JPH0537382Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0537382Y2 JPH0537382Y2 JP1986108387U JP10838786U JPH0537382Y2 JP H0537382 Y2 JPH0537382 Y2 JP H0537382Y2 JP 1986108387 U JP1986108387 U JP 1986108387U JP 10838786 U JP10838786 U JP 10838786U JP H0537382 Y2 JPH0537382 Y2 JP H0537382Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moderation
- moderation plate
- plate
- insertion hole
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 27
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 27
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Tumbler Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、特に、板状の節度板を具備した揺動
スイツチ等におけるスイツチの節度板の固定機構
に関し、詳しくはスイツチ本体の一部に設けた節
度板の挿入孔内壁若しくは該節度板の側面部に遊
動防止突起を形成した節度板の固定機構に関する
ものである。
スイツチ等におけるスイツチの節度板の固定機構
に関し、詳しくはスイツチ本体の一部に設けた節
度板の挿入孔内壁若しくは該節度板の側面部に遊
動防止突起を形成した節度板の固定機構に関する
ものである。
従来の技術
従来から、第3図、第4図、及び第5図に示す
如く、揺動スイツチにおいて、着脱可能な節度板
1を変換することにより、ノブ2の動きがON−
OFFスイツチを行うタイプと、該ノブ2を左に
プツシユすればON−OFFスイツチ作動し、右に
プツシユすればON−OFFスイツチ作動し得るタ
イプとがある。節度板1は、ノブ2に穿設された
孔2aに挿入されている。3は、スチールボール
であり、スプリング4に付勢され、常時、節度板
1に圧接している。スプリング4は、ケース5に
穿設されたスプリング保持孔5aに挿入されてい
る。
如く、揺動スイツチにおいて、着脱可能な節度板
1を変換することにより、ノブ2の動きがON−
OFFスイツチを行うタイプと、該ノブ2を左に
プツシユすればON−OFFスイツチ作動し、右に
プツシユすればON−OFFスイツチ作動し得るタ
イプとがある。節度板1は、ノブ2に穿設された
孔2aに挿入されている。3は、スチールボール
であり、スプリング4に付勢され、常時、節度板
1に圧接している。スプリング4は、ケース5に
穿設されたスプリング保持孔5aに挿入されてい
る。
考案が解決しようとする問題点
前述した従来の揺動スイツチは、節度板1を単
にノブ2の孔2aに挿入しているため、組付け作
業時に、節度板1の突起がノブ2の係合孔から脱
出し、該節度板1が脱落するという問題点があ
る。
にノブ2の孔2aに挿入しているため、組付け作
業時に、節度板1の突起がノブ2の係合孔から脱
出し、該節度板1が脱落するという問題点があ
る。
問題点を解決するための手段
本考案に係るスイツチの節度板の固定機構は、
軸を中心として揺動する揺動スイツチのノブ本体
に挿脱可能な節度板を配設したスイツチにおい
て、金属材料から成る前記節度板を挿着するため
に、前記ノブ本体の軸の近傍に穿設した挿入孔
と、該挿入孔の内壁、及び前記節度板の側面の少
なくともいずれか一方に形成した遊動防止突起と
を配備することにより、節度板を強固に固定し得
るものであり、かかる手段により所期の目的を達
成するものである。
軸を中心として揺動する揺動スイツチのノブ本体
に挿脱可能な節度板を配設したスイツチにおい
て、金属材料から成る前記節度板を挿着するため
に、前記ノブ本体の軸の近傍に穿設した挿入孔
と、該挿入孔の内壁、及び前記節度板の側面の少
なくともいずれか一方に形成した遊動防止突起と
を配備することにより、節度板を強固に固定し得
るものであり、かかる手段により所期の目的を達
成するものである。
作 用
例えば、節度板の側面に遊動防止突起を形成し
た場合、該節度板をスイツチケースあるいはノブ
の挿入孔に圧入すると、遊動防止突起が挿入孔の
内壁に喰い込んだ状態に圧接される。このため、
節度板が挿入孔に遊動又は揺動することなく嵌合
される。
た場合、該節度板をスイツチケースあるいはノブ
の挿入孔に圧入すると、遊動防止突起が挿入孔の
内壁に喰い込んだ状態に圧接される。このため、
節度板が挿入孔に遊動又は揺動することなく嵌合
される。
また、スイツチケースあるいはノブの挿入孔内
に遊動防止突起を形成した場合、節度板を挿入孔
に圧入すると、該節度板が挿入孔の遊動防止突起
をわずか押潰しながら圧入される。該節度板は、
遊動防止突起に圧接かつ密着するため、挿入孔に
遊動することなく嵌着される。このため、組付け
の際における節度板の脱落を防止し、組付精度を
向上させることができる。
に遊動防止突起を形成した場合、節度板を挿入孔
に圧入すると、該節度板が挿入孔の遊動防止突起
をわずか押潰しながら圧入される。該節度板は、
遊動防止突起に圧接かつ密着するため、挿入孔に
遊動することなく嵌着される。このため、組付け
の際における節度板の脱落を防止し、組付精度を
向上させることができる。
第1実施例
以下、第1図に基づき本考案に係るスイツチの
節度板の固定機構の第1実施例を詳述する。
節度板の固定機構の第1実施例を詳述する。
6は、軸6aを中心に揺動する揺動スイツチの
ノブ本体であり、可動盤(図示せず)を作動させ
るための可動盤作動突起6b、節度板7に嵌合す
る挿入孔6cを有する。挿入孔6cは、揺動する
ノブ6の中央に穿設された長方形の盲孔である。
節度板7は、ノブ6の挿入孔6cに挿入する部分
に遊動防止突起7aを形成し、他端部にスチール
ボール8に圧接する節度山7bを形成している。
スチールボール8は、スイツチケース(図示せ
ず)に挿装されたスプリング9に付勢されてい
る。ノブ6は、樹脂材料で形成される。節度板7
は、金属材料で形成される。
ノブ本体であり、可動盤(図示せず)を作動させ
るための可動盤作動突起6b、節度板7に嵌合す
る挿入孔6cを有する。挿入孔6cは、揺動する
ノブ6の中央に穿設された長方形の盲孔である。
節度板7は、ノブ6の挿入孔6cに挿入する部分
に遊動防止突起7aを形成し、他端部にスチール
ボール8に圧接する節度山7bを形成している。
スチールボール8は、スイツチケース(図示せ
ず)に挿装されたスプリング9に付勢されてい
る。ノブ6は、樹脂材料で形成される。節度板7
は、金属材料で形成される。
該節度板7をノブ6の挿入孔6cに圧入する。
そして節度板7の遊動防止突起7aが挿入孔6c
の内壁を切削し、かつ喰い込んだ状態で圧接され
る。節度板7は、挿入孔6cに遊動することなく
緊締固着される。節度板7に遊動防止突起7aを
形成したことにより、組付けの際における節度板
7の脱落を防止し、節度部材の組付精度を向上さ
せることができる。
そして節度板7の遊動防止突起7aが挿入孔6c
の内壁を切削し、かつ喰い込んだ状態で圧接され
る。節度板7は、挿入孔6cに遊動することなく
緊締固着される。節度板7に遊動防止突起7aを
形成したことにより、組付けの際における節度板
7の脱落を防止し、節度部材の組付精度を向上さ
せることができる。
尚、節度板7の接着部材に、ノブ6に限定せず
例えば、スイツチケース(図示せず)であつても
よく、スイツチ本体の一部に挿着される。
例えば、スイツチケース(図示せず)であつても
よく、スイツチ本体の一部に挿着される。
第2実施例
以下、第2図に示す本考案に係るスイツチの節
度板の固定機構の第2実施例を詳述する。
度板の固定機構の第2実施例を詳述する。
10は、ノブであり、樹脂材料により形成され
る。10aは節度板11を挿入するための挿入孔
であり、内壁に三角形の遊動防止突起10bを突
出している。節度板11は、金属から形成され、
節度山11aを有する節度部材である。
る。10aは節度板11を挿入するための挿入孔
であり、内壁に三角形の遊動防止突起10bを突
出している。節度板11は、金属から形成され、
節度山11aを有する節度部材である。
節度板11を挿入孔10aに圧入する。する
と、節度板11は、遊動防止突起10bの先端部
を押潰しながら、かつ挿入孔10aの内壁に圧接
し、挿着される。節度板11は、挿入孔6cに遊
動することなく圧接し、緊締固着される。節度板
11を挿入する挿入孔10aの内壁に遊動防止突
起10bを形成したことにより、組付けの際にお
ける節度板11の脱落を防止し、節度部材の組付
精度を向上することができる。
と、節度板11は、遊動防止突起10bの先端部
を押潰しながら、かつ挿入孔10aの内壁に圧接
し、挿着される。節度板11は、挿入孔6cに遊
動することなく圧接し、緊締固着される。節度板
11を挿入する挿入孔10aの内壁に遊動防止突
起10bを形成したことにより、組付けの際にお
ける節度板11の脱落を防止し、節度部材の組付
精度を向上することができる。
尚、節度板11の挿着部材は、ノブ10に限定
せず、例えば、スイツチケースであつてもよく、
スイツチ本体の一部に挿着し得るものである。
せず、例えば、スイツチケースであつてもよく、
スイツチ本体の一部に挿着し得るものである。
考案の効果
本考案に係るスイツチの節度板の固定機構は、
節度板、あるいは該節度板を挿入するための挿入
孔の内壁に遊動防止突起を形成したことにより、
節度板を強固に緊定固着することができる。ま
た、組付けの際における節度板の脱落を防止し、
節度部材の組付精度を向上することができる。ま
た、本考案は、節度板をノブ本体の挿入孔に遊動
防止突起で堅固に挿着するので、ノブ本体を操作
したときにガタ付きがなく、操作フイーリングを
向上させることができる。
節度板、あるいは該節度板を挿入するための挿入
孔の内壁に遊動防止突起を形成したことにより、
節度板を強固に緊定固着することができる。ま
た、組付けの際における節度板の脱落を防止し、
節度部材の組付精度を向上することができる。ま
た、本考案は、節度板をノブ本体の挿入孔に遊動
防止突起で堅固に挿着するので、ノブ本体を操作
したときにガタ付きがなく、操作フイーリングを
向上させることができる。
第1図は、本考案に係るスイツチの節度板の固
定機構の第1実施例を示す分解斜視図である。第
2図は、本考案に係るスイツチの節度板の固定機
構の第2実施例を示す要部拡大分解斜視図であ
る。第3図、第4図、及び第5図は、従来の揺動
スイツチにおける節度板の設置状態を示す図面で
あり、第3図は断面図、第4図は第3図の矢視A
−A線方向断面図、及び第5図はノブの分解斜視
図である。 1,7……節度板、2,6,10……ノブ、6
c,10a……挿入孔、7a,10b……遊動防
止突起、7b,11a……節度山。
定機構の第1実施例を示す分解斜視図である。第
2図は、本考案に係るスイツチの節度板の固定機
構の第2実施例を示す要部拡大分解斜視図であ
る。第3図、第4図、及び第5図は、従来の揺動
スイツチにおける節度板の設置状態を示す図面で
あり、第3図は断面図、第4図は第3図の矢視A
−A線方向断面図、及び第5図はノブの分解斜視
図である。 1,7……節度板、2,6,10……ノブ、6
c,10a……挿入孔、7a,10b……遊動防
止突起、7b,11a……節度山。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 軸を中心として揺動する揺動スイツチのノブ本
体に挿脱可能な節度板を配設したスイツチにおい
て、 金属材料から成る前記節度板を挿着するため
に、前記ノブ本体の軸の近傍に穿設した挿入孔
と、 該挿入孔の内壁、及び前記節度板の側面の少な
くともいずれか一方に形成した遊動防止突起とを
有することを特徴とするスイツチの節度板の固定
機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986108387U JPH0537382Y2 (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986108387U JPH0537382Y2 (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6314331U JPS6314331U (ja) | 1988-01-30 |
JPH0537382Y2 true JPH0537382Y2 (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=30985536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986108387U Expired - Lifetime JPH0537382Y2 (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0537382Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4034412Y1 (ja) * | 1964-06-06 | 1965-12-02 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6119475Y2 (ja) * | 1979-05-25 | 1986-06-12 |
-
1986
- 1986-07-14 JP JP1986108387U patent/JPH0537382Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4034412Y1 (ja) * | 1964-06-06 | 1965-12-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6314331U (ja) | 1988-01-30 |