JP3278642B2 - 安全扉及び安全扉を備える半導体の製造又は検査のための装置 - Google Patents

安全扉及び安全扉を備える半導体の製造又は検査のための装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開口部を閉鎖する
ときに開口部に手指を挟んでも安全である機構を有する
安全扉及びこのような安全扉を備えた半導体の製造又は
検査のための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】異なる空間を区画する壁に設けられた開
口部が自動扉で開閉される場合、開口部付近で人間が作
業をする可能性がある環境下では、扉に人間の手指を挟
まれる危険性がある。例えば、半導体を製造又は検査す
るための装置においては、装置外部に設置されたウエハ
カセットからウエハを装置内に搬送するための開口部が
装置の壁に設けられており、ウエハカセットと半導体の
製造又は検査のための装置との間のウエハ搬送に自動ハ
ンドリングロボットが使用されており、開口部を閉鎖す
る扉が自動で開閉するようになっている。装置外部のカ
セットの交換は通常人間が介在して行われるため、ウエ
ハカセットの交換作業の際に自動扉に手指を挟まれ、手
指を自動扉に押しつぶされる危険性がある。
【0003】この自動扉への手指の挟み込みを防止する
ために、一般には、開口部又は自動扉の周囲に進入防止
用の安全柵が設けられる。また、上記のように人間が開
口部又は扉の付近で作業を行う必要がある場合には、エ
リアセンサ等を使用して、人間が開口部又は自動扉付近
にいることを検知し、開口部又は自動扉付近に人間がい
るときには、半導体の製造又は検査のための装置に自動
扉の開閉を行わせないように制御するなどの対策が必要
となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】エリアセンサ等のセン
サを使用し、制御装置等のソフトウエアによって自動扉
の開閉を制御する場合には、ソフトウエアやセンサ及び
制御装置等のハードウエアの故障によって誤動作が発生
し、手指の挟み込み事故が発生する危険性がある。
【0005】本発明の目的は、挟み込みの予防ではな
く、万一自動扉の誤動作が発生しても、挟み込みによっ
て手指が押しつぶされることによる怪我等の発生を回避
することができる機構を有する、安全扉及びそのような
安全扉を備える半導体の製造又は検査のための装置を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の安全扉を備える
半導体の製造又は検査のための装置は、半導体を製造又
は検査するための装置本体と、同装置本体に設けられた
開口部と、装置本体の下側に配置され、駆動装置によっ
て一つの軸線に沿って駆動されており、開口部の一部分
を覆う第一扉と、装置本体の上側に配置され、重力の作
用のみにより軸線に沿って第一扉に向かって付勢されて
おり、開口部の一部分を覆う第二扉とを備え、前記第一
扉と前記第二扉とによって開口部を閉鎖し、前記第一扉
と前記第二扉の間に異物を挟み込んだときに、前記第二
扉が作用する重力に抗して上昇するようにしたことを特
徴とする。
【0007】第一扉が駆動されて開口部を閉鎖するとき
に自動扉に手指を挟んだ場合には、付勢されただけの状
態で開口部の一部分を閉鎖している第二扉が第一扉の駆
動方向へ移動すると共に、第一扉が開口部の一部分のみ
を覆う位置で停止するので、手指には概略第二扉を付勢
する圧力しか作用せず、手指を押しつぶす危険性を回避
することができる。
【0008】
【0009】本発明の安全扉を備える半導体の製造又は
検査のための装置の開口部を閉鎖する部分の一つの実施
形態においては、第一扉と第二扉が当接して開口部を閉
鎖する。本発明の安全扉を備える半導体の製造又は検査
のための装置の開口部を閉鎖する部分の別な実施形態に
おいては、第一扉と第二扉が重なる部分を有することに
よって開口部を閉鎖する。
【0010】好適には、本発明の安全扉を備える半導体
の製造又は検査のための装置は、第二扉の位置の変動を
検出するための検出器をさらに備える。検出器を備える
ことによって、検出器によって手指の挟み込みを検知し
た場合に、駆動される第一扉を開いて、手指の挟み込み
の状態を解消することができるようになる。本発明はさ
らに、壁に設けられた開口部を閉鎖する安全扉であっ
て、開口部の下側に配置され、駆動装置によって一つの
軸線に沿って駆動されており、開口部の一部分を覆う第
一扉と、開口部の上側に配置され、重力の作用のみによ
り軸線に沿って第一扉に向かって付勢されており、開口
部の一部分を覆う第二扉とを備え、前記第一扉と前記第
二扉とによって開口部を閉鎖し、前記第一扉と前記第二
扉の間に異物を挟み込んだときに、前記第二扉が作用す
る重力に抗して上昇するようにした安全扉を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態に関して
図面を参照して詳細に説明する。実施形態は半導体検査
工程を含む半導体製造装置に関して示されているが、例
示的なものであり、限定するものではない。したがっ
て、本発明の安全扉は半導体製造装置以外のものにも適
用可能である。
【0012】図1は本発明の安全扉12を備える半導体
製造装置10の側面図であり、図2は図1に示される本
発明の安全扉12を備える半導体製造装置10の安全扉
12の部分を矢印1の方向から見た矢視図である。図1
においては、簡単のために半導体製造装置10の本体部
分が仮想線によって示されている。なお、本願における
「半導体製造装置」には、半導体を製造するための装
置、半導体を検査するための装置、及び半導体を製造し
且検査するための装置を含むものとする。本発明の安全
扉12を備える半導体製造装置10は、半導体を製造又
は検査するための装置本体14と、装置本体14の壁1
6に設けられた開口部18と、第一扉20と、第二扉2
2とを備える。第一扉20及び第二扉22の幅は装置本
体14に設けられた開口部18を覆うに十分な寸法であ
る。装置外部に設置されたウエハカセット24からウエ
ハを装置内部に搬送するために、開口部18が装置本体
14の壁16に設けられている。
【0013】第一扉20が駆動装置26によって一つの
軸線28に沿って駆動される。図1及び図2において
は、駆動装置26として、シリンダ30aとピストン3
0bからなるエアシリンダ30が使用されている。エア
シリンダ30が装置本体14の壁16に取り付けられて
おり、第一扉20がエアシリンダ30の可動のピストン
30bに固定されている。図1においては、一つのエア
シリンダ30が使用されているが、複数のエアシリンダ
が使用されてもよい。駆動装置26としては、エアシリ
ンダ、リニアモータなどのリニアアクチュエータ、歯車
機構等と組み合わせて使用される回転モータなどが使用
され得る。
【0014】第一扉20はさらに一つの軸線28に沿っ
て移動するように案内する案内装置32を備えてもよ
い。図1及び図2においては、案内レール34とスライ
ダ36とからなる案内装置が使用されている。第一扉2
0の左右の両端縁部に任意の従来の結合手段によってス
ライダ36が取り付けられ、このスライダ36が装置本
体14の壁16に取り付けられている案内レール34上
を滑動して、第一扉20を案内する。図1においては、
二本の案内レール34が開口部18の幅よりも広く離間
されて、開口部18の下側に配置されている。しかしな
がら、案内装置32として、案内レール34とスライダ
36の組み合わせ以外のもの、例えば、直線ベアリング
等が使用されてもよい。また、駆動装置26としてエア
シリンダ又はリニアアクチュエータが使用されるときに
は、必ずしも案内装置32を備える必要はない。例え
ば、エアシリンダを使用する場合には、エアシリンダが
第一扉20を軸線28に沿って移動させる案内機能を兼
ねることが可能である。
【0015】第一扉20が駆動装置26又は案内装置3
2によって案内されて、機械的に移動可能な範囲の第二
扉22側の限界位置まで移動されても、開口部18には
高さで15〜20mm程度の隙間が残るようにされてい
る。この隙間が付勢されているだけで駆動装置を具備し
ていない第二扉22によって覆われている。好適には、
第一扉20の両端縁部20bにスライダ36を取り付け
たときに、第一扉20が装置本体14の壁16の開口部
18から離れすぎないようにするために、第一扉20の
左右両端縁部20bは階段状に中央部20aに対して一
段高くなっている。また、図1においては、第一扉20
は中央部20aの下側が凹状になっている。このように
することで、扉の軽量化を図ると共に例えばエアシリン
ダである駆動装置26の設置スペースを作りだすことが
できる。
【0016】第二扉22は第一扉20に向かって付勢さ
れており、第一扉20が移動する軸線28と同じ軸線に
沿って移動可能である。図1及び図2に示されるように
第二扉22が第一扉20の上側に配置されている場合に
は、第二扉22は重力によって第一扉20に向かって付
勢される。第二扉22が第一扉20の下側に配置されて
いる場合には、第二扉22はバネ、弾性ゴム等の付勢手
段によって第一扉20に向かって付勢される。第二扉2
2がバネ、弾性ゴム等の付勢手段によって第一扉20に
向かって付勢されているのであれば、第一扉20及び第
二扉22が開口部18の左右に配置され、左右両側から
開口部18を閉鎖することも可能となる。
【0017】好適には、第二扉22はさらに軸線28に
沿って移動するために案内装置38を備える。図1及び
図2においては、案内レール40とスライダ42とから
なる案内装置が使用されており、二本の案内レール40
が開口部18の幅よりも広く離間されて、開口部18の
上側に配置されている。図3は図2の第二扉22付近を
示す拡大詳細図であり、図4は図3に示される部分の側
面図である。
【0018】図3及び図4において、第二扉22は、案
内装置38と、案内装置38に取り付けられる支持板4
4と、支持板44に取り付けられる扉部材46とを備え
る。。図3及び図4に示される実施形態においては、案
内装置38として、案内レール40スライダ42の組
み合わせたものが使用されているが、案内レールとスラ
イドの組み合わせ以外のもの、例えば、直線ベアリング
等が使用されてもよい。
【0019】図3及び図4に示される実施形態において
は、二つの案内レール40が装置本体14に例えばネジ
等の任意の従来の結合手段によって取り付けられてお
り、支持板44がこれらの案内レール40上を滑動する
二つのスライダ42上に架設されている。扉部材46が
この支持板44に任意の従来の結合手段によって取り付
けられる。
【0020】第二扉22は、図3及び図4の場合には重
力、すなわち、第二扉22の重量によって、第一扉側に
付勢されて、通常は、案内装置38によって案内され得
る最も第一扉側に位置しており、図4に詳細に示される
ように開口部18の一部分Aのみを覆っている。第二扉
22がバネ等の付勢手段によって第一扉20に向かって
付勢されているときも同様である。部分Aの高さは、好
適には、手指の厚さ程度、すなわち、15〜20mmで
ある。また、第二扉22が最も第一扉側に位置しており
且つ第一扉20によって開口部18が開放されている状
態において、開口部18の残りの開放されている部分を
通して装置外部に置かれたウエハカセット24の上下両
端部のウエハを装置本体14内に搬送することができ
る。
【0021】好適には、本発明の安全扉12はさらに第
二扉22の位置の変動を検出する検出器48を備える。
第二扉22は第一扉側に付勢されて、通常は、案内装置
38によって案内され得る最も第一扉側に位置している
ので、第二扉22の位置の変動を検出することにより、
第一扉20と第二扉22との間に手指等の異物が挟まれ
たことを検知することができる。検出器48によって手
指の挟み込みを検知した場合に、駆動される第一扉20
を開いて、手指の挟み込みの状態を解消することが可能
となる。図1〜図4においては、検知器48として、マ
イクロフォトスイッチが使用されているが、マイクロス
イッチ等の接触式スイッチ、フォトセンサ等の光学式セ
ンサ、磁気センサ、移動量を検出する差動トランス等の
他の形式の検出器も使用可能である。
【0022】図5〜図7は、第一扉20及び第二扉22
によって開口部18を閉鎖する方法を示す、第一扉20
と第二扉22の端部付近の部分側面図である。図5は第
一扉20及び第二扉22によって開口部18を閉鎖する
部分の第一実施形態である。第一扉20及び第二扉22
の対向する端部はそれぞれL字状に形成されており、こ
れらのL字状端部が互いと当接することによって装置本
体14の開口部18が閉鎖される。図1及び図2に示さ
れるように、何方か一方の端部のみがL字形状に形成さ
れていてもよい。各端部は丸められてJ字形状にされて
もよい。さらに、当接表面にはシール部材50が取り付
けられていてもよい。
【0023】図6は第一扉20及び第二扉22によって
開口部18を閉鎖する部分の第二実施形態である。第一
扉20及び第二扉22は、図6に示されるように重なり
部分を有することによって装置本体14の開口部18を
閉鎖する。第一扉20と第二扉22の重なり部分には微
小な隙間52が存在し、それによって、第一扉20と第
二扉22の表面の接触による摩擦を防止する。好適に
は、図6に示されるように第二扉22の端部形状はJ字
形状に形成される。J字形状にされることによって、万
一手指が扉の間に挟まれたときに、手指の痛みが小さく
なり得る。気密性を向上させるために、第一扉20と第
二扉22の間にできる隙間52を埋めるシール部材50
が第一扉20に取り付けられてもよい。
【0024】図7は第一扉20及び第二扉22によって
開口部18を閉鎖する部分の第三実施形態である。第一
扉20の端部に窪み54が設けられ、この窪み54に第
二扉22の端部が挿入されることによって装置本体14
の開口部18を閉鎖する。窪み54の寸法は第二扉22
が窪み54内に挿入可能であるように、第二扉22の寸
法よりも大きい。好適には、第一扉20及び第二扉22
の端部に存在する角が面取りされ、丸められる。また、
第一扉20と第二扉22の接触部分にシール部材50が
取り付けられてもよい。
【0025】以下においては、第一扉が装置本体の上側
にあり且つ第二扉が装置本体の下側にある図1及び図2
に示される場合を例として、本発明の安全扉の作動に関
して説明する。開口部18が開放されている状態のとき
には、第一扉20の開口部側の端部が開口部18の外側
に位置する図1及び図2に示される位置まで第一扉20
が移動させられている。第二扉22は、バネ等の付勢手
段又は重力によって第一扉側に付勢されて、通常は、案
内装置38によって案内され得る最も第一扉側に位置し
ており、図4に詳細に示されるように開口部18の一部
分Aのみを覆っている。部分Aの高さは、好適には、手
指の厚さ程度、すなわち、15〜20mmである。
【0026】開口部18が閉鎖されるときには、第一扉
20が駆動装置26によって上方に移動させられ、駆動
装置26又は案内装置32によって機械的に制限される
上側の移動限界位置まで移動する。この上側移動限界位
置においても、第一扉20の上端と開口部18の上側の
縁との間には少なくとも手指の厚さ分の距離、すなわ
ち、15mm以上の距離が開いている。第一扉20が上
側移動限界位置まで移動すると、第一扉20の上端は第
二扉22の下端と当接する。好適には、第一扉20と第
二扉22が当接するときに、第一扉20が第二扉22を
僅かに上方に押し上げる。このように第一扉20が第二
扉22を僅かに上方に押し上げることによってより確実
に開口部18が閉鎖される。
【0027】本発明の安全扉12に人間の手指等の異物
が挟まれたときには、駆動される第一扉20によって手
指も上方へ移動させられ、手指等の異物が第二扉22に
押しつけられる。第二扉22は概略重力による重量のみ
によって下方に付勢されているので、手指等の異物が第
一扉20と第二扉22との間に挟まると、第二扉22は
上方に移動し、手指等の異物を第一扉20と第二扉22
との間で押しつぶすことを回避する。このとき異物に
は、ほぼ第二扉22の重量分の力しかかからず、第一扉
20が上方移動限界位置まで移動しても、第一扉20の
上端と開口部18の上側の縁との間には手指の厚さ以上
の距離があるため、異物を完全に押しつぶすことはな
く、特に人間の手指の場合にはほとんど押しつぶすこと
はない。
【0028】第二扉22がその重量で第一扉20に向か
って付勢されている場合には、第二扉22の質量を調整
することによって異物を挟んだときに異物に加えられる
力を調整することができる。同様に、第二扉22がバネ
等の付勢手段によって第一扉20に向かって付勢されて
いる場合には、付勢手段の付勢力を調整することによっ
て異物を挟んだときに異物に加えられる力を調整するこ
とができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
ように構成された本発明によれば、扉の誤動作又は人的
ミスによって万一扉に手指を挟まれたときにも、駆動さ
れていない第二扉が移動することによって、挟まれた手
指に加えられる力を最小限に抑え、挟み込みによる怪我
等の発生を回避することができる。また、機械的に上記
の機能を達成することによって、センサ等の故障による
誤動作の発生の恐れをなくし、安全性を高めている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の安全扉を備える半導体の製造又は検査
のための装置の側面図である。
【図2】図1に示される本発明の安全扉を備える半導体
の製造又は検査のための装置の安全扉の部分を矢印1の
方向から見た矢視図である。
【図3】図2の第二扉付近を示す拡大詳細図である。
【図4】図3に示される部分の側面図である。
【図5】第一扉及び第二扉によって開口部を閉鎖する部
分の第一実施形態を示す第一扉と第二扉の端部付近の部
分側面図である。
【図6】第一扉及び第二扉によって開口部を閉鎖する部
分の第二実施形態を示す第一扉と第二扉の端部付近の部
分側面図である。
【図7】第一扉及び第二扉によって開口部を閉鎖する部
分の第三実施形態を示す第一扉と第二扉の端部付近の部
分側面図である。
【符号の説明】
10…半導体製造装置 12…安全扉 14…装置本体 18…開口部 20…第一扉 22…第二扉 26…駆動装置 28…軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭54−105148(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05F 7/00 B01J 19/00 E05F 15/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体を製造又は検査するための装置本
    体と、 前記装置本体に設けられた開口部と、前記装置本体の下側に配置され、 駆動装置によって一つ
    の軸線に沿って駆動されており、前記開口部の一部分を
    覆う第一扉と、前記装置本体の上側に配置され、重力の作用のみにより
    前記軸線に沿って前記第一扉に向かって付勢されてお
    り、前記開口部の一部分を覆う第二扉とを備え、 前記第一扉と前記第二扉とによって前記開口部を閉鎖
    し、前記第一扉と前記第二扉の間に異物を挟み込んだと
    きに、前記第二扉が作用する重力に抗して上昇するよう
    にしたことを特徴とする、安全扉を備える半導体の製造
    又は検査のための装置。
  2. 【請求項2】 前記第一扉と前記第二扉が当接して前記
    開口部を閉鎖する、請求項1に記載の安全扉を備える半
    導体の製造又は検査のための装置。
  3. 【請求項3】 前記第一扉と前記第二扉が重なる部分を
    有することによって前記開口部を閉鎖する、請求項1に
    記載の安全扉を備える半導体の製造又は検査のための装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第二扉の位置が変動したことを検出
    するための検出器をさらに備える、請求項1に記載の安
    全扉を備える半導体の製造又は検査のための装置。
  5. 【請求項5】 壁に設けられた開口部を閉鎖する安全扉
    であって、前記開口部の下側に配置され、 駆動装置によって一つの
    軸線に沿って駆動されており、前記開口部の一部分を覆
    う第一扉と、前記開口部の上側に配置され、重力の作用のみにより
    記軸線に沿って前記第一扉に向かって付勢されおり、
    前記開口部の一部分を覆う第二扉とを備え、 前記第一扉と前記第二扉とによって前記開口部を閉鎖
    し、前記第一扉と前記第二扉の間に異物を挟み込んだと
    きに、前記第二扉が作用する重力に抗して上昇するよう
    にしたことを特徴とする、安全扉。
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