JP3279540B2 - クラッチ機構をもつ自走式溶接台車 - Google Patents
クラッチ機構をもつ自走式溶接台車Info
- Publication number
- JP3279540B2 JP3279540B2 JP16979899A JP16979899A JP3279540B2 JP 3279540 B2 JP3279540 B2 JP 3279540B2 JP 16979899 A JP16979899 A JP 16979899A JP 16979899 A JP16979899 A JP 16979899A JP 3279540 B2 JP3279540 B2 JP 3279540B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- bogie
- cable
- shift lever
- self
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、クラッチ機構を
操作することによって台車の移動が容易で、位置決めも
簡単に行える自走式溶接台車に関する。
操作することによって台車の移動が容易で、位置決めも
簡単に行える自走式溶接台車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、造船の小組立、大組立ステー
ジでは、最も多い隅肉溶接の作業の能率化を図るため自
走式の溶接台車が多用されている。この種の自走式溶接
台車を用いた先行技術として実開昭62−131123
号公報、特公昭62−54588号公報、特公平2−6
1353号公報、特公平3ー38029号公報などがあ
る。
ジでは、最も多い隅肉溶接の作業の能率化を図るため自
走式の溶接台車が多用されている。この種の自走式溶接
台車を用いた先行技術として実開昭62−131123
号公報、特公昭62−54588号公報、特公平2−6
1353号公報、特公平3ー38029号公報などがあ
る。
【0003】かかる自走式溶接台車では、ある箇所の溶
接が完了すると、台車をその都度持ち上げて次の溶接箇
所まで移動し、位置決めセッテイングする。
接が完了すると、台車をその都度持ち上げて次の溶接箇
所まで移動し、位置決めセッテイングする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、小組立ステー
ジでは溶接長が短いため、頻繁に台車を次の溶接箇所に
持ち運んで移動させ、台車の位置決めセッテイングを行
う必要がある。
ジでは溶接長が短いため、頻繁に台車を次の溶接箇所に
持ち運んで移動させ、台車の位置決めセッテイングを行
う必要がある。
【0005】かかる頻繁に行われるセッテイング作業
は、溶接作業者にとっては重労働であり、このため作業
能率も低下し、結局、溶接時間(アークタイム)が短く
ならざるを得なかった。
は、溶接作業者にとっては重労働であり、このため作業
能率も低下し、結局、溶接時間(アークタイム)が短く
ならざるを得なかった。
【0006】また、クラッチ操作が台車のハンドリング
用の取手と別個の位置にあると、位置決めの際には(特
に短い移動距離の場合には)、クラッチを脱状態にせず
に無理矢理に台車を動かしてギヤ等の機械部分を損傷し
てしまうことも多い。
用の取手と別個の位置にあると、位置決めの際には(特
に短い移動距離の場合には)、クラッチを脱状態にせず
に無理矢理に台車を動かしてギヤ等の機械部分を損傷し
てしまうことも多い。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本願発明に係るクラッチ機構をもつ自走式溶接台
車は、台車に駆動モータを有し、駆動モータによって駆
動される走行車輪を備え、駆動モータの出力軸と走行車
輪の車軸との間に動力伝達機構を設け、この動力伝達機
構の嵌脱を行うクラッチ機構を設け、このクラッチ機構
の動作をさせるための操作手段を前記台車ハンドリング
用の取手に設けた自走式の溶接台車であって、上記動力
伝達機構を、ピニオンギヤとホイールギヤで構成し、上
記クラッ チ機構を車軸に設けたクラッチと、操作手段の
引き動作を該クラッチの車軸方向にシフトさせる動きに
変換する変換部材とで構成し、上記変換部材を、操作手
段の引き動作により回動するシフトレバーと、シフトレ
バーを回動可能に支持する(以下、「回転支持点」とい
う)シフトレバー台とからなり、シフトレバーにクラッ
チと係合する作用部を設け、上記操作手段を、台車に設
けた台車ハンドリング用取手にクラッチレバーと、この
クラッチレバーの把持動作に連動して引っ張られる操作
ワイヤ又はケーブルとで構成し、該操作ワイヤ又はケー
ブルをシフトレバーの回動支持点より偏位した力点位置
に接続したものである。
めに、本願発明に係るクラッチ機構をもつ自走式溶接台
車は、台車に駆動モータを有し、駆動モータによって駆
動される走行車輪を備え、駆動モータの出力軸と走行車
輪の車軸との間に動力伝達機構を設け、この動力伝達機
構の嵌脱を行うクラッチ機構を設け、このクラッチ機構
の動作をさせるための操作手段を前記台車ハンドリング
用の取手に設けた自走式の溶接台車であって、上記動力
伝達機構を、ピニオンギヤとホイールギヤで構成し、上
記クラッ チ機構を車軸に設けたクラッチと、操作手段の
引き動作を該クラッチの車軸方向にシフトさせる動きに
変換する変換部材とで構成し、上記変換部材を、操作手
段の引き動作により回動するシフトレバーと、シフトレ
バーを回動可能に支持する(以下、「回転支持点」とい
う)シフトレバー台とからなり、シフトレバーにクラッ
チと係合する作用部を設け、上記操作手段を、台車に設
けた台車ハンドリング用取手にクラッチレバーと、この
クラッチレバーの把持動作に連動して引っ張られる操作
ワイヤ又はケーブルとで構成し、該操作ワイヤ又はケー
ブルをシフトレバーの回動支持点より偏位した力点位置
に接続したものである。
【0008】これにより、頻繁に行われる位置決めセッ
テイング作業を容易にし、溶接作業者の労力を軽減して
作業能率を向上させ、結果的に溶接時間(アークタイ
ム)を長くすることができるとともに、溶接のビードの
不要な余盛りをなくし、後のグラインダ掛け作業を不要
とすることに役立つ。しかもかかる操作手段によりクラ
ッチを遠隔操作でき、操作手段を取手に設けておけばハ
ンドリングが容易となるうえ、操作手段の操作によっ
て、信頼性よくクラッチの嵌脱を行うことができ、クラ
ッチレバーが取手に設けてあるので台車の移動時にはレ
バー操作が容易であり、クラッチを外さずに無理矢理台
車を移動させる事も解消される。
テイング作業を容易にし、溶接作業者の労力を軽減して
作業能率を向上させ、結果的に溶接時間(アークタイ
ム)を長くすることができるとともに、溶接のビードの
不要な余盛りをなくし、後のグラインダ掛け作業を不要
とすることに役立つ。しかもかかる操作手段によりクラ
ッチを遠隔操作でき、操作手段を取手に設けておけばハ
ンドリングが容易となるうえ、操作手段の操作によっ
て、信頼性よくクラッチの嵌脱を行うことができ、クラ
ッチレバーが取手に設けてあるので台車の移動時にはレ
バー操作が容易であり、クラッチを外さずに無理矢理台
車を移動させる事も解消される。
【0009】また、上記台車に支持されたトーチに接続
されたトーチケーブルを案内するケーブルガイドを設
け、このケーブルガイドをコイル状に形成した線材で構
成し、トーチケーブルをコイル状ケーブルガイドの中を
挿通したものである。
されたトーチケーブルを案内するケーブルガイドを設
け、このケーブルガイドをコイル状に形成した線材で構
成し、トーチケーブルをコイル状ケーブルガイドの中を
挿通したものである。
【0010】これにより、トーチケーブルが小さい曲率
で曲げられることが防止されことから、ケーブル内の溶
接心線の送り出しを円滑に保ち、溶接作業に支障を来す
ことがなくなる。
で曲げられることが防止されことから、ケーブル内の溶
接心線の送り出しを円滑に保ち、溶接作業に支障を来す
ことがなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施形態を図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0012】図1は本願発明の自走式溶接台車A(単に
「台車」ともいう)の斜視図である。図2は操作手段
B、動力伝達機構Cおよびクラッチ機構Dの部分を取り
出して示した斜視図である。
「台車」ともいう)の斜視図である。図2は操作手段
B、動力伝達機構Cおよびクラッチ機構Dの部分を取り
出して示した斜視図である。
【0013】図1に示すように、矩形状の基台1の四隅
に走行車輪2が設けられ、台車Aが自走可能に構成され
ている。基台1上には駆動モータであるギヤモータ3
が、その出力軸4(図2)を下方に向けて配置されてい
る。ギヤモータ3の近傍には制御ボックス5が設けられ
ており、モータの制御や溶接トーチ6の電源や電流・電
圧などの調整や設定を行うことができるようになってい
る。ギヤモータ3の前面位置に基台1の側板1aに支柱
7が取着されて上方に延びている。この支柱7には水平
方向に延びる台車ハンドリング用の取手8が台車Aの中
央に向かって突出している。取手8はパイプからなり、
取手8の下部にはスリット(図示略)が軸方向に開設さ
れており、このスリットにクラッチレバー9が一部分が
はみ出した状態で入り込んでいる。
に走行車輪2が設けられ、台車Aが自走可能に構成され
ている。基台1上には駆動モータであるギヤモータ3
が、その出力軸4(図2)を下方に向けて配置されてい
る。ギヤモータ3の近傍には制御ボックス5が設けられ
ており、モータの制御や溶接トーチ6の電源や電流・電
圧などの調整や設定を行うことができるようになってい
る。ギヤモータ3の前面位置に基台1の側板1aに支柱
7が取着されて上方に延びている。この支柱7には水平
方向に延びる台車ハンドリング用の取手8が台車Aの中
央に向かって突出している。取手8はパイプからなり、
取手8の下部にはスリット(図示略)が軸方向に開設さ
れており、このスリットにクラッチレバー9が一部分が
はみ出した状態で入り込んでいる。
【0014】図2にも示すように、クラッチレバー9基
端が取手8の中で軸支(軸支点9a)され、他端には操
作ワイヤ(又はケーブル)10が止着されている。クラ
ッチレバー9は板状のものであり、操作しない状態では
その一部が取手下部から下方にはみ出すような形状をし
ている。従って、手で取手9をつかんで握り締めると、
クラッチレバー9は、軸支点9aの回りに回動して入り
込み、それによって、操作ワイヤ10が矢印方向に引っ
張られるようになっている。
端が取手8の中で軸支(軸支点9a)され、他端には操
作ワイヤ(又はケーブル)10が止着されている。クラ
ッチレバー9は板状のものであり、操作しない状態では
その一部が取手下部から下方にはみ出すような形状をし
ている。従って、手で取手9をつかんで握り締めると、
クラッチレバー9は、軸支点9aの回りに回動して入り
込み、それによって、操作ワイヤ10が矢印方向に引っ
張られるようになっている。
【0015】取手9の先端部にはケーブルガイド11が
設けてある。ケーブルガイドは、線状のもので先がコイ
ル状に形成されている。このコイル部分11aに溶接ト
ーチ6に繋がるトーチケーブル12がその中に挿通され
てガイドされるようになっている。ケーブルガイド11
は線材で構成され、そのコイル部分11aが一定の曲げ
半径Rをもって曲がるような弾性と剛性を有しており、
従って、コイル部分11aの中にあるトーチケーブル1
2は小さい曲率の曲がりとならず、ケーブル内の溶接心
線(銅線)がスムーズに繰り出されていく状態を保持で
きるようになっている。
設けてある。ケーブルガイドは、線状のもので先がコイ
ル状に形成されている。このコイル部分11aに溶接ト
ーチ6に繋がるトーチケーブル12がその中に挿通され
てガイドされるようになっている。ケーブルガイド11
は線材で構成され、そのコイル部分11aが一定の曲げ
半径Rをもって曲がるような弾性と剛性を有しており、
従って、コイル部分11aの中にあるトーチケーブル1
2は小さい曲率の曲がりとならず、ケーブル内の溶接心
線(銅線)がスムーズに繰り出されていく状態を保持で
きるようになっている。
【0016】溶接トーチ6は、トーチ保持部材13に保
持され、このトーチ保持部材13は水平調整ツマミ14
の操作によってトーチの水平方向の位置が調整でき、か
つ、垂直調整ツマミ15の操作によって上下方向に昇降
可能となっており、垂直方向の位置が調整可能になって
いる。
持され、このトーチ保持部材13は水平調整ツマミ14
の操作によってトーチの水平方向の位置が調整でき、か
つ、垂直調整ツマミ15の操作によって上下方向に昇降
可能となっており、垂直方向の位置が調整可能になって
いる。
【0017】基台1の両側板1aには倣いローラ取付部
材16が台車Aより張り出して設けられ、取付部材16
の先端に倣いローラ17が走行車輪2の前面に設けられ
ている。取付部材16はその張り出し量が調整可能に構
成されている。17aは固定ネジである。なお、側板1
aにはリミットスイッチ18が突設されており、これと
台車Aのモータ電源と連係している。
材16が台車Aより張り出して設けられ、取付部材16
の先端に倣いローラ17が走行車輪2の前面に設けられ
ている。取付部材16はその張り出し量が調整可能に構
成されている。17aは固定ネジである。なお、側板1
aにはリミットスイッチ18が突設されており、これと
台車Aのモータ電源と連係している。
【0018】上記ギヤモータ3の出力軸4は基台1の下
方に向いており、出力軸4の端部に動力伝達機構Cを構
成するピニオンギヤ19が装着されている(図2におい
ては紙面が垂直方向を示す)。そしてピニオンギヤ19
と噛合するホイールギヤ20が車軸21に設けられてい
る。車軸21の両端に既述したゴム製の走行車輪が設け
てあり、ホイールギヤ21の背面にはクラッチ機構Dが
設けられている。
方に向いており、出力軸4の端部に動力伝達機構Cを構
成するピニオンギヤ19が装着されている(図2におい
ては紙面が垂直方向を示す)。そしてピニオンギヤ19
と噛合するホイールギヤ20が車軸21に設けられてい
る。車軸21の両端に既述したゴム製の走行車輪が設け
てあり、ホイールギヤ21の背面にはクラッチ機構Dが
設けられている。
【0019】図3は、動力伝達機構Cとクラッチ機構D
の部分を取り出して示した一部を断面した図であり、
(a)は立面図、(b)は底面図である。
の部分を取り出して示した一部を断面した図であり、
(a)は立面図、(b)は底面図である。
【0020】図2と図3に示すように、クラッチレバー
による引っ張り力を横方向の移動力に変換するシフトレ
バー22とこれを支持するシフトレバー台23からなる
変換部材が設けられている。シフトレバー22は台車A
に固定されたコの字形のシフトレバー台23に包持され
た形になっており、シフトレバー台23の張り出し部2
3aに枢着されている。その枢支点24は、シフトレバ
ー22の一隅に位置している。この枢支点24から離れ
て偏位した位置(他の隅)にシフトレバー操作ワイヤ1
0の一端が止着されている。この偏位した位置が力点2
5である。シフトレバー22の下部には作用部22aが
枢支されて形成されており、この作用部22aは車軸2
1に設けたクラッチ26に係合している。前記変換部材
とクラッチ26とでクラッチ機構Dを構成する。即ち、
クラッチ26は両端に鍔26a付きのドラム状に形成さ
れ、一方、作用部22aはコの字形になっていてドラム
胴部26bを抱え込むように(両端の鍔26aの間に形
成された谷の部分)にはまり込んだ形で係合している。
クラッチ26から突き出た一側の車軸4にはホイールギ
ヤ20が装着されており、他側には車輪2の手間に設け
たスプロケット28との間にバネ27が介装されてい
る。スプロケット28にはチェーン29が他の車軸のス
プロケット(図示略)の間に掛け渡されている。
による引っ張り力を横方向の移動力に変換するシフトレ
バー22とこれを支持するシフトレバー台23からなる
変換部材が設けられている。シフトレバー22は台車A
に固定されたコの字形のシフトレバー台23に包持され
た形になっており、シフトレバー台23の張り出し部2
3aに枢着されている。その枢支点24は、シフトレバ
ー22の一隅に位置している。この枢支点24から離れ
て偏位した位置(他の隅)にシフトレバー操作ワイヤ1
0の一端が止着されている。この偏位した位置が力点2
5である。シフトレバー22の下部には作用部22aが
枢支されて形成されており、この作用部22aは車軸2
1に設けたクラッチ26に係合している。前記変換部材
とクラッチ26とでクラッチ機構Dを構成する。即ち、
クラッチ26は両端に鍔26a付きのドラム状に形成さ
れ、一方、作用部22aはコの字形になっていてドラム
胴部26bを抱え込むように(両端の鍔26aの間に形
成された谷の部分)にはまり込んだ形で係合している。
クラッチ26から突き出た一側の車軸4にはホイールギ
ヤ20が装着されており、他側には車輪2の手間に設け
たスプロケット28との間にバネ27が介装されてい
る。スプロケット28にはチェーン29が他の車軸のス
プロケット(図示略)の間に掛け渡されている。
【0021】ここで、図4(a)(b)の作用説明図によっ
て、以上のような構成における作用を説明する。図4
(a)(b)ないし図2に示すように、取手8を握り締めるこ
とにより操作ワイヤ10が矢印X方向に引っ張られる
と、その引っ張り力はシフトレバー22の力点25に作
用してシフトレバー22は枢支点24の回りに矢印Y方
向に回動する。これによって、作用部22aが矢印Z方
向にシフトし、これに連動してクラッチ26はバネ27
に抗してZ方向に移動するから、それまでベベルギヤ1
9と噛合していたホイールギヤ20はその係合が解かれ
て離脱する。これで、ギヤモータ3の動力は車軸21に
は伝達されない状態となる。この状態では、台車Aの走
行車輪2は自由に転動できるようになるので溶接作業者
は台車Aを持ち上げることなく、取手8を持って所望の
方向に台車Aを走行させて動かして所定の溶接位置に容
易にもってくることができる。これによって、台車の位
置決め即ち溶接トーチの位置決めが頗る容易となる。
て、以上のような構成における作用を説明する。図4
(a)(b)ないし図2に示すように、取手8を握り締めるこ
とにより操作ワイヤ10が矢印X方向に引っ張られる
と、その引っ張り力はシフトレバー22の力点25に作
用してシフトレバー22は枢支点24の回りに矢印Y方
向に回動する。これによって、作用部22aが矢印Z方
向にシフトし、これに連動してクラッチ26はバネ27
に抗してZ方向に移動するから、それまでベベルギヤ1
9と噛合していたホイールギヤ20はその係合が解かれ
て離脱する。これで、ギヤモータ3の動力は車軸21に
は伝達されない状態となる。この状態では、台車Aの走
行車輪2は自由に転動できるようになるので溶接作業者
は台車Aを持ち上げることなく、取手8を持って所望の
方向に台車Aを走行させて動かして所定の溶接位置に容
易にもってくることができる。これによって、台車の位
置決め即ち溶接トーチの位置決めが頗る容易となる。
【0022】なお、取手8から手を離すか緩めると、バ
ネ27の力でクラッチ26は元の係合状態(ベベルギヤ
19とホイールギヤ20の噛合状態)の位置まで押し返
される。この時、ギヤ同士の噛合であるから、その噛合
までに遊びが殆どなく、即座に、動力伝達状態に移行で
きる。これは、溶接開始と台車移動が同期できることを
意味し、溶接ビードが余計に盛り上がったりすることは
にない。(これは、ドッグクラッチの形式であると、ギ
ヤ係合までに遊びがあり、噛合まで時間がかかるので台
車が動くまで一箇所に止まって不要な溶接をしてしまう
ことになるのと対照的である。)
ネ27の力でクラッチ26は元の係合状態(ベベルギヤ
19とホイールギヤ20の噛合状態)の位置まで押し返
される。この時、ギヤ同士の噛合であるから、その噛合
までに遊びが殆どなく、即座に、動力伝達状態に移行で
きる。これは、溶接開始と台車移動が同期できることを
意味し、溶接ビードが余計に盛り上がったりすることは
にない。(これは、ドッグクラッチの形式であると、ギ
ヤ係合までに遊びがあり、噛合まで時間がかかるので台
車が動くまで一箇所に止まって不要な溶接をしてしまう
ことになるのと対照的である。)
【0023】
【発明の効果】本願発明は、以上説明したような形態で
実施され、次のような効果を奏する。頻繁に行われる位
置決め・セッテイング作業を容易にし、溶接作業者の労
力を軽減して作業能率を向上させ、結果的に溶接時間
(アークタイム)を長くすることができる。
実施され、次のような効果を奏する。頻繁に行われる位
置決め・セッテイング作業を容易にし、溶接作業者の労
力を軽減して作業能率を向上させ、結果的に溶接時間
(アークタイム)を長くすることができる。
【図1】本願発明の自走式溶接台車A(単に「台車」と
もいう)の斜視図である。
もいう)の斜視図である。
【図2】操作手段B、動力伝達機構Cおよびクラッチ機
構Dの部分を取り出して示した斜視図である。
構Dの部分を取り出して示した斜視図である。
【図3】動力伝達機構Cとクラッチ機構Dの部分を取り
出して示した一部を断面した図であり、(a)は立面図、
(b)は底面図である。
出して示した一部を断面した図であり、(a)は立面図、
(b)は底面図である。
【図4】(a)(b)は作用説明図((a)は立面図、(b)は底面
図)である。
図)である。
A…溶接台車 B…操作手段 C…動力伝達機構 D…クラッチ機構 1…基台 2…走行車輪 3…ギヤモータ(駆動モータ) 4…出力軸 8…取手 9…クラッチレバー 10…操作ワイヤ 11…ケーブルガイド 12…トーチケーブル 19…ピニオンギヤ 20…ホイールギヤ 21…車軸 22…シフトレバー 23…シフトレバー台 24…枢支点 25…力点 26…クラッチ 27…バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬戸 武雄 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番 1号 川崎重工業株式会社 神戸工場内 (56)参考文献 特開 平10−98816(JP,A) 実開 平3−116289(JP,U) 実開 昭59−107336(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 37/02
Claims (2)
- 【請求項1】 台車に駆動モータを有し、駆動モータに
よって駆動される走行車輪を備え、駆動モータの出力軸
と走行車輪の車軸との間に動力伝達機構を設け、この動
力伝達機構の嵌脱を行うクラッチ機構を設け、このクラ
ッチ機構の動作をさせるための操作手段を前記台車ハン
ドリング用の取手に設けた自走式の溶接台車であって、 上記動力伝達機構を、ピニオンギヤとホイールギヤで構
成し、 上記クラッチ機構を車軸に設けたクラッチと、操作手段
の引き動作を該クラッチの車軸方向にシフトさせる動き
に変換する変換部材とで構成し、 上記変換部材を、操作手段の引き動作により回動するシ
フトレバーと、シフトレバーを回動可能に支持する(以
下、「回転支持点」という)シフトレバー台とからな
り、シフトレバーにクラッチと係合する作用部を設け、 上記操作手段を、台車に設けた台車ハンドリング用取手
にクラッチレバーと、このクラッチレバーの把持動作に
連動して引っ張られる操作ワイヤ又はケーブルとで構成
し、該操作ワイヤ又はケーブルをシフトレバーの回動支
持点より偏位した力点位置に接続した ことを特徴とする
自走式溶接台車。 - 【請求項2】 台車に支持されたトーチに接続されたト
ーチケーブルを案内するケーブルガイドを設け、このケ
ーブルガイドをコイル状に形成した線材で構成し、トー
チケーブルをコイル状ケーブルガイドの中を挿通した請
求項1記載のクラッチ機構をもつ自走式溶接台車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16979899A JP3279540B2 (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | クラッチ機構をもつ自走式溶接台車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16979899A JP3279540B2 (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | クラッチ機構をもつ自走式溶接台車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001001185A JP2001001185A (ja) | 2001-01-09 |
| JP3279540B2 true JP3279540B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=15893098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16979899A Expired - Fee Related JP3279540B2 (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | クラッチ機構をもつ自走式溶接台車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3279540B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104070313A (zh) * | 2014-07-19 | 2014-10-01 | 苏州创维晟自动化科技有限公司 | 一种移动式剪焊机 |
| JP7017974B2 (ja) * | 2018-04-11 | 2022-02-09 | 小池酸素工業株式会社 | 走行台車 |
| JP7118220B1 (ja) | 2021-06-24 | 2022-08-15 | 日鉄エンジニアリング株式会社 | 溶接システム及びケーブル取付け方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3116289U (ja) | 2005-08-31 | 2005-12-02 | 哲二 多留谷 | アジャスター付きテーブル |
-
1999
- 1999-06-16 JP JP16979899A patent/JP3279540B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3116289U (ja) | 2005-08-31 | 2005-12-02 | 哲二 多留谷 | アジャスター付きテーブル |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001001185A (ja) | 2001-01-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN110281230A (zh) | 一种机器人卡爪 | |
| WO1988000894A1 (en) | Motorized operator unit for manually adjustable fork mechanism | |
| JP3279540B2 (ja) | クラッチ機構をもつ自走式溶接台車 | |
| JP2008200680A (ja) | レール倣い台車および溶接装置 | |
| KR101063535B1 (ko) | 둔각용 용접케리지 | |
| JP3182704B2 (ja) | 鉄骨溶接ロボットの台車装置 | |
| JPH087986Y2 (ja) | アングル部材溶接装置 | |
| JP2006026668A (ja) | 溶接台車 | |
| JP2730809B2 (ja) | 管路内面作業装置 | |
| JPH06285629A (ja) | 長尺角筒材の内部溶接装置 | |
| CN214218071U (zh) | 一种电动搬运车的助力转向机构 | |
| CN213738433U (zh) | 一种传动轴转运小车 | |
| JPH06340397A (ja) | ギヤードトロリ | |
| JP7545756B1 (ja) | ホース自動巻取り装置 | |
| CN220116153U (zh) | 一种重型线轴替换推车 | |
| JPH0578386U (ja) | レール走行台車 | |
| JPS6333946B2 (ja) | ||
| CN223764485U (zh) | 一种盘纸成品运输装置 | |
| JP2594211B2 (ja) | 電動式育苗箱運搬車 | |
| JPH055290U (ja) | 管溶接用溶接ヘツド | |
| JPH0735657Y2 (ja) | 溶接装置 | |
| JPH0441903Y2 (ja) | ||
| JPH0214269Y2 (ja) | ||
| JPS6096396A (ja) | 溶接用自走台車 | |
| JPH10328883A (ja) | 構造物の溶接装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |