
【効果】以上の通り、本発明は回転印Aの脚部22がガ
イド溝23とリブ24にて保持されることにより回転印
Aと固定印判部Bのガタツキを防止し、ネジ21にて保
持片19の上下微調整を行うことができるので、反転軸
14の速い動きにも雑音も発しないで鮮明捺印できる。
又、固定印判部Bにガイド溝23を設けて、反転軸14
が貫通する孔を固定印判部Bに設けなくてよいものとし
たので、金型を安価に製造できる。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一部正面断面図
【図2】本発明の一部側面断面図
【図3】回転印主体Xの分解斜視図
【図4】保持片19の他の例の斜視図
【0011】
【符号の説明】
1 内枠体 10 外枠体 14 反転軸 15 回転子軸 16 回転子軸孔 18 補強片 22 脚部 23 ガイド溝 24 リブ 28 コイルバネ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短辺側脚部2に制御スリット3、内面に
    案内突起4を設け、長辺側脚部5の一部を開放するとと
    もにその下端面に窓6、上方にインキカートリッジ7を
    保持させる内枠体1と、短辺側面12に長孔13を設け
    た外枠体10と、複数の印字ベルト30をもつ回転印A
    と印字体27をもつ固定印判部Bとを一体にしてなる
    転印主体Xと、回転印主体Xを保持する反転軸14及び
    コイルバネ28とからなり、前記内枠体1前記外枠体
    10コイルバネ28を介して被装し、制御スリット
    3、長孔13を貫通する反転軸14にて回転印主体Xを
    保持し、前記外枠体10を内枠体1に対してスライドさ
    せて反転軸14が制御スリット3内を移動する際に前記
    案内突起4が前記回転印主体Xを反転させる反転式回転
    印判において、前記回転印Aの脚部22に前記反転軸1
    4が貫通する反転軸孔17と補強片18を設けると共に
    補強片18の下端部に孔20を有する保持片19を設
    け、前記固定印判部Bの立脚26にリブ24を有するガ
    イド溝23を設けると共に立脚26の上端部にネジ穴2
    5を設け、前記脚部22を前記ガイド溝23に挿入して
    前記保持片19を前記立脚26の上端部に位置させ、脚
    部22をガイド溝23とリブ24にて保持した状態で前
    記孔20にネジ21を挿入して該ネジ21を前記ネジ穴
    25にねじ込むことにより、前記回転印Aと前記固定印
    判部Bとを一体として前記回転印主体Xを構成したこと
    を特徴とする反転式回転印判。
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