JP3278825B2 - 画像通信電話機及び画像通信方法 - Google Patents

画像通信電話機及び画像通信方法

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JP3278825B2
JP3278825B2 JP14538591A JP14538591A JP3278825B2 JP 3278825 B2 JP3278825 B2 JP 3278825B2 JP 14538591 A JP14538591 A JP 14538591A JP 14538591 A JP14538591 A JP 14538591A JP 3278825 B2 JP3278825 B2 JP 3278825B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声と画像の通信機能
を有する画像通信電話機及び画像通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、音声と画像の通信機能を有する
画像通信電話機では、送信側が音声信号と画像信号をそ
れぞれ符号化し、各符号を多重化して相手側に送信す
る。そして、受信側は、この多重化符号を分離して各符
号を復号化し、音声と画像を出力する。この画像を表示
する場合、相手側のみを表示するのみならず、相手側と
自己の画像をマルチウインドウで表示するいわゆるピク
チャインピクチャ(PinP)機能が知られている。
【0003】従来、この種の画像通信電話機は、相手側
のみを表示するモードの画面とPinPモードの画面をス
イッチ操作により切り替えるように構成されている。し
たがって、ユーザは、PinPモードの画面をスイッチ操
作により選択することにより、相手側の画像通信電話機
において表示される自己の画像を通信開始前に確認する
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像通信電話機
においては、通信成立前に単に自画像を表示するように
構成して、通信相手が応答する前に自画像を見ることに
よって、身だしなみ等の確認をすることができた。しか
しながら、例えば自画像を見て通信を一旦控えたいと思
っても、その時点で既に発呼がされているという場合が
あるため、この場合は通信を切断することにより、通信
相手にとってはイタズラ電話や間違い電話がかかってき
た等と認識され、不快感を与えるおそれがあった。つま
り、実際に発呼される以前に自画像を確実に確認するこ
とができるとは限らなかった。また、着呼時において
も、自画像を確認できたときには既に着呼が受け付けら
れていたという場合があり得た。すなわち、実際に着呼
を受け付ける以前に自画像を確実に確認することができ
るとは限らなかった。そのため、身だしなみの確認等の
機会が確実に保障されない場合があるという問題があっ
た。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑み、発呼や
着呼受け付けが実際に行われる以前に自画像を確認する
機会を保障して、自画像の表示機能を有効に利用し、使
いやすさを向上することができる画像通信電話機及び画
像通信方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、請求項1記載の画像通信電話機は、画像デ
ータ及び音声データを用いる画像通信電話機において、
自画像を入力する画像入力手段と、通信相手から送られ
てくる画像を、使用者による入力操作を受付けるタッチ
パネル式表示部に表示させる表示制御手段と、発呼前
に、通信相手を指示するための発呼画面を前記タッチパ
ネル式表示部に表示させるように制御する発呼画面表示
制御手段と、前記通信相手に対して発呼を行う以前で、
かつ前記発呼画面の表示中に、前記画像入力手段により
入力された自画像を前記発呼画面と共に前記タッチパネ
ル式表示部に表示させるように制御する制御手段と、前
記通信相手との通信の開始を検出する通信開始検出手段
と、前記通信開始検出手段により前記通信相手との通信
の開始が検出されるのに応じて、前記発呼画面の表示
を、前記通信相手から送られてくる前記通信相手の画像
の表示に変更する表示変更手段とを有することを特徴と
する
【0007】また、請求項記載の画像通信電話機は、
上記請求項記載の構成において、前記通信開始検出手
段は、前記通信相手に対する発呼後における該通信相手
からの応答を検出することによって前記通信の開始を検
出することを特徴とする。また、請求項記載の画像通
信電話機は、上記請求項1または2記載の構成におい
て、前記画像入力手段はカメラ装置であることを特徴と
する。また、請求項記載の画像通信電話機は、上記請
求項1〜3のいずれか1項に記載の構成において、前記
制御手段は、前記画像入力手段により入力された自画像
と前記発呼画面とを合成して表示させる合成表示手段を
有することを特徴とする。また、請求項記載の画像通
信電話機は、画像データ及び音声データを用いる画像通
信電話機において、自画像を入力する画像入力手段と、
通信相手から送られてくる画像を、使用者による入力操
作を受付けるタッチパネル式表示部に表示させる表示制
御手段と、前記通信相手からの着呼を検出すると、前記
検出した着呼を受け付けるか否かの入力操作をするため
の着呼画面を前記タッチパネル式表示部に表示させるよ
う制御する着呼画面表示制御手段と、前記着呼を受け付
けるか否かの入力操作がされる以前で、かつ前記着呼画
面の表示中に、前記画像入力手段により入力された自画
像を、前記着呼画面と共に前記タッチパネル式表示部に
表示させるように制御する制御手段と、前記通信相手と
の通信の開始を検出する通信開始検出手段と、前記通信
開始検出手段により前記通信相手との通信の開始が検出
されるのに応じて、前記着呼画面の表示を、前記通信相
手から送られてくる前記通信相手の画像の表示に変更す
る表示変更手段とを有することを特徴とする。また、請
求項記載の画像通信電話機は、上記請求項記載の構
成において、前記画像入力手段はカメラ装置であること
を特徴とする。また、請求項記載の画像通信電話機
は、上記請求項5または6記載の構成において、前記制
御手段は、前記画像入力手段により入力された自画像と
前記着呼画面とを合成して表示させる合成表示手段を有
することを特徴とする。また、請求項記載の画像通信
電話機は、上記請求項5〜7のいずれか1項に記載の構
成において、前記制御手段は、前記着呼の受け付けを拒
否するための前記使用者による入力操作が受け付けられ
た場合は、前記通信相手との通信を切断するように制御
することを特徴とする。また、請求項記載の画像通信
方法は、画像データ及び音声データを用いる画像通信方
法において、自画像を入力する画像入力工程と、通信相
手から送られてくる画像を、使用者による入力操作を受
付けるタッチパネル式表示部に表示させる表示制御工程
と、発呼前に、通信相手を指示するための発呼画面を前
記タッチパネル式表示部に表示させるように制御する発
呼画面表示制御工程と、前記通信相手に対して発呼を行
う以前で、かつ前記発呼画面の表示中に、前記画像入力
工程により入力された自画像を前記発呼画面と共に前記
タッチパネル式表示部に表示させるように制御する制御
工程と、前記通信相手との通信の開始を検出する通信開
始検出工程と、前記通信開始検出工程により前記通信相
手との通信の開始が検出されるのに応じて、前記発呼画
面の表示を、前記通信相手から送られてくる前記通信相
手の画像の表示に変更する表示変更工程とを有すること
を特徴とする。また、請求項10記載の画像通信方法
は、画像データ及び音声データを用いる画像通信方法に
おいて、自画像を入力する画像入力工程と、通信相手か
ら送られてくる画像を、使用者による入力操作を受付け
るタッチパネル式表示部に表示させる表示制御工程と、
前記通信相手からの着呼を検出すると、前記検出した着
呼を受け付けるか否かの入力操作をするための着呼画面
を前記タッチパネル式表示部に表示させるよう制御する
着呼画面表示制御工程と、前記着呼を受け付けるか否か
の入力操作がされる以前で、かつ前記着呼画面の表示中
に、前記画像入力工程により入力された自画像を、前記
着呼画面と共に前記タッチパネル式表示部に表示させる
ように制御する制御工程と、前記通信相手との通信の開
始を検出する通信開始検出工程と、前記通信開始検出工
程により前記通信相手との通信の開始が検出されるのに
応じて、前記着呼画面の表示を、前記通信相手から送ら
れてくる前記通信相手の画像の表示に変更する表示変更
工程とを有することを特徴とする
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明に係る画像通信電話機の一実施例
を示すブロック図、図2〜図6、図11は、図1の画像
通信電話機の動作を説明するためのフローチャート、図
7〜図10は、図1の画像通信電話機の表示部及び操作
部を示す説明図である。
【0009】図1に示す上段の回路において、自画像や
図面等の送信画像は、カメラ入力部1により撮像され、
この画像信号は、ビデオ入力インタフェース部3を介し
て画像メモリ部5に格納された後ビデオ符号化復号化部
6のビデオ符号化部6aにより符号化される。この画像
の符号は、後述する音声の符号と共に分離多重化部12
により多重化され、回線インタフェース部13、通信回
線14を介して相手側に送信される。
【0010】相手側からの画像と音声の多重化符号は、
通信回線14、回線インタフェース部13を介して受信
して分離多重化部12により分離され、画像の符号は、
ビデオ符号化復号化部6のビデオ復号化部6bにより復
号化される。この画像信号は、画像メモリ部5に格納さ
れた後ビデオ出力インタフェース部4を介して表示部2
の画面に表示される。
【0011】ここで、表示部2にPinPモードの画面を
表示する場合、システム制御部11の制御により、カメ
ラ入力部1により撮像された画像信号と相手側からの画
像信号が画像メモリ5上で処理され、ビデオ出力インタ
フェース部4を介して表示部2に出力される。また、ビ
デオ符号化復号化部6は、例えばCCITT勧告草案
H.261に従って送信画像を符号化したり(ビデオ符
号化部6a)、受信画像を復号化する(ビデオ復号化部
6b)。
【0012】図1の中段に示すハンドセット7は、自己
の音声を送信するための送話器と、相手側の音声を再生
するための受話器を有し、自己の音声信号は、音声入出
力インタフェース部8を介して音声符号化復号化部9の
音声符号化部9aにより符号化される。この音声の符号
は、前述した画像の符号と共に分離多重化部12により
多重化され、回線インタフェース部13、通信回線14
を介して相手側に送信される。
【0013】相手側からの音声の符号は、通信回線1
4、回線インタフェース部13を介して受信して分離多
重化部12により画像の符号から分離され、音声符号化
復号化部9の音声復号化部9bにより復号化される。こ
の音声信号は、音声入出力インタフェース部8を介して
ハンドセット7の受話器に出力される。
【0014】ここで、音声入出力インタフェース部8
は、システム制御部11の制御により、自己の音声信号
のエコーを消去したり、ダイヤルトーン、呼び出し音、
ビジートーン、着信音等の各種トーンを生成してハンド
セット7の受話器や通信回線14等に出力する。また、
音声符号化復号化部9は、システム制御部11の制御に
より、例えば64kbpsPCM(パルス符号変調)A-la
w、64kbpsPCMμ-law、64kbps/56kbps/48k
bpsSB−ADPCM(帯域分割適応差分PCM)、3
2kbpsADPCM、16kbps(例えばAPC−AB:ビ
ット割り当て適応予測符号化)、8kbps等の音声符号化
復号化アルゴリズムに従って送信音声信号を符号化した
り(音声符号化部9a)、受信音声信号を復号化する
(音声復号化部9b)。
【0015】また、分離多重化部12は、CCITT勧
告H.221に従って、ビデオ符号化復号化部6のビデ
オ符号化部6aにより符号化された画像符号と、音声符
号化復号化部9の音声符号化部9aにより符号化された
音声符号と、システム制御部11からの制御信号を送信
フレーム単位で多重化し、また、受信フレームを画像符
号と音声符号と制御信号に分離してそれぞれビデオ符号
化復号化部6のビデオ復号化部6bと音声符号化復号化
部9の音声復号化部9bとシステム制御部11に出力す
る。回線インタフェース部12は、ISDN(ディジタ
ル統合サービス網)ユーザ・網インタフェースに従って
通信回線14を制御する。
【0016】図1の下段に示す操作部10は、各種制御
情報を入力するためにキーボードやタッチパネル等によ
り構成されるが、本実施例では、操作部10としてタッ
チパネルが用いられ、表示部2として液晶表示器(LC
D)が用いられている。システム制御部11は、CPU
(中央処理装置)、ROM(リードオンリメモリ)、R
AM(ランダムアクセスメモリ)、補助記憶装置等を備
え、上記各構成部材の状態を監視して装置全体を制御し
たり、特に表示部2の表示画面を作成等するアプリケー
ションプログラムを実行する。
【0017】次に、図2乃至図10を参照して上記実施
例の動作を説明する。先ず、図2のステップS1に示す
発呼着呼待機状態において発呼又は着呼が発生し(ステ
ップS2)、発呼又は着呼の別に応じて(ステップS2
a)システム制御部11は、それぞれ図3,図4に詳し
く示すような発呼ルーチン、着呼ルーチンを実行する
(ステップS3、S4)。尚、この発呼着呼待機状態に
おいてはステップS1−1にて図7に示すように発呼ス
イッチ15を有する初期状態の親画面16aを表示部2
により表示し、発呼動作は、ハンドセット7のオフフッ
ク信号や操作部10の発呼スイッチ15のオフフック信
号を検知した場合に行われ、着呼動作は、通信回線1
4、回線インタフェース部13を介して着信信号を受信
した場合に行われる。
【0018】図3に示す発呼ルーチンでは、システム制
御部11は、ステップS3−1で図8に示すような親画
面16bを表示部2が表示するように制御し、この親画
面16bは、ダイヤル番号入力用の数字スイッチ17
と、ダイヤル番号の表示部18と、ダイヤル番号の訂正
スイッチ19と、ダイヤル・スタートスイッチ20と、
自画像が表示される子画面21を有する。この発呼状態
において、オペレータが相手側の番号の数字を数字スイ
ッチ17等を介して入力し(ステップS5)、ダイヤル
・スタートスイッチ20を押すと(ステップS6)、ダ
イヤルを回線インタフェース部13を介して通信回線1
4に送出するように音声入出力インタフェース部8を制
御する。次いで、相手側が応答した場合に図5に示すよ
うな通信成立ルーチンを実行し(ステップS7、S
8)、他方、相手側が応答しない場合に図6に示すよう
な通信不成立(発呼)ルーチンを実行する(ステップS
7、S9)。
【0019】図4に示す着呼ルーチンでは、システム制
御部11は、ステップS4−1で図9に示すような親画
面16cを表示部2が表示するように制御し、この親画
面16cは、自画像が表示される子画面21と応答スイ
ッチ22(図示「はい」、「いいえ」)を表示する。こ
の応答スイッチ22のスイッチ「はい」が操作される
と、図5に詳しく示すような通信成立ルーチンを実行し
(ステップS10、S11)、応答スイッチ22のスイ
ッチ「いいえ」が操作されると、図11に詳しく示すよ
うな通信不成立(着呼)ルーチンを実行する(ステップ
S10、S12)。
【0020】図5に示す通信成立ルーチンでは、ステッ
プS8−1にて図10に示すように自画像が表示される
子画面21と相手側画像を有するピクチャインピクチャ
モードの親画面16dを表示して通話状態(ステップS
14)になり、ハンドセット7のオンフック信号等によ
り通話が終了すると(ステップS15)、図2に示す発
呼着呼待機状態に戻る(ステップS16)。
【0021】図6に示す通信不成立(発呼)ルーチンで
は、図8に示すような発呼状態の親画面16bが表示さ
れている。この状態において数字スイッチ17等を介し
てリダイヤルされると(ステップS17)、図3に示す
発呼ルーチンに移行し(ステップS18)、発呼が中止
されると(ステップS19)、図2に示す発呼着呼待機
状態に戻る(ステップS20)。
【0022】図11に示す通信不成立(着呼)ルーチン
では、図9に示す画面が表されている。そして着呼不成
立の時は呼を切断し、発呼着呼待期状態へ進む(ステッ
プS21,22)。
【0023】したがって、上記実施例によれば、図3及
び図8に示すように通信成立前の発呼状態と、図4及び
図9に示すように通信成立前の着呼状態において自画像
の子画面21を表示するので、ユーザが通信開始前に自
己の画像を自動的に確認することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使用者による入力操作を受付けるタッチパネル式表示部
に、通信相手から送られてくる画像を表示させると共
に、発呼前に、通信相手を指示するための発呼画面を前
記タッチパネル式表示部に表示させ、前記通信相手に対
して発呼を行う以前で、かつ前記発呼画面の表示中に、
前記画像入力手段により入力された自画像を前記発呼画
面と共に前記タッチパネル式表示部に表示させるように
したので、発呼が実際に行われる以前に自画像を確認す
る機会を保障することができる。すなわち、使用者は、
タッチパネル式表示部による、通信相手の指示等の発呼
のための入力操作中には、ほぼ確実に自画像を見るよう
になるので、自画像を見て通信を控えたいと思ったと
き、発呼のための入力操作を中断すれば、実際の発呼が
なされない。従って、実際に相手側端末装置に発呼の信
号を送る前に自画像を確認することができ、例えば、通
信を控えたいと思ったときには既に通信相手では着呼音
が鳴っていた等の不都合を減少させることができる。
らに、通信相手との通信の開始が検出されるのに応じ
て、発呼画面の表示を、通信相手から送られてくる通信
相手の画像の表示に変更するようにしたので、ピクチャ
インピクチャ(PinP)の表示形態に簡単に移行で
き、また、通信開始後には不必要となる発呼画面の表示
領域を、相手画像を表示するために用いることで、画面
領域を有効に利用でき、しかも、例えば、子画面等で表
示される自画像の表示位置等を変更することなくPin
Pの表示形態を提供できるので、画面構成が大幅に変わ
ってしまうという煩雑さが防止され、非常に分かりやす
い。従って、画面領域を有効に利用すると共に、画面構
成を大幅に変更することなくPinPの表示形態を提供
して表示をわかりやすくすることができる。また、使用
者による入力操作を受付けるタッチパネル式表示部に、
通信相手から送られてくる画像を表示させると共に、通
信相手からの着呼を検出すると、前記検出した着呼を受
け付けるか否かの入力操作をするための着呼画面を前記
タッチパネル式表示部に表示させ、着呼を受け付けるか
否かの入力操作がされる以前で、かつ前記着呼画面の表
示中に、前記画像入力手段により入力された自画像を、
前記着呼画面と共に前記タッチパネル式表示部に表示さ
せるようにしたので、実際に着呼を受け付ける以前に自
画像を確認する機会を保障することができる。すなわ
ち、使用者は、タッチパネル式表示部による着呼を受け
付けるか否かのための入力操作中には、ほぼ確実に自画
像を見るようになるので、自画像を見て通信を控えたい
と思ったとき、着呼受け付け拒否を指示する入力操作を
行えば、実際の着呼受け付けがなされないから、例え
ば、身だしなみを確認することなく着呼を受け付けてし
まうというような不都合を減少させることができる。
らに、通信相手との通信の開始が検出されるのに応じ
て、着呼画面の表示を、通信相手から送られてくる通信
相手の画像の表示に変更するようにしたので、ピクチャ
インピクチャ(PinP)の表示形態に簡単に移行で
き、また、通信開始後には不必要となる着呼画面の表示
領域を、相手画像を表示するために用いることで、画面
領域を有効に利用でき、しかも、例えば、子画面等で表
示される自画像の表示位置等を変更することなくPin
Pの表示形態を提供できるので、画面構成が大幅に変わ
ってしまうという煩雑さが防止され、非常に分かりやす
い。従って、画面領域を有効に利用すると共に、画面構
成を大幅に変更することなくPinPの表示形態を提供
して表示をわかりやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像通信電話機の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】図1の画像通信電話機の動作を説明するための
フローチャートである。
【図3】図1の画像通信電話機の動作を説明するための
フローチャートである。
【図4】図1の画像通信電話機の動作を説明するための
フローチャートである。
【図5】図1の画像通信電話機の動作を説明するための
フローチャートである。
【図6】図1の画像通信電話機の動作を説明するための
フローチャートである。
【図7】図1の画像通信電話機の表示部及び操作部を示
す説明図である。
【図8】図1の画像通信電話機の表示部及び操作部を示
す説明図である。
【図9】図1の画像通信電話機の表示部及び操作部を示
す説明図である。
【図10】図1の画像通信電話機の表示部及び操作部を
示す説明図である。
【図11】図1の画像通信電話機の動作を説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
1 カメラ入力部 2 表示部 5 画像メモリ部 7 ハンドセット 8 音声入出力インタフェース部 10 操作部 11 システム制御部 13 回線インタフェース部 14 通信回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−277079(JP,A) 特開 昭47−24718(JP,A) 特開 平1−305788(JP,A) 特開 昭51−42412(JP,A) 特開 平2−67888(JP,A) 特開 平3−157084(JP,A) 特開 平3−16390(JP,A) 特開 平2−193483(JP,A) 特開 昭64−7842(JP,A) 欧州公開410378(EP,A2)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データ及び音声データを用いる画像
    通信電話機において、自画像を入力する画像入力手段
    と、 通信相手から送られてくる画像を、使用者による入力操
    作を受付けるタッチパネル式表示部に表示させる表示制
    御手段と、 発呼前に、通信相手を指示するための発呼画面を前記タ
    ッチパネル式表示部に表示させるように制御する発呼画
    面表示制御手段と、 前記通信相手に対して発呼を行う以前で、かつ前記発呼
    画面の表示中に、前記画像入力手段により入力された自
    画像を前記発呼画面と共に前記タッチパネル式表示部に
    表示させるように制御する制御手段と 前記通信相手との通信の開始を検出する通信開始検出手
    段と、 前記通信開始検出手段により前記通信相手との通信の開
    始が検出されるのに応じて、前記発呼画面の表示を、前
    記通信相手から送られてくる前記通信相手の画像の表示
    に変更する表示変更手段と を有することを特徴とする画
    像通信電話機。
  2. 【請求項2】 前記通信開始検出手段は、前記通信相手
    に対する発呼後における該通信相手からの応答を検出す
    ることによって前記通信の開始を検出することを特徴と
    する請求項記載の画像通信電話機。
  3. 【請求項3】 前記画像入力手段はカメラ装置であるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の画像通信電話
    機。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記画像入力手段によ
    り入力された自画像と前記発呼画面とを合成して表示さ
    せる合成表示手段を有することを特徴とする請求項1〜
    のいずれか1項に記載の画像通信電話機。
  5. 【請求項5】 画像データ及び音声データを用いる画像
    通信電話機において、自画像を入力する画像入力手段
    と、 通信相手から送られてくる画像を、使用者による入力操
    作を受付けるタッチパネル式表示部に表示させる表示制
    御手段と、 前記通信相手からの着呼を検出すると、前記検出した着
    呼を受け付けるか否かの入力操作をするための着呼画面
    を前記タッチパネル式表示部に表示させるよう制御する
    着呼画面表示制御手段と、 前記着呼を受け付けるか否かの入力操作がされる以前
    で、かつ前記着呼画面の表示中に、前記画像入力手段に
    より入力された自画像を、前記着呼画面と共に前記タッ
    チパネル式表示部に表示させるように制御する制御手段
    前記通信相手との通信の開始を検出する通信開始検出手
    段と、 前記通信開始検出手段により前記通信相手との通信の開
    始が検出されるのに応じて、前記着呼画面の表示を、前
    記通信相手から送られてくる前記通信相手の画像の表示
    に変更する表示変更手段と を有することを特徴とする画
    像通信電話機。
  6. 【請求項6】 前記画像入力手段はカメラ装置であるこ
    とを特徴とする請求項記載の画像通信電話機。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記画像入力手段によ
    り入力された自画像と前記着呼画面とを合成して表示さ
    せる合成表示手段を有することを特徴とする請求項5ま
    たは6記載の画像通信電話機。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記着呼の受け付けを
    拒否するための前記使用者による入力操作が受け付けら
    れた場合は、前記通信相手との通信を切断するように制
    御することを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に
    記載の画像通信電話機。
  9. 【請求項9】 画像データ及び音声データを用いる画像
    通信方法において、自画像を入力する画像入力工程と、 通信相手から送られてくる画像を、使用者による入力操
    作を受付けるタッチパネル式表示部に表示させる表示制
    御工程と、 発呼前に、通信相手を指示するための発呼画面を前記タ
    ッチパネル式表示部に表示させるように制御する発呼画
    面表示制御工程と、 前記通信相手に対して発呼を行う以前で、かつ前記発呼
    画面の表示中に、前記画像入力工程により入力された自
    画像を前記発呼画面と共に前記タッチパネル式表示部に
    表示させるように制御する制御工程と 前記通信相手との通信の開始を検出する通信開始検出工
    程と、 前記通信開始検出工程により前記通信相手との通信の開
    始が検出されるのに応 じて、前記発呼画面の表示を、前
    記通信相手から送られてくる前記通信相手の画像の表示
    に変更する表示変更工程と を有することを特徴とする画
    像通信方法。
  10. 【請求項10】 画像データ及び音声データを用いる画
    像通信方法において、 自画像を入力する画像入力工程と、 通信相手から送られてくる画像を、使用者による入力操
    作を受付けるタッチパネル式表示部に表示させる表示制
    御工程と、 前記通信相手からの着呼を検出すると、前記検出した着
    呼を受け付けるか否かの入力操作をするための着呼画面
    を前記タッチパネル式表示部に表示させるよう制御する
    着呼画面表示制御工程と、 前記着呼を受け付けるか否かの入力操作がされる以前
    で、かつ前記着呼画面の表示中に、前記画像入力工程に
    より入力された自画像を、前記着呼画面と共に前記タッ
    チパネル式表示部に表示させるように制御する制御工程
    前記通信相手との通信の開始を検出する通信開始検出工
    程と、 前記通信開始検出工程により前記通信相手との通信の開
    始が検出されるのに応じて、前記着呼画面の表示を、前
    記通信相手から送られてくる前記通信相手の画像の表示
    に変更する表示変更工程と を有することを特徴とする画
    像通信方法。
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