JP2599545Y2 - 反転式回転印 - Google Patents

反転式回転印

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JP2599545Y2
JP2599545Y2 JP1993016944U JP1694493U JP2599545Y2 JP 2599545 Y2 JP2599545 Y2 JP 2599545Y2 JP 1993016944 U JP1993016944 U JP 1993016944U JP 1694493 U JP1694493 U JP 1694493U JP 2599545 Y2 JP2599545 Y2 JP 2599545Y2
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shaft
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Inventor
克己 伊藤
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シヤチハタ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、回転印主体の上部にイ
ンキパッドを有し、回転印を180度反転させ捺印する
反転式の回転印に関する。
【従来の技術】従来この種の反転式の回転印は米国特許
第2252649号、同2939390号、同3359
897号、特開昭61−89080号等にて公知であ
る。この種の回転印は回転印とインキパッドとをコイル
バネにて常時接触させ、捺印時には回転印本体をほぼ1
80度反転させるとともに捺印するものである。このコ
イルバネは回転印本体とインキパッドを接触保持させる
ため弾性の強いバネである。さて、これらの反転式回転
印を組み立てる場合、回転印を反転させるための案内突
起、及び制御スリットを内枠体に設け、外枠体の長孔に
反転軸を可動自在に保持させ、回転印を反転軸に保持さ
せている。この反転式回転印は、反転軸を外枠体から抜
け落ちないために、反転軸の両端部にワッシャー、ピン
等にて防止している。このワッシャー等は常時長孔の側
面と接触し、かつ捺印時には軸の動きとともに長孔の側
面と接触しながら動くので、捺印時に接触音を発した
り、又荷重を必要以上にかけねばならない。よってコイ
ルバネの力を強くしなければならない。更に、コイルバ
ネを強くすると、インキカートリッジに捺印後印面が強
く衝突し、インキ吸蔵体からインキが飛び散ることがあ
る。このためコイルバネはできる限り小さい力のものが
よい。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、従来の技術
におけるコイルバネの力が大きく、かつ、組み立て上、
組み立て難い欠点を解消し、安価に、使用時の音を小さ
くできる反転式回転印を提供する。
【0003】
【課題を解決するための手段】本考案は前記課題を解決
するために、短辺側脚部2に制御スリット3、内面に案
内突起4を設け、長辺側脚部5の一部を開放するととも
にその下端面に窓6、上方にインキカートリッジ7を保
持させる内枠体1と、ガイド溝11を設けた短辺側面1
2に長孔13を設けた外枠体10と、複数の印字ベルト
24をもつ回転印主体15と、回転印主体15を保持す
る反転軸14及びコイルバネ28とからなり、前記外枠
体10のガイド溝11を前記内枠体1にコイルバネ28
を介して被装し、制御スリット3、長孔13を貫通する
反転軸14にて回転印主体15を保持させた反転式回転
印において、前記回転印主体15は脚部22の外側に案
内溝18、内側に回転子軸受20、案内溝18の下方に
反転軸14の挿入孔17、軸孔16を連設するとともに
橋架片31の突部19にて中央部に異形部26を有する
反転軸14を嵌着固定した反転式回転印である。
【0004】
【作用】回転印主体15の脚部22に挿入孔17、軸孔
16を連設し、橋架片31の上端部に設けた突部19に
て、中央部に異形部26を有する反転軸14を嵌着保持
させた。
【0005】
【実施例】以下、本考案の第1実施例を図1、図2、図
3、図4にて説明する。1、は内枠体であり、箱状で長
辺側脚5は一部分開放されている。内枠体1の短辺側脚
2のほぼ中央縦方向に制御スリット3及びその内側には
案内突起4を設けてある。下端面には回転印の印字体よ
り大きい窓6を設けるとともに、上方にはインキカート
リッジ7を保持させている。制御スリット3の上下端部
近くの短辺側脚2の側端に凹部29を設けた。10、は
外枠体で、箱状で短辺側面12には長孔13、内側両端
部にはガイド溝11(図示してない)を設けてある。外
枠体10と内枠体1とはガイド溝11にて両者スライド
可動することができる。28はコイルバネで外枠体10
を常時上方向に押し上げている。14、は反転軸でほぼ
中央部に異形部26を設けた。この異形部26は反転軸
14の直径より小さい円柱にしてある。また他の形状と
しては、板状、もしくは直径を太くしてもよく、即ち、
中央部は反転軸の両端部とは断面形状が異形状であれば
よい。尚必要に応じて反転軸14の両端部近傍に小径部
27を設けてもよい。15、は回転印主体である。回転
印主体は、脚部22と橋架片31を一体成形し、脚部2
2の外側には案内溝18、案内溝18の下方部に挿入孔
17、軸孔16を連設し、又内側上方部には回転子軸受
20を設けた。挿入孔17は軸孔16の直径と同一又は
大きく、かつ、軸孔16の直径より短い弦にて挿入孔1
7と連設している。橋架片31には突部19を有する反
転軸受部を設けた回転印主体枠15aに印字ベルト24
を橋架片31と回転子23とに張設し、回転子軸25の
両端部を回転子軸受20に保持させ、回転印主体15と
なる。尚、スリット21にて突部19に弾性をもたせ反
転軸14の嵌着をしやすくしてもよい。インキカートリ
ッジ7のインキ吸蔵体8はフェルト、スポンジ等にイン
キを含浸させてあり、更に、つまみ部9を設け、インキ
カートリッジ7を取り替える時指をインキで汚さないた
めのものである。次に本考案の第2実施例を図5、図6
にて説明する。第1実施例と同一構成の部分は省略す
る。30は、ロックボタンで長孔13に挿入され、下方
の凹部29に挿入されるとロック状態となり印字ベルト
24を変更できる。尚第1実施例におけるガイド溝11
は第2実施例におけるガイド溝11と同一構成である。
【0006】以上の各構成要素を第1実施例にて反転式
回転印とする組み立て方法を説明する。まず、回転印主
体15を組み立てておく。内枠体1の上部にコイルバネ
28を置き外枠体10のガイド溝11をもって被せ、回
転印主体15の案内溝18に案内突起4を合わせ、反転
軸14を外枠体10の長孔13、内枠体1の制御スリッ
ト4、回転印主体15の挿入孔17に挿入し、内枠体1
と外枠体10と回転印主体15を組合せる。反転軸14
はコイルバネ28により長孔13、制御スリット4、挿
入孔17に仮保持される。次に外枠体10をコイルバネ
28に抗して押し下げ捺印できるまで回転印主体15を
押圧すると突部19を越えて反転軸14が嵌着固定され
る。同時に反転軸14の両端部は軸孔16に固定され
る。反転軸14の異形部26が橋架片31に嵌着するの
で、反転軸14は抜けない。次に、インキカートリッジ
7を内枠体1に挿入し組み立て完了する。尚、コイルバ
ネ28の反発力が小さいとインキの付着が不充分となり
鮮明捺印ができないので、印字体の単位面積あたりの接
触押圧力を基準にバネの強さを決定する。次に、第2実
施例においては第1実施例と同様にして組み立て、完了
後ロック状態の位置にて長孔13にロックボタンを挿入
し完了する。
【0007】
【効果】以上の通り、本考案は回転印主体15の橋架片
31に突部19を設け、かつ反転軸14の中央部を異形
部26にし、回転印主体15の突部19にて反転軸14
嵌着保持させるので、反転軸14と、外枠体10の長孔
13との接触面積を最低限にしたので、コイルバネの力
を小さくでき捺印荷重を小さくできた。又、組み立てに
おいては、ワッシャーが不要であるため簡単であり、か
つコストも安価に製造できる。更にワッシャーがないこ
とと、コイルバネの力が小さいことが相俟って使用時の
雑音が小さくなった。
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の一部正面断面図
【図2】第1実施例の一部側面断面図
【図3】回転印主体枠の一部切欠斜視図
【図4】他の反転軸の斜視図
【図5】第2実施例の斜視図
【図6】ロック部一部断面図
【0009】
【符号の説明】
1 内枠体 10 外枠体 14 反転軸 15 回転印主体 16 軸孔 19 突部 24 印字ベルト 28 コイルバネ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短辺側脚部2に制御スリット3、内面に
    案内突起4を設け、長辺側脚部5の一部を開放するとと
    もにその下端面に窓6、上方にインキカートリッジ7を
    保持させる内枠体1と、ガイド溝11を設けた短辺側面
    12に長孔13を設けた外枠体10と、複数の印字ベル
    ト24をもつ回転印主体15と、回転印主体15を保持
    する反転軸14及びコイルバネ28とからなり、前記
    枠体10のガイド溝11を前記内枠体1にコイルバネ2
    8を介して被装し、制御スリット3、長孔13を貫通す
    る反転軸14にて回転印主体15を保持させた反転式回
    転印において、前記回転印主体15は脚部22の外側に
    案内溝18、内側に回転子軸受20、案内溝18の下方
    に反転軸14の挿入孔17、軸孔16を連設するととも
    に橋架片31の突部19にて中央部に異形部26を有す
    る反転軸14を嵌着固定したことを特徴とする反転式回
    転印。
JP1993016944U 1993-03-12 1993-03-12 反転式回転印 Expired - Fee Related JP2599545Y2 (ja)

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JPH0668848U JPH0668848U (ja) 1994-09-27
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JP5235841B2 (ja) * 2009-11-06 2013-07-10 株式会社加野ダイカスト工業所 スタンプ装置
AT520967A1 (de) * 2018-02-15 2019-09-15 Trodat Gmbh Stempel, insbesondere Datumstempel

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JPH0668848U (ja) 1994-09-27

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