JP3278667B2 - ズームレンズの駆動装置 - Google Patents

ズームレンズの駆動装置

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JP3278667B2
JP3278667B2 JP28613995A JP28613995A JP3278667B2 JP 3278667 B2 JP3278667 B2 JP 3278667B2 JP 28613995 A JP28613995 A JP 28613995A JP 28613995 A JP28613995 A JP 28613995A JP 3278667 B2 JP3278667 B2 JP 3278667B2
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zoom lens
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好司 金子
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富士写真光機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はズームレンズの駆動
装置に係り、特に観察者に立体感を感得させる画像を再
現する立体画像の撮影用に用いられる2眼式3Dカメラ
のズームレンズの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、両眼に相当する左右2台のカメラ
で被写体を撮影し、観察者に立体感を感得させる立体画
像を得る技術が提案されている。図7には、従来の2眼
式の3Dテレビカメラのズームレンズの駆動装置の構成
が示されている。同図に示すズームレンズの駆動装置
は、左右同等の2台のビデオカメラ1、2を、マイクロ
プロセッシング装置3で同期制御するものであり、主と
して、左側のズームレンズ10の変倍レンズ12を駆動
する第1の駆動部14と、該左側のズームレンズ10の
ズーム位置(例えば、変倍レンズ12の位置を示す値)
を検出する第1の位置検出器16と、右側のズームレン
ズ20の変倍レンズ22を駆動する第2の駆動部24
と、該右側のズーム位置を検出する第2の位置検出器2
6と、前記第1及び第2の駆動部を同期制御するマイク
ロプロセッシングユニット(MPU)34と、テレ/ワ
イドの切り換え操作をする為のズームスイッチ36等か
ら構成されている。尚、左右の入れ替えは可能である。
【0003】ズームスイッチ36の接片がテレ側(又は
ワイド側)に当接されると、MPU34からは、モータ
駆動回路64、74を動作させる制御信号が同時に出力
される。そして、モータ駆動回路64、74は、この制
御信号に基づいてモータ62、72をそれぞれの駆動し
て変倍レンズ12、22を光軸方向に前後移動させる。
また、変倍レンズ12、22の位置は、前記第1及び第
2の位置検出器16、26によってそれぞれ検出され、
MPU34に通知されている。
【0004】一方、焦点調整については、図示しないオ
ートフォーカス(AF)手段からの信号に基づいて駆動
回路67、77が制御され、モータ66、76を介して
フォーカスレンズ43、53が前後に移動され、ピント
調整が行われる。また、前記フォーカスレンズ43、5
3は、それぞれ変倍レンズ12、22の移動に伴ってピ
ントがズレ無いように自動的に位置が調整されるように
なっている。そして、センサー68、78によりフォー
カスレンズ43、53の位置がそれぞれ検出され、MP
U34に通知されている。
【0005】前記左側のズームレンズ10を通過した被
写体光は、CCD45の受光面に結像され、光の強さに
応じた量のR,G,B信号電荷に変換される。R,G,
Bの電荷は、CCD駆動回路46から加えられる読み出
しパルスによって読みだされ、CDS(相関二重サンプ
リング)回路47によって信号分離された後、公知の信
号処理が施されて画像信号として出力される。尚、前記
CCD駆動回路46、CDS回路47及び信号処理回路
48には、基準信号発生器(SSG)49からのタイミ
ング信号がそれぞれ加えられており、各回路の同期がと
られている。前記右側のビデオカメラについても同様で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のズームレンズの駆動装置では、左右同等のズームレ
ンズ系を用意しても個体差があり、ズームスイッチによ
り左右を同期駆動させても、左右で焦点距離に差が生じ
るという問題がある。左右の焦点距離に誤差が生じ、左
右の撮影倍率に差が生じると、非常に見づらい画像とな
り、観察者に疲労を与え、長時間の利用が困難であると
いう問題がある。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、左右2台のビデオカメラのズームレンズの焦点
距離を変更する際に、左右の焦点距離を高精度に一致さ
せることができるズームレンズの駆動装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、立体画像の撮影用に左右一対に配置された
二つのズームレンズを駆動するズームレンズの駆動装置
において、前記二つのズームレンズのうち一方の第1の
ズームレンズがマスター側のズームレンズ、他方の第2
のズームレンズがスレーブ側のズームレンズと定めら
れ、前記マスター側のズームレンズに対するテレ方向又
はワイド方向のズーミングを指令するズームスイッチ
と、前記ズームスイッチの操作に応じた指令に従い前記
マスター側のズームレンズをテレ方向又はワイド方向に
駆動する第1の駆動手段と、前記マスター側のズームレ
ンズの撮影倍率を示すズーム位置を検出する第1の検出
手段と、前記スレーブ側のズームレンズの撮影倍率を示
すズーム位置を検出する第2の検出手段と、前記第1及
び第2の検出手段によって検出されたズーム位置の誤差
量に基づいて、前記スレーブ側のズームレンズの撮影倍
率を前記マスター側のズームレンズの撮影倍率に一致さ
せるように、前記スレーブ側のズームレンズを前記マス
ター側のズームレンズの移動に追従させて駆動する第2
の駆動手段と、を備えたことを特徴としている。
【0009】本発明によれば、左右一対に配置された2
つのズームレンズのうち、第1のズームレンズについて
は、ズームスイッチの操作によりテレ方向又はワイド方
向にズーミング指令を行ない、他方、第2のズームレン
ズについては、前記第1のズームレンズの撮影倍率を示
すズーム位置と該第2のズームレンズの撮影倍率を示す
ズーム位置とに基づいて、第2のズームレンズの撮影倍
率を第1のズームレンズの撮影倍率に一致させるように
第2の駆動手段で追従させるように駆動している。これ
により、左右の焦点距離差を極めて小さくすることがで
きる。
【0010】また、第2のズームレンズの撮影倍率を第
1のズームレンズの撮影倍率と一致するようにするに
は、両者のズーム位置の誤差量に基づいてその誤差量を
減少させる方向に第2のズームレンズを駆動することが
効果的である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るズームレンズの駆動装置の好ましい実施の形態につい
て説明する。図1には、本発明を適用した3Dズームレ
ンズの駆動装置の構成が示されている。同図中、図7に
示した従来のズームレンズ駆動装置と同一又は類似の部
材には同一の符号が付されている。図1に示した3Dズ
ームレンズの駆動装置は、主として、左側のズームレン
ズ10の変倍レンズ12を駆動する第1の駆動部14
(第1の駆動手段に相当)と、該左側のズームレンズ1
0の撮影倍率を示すズーム位置(例えば、変倍レンズ1
2の位置を示す値)を検出する第1の位置検出器16
と、右側のズームレンズ20の変倍レンズ22を駆動す
る第2の駆動部24と、該右側のズームレンズ20の撮
影倍率を示すズーム位置を検出する第2の位置検出器2
6と、前記第1の及び第2の位置検出器16、26から
それぞれ出力されるズーム位置からその差分(誤差量)
を検出する差動アンプ(演算増幅回路)30と、前記差
動アンプ30で検出したズーム位置の誤差量に基づいて
右側のズームレンズ20の変倍レンズ22を駆動制御す
る信号を出力するコンパレータ(比較回路)32と、各
種制御を行うマイクロプロセッシングユニット(MP
U)34と、テレ/ワイドの切り換えを操作する為のズ
ームスイッチ36等から構成されている。尚、左右の入
れ替えは可能である。
【0012】前記左右のビデオカメラは、双方共に同等
の諸元を有するビデオカメラが用いられている。即ち、
左側のビデオカメラを構成する固定レンズ42、変倍レ
ンズ12、及びフォーカスレンズ43を含むレンズ部及
びCCD45、CCD駆動回路(ドライバ)46、CD
S回路47、信号処理回路48、及び基準信号発生器4
9等を含む撮像部の各部材と、右側のビデオカメラを構
成する固定レンズ52、変倍レンズ22、及びフォーカ
スレンズ53を含むレンズ部及びCCD55、CCD駆
動回路(ドライバ)56、CDS回路57、信号処理回
路58、及び基準信号発生器(SSG)59等を含む撮
像部の各部材とは同質のものが用いられている。
【0013】左側のビデオカメラのレンズ部を通過した
被写体光は、CCD45の受光面に結像され、光の強さ
に応じた量のR,G,B信号電荷に変換される。R,
G,Bの電荷は、CCD駆動回路46から加えられる読
み出しパルスによって読みだされ、CDS(相関二重サ
ンプリング)回路47によって信号分離された後、公知
の信号処理が施されて画像信号として出力される。尚、
前記CCD駆動回路46、CDS回路47及び信号処理
回路48には、SSG49からのタイミング信号がそれ
ぞれ加えられており、各回路の同期がとられている。前
記右側のビデオカメラについても同様である。
【0014】前記左側の第1の駆動部14は、変倍レン
ズ12を前後方向に駆動する動力を付与するモータ62
と、該モータ62を動作させるモータ駆動回路(モータ
ドライバ)64とから構成されている。ズームスイッチ
36がテレ又はワイド側に操作されると、MPU34か
らは前記モータドライバ64を駆動させる制御信号が出
力され、モータドライバ64は前記MPU34からの制
御信号にもとづいて変倍レンズ12をテレ方向又はワイ
ド方向に駆動する。これにより、ズームレンズの焦点距
離(撮影倍率)が変更される。
【0015】前記ズームレンズ10の撮影倍率を示すズ
ーム位置は、変倍レンズ12の位置として第1の位置検
出器16により検出される。前記第1の位置検出器16
は、例えばポテンショメータで構成され、変倍レンズ1
2のテレ−ワイド間における位置の変化に対して、図2
に示すように線型的な出力特性を有している。該第1の
位置検出器16により、変倍レンズ12の位置を電圧
(ズーム位置電圧:Va)として検出している。尚、第
2の位置検出器26も前記第1の位置検出器16と同様
である。
【0016】前記ズーム位置電圧Vaは、図1に示した
MPU34に通知されるとともに、差動アンプ30に加
えられる。ところで、焦点調整に関しては、左側のフォ
ーカスレンズ43を前後方向に駆動する動力を付与する
モータ66と、該モータ66を動作させるモータ駆動回
路(モータドライバ)67と、該フォーカスレンズ43
の位置を検出するセンサー68とが設けられている。前
記モータドライバ67は、図示しないオートフォーカス
(AF)手段からの信号に基づいてMPU34により制
御され、フォーカスレンズ43を合焦駆動するととも
に、前記変倍レンズ12の位置に合わせて合焦状態が得
られるようにフォーカスレンズ43を駆動する。そし
て、フォーカスレンズ43の位置は前記センサー68に
より検出されMPU34に通知される。
【0017】他方、右側の第2の駆動部24も、上述し
た左側の場合と同様に、変倍レンズ22を前後方向に駆
動する動力を付与するモータ72と、該モータ72を動
作させるモータ駆動回路(モータドライバ)74とから
構成され、MPU34から出力される制御信号に基づい
て変倍レンズ22をテレ方向又はワイド方向に駆動す
る。また変倍レンズ22の位置を示すズーム位置は、第
2の位置検出器26により検出され、そのズーム位置電
圧Vbは差動アンプ30に加えられるとともに、MPU
34に通知される。
【0018】右側の構成が前記左側の構成と異なるの
は、前記第2の駆動部24は、前記差動アンプ30で検
出した左右のズーム位置の誤差量に基づいてコンパレー
タ32から出力される信号によって駆動制御される点に
ある。即ち、第2の駆動部24は、ズームスイッチ36
の操作によって先行して駆動された左側のズームレンズ
の動きによって生じるズーム位置の誤差を小さくするよ
うに、変倍レンズ22を駆動するようになっている。言
い換えれば、左側のズームレンズをマスター側、右側の
ズームレンズをスレーブ側として、マスター側の変倍レ
ンズ12の動きにスレーブ側の変倍レンズ22を追従さ
せることにより、左右の焦点距離差を極小にしている。
この駆動制御については後述する。
【0019】また、右側の焦点調整に関しても、前記左
側と同様に、フォーカスレンズ53を前後方向に駆動す
る動力を付与するモータ76と、該モータ76を動作さ
せるモータ駆動回路(モータドライバ)77と、該フォ
ーカスレンズ53の位置を検出するセンサー78とが設
けられている。前記モータドライバ77は、図示しない
オートフォーカス(AF)手段からの信号に基づいてM
PU34により制御され、フォーカスレンズ53を合焦
駆動するとともに、前記変倍レンズ22の位置に合わせ
て合焦状態が得られるようにフォーカスレンズ53を駆
動する。そして、フォーカスレンズ53の位置は前記セ
ンサー78により検出されMPU34に通知される。
【0020】図3には、図1に示した差動アンプ及びコ
ンパレータ部分の回路構成の一例が示されている。同図
に示す回路は、増幅回路110、演算増幅回路(オペア
ンプ)130、及び比較回路(ヒステリシスコンパレー
タ回路)140等から構成され、前記比較回路140の
比較器142、144から出力されるハイ(H)/ロウ
(L)信号に基づいてモータドライバ74の出力が制御
され、モータ72が駆動される。
【0021】前記増幅回路110は、マスター側(左
側)のズームレンズのズーム位置電圧Vaを増幅する増
幅器112及び可変抵抗113と、スレーブ側(右側)
のズーム位置電圧Vbを増幅する増幅器114及び可変
抵抗115等から構成されている。増幅器112及び増
幅器114は、入力電圧に対する出力電圧の変化の傾き
が双方一致するように、可変抵抗113、115によっ
てそれぞれのゲインが調整されている。また、図示しな
いオフセット調節手段によって両者の出力レベルの一致
が図られている。
【0022】これにより、前記増幅器112及び増幅器
114は、ワイドからテレのズーム位置変化に応じて変
化するズーム位置電圧に対して、両者同じように略線型
的な出力が得られるようになっている。即ち、前記第1
及び第2の位置検出器16、26から出力されたズーム
位置電圧Va、Vbに対して(図2参照)、位置検出器
16、26の個体差による出力特性が揃えられている。
【0023】ズーム位置がワイド−テレ間で変更される
と、前記第1及び第2の位置検出器16、26からはそ
れぞれズーム位置に応じたズーム位置電圧Va、Vbが
出力され、ズーム位置電圧Vaは、前記増幅回路110
により増幅されてVa′として出力され、ズーム位置電
圧Vbは、増幅回路110により増幅されてVb′とし
て出力される。
【0024】前記増幅されたズーム位置電圧Va′は、
演算増幅器132の反転入力端子端子に加えられ、ズー
ム位置電圧Vb′は、演算増幅器132の非反転入力端
子に加えられる。該演算増幅器132では、前記入力さ
れた電圧値Va′、Vb′に基づいて、両者のズーム位
置の誤差を示すズーム位置誤差電圧V1 が次式(1)、
【0025】
【数1】V1 =A×(Vb′−Va′+Vc) Aは係数 …(1) に従って演算される。この演算増幅器132で演算され
たズーム位置誤差電圧V1 は、比較回路140の比較器
142、144の反転入力端子に加えられる。前記比較
回路140は、基準電圧がVref U に設定された比較器
142を含む第1のコンパレータ回路と、基準電圧がV
ref L に設定された比較器144を含む第2のコンパレ
ータ回路とから構成されている。前記基準電圧Vref U
は基準電圧Vref L よりも大きく設定されている(V
ref U >Vref L )。
【0026】また、前記第1及び第2のコンパレータ回
路はそれぞれヒステリシス特性を有している。即ち、第
1のコンパレータ回路の上限電圧をVref UH、下限電圧
をV ref ULとすると(図4参照)、前記ズーム位置誤差
電圧V1 がVref UHより小さい方から次第にVref UHに
近づき、Vref UHを超えたところで、比較器142の出
力がハイ(H)からロウ(L)へ反転する。また、ズー
ム位置誤差電圧V1 がVref ULより大きい方から次第に
ref ULに近づき、Vref ULより小さくなったところで
比較器142の出力はLからHへ反転する。
【0027】前記比較器142の出力は、インバータ1
52によって反転されてモータドライバ74の入力端子
INAに加えられる。他方、第2のコンパレータ回路の上
限電圧をVref LH、下限電圧をVref LLとすると(図4
参照)、ズーム位置誤差電圧V1 がVref LLより大きい
方から次第にVref LLに近づき、Vref LLより小さくな
ったところで比較器144の出力はLからHへ反転す
る。また、ズーム位置誤差電圧V1 がVref LHより小さ
い方から次第にVref LHに近づき、Vref LHを超えたと
ころで比較器144の出力はハイ(H)からロウ(L)
へ反転する。
【0028】この比較器144の出力は、バッファゲー
ト154を介してモータドライバ74の入力端子INBに
加えられる。モータドライバ74は、入力端子INA、IN
Bに加えられる電圧信号の組み合わせに基づいて、出力
端子 OUTA、 OUTBから電圧信号を出力し、モータ72
を駆動又は停止させるようになっている。
【0029】図5はモータドライバ74の真理値表であ
り、入力端子INA、INBに加えられる入力信号の組み合
わせに対して、該モータドライバ74からの出力される
出力信号の対応関係が示されている。入力端子(INA,
INB)に加えられた入力信号が共にロウ(L,L)の場
合は、モータドライバ74の出力端子( OUTA,OUTB)
からはそれぞれ(L,L)が出力される。この場合、モ
ータ72は停止する。
【0030】入力端子(INA,INB)に加えられた入力
信号がそれぞれ(L,H)の場合は、モータドライバ7
4の出力端子( OUTA,OUTB)からはそれぞれ(L,
H)が出力される。この場合、モータ72はテレ側に駆
動される。入力端子(INA,INB)に加えられた入力信
号がそれぞれ(H,L)の場合は、モータドライバ74
の出力端子( OUTA,OUTB)からはそれぞれ(H,L)
が出力される。この場合、モータ72はワイド側に駆動
される。
【0031】入力端子(INA,INB)に加えられた入力
信号がそれぞれ(H,H)の場合は、モータドライバ7
4の出力端子( OUTA,OUTB)からはそれぞれ(H,
H)が出力される。この場合、モータ72にはブレーキ
が掛けられる。次に、上記の如く構成されたズームレン
ズの駆動装置の作用について図6を参照しながら説明す
る。
【0032】図6には、制御パターンの例が示されてお
り、図1に示したズームスイッチ36をワイド側に操作
して、ズームレンズをワイド側に駆動した後、一度ズー
ムスイッチを解除し、その後ズームスイッチ36をテレ
側に操作して、ズームレンズをテレ側に駆動させた場合
のズームスイッチの電圧変化、ズーム位置誤差電圧の変
化、及びモータドライバに入力する電圧の変化がそれぞ
れ横軸を時間軸(t)として示されている。
【0033】ズームスイッチ36が操作され、スイッチ
の接片がワイドに当接されると、MPU34からマスタ
ー側のモータドライバ64に制御信号が出力される。モ
ータドライバ64は、この制御信号に基づいてモータ6
2を駆動させる。該モータ62の動力によって変倍レン
ズ12はワイド側に移動する。この時、第1の位置検出
器16は、該変倍レンズ12の位置(ズーム位置)を検
出しており、ズーム位置を示す電圧信号VaをMPU3
4及び前記差動アンプ30に出力している。
【0034】一方、スレーブ側のモータドライバ74
は、ズームスイッチ36の操作直後には駆動されず、第
2の位置検出器26からはスレーブ側の現在のズーム位
置を示す電圧信号VbがMPU34及び前記差動アンプ
30に出力されている。ズームスイッチ36が操作され
て短時間の間は、マスター側のズーム位置とスレーブ側
のズーム位置の誤差が小さく、ズーム位置誤差電圧V1
は、図2、図3に示した比較器142の下限電圧Vref
ULよりも小さく、比較器144の上限電圧Vref LHより
も大きい。従って、モータドライバ74の入力端子IN
A、INBにはともにL信号が入力され、スレーブ側の変
倍レンズ22を駆動するモータ72は停止している。
【0035】このようにズームスイッチ36が操作され
ると、マスター側の変倍レンズ12は上述の如く直ちに
駆動されるが、スレーブ側の変倍レンズ22はズームス
イッチ36の操作後、短時間の間は駆動されない。その
後、マスター側のズーム位置とスレーブ側のズーム位置
の誤差が徐々に大きくなり、ズーム位置誤差電圧V1 が
比較器142の上限電圧Vref UHを超えたとき、モータ
74の入力端子INAに加えられる信号がLからHに反転
する。その一方、この間比較器144からは常にL信号
が出力され、モータ74の入力端子INBには、このL信
号が加えられている。その結果、図5に示した真理値表
に従ってモータ72はワイド側に駆動され、スレーブ側
の変倍レンズ22がワイド側に移動する。
【0036】スレーブ側の変倍レンズ22がワイド側に
移動するに従って、ズーム位置誤差電圧V1 は次第に小
さくなっていく。そして、ズーム位置誤差電圧V1 が比
較器142の下限電圧Vref ULよりも小さくなったと
き、比較器142の出力が反転し、モータドライバ74
の入力端子INAに加えられる信号がHからLに反転す
る。その一方、この間比較器144からは常にL信号が
出力されている。その結果、図5に示した真理値表に従
って、モータ72は停止し、スレーブ側の変倍レンズ2
2は停止する。
【0037】ズームスイッチ36の接片がワイド側に当
接している間、上記動作を繰り返し、スレーブ側の変倍
レンズ22は、マスター側の変倍レンズ12の移動に追
従していく。次いで、ズームスイッチ36のワイド側の
当接が解除されると、マスター側のモータドライバ64
はモータ62の駆動を直ちに停止する。他方、スレーブ
側のモータドライバ74は、ズームスイッチ36のワイ
ド側の当接が解除されてもなお、ズーム位置誤差電圧V
1 が比較器142の下限電圧Vref ULよりも小さくなる
までの間は、モータ72を駆動し続ける。そしてスレー
ブ側の変倍レンズ22がワイド側に移動され、ズーム位
置誤差電圧V1 が比較器142の下限電圧Vre f ULを超
えたところで、モータ72が停止する。尚、モータ72
が停止した直後も、変倍レンズ22は慣性力により僅か
に移動する。
【0038】次に、ズームスイッ36が操作され、スイ
ッチの接片がテレ側に当接された場合は、MPU34か
らマスター側のモータドライバ64に制御信号が出力さ
れる。モータドライバ64は、前記制御信号に基づいて
モータ62を駆動させる。該モータ62の駆動力によっ
て変倍レンズ12はテレ側に移動する。この時、位置検
出器16は、該変倍レンズ12の位置(ズーム位置)を
検出しており、ズーム位置電圧VaをMPU34及び前
記差動アンプ30に出力している。
【0039】ワイド側に駆動する場合と同様に、ズーム
スイッチ36が操作されて短時間の間は、マスター側の
変倍レンズ12が駆動されるが、マスター側のズーム位
置とスレーブ側のズーム位置の誤差が小さく、ズーム位
置誤差電圧V1 は、比較器142の下限電圧Vref ULよ
りも小さく、比較器144の上限電圧Vref LHよりも大
きい。従って、モータドライバ74の入力端子INA、IN
BにはともにL信号が入力され、スレーブ側の変倍レン
ズ22を駆動するモータ72は停止している。即ち、ス
レーブ側の変倍レンズ22は駆動されず、マスター側の
ズーム位置とスレーブ側のズーム位置の誤差が徐々に大
きくなっていく。
【0040】その後、マスター側のズーム位置とスレー
ブ側のズーム位置の誤差が大きくなり、ズーム位置誤差
電圧V1 が、比較器144の下限電圧Vref LLを下回っ
たとき、モータドライバ74の入力端子INBに加えられ
る電圧信号がLからHに反転する。その一方、この間比
較器142からは常にH信号が出力され、モータ74の
入力端子INAには、このH信号がインバータ152で反
転されたL信号が加えられている。そして、図5に示し
た真理値表に従って、モータ72はテレ側に駆動され、
スレーブ側の変倍レンズ22がテレ側に移動する。
【0041】スレーブ側の変倍レンズ22がテレ側に移
動するに従って、ズーム位置誤差電圧V1 は次第に小さ
くなっていく。そして、ズーム位置誤差電圧V1 が比較
器144の上限電圧Vref LHよりも大きくなったとき、
比較器144の出力HからLへ反転し、モータドライバ
74の入力端子INBに加えられる電圧信号がHからLへ
切り換わる。その一方、この間比較器142からは常に
H信号が出力され、モータ74の入力端子INAには、こ
のH信号がインバータ152で反転されたL信号が加え
られている。そして、図5の真理値表に従って、モータ
72は停止し、スレーブ側の変倍レンズ22は移動を止
める。
【0042】ズームスイッチ36の接片がテレ側に当接
している間、上記動作を繰り返し、スレーブ側の変倍レ
ンズ22は、マスター側の変倍レンズ12の移動に追従
していく。ズームスイッチ36のテレ側の当接が解除さ
れると、マスター側のモータドライバ64はモータ62
の駆動を直ちに停止する。他方、スレーブ側のモータド
ライバ74は、ズームスイッチ36のテレ側の当接が解
除されてもなお、ズーム位置誤差電圧V1 が比較器14
4の上限電圧Vref LHよりも大きくなるまでの間は、モ
ータ72を駆動し続ける。そしてスレーブ側の変倍レン
ズ22がテレ側に移動され、ズーム位置誤差電圧V1 が
比較器144の上限電圧Vref LHを超えたところでモー
タ72が停止する。
【0043】このように、左右2つのズームレンズのう
ち、一方をマスター側とし、他方をスレーブ側として、
スレーブ側のレンズをマスター側のレンズの動きに追従
させるようにしたので、左右の焦点距離の差を極めて小
さくすることができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るズーム
レンズの駆動装置によれば、左右一対に配置された第1
及び第2のズームレンズのうち、第1のズームレンズを
ズームイッチの操作に従って直接テレ方向又はワイド方
向に駆動し、他方、第2のズームレンズを、前記第1の
ズームレンズの撮影倍率を示すズーム位置と第2のズー
ムレンズの撮影倍率倍を示すズーム位置とに基づいて、
第2のズームレンズの撮影倍率を第1のズームレンズの
撮影倍率と一致するように駆動するようにしたので、両
者の撮影倍率の誤差を小さくすることができる。これに
より、左右の焦点距離を高精度に一致させることがで
き、良好な立体画像の撮影が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した3Dズームレンズの駆動装置
の構成図
【図2】第1及び第2の位置検出器の出力特性を示すグ
ラフ
【図3】図1のズームレンズの駆動装置の回路構成図
【図4】図3に示した比較回路の基準電圧の設定を示す
グラフ
【図5】モータドライバの真理値表
【図6】制御パターンの一例を示す図
【図7】従来の3Dズームレンズの駆動装置の構成図
【符号の説明】
10、20…ズームレンズ 12…第1の変倍レンズ 22…第2の変倍レンズ 16…第1の位置検出器 26…第2の位置検出器 30…差動アンプ 32…コンパレータ 34…マイクロプロセッシングユニット(MPU) 36…ズームスイッチ 62、72…モータ 64、74…モータドライバ 130…演算増幅回路 140…比較回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体画像の撮影用に左右一対に配置され
    二つのズームレンズを駆動するズームレンズの駆動装
    置において、前記二つのズームレンズのうち一方の第1のズームレン
    ズがマスター側のズームレンズ、他方の第2のズームレ
    ンズがスレーブ側のズームレンズと定められ、 前記マスター側のズームレンズに対する テレ方向又はワ
    イド方向のズーミングを指令するズームスイッチと、 前記ズームスイッチの操作に応じた指令に従い前記マス
    ター側のズームレンズをテレ方向又はワイド方向に駆動
    する第1の駆動手段と、前記マスター側の ズームレンズの撮影倍率を示すズーム
    位置を検出する第1の検出手段と、前記スレーブ側のズームレンズの撮影倍率を示すズーム
    位置を検出する第2の検出手段と、 前記第1及び第2の検出手段によって検出されたズーム
    位置の誤差量に基づいて、前記スレーブ側のズームレン
    ズの撮影倍率を前記マスター側のズームレンズの撮影倍
    率に一致させるように、前記スレーブ側のズームレンズ
    を前記マスター側のズームレンズの移動に追従させて駆
    動する第2の駆動手段と、 を備えたことを特徴とするズームレンズの駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の検出手段は、それぞ
    れ前記第1のズームレンズを構成する第1の変倍レンズ
    及び第2のズームレンズを構成する第2の変倍レンズの
    位置を検出する手段であることを特徴とする請求項1の
    ズームレンズの駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の駆動手段は、それぞれ前記第
    1及び第2の検出手段によって検出されたズーム位置の
    誤差量を算出し、該誤差量を減少させる方向に前記第2
    のズームレンズを駆動することを特徴とする請求項1の
    ズームレンズの駆動装置。
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