JP3262133B2 - 画像通信電話機及び画像処理方法 - Google Patents
画像通信電話機及び画像処理方法Info
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- JP3262133B2 JP3262133B2 JP01847692A JP1847692A JP3262133B2 JP 3262133 B2 JP3262133 B2 JP 3262133B2 JP 01847692 A JP01847692 A JP 01847692A JP 1847692 A JP1847692 A JP 1847692A JP 3262133 B2 JP3262133 B2 JP 3262133B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像通信電話機能と、
ワードプロセッサ機能のように画像通信電話機能以外の
アプリケーション機能とを有する画像通信電話機及び画
像処理方法に関する。
ワードプロセッサ機能のように画像通信電話機能以外の
アプリケーション機能とを有する画像通信電話機及び画
像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の画像通信電話機を示す。こ
のような構成において、送信の場合には、カメラ入力部
1からの入力画像は、ビデオ入出力インタフェース部3
と画像メモリ5を介してビデオ符号化部6aに入力して
符号化され、また、ハンドセット7のマイクロホンから
の入力音声は、音声入出力インタフェース8を介して音
声符号化部9aに入力して符号化される。そして、この
画像と音声の各符号とシステム制御部11からの制御信
号が分離多重化部12により多重化され、回線インタフ
ェース13と回線14を介して相手先に送信される。
のような構成において、送信の場合には、カメラ入力部
1からの入力画像は、ビデオ入出力インタフェース部3
と画像メモリ5を介してビデオ符号化部6aに入力して
符号化され、また、ハンドセット7のマイクロホンから
の入力音声は、音声入出力インタフェース8を介して音
声符号化部9aに入力して符号化される。そして、この
画像と音声の各符号とシステム制御部11からの制御信
号が分離多重化部12により多重化され、回線インタフ
ェース13と回線14を介して相手先に送信される。
【0003】他方、受信の場合には、受信フレームが回
線14から回線インタフェース13を介して受信され、
分離多重化部12により画像と音声の各符号とシステム
制御部11の制御信号に分離される。そして、画像の符
号はビデオ復号化部6bにより復号化され、画像メモリ
5とビデオ出力インタフェース4を介して表示部2に出
力され、また、音声の符号は音声復号化9bにより復号
化され、音声入出力インタフェース部8を介してハンド
セット7のスピーカに送出される。
線14から回線インタフェース13を介して受信され、
分離多重化部12により画像と音声の各符号とシステム
制御部11の制御信号に分離される。そして、画像の符
号はビデオ復号化部6bにより復号化され、画像メモリ
5とビデオ出力インタフェース4を介して表示部2に出
力され、また、音声の符号は音声復号化9bにより復号
化され、音声入出力インタフェース部8を介してハンド
セット7のスピーカに送出される。
【0004】この装置ではまた、アプリケーション実行
部15により、ワードプロセッサ機能のように上記画像
通信電話機能以外のアプリケーション機能が実行され、
この機能の画面が表示部2により表示される。そして、
この機能の画面が表示部2により表示されている場合に
着呼が発生し、ハンドセット7がオフフックされるとシ
ステム制御部11が画面を相手先の画像に自動的に切り
替えるように構成されている。
部15により、ワードプロセッサ機能のように上記画像
通信電話機能以外のアプリケーション機能が実行され、
この機能の画面が表示部2により表示される。そして、
この機能の画面が表示部2により表示されている場合に
着呼が発生し、ハンドセット7がオフフックされるとシ
ステム制御部11が画面を相手先の画像に自動的に切り
替えるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像通信電話機では、アプリケーション機能の画面
が表示部2により表示されている場合に着呼が発生し、
ハンドセット7がオフフックされるとシステム制御部1
1が画面を相手先の画像に自動的に切り替えるので、ユ
ーザがアプリケーション機能の画面を消去したくない場
合や、相手先が画像を送信しない場合にも画面が切り替
わり、したがって、ユーザにとって煩わしいという問題
点がある。
来の画像通信電話機では、アプリケーション機能の画面
が表示部2により表示されている場合に着呼が発生し、
ハンドセット7がオフフックされるとシステム制御部1
1が画面を相手先の画像に自動的に切り替えるので、ユ
ーザがアプリケーション機能の画面を消去したくない場
合や、相手先が画像を送信しない場合にも画面が切り替
わり、したがって、ユーザにとって煩わしいという問題
点がある。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、アプリ
ケーション機能の画面を表示中に着呼が発生した場合の
煩わしさを防止することができる画像通信電話機を提供
することを目的とする。
ケーション機能の画面を表示中に着呼が発生した場合の
煩わしさを防止することができる画像通信電話機を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、請求項1記載の発明は、画像通信電話機能
と、画像通信電話機能以外のアプリケーション機能とを
有する画像通信電話機において、相手先からの画像とア
プリケーション機能用の画像とを表示するための表示手
段と、着呼信号内に相手先からの画像があるかないかを
検出する検出手段と、前記表示手段がアプリケーション
機能用の画像を表示中に着呼した場合、前記検出手段が
相手先からの画像を検出したときには、この相手先から
の画像をアプリケーション機能用の画像上に子画面とし
て表示させ、他方、相手先からの画像を検出しないとき
には、通話中を示す画面をアプリケーション機能用の画
像上に子画面として表示させる制御手段とを備えたこと
を特徴とする。また、上記目的を達成するために、請求
項2記載の発明は、画像通信電話機能と、画像通信電話
機能以外のアプリケーション機能とを有する画像処理方
法であって、相手先からの画像とアプリケーション機能
用の画像との少なくとも一方を表示手段に表示させると
共に、着呼信号内に相手先からの画像があるかないかを
検出し、前記表示手段がアプリケーション機能用の画像
を表示中に着呼した場合、着呼信号内に相手先からの画
像があるときは、該相手先からの画像をアプリケーショ
ン機能用の画像上に子画面として表示させ、着呼信号内
に相手先からの画像がないときは、通話中を示す画面を
アプリケーション機能用の画像上に子画面として表示さ
せることを特徴とする。
するために、請求項1記載の発明は、画像通信電話機能
と、画像通信電話機能以外のアプリケーション機能とを
有する画像通信電話機において、相手先からの画像とア
プリケーション機能用の画像とを表示するための表示手
段と、着呼信号内に相手先からの画像があるかないかを
検出する検出手段と、前記表示手段がアプリケーション
機能用の画像を表示中に着呼した場合、前記検出手段が
相手先からの画像を検出したときには、この相手先から
の画像をアプリケーション機能用の画像上に子画面とし
て表示させ、他方、相手先からの画像を検出しないとき
には、通話中を示す画面をアプリケーション機能用の画
像上に子画面として表示させる制御手段とを備えたこと
を特徴とする。また、上記目的を達成するために、請求
項2記載の発明は、画像通信電話機能と、画像通信電話
機能以外のアプリケーション機能とを有する画像処理方
法であって、相手先からの画像とアプリケーション機能
用の画像との少なくとも一方を表示手段に表示させると
共に、着呼信号内に相手先からの画像があるかないかを
検出し、前記表示手段がアプリケーション機能用の画像
を表示中に着呼した場合、着呼信号内に相手先からの画
像があるときは、該相手先からの画像をアプリケーショ
ン機能用の画像上に子画面として表示させ、着呼信号内
に相手先からの画像がないときは、通話中を示す画面を
アプリケーション機能用の画像上に子画面として表示さ
せることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明は上記構成により、アプリケーション機
能用の画像を表示中に着呼した場合、相手先からの画像
を検出したときにこの相手先からの画像がアプリケーシ
ョン機能用の画像上に子画面として表示されるので、ア
プリケーション機能用の画像が継続して表示され、した
がって、アプリケーション機能の画面を表示中に着呼が
発生した場合の煩わしさを防止することができる。
能用の画像を表示中に着呼した場合、相手先からの画像
を検出したときにこの相手先からの画像がアプリケーシ
ョン機能用の画像上に子画面として表示されるので、ア
プリケーション機能用の画像が継続して表示され、した
がって、アプリケーション機能の画面を表示中に着呼が
発生した場合の煩わしさを防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明に係る画像通信電話機の一実施例
の構成を示すブロック図、図2は、図1の画像通信電話
機のアプリケーション動作を示すフローチャート、図3
は、図1の画像通信電話機のアプリケーション動作時の
表示画面を示す説明図である。なお、図4に示す構成部
材と同一のものには同一の参照符号を付す。
する。図1は、本発明に係る画像通信電話機の一実施例
の構成を示すブロック図、図2は、図1の画像通信電話
機のアプリケーション動作を示すフローチャート、図3
は、図1の画像通信電話機のアプリケーション動作時の
表示画面を示す説明図である。なお、図4に示す構成部
材と同一のものには同一の参照符号を付す。
【0010】図1において上段に示すカメラ入力部1
は、画像入力手段であり、自画像や図面等を入力可能で
ある。表示部2は画像出力手段であり、カメラ入力部1
を介して入力した画像や相手先からの受信画像や、操作
画面や例えばワープロ画面のようなアプリケーション画
面等を表示するために用いられる。ビデオ入力インタフ
ェース3は、システム制御部11aからの指示によりカ
メラ入力部1の切り替え等を行い、ビデオ出力インタフ
ェース4は、システム制御部11からの指示により表示
部2の切り替え等を行う。画像メモリ5はピクチャイン
ピクチャ(PinP)処理を行うために用いられる。ビ
デオ符号化復号化部6はビデオ符号部6aとビデオ復合
化部6bとを有し、このビデオ符号化部6aとビデオ復
合化部6bはそれぞれ、CCITT勧告草案H.261
に従って送信画像信号の符号化処理と受信画像信号の復
号化処理とを行う。
は、画像入力手段であり、自画像や図面等を入力可能で
ある。表示部2は画像出力手段であり、カメラ入力部1
を介して入力した画像や相手先からの受信画像や、操作
画面や例えばワープロ画面のようなアプリケーション画
面等を表示するために用いられる。ビデオ入力インタフ
ェース3は、システム制御部11aからの指示によりカ
メラ入力部1の切り替え等を行い、ビデオ出力インタフ
ェース4は、システム制御部11からの指示により表示
部2の切り替え等を行う。画像メモリ5はピクチャイン
ピクチャ(PinP)処理を行うために用いられる。ビ
デオ符号化復号化部6はビデオ符号部6aとビデオ復合
化部6bとを有し、このビデオ符号化部6aとビデオ復
合化部6bはそれぞれ、CCITT勧告草案H.261
に従って送信画像信号の符号化処理と受信画像信号の復
号化処理とを行う。
【0011】図1において中段に示すハンドセット7
は、音声の入出力手段であり、スピーカとマイクロホン
とを有する。音声入出力インタフェース部8は、システ
ム制御部11からの指示によりハンドセット7の使用時
のエコーを消去するためのエコーキャンセル処理、ダイ
ヤルトーン、呼び出し音、ビジートーン、着信音等のト
ーンを生成する処理等を行う。音声符号化復号化部9は
音声符号化部9aと音声復号化部9bとを有し、この音
声符号化部9aと音声復号化部9bはそれぞれ、システ
ム制御部11からの指示により64kbps PCM A-la
w、64kbps PCMμ-law、64kbps/56kbps/48
kbps SB−ADPCM、32kbps ADPCM、16kb
ps(例えばAPC−AB)、8kbps等の音声符号化復号
化アルゴリズムに従って、送信音声信号の符号化処理と
受信音声信号の復号化処理を行う。
は、音声の入出力手段であり、スピーカとマイクロホン
とを有する。音声入出力インタフェース部8は、システ
ム制御部11からの指示によりハンドセット7の使用時
のエコーを消去するためのエコーキャンセル処理、ダイ
ヤルトーン、呼び出し音、ビジートーン、着信音等のト
ーンを生成する処理等を行う。音声符号化復号化部9は
音声符号化部9aと音声復号化部9bとを有し、この音
声符号化部9aと音声復号化部9bはそれぞれ、システ
ム制御部11からの指示により64kbps PCM A-la
w、64kbps PCMμ-law、64kbps/56kbps/48
kbps SB−ADPCM、32kbps ADPCM、16kb
ps(例えばAPC−AB)、8kbps等の音声符号化復号
化アルゴリズムに従って、送信音声信号の符号化処理と
受信音声信号の復号化処理を行う。
【0012】図1において下段に示す操作部10は、本
装置の制御全般を行うための制御情報入力手段であり、
キーボードやタッチパネル等により構成される。システ
ム制御部11はCPU(中央処理装置)と、ROM(リ
ードオンリメモリ)と、RAM(ランダムアクセスメモ
リ)と、補助記憶装置等とを備え、上記各部1〜10の
状態を監視して装置全体の制御、状態に応じた操作・表
示画面の作成およびアプリケーションプログラムの実行
等を行う。
装置の制御全般を行うための制御情報入力手段であり、
キーボードやタッチパネル等により構成される。システ
ム制御部11はCPU(中央処理装置)と、ROM(リ
ードオンリメモリ)と、RAM(ランダムアクセスメモ
リ)と、補助記憶装置等とを備え、上記各部1〜10の
状態を監視して装置全体の制御、状態に応じた操作・表
示画面の作成およびアプリケーションプログラムの実行
等を行う。
【0013】分離多重化部12aはCCITT勧告H.
221に従って、ビデオ符号化部6aからの画像符号
と、音声符号化部9aからの音声符号と、システム制御
部11からの制御信号とを送信フレーム単位で多重化
し、また、受信フレームを上記各符号と制御信号とに分
離してビデオ復号化部6bと、音声復号化部9bと、シ
ステム制御部11とに送出する。そして、この分離多重
化部12は、着信信号内に相手先の画像データが有るか
無いかを判別するための相手画像データ有無判別部16
を有する。回線インタフェース部13はISDNユーザ
・網インタフェースに従って回線14を制御し、また、
アプリケーション実行部15はワードプロセッサ機能の
ように上記画像通信電話機能以外のアプリケーション機
能を実行する。
221に従って、ビデオ符号化部6aからの画像符号
と、音声符号化部9aからの音声符号と、システム制御
部11からの制御信号とを送信フレーム単位で多重化
し、また、受信フレームを上記各符号と制御信号とに分
離してビデオ復号化部6bと、音声復号化部9bと、シ
ステム制御部11とに送出する。そして、この分離多重
化部12は、着信信号内に相手先の画像データが有るか
無いかを判別するための相手画像データ有無判別部16
を有する。回線インタフェース部13はISDNユーザ
・網インタフェースに従って回線14を制御し、また、
アプリケーション実行部15はワードプロセッサ機能の
ように上記画像通信電話機能以外のアプリケーション機
能を実行する。
【0014】この装置の画像通信電話機能の動作を説明
すると、送信の場合には、カメラ入力部1からの入力画
像は、ビデオ入出力インタフェース部3と画像メモリ5
を介してビデオ符号化部6aに入力して符号化され、ま
た、ハンドセット7のマイクロホンからの入力音声は、
音声入出力インタフェース8を介して音声符号化部9a
に入力して符号化される。そして、この各符号とシステ
ム制御部11からの制御信号が分離多重化部12により
多重化され、回線インタフェース13と回線14を介し
て相手先に送信される。
すると、送信の場合には、カメラ入力部1からの入力画
像は、ビデオ入出力インタフェース部3と画像メモリ5
を介してビデオ符号化部6aに入力して符号化され、ま
た、ハンドセット7のマイクロホンからの入力音声は、
音声入出力インタフェース8を介して音声符号化部9a
に入力して符号化される。そして、この各符号とシステ
ム制御部11からの制御信号が分離多重化部12により
多重化され、回線インタフェース13と回線14を介し
て相手先に送信される。
【0015】他方、受信の場合には、受信フレームが回
線14から回線インタフェース13を介して受信され、
分離多重化部12により画像と音声の各符号とシステム
制御部11の制御信号とに分離される。そして、画像の
符号はビデオ復号化部6bにより復号化され、画像メモ
リ5とビデオ出力インタフェース4を介して表示部2に
出力され、また、音声の符号は音声復号化9bにより復
号化され、音声入出力インタフェース部8を介してハン
ドセット7のスピーカに送出される。
線14から回線インタフェース13を介して受信され、
分離多重化部12により画像と音声の各符号とシステム
制御部11の制御信号とに分離される。そして、画像の
符号はビデオ復号化部6bにより復号化され、画像メモ
リ5とビデオ出力インタフェース4を介して表示部2に
出力され、また、音声の符号は音声復号化9bにより復
号化され、音声入出力インタフェース部8を介してハン
ドセット7のスピーカに送出される。
【0016】この装置ではまた、図2および図3に示す
ようにアプリケーション実行部15により一例としてワ
ードプロセッサ機能が実行され、図3(a)に示すよう
にこの機能の画面(親画面)17が表示部2により表示
される。そして、この機能の画面17が表示部2により
表示されている場合に着呼が発生すると(図2のステッ
プS1)、システム制御部11は、図3(b)に示すよ
うにこの着呼に応答するか否かを操作するためのスイッ
チ画面18を表示部2に子画面として表示する。そし
て、応答する旨が操作部10を介して入力するとステッ
プS2からステップS3に進み、応答しない旨が入力し
た場合にはステップS1に戻る。なお、図3に示す例で
は表示部2としてLCDが用いられ、操作部10として
このLCDに重畳されたタッチパネルが用いられてい
る。
ようにアプリケーション実行部15により一例としてワ
ードプロセッサ機能が実行され、図3(a)に示すよう
にこの機能の画面(親画面)17が表示部2により表示
される。そして、この機能の画面17が表示部2により
表示されている場合に着呼が発生すると(図2のステッ
プS1)、システム制御部11は、図3(b)に示すよ
うにこの着呼に応答するか否かを操作するためのスイッ
チ画面18を表示部2に子画面として表示する。そし
て、応答する旨が操作部10を介して入力するとステッ
プS2からステップS3に進み、応答しない旨が入力し
た場合にはステップS1に戻る。なお、図3に示す例で
は表示部2としてLCDが用いられ、操作部10として
このLCDに重畳されたタッチパネルが用いられてい
る。
【0017】ステップS3では、分離多重化部12の相
手画像データ有無判別部16が着信信号内に相手先の画
像データを判別した場合には、図3(c)に示すよう
に、相手先から受信した画像19をワープロ画面17上
にPinP処理することにより子画面で表示し(ステッ
プS4)、他方、着信信号内に相手先の画像データがな
い場合には図3(d)に示すように、通話中を示す画面
20をワープロ画面17上に子画面で表示する(ステッ
プS5)。ついで、通話状態(ステップS6)が終了す
るとステップS7からステップS1に戻り、待機状態と
なる。
手画像データ有無判別部16が着信信号内に相手先の画
像データを判別した場合には、図3(c)に示すよう
に、相手先から受信した画像19をワープロ画面17上
にPinP処理することにより子画面で表示し(ステッ
プS4)、他方、着信信号内に相手先の画像データがな
い場合には図3(d)に示すように、通話中を示す画面
20をワープロ画面17上に子画面で表示する(ステッ
プS5)。ついで、通話状態(ステップS6)が終了す
るとステップS7からステップS1に戻り、待機状態と
なる。
【0018】したがって、上記実施例によれば、相手画
像データ有無判別部16が着信信号内に相手先の画像デ
ータが有るか無いかを判別し、着信信号内に相手先の画
像データが有る場合に相手先から受信した画像19をワ
ープロ画面17上にPinP処理することにより子画面
で表示するので、ワープロ画面17が継続して表示さ
れ、したがって、アプリケーション機能の画面17を表
示中に着呼が発生した場合の煩わしさを防止することが
できる。
像データ有無判別部16が着信信号内に相手先の画像デ
ータが有るか無いかを判別し、着信信号内に相手先の画
像データが有る場合に相手先から受信した画像19をワ
ープロ画面17上にPinP処理することにより子画面
で表示するので、ワープロ画面17が継続して表示さ
れ、したがって、アプリケーション機能の画面17を表
示中に着呼が発生した場合の煩わしさを防止することが
できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る画像
通信電話機は、画像通信電話機能と、画像通信電話機能
以外のアプリケーション機能とを有する画像通信電話機
において、相手先からの画像とアプリケーション機能用
の画像とを表示するための表示手段と、着呼信号内に相
手先からの画像があるかないかを検出する検出手段と、
前記表示手段がアプリケーション機能用の画像を表示中
に着呼した場合、前記検出手段が相手先からの画像を検
出したときには、この相手先からの画像をアプリケーシ
ョン機能用の画像上に子画面として表示させ、他方、相
手先からの画像を検出しないときには、通話中を示す画
面をアプリケーション機能用の画像上に子画面として表
示させる制御手段とを備え、また本発明に係る画像処理
方法は、画像通信電話機能と、画像通信電話機能以外の
アプリケーション機能とを有する画像処理方法であっ
て、相手先からの画像とアプリケーション機能用の画像
との少なくとも一方を表示手段に表示させると共に、着
呼信号内に相手先からの画像があるかないかを検出し、
前記表示手段がアプリケーション機能用の画像を表示中
に着呼した場合、着呼信号内に相手先からの画像がある
ときは、該相手先からの画像をアプリケーション機能用
の画像上に子画面として表示させ、着呼信号内に相手先
からの画像がないときは、通話中を示す画面をアプリケ
ーション機能用の画像上に子画面として表示させる。こ
れにより、相手先から画像が送られている場合でもアプ
リケーション機能用の画像が継続して表示され、したが
って、アプリケーション機能の画面を表示中に着呼が発
生した場合に、このアプリケーション機能の画面が消去
されてしまうことを防止することができる。また、相手
先から画像が送られていない場合には、通話中を示す画
面がアプリケーション機能用の画像上に子画面として表
示されるので、従来のように、相手先から画像が送信さ
れていないにも拘わらず、アプリケーション機能の画面
が消去されてしまうことを防止することができる。さら
に、通話中を示す画面がアプリケーション機能用の画面
上に表示されることで、ユーザは通信中であることを常
に意識することができる。なお通常、通話中を示す画面
の大きさは、相手先から送られた画像を表示する表示領
域の大きさよりも小さくすることが容易であるので、通
話中を示す画面を表示しているときは、アプリケーショ
ン機能用の画面において欠ける部分を比較的少なくする
ことができる。また、アプリケーション機能の画面に文
字が表示されている場合に、単に文字のみで「通話中」
等の表示を行うと、画面上の文字と「通話中」等の文字
とが混同される可能性があるが、本発明のように、通話
中を示す画面を子画面として表示することによって、通
話中であることがより認識し易く、誤認を防止すること
ができる。
通信電話機は、画像通信電話機能と、画像通信電話機能
以外のアプリケーション機能とを有する画像通信電話機
において、相手先からの画像とアプリケーション機能用
の画像とを表示するための表示手段と、着呼信号内に相
手先からの画像があるかないかを検出する検出手段と、
前記表示手段がアプリケーション機能用の画像を表示中
に着呼した場合、前記検出手段が相手先からの画像を検
出したときには、この相手先からの画像をアプリケーシ
ョン機能用の画像上に子画面として表示させ、他方、相
手先からの画像を検出しないときには、通話中を示す画
面をアプリケーション機能用の画像上に子画面として表
示させる制御手段とを備え、また本発明に係る画像処理
方法は、画像通信電話機能と、画像通信電話機能以外の
アプリケーション機能とを有する画像処理方法であっ
て、相手先からの画像とアプリケーション機能用の画像
との少なくとも一方を表示手段に表示させると共に、着
呼信号内に相手先からの画像があるかないかを検出し、
前記表示手段がアプリケーション機能用の画像を表示中
に着呼した場合、着呼信号内に相手先からの画像がある
ときは、該相手先からの画像をアプリケーション機能用
の画像上に子画面として表示させ、着呼信号内に相手先
からの画像がないときは、通話中を示す画面をアプリケ
ーション機能用の画像上に子画面として表示させる。こ
れにより、相手先から画像が送られている場合でもアプ
リケーション機能用の画像が継続して表示され、したが
って、アプリケーション機能の画面を表示中に着呼が発
生した場合に、このアプリケーション機能の画面が消去
されてしまうことを防止することができる。また、相手
先から画像が送られていない場合には、通話中を示す画
面がアプリケーション機能用の画像上に子画面として表
示されるので、従来のように、相手先から画像が送信さ
れていないにも拘わらず、アプリケーション機能の画面
が消去されてしまうことを防止することができる。さら
に、通話中を示す画面がアプリケーション機能用の画面
上に表示されることで、ユーザは通信中であることを常
に意識することができる。なお通常、通話中を示す画面
の大きさは、相手先から送られた画像を表示する表示領
域の大きさよりも小さくすることが容易であるので、通
話中を示す画面を表示しているときは、アプリケーショ
ン機能用の画面において欠ける部分を比較的少なくする
ことができる。また、アプリケーション機能の画面に文
字が表示されている場合に、単に文字のみで「通話中」
等の表示を行うと、画面上の文字と「通話中」等の文字
とが混同される可能性があるが、本発明のように、通話
中を示す画面を子画面として表示することによって、通
話中であることがより認識し易く、誤認を防止すること
ができる。
【図1】本発明に係る画像通信電話機の一実施例の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】図1の画像通信電話機のアプリケーション動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図3】図1の画像通信電話機のアプリケーション動作
時の表示画面を示す説明図である。
時の表示画面を示す説明図である。
【図4】従来の画像通信電話機の構成を示すブロック図
である。
である。
2 表示部 5 画像メモリ 11 システム制御部 15 アプリケーション実行部 16 相手画像データ判別部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04M 1/00 H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20 - 7/22
Claims (2)
- 【請求項1】 画像通信電話機能と、画像通信電話機能
以外のアプリケーション機能とを有する画像通信電話機
において、 相手先からの画像とアプリケーション機能用の画像とを
表示するための表示手段と、 着呼信号内に相手先からの画像があるかないかを検出す
る検出手段と、 前記表示手段がアプリケーション機能用の画像を表示中
に着呼した場合、前記検出手段が相手先からの画像を検
出したときには、この相手先からの画像をアプリケーシ
ョン機能用の画像上に子画面として表示させ、他方、相
手先からの画像を検出しないときには、通話中を示す画
面をアプリケーション機能用の画像上に子画面として表
示させる制御手段とを備えたことを特徴とする画像通信
電話機。 - 【請求項2】 画像通信電話機能と、画像通信電話機能
以外のアプリケーション機能とを有する画像処理方法で
あって、 相手先からの画像とアプリケーション機能用の画像との
少なくとも一方を表示手段に表示させると共に、 着呼信号内に相手先からの画像があるかないかを検出
し、 前記表示手段がアプリケーション機能用の画像を表示中
に着呼した場合、着呼信号内に相手先からの画像がある
ときは、該相手先からの画像をアプリケーション機能用
の画像上に子画面として表示させ、着呼信号内に相手先
からの画像がないときは、通話中を示す画面をアプリケ
ーション機能用の画像上に子画面として表示させること
を特徴とする画像処理方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01847692A JP3262133B2 (ja) | 1992-01-07 | 1992-01-07 | 画像通信電話機及び画像処理方法 |
US07/885,616 US5418560A (en) | 1991-05-21 | 1992-05-19 | Voice and image data communication apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01847692A JP3262133B2 (ja) | 1992-01-07 | 1992-01-07 | 画像通信電話機及び画像処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05183649A JPH05183649A (ja) | 1993-07-23 |
JP3262133B2 true JP3262133B2 (ja) | 2002-03-04 |
Family
ID=11972697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01847692A Expired - Fee Related JP3262133B2 (ja) | 1991-05-21 | 1992-01-07 | 画像通信電話機及び画像処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3262133B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8180644B2 (en) | 2008-08-28 | 2012-05-15 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for scrolling text display of voice call or message during video display session |
-
1992
- 1992-01-07 JP JP01847692A patent/JP3262133B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05183649A (ja) | 1993-07-23 |
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